免許は就活で必須?|選考への影響や履歴書での書き方について解説
就活の準備をしていると、「運転免許って、やっぱり持っていた方がいいのかな…」と悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。免許がないことで、就活で不利になってしまうんじゃないかと不安に感じている人もいるかもしれません。
そこで今回は、就活における運転免許の必要性について、詳しく解説していきます。履歴書の書き方についても触れているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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運転免許がなくても就活で不利になることはない!
結論から言うと、運転免許は就活において必須ではありません。多くの企業や職種では、免許がなくても全く問題なく働くことができます。
ただし、営業や配送など、業務で車を運転する可能性が高い仕事の場合には、免許を持っていることが有利になるケースがあります。特に、地方にある企業では、通勤手段として車が欠かせない場合も少なくありません。求人票に「要普免」などと書かれている場合は、免許の取得が必須条件となります。
しかし、たとえ車が必須となる職種であっても、免許がなくても、他のスキルや経験、熱意などで十分にカバーすることは可能です。企業側も、応募者のすべてが免許を持っていることを期待しているわけではありません。
免許がないことを必要以上に不安に思う必要はありません。「どうしても運転免許が必要」と感じる場合を除き、無理に取得する必要はないでしょう。
履歴書やESの資格欄に免許を書く際のポイント

ここでは、履歴書やESで免許について書くと際のポイントを解説します。
- 正式名称で記入する
- 取得予定でも書く
- 免許を複数持っている場合は古い順に記入する
- ペーパードライバーでも記入してOK
①正式名称で記入する
履歴書に運転免許の資格を書く場合、正式名称で記載することが大切です。例えば、一般的に「普通免許」と呼ばれているものは、「普通自動車第一種運転免許」と表記します。
特に注意が必要なのが、AT限定免許の場合です。「普通自動車第一種運転免許(AT限定)」と明記するようにしましょう。正しく記載することで、企業側はあなたの持っている免許の種類を正確に理解することができます。
免許の種類によっては、応募できる職種が限定されるケースもあります。企業側に誤解を与えないためにも、正確な情報であることを確認してから記入するようにしましょう。
②取得予定でも書く
運転免許をまだ取得していない場合でも、取得予定があれば、履歴書に記載しておきましょう。
例えば、「普通自動車第一種運転免許 取得予定」といった具合です。このように記載することで、たとえ現時点で免許を持っていなくても、取得に向けて積極的に行動している姿勢をアピールすることができます。
特に、運転免許が必須となる職種を希望している場合、取得予定であることを明記しておくことで、採用担当者に意欲を伝えることができます。
③免許を複数持っている場合は古い順に記入する
複数の運転免許を持っている場合は、取得した順番に履歴書に記入するのがおすすめです。例えば、最初に普通自動車免許を取得し、その後、大型免許を取得した場合には、普通自動車免許を先に書きましょう。
時系列に沿って記載することで、採用担当者はあなたがどのような順番で免許を取得してきたのか、ひと目で理解することができます。
また、免許取得の順番が、職務経験やスキルアップと関連している場合もあるでしょう。その場合は、あなたのキャリアアップを効果的に示す材料にもなります。
④ペーパードライバーでも記入してOK
ペーパードライバーであっても、運転免許は履歴書に記載しておきましょう。免許を持っているという事実が、一定の知識や技能を習得していることの証明になります。
ただし、運転経験が少ない、または運転することに不安がある場合は、面接の際にそのことを正直に伝えましょう。ペーパードライバーかどうかを聞かれた場合でも、隠さずにありのままを伝えることが大切です。
企業側は、あなたの運転スキルを正しく判断し、必要があれば、研修などのサポート体制を整えてくれるはずです。
業務で運転免許が役立つ仕事・業界

ここでは、業務で免許が役立つ業界について解説します。
①輸送業・運送業
トラックの運転手や宅配便の配達など、輸送や運送の仕事をする上で、運転免許は欠かせない資格です。商品や荷物を運ぶ仕事は、ドライバーの運転技術が業務の質に直結するため、安全運転のスキルは非常に重要になります。
また、業務で大型トラックや特殊な車両を運転する場合は、普通免許に加えて、大型免許やその他の特殊免許が必要になります。
輸送・運送業界で働くことを希望するなら、運転免許を持っていることは大きな強みになります。キャリアアップを目指す上でも、運転免許は有利に働くでしょう
②営業職
営業職においても、運転免許は重要な役割を果たします。顧客訪問の効率を上げるためには、運転免許が欠かせないケースが多いと言えるでしょう。特に、地域密着型の営業活動や、担当エリアが広範囲にわたる業務の場合、車での移動はほぼ必須となります。
運転免許があれば、移動時間を大幅に短縮できるだけでなく、より多くの顧客のもとへ足を運ぶことができるようになります。効率的に営業活動を進めることは、そのまま営業成績の向上に繋がり、企業にとっても大きなメリットになります。
さらに、自分の運転で顧客を訪問し、自社の商品やサービスを案内することで、より深い信頼関係を築ける可能性もあります。
③介護職
介護の仕事においても、運転免許は非常に役立ちます。特に、利用者の方を送迎する業務では、運転免許が必須となるケースが少なくありません。地方や郊外では、公共交通機関の利用が難しい場合が多く、車での送迎が欠かせないからです。
利用者の方を安全かつ快適に目的地までお送りするためには、運転技術はもちろんのこと、細やかな気配りや配慮が求められます。また、身体が不自由な方や高齢の方など、利用者の方の状態に合わせて適切なサポートを行う上でも、運転免許を持っていることは大きな強みです。
運転免許を取得することで、質の高い介護サービスを提供できるようになり、利用者の方やそのご家族からの信頼獲得にも繋がるでしょう。
④不動産業界
不動産業界では、お客様を物件にご案内したり、現地を確認したりする機会が非常に多くあります。特に、賃貸物件や住宅販売の仕事では、お客様を物件まで車でお送りすることも多いため、運転免許は必須条件となるケースがほとんどです。
お客様に物件の魅力を最大限にアピールするためには、現地までの移動時間や空間を快適に過ごしていただくことが重要になります。スムーズかつ安全な運転を心がけることは、顧客満足度の向上に繋がり、ひいては契約率の向上にも貢献するでしょう。
また、不動産会社が扱う物件は、広範囲にわたる場合も少なくありません。そのため、業務を効率的に進める上でも、運転免許は欠かせないものと言えます。
運転免許は就活前に取るのがおすすめ
就活前に運転免許を取得しておくことは、時間的な余裕という点でも、メリットが多いと言えます。学生時代は、比較的時間に余裕があり、自分のペースで教習に通うことができます。学生割引などの優遇制度を利用できるのも魅力です。
いざ就活が始まると、企業研究や面接の準備など、やるべきことがたくさん出てきます。そうなると、免許取得のためにまとまった時間を確保するのが難しくなってしまうでしょう。
また、希望の企業から内定をもらえたとしても、入社後は新しい環境や仕事に慣れることに精一杯で、免許取得まで気が回らないケースがほとんどです。
就活のために無理して免許を取る必要はなし!
就職活動において、運転免許は必須ではありません。免許が絶対に必要となる職種は限られていますし、多くの場合は、免許がなくても自分に合った仕事を見つけることができます。
運転免許を持っていない場合でも、他のスキルや経験、人柄などをアピールすることで、十分に就職活動で成功する可能性はあります。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。