OB訪問の時期は12~2月がおすすめ!アポの取り方や注意点を解説
就活の際、どの時期にOB訪問に伺うべきか、疑問に感じる人も多いですよね。
結論、OB訪問は12月~2月がおすすめです。本記事ではその理由からアポの取り方・注意点まで、詳しく解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
OB訪問の時期におすすめなのは3年の12~2月
まずは、OB訪問の最適なタイミングについて解説します。一般的に効果的な時期とメリットなどを合わせて紹介します。
- OB訪問は3~5月に集まる
- OB訪問の時期は3年の12~2月が良い
- 早いうちにOB訪問するのもおすすめ
OB訪問は3~5月に集まる
OB訪問は就活が解禁となる3月~5月にかけてピークになる傾向にあります。なぜなら、就活解禁と共に就活生も積極的に動き出すので、この時期にOB訪問が集中するためです。
しかし、採用担当者からすると就活解禁とともにOB訪問以外の仕事が急増します。そのため、なかなかOB訪問をしたいけど予定が合わない、という場合も多くあるでしょう。
OB訪問をする前にまずはどの時期に集中しやすいかを理解しておきましょう。
OB訪問の時期は3年の12~2月が良い
就活解禁の3月からはOB訪問が集中してしまうので、OB訪問は12月〜2月の間にするのがおすすめですよ。
理由として、12月〜2月は比較的採用担当者の仕事が落ち着いている傾向にあり、OB訪問の対応がしやすい状況にあるためです。就活解禁後よりも日程の調整がスムーズに進むでしょう。
また、早めの行動は採用担当者からしても好印象になります。他の学生との差別化も図れるうえ、好印象を得やすい傾向もみられます。
ただし、とりあえずでOB訪問をすることは良くないため、事前に聞きたい内容などはしっかりと整理しておきましょう。
早いうちにOB訪問するのもおすすめ
早い時期から企業の実態を知り、多くの時間を割いて企業選びをできるため、大学3年生になってからではなく、1・2年の時点でのOB訪問も効果的です。
また、採用担当者からしても、早い時期から自社に興味を持ってくれていることはかなり好印象です。
もし、1・2年生の段階ですでに行きたい企業が決まっている場合は、積極的にOB訪問してみましょう。
OB訪問の時期を早めるメリット3つ
ここでは、OB訪問を早めに行うメリットを紹介します。意外なメリットもあるのでぜひ参考にしてください。
- アポが取れやすい
- OB・OGにとって負担になりにくい
- リアルな情報を聞ける
①アポが取りやすい
就活解禁の3月以降はOB訪問が集中するので、アポイントが取りにくい傾向にあります。そのため早めにOB訪問を行うことで、アポイントが取りやすくなるでしょう。
また他の就活生が動き出していないタイミングでは、OB・OGが対応しやすい状況が生まれ、就活生に対して十分な時間を割いてくれる可能性が高いです。
OBとしても自社に興味を持ってくれている学生は好印象なのですが、忙しい時期は対応が雑になってしまうこともあるでしょう。
効果的なOB訪問にするためにも少し早めに動き出した方が得策と言えますよ。
②OB・OGにとって負担になりにくい
早めにOB・OG訪問を行うと、対応してくれるOB・OGの対応が優しくなる可能性もあります。
他の就活生が動き出していないタイミングでOB訪問をするので、時間的な余裕から手厚い対応をしてくれる可能性が高まります。
OB・OGは普段の業務で多くの仕事を抱えています。前提として忙しい中時間を割いてくれることを念頭に、できる限り忙しくない時期を選ぶことも重要ですよ。
③リアルな情報を聞ける
最後のメリットは、通常のリクルーター面談や座談会では得られない裏話や深い情報を聞きやすいことです。
選考では、自分自身をアピールすることがメインになるので、働いた先のリアルな情報を聞く機会としてはふさわしくありません。
自分の聞きたいことを用意して聞くスタイルのOB訪問では、給与や労働条件など通常の面接では得られないリアルな情報を聞けるでしょう。
実際に働くことを想定し、気になっている部分を質問として用意してからOB訪問に挑んでくださいね。
OB訪問する時の4つの注意点
OB訪問は有益な情報を得られる手段ですが、逆に悪印象を与えてしまう場合もあるので注意が必要です。
ここでは、実際に注意すべき点を紹介します。OB訪問前に必ず確認しましょう。
- ひと月前を目安にアポを取る
- 連絡は就業時間内にする
- ビジネスマナーに注意する
- 事前準備をしないと印象が悪くなる
①ひと月前を目安にアポを取る
OB訪問の際は、繁忙期を避け、なるべく月ひと前にアポイントを取りましょう。
OBの方は仕事の合間を縫って日程の調整をする必要があるため、調整しやすいようにひと月前からアポイントを取ることが理想的です。
逆に直前の連絡になると自己中心的と捉えられ、印象ダウンにつながる可能性が高いです。
OB訪問をしたいと思ったらなるべく早めに動き出すことを心がけましょう。
②連絡は就業時間内にする
OB訪問の日程調整メールは、訪問先の就業時間内に送信しましょう。
基本的に就業時間外にメールをしても返ってくることはないですが、夜遅くに送信されたメールがあった場合は、気遣いができない印象を与える可能性もあります。
ビジネスマナーとして、基本的には訪問先企業の就業時間内にメールを送信するのが無難です。
③ビジネスマナーに注意する
実際にOB訪問が決まった際には、集合時間や服装など最低限のビジネスマナーに注意しましょう。
約束した時間に自己都合での遅刻はもちろんNGです。予定の30分前には近くに到着しておくなど、仮にトラブルがあっても問題がないように余裕を持って行動してくださいね。
また、服装に関しても注意しましょう。会社に訪問する形になるので、基本的にはスーツが無難です。
OBの方から私服指定など配慮がなければ、基本的にはスーツで行くようにしてくださいね。
④事前準備をしないと印象が悪くなる
OB訪問では、事前準備を怠るとマイナスイメージになります。
あくまで主体的に時間を割いてもらっているので、いざOB訪問に行って受け身の姿勢になってしまうとなんのために来たのだろうと思われてしまいます。
OB訪問前には企業に関する情報を収集し、そのうえで気になることを質問事項にまとめておきましょう。
企業情報の把握や具体的な質問の余裕があれば、会話も盛り上がり好印象なOB訪問になりますよ。
OB訪問の3つのアポの取り方
OB訪問の前提となるアポイントメントにはいくつかの方法があります。
ここでは実際にOB訪問のアポイントの取り方を解説します。ぜひ参考にしてください。
- 大学のキャリアセンターを利用する
- 先輩のコネを活用する
- SNSで探す
①大学のキャリアセンターを利用する
1つ目は、大学のキャリアセンターを利用することです。
大学のキャリアセンターにはOB連絡先リストが存在し、OBの連絡先や所属企業などが管理されています。確実にアポイントを取りやすくなりますし、出身大学も一緒なので会話も盛り上がる可能性が高いです。
OB訪問のアポイントを自分だけで対応する難易度は高いので、OB訪問に興味がある場合は大学のキャリアセンターに相談してみましょう。
②先輩のコネを活用する
サークルやゼミの繋がりからも、OB訪問のアポイントが取れる可能性があります。
サークルやゼミのコミュニティーで、志望業界や志望企業に入社した先輩がいたら連絡をしてみるのも1つの手です。
相談がしやすく、かつ実際に働いてみてのリアルな意見が聞けるため、実際に企業に出向くOB訪問にハードルの高さを感じる場合は、サークルやゼミなどの繋がりを活用してみるのも良いでしょう。
③SNSで探す
SNSで訪問先を探すのも1つの手段です。
SNSを利用したOB訪問のアポイント取りは新しい方法ではありますが、自身が興味のある企業に対してオンラインで直接コミュニケーションをとることが可能です。
大学のキャリアセンターや、サークル・ゼミの関係で興味のある業界のアポイントが取れない場合は活用してみてくださいね。
OB訪問は早めに動き出そう
OB訪問は他の就活生と重なる時期をさけ、早めに動き出しましょう。
早め早めの行動が周りの就活生に差をつけることにも繋がるので、事前準備は念入りに行ってから参加してくださいね。