不動産管理の志望動機を例文でしっかり解説|NG例文も紹介
不動産管理会社に就職したいと思っても、実際の仕事内容が不明確で志望動機が思いつかない人も多いでしょう。
不動産管理は、業界の中でも入居者との距離が近い業務が多いですが、何をしているのか問われると難しいですよね。
この記事では、まずは、不動産管理とは何か?を紹介し、実際の志望動機の例文も解説しています。ぜひ最後までごらんください。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
不動産管理は賃貸物件の管理のこと

不動産管理とは、不動産管理会社が賃貸物件の管理を行うことです。
マンションやアパートを経営する際には、入居者募集、メンテナンス、賃料の集金、修繕、退去時の立ち会いなど、さまざまな業務が必要になります。これらを素人のマンション所有者がすべて行うのは、簡単ではありません。
そこで不動産管理会社が登場します。不動産管理会社は建物の所有者に代わり、建物の管理や運営を行います。
またこれは豆知識ですが、所有者が管理業務を不動産管理会社に委託することを管理委託契約と言います。
不動産管理の仕事内容

ここでは、不動産管理の業務内容について、さらに具体的に紹介します。業務内容を知ることでより説得力がある志望動機になりますよ。
- 建物の管理
- 入居者の対応
- 賃貸の仲介
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①建物の管理
不動産管理の重要な業務の1つは、建物管理です。具体的には、定期点検とメンテナンス、長期修繕計画の作成、工事やリフォームの発注などです。
定期的なメンテナンスは住民の安全を守り、建物の価値を維持する効果があります。また、リフォームを行うことで、物件をより魅力的にし、入居者を増やすことが期待できます。
築年数が経過した建物は、見た目が古くなりがちですが、改修やバリアフリー化により現代風にすることで、魅力が高まります。
入居者の安全と集客の両方においてとても需要な業務になります。
②入居者の対応
不動産管理の2つ目の重要な業務は、入居者対応です。不動産管理会社は入居者を募集するだけでなく、入居後も退去まで責任を持って対応します。具体的には、賃貸料の回収やクレーム対応、契約更新業務です。
クレーム対応は騒音トラブルだけではなく「本来備わっているはずの機器がない」「部品が不足している」といったクレーム対応も重要な業務になります。
また、賃貸契約は通常2年契約ですので、更新時期が近づいたら書類を作成して入居者に送る必要があります。
③賃貸の仲介
不動産管理の3つ目の業務は、賃貸の仲介です。賃貸の仲介とは主に、客付けや広告宣伝、入居希望者の内見対応、賃貸借契約の手続きなどがあります。
客付けとは、入居者募集のことで、賃貸物件を探している人と入居者を募集している物件を結びつける業務です。他の同業他社にも情報を公開し、広く入居者を募ることもあります。また、内見対応や賃貸借契約の手続きも、不動産管理会社が行います。
物件管理だけではなく、入居者を増やすための取り組みもしていますよ。
人事に刺さる!好印象な志望動機のコツ3つ

不動産管理の志望動機を書くうえで重要なポイントを3つまとめました。
これらのポイントがなぜ重要なのか、具体例も交えて紹介します。詳細を見ていきましょう。
- 不動産管理職を選んだ理由を明確に
- 志望する不動産会社を選んだ理由
- コミュニケーション能力はぜひアピール
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①不動産管理職を選んだ理由を明確に
まずは、不動産管理を選んだ明確な理由を用意しておきましょう。
不動産業界には、大きく分けて4つの業種があり「開発(分譲)、流通、賃貸、管理」です。なのでなぜ不動産管理を4つの中から選んだのかが重要なのです。
また、それぞれの業務内容もしっかりと理解しておきましょう。自身が志望する理由に管理ではない業務内容が混同していると、業務内容を誤解しており、業界研究が足りないと思われることも。
不動産管理だけどはなく、他の3つに関しても事前に調べておきましょう。
②志望する不動産会社を選んだ理由
次に、なぜ志望先の企業を選んだのかを伝えます。
不動産管理会社は多くあり、どの会社の人事も「なぜ自社に興味を持っているのか?」が気になっています。マッチ度が低い場合早期離職もありうるため、慎重に判断されます。
まずは、志望先の企業のことを深く知りましょう。ホームページを確認し、会社の雰囲気や実際にどのような活動に力を入れているかが見えてくるはずです。
また、他の会社と何が異なるのか、企業研究を進める必要があります。経営方針やお客様との関わり方など、他社との違いを見つけましょう。その違いが、自分にとってなぜ魅力的に映るのかをを伝えられるとより効果的な志望動機になりますよ。
③コミュニケーション能力はぜひアピール
最後は、コミュニケーション能力や協調性アピールしましょう。
不動産業界に限らず、他の業界でも重要な能力ですが、不動産管理では特に求められる能力です。
管理では、同業他社や建物の所有者、入居者など、多くの人と関わる機会が多いです。コミュニケーション能力が高いと有利なので、もし強みがあればぜひアピールしましょう。
また、自分の主張だけでなく、お客様の意見に寄り添うことも大切です。あくまでお客様のニーズに合った仕事ぶりを求められています。
【例2選】不動産管理の志望動機

ここでは、実際に不動産管理を志望する際の例文を2つ作成してみました。そもそもどうやって書けばよいかわからない方もいると思うので、ぜひ参考にしてください。
- 不動産管理に興味を持ったきっかけ
- 自身の経験を不動産管理で生かせる
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①不動産管理に興味を持ったきっかけ
私は大学でのサークル活動を通じて、不動産管理に興味を持ちました。 サークルでは毎年新入生の勧誘やイベントの企画を担当し、多くの人とコミュニケーションを取りながら、スムーズに運営することの大切さを学びました。特に、メンバーの意見を聞きながら最適な解決策を見つける経験は、入居者や建物の所有者との円滑なコミュニケーションに役立つと感じています。 また、アルバイトではお客様対応を通じて、柔軟な対応力と問題解決能力を磨きました。これらの経験から、さまざまな人と関わりながら建物を管理する仕事に魅力を感じました。 入社後は、このコミュニケーション能力と対応力を活かし、入居者との信頼関係を築きながら、建物の価値を維持し、より良い住環境を提供することで、会社の発展に貢献したいと考えています。 |
この例文は、具体的なエピソードを交え、入社後に自分のスキルをどう活かすかを明確に述べています。また、簡単な言葉で分かりやすく書かれているため、面接官に好印象を与える内容になっています。
②自身の経験を不動産管理で生かせる
私は大学時代に、サークル活動と長期インターンシップを通じて多くの経験を積みました。 サークルではイベントの企画や運営を担当し、チームメンバーとの調整やトラブル対応を行う中で、コミュニケーション能力を磨きました。 また、長期インターンシップでは不動産会社で働き、物件の案内や契約手続きなどを経験しました。これにより、顧客対応や問題解決のスキルを身につけました。 不動産管理は、これらのスキルが活かせる分野であると感じています。入社後は、これらの経験をもとに、入居者との信頼関係を築きながら、円滑な物件管理を実現し、会社の成長に貢献したいです。 |
この例文は、具体的な経験を基にコミュニケーション能力や問題解決能力を強調しており、入社後にそれらのスキルをどのように活かすかを明確に示しています。また、サークル活動とインターンシップの具体例を挙げることで、面接官に自身の能力をわかりやすく伝える内容になっています。
あるある|NGな志望動機を2つ紹介!
ここでは、不動産管理の志望動機で、ありがちなNG例文を2つ紹介します。他の業界でもNGとなる文章もあるので、ぜひ最後まで読み確認してください。詳細を見ていきましょう。
- 志望動機があいまい
- 福利厚生や待遇しか言及がない
①志望理由があいまい
不動産業界に限りませんが、志望理由が曖昧だと採用担当者からの印象が悪いです。以下のような曖昧な文章は避けましょう。
【例文】
私の志望理由は、貴社が不動産業界でトップの業績だからです。テレビCMでも何度も拝見しており、興味がわきました。 |
上の例文では、「CMで見て人気で大企業だから志望した」という理由になります。これだけで終わってしまうと、ネームバリューで応募してきたと受け止められてしまう可能性もあるので、避けましょう。
【例文】
私が貴社を志望した理由は、貴社のビジョンや経営理念に共感したからです。 |
上の例文のように回答するのであれば、ビジョンや経営理念はしっかりと把握しておきましょう。
もし企業研究が甘い状態で深堀されるとぼろが出てしまう可能性もあります。業界研究や企業研究は、万全にしておくと無難ですよ。
②福利厚生や待遇しか言及がない
不動産管理業界に限らず、福利厚生や待遇に関する志望動機はメインの主張として避けるべきです。なぜなら、就活生の人物像が伝わりにくくなり、企業が自社とマッチするかどうか判断しにくくなるからです。
【例文】
私が貴社を志望した理由は、家賃補助の福利厚生が手厚いからです。生活をするうえで、しっかりとした基盤を作ることは欠かせない項目であると考えています。 |
上の例文のように、自分の理想の職場の価値観を話すだけでは、人物像が把握しにくくなります。また、「もっと良い福利厚生の会社があればすぐにやめるのでは」と思われるかもしれません。
福利厚生を参考に志望企業を絞るのは悪くありませんが、それを全面に出すことは控えましょう。
好印象を得るためにまずは不動産管理を知ろう!

不動産管理会社の志望動機を書く際には、業務内容を細かく把握しておくことが重要です。そして、不動産業界の他の職種よりも管理に魅力を感じた理由を、明確に伝えましょう。
理由が思い浮かばない場合は、開発業務と管理業務の違いを書き出してみると良いですよ。本記事を参考にして、魅力的な不動産管理の志望動機を書いてください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。