履歴書テンプレートの選び方と正しい書き方を徹底解説
就職活動で最初に提出する「履歴書」は、自分自身の印象を左右する大切な書類です。
しかし、「どのテンプレートを使えばいいの?」「志望動機や自己PRはどう書けばいい?」と悩む人も多いでしょう。
履歴書はテンプレート選びから記入の仕方まで、正しい形式を押さえることでぐっと見やすく、採用担当者に伝わりやすくなります。
この記事では、履歴書テンプレートの選び方から正しい書き方の見本、さらに志望動機・自己PRの例文集まで、わかりやすく解説します。
履歴書の基本をしっかり押さえて、自身の魅力を最大限にアピールできる書類を完成させましょう。
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履歴書テンプレートの選び方

就活を始めるときにまず迷うのが、「どの履歴書テンプレートを使えばよいか」という点でしょう。履歴書は企業に自分を知ってもらう最初の書類であり、形式の選び方次第で印象が変わります。
見た目や構成が整っているだけで、採用担当者に好印象を与えられることも少なくありません。
ここでは、厚生労働省が推奨する基本テンプレートから、目的や提出形式に応じた選び方まで分かりやすく解説します。
- 厚生労働省推奨の基本テンプレートを選ぶ
- 応募目的に合った履歴書テンプレートを選ぶ
- 作成環境に合わせてWord・Excel・PDFを選ぶ
- 用途に合わせてJIS規格か一般的なテンプレートを選ぶ
- 提出形式に合わせてA4・B5サイズを選ぶ
①厚生労働省推奨の基本テンプレートを選ぶ
最も安心して使えるのは、厚生労働省が推奨している標準様式の履歴書テンプレートです。
このテンプレートは全国の企業が受け取りやすい構成で、必要な情報が整理されており、初めて履歴書を書く人にも向いています。
とくに新卒や就活生の場合は、見やすく丁寧にまとめられた書類が評価されやすいため、この形式を選ぶと良いでしょう。
標準様式はWordとPDFの両方で提供されており、厚生労働省の公式サイトから無料でダウンロードできます。形式を統一することで、内容に集中でき、余計な体裁の調整に悩まずに済むでしょう。
②応募目的に合った履歴書テンプレートを選ぶ
履歴書テンプレートは、応募の目的によって選ぶべき形式が変わります。たとえば、就活や新卒採用では、学歴や自己PRに重点を置いたテンプレートが適しているでしょう。
アルバイトやインターンでは、必要項目だけを簡潔にまとめたものでも十分です。目的に合わないテンプレートを選ぶと、伝えるべき情報が不足したり、重要な内容が埋もれてしまうおそれがあります。
応募先の企業が独自のテンプレートを指定している場合もあるため、事前に募集要項を確認してください。
③作成環境に合わせてWord・Excel・PDFを選ぶ
履歴書のテンプレート形式には、Word・Excel・PDFなどがあります。それぞれに特徴があるため、自分の環境や提出方法に合わせて選ぶことが大切です。
Word形式は編集しやすく、フォントや文字サイズの調整が自由にできます。Excel形式は表のレイアウトを整えやすく、見やすい配置を工夫しやすいのが利点です。
一方で、PDF形式は文字化けやレイアウトの崩れが起きにくく、メールでの提出にも最適。ただし、修正しにくいため、入力後は誤字脱字の確認を丁寧に行いましょう。
提出先の指定形式がある場合は、それに従うことが必須です。どの形式を使うか迷ったときは、編集のしやすさを優先するのがよいでしょう。
④用途に合わせてJIS規格か一般的なテンプレートを選ぶ
履歴書には「JIS規格」と「一般的な市販形式」の2種類があります。
JIS規格は職歴や資格欄が多く、社会人や転職者に向いているでしょう。一方、一般的なテンプレートは志望動機や自己PR欄が広く取られており、学生や新卒に最適です。
就活生がJIS規格を使用すると、自己PR欄が狭くアピールが十分にできないことも。反対に、社会人経験者が一般的なテンプレートを使うと、職歴情報が足りない場合もありますよ。
自分の目的と状況に合わせて選ぶことで、採用担当者が知りたい情報を的確に伝えましょう。
⑤提出形式に合わせてA4・B5サイズを選ぶ
履歴書のサイズにも注意が必要です。就活ではA4サイズが一般的で、エントリーシートや職務経歴書とそろえることで統一感が出ます。
B5サイズはコンパクトですが、記入欄が小さくなり、文字が詰まりやすいため、情報量の多い応募には不向きです。
企業によっては「A4またはB5可」と記載されている場合もありますが、迷ったときはA4サイズを選ぶのが無難。提出書類のサイズをそろえるだけで、全体がきれいにまとまり、丁寧な印象を与えられます。
履歴書の書き方の見本

基本的な履歴書には、氏名・住所・連絡先、学歴・職歴、資格・免許、志望動機、自己PRなどの欄があります。
学歴や職歴は時系列で整理し、年月や学校名・会社名を略さずに正式に書きましょう。
志望動機や自己PRでは、具体的な経験を交えながら自分の強みを自然に伝えることがポイントです。さらに、空欄を残さずすべての項目を埋めることで、誠実な姿勢が伝わりやすくなります。
また履歴書テンプレートを使えば、項目の配置やバランスを整えやすく、見やすい書類に仕上がるでしょう。WordやPDFのテンプレートを活用し、読み手に伝わる履歴書を作成してください。
【履歴書の書き方の見本(例)】
氏名:山田 太郎 ふりがな:やまだ たろう 生年月日:2002年4月10日(23歳) 住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿1-2-3 電話番号:090-1234-5678 メールアドレス:taro.yamada@example.com 学歴: 2018年4月 東京都立新宿高等学校 入学 2021年3月 東京都立新宿高等学校 卒業 2021年4月 ○○大学 経済学部 経済学科 入学 2025年3月 ○○大学 経済学部 経済学科 卒業見込み 職歴: なし(※アルバイト経験のみのときは「職歴なし」と記載) 資格・免許: 2023年7月 日商簿記検定2級 合格 2024年3月 普通自動車第一種運転免許 取得 志望動機: 貴社の「人を支えるサービスを通じて社会に貢献する」という理念に共感し、応募いたしました。 大学ではゼミでマーケティングを専攻し、顧客ニーズを分析する力を培いました。 入社後は、持ち前の分析力と行動力を活かし、より多くの方に価値を届けられるよう努力したいと考えています。 自己PR: 私は、目標に向かって継続的に努力することが得意です。 大学では資格取得のために半年間毎日学習を続け、計画的に成果を上げる力を身につけました。 今後も粘り強く取り組み、課題に対して自ら考え行動できる人材として成長していきます。 本人希望欄: 貴社の規定に従います。 |
「ビジネスマナーできた気になっていない?」
就活で意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。自分ではできていると思っていても、間違っていたり、そもそもマナーを知らず、印象が下がっているケースが多いです。
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履歴書テンプレートを使った正しい書き方

履歴書は、企業にあなたの人柄や能力を伝える大切な書類です。内容が整っていても、記入方法が不十分だと印象を損ねてしまうことがあるのです。
ここでは、履歴書テンプレートを使う際に意識すべき基本の書き方をわかりやすく紹介します。どの項目も丁寧に整えることで、読みやすく信頼される履歴書に仕上がるでしょう。
- 氏名・住所・連絡先を正確に記入する
- 学歴・職歴欄を時系列で整理する
- 資格・免許欄を正式名称で記載する
- 志望動機・自己PRを簡潔かつ具体的に書く
- すべての項目を空欄にせず記入する
①氏名・住所・連絡先を正確に記入する
履歴書の冒頭にある氏名や住所、連絡先は、採用担当者が最初に確認する基本情報です。ここに誤りがあると、信頼を欠く印象を与えてしまいます。
特にメールアドレスや電話番号の記載ミスは、連絡が取れない原因になりかねません。送信前や印刷前に、必ず再確認してください。
氏名は読みやすく、文字の大きさをそろえて書くことが大切です。手書きの場合は丁寧に、パソコンで作成する場合はフォントを統一して見やすく整えるようにしましょう。
住所は都道府県から省略せずに記入し、番地や建物名も正確に書いてください。省略すると郵送時にトラブルになるおそれがあります。
また、連絡先欄には応募先から確実に連絡を受け取れる方法を記載しましょう。就活専用のメールアドレスを作成し、ビジネスにふさわしい表記にすることも忘れずに。
こうした基本情報の正確さが、信頼感につながるので意識してください。
②学歴・職歴欄を時系列で整理する
学歴や職歴は、採用担当者があなたの経歴を確認する上で重要な項目です。書き方の基本は「古い順に時系列で並べる」こと。新しい順に書くと順序がわかりづらく、読み手に混乱を与えてしまいます。
学歴欄では「入学」「卒業」を明確に書き、学校名は略さず正式名称で記載しましょう。たとえば「〇〇大」ではなく「〇〇大学」と表記します。
職歴欄も同様に、会社名・部署名・業務内容を簡潔にまとめると伝わりやすくなるのです。
応募先に関連する経験を中心に書くことで、実務への理解度を示せます。最後には「以上」と締めることで、全体が整った印象になるでしょう。
③資格・免許欄を正式名称で記載する
資格や免許は、スキルを客観的に示す重要な要素です。略称や俗称を使うと正確さに欠ける印象になるため、必ず正式名称で記載してください。
たとえば「英検2級」ではなく「実用英語技能検定2級」と書くのが正しい形式です。取得年月を忘れずに記載することも大切。
年月が抜けていると採用担当者が確認に手間をかけることになり、丁寧さを欠く印象を与えてしまいます。複数の資格がある場合は、取得の古い順に並べると読みやすくなるのです。
小さな記載の違いが印象を左右するため、細部まで気を配ることが大切です。
④志望動機・自己PRを簡潔かつ具体的に書く
志望動機や自己PRは、採用担当者が「どんな人物なのか」を知るための重要項目です。長すぎる文章は読みにくくなるため、具体的な経験を交えて簡潔にまとめるようにしましょう。
志望動機では、企業の理念や事業内容に共感した理由、入社後に挑戦したいことなどを自分の言葉で書くと好印象です。
「御社の〇〇に魅力を感じた」「学生時代に学んだ〇〇を活かして貢献したい」など、具体的に書くと伝わりやすくなります。自己PRでは、自分の強みを裏付けるエピソードを加えると説得力が増すのです。
たとえばチーム活動やリーダー経験など、成果を伴うエピソードを簡潔に盛り込みましょう。テンプレートの枠に合わせて文字量を調整し、余白を保ちながら見やすく整えることもポイントです。
⑤すべての項目を空欄にせず記入する
履歴書の中に空欄があると、「準備不足」や「意欲が低い」と見られることがあります。内容が少なくても、できるだけ全ての項目を埋めるように意識しましょう。
該当がない場合は「なし」と記載するのがマナーです。たとえば「本人希望欄」や「特記事項」を空白のままにせず、「特になし」と書くだけでも印象が変わります。
空白を残すと見た目のバランスも悪くなり、全体の完成度が下がってしまうのです。また、記入漏れを防ぐために、完成後は必ず見直しを行ってください。
すべての項目を埋めることで、丁寧さや誠実さをアピールできます。小さな部分まで気を配ることが、信頼される履歴書づくりにつながるでしょう。
履歴書作成時に押さえるべきポイント

履歴書は、採用担当者があなたを知るための最初の資料です。内容が整っていないと、どれだけ魅力的な経験を持っていても評価が下がるおそれがあるでしょう。
ここでは、履歴書をより効果的に仕上げるために意識すべきポイントを紹介します。
- 応募企業ごとに内容を調整する
- 誤字脱字や記入漏れを必ず確認する
- フォント・文字サイズ・形式を統一する
- 証明写真の服装・表情・サイズを整える
①応募企業ごとに内容を調整する
履歴書を提出するときは、どの企業にも同じ内容を送るのではなく、それぞれの企業に合わせて内容を調整することが大切です。
企業ごとに求める人物像や重視するポイントは異なるため、同じテンプレートのままだと、印象が薄くなってしまうでしょう。
まず、応募企業のホームページや採用情報を確認し、企業理念や事業内容、求める人物像を理解してください。そのうえで、自分の経験や強みがどのように活かせるかを具体的に書くことが重要です。
採用担当者に「本気でうちを志望している」と感じてもらえるよう、企業ごとに内容を調整して作成してください。
②誤字脱字や記入漏れを必ず確認する
履歴書に誤字脱字や記入漏れがあると、それだけで印象を悪くする原因になります。どれほど内容が良くても「丁寧さに欠ける」「仕事でもミスをしそう」と判断されることがあるでしょう。
提出前の確認は欠かせません。書き終えたら、少し時間をおいてから読み返すのが効果的です。時間を置くことで冷静に見直せるため、誤りを発見しやすくなります。
また、家族や友人にチェックしてもらうのもおすすめです。特に日付や氏名、学歴、連絡先などの基本情報は、1文字違うだけでトラブルになる場合があります。
パソコンで作成する際は、入力ミスだけでなく、レイアウトのズレや余白の位置にも注意してくださいね。
③フォント・文字サイズ・形式を統一する
パソコンで履歴書を作成する場合、フォントや文字サイズを統一しましょう。一般的には「明朝体」または「ゴシック体」を使用します。
どちらを選んでも構いませんが、本文と見出しで異なるフォントを混在させるのは避けましょう。
文字サイズは10.5~12ptが読みやすく、項目名や見出し部分は少し大きめに設定するとバランスが取れますよ。
また、行間が詰まりすぎると読みにくくなるため、適度な余白を取りましょう。
④証明写真の服装・表情・サイズを整える
履歴書の証明写真は、あなたの第一印象を決める大切な要素です。清潔感と誠実さを伝えるために、服装や表情、写真のサイズに気を配りましょう。
服装は男女ともにスーツが基本です。男性は黒や紺のスーツに白いシャツ、女性は黒やグレーのスーツに白いブラウスが無難。
派手なアクセサリーや髪型は避け、清楚で落ち着いた印象を意識してください。表情は、軽く口角を上げた自然な笑顔が理想です。背景は白や薄いブルーなどの明るい色が適しているでしょう。
写真のサイズは縦4cm×横3cmが一般的です。印刷時は画質を確認し、カットの仕上がりにも気を配ってください。
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履歴書の志望動機例文

履歴書の志望動機は、採用担当者に「なぜこの会社を選んだのか」を伝える大切な項目です。どんなに優れた経歴があっても、志望動機が浅いと熱意が伝わりにくくなるでしょう。
ここでは、就活生が参考にしやすい具体的な志望動機例文を紹介します。業界や職種ごとの違いを意識し、自分の経験や想いを効果的に伝えるヒントにしてください。
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①企業理念や社風への共感を軸にした志望動機例文
企業の理念や社風に共感して志望するパターンは、就活の中でも非常に王道です。
ここでは、企業の価値観や文化に魅力を感じたことを軸に、自分の考えや行動と結びつけて伝える志望動機の例文を紹介します。
私は「お客様第一主義」という御社の理念に深く共感し、志望いたしました。 大学時代、カフェでのアルバイトでは、お客様の要望を丁寧に聞き取り、より良いサービスを提供する工夫を重ねてきた経験があります。 その中で、人の気持ちをくみ取りながら価値を届ける仕事に強い魅力を感じるようになりました。御社が実践されている“お客様に寄り添う姿勢”は、私の考えとも一致しています。 今後は、相手の立場を意識した行動を心がけ、信頼を築ける社員として貢献していきたいです。 |
企業理念に共感した理由だけでなく、自分の経験を通して得た学びを具体的に述べることで説得力が増します。理念と自身の行動を「一貫した価値観」でつなげることを意識して書くのがポイントです。
「上手く志望動機が書けない…書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずは無料で受け取れる志望動機のテンプレシートを使ってみましょう!1分でダウンロードでき、テンプレシートの質問に答えるだけで、好印象な志望動機を作成できますよ。
②学生時代の経験を活かした志望動機例文
学生時代の経験を基にした志望動機は、自分の行動力や学びを具体的に伝えられる点が魅力です。
ここでは、アルバイトやサークル活動など、身近な経験を通じて成長した姿を志望理由につなげる例文を紹介します。
私は大学時代、学園祭の実行委員として広報チームをまとめてきました。SNSを活用した告知活動に力を入れた結果、前年より来場者数を20%増やすことに成功しています。 目標を達成するため、メンバーと協力しながら課題を一つずつ解決する過程で、周囲と連携して成果を生み出す重要性を実感しました。 この経験を通じて得た協調性と行動力を、御社でも発揮したいと考えています。チームの一員として責任を持ち、前向きに挑戦を重ねながら、より良い結果につなげていきたいです。 |
学生時代の経験を書くときは、具体的な成果や学びを入れることで信頼性が高まります。行動と成長の流れを明確にし、企業でどう活かすかを丁寧に述べることがポイントです。
③メーカー業界向けの志望動機例文
メーカー業界への志望動機を書くときは、「ものづくりへの興味」や「製品を通して社会に貢献したい想い」を中心に伝えると効果的です。
大学での学びや身近な体験を交えながら、メーカーで働くイメージを具体的に示すと採用担当者に印象を残しやすくなります。
私は大学で材料工学を学び、日常生活で使われる製品がどのように作られ、改良されていくのかに強い関心を持つようになりました。 ゼミ活動では樹脂素材の耐久性実験に取り組み、素材選びや加工方法の工夫が品質に大きく影響することを身をもって学んでいます。 御社の製品は高品質であるだけでなく、環境にも配慮されており、その姿勢に深く共感しました。 今後は、製品開発の一員として新しい素材や製造技術の研究に挑戦し、多くの人の生活を支えるものづくりに貢献していきたいと考えています。 |
メーカー業界では「ものづくりへの関心」と「企業理念への共感」を両立させることがポイントです。大学での学びや実験、研究など具体的な経験を交えると、説得力のある志望動機になります。
④IT業界向けの志望動機例文
IT業界を志望する場合は、「技術への興味」や「社会課題の解決への貢献」を軸に書くのが効果的です。
自分の学びや経験が、どのようにITの分野で活かせるかを具体的に伝えると、説得力のある志望動機になります。
私は大学で情報システムを専攻し、プログラミングやデータ分析を通してIT技術が社会を便利にする力を実感してきました。 特に、学内イベントの運営システムを自作した際には、技術によって人々の行動や業務が効率化される瞬間に大きなやりがいを感じています。 御社は業界でも先進的なシステム開発を進めており、技術で課題を解決する姿勢に強く共感したのです。 今後は、より多くの人の生活を支えるシステムづくりに携わり、ユーザーに寄り添ったサービスを提供できるエンジニアを目指していきたいと考えています。 |
IT業界では、技術そのものへの興味だけでなく、「その技術をどう活かしたいのか」という視点が大切です。具体的な経験を通して、課題解決力や成長意欲を伝えるとより印象的になります。
⑤営業職向けの志望動機例文
営業職を志望する場合は、「人との関わり」や「成果への挑戦意欲」を中心に伝えるのが効果的です。特に、コミュニケーション力や粘り強さを示す経験を交えて書くと、説得力のある志望動機になります。
私は人と関わる仕事にやりがいを感じており、相手の課題を解決できる営業職に強い魅力を抱いています。 大学時代にはアパレル販売のアルバイトに取り組み、お客様の好みを丁寧に聞き取りながら提案を工夫することで、購入につなげることができました。 その際、「あなたに勧めてもらってよかった」と声をかけていただき、自分の提案が相手の満足につながる喜びを実感しています。 御社の営業職では、お客様の課題を的確に捉え、最適な提案を通じて信頼を築ける営業担当として成長していきたいです。 |
営業職では「聞く力」と「行動力」を具体的に示すことが大切です。成果やエピソードを入れると信頼性が増し、単なる「やる気」ではなく実践的な姿勢を伝えられます。
⑥事務職向けの志望動機例文
事務職の志望動機では、「正確さ」「サポート力」「チームへの貢献意識」を軸にまとめると印象が良くなります。
自分の丁寧な作業姿勢や周囲を支える行動を通じて、企業にどのように貢献できるかを明確にしましょう。
私は、正確で丁寧な仕事を通して周囲を支える事務職に強い魅力を感じています。大学ではゼミ活動の運営係として、資料作成やスケジュール調整などを担当してきました。 期限内にミスなく作業を終えることを意識し、メンバーが安心して活動できる環境づくりに努めています。 その結果、「細かいところまで気づいてくれる」と感謝の言葉をもらうことが増え、サポートする仕事の大切さを実感しました。 御社でも、正確な事務処理を通じてチーム全体の業務を円滑に進められる存在として貢献していきたいと考えています。 |
事務職では、目立つ成果よりも「正確さ」「サポート姿勢」を強調することが効果的です。具体的なエピソードを入れることで、丁寧な仕事ぶりが自然に伝わる文章になります。
履歴書の自己PR例文

自己PRは、履歴書の中でもあなたの印象を大きく左右する重要な項目です。どのように自分を表現すればよいか悩む方も多いでしょう。
ここでは、強みや経験をもとにした自己PRの具体的な例文を紹介します。職種やエピソードに応じた書き方を理解し、自分らしさを伝えるヒントを得てください。
- 強みや性格を活かした自己PR例文
- 学生時代の経験を踏まえた自己PR例文
- チーム活動・リーダー経験を活かした自己PR例文
- 資格・スキルを活かした自己PR例文
- 営業職向けの自己PR例文
- 事務職向けの自己PR例文
また、自己PRがそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの自動作成ツールを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。
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①強みや性格を活かした自己PR例文
自分の強みや性格をどのように企業に伝えるか悩む就活生は多いでしょう。ここでは、協調性や責任感など、大学生活の中で自然に発揮された強みを軸にした自己PRの例文を紹介します。
自分の経験を通じて、どのように行動し、成長したのかを具体的に書くことがポイントです。
私は、チームで目標を達成するために周囲と協力しながら行動することを得意としています。大学ではゼミ活動でリーダーを務め、メンバー全員が意見を出しやすい雰囲気づくりを心がけてきました。 意見がぶつかる場面もありましたが、対話を重ねる中で全員が納得できる方向性を導くことができています。 その結果、研究発表ではチーム全員の意見を反映した内容にまとめ、学内発表で優秀賞を受賞しました。この経験を通して、互いを尊重しながら成果を出す協調性を身につけられたと感じています。 今後もチームの力を引き出し、より良い結果を生み出せる人材として貢献していきたいです。 |
この例文では、強みを「協調性」と明確に示したうえで、行動と結果を具体的に書いています。
書く際は「強み→行動→成果→学び」の流れを意識すると、採用担当者に伝わりやすい自己PRになるでしょう。
「自己PRの作成法がよくわからない……」「やってみたけどうまく作成できない」と悩んでいる場合は、無料で受け取れる自己PRテンプレシートをダウンロードしてみましょう!ステップごとに答えを記入していくだけで、あなたらしい長所や強みを効果的にアピールする自己PRが作成できますよ。
②学生時代の経験を踏まえた自己PR例文
学生時代の経験は、努力や成長をアピールする絶好の題材です。部活動やアルバイト、学業などを通じて得た学びを具体的に伝えることで、あなたの人柄や行動力がより伝わりやすくなるのです。
ここでは、大学での経験をもとにした自己PRの例文を紹介します。
私は、大学でのゼミ活動を通して課題に粘り強く取り組む力を培ってきました。 卒業研究では、予想外のデータが出て思うように進まない時期もありましたが、原因を一つずつ検証し、指導教員や仲間に相談しながら改善を重ねています。 試行錯誤を続けた結果、研究内容が学会で発表されるまでに成長することができました。この経験を通して、困難な状況でもあきらめず挑戦を続ける姿勢の大切さを実感しています。 社会人になっても、この粘り強さを活かし、課題を前向きに解決できる人材として力を尽くしていきたいです。 |
この例文では「課題への粘り強さ」をテーマに、困難→行動→成果の流れを明確にしています。
自分の経験を書くときは、成果だけでなく「どのように行動したか」を具体的に描くと、説得力のある自己PRになるでしょう。
③チーム活動・リーダー経験を活かした自己PR例文
サークル活動やゼミ、アルバイトなどでリーダーを務めた経験は、組織の中での協調性や責任感を伝える良い題材になるのです。
ここでは、チームをまとめ、目標に向かって行動した経験をもとにした自己PRの例文を紹介します。
私は、大学のサークルでイベント企画のリーダーを務めた経験から、目標に向かってチームをまとめる力を培ってきました。 メンバー10人の意見をまとめるのに苦労する場面もありましたが、全員の考えを尊重しながら話し合いを重ね、方向性を明確にしたことで団結力を高めることができています。 当日は予想以上の来場者を迎え、チーム全員で達成感を共有できました。この経験を通して、相手の意見を受け入れつつ周囲を動かす重要性を実感しています。 今後は職場でも、チーム全体の力を引き出し、成果につなげられる人材を目指して努力していきたいです。 |
この例文では「リーダーとしての調整力」を中心にアピールしています。
チーム活動を題材にする場合は、自分の役割だけでなく「どう行動して成果につなげたか」を具体的に書くと、説得力のある自己PRになるでしょう。
④資格・スキルを活かした自己PR例文
資格やスキルを自己PRに活かすことで、知識だけでなく「それをどのように使えるか」をアピールできるのです。
ここでは、資格取得に向けて努力した経験と、そのスキルを実践に結びつけたエピソードを紹介します。
私は、日商簿記2級を取得した経験を通して、目標に向かって計画的に努力する力を培ってきました。 独学で学習を始めた当初は専門用語に苦戦することもありましたが、毎日2時間の勉強を継続し、理解が難しい部分は大学の教授に相談するなど工夫を重ねています。 その結果、半年後には合格を達成し、会計の知識を活かしてゼミの研究発表で企業の財務分析を担当しました。数字をもとに物事を整理し、分かりやすく伝える力も身につけられたと実感したのです。 今後は、得た知識と分析力を活かし、企業の経営課題に貢献できる人材を目指して成長していきたいと考えています。 |
この例文では「資格取得の努力」と「スキルの活用」をバランスよく表現しています。
資格を題材にするときは、取得した事実だけでなく、そこに至る過程や活かし方を具体的に書くと印象がより強まるでしょう。
⑤営業職向けの自己PR例文
営業職では、相手の立場を理解しながら行動できる力や、粘り強く成果を追う姿勢が求められるのです。
ここでは、アルバイトやサークル活動を通じて培った「コミュニケーション力」と「行動力」を活かした自己PRの例文を紹介します。
私は、人と関わる中で信頼関係を築く力を培ってきました。 大学時代には家電量販店で販売のアルバイトを経験し、お客様一人ひとりの要望を丁寧に聞き取りながら、最適な商品を提案することを意識しています。 最初は知識不足でうまく対応できない場面もありましたが、自主的に勉強を重ね、上司や先輩の接客を観察することで少しずつ改善を重ねました。 その結果、販売成績が店舗内で上位となり、指名で来店してくださるお客様も増えています。この経験を通じて、相手のニーズを的確に捉え、信頼を積み重ねる重要性を実感しました。 今後はこの経験を活かし、顧客と長期的な関係を築ける営業職として成長していきたいと考えています。 |
この例文では、営業職に欠かせない「傾聴力」と「信頼構築」を具体的な行動で表現しています。
営業職向けに書くときは、成果よりも「どのように相手と関わったか」を中心に書くと印象がより良くなるのです。
⑥事務職向けの自己PR例文
事務職では、正確さや丁寧さに加えて、チームを支える姿勢が求められるでしょう。ここでは、大学生活やアルバイトの中で身につけた「気配り」と「ミスを防ぐ工夫」を軸にした自己PRの例文を紹介します。
私は、正確さと周囲への気配りを大切にしながら行動することを意識しています。大学では学内イベントの運営スタッフとして、資料作成や参加者リストの管理を担当してきました。 多くの情報を扱う中でミスを防ぐため、ダブルチェックの仕組みを設け、作業の進捗をチーム全体で共有しています。 その結果、イベント当日はトラブルもなくスムーズに進行し、担当教員から「事前準備が非常に丁寧だった」と高く評価されました。 この経験を通して、正確な仕事が組織の信頼につながることを強く実感しています。今後は、事務職として小さなミスも見逃さず、チームの業務を円滑に支える存在を目指して成長していきたいです。 |
この例文では、事務職に必要な「正確性」と「サポート力」を具体的な行動で表現しています。
事務職向けに書くときは、目立つ成果よりも「地道な工夫」や「チームへの貢献」を丁寧に伝えることがポイントです。
履歴書を書く際の注意点

履歴書は、あなたの第一印象を左右する大切な書類です。内容が充実していても、形式や清潔感に不備があると印象を損ねてしまうことがあります。
ここでは、履歴書を書くときに特に注意したいポイントを整理しました。細かい部分まで丁寧に整え、誠実さが伝わる書類に仕上げましょう。
- テンプレートの形式や更新日を確認する
- 指定がある場合は手書き・PC作成を徹底する
- 修正液や修正テープは使用しないようにする
- 写真の位置や清潔感を整える
- 提出前に折れや汚れ、印刷のかすれをチェックする
①テンプレートの形式や更新日を確認する
履歴書テンプレートを使うときは、必ず形式と更新日を確認してください。古いテンプレートを使用すると、現在の就活形式と異なる場合があり、「情報が古い」「準備不足」と見なされるおそれがあります。
特に厚生労働省が推奨している履歴書様式は定期的に改訂されているのです。最新版を使えば、記載項目の抜け漏れを防ぎ、今の採用基準に沿った書類を提出できるでしょう。
また、企業によっては独自のフォーマットを指定している場合もあります。応募要項をしっかり確認し、必ず指定された形式に合わせてください。
形式を間違えると、書類選考の印象が悪くなることもあります。小さな点のようでいて、最新かつ正確なテンプレートを使うことが評価アップにつながるでしょう。
②指定がある場合は手書き・PC作成を徹底する
企業によっては「手書きで作成」「パソコンで作成」と指定していることがあります。指示を無視すると、マナーを守れない人という印象を持たれる可能性もあるため注意が必要です。
手書きが指定されている場合は、黒のボールペンか万年筆を使い、丁寧に記入してください。文字の上手さよりも、読みやすく誠実に書かれているかが大切です。
誤字やかすれがあれば、新しい用紙に書き直しましょう。パソコン作成の場合は、フォントや文字サイズを統一し、見やすいレイアウトに整えることが重要です。
明朝体やゴシック体などの読みやすいフォントを選び、レイアウトのずれを防ぐためにPDF形式で保存して提出すると安心でしょう。指定に従うことは、ビジネスマナーの基本といえます。
③修正液や修正テープは使用しないようにする
履歴書の記入を間違えたときでも、修正液や修正テープで訂正してはいけません。修正跡があると「雑」「準備不足」といった印象を与えてしまいます。
手書きの場合は、間違えた箇所を修正せず、新しい用紙に書き直すのが正解です。時間はかかりますが、丁寧に仕上げる姿勢が信頼感につながります。
PC作成の場合も、修正した箇所のスペースや文字ズレなどに注意が必要です。印刷前に全体を確認し、不自然な箇所がないか見直してください。
細かい確認を怠らないことが、完成度の高い履歴書をつくるポイントです。
④写真の位置や清潔感を整える
履歴書の写真は、採用担当者があなたの印象を判断する大きな要素です。写真が曲がっていたり汚れていたりすると、それだけで評価が下がることもあります。
写真は指定位置にまっすぐ貼り、四隅をしっかり接着してください。のりや両面テープを使うと、きれいに仕上がります。
スナップ写真や証明写真機の安価なものは避け、できれば写真館で撮影するのがおすすめです。服装はスーツを着用し、清潔感のある髪型と自然な表情を意識してください。
背景は無地の白または青が無難です。写真は「誠実で印象の良い人物像」を伝える大切な要素です。撮影前に身だしなみを整え、自信を持って提出できる1枚を準備しましょう。
⑤提出前に折れや汚れ、印刷のかすれをチェックする
提出直前の最終確認も重要です。履歴書に折れや汚れ、印刷のかすれがあると、それだけで全体の印象を損なってしまいます。封筒に入れる際は、A4サイズのクリアファイルに入れて折れを防ぎましょう。
郵送する場合は、防水対策をしておくと安心です。印刷時にはトナー残量や設定を確認し、文字が薄くなっていないかチェックしてください。また、レイアウトのバランスや余白にも気を配りましょう。
最終確認を丁寧に行うことで、「細部まで注意が行き届く人」「仕事も丁寧に進められる人」という印象を与えられます。履歴書の仕上げまで抜かりなく整えてください。
履歴書テンプレートに関するよくある質問

履歴書を作成するとき、テンプレート選びで迷う人は多いものです。Word・PDFの違い、サイズの選び方、写真のルールなどを理解せずに提出してしまうと、思わぬマイナス印象につながることも。
ここでは、履歴書テンプレートに関するよくある疑問をわかりやすく解説します。
- 履歴書テンプレートはWordとPDFどちらを使うべき?
- 無料テンプレートを使用してもいい?
- 履歴書のサイズはA4とB5どちらがいい?
- 履歴書に貼る写真のルールは?
- オンライン提出と郵送提出でテンプレートを変えるべき?
①履歴書テンプレートはWordとPDFどちらを使うべき?
履歴書テンプレートを選ぶ際は、提出方法に合わせて使い分けるのが基本です。オンライン応募ならPDF、手書きや印刷提出ならWordを選ぶとよいでしょう。
PDFは、どのデバイスで開いてもレイアウトが崩れにくい点が最大の利点です。企業にデータで送る場合や、エントリーシートと一緒に提出する際に向いています。
一方、Wordは内容を自由に編集できるため、志望企業ごとに文言を調整したいときに便利です。ただし、Wordのまま提出するのは避けましょう。
環境によってフォントやレイアウトが変わることがあるため、最終的にはPDF形式に変換して送るのがマナーです。
手書きで作成する場合も、Wordテンプレートを下書きの参考にすると整った履歴書に仕上がります。
②無料テンプレートを使用してもいい?
無料の履歴書テンプレートを使っても問題ありません。就活サイトや大学のキャリアセンターでは、信頼できるフォーマットを無料で配布しています。
特に「JIS規格準拠」と明記されているものは、企業が必要とする項目を網羅しており安心です。注意すべきは、古い形式や独自項目を含むテンプレートも存在すること。
「性別」や「扶養家族数」など、最近は不要とされる項目が残っている場合もあります。信頼性の高いサイトからダウンロードし、必要に応じて不要項目を削除して使うとよいでしょう。
また、無料テンプレートは多くの就活生が利用するため、差をつけたい場合は内容で勝負することが大切です。フォーマットの見た目よりも、志望動機や自己PRを丁寧に記載することが評価を左右します。
無料でも、正しく活用すれば十分に評価される履歴書が作成できるでしょう。
③履歴書のサイズはA4とB5どちらがいい?
履歴書のサイズはA4とB5のどちらでも構いませんが、提出先や方法によって選び方が異なります。現在の主流はA4サイズです。
A4は企業が書類を管理しやすく、他の提出書類と統一しやすい点がメリットでしょう。A4は余白が広く、内容が見やすく整理できます。
一方、B5は小さくて持ち運びやすく、手書きの場合は書きやすいという利点があるのです。大学のキャリアセンターなどで指定がある場合は、その指示に従ってください。
特に指定がない場合はA4を選ぶのが無難。多くの企業ではスキャンして社内共有することがあり、A4なら扱いやすいからです。
どちらを選ぶ場合でも、途中でサイズを変えず、全ての書類を同じサイズに統一することが大切でしょう。
④履歴書に貼る写真のルールは?
履歴書の写真は、あなたの第一印象を決める重要な要素です。そのため服装や表情、背景、サイズまで細部に気を配りましょう。写真サイズは縦4cm×横3cmが基本です。
背景は白や薄い青などの明るい色を選ぶと、清潔感が引き立ちます。服装はスーツが基本です。男性は黒や紺のスーツに白いシャツ、女性は黒やグレーのスーツに白いブラウスを合わせるとよいでしょう。
髪型はすっきり整え、派手なアクセサリーは避けてください。表情は自然な笑顔が理想です。硬すぎる表情は緊張感を与えるため、口角を少し上げて柔らかい印象を意識しましょう。
写真はスマートフォンよりも写真館で撮るのがおすすめです。プロの照明や姿勢の指導で、明るく信頼感のある印象に仕上がります。
印刷時は写真が剥がれないよう、四隅にのりを薄く塗ってしっかり貼り付けてください。オンライン提出の場合も、鮮明で清潔感のあるデータ写真を使いましょう。
⑤オンライン提出と郵送提出でテンプレートを変えるべき?
オンライン提出と郵送提出では、相手に与える印象や扱われ方が違うため、テンプレートを使い分けることをおすすめします。
オンライン提出では、データで閲覧されることを前提にPDF形式のテンプレートを使用してください。PDFはフォントやレイアウトが崩れず、企業側も簡単に閲覧できる点が利点です。
郵送の場合は、Word形式で作成して印刷したうえで提出すると良いでしょう。実際に紙に出力することで、余白や行間のバランスを確認できます。
印刷前に誤字脱字や配置をチェックし、見やすさを意識してください。
また、オンラインではデジタル署名やデータ写真の添付が求められることがありますが、郵送では手書きの署名や写真貼付が基本です。
履歴書テンプレートを使いこなして自分を最大限にアピールする

履歴書テンプレートは、就職活動をスムーズに進めるための大切なツールです。ポイントは、自分の応募目的や提出形式に合ったテンプレートを選び、正確かつ丁寧に記入すること。
特に厚生労働省推奨の基本フォーマットやJIS規格のテンプレートは、企業に好印象を与えやすい形式といえます。
また、志望動機や自己PRでは、自分の経験を具体的に伝え、採用担当者に印象づけることが重要です。誤字脱字の確認や写真の清潔感などの細部も忘れずに整えましょう。
適切な履歴書テンプレートを選び、見やすく整った内容に仕上げることで、自分自身を最大限アピールしましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。