HOME > 就活マガジン記事 > 春休みのインターンシップに参加するメリットは?夏との違いや応募方法を紹介

春休みのインターンシップに参加するメリットは?夏との違いや応募方法を紹介

春休みのインターンシップに参加するべきなのか悩んでいる人も多いでしょう。また「参加するメリットをいまいちわかっていない」「そもそも応募方法が分からない」と悩んでいる人もいますよね。

春休みのインターンシップに参加するにはさまざまな応募方法があり、参加することによって多くのメリットを受け取ることができます。

本記事では、春休みのインターンシップに参加するメリットについて紹介します。また、夏休みのインターンシップとの違いや応募方法などを詳しく解説します。

ぜひこの記事を参考にして、応募方法を理解し、有意義なインターンシップに参加しましょう。

エントリーシートのお助けアイテム

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

詳しく見る

そもそもインターンシップとは

そもそもインターンシップには、「夏のインターンシップ」と「春のインターンシップ」の2種類があります。

スムーズな就職活動のために、それぞれの期間や目的をあらかじめ押さえておきましょう。

夏のインターンシップ

夏のインターンシップは、サマーインターンとも呼ばれ企業で働いている人から話を聞いたり仕事を体験できたりします。

時期が明確に決まっているわけではないものの、大学3年生の夏休みに当たる7〜9月ごろに行われるのが一般的です。

募集時期に関しては、4月から6月です。

メリットは、夏休みであるためスケジュールの融通が利きやすいことや、就職活動を早めにできる点などが挙げられます。

春のインターンシップ

春のインターンシップは、スプリングインターンシップとも呼ばれるもので大学3年生の2月下旬から4月ごろに開催されます。

短期間で行われるため、複数のインターンシップを受けられるのが魅力です。

夏のインターンシップよりもさらに就活に重きを置いており、業務体験の機会が多く設けられています。

実際、応募者は多い傾向にあるうえ、すでに志望業界・企業が決まっているケースが多いです。

春休みのインターンシップに参加する4つのメリット

春休みのインターンシップには以下の4つのメリットがあります。

  1. 短期間で企業研究ができる
  2. スキルが身に付く
  3. 短期のインターンシップが多く参加しやすい
  4. 早期内定につながる可能性がある

就職活動をスムーズにしたい方にとって、春休みのインターンシップは見逃せません。応募する予定がない方も、これから紹介するメリットを踏まえて考え直してみましょう。

①短期間で企業研究ができる

春休みのインターンシップは、半日や1日単位、1週間など短い期間で開催されているものが多くあります。

そして、企業側は就活生の興味を惹くインターンシップを開催していることから、短期間で業界研究・企業研究をするのに最適です。

また、短期インターンには複数応募ができる企業もあり、さらに効率良く業界研究・企業研究を進められます。

インターネットで調べれば企業や業界の情報は出てきますが、インターンシップに参加して初めて分かることが多くあるため、ぜひ応募しましょう。

短期インターンは会社説明を受けるだけでなく、社員との交流を通じて、現場の雰囲気や社員の価値観に触れられるのが魅力です。その場で得られるリアルな情報が、企業研究を進める材料になりますよ。

また、私たちも相談を受ける中で感じるのは、同じ業界の複数企業に参加した人ほど視点が深まっているという点です。比較することで各社の独自性が鮮明になり、自分に合うかどうかの判断もしやすくなります。

②スキルが身に付く

春休みのインターンシップは、短期のインターンシップが多く参加しやすい催期間の短さから、企業のことを理解する研修や実際に行っている業務などを見学する内容になっています。

長期インターンのように実践的な業務経験ができる機会は少ないものの、それでも基本のビジネスマナーや企業への理解を深められるでしょう。

ホームページやSNSなどからでは得られない情報を仕入れることができる貴重な機会です。

また、参加者同士でコミュニケーションを取れば他の企業について知れたり、知見も広がったりするでしょう。

春休みのインターンでは、社会人としての基礎力に直結するスキルを身につけられます。例えば、挨拶や報連相の仕方など基礎的な能力を磨ける点がメリットです。

スキル定着のために、インターン参加後に「自分は何を吸収したか」を振り返ることが大切ですよ。また、得たスキルや経験を具体的なエピソードとして語れるようにしておくと、面接時に話しやすくなります。

③短期のインターンシップが多く参加しやすい

春休みには、1日単位や1週間未満など短期のインターンをいくつも開催しています。

これは、企業側はより多くの就活生に参加してもらい、自社に興味を持つ学生を増やす狙いがあるためです。

また、春休みのインターンシップを通して優秀な就活生を獲得したいという目的もあり、複数の種類を用意しています。

就職活動の方針が決まっていない方は、ぜひ1日や1週間のインターンシップに参加するのがおすすめです。

④早期内定につながる可能性がある

インターンシップといっても、企業側は人柄や仕事に対する姿勢を見ており、評価が高まればそのまま内定になるケースもあります。

特に長期インターンであれば、1次選考が免除になって本選考で有利になったり、早期選考でいち早く内定が出たりもするでしょう。

しかし、就活生の多くは志望度の高い企業に応募している傾向にあることから、早期内定の獲得は簡単なことではありませんよ。

春休みのインターンシップの応募方法

ここでは、春休みのインターンシップの応募方法を以下の4つに分けて紹介します。

  1. インターン募集サイト
  2. キャリアアドバイザーへの相談
  3. 企業のホームページ
  4. 知り合いからの紹介

応募方法がわからない方は、ぜひ参考にしてください。

①インターン募集サイト

最も基本的なのが、インターン専用の求人応募サイトを使う方法です。

特に春休みインターンはさまざまな企業が求人を出しており、数が非常に多くあります。

インターン募集サイトでは、働きたいエリアや興味ある業界、職種などさまざまな条件で絞り込みができ、自分の条件に合った求人を見つけられますよ。

複数のインターンシップに参加したい方も、スムーズに比較が可能です。

インターン募集サイトはさまざまなものがあり、それぞれ特徴が異なるため自分に合ったものを使用しましょう。

②キャリアアドバイザーへの相談

続いては、キャリアアドバイザーに相談する方法です。

キャリアアドバイザーは就活生のキャリア構築をサポートし、就活生ひとり一人の性格や実現したいキャリアプランに合わせて、企業を紹介してくれるでしょう。

また、どの企業・職種が自分に合っているのかわからないという方にもとてもおすすめの方法です。

中には面接対策やエントリーシートの添削まで行ってくれるところもあるため、自分の希望に合わせて選びましょう。

相談のタイミングは早いほど有利になります。春休み前に動くと、人気企業の非公開インターン枠や早期選考の情報を得られることもあり、紹介の幅が広い点がメリットです。

また、アドバイザーごとに得意とする業界が異なるため、複数のサービスを併用するのも有効ですよ。異なる視点からの意見を比較することで、自分に合った業界や職種をより的確に絞り込めます。

③企業のホームページ

企業のホームページからインターンシップに応募する方法もあります。こちらは、すでに参加したい企業が決まっている方におすすめの方法です。

企業のホームページを覗いて、採用ページにインターンの情報がないか確認してみましょう。

とくに大手企業や有名な企業ともなれば、求人サイトにインターンの情報を記載せず、自社のホームページに記載します。

また、自社公式のSNSから発信しているパターンもあるため、こまめにチェックしておきましょう。

企業ホームページを見ていると、「社員インタビュー」等が掲載されている場合があり、そこから職場の雰囲気などが把握できます。募集要項以外の情報も丁寧に読むことが重要です。

また、更新時期にも注意が必要です。毎年同じ時期に募集が出るケースも多いため、昨年度の掲載履歴を確認しておくと動きやすくなります。気になる企業はブックマークし、定期的に確認しましょう。

④知り合いからの紹介

最後は、知り合いからの紹介です。友人の中に長期インターンに参加している方がいれば、話をもとにおすすめの企業を紹介してもらいましょう。

実際に働かないと分からない職場の雰囲気や業務の内容などの話を聞けるため、安心して応募できます。「思っていたのと違う」というミスマッチの可能性が低くなるでしょう。

また、企業側としてもすでに働いているインターン生の紹介であるため、ある程度安心できます。

まずは身近な友人や先輩に長期インターン経験者がいるか確認してみましょう。

春休みのインターンシップに参加する流れ

ここでは、春休みのインターンシップに参加する流れを紹介します。具体的な流れは、以下の4ステップです。

  1. 志望する業界・業種を決める
  2. インターンシップを探して応募する
  3. 面接・選考を受ける
  4. インターンシップに参加する

それぞれの流れを詳しく見ていきましょう。

①志望する業界・業種を決める

まず、志望する業界や業種を決めましょう。

自分がどのような職業につきたいのか、性格や長所などを振り返ってみてください。

仕事はやりがい・給料の良さ、どちらか一方だけでは続けられません。興味が持てる仕事で、福利厚生の充実さや業界の平均給料などを踏まえてキャリアを考えましょう。

業界や業種を決める際には、「求人動向」や「市場拡大が見込めるか」も見ておくとよいです。将来性が見込める分野に身を置くことは、長期的なキャリアの安定にもつながります。

また、志望軸を一つに絞りすぎると比較検討が難しくなるため、2〜3業界に候補を持って情報収集を進めるのがおすすめです。業界研究はある程度広く見つつ、深掘りしてくださいね。

②インターンシップを探して応募する

続いて、インターンシップを探して応募してみましょう。応募方法は「春休みのインターンシップの応募方法」でも紹介したように、以下のものがあります。

  • インターン募集サイト
  • キャリアアドバイザーへの相談
  • 企業のホームページ
  • 知り合いからの紹介

それぞれメリットやデメリットが異なるため、自分に合った方法で探して応募しましょう。また、インターンシップであってもエントリーシートの提出など、簡単な選考が行われます。

必ずしもインターンシップを受けられるとは限らないため、複数の企業に応募しておくことをおすすめします。

③面接・選考を受ける

応募後は、面接の選考を受けましょう。

面接の案内は締切日のあとに来るところがあれば、応募順に案内されるところもあるため、気になる方は確認してみてください。

ただし、面接・選考の時期はテスト前などで忙しい時期でもあるため、学校生活との両立を考えて応募しましょう。

なお、インターンシップの面接ではグループディスカッションが多く行われます。これは、効率よく選考できるためです。

グループディスカッションはあらかじめ対策をして慣れておきましょう。

面接の時期は春休みの学事予定と重なりやすく、調整を誤ると辞退せざるを得ない状況にもなりかねません。私たちもそうした相談を受けることが多いので、応募前に大学の予定表と照らし合わせることが大切です。

グループディスカッションは「慣れ」が鍵を握ります。普段から意見をまとめる練習するのが効果的です。また、「他者の意見を活かす力」が評価されやすいため、その点を意識して準備してくださいね。

④インターンシップに参加する

インターンシップの選考に受かったあとはいよいよ参加となります。

インターンシップが始まるのは主に2月中旬位です。インターンシップは会社の人と交流するチャンスが多くあるため、調べてもわからない情報を得られる可能性があります。

さらにしっかり取り組んでいれば、早期選考で有利になることもあるため積極的に自分をアピールしていきましょう。

また、春休みのインターンシップは就活解禁間近なうえ、短期間なことから企業説明会が中心です。

気になる企業があれば、積極的にインターンシップに参加していきましょう。

春休みのインターンシップ参加にあたり行うべき3つのこと

以下は、春休みのインターンシップ参加にあたって行うべき3つのことです。

  1. 自己分析・業界への理解を深める
  2. 長期インターンの目的を明確する
  3. ビジネスマナーの基礎を学ぶ

これから紹介することは就職活動を成功するのに重要なものです。それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。

①自己分析・業界への理解を深める

春休みのインターンシップは、実践的な業務よりも研修や業務の見学が多い傾向にあります。

さらに就活本番直前に行われることから、志望している業界や企業が自分に合っているかを確認できる最後の場です。

企業や職種に抱いていたイメージに違いはないか、本当に自分に合っているかなどを確認しましょう。

自己分析を深めるときは、志望業界で必要とされるスキルや価値観と、自分の経験や考え方を照らし合わせましょう。それにより「なぜこの業界を目指すのか」への答えが明確になります。

また、私たちも相談を受けるなかで「思っていた職種と違った」と気付くケースを多く見てきました。早めに情報収集を進めておくと、選択肢を修正する余裕が生まれ、より有意義に時間を使うことができます。

「自己分析のやり方がよくわからない……」「やってみたけどうまく行かない」と悩んでいる場合は、無料で受け取れる自己分析シートを活用してみましょう!ステップごとに答えを記入していくだけで、あなたらしい長所や強み、就活の軸が簡単に見つかりますよ。

②インターンの目的を明確する

インターンシップに参加するときは、インターンに参加する目的を明確にしましょう。

「企業の雰囲気を知りたい」「自分が志望している業界はイメージとどのぐらいギャップがあるのか把握したい」などのように、何を知りたいのか目的を明確にしてください。

あらかじめ目的を明確にすることで、その視点からインターンシップに参加でき、より就活への具体的なイメージができるようになります。

目標を定めないと、ただインターンシップに参加して終わるだけになるため注意してください。

目的を明確にする際は、「企業理解」といった漠然とした言葉だけで終わらせないことが大切です。例えば「営業職の一日の流れを確認する」など細かく目的を設定しておくと、実際に得られる学びが深まります。

私たちも相談を受ける中で感じるのは、目的が曖昧だと得られる学びが少なくなるという点です。また、目的を具体化すれば面接でも具体的な学びや経験を伝えやすくなるため、目的意識を持って取り組みましょう。

③ビジネスマナーの基礎を学ぶ

インターンシップへの参加にあたって、ビジネスマナーの基礎は押さえて下さい。

時間を守ったり、清潔感を第一にした身だしなみをしたりするのは当然と認識している方も多いでしょう。

一方で業界特有のマナーやメールの構成、返信などについては調べないとわからないことも多くあります。とはいっても、インターン生は外部からすれば社員の一員です。

マナー違反で会社の評価を下げる事態を防ぐためには、ビジネスマナーの基礎はあらかじめ学んでおきましょう。

ビジネスマナーができていれば人柄や取り組みを評価されるメリットもあり、事前に押さえて損はありませんよ。

「ビジネスマナーできた気になっていない?」

就活で意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。自分ではできていると思っていても、間違っていたり、そもそもマナーを知らず、印象が下がっているケースが多いです。

ビジネスマナーに不安がある場合は、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を受け取って、サクッと確認しておきましょう。

春休みのインターンシップでは企業や業界のことを知ろう

本記事では、春休みのインターンシップに参加するメリットを紹介しました。

春休みのインターンシップは就活解禁前後の時期に行われるため、他の時期よりも応募者の本気度が高い傾向にあります。

企業によっては、インターンシップに落ちてしまうこともあるでしょう。

しかし、春休みのインターンシップは企業や業界のことを知れる貴重な機会です。場合によっては、早期内定に繋がる可能性もあります。

本記事で紹介したことをもとにして、春休みのインターンシップに参加していきましょう。

  • フェイスブック
  • X

まずは志望動機を作ってみる

    • 卒業年数
    • 学校
    • 名前
    • 連絡先

    No.1

    卒業年月日を選択してください

    2027年3月2026年3月2028年3月2029年3月卒業済み

    例)
    現在、大学3年の場合は「2027年度3月」
    現在、大学4年の場合は「2026年度3月」
    現在、大学2年の場合は「2028年度3月」
    現在、大学1年の場合は「2029年度3月」

    No.2

    学校区分を選択してください

    大学大学院(博士)大学院(修士)短期大学専門学校

    No.2

    学校情報を入力してください

    学校名
    学部名
    学科名
    学校名
    学部名
    学科名

    No.3

    お名前を入力してください

    お名前
    フリガナ

    No.4

    連絡先を入力してください

    電話番号
    メールアドレス

    本利用規約には、株式会社C-mindが「https://shukatsu-magazine.com」上で提供するサービスにおける、本サービスを利用するお客様との間の基本的な事項が規定されております。本サービスの利用者におかれましては、必ず全文お読み下さいますようお願いいたします。

    個人情報保護方針」と 「サービス利用規約」を確認する

    編集部

    この記事を書いた人

    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。