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簡易書留で履歴書を送るのはOK?就活での正しい郵送方法

「履歴書って簡易書留で送っても大丈夫なの…?」

大切な書類を企業に届けるとなれば、できるだけ確実な方法を選びたいもの。そんなとき「簡易書留」が頭に浮かぶ人も多いはずです。

しかし、就活では送付方法によって応募者の印象が変わることもあるため、慎重な判断が求められます。

そこで本記事では、履歴書を簡易書留で送ることの是非や、企業に与える印象、正しい郵送マナーまでをわかりやすく解説していきます。

郵送ミスやマナー違反を防ぎ、確実に書類を届けたい方はぜひチェックしてみてくださいね。

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目次

簡易書留とは

簡易書留とは、日本郵便が提供している有料のオプションサービスで、主に大切な書類を安全に届けるために利用されます。

このサービスでは、郵便物が相手に直接手渡しで届けられるため、確実に受け取ってもらえる安心感があるのがメリットです。

しかし、就職活動で履歴書を送る際は、企業が郵送方法を指定していない場合、簡易書留の使用がかえって過剰と受け取られる可能性もあります。

大切な書類を確実に届けたい場面では便利ですが、相手や目的に合わせて使い分けることが大切ですね。

履歴書は簡易書留で送っても大丈夫?

結論から言うと、簡易書留で送ることは可能ですが、特別な理由がない限りおすすめしません

多くの企業では普通郵便での送付を前提としており、特別な指定がない限りはそれに従うのが無難です。

郵送手段にこだわるよりも、書類の内容や締切を守ることのほうがよほど重要と覚えておきましょう。

つまり、企業の指示がある場合を除き、履歴書は普通郵便で丁寧に送るのが基本です。過剰な配慮が裏目に出ないよう気をつけてください。

簡易書留で履歴書を送ると企業に与える印象とは?

履歴書を確実に届けたいという気持ちから、簡易書留を使うべきか迷う方も多いでしょう。ただし、企業側がどう受け取るかによっては、思わぬ誤解を招くこともあります。

ここでは、簡易書留を利用した際の企業側の印象について整理しました。

  1. 信頼性よりもコスト意識が問われる
  2. 手間をかけた印象が逆効果になることもある
  3. 企業の方針によっては評価が分かれる

① 信頼性よりもコスト意識が問われる

簡易書留は、配達記録が残る上、万が一の紛失にも補償があるため、重要な書類を送る手段としては非常に安心感のある方法です。

しかし、就活においてはその“丁寧さ”がかえって過剰だと受け取られることもあります

多くの企業では、履歴書程度の書類であれば普通郵便でまったく問題ないという認識が一般的です。

そのため、簡易書留で送ることで「この学生はコスト感覚が乏しいのでは」と捉えられてしまうこともあります。

② 手間をかけた印象が逆効果になることもある

簡易書留は、受け取り時にサインや印鑑を求められるため、企業側の手間が増えることになります。

あえて簡易書留を選んだ場合、「常識や配慮に欠ける」と感じられてしまうケースもあるのです。

もちろん、誠意を込めて丁寧に送ったという気持ちは伝わるかもしれませんが、それが必ずしも好印象になるとは限りません。

自己判断で突き進む前に、企業にとっての受け取りやすさも配慮する必要があります。

③ 企業の方針によっては評価が分かれる

とはいえ、すべての企業が簡易書留を否定的に見ているわけではありません

たとえば官公庁や金融機関、外資系企業など、セキュリティや文書管理が厳格な組織では、書類の追跡性や確実性が重視されるため、簡易書留が適切と判断される場合もあります。

また、企業によっては郵送方法に具体的な指示を出していることもありますので、応募要項をよく読み、必要があれば問い合わせて確認しておくとよいでしょう。

企業によって簡易書留で送る場合がある

履歴書の郵送方法は、企業から特に指定がない場合は普通郵便を選ぶ人が多いでしょう。ただ、一部の企業では簡易書留で送るよう指示してくるケースもあります

基本的に、多くの企業では普通郵便での送付が想定されています。しかし、官公庁や外資系企業など、一部では簡易書留を推奨または指定していることがあります

こうした企業は、重要書類の管理に厳しく、確実に届く方法を求めている傾向があります。このような指示がある場合は、追加料金がかかっても簡易書留を選んでください。

履歴書を送る際は企業からの案内をよく確認し、郵送方法に明確な指定があるときは、必ずそれに従うことが大切です。

簡易書留の送り方

簡易書留は、履歴書を確実に届けたいときに役立つ郵送方法です。ただし、通常の郵便と異なり、いくつかの手続きが必要になります。

ここでは、送付ミスを防ぐためにも、基本的な流れをわかりやすく紹介しています。

  1. 郵便窓口で簡易書留の用紙を受け取る
  2. 必要な追加料金を支払う
  3. 受付時に控えを保管しておく

① 郵便窓口で簡易書留の用紙を受け取る

まずは郵便局の窓口に行き、「簡易書留でお願いします」と伝えましょう。すると、専用の用紙(差出票)を渡されるので、そこに差出人と宛先の情報を正確に記入します。

この差出票は発送手続きの際に必要となるため、記載内容に誤りがないよう注意してください。なお、簡易書留はポスト投函ができないため、必ず郵便局の窓口から手続きする必要があります

時間に余裕をもって訪れるようにしましょう。

② 必要な追加料金を支払う

簡易書留では、通常の郵便料金に加えて別途料金がかかるので注意が必要です。たとえば、履歴書を角形2号の封筒で送る場合、定形外郵便の料金に320円の簡易書留料金が上乗せされます。

なお、郵便物の重さやサイズによって基本料金が変動するため、封筒に書類を入れた後で重さを測ってもらうと安心です。

正確な金額は郵便局で確認できるので、不安な場合は事前に相談しておくとスムーズに手続きが進みます。

③ 受付時に控えを保管しておく

送付手続きが完了すると、窓口で「受領証(控え)」が渡されます。この控えには追跡番号が印字されており、インターネットなどを使って配達状況をリアルタイムで確認することが可能です。

特に就活で重要な書類を送る場合には、到着確認のためにもこの控えは非常に大切な証明書類となります。

うっかり捨てたり紛失したりしないよう、履歴書送付履歴と一緒に保管しておくと安心です。

就活で使える簡易書留以外の履歴書の郵送方法

履歴書の郵送方法は簡易書留だけではありません。状況や目的に応じて、より手軽で実用的な手段を選ぶことも十分可能です。

ここでは、就活で利用されることの多い4つの郵送方法を紹介します。

  1. 普通郵便:就活では最も一般的な郵送方法
  2. 速達:期日が迫っている場合に有効な郵送方法
  3. 特定記録郵便:追跡機能付きで安心な郵送方法
  4. レターパック:丈夫で安心感がある郵送方法

① 普通郵便:就活では最も一般的な郵送方法

就活で履歴書を送る際、最も広く使われているのが普通郵便です。

追加料金がかからないためコスト面でも優れており、準備がしやすい点が魅力です。

ただし、配達状況の追跡や補償がついていないため、万が一の郵送事故に備えて、投函のタイミングには注意が必要でしょう。

また、ポスト投函ではなく郵便局の窓口から出すことで、より確実な発送が可能となります。

② 速達:期日が迫っている場合に有効な郵送方法

履歴書の提出期限が間近に迫っている場合には、速達を選ぶとより確実です。通常の郵便より早く届けられるため、ギリギリの状況でも安心感があります。

速達は追加料金が必要ですが、重要な書類が期日内に届くことを最優先としたい場合には適した選択肢でしょう。送付の際は、封筒の右上あたりに赤いペンなどで「速達」と明記することが必須です。

これを忘れると、せっかく速達料金を支払っても通常郵便として処理されてしまうリスクがあります。

③ 特定記録郵便:追跡機能付きで安心な郵送方法

特定記録郵便は、普通郵便に追跡機能を加えた形式で、書類が届いたかを確認したい方に向いています

特に、企業からの到着確認がない場合でも、自分で配送状況を追えるため、就活において安心材料となります。

配達時に受け取り人のサインや印鑑は不要なので、相手に負担をかけずに郵送できるのもポイントです。簡易書留のように補償はつきませんが、普通郵便と同じくポスト投函が可能な点も便利でしょう。

料金も簡易書留より安く済むため、コストと安心感のバランスを取りたい場合におすすめです。

④ レターパック:丈夫で安心感がある郵送方法

レターパックは、郵便局やコンビニで購入できる専用封筒を使用し、厚みのある書類や折れ曲げたくない書類の送付に最適です。

素材がしっかりしているため、きれいな状態で相手に届けたいという方にぴったりでしょう。

さらに、レターパックには追跡機能が付いており、発送後も配達状況を確認できます。速達扱いで配達されるため、スピード面でも優れています

受取人のサインが必要な「レターパックプラス」と、ポスト投函可能な「レターパックライト」の2種類があり、用途に応じて選べるのもメリットです。

履歴書を郵送する際に守るべきマナー5選

履歴書の中身がどれだけ丁寧に作られていても、郵送マナーが欠けていればマイナス評価につながるおそれがあります。

第一印象を損なわないよう、基本的なマナーを押さえておきましょう。

ここでは、就活生が守るべき5つのポイントを紹介します。

  1. 履歴書は期日に余裕を持って郵送する
  2. 切手は記念切手やキャラクター物を避ける
  3. 封筒は白無地の角形2号を使用する
  4. 添え状を必ず同封する
  5. 郵便局の窓口から送付する

① 履歴書は期日に余裕を持って郵送する

履歴書は提出期限ギリギリに届くのではなく、締切日の2〜3日前には確実に相手のもとへ到着するよう意識してください。

特に、週末や祝日、天候による影響で郵送に遅れが生じることもあるため、「余裕を持つ」という感覚ではなく、「早めに出す」ことを基本に考えましょう

時間管理ができる人であるかどうかも、社会人としての信頼を得るうえでの判断材料になります。

② 切手は記念切手やキャラクター物を避ける

貼る切手ひとつにも、あなたの常識やマナーが表れます

たとえば、動物やキャラクターが描かれたカラフルな切手は、一見親しみやすい印象を与えるかもしれませんが、ビジネスの世界ではふさわしくないと判断されがちです。

特に就活という場面では、どんな些細な部分も評価対象になり得ます。

できるだけシンプルで落ち着いたデザインの普通切手を選ぶようにしましょう。

③ 封筒は白無地の角形2号を使用する

履歴書を折らずに送れる「角形2号」の白い封筒は、就活の定番です。ビジネス文書としての体裁を保つためにも、このサイズと色を選ぶのが基本とされています。

カラフルな封筒や模様入りのデザイン封筒などは、カジュアルで場にそぐわない印象を与える可能性があります。

また、茶封筒は事務用途の印象が強く、フォーマルな印象にはなりにくいため避けましょう

白無地の封筒は、清潔感や真面目さ、誠実な印象を自然と伝えるアイテムとしても機能します。

④ 添え状を必ず同封する

履歴書とともに、添え状(送付状)を必ず同封してください。

このひと手間をかけるだけで、「形式をきちんと理解している人」という印象を与えることができます。

添え状には、宛名・あいさつ・応募の目的・簡単な自己紹介や志望理由・結びの言葉を含めましょう。文章構成や敬語表現に誤りがないかを丁寧に見直すことも大切です。

また、印刷か手書きか迷った場合は、清潔感があり読みやすい印刷が基本ですが、指示がある場合はそれに従いましょう。

⑤ 郵便局の窓口から送付する

履歴書の郵送には、郵便局の窓口を利用するのがもっとも確実です。ポスト投函でも送ることはできますが、料金不足やサイズ超過などのミスに気づけず、相手に届かない可能性があります。

窓口であれば、郵便物の重さを計って適切な料金を案内してくれるため、ミスを未然に防げるでしょう。

また、簡易書留や特定記録などのオプションを選ぶこともでき、状況に応じた対応が可能です。

不安がある場合は、窓口の職員に確認しながら手続きを進めると安心でしょう。

履歴書封筒の宛名や書き方の注意点

履歴書を郵送する際、封筒の書き方が雑だと印象を損ねてしまうかもしれません。封筒は第一印象に直結する部分です。

基本を押さえた丁寧な記載が、信頼や誠意を伝えるカギになります。

ここでは、封筒の宛名や記載方法で注意すべきポイントを5つにまとめました。

  1. 黒インクのボールペンかサインペンを使用する
  2. 会社名や住所は略さず正確に記載する
  3. 「様」「御中」の使い分けに注意する
  4. 封筒の裏に差出日を記載する
  5. 封をしたら封締めの「〆」マークをつける

① 黒インクのボールペンかサインペンを使用する

履歴書を入れた封筒に宛名などを記入する際は、黒インクのボールペンやサインペンを使うのがマナーです。

鉛筆やシャープペンシルは消えやすく、公的な書類としての信頼性に欠けます。

また、消せるタイプのペンも避けてください。これは、内容の改ざんが可能と見なされるため、ビジネスの場では不適切とされます。

特に、郵送書類は企業の採用担当者が最初に目にする部分でもあり、丁寧かつ読みやすい字で記載することが重要です。

② 会社名や住所は略さず正確に記載する

封筒には、送り先である企業の会社名や住所を、省略せず正式な名称で丁寧に記載することが大切です。

たとえば「(株)」と略さずに「株式会社」、「〒」ではなく「郵便番号」と明記することで、正確性と誠意が伝わります。

企業名や住所の情報は、企業の公式サイトや求人票などから正確に確認し、間違いのないよう気をつけてください。

こうした基本的な部分の丁寧さが、就活における第一印象に大きく影響することを意識しましょう。

③ 「様」「御中」の使い分けに注意する

封筒に記載する宛名では、「様」と「御中」の使い分けを正しく行うことが重要です。

個人の名前を明記して送る場合には「様」を用い、会社や部署といった組織宛ての場合には「御中」を使うのが一般的なマナー。

たとえば「人事部 御中」や「株式会社○○ 採用担当者様」などのように、対象に応じた表現を心がけてください。

迷ったときは、送付先の表記例を確認するなどして、確実な表現を選ぶようにしましょう。

④ 封筒の裏に差出日を記載する

封筒の裏面には、書類を投函した日付を記入するのが一般的です。

これは必須ではないものの、送付日が明確になることで、履歴書の提出日や選考スケジュールを企業側が把握しやすくなります。

記載する際は、封筒の右下や左下など、目立ちすぎない位置に控えめに記入します。

形式は「2025年7月10日」や「令和7年7月10日」などが一般的です。ボールペンで丁寧に記載し、誤字や修正跡が残らないよう注意してください。

⑤ 封をしたら封締めの「〆」マークをつける

封筒をしっかり閉じたあとには、封の部分に「〆」のマークを記入します。

これは、封がきちんと閉じられていることを示す目印であり、就活やビジネス文書では広く使われています。

実際にマークを入れることで、未開封であることが一目でわかり、受け取る側に安心感を与えます。

書き方としては、封筒の綴じ目中央に縦向きに「〆」を入れるのが一般的です。

履歴書を送る前のチェックリスト

履歴書を郵送する直前には、いくつかの重要なポイントを確認しておく必要があります。

小さなミスでも、選考に悪影響を及ぼす可能性があるため、事前に見直しておくことが安心につながるでしょう。

ここでは、送付前に確認すべき項目を整理しました。

  1. 送付先の住所や会社名は正確か
  2. 添え状や履歴書に誤字脱字はないか
  3. 封筒に必要な記載項目がすべて記載してあるか
  4. 使用する切手の金額に間違いはないか
  5. 投函予定日と締切日に余裕があるか

① 送付先の住所や会社名は正確か

履歴書を郵送する際、送付先の住所や会社名にミスがあると、書類が届かない・誤配されるといったトラブルにつながります。

特に、番地やビル名、フロア番号の記載漏れ、会社名の略記などは避けるべきです。

「(株)」のような省略表記ではなく「株式会社」と正式名称で丁寧に書くのがマナーだと覚えておきましょう。

最終確認の際は、第三者に見てもらうとミスに気づきやすくなるでしょう。

② 添え状や履歴書に誤字脱字はないか

送付する書類に誤字や脱字があると、「細かい確認ができない人」という印象を与えてしまいます

誤字脱字の確認は、自分が書き終えた直後ではなく、少し時間を置いてから見直すことで客観的にチェックしやすくなります。

また、音読して確認するのも効果的な方法のひとつです。

添え状の敬語表現や文末の語調が正しく整っているか、履歴書内で記載内容に矛盾がないかといった点も合わせて確認しましょう。

③ 封筒に必要な記載項目がすべて記載してあるか

履歴書を封入した封筒には、宛名・差出人・日付・封締めなど、記載すべき項目が複数あります

まず、表面には送付先の正式な住所と企業名、部署名を省略せず記載し、宛名には「御中」または「様」を適切に使い分けましょう。

これらの記載は見た目の整いだけでなく、ビジネスマナーとしての信頼にも直結します。意外と見落とされがちですが、印象面で大きな差が出るポイントでもあるでしょう。

記載漏れや誤りがないよう、チェックリストを使って一つずつ確認していくことをおすすめします。

④ 使用する切手の金額に間違いはないか

履歴書や添え状、場合によっては職務経歴書などを一緒に封入すると、封筒の重さが増えます。

重さに見合った切手を貼らなければ、料金不足となって相手に届かない、あるいは返送されてしまうリスクがあるかもしれません。

特に、角形2号封筒は定形外郵便として扱われることが多いため、自分で判断せず郵便局の窓口で重さを量ってもらい、正確な料金を確認するのが安心です。

安全で確実な投函のためには、事前の準備が重要です。

⑤ 投函予定日と締切日に余裕があるか

応募書類の締切日に間に合わせるためには、スケジュール管理が不可欠です。特に郵送の場合、思わぬ天候や交通事情で配達が遅れることも考えられます。

そのため、締切日ギリギリではなく、2〜3日前には企業に届くよう逆算して投函するのが理想です。

また、急ぎの際には速達や特定記録郵便などの方法も検討しましょう。これらの手段は追跡機能があるだけでなく、配達日数も短縮されるため、信頼性が高まります。

送付のタイミングにも注意を払い、余裕を持って行動することが、就活をスムーズに進めるカギになります。

履歴書の送付に関連するよくある質問と回答

履歴書を郵送する際は、ちょっとした疑問や不安が生じやすいものです。

送付方法やマナーに関する疑問を解消しておくことで、余計なトラブルや不安を防げるでしょう。

ここでは、就活生からよく寄せられる質問とその答えを紹介します。

  1. 添え状は手書きと印刷、どちらが好印象?
  2. 応募書類に折り目がついても大丈夫?
  3. 履歴書を送る際にクリアファイルは必要?
  4. 土日祝日に履歴書を投函しても問題ない?
  5. 企業の締切日に間に合わない場合の正しい対応とは?
  6. 郵便事故で履歴書が届かなかった場合はどうすればよい?
  7. 郵送後に企業から連絡がない場合はどうする?

① 添え状は手書きと印刷、どちらが好印象?

添え状は基本的にパソコンで作成し、印刷したものを使用するのが主流です。文字が整っていて読みやすく、誤字のリスクも少ないため、採用担当者にとっても確認しやすい形式といえるでしょう。

字に自信があり、丁寧な筆跡で気持ちを伝えたい方は、手書きでも問題ありません。ただし、文字が雑に見える場合や誤字脱字があると逆効果になってしまうため、慎重な判断が必要です。

一般的には、印刷のほうが無難で好まれる傾向にあります。

② 応募書類に折り目がついても大丈夫?

履歴書や職務経歴書などの応募書類に折り目がついていると、たとえ内容が優れていても丁寧さに欠ける印象を与えてしまうかもしれません

特に、重要な応募書類では、外見の整いも評価の対象になり得ます。

理想的には折らずに送付し、書類がきれいな状態で届くよう配慮しましょう。

そのためにも、A4サイズをそのまま入れられる角形2号の封筒とクリアファイルを併用するのが効果的です。

③ 履歴書を送る際にクリアファイルは必要?

クリアファイルの使用は必須ではありませんが、使うことで書類が折れたり汚れたりするのを防げるため、送付時には活用するのが望ましいとされています

特に、雨の日や輸送中のトラブルを考慮すると、保護用のカバーとして非常に効果的です。また、封筒を開けたときに中の書類が整っていると、受け取る側の印象もよくなります。

手間はかかりますが、見た目の丁寧さや気遣いをアピールできるポイントでもあるため、積極的に活用するとよいでしょう。

④ 土日祝日に履歴書を投函しても問題ない?

履歴書の投函自体は土日祝日でも可能ですが、注意すべきは集荷と配達のスケジュールです。

休日は郵便局の業務が通常より少なくなるため、集荷が翌営業日になるケースも多く、配達が遅れる可能性が高まります。

締切が迫っている場合には、こうしたタイミングのズレが致命的となることもあるでしょう。

確実に届けたいときは、速達や特定記録郵便などを活用し、できれば平日の窓口から直接発送することをおすすめします。

⑤ 企業の締切日に間に合わない場合の正しい対応とは?

提出期限に間に合わないことが判明した場合、まずすべきは企業への迅速な連絡です。遅れる理由を正直に伝えたうえで、履歴書の到着予定日や現在の状況を丁寧に説明しましょう。

何も言わずに遅れてしまうと「自己管理ができない」と見なされるおそれがありますが、適切な対応をすれば誠意が伝わる場合もあります。

また、可能であれば速達などを利用して、早めに再送する意志を見せることも大切です。冷静で礼儀正しい対応が印象を左右します。

⑥ 郵便事故で履歴書が届かなかった場合はどうすればよい?

郵送中に履歴書が届かない場合、まずは使った郵送手段の追跡機能で状況を確認してください。特定記録郵便や簡易書留であれば、配達履歴が残っており、現在の状況が明確になります。

それでも届いていないと判明したら、速やかに企業に連絡し、郵便事故が発生した可能性があることを丁寧に説明しましょう。

そのうえで再送の意向を伝えることで、誠実な対応として受け取られます。重要なのは、放置せず、早めに行動を起こすことです。

⑦ 郵送後に企業から連絡がない場合はどうする?

履歴書を送っても、すぐに企業から連絡が来ないことは珍しくありません。特に、選考に時間がかかる場合や応募者が多い場合には、数週間待たされることもあります。

一般的には、発送後1〜2週間は様子を見るのが妥当です。それでも不安な場合は、電話やメールで選考状況を丁寧に確認してみましょう。

その際は焦りや催促の印象を与えないよう、あくまで状況確認という姿勢で問い合わせることが大切です。落ち着いた対応が信頼を生みますよ。

履歴書を簡易書留で送る際はマナーを理解しておこう!

結論として、企業の指定がない限り、履歴書の送付には普通郵便や特定記録郵便などの方法が適しています。

信頼性を重視するのであれば、追跡可能な郵送方法を選ぶことも有効ですよ。

また、履歴書を確実に届けるためには、送付方法だけでなく、細かい確認や準備も重要です。

郵送前にチェックリストを活用し、安心して提出できるよう整えておきましょう。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。