【例文4選】自己PRで忍耐力をアピールするポイント・注意点を紹介
自己PRにはさまざまな強みを盛り込むことが考えられますが、中には「忍耐力」をアピールしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし実際に忍耐力をテーマに考えてみると、「どうやって構成すべき?」「ポイントは?」とさまざまなことが気になるものです。
そこで本記事では、自己PRで忍耐力をテーマにする際のポイントや注意点などを解説します。
忍耐力をテーマにした自己PRの例文も紹介しているので、ぜひ就活準備のご参考にしてくださいね。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。
「忍耐力」とは辛いことや苦しみなどを耐え忍ぶ力

「忍耐力」の基本的な意味は、「辛いことや苦しいことなどを耐え忍ぶ力」です。
「耐え忍ぶ」というとやや受け身のような、状況をただ受け入れるニュアンスに感じる方もいるかもしれません。
しかし就活で忍耐力を使用する際には、ポジティブに捉えられるように積極性を感じさせる文脈で使用することが大切でしょう。
目標を達成するために辛いことや大変なことに耐えて努力を続けたようなエピソードと合わせると、好印象につながるはずです。
企業が求める「忍耐力」3つ

「忍耐力」をポジティブな意味合いで伝えるには、企業が求める「忍耐力」の定義を確認することが大切です。
ここでは、企業が求める「忍耐力」の意味を以下の3つに整理して解説します。
「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と、自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。
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①大変なことでも頑張り続けられる
企業が求める「忍耐力」の意味としてまず挙げられるのが、大変なことでも耐えて頑張り続けられることです。
仕事をする中では、大変な状況や困難な事態に直面することが多々あります。
大変な事態になったときにすぐ諦めてしまうような人材では、責任のある仕事を任せることは困難でしょう。
困難な事態に遭遇しても諦めずに努力して成果に結びつけたような経験があれば、忍耐力のアピールにつなげてみるのも1つの方法です。
②長期間辞めずに勤め続けられる
長期間辞めずに勤め続けられることも、企業が求める「忍耐力」のニュアンスには含まれると言えます。
企業は採用した人材が早期に退職してしまう事態をできるだけ避けたいと考えているものだからです。
人材が早期に離職してしまうと、それまでにかけてきた採用や教育のコストを回収できないままになってしまいます。
大変なことがあってもくじけずに頑張ってくれる人材だと感じさせるようなアピールを、「忍耐力」を通じてできるように頑張りましょう。
③失敗してもポジティブに捉えられる
企業が求める「忍耐力」には失敗にしてもネガティブにならずポジティブに捉えられることも含まれると考えられます。
仕事をするうえで失敗はつきものであり、新人であればなおさらだと言えます。失敗のたびに心が折れてしまっていては、大きな成長は見込めません。
失敗してもそこからできるだけ多くのことを学び取り、ポジティブに捉えられることを伝えられれば、採用担当者に良い印象を残せるでしょう。
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忍耐力をアピールする自己PRの基本構成3段階

ここでは、忍耐力をアピールする自己PRの基本構成を以下の3ステップに分けて解説します。
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①結論(強み)
忍耐力を自己PRでアピールするにはまず、結論部分にあたる「忍耐力が強みであること」を端的に伝えます。
結論を最初に話すことは、ビジネスおける基本であるためです。また結論をまず伝えることで、これからどんな話をするのか相手が分かりやすくなりますよ。
結論が最初に来ていないと、「論理的な伝え方ができない」「基本を理解していない」と判断される恐れもあります。
「私の強みは忍耐力です」とまず伝えて、自己PRを始めることを基本にしましょう。
②根拠となるエピソード
結論として忍耐力が強みであることを伝えたら、次にその根拠となるエピソードを紹介します。
エピソードを盛り込むことで話に具体性が増し、「忍耐力が強み」との主張の説得力が増すためです。
また自分の体験談を盛り込むことで、無理に考えなくても自然に他の応募者との差別化を図ることにつながります。
自己分析をしっかりと行い、忍耐力の強さを裏付けられる自分だけのエピソードを盛り込むようにしましょう。
③入社後どのように強みを活かすか
自己PRの最後は、自分の忍耐力を入社後どのように活かすのか、入社後の展望を伝えることが大切です。
企業が求めるのは単に我慢強いだけの人材ではなく、忍耐力を活かして自社の業績に貢献してくれる人だと言えます。
入社後の展望はできるだけ現実的・具体的な方がアピールにつながるため、字数や時間とのバランスで分量を調節することが大切です。
「貴社(面接の場合は御社)に入社したら、忍耐力を活かして○○の分野で貢献したい」と、入社後の展望を語るようにしましょう。
就活の自己PRで忍耐力をアピールする際のポイント3つ

ここでは、就活の自己PRで忍耐力をアピールする際のポイントとして以下の3点を解説します。
①なぜ苦しい状況でも頑張れたのかを明確に伝える
忍耐力をアピールする際には、苦しい状況で頑張れた事実だけでなくその理由も伝えることが大切です。
理由や困難な状況に陥ったときの施行について触れることで、自己PRの説得力が増します。
また、困難な状況に陥ったときの考え方を伝えることで、自分の価値観や考え方、人柄を伝えることにもつながるでしょう。
ただ単に耐えたと伝えるだけでなく、どんな目的意識を持って忍耐力を発揮したのか伝えることがおすすめです。
②できるだけ数字を交えて伝える
自己PRを作成する際には、できるだけ数字を交えるようにすることも大切です。
数字を交えて定量的に伝えることで主張の具体性が増し、説得力のある自己PRになります。
たとえば単に「ほとんど毎日練習した」と伝えるよりは、「少なくとも週に5日以上は、一日4時間練習した」と伝えた方がイメージしやすいでしょう。
無理に数字を入れこもうとする必要はありませんが、できるだけ数字を交える姿勢は持つことをおすすめします。
③忍耐力を他の言葉に言い換える
忍耐力をアピールする場合は、別の言葉に言い換えて表現することもおすすめします。
「忍耐力」という言葉は比較的抽象度が高く、こちらのイメージと採用担当者のイメージに食い違いが発生する可能性があるためです。
別のより具体的な表現と言い換えることで説得力が増すだけでなく、他の応募者との差別化につながる効果も期待できます。
「忍耐力」の言い換え表現については次の項で紹介することから、一緒にチェックしてみてくださいね。
「忍耐力」の言い換え表現8選

「忍耐力」の言い換え表現としては、以下のようなものが考えられます。
・継続力がある ・一度決心したことは最後までやり遂げる ・困難な状況でも前向きに取り組める ・大変なことがあっても目標に向かって頑張れる ・変化が起きても対応できる柔軟性がある ・苦手な人がいても意見を尊重しながら対応する協調性がある ・失敗してもへこたれない打たれ強さがある ・地道な作業でもコツコツと粘り強く続けられる |
ここでは8パターンを紹介しましたが、エピソードや強調したい強みの質に合わせて表現は上記の他にも考えられるでしょう。
忍耐力をアピールする際の注意点3つ

ここでは、忍耐力をアピールする際の注意点として以下の3点を紹介します。
①ただ努力しただけの話にはしない
「忍耐力」をアピールするにあたっては、ただ努力しただけの話にしない意識が求められます。
耐えることや努力することはあくまでも手段であり、目的がどんなもので最終的にどんな成果につながったのかも伝えるべきです。
気を付けておかないと、「ただ我慢しただけで成長や成果にはつながっていない」と思われる可能性もあります。
たとえば「風邪を引いたけど頑張って試験を受けた」だけではただの我慢や努力であり、その先の目標や成果の話も併せてするべきでしょう。
②書類と面接で話が矛盾しないようにする
書類に記載したことと面接で話したことが矛盾しないようにすることも、自己PRでは大切な注意点です。
事前に提出した書類と実際に話している内容に矛盾があると、「嘘をついている」「適当に話している」と思われる恐れがあります。
たとえ嘘をつくつもりがなくても、事前に書いたことと異なる話をしてしまうことはあるものです。
履歴書やエントリーシートなどを提出する際には写しをとっておき、面接の直前にチェックするようにすると良いでしょう。
明日、面接があるけど不安すぎる…
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③短所として捉えられないように伝える
忍耐力をテーマに自己PRをする際には、短所としてとらえられないようにすることも大切です。
忍耐力をアピールする場合、気を付けないとどうしても「受動的」「消極的」などのイメージを持たれかねません。
たとえば「理不尽な指示に耐えて、卒業まで過ごした」とだけ伝えると、理不尽なことにただ受け身になり自ら行動しない印象になってしまいます。
忍耐力のアピール時には必ず目的意識や成果をセットにして、能動的・積極的な姿勢を強調する姿勢が大切でしょう。
自己PRで忍耐力をアピールする例文4選

ここでは、自己PRで忍耐力をアピールする際の例文として以下の4パターンを紹介します。
さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、4つの例文を本気で添削!自分の強みをどうアピールしたらいいか気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね。
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①部活動
部活動の経験をもとに「忍耐力」をアピールする例文を添削しました。
精神論に頼りすぎず、実際に取った行動と成果を具体的に示すことが重要です。
【結論】 私は、最後までやり抜く忍耐力があります。困難な状況でも諦めずに努力を続ける姿勢は、 |
添削コメント|「組織の中で成果を出す」という表現を、「地道な努力」や「チームへの貢献」といった表現に置き換えることで、より伝わりやすくしました。 |
【エピソード】 この力は、大学で続けてきたテニス部の活動を通じて養われました。 |
添削コメント|「心が折れそうになった」は感情表現に寄りすぎています。改善後は、忍耐力の土台となった「悔しさ」を中心に据えつつ、状況の客観性を高めました。 |
【エピソード詳細】 しかし、厳しい中でも |
添削コメント|「あと1球〜」という精神論だけでは説得力に欠けます。改善後は「いつ・どんな練習を・どのように工夫したのか」といった行動を意識し、具体的に伝えました。 |
【成果】 その結果、3年時にはレギュラーに選ばれ、 |
添削コメント|「勝利に貢献」では成果の具体性が乏しく、採用担当が客観的な評価を下しづらくなります。改善後は大会出場や評価された点を明確にしました。 |
【入社後】 入社後も、業務上の困難や失敗に直面した際は |
添削コメント|「信頼される存在」は抽象的で、どんな行動が信頼につながるかが曖昧でした。改善後は「状況整理」「試行錯誤」など業務に即した言葉を用い、忍耐力をビジネスに繋げています。 |
【NGポイント】
元の文章では精神論に寄った表現が多く、実際にどんな行動をしたのかが不明瞭でした。また、成果も「勝利に貢献」といった曖昧な表現になっており、説得力が弱い状態です。
【添削内容】
エピソードでは抽象的な言い回しを削除し、行動を具体化しました。また、「精神的に頑張った」ではなく「具体的にどんな工夫をしたか」を強調しています。
【どう変わった?】
企業視点から見ても、「困難な状況でも努力し、具体的な成果に繋げられる人材」であることが明確になりました。抽象的な「頑張った」ではなく、行動→成果→再現性の流れが構築されています。
・精神論ではなく行動を書く ・成果は客観的に伝える ・企業での再現性を示す |
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「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」そんな就活生の声に答えて、就活マガジンでは無料ES添削サービスである「赤ペンES」を運営しています。
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②アルバイト
アルバイトの経験をもとに「忍耐力」をアピールする例文を添削しました。
自己PRを作成する際は、単に我慢強いという印象にとどまらず、困難な状況下でどのような行動を取ったか、そしてその結果何を得たかを描くことが重要です。
【結論】 私は、どんなに困難な状況でも目の前のことに真摯に取り組む忍耐力を強みとしています。 |
添削コメント|結論では強みを端的に説明し、聞き手にわかりやすく説明しましょう。 |
【エピソード】 大学時代、ファミリーレストランのホールスタッフとして、週4日、繁忙時間帯を中心に勤務していました。土日や祝日のピークタイムには、注文や呼び出しが立て込み、クレーム対応に追われることも多くありました。 |
添削コメント|アルバイト経験を通じて「忍耐力が求められる環境」に身を置いていたことが明確に伝わります。勤務頻度や業務時間帯の設定も、困難な状況の裏付けとして機能しています。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|元の文は「誠実に対応した」といった主観的表現が使われており、就活生が実際にどんな行動をしたのかが不明確でした。ミス後の対応プロセスに置き換えることで、「忍耐力」が伝わる文章に改善しています。 |
【成果】 その行動が評価され、半年後には新人教育を任されるようになり |
添削コメント|第三者の言葉を入れることで、周囲への影響力や信頼性が客観的に伝わり、「忍耐力が他者にも影響した」と説得力を高められています。 |
【入社後】 入社後も、 |
添削コメント|「信頼される存在になりたい」という願望のままでは、企業に貢献する姿勢が伝わりにくいです。入社後の行動イメージを盛り込むことで、再現性の高い「忍耐力の発揮」が明確になります。 |
【NGポイント】
元の例文では、「忍耐力」を示す行動の説明が少なく、エピソードに説得力が不足している状態でした。特に「ミスをしても誠実に対応した」など、評価の根拠が曖昧な表現が目立ちました。
【添削内容】
文章全体を通して、5W1Hを意識して「どんな状況で、どのように対応したのか」を具体的に示すよう修正しました。また、後輩からの言葉など、第三者視点の評価も追加しています。
【どう変わった?】
「忍耐力=我慢強い人」という印象にとどまらず、「困難に粘り強く取り組み、信頼関係を築ける人物」という評価につながる内容に生まれ変わりました。
・忍耐力を行動で裏付ける ・第三者からの評価を追加する ・入社後にどのように活躍するか示す |
③学業
学業の経験をもとに「忍耐力」をアピールする例文を添削しました。
この例文では、苦手科目を克服する過程を具体的に描き、自分の努力がどのように成果へつながったかを明確にしています。
【結論】 私は、物事に根気強く取り組む忍耐力に自信があります。 |
添削コメント|「どんな状況でも諦めずに」は汎用的な表現で、企業側に伝わりづらいため、「工夫と努力を重ねながら」と改良しています。 |
【エピソード】 大学2年次、専門科目である統計学の授業に苦戦しました。理解に時間がかかり、課題も難解だったため、 |
添削コメント|「思うような成績」は曖昧な主観表現で、説得力に欠けます。「平均点を下回る」という客観的な指標に変えることで、どの程度の壁に直面したのかが明確になりました。 |
【エピソード詳細】 そこで私は、教科書や配布資料を使って授業の内容を要点ごとにまとめ直したり、毎日2時間の自習時間を確保したりと、地道な努力を続けました。また、理解が深い友人に質問することで、分からない点を1つずつ解消していきました。 |
添削コメント|誰が・何を・どのように取り組んだかをわかりやすく説明しています。「毎日2時間の勉強」と具体的な行動も見え、客観的にも忍耐力があることを伝えています。 |
【成果】 このような学習を約2ヶ月間継続した結果、後期の試験では |
添削コメント|「努力を継続する重要性」という気づきを加えたことで、行動と成果の因果関係がより明確になったのです。 |
【入社後】 入社後も新しい業務や壁に直面しても、 |
添削コメント|「すぐに諦めることなく」といった主観的な表現を削除し、「焦らず取り組む」という言い換えによって行動のイメージを明確化しました。 |
【NGポイント】
曖昧な表現が多く、「忍耐力がどのように発揮されたのか」が伝わりにくい状態でした。また、成果部分やエピソードにおいて主観的な記述が多く、読んだ人が状況や評価をイメージしづらいです。
【添削内容】
表現を客観的な内容に変更しました。「平均点を下回った」「85点以上を取得」「教員からのコメント」など、外部評価や数値を盛り込むことで、企業が評価しやすい内容となっています。
【どう変わった?】
誰が読んでも状況がイメージできるようになり、「忍耐力」を感じさせる行動と成果の流れが明確になりました。特に、数字や評価者の言葉を加えたことで客観性が増し、再現性を感じやすい自己PRになっています。
・客観的な数値を成果に含める ・主観的な表現は避ける ・第三者からの評価を引用する |
④インターンシップ
インターンシップの経験をもとに「忍耐力」をアピールする例文を添削しました。
企業の実際の業務を経験したというエピソートを効果的に用い、読み手が「入社後に再現性がある」と思えるような文章にしましょう。
【結論】 私は、困難な状況でも目標達成に向けて粘り強く取り組む「忍耐力」に自信があります。 |
添削コメント|この結論文は、強みをシンプルに示しており、採用担当者に伝わりやすい構成になっています。 |
【エピソード】 大学3年時に参加した長期インターンシップで、営業職の補助として活動した経験があります。 |
添削コメント|「新規顧客へのアプローチ」だけでは業務の範囲が曖昧で伝わりにくいため、何をどこまで担っていたのかが分かるように修正しました。 |
【エピソード詳細】 初めは全く成果が出ず、 |
添削コメント|「断られ続ける〜」という表現を、より具体的な行動や感情を描写する文章に変更しました。インターンシップで直面した困難と、その乗り越え方が伝わってきます。 |
【成果】 粘り強く取り組んだ結果、最終的には目標の3件を超える5件の契約を獲得しました。 |
添削コメント|「途中で諦めず〜」は前文と意味が重複しているため、「成果に至るまで地道に改善を繰り返せる」と言いかえることで、より本人の強みを多面的にアピールしています。 |
【入社後】 入社後も、困難に直面しても |
添削コメント|「すぐに諦めない」をインターンで見せた姿勢と連動する表現にすることで、企業での再現性や活用イメージを明確にしています。 |
【NGポイント】
元の文章では、「途中で諦めずに努力を〜」といった根性論を感じさせる箇所がありました。また、エピソードの内容が具体的でなく、業務内容や工夫点の伝達が不十分です。
【添削内容】
本人が「どのような行動を取れる人物なのか」を強調することに焦点を当てて修正しました。忍耐力があることを、表現の工夫によって行動ベースで表現しています。
【どう変わった?】
結果的に、インターンで直面した課題とそれに対する工夫・改善の流れが明確になりました。企業の採用担当にとっても、入社後に困難を乗り越えながら継続的に成果を出せる人材像がイメージしやすくなっています。
・困難な状況を具体的に書き、行動後の対比を明確にする ・客観的な営業成績で信憑性を高める ・成功したプロセスを詳細に示す |
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第一志望である企業の選考に通過するためにも、まずは就活のプロにES添削を依頼してみましょう!LINE登録3分で満足が行くまで添削依頼ができますよ。
忍耐力を上手に自己PRに取り入れましょう!

忍耐力とは耐え忍ぶ力ですが、企業が求める能力に合わせてできるだけポジティブに受け取られるように伝え方を工夫することが大切です。
例えば、「困難に直面しても粘り強く取り組める」「長期的な視点で着実に成果を出せる」といったように、前向きな表現に置き換えることができます。
言い換え表現やエピソードの伝え方などを工夫して、忍耐力を上手に自己PRへ取り入れましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。