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公務員就活に失敗しても大丈夫!切り替え方・おすすめの選択肢を紹介

「公務員になりたいけど、失敗してしまった…この後どうしよう。」と悩んでいる方もいるのでは?公務員試験は倍率が高く、どれだけ努力しても採用されない可能性はあります。

本記事では、公務員就職に失敗する方の割合・切り替え方・その後の進路を紹介します。ぜひ参考にしてください。

公務員就活に失敗してしまう人の割合とは

公務員試験に挑戦するものの、その道を歩むことができない就活生は予想外にも多いのが現実です。

人事院が発表した最新の統計によれば、2023年度における公務員試験の合格倍率は約9.5倍と高く記録されています。

公務員を目指すには、ただ単に試験に合格するだけではなく、その後の選考も努力する必要があるのです。

総合職(人)
第一次試験受験者数12,886
最終合格者数1,360
最終倍率約9.5倍
参考:人事院「公務員総合職倍率(大卒)」」

公務員就活に失敗した場合の切り替え方法2つ

万が一公務員試験に失敗してしまったら、どう考えたら良いのでしょうか。ここでは、2つの切り替え方を紹介します。

  • 一旦就活から離れてみる
  • 今後の就活計画を立て直す

①一旦就活から離れてみる

就職活動のストレスから解放されるには、一時的に就活を中断することが挙げられます。落ち込んだ気持ちを抱えたままでは、新しい挑戦に向かうのは難しいですよね。

そこで、まずは心のケアを最優先に考え、就職活動から距離を置いて自分の趣味に没頭してみるのはいかがでしょうか。

美味しい食事を楽しむ、小旅行をしてみる、心のままに散歩するなど、自分にとってのリフレッシュ方法を見つけてください。

休息期間中は、SNSの使用を控え、公務員試験や就職活動に関する情報から距離を置くことも大切ですよ。

②今後の就活計画を立て直す

就職活動中の気持ちを切り替えるためには、就活計画を立て直すことがおすすめ。不安感を抱える主な理由は、自分の進むべき道が明確でないことにあります。

自分の進路について明確な計画を立てることで、取り組むべきことがはっきりし、それによって不安が和らぎますよ。

また、考えを整理するためには、思いつく選択肢を紙に書き出してみてください。頭の中が整理され、次のステップに進むための明確な道筋が見えてくるでしょう。

公務員就活に失敗した際の選択肢5つ

続いて、公務員就活に失敗した際の選択肢を5つ紹介します。万が一失敗したと思っても、公務員以外にも選択肢はありますよ。ぜひ最後まで読んで、今後の計画に役立ててください。

  1. 民間企業から内定獲得を目指す
  2. 大学院への進学を目指す
  3. 来年再チャレンジをする
  4. 地方公務員の募集を探す
  5. 就職浪人を選択する

①民間企業から内定獲得を目指す

公務員試験就活に失敗したら、民間企業への就職を目指すのがおすすめ。様々な業界にまたがる無数の民間企業があり、それぞれ異なる採用スケジュールとなっています。

公務員試験の結果が出た後でも、まだ採用活動を行っている企業を探すことは充分に可能です。多くの選考機会があるため、公務員試験から切り替えやすい進路となっています。

公務員としての明確な動機を持つ人にとっては、方向転換は難しいかもしれませんが、心を決めることができれば、選択肢は大きく広がりますよ。

②大学院への進学を目指す

公務員への道を一旦脇に置き、大学院への進学を検討するのも一つの選択肢です。大学院での学びを経て、公務員職への再応募も可能になるためです。

大学院での学びは、自分自身と向き合い、将来のキャリアについて深く考えるための貴重な時間があります。

大学院生の期間を利用して、公務員職以外にも自分に合ったキャリアパスを見つけることができるかもしれません。

ただし、大学院進学にはそれなりの費用がかかります。経済的な面も考慮に入れ、慎重に次のステップを決定することが重要です。

③来年再チャレンジをする

来年に公務員試験への再挑戦を考えるのも、一つの選択肢と言えるでしょう。不合格の原因をじっくりと分析し、それを次の試験の準備に活かせます。

しかし、公務員試験の再受験を決意するにあたっては、浪人生活の具体的な計画や勉強のスケジュール管理など、考慮すべき点がいくつかあります。

さらに、次の試験での不合格が民間企業への就職活動にどのような影響を及ぼすかも、念頭に置く必要がありますよ。

民間企業への道が閉ざされるリスクも考慮に入れた上で、再挑戦をするか慎重に判断してください。

④地方公務員の募集を探す

公務員就活の失敗から立ち直り、現在募集中の地方公務員試験に目を向けることも一つの道です。地方公務員試験は夏までに実施されるため、今からでも間に合う可能性があります。

どうしても公務員を諦め切れないのなら、次の機会を逃さないよう、早急に情報収集を始めることが肝心です。

ただし、地方公務員試験の応募期間も夏には終了します。遅くともその時期までには行動を起こさないと、民間企業への就職活動にも遅れが生じ、不利な状況になることを覚悟しなければなりません。

⑤就職浪人を選択する

公務員試験の結果が思わしくなかった場合、就職浪人という選択肢は一つの手段です。就職浪人とは、卒業後にすぐには就職せず、再度就職活動を行うことを指します。

就職浪人を選べば、自己再発見の機会を得られ、将来について深く考える時間が持てるでしょう。

しかし、就職浪人中には生活費の補い方を考えなければならず、アルバイトをしながらの就職活動は、金銭的にも精神的にも大きな負担となるため注意しましょう。

最も目指しやすい民間企業就職への4つの対策

では最後に、公務員就活に失敗しても切り替えやすい民間企業就職への対策を4つ紹介します。

  1. 今後の就活目標を立て直す
  2. 自己分析をやり直す
  3. 行きたいと思う企業を10社以上選ぶ
  4. 面接対策を徹底する

①今後の就活目標を立て直す

民間企業への就職活動を始める際には、まず自分の目標を明確に設定することが重要です。就活期間・職種・企業の条件を考え、就職活動の計画を立てましょう。

就職活動は計画通りに進まないこともありますが、それでも期限を設けて集中的に取り組むことで成功への近道になります。

目標を持たずに就職活動を行うと、やる気が低下し、長引く就職活動が逆に不利に働く可能性がありますよ。だからこそ、明確な目標設定が就職活動の成功には不可欠なのです。

②自己分析をやり直す

民間企業への転職を目指す際には、自己分析を徹底することが非常に重要

自分を客観的に見つめなおすことで、自身の強みや弱み、適性がある職種や業界、喜びを感じることや将来の理想像など、様々な自分の特徴を理解できるためです。

自己分析は、就職活動の方向性を定め、就活軸を整理し、自分だけの強みを発見するために不可欠です。

③行きたいと思う企業を10社以上選ぶ

就職活動を行う際、興味を持った企業を10社以上選ぶことは重要なステップです。自己分析を通じて、自分の適性や強み、関心のある業界を把握した上で業界研究を進めましょう。

企業選びには、知名度だけに囚われず、自分の価値観や適性、関心を軸に考えることが肝心です。

自分にとって本当に合う企業を選ぶためにも、選んだ企業の事業内容や企業理念について、さらに詳しく調べてみることをおすすめします。

④面接対策を徹底する

民間企業への就職活動において、面接の準備は不可欠です。面接で成功するためには、以下の基本事項を理解し、何度も練習することが重要です。

  • 志望動機や自己PRのよくある質問に対する答え
  • 身だしなみの整った外見と清潔感
  • ビジネスマナーに則った基本的な会話術

面接でよく聞かれる質問には、事前に答えを用意しておき、実際の面接では落ち着いて答えられるようにしましょう

さらに回答を準備する際には、応募先企業がどのような人材を求めているのかを事前に把握しておくことが重要です。

公務員就活に失敗しても大丈夫!その後の進路を考えよう

公務員試験での不合格は、決して稀な出来事ではありません。試験に合格しなかったとしても、さまざまな選択肢があるためすぐに切り替えましょう

失敗から立ち直り、別の選択肢へすぐに切り替えられれば充実したキャリアを築けますよ。

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