【例文16選】自己紹介はインパクトが重要 | 面白いネタや注意も紹介
面接で求められる自己紹介。企業研究や自己分析に追われて、自己紹介をじっくり考えることまで手が回らない就活生も多いと思います。
「インパクトに残る自己紹介を1分間でするなんて、難しすぎる…!」
「そもそも自己紹介って、そんなに重要?」
こんな疑問に答えるため、本記事では自己紹介でインパクトを残すポイントや注意点まで徹底解説しています。
記事最後の例文をヒントに、面接官に「もっとこの学生の話を聞きたい」と思わせるような自己紹介を完成させましょう!
面接の自己紹介でインパクトを残すべき2つの理由
「1分間で話せることなど限られているし、経歴はESを見ればわかることなので、自己紹介の重要性がわからない」
そう思う人もいるかもしれません。しかし、自己紹介は就活生が考える以上に大切なのです。
その理由を2つ解説します。
人気企業の内定獲得は狭き門
大手企業であればあるほど、面接官にインパクトを残すことは至難の業。
人手不足だ、売り手市場だと言われている現在の就活状況ですが、誰もが知るような大手企業の新卒採用の倍率は非常に高いのが現実です。東洋経済オンラインが発表したランキングを見ると、倍率100倍を軽く超える企業も多いことがわかります。
倍率が高いということは、人気企業の採用担当者は何百人という学生と面接をしているということ。
他の就活生を差し置いて印象を残すためには、自己PRやガクチカに加えて、自己紹介という場も利用してインパクトある発表をする他ありません。
第一印象は簡単に覆らない
面接冒頭で求められる自己紹介は第一印象を決定し、簡単に覆りません。
新しい環境や初対面の人に出会うとき、「第一印象が大切だ」とよく言いますよね。
心理学ではこれを初頭効果といい、「人間は最初の情報を、その後に続く情報よりも強く印象に残す」ということが実証されています。
つまり、第一印象で良いイメージを抱かせることが出来れば、その後の面接の内容がより高く評価される可能性があるのです。
また、これがわかっていれば、面接で自己紹介以降に失敗をしてしまっても「良い第一印象は簡単にはかき消されないはずだから、きっと大丈夫だ」と心に余裕を持つことができます。
面接の方向性が決まる!自己紹介が求められる3つの理由
短い時間でありながら、人物像を左右する自己紹介。面接官が自己紹介を求める理由を解説します。
①後の質問のため、大まかに経歴を把握したいから
大まかな経歴はESを読めばわかりますが、ESに書いた内容を丸暗記してそのまま発表する学生はいないでしょう。ESには書いていない内容を織り交ぜて自己紹介することが一般的です。
面接官が自己紹介を求める意図はここにあり、自己紹介の内容を後の質問で掘り下げるための材料としたい、という目的があります。
自己紹介で話した内容が後の質問に影響を与えると考えると、自己紹介は面接の方向性を決定する、といっても過言ではありません。
②コミュニケーション能力や人間性を見たいから
面接官は自己紹介の内容や話し方の印象から、自社に相応しいコミュニケーション能力、人間性があるかどうか見極めています。
職種に関わらず、仕事では社内外の人々とコミュニケーションを取ることが必要です。
自己紹介は、入社後に必須となる基本的な対話力があるかどうかを判断したい、という目的があります。
③アイスブレイクとして、就活生の緊張をほぐしたいから
いくら自信のある就活生でも、本番の面接では緊張して硬くなってしまうのが普通です。
緊張状態のまま本題の質問をしてしまうと、就活生の本来の人物像を把握できないリスクがあります。
最初にアイスブレイクとして自己紹介を交え、話しやすい環境を作ることで、より普段の状態に近い本人を知ろうと考えています。
自己紹介の内容
1分間で話せる文字数は大体330字。この字数内で言うべき基本的な内容は以下の5つです。
- 冒頭でのあいさつ
- 名前、学校情報
- 学生時代の活動や経験
- 意気込みや熱意
- まとめのあいさつ
3つ目の「学生時代の活動や経験」に関しては、ぜひ例文で確認してみてくださいね。
自己紹介でインパクトを残すための基本ポイント6つ
以上の5つの内容を自分なりに肉付けし、インパクトある自己紹介を完成させていきましょう。印象に残る自己紹介にするための6つのポイントを解説します。
①要点をわかりやすく伝える
面接官が疑問に思うことがないように、わかりやすく伝えることが大切です。
自分の事をアピールしようと思うあまり、様々な情報を盛り込んでしまう就活生もいるでしょう。
しかし、多くのことを伝えると、一つ一つの要点が弱まってしまいます。本当に伝えたいことを1、2個に絞り、面接官の興味を引くように心がけましょう。
②オリジナル性のある内容にする
自己紹介の内容はありきたりにならないように注意しましょう。「面接官は1日何人もの学生を見ている」ということを忘れないで下さい。
自分のありのままの特徴を印象的な言葉に言い換えてみるというだけでも、オリジナリティを持たせられますよ。
具体的にどんな言葉にしよう?と迷う人は、ぜひこちらも見てみてくださいね。
③簡潔でコンパクトにまとめる
その後の質問のきっかけにしようと、過去にまで遡って話してしまったり、志望動機など自己紹介以上のことを話してしまわないように注意しましょう。面接官は、短時間で簡潔に物事を伝えられる能力も見ています。
本番中に「あれもこれも話したい!」とならないように、事前に言うことをピックアップしておくと安心ですね。
30秒や1分で自己紹介を求める企業もあれば、3分で求める企業もあるので、短いバージョンと長いバージョン、どちらも用意しておくと良いでしょう。
④強みをストレートに伝える
長々と自分の強みを言うより、ストレートで簡潔に伝えた方が印象に残りやすくなります。
自分を端的に表す言葉を見つけることに苦戦してしまったら、家族や恋人、友達に自分の印象や長所を聞いてみることも効果的です。また違った側面の自分が見え、さらに深い自己分析にも繋がりますよ。
また、謙虚さは大切ですが、面接で「~ではありますが、」と前置きして長所を言う必要はありません。時間は限られている上、「自信が無さそうだ」とマイナスな印象を与えてしまうリスクがあります。
胸を張って自分の強みをアピールしましょう。
⑤声や表情、目線を工夫する
いくら素晴らしい内容の自己紹介を行っても、声や表情が暗ければ好印象は残せません。
「メラビアンの法則」によると、感情や態度が伝わる際、言葉そのものが占める割合はわずか7%、声のトーンや抑揚が占める割合は 38%、表情や仕草などが占める割合は 55%もあるのです。
つまり、言葉の情報は1割未満しか影響せず、声、目線、表情が第一印象決定のカギを握っていることになります。
表情が硬くなってしまわないように、鏡の前で練習したり動画を撮ったりして、面接官からどう見えているのかをチェックしましょう。
⑥意気込みや熱意を伝える
最後に締めの言葉として、意気込みや熱意を1~2文で伝えます。
締めの言葉がなければ自己紹介がいつ終わったのかわからず、面接官が戸惑ってしまいます。
最後に入社への熱意を伝え、好印象で自己紹介を締めくくりましょう。
【差をつけたい人へ】自己紹介の応用ポイント3つ
ここまで、基本のポイントを解説しました。
「自己紹介でもっと差をつけて、大手企業の内定を獲得したい!」
そう考えている就活生のために、他の学生と差がつく応用ポイントを3つ紹介します。
①自分を一言で表すキャッチフレーズを考える
強みをアピールするために、自分を一言で表すキャッチフレーズを使うと有効です。
自分の魅力やアピールポイントを四字熟語や独自のフレーズで印象的に伝えることで、他の就活生との差別化に繋がります。
また、キャッチフレーズを裏付ける具体的なエピソードも一緒に話すと、信憑性が高まり強いインパクトを残すことができます。
しかし、自分を端的に表す文言をいきなり見つけようと思っても、難しいですよね。
まずは自分の長所を洗い流すことから始めましょう。
この記事の最後にキャッチフレーズを使った例文を載せましたので、ぜひ参考にしてください。
②具体的なエピソードを盛り込む
自己紹介にインパクトを残すためには、それを証拠付けるエピソードが大切です。
「誰も経験したことがないようなエピソードを話さないといけない」
「サークルやアルバイトの経験はありきたりだからダメだ」
このように考える就活生は多いですが、面接官が見ているものはエピソードの「珍しさ」でも「規模の大きさ」でもありません。
あなたが何を考え、どのような学びを得て、次に繋げたのか。エピソードの「過程」を見ているのです。
一見ありきたりのようなエピソードでも、あなたの思考や行動は唯一無二であるはず。
自分がその時何を考えて行動したのか伝え、自身の成長をアピールしましょう。
③就職した際の明確なイメージと繋げる
いくらインパクトを残せても、企業が求める人物像とマッチしなければ意味がありません。
企業研究を徹底し、自分の長所が企業にどう貢献するのかイメージを伝えましょう。企業が求めるスキルや強みを持っている就活生は、面接官にとって魅力に映ります。
自己PRにはならないよう注意し、ポイントを洗い流して面接官の関心を引くようにしましょう。
「面白さ」で印象を残すための3つのネタ
インパクトを残すために、自己紹介にユーモアを用いるのも一つの手。
面接官の笑いを引き出すことでリラックスした空気感を作ることができ、自分自身にも余裕が生まれるというメリットもあります。
「面白さ」を引き出すために有効なネタは、以下の3つです。
①地元ネタ
年齢性別関係なく万人受けし、はずれがないのが地元ネタ。
出身地をネタに話をしたら、偶然面接官と故郷が同じだったりすることもあります。温かな雰囲気を作ることにも繋がりますね。
地元の人にしか伝わらないようなマニアック過ぎるネタにならないよう注意し、誰でもクスッと笑えるような面白ネタを用意しましょう。
②失敗ネタ
「大学時代、インターン初日に気合が入っていたあまりに早く出勤し過ぎ、会社の警備員さんに怪しまれたことがあります」といった、ちょっとした失敗談をネタにすることも効果的です。
この例文はユーモアを伝えられる上に、「この人は強い意気込みで仕事をしてくれそうだ」という好印象を与えることにも繋がります。
長所と短所は表裏一体なので、「長所が行き過ぎた結果の失敗」を話すと、一貫性が生まれて有効ですね。
③ギャップネタ
「見た目は体育会系ですが、ピアノと読書が趣味です」といったような、面接官が「えっ!」と驚くようなギャップネタを披露するのも有効です。
ただし、あまりに自虐的なネタは好ましくないので気を付けましょう。
インパクトある自己紹介の例文16選
注意点まで理解できたら、あとは独自の自己紹介を作るのみです。
より多くのヒントを提供できるよう、地元ネタ以外の例文は長めの文章量となっています。
これらを材料に、自分だけの自己紹介を完成させてみてくださいね。
①キャッチフレーズを使った例文4選
インパクトがあり耳に残るキャッチフレーズで、面接官に印象を残せます。
- ポジティブ連鎖メーカー
- どんな向かい風も受けて立つ、逆境ファイター
- 発想力と行動力のハイブリッド
- 諸突猛進!通常モードが全力疾走
私の長所を一言で表すと、「ポジティブ連鎖メーカー」です。 ネガティブな雰囲気が漂っていても、私のポジティブさで前向きな気持ちを皆に連鎖させることができます。 私は大学時代、所属していたサークルでイベント企画リーダーを任されたことがあります。最初はなかなか良いアイデアが出ず、段々と発言しづらい雰囲気が作られてしまいました。そこで私は、いきなりアイデアを集めようとせず、まずは自由に発言しやすい空間を作ろうとしたのです。「前向きに捉え、意見を絶対に否定しない」というルールを設け、サークル全体にポジティブな雰囲気を取り戻しました。 その結果、イベントを成功させることができたのです。 |
私を一言で表すと、「どんな向かい風も受けて立つ、逆境ファイター」です。 どんなに困難な状況が待ち受けていようと、諦めずに前進する力があります。 私は大学時代、ゼミの研究成果を発表するコンテストにエントリーしたことがあります。当時ゼミ長を務めていたのですが、メンバー全員の予定が合う日がなかなか見つからず、話し合いがほとんどできない状況に陥りました。私はあえてこの状況を逆手に取り、タスクを個人単位に細かく分担することで、リモートでも企画を進められるような環境を整えたのです。個人の進捗をオンライン上に示すことで達成感を得られる上、皆が集まれる日はより集中して話し合いを行うことができました。 |
私を一言で表すと、「発想力と行動力のハイブリッド」です。 私は豊かな発想と強い行動力を兼ね備えています。 大学3年生のときに所属していた地域エコサークルで、新入生歓迎イベントを企画する担当になりました。例年は飲み会が行われていたのみで、新入生が上級生と馴染めないまま終わってしまっている印象を受けました。私は持ち前の発想力と行動力を活かし、今までの歓迎イベントを一新したのです。上級生と新入生でグループを組み、拾ったポイ捨てゴミの重さを競う「グループ対抗地域ゴミ拾い合戦」を実施しました。 その結果、新入生がサークルにより早く馴染めただけでなく、サークルの魅力をもっと知ってもらえたのです。 |
私を一言で表すと、「諸突猛進!通常モードが全力疾走」です。 一度決めた目標には全力を尽くして努力できることが強みです。 私は大学2年生のとき、アルバイトのリーダーに任されました。「バイトなんだからそんなに無理してやらなくていいよ」と周りの人々には言われましたが、私はあえて全力になることを選びました。 店の回転率を上げることを目標とするのでなく、お客様と対話する時間を増やし、料理を提案することで、客単価を上げる方針に切り替えたのです。私は従業員がスムーズにお客様と会話できるよう、皆の性格を観察し、一人一人異なる「お客様会話マニュアル」を全員分作成しました。 その結果、店の売り上げを前年度より30%上げることに成功しました。 |
②強みをはっきりとアピールする例文4選
長所を言い切り、それを証明するエピソードを伝えることで、信頼性を高めてインパクトを残せます。
私の長所は、好奇心旺盛なことです。 興味のあることは徹底的に調べ上げ、深堀りすることが得意です。 私は大学で受講した「ヨーロッパ環境史」について興味を持ち、授業で扱った内容はもちろん、それ以上のことまで自ら文献や研究論文を読み漁り、知識を深めました。特に私が関心を持った「産業革命と気候変動の相関」についてゼミで研究内容を発表し、教授から高い評価を得た実績があります。 |
私の長所は、向上心が強いことです。 何事にも全力で取り組み、成長し続ける意欲があります。 私は大学時代、テニス部に所属していました。自分より圧倒的にプレーが上手い部員ばかりで、入部当初は心が折れそうになることが何度もありました。しかし私は毎朝誰よりも早くコートに立ち、雨の日も風の日も練習を重ねました。スランプに陥った時は自分のフォームを客観的に見るためにビデオに録画するなどといった工夫も重ねました。 その結果、学内の大会で優勝することができたのです。 |
私の長所は、責任感が強いことです。 何事にも使命感を持ち、最後までやり遂げる自信があります。 私は大学2年生の時、長期インターンでマーケティングチームに所属しました。SNSでの新製品のプロモーションを行う企画のリーダーに任命された際、企画の成功が会社の売上に直結するため、プレッシャーに押しつぶされそうになることもありました。しかし私は、チームのメンバーとこまめに進捗を報告し合い、互いにフィードバックを取り入れることで、キャンペーン期間のフォロワー数を25%増やすことに成功したのです。 |
私の長所は、自分のコンプレックスと向き合う力があることです。 私は大学1年生の時に飲食店でアルバイトをしていたのですが、人前で話すことが大の苦手であり、お客様から「声が小さい」といったクレームを受けることも多々ありました。自分は接客に向いていないのではないか、アルバイトを辞めてしまおうか、と悩みましたが、私はあえて自分の弱点と向き合うことを選びました。鏡の前で自分の話す姿を観察したり、声の出し方を工夫したりすることで、徐々に接客業が得意になりました。 その結果、私の接客サービスの良さから、バイトリーダーに任命されたのです。 |
③地元ネタで興味を引く例文4選
特別なキャッチフレーズを考えるのが苦手な人は、地元ネタを使ってインパクトを残すのも1つの手です。
しかし、自分の魅力を伝えられないので、このネタの尺は短めにしましょう。
私の地元は山奥にあり、電車が1時間に1本しかありません。 そのおかげで、早め早めに行動する習慣が身に付きました。 |
私の実家のすぐ近くには、○○という山があります。 幼い頃からその山に家族でハイキングをする習慣があったので、体力には自信があります。 |
私の地元は自然豊かな場所であり、スーパーやコンビニが少ししかありませんでした。 最寄りのコンビニは自転車で30分ほどかかる場所にあり、買い物に行くのがとても大変でした。 |
私の地元では○○という特殊なお祭りがあり、村の子供が伝統的な衣装を着るという行事があります。 当時は皆の前で特殊な衣装を着てとても恥ずかしかったですが、今では良い思い出です。 |
④ギャップネタを用いた例文4選
「実は自分はこんな人間だ」とギャップを披露することで、驚きが生まれてインパクトを残せます。
私は話し方や雰囲気から「おっとりとしたお嬢様」のように思われることが多いですが、心は体育会系の熱血漢です。 一度決めた目標は何が何でもやり切るという、強い意思があります。 私は大学1年生で初めて受験したTOEICで、520点というひどい点数を取ってしまいました。しかし「大学2年生のうちに850点以上を必ず取る」という目標のもと、朝から晩まで図書館に籠り切りで勉強をしました。試験前はドライヤーをする時間を短縮するため、伸ばしていた髪をばっさりと切り落としました。あまりの熱中ぶりに両親が心配の言葉を掛けたこともありましたが、私は努力を惜しみませんでした。 その結果、850点を軽く超える点数を叩き出すことができました。 |
私はガタイの良い体格のために「筋肉で全て解決する肉体派」といったイメージを抱かれがちですが、本当は誰よりも人の心の痛みに敏感です。 私は大学1年生の時ボランティアサークルに所属し、特に子どもたちへの学習支援活動に力を入れてきました。いつもとは様子が異なる児童にいち早く気付き、強引に声を掛けて悩みを聞き出そうとするのではなく、丁寧に時間を掛けて心を開いてもらうことを意識しました。 その結果、その児童は九九が苦手で、勉強についていけていなかったということがわかったのです。これに素早く気付けたため、その児童の親御さんにはとても感謝されました。 |
私はいつも度の強いメガネを掛けているため、「勉強が好きでアウトドアは得意ではなさそう」という印象を抱かれがちですが、登山が大好きです。 大学4年間は登山部に所属していました。特に印象に残っているのは、大学3年生のときに挑戦した北海道の大雪山です。突然の大雪により目の前が見えなくなってしまい、向かうべきルートが全くわからなくなってしまったことがありました。しかし私は冷静な判断力を活かし、GPSや地図を駆使して、新たなルートを見つけるために協力しました。 無事下山した後は、同じような状況に陥っても焦らないために、対策マニュアルを作成しました。このマニュアルは下級生にも引き継がれ、後輩が遭遇したいくつもの危機を救っています。 |
私は物静かで寡黙な印象を持たれることが多いですが、スカイダイビングが趣味で、自分の限界にチャレンジすることが大好きです。 大学時代はスカイダイビング愛好会に所属していました。最初は恐怖感もありましたが、限界を超えることで得られる達成感と興奮が、私の新たな挑戦への原動力となりました。少しの判断ミスが命の危険に繋がるため、冷静な判断力が養われました。 この経験を通じて、緊張する場面でも冷静さを保ち、問題解決に取り組む姿勢を身につけました。 |
逆効果かも!?インパクトある自己紹介の注意点5つ
ここまで、面接官に良い印象を残すための方法や例文を紹介しました。
しかし、話す内容が長すぎてしまったり、マナーを無視してしまったりすると、せっかくの自己紹介も逆効果になってしまいます。
独自の自己紹介を作成する前に、注意が必要なポイントを5つ見ていきましょう。
①身振り手振りで誇張しすぎる
過度な身振り手振りをしてしまうと、不自然に感じられてしまったり、内容のインパクトが薄まってしまう可能性があります。
上の内容でも紹介したメラビアンの法則に従うと、人は言語情報よりも視覚的情報を強く記憶するため、ジェスチャーがうるさいとマイナスの意味で面接官のインパクトに残ってしまうのです。
②話が長すぎる
幼少期にまで遡って話をしてしまったり、志望動機や自己PRにまで内容を膨らませてしまうのはNG。
面接官も人間なので、ダラダラと続く自己紹介に飽きてしまいます。
長ければ長いほど一番伝えたいことのインパクトは弱まってしまうので、簡潔で丁寧な説明を心掛けましょう。
③過度な自虐や下品な内容を話す
自分のコンプレックスや引け目に感じている部分をユーモアに昇華する際、自虐し過ぎてしまうのは逆効果。
採用担当者は学生の魅力を知りたくて面接に呼んでいるので、過度に自分を下げる必要はありません。
また、面接官が不快に感じるような発言、言葉遣いにも気を付けましょう。ビジネスの場に適した受け答えができるかどうかも、面接官は見ています。
④台本の丸暗記をする
自己紹介は志望動機とは異なり、企業によって言う内容を変える必要はほとんどありません。
しかし、内容が固定されているからといって、台本を丸暗記するのは逆効果。
機械的に感じられてしまう上、万が一内容を忘れてしまったら不自然な間が生まれるリスクもあります。
面接を1人でする発表会だと思わず、「面接官との会話の場」だと考えて下さい。言うべき内容をある程度覚えたら、あとは自信を持って自分らしく語りかけてみましょう。
⑤無理をする
インパクトある自己紹介をすることで、面接官の興味を引くことはできます。
しかし、無理をして本来の自分であれば絶対に言わないような事を言ったり、自分らしくない自己紹介をすることは、返って自分の首を締めてしまう可能性があります。
その後の質問は、自己紹介の内容を材料にして行われるからです。
芸人のように流暢に笑いを取れなくても、自分の個性に合ったユーモアを出せれば、それで完璧なのです。
インパクトのある自己紹介で面接に挑もう!
ここまで、色々な自己紹介の例文や注意点を紹介しました。
普段の生活の中で自分自身の長所や特徴に向かい合う機会はなかなかないため、最初は自己紹介を考えることに苦戦すると思います。
この記事を参考にして、どうすれば自分の魅力が最大限伝わるのか試行錯誤しながら、あなた独自の自己紹介を完成させてみてくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。