HOME > 就活マガジン記事 > 志望動機の深堀りを完全攻略!面接の頻出質問例・回答例10選を紹介

志望動機の深堀りを完全攻略!面接の頻出質問例・回答例10選を紹介

「志望動機の深堀って具体的にどう対策すればいいんだろう?」そんな疑問を持つ就活生も多いでしょう。面接では、志望動機をさらに深掘りする質問をされるケースがほとんどです。

深堀された質問に答えられないとうまくアピールできません。結果、せっかく企業にとって魅力的な人材なのにも関わらず、企業に気付いてもらえない可能性があるでしょう。

そこで、この記事では志望動機の深堀りについて徹底解説します。志望動機の深堀り対策に悩んでいる就活生は、ぜひ参考にしてあなたの魅力を企業に伝えてください。

目次

志望動機の深堀り質問の背景と重要性を解説

志望動機の深堀り質問の背景と重要性を解説します。

  • なぜ企業は志望動機を深掘りするのか?
  • 深堀り質問で見られるポイント

企業が志望動機を深掘りして聞く理由を知れば、面接対策をしやすいのでぜひ参考にしてください。

なぜ企業は志望動機を深掘りするのか?

企業が志望動機を深く掘り下げる理由は準備された答えではなく、応募者がなぜその企業を選んだのか、本音に迫りたいと考えているからです。

企業は、自社のビジョンや価値観にどれだけ共感し、自分の能力をどう活かすつもりなのかを見極めようとしています。

また企業は応募者の人柄や価値観を探り、企業との適性を判断するためにも志望動機を深堀りをするのです。

深堀り質問で見られるポイント

面接官が志望動機の深掘り質問を通じて注目するのは、以下の3つです。

  • 話の一貫性
  • 熱意
  • 業界や企業への理解度

志望動機の深堀り対策をする際には自己PRや志望理由に矛盾が生まれないよう意識し、全体的に一貫性のあるストーリーにするよう心がけましょう。

また、応募企業の独自性や魅力に触れて志望動機を話せば、応募企業への志望理由がはっきりと伝わるため好印象を与えられますよ。

志望動機の深堀りに備えるための3つのステップ

志望動機の深掘りに備えるための3つのステップを紹介します。

  1. ステップ1: 志望動機の基本構成を確認する
  2. ステップ2: 面接での深堀り質問を予測する
  3. ステップ3: 回答の練習と第三者による模擬面接

このステップを踏んで深掘りに備えれば、志望動機の深堀りへの対策が抜け漏れなくできますよ。

①ステップ1: 志望動機の基本構成を確認する

志望動機を深掘りされる前に、志望動機そのものが正しい構成に沿っているか確認しましょう。志望動機は基本的に以下3つの要素で成り立っています。

  1. 企業のどこに魅力を感じているのか
  2. その考えに至った経緯を、自分の経験や価値観に基づいて説明
  3. 入社後どう貢献し、どう活躍したいかを具体的に述べる

志望動機を考える際には、自分が何を大切にして就職活動しているのかを見直し、企業のどの点に魅力を感じたのかをはっきりさせましょう。

そのうえで体験やエピソードを盛り込み、その体験から得た学びを志望動機に繋げて話に厚みをもたせてください。

最後に入社後はどう会社に貢献し、どう将来像を描いているかを述べ、全体をまとめましょう。

②ステップ2: 面接での深堀り質問を予測する

作成した志望動機をもとにどんな深堀り質問が飛んでくるかを予測し、あらかじめ回答を用意しておきます。

深掘りの質問には定番の質問があるので、シミュレーションしてみると良いでしょう。例えば定番の質問の1つに「第一志望職種で具体的に何をしたいか?」があります。

質問を予測して準備しておけば、面接に自信をもって臨めますよ。

➂ステップ3: 回答の練習と第三者による模擬面接

準備した深掘り質問への回答を、実際に声に出して練習してください。自宅で椅子に腰掛け、前に面接官がいると想定して本番さながらに練習しましょう。

またスマートフォンで練習する自分の姿を録画して見返すことで、話し方や表情を客観的にチェックできます。

家族や友人の協力をあおぎ、模擬面接を行うのも1つの手です。第三者からのフィードバックを得るのと自分では気づかなかったクセを指摘してもらえることがあります。

また大学の就職支援センターで模擬面接を実施している場合は、積極的に活用しましょう。

よくある志望動機の深堀り質問と回答例

よくある志望動機の深堀り質問と回答例を10個紹介します。

  1. 質問① なぜこの業界を選んだのか?
  2. 質問② なぜこの会社を選んだのか?
  3. 質問③ なぜこの職種なのか?
  4. 質問④ なぜ他の企業ではなく、うちの会社なのか?
  5. 質問⑤ 入社後の目標は何か?
  6. 質問⑥過去の経験をどう活かせるか?
  7. 質問⑦ この経験から何を感じたか?
  8. 質問⑧ 第一志望職種で具体的にどんなことをしたいか?
  9. 質問⑨ 目標を達成するうえでのあなたの強みは何か?
  10. 質問⑩ あなたの価値観はいつ形成されたか?

定番の質問を準備しておけば、面接で深掘り質問をされたときにも落ち着いて対応できますよ。

質問① なぜこの業界を選んだのか?

深掘り質問「なぜこの業界を選んだのか?」の回答例を紹介します。

幼いころからプログラミングに親しんできたことがIT業界に興味を持ったきっかけです。ATMやレジなど、日常生活の中でIT技術が多く使われていることに感動し、私もIT・通信業界でIT技術に携わった仕事がしたいと思いました。

ただ「興味があるから」「楽しそうだから」では具体性がなく、幼稚に見えてしまいます。なぜ興味を持ったのかを自身の経験や考えと一緒に伝えましょう。

質問② なぜこの会社を選んだのか?

深掘り質問「なぜこの会社を選んだのか?」の回答例を紹介します。

御社の環境問題に真摯に向き合う姿勢に展望があると感じたからです。私は環境問題に深く関心を持っており、ネット記事で御社が建設業界の中でも一番に環境問題に取り組みを始めたことを知りました。その後も業界の環境問題について他社をリード続ける御社の一員として働きたいと思いました。

この会社を選んだ理由を伝える際には、その会社ならではの話を必ず盛り込みましょう。企業研究をしているアピールができ、高い評価につながりますよ。

質問③ なぜこの職種なのか?

深掘り質問「なぜこの職種なのか?」の回答例を紹介します。

私はコミュニケーション能力に自信があり、大学の吹奏楽部での資金集め活動を通じて、顧客と話すことやニーズを探ることの楽しさ・やりがいを知りました。そのことがきっかけで営業職としてお客様に喜んでもらいたいと思い、営業職を目指すようになりました。

その職種を志望する理由は、なぜ志望しているのか具体的なエピソードがあると説得力が増しますよ。

質問④ なぜ他の企業ではなく、うちの会社なのか?

深掘り質問「なぜ他の企業ではなく、うちの会社なのか?」の回答例を紹介します。

私は以前から御社の化粧品を愛用しており、その使い心地の良さに感動しています。もっと多くの人にこの素晴らしさを広めたいと思い、御社を志望しました。

たくさんの同業他社がある中、なぜその企業を志望したのか差別化して伝えましょう。

質問⑤ 入社後の目標は何か?

深掘り質問「入社後の目標は何か?」の回答例を紹介します。

入社後は、営業として成績トップを目指し、御社の史上最速で表彰されることを目標にしています。そのために積極的に学び、結果を出していきたいと考えています。

熱意が伝わるよう、思い描く入社後の目標を具体的に伝えましょう。

質問⑥ 過去の経験をどう活かせるか?

深掘り質問「過去の経験をどう活かせるか?」の回答例を紹介します。

カフェでのアルバイト経験を通じて、スタッフやホール全体の状況を見渡し、スムーズに運営をサポートする力を身につけました。この経験を御社においても活かし、全体を見渡す力でチームを支えたいと考えております。

過去の経験から得たスキル・能力を伝えたうえで、どう貢献するかを伝えてください。

質問⑦ この経験から何を感じたか?

深掘り質問「この経験から何を感じたか?」の回答例を紹介します。

努力の方向性が結果に大きく影響するとを学びました。どれだけ努力をしても方向が間違っていたら臨んだ結果は得られません。臨んだ結果を出すためにも、単純に努力するだけでなく自分の現在地を分析することも重要だと感じました。

「楽しかった」「嬉しかった」などの感想にならないよう注意しましょう。経験から得た学びや考えを述べ、あなたの価値観を一緒に伝えてください。

質問⑧ 第一志望職種で具体的にどんなことをしたいか?

深掘り質問「第一志望職種で具体的にどんなことをしたいか?」の回答例を紹介します。

お客様とスタッフに信頼される販売員になることを目指しています。そして、いずれは店長やマネージャーとしてキャリアアップしていきたいです。

目先の目標だけでなく、5年後や10年後の目標まで伝えると、志望度の高さも一緒にアピールできます。

質問⑨ 目標を達成するうえでのあなたの強みは何か?

深掘り質問「なぜこの職種なのか?」の回答例を紹介します。

目標を達成するうえでの私の強みは分析力です。サッカー部のマネージャーとして、部員一人ひとりの能力や強み・弱みを把握し、それに合った練習メニューを組んできました。この分析力を活かして目標達成に向けて分析を行い、着実に進めていきます。

ただ強みを伝えるだけでなく、目標達成に対して強みをどう活かすかを伝えましょう。

質問⑩ あなたの価値観はいつ形成されたか?

深掘り質問「なぜこの職種なのか?」の回答例を紹介します。

私の価値観は、高校生の時に形成されました。漫画部で文化祭に向けた作品制作が遅れていた際、諦めずに書き続けた結果、作品を完成させられました。この経験から、諦めずに努力することを大切にしています。

価値観を作るに至った出来事も一緒に伝えて、回答に深みを持たせましょう。

深掘りされても答えられないNG志望動機

深掘りされても答えられないNG志望動機を3つ紹介します。

  1. 志望理由が曖昧で具体性がない
  2. 給与や福利厚生のみを志望理由に挙げる
  3. 他社でも通用する一般的な志望理由

自身の志望動機にあてはまる項目がないか、企業に送る前にしっかりチェックしましょう。

①志望理由が曖昧で具体性がない

志望理由は、できる限り具体的に書きましょう。曖昧な表現では企業研究が不十分だと受け取られ、面接官に入社の熱意が伝わらず、印象にも残りません。

たとえば「企業の理念に共感する」とだけ伝えても、それを裏付ける話がなければ採用担当者には上辺だけの言葉に聞こえるでしょう。

もし企業理念に共感しているなら、その理念に関連した具体的な商品や過去実績に触れると志望動機に説得力が増しますよ。

②給与や福利厚生のみを志望理由に挙げる

給与や福利厚生だけを志望理由として挙げないようにしましょう。条件面だけで職場を選んでいる印象を与え、人物像が見えにくくなるリスクがあります。

例えば「毎年の社員旅行に魅力を感じたため応募しました」とだけ伝えてしまうと、社員旅行だけが目的のように見えてしまうでしょう。

もし社員旅行を志望理由に挙げるなら「社員旅行を通じてチーム意識を高め、結束力を強めて仕事に取り組める点に魅力を感じた」と仕事に繋げて答えてください。

➂他社でも通用する一般的な志望理由

その企業ならではの志望動機を用意していないと、入社意欲が伝わりにくいです。

企業は、内定を出した学生が他社に取られるのを良しとしません。そのため、どこの企業でも通用するような志望理由では志望度が低いと判断され、落とされてしまいます。

例えば企業が製品・サービスのどこに力を入れているのかや企業理念などに触れれば、その企業ならではの志望動機を作れて入社意欲が伝わりますよ。

志望動機・志望理由の職種別例文6選

職種別に志望動機・志望理由の例文を6つ紹介します。

  1. システムエンジニア(SE)の志望動機の例文
  2. 営業職の志望動機の例文
  3. 事務職の志望動機の例文
  4. 一般職の志望動機の例文
  5. 総合職の志望動機の例文
  6. コンサルタントの志望動機の例文

その職種に興味を持った理由を具体的に伝えて、面接官に印象を残しましょう。

①システムエンジニア(SE)の志望動機の例文

システムエンジニア(SE)の志望動機の例文を紹介します。

サークルでのゲームアプリ開発を通じて、ゲーム開発に対する情熱が芽生え、システムエンジニアを志望するようになりました。大学入学前は知識が全くなかったのですが、勉強し、仲間と共に試行錯誤を重ね、ゲームを完成させました。
数あるゲーム開発会社の中でも御社を志望した理由は、幼いころから貴社のゲームを楽しんできたからです。当時○○のゲームシステムは画期的で、夢中になって遊んだのを覚えています。
私も貴社の一員となり、子供たちに楽しいゲーム体験を提供したいと考えています。

この例文で考えられる深掘り質問は以下の通りです。回答を考えておき、本番でも対応できるようにしましょう。

  • なぜ知識がないのにゲームアプリ開発のサークルに入ろうと思いましたか?
  • 現在試している新しい技術や効率的な開発手法について、具体例を挙げて教えてください

②営業職の志望動機の例文

営業職の志望動機の例文を紹介します。

私はわかりやすく説明できる点が強みです。ゼミでの研究発表が「わかりやすい」「興味を持てた」とメンバーより好評を得たことで、営業職への適性を感じました。その中でも貴社を選んだ理由は、貴社の広報ページに載っている営業担当の○○○○様のインタビュー記事を読み、×××という言葉に感銘を受けたためです。
私は顧客のニーズを引き出して的確に提案できる営業パーソンとしてこれからも成長を続け、同時に貴社の成長にも貢献したいと考えています。

この例文で考えられる深掘り質問は以下の通りです。回答を考えておき、本番でも対応できるようにしましょう。

  • ゼミでの研究発表において、どう「わかりやすさ」を工夫しましたか?
  • 自分の説明能力をさらに高めるために、現在取り組んでいることがあれば教えてください。

➂事務職の志望動機の例文

事務職の志望動機の例文を紹介します。

演劇部の経理担当としての経験を経て、経理職を志望するようになりました。
私は2年間にわたり経理担当として予算管理を正確に行ってきました。練習場のレンタル代や備品の購入など、取り扱う経費は多岐にわたりましたが、ミスなく管理できたことは自分の強みです。
その中でも貴社の経理職を志望した理由は、「○○○○」という企業理念にが私の諦めずに物事に取り組み続ける価値観と通じると感じているためです。
この経験を活かし、貴社での事務職として正確かつ効率的な業務遂行に努め、組織の円滑な運営をサポートしたいと考えています

この例文で考えられる深掘り質問は以下の通りです。回答を考えておき、本番でも対応できるようにしましょう。

  • 演劇部での経理担当として、最も大変だった経験は何ですか?
  • 経理業務でミスを防ぐために具体的にどう対策を講じましたか?

④一般職の志望動機の例文

一般職の営業事務を例に、志望動機の例文を紹介します。

私は部活での、マネージャー経験から営業事務を志すようになりました。
約3年間、バスケットボール部のマネージャーとして、部員たちのサポートを行い、その成果に対して感謝されることに大きな喜びを感じました。貴社を選んだ理由は、会社説明会で社員の方とお話しさせて頂いた時に私の質問に真摯に答えてくださる姿を見て、貴社で働きたい気持ちが強まったからです。営業部門を支える立場として貴社の成功に貢献し、さらなる成長をサポートしたいと考えています。

この例文で考えられる深掘り質問は以下の通りです。回答を考えておき、本番でも対応できるようにしましょう。

  • 部員たちから感謝されたエピソードの中で、特に印象深いものを教えてください。
  • 営業部門を支える一般職として、どう売上に貢献したいと考えていますか?

⑤総合職の志望動機の例文

総合職の企画職を例に、志望動機の例文を紹介します。

大学の英会話サークルではイベントの企画を行い、楽しさを覚えたため企画職を志望しています。イベントを成功させるために様々な情報収集や対策を積極的に行い、イベント来場者数が500名以上に達した時に、感動を覚えました。
貴社を志望した理由は、中学生の頃から貴社のノートを愛用しており、その使いやすさとデザインに感銘を受けたためです。他社製品と比較しても、貴社の商品は消費者の視点を深く考慮して作られていると感じ、10年以上使い続けています。私も貴社の一員となって、商品企画として商品に携わり、より多くの人に使いやすいと思ってもらえる商品を作りたいと感じ、応募しました。

この例文で考えられる深掘り質問は以下の通りです。回答を考えておき、本番でも対応できるようにしましょう。

  • 他社製品と比べて、弊社の商品が優れていると感じた点を具体的に教えてください。
  • 希望の職種と違う部署に配属されたらどうしますか?

⑥コンサルタントの志望動機の例文

コンサルタントの志望動機の例文を紹介します。

学生運営カフェの運営に携わっていた際、貴社に勤める先輩と話す機会があったことがコンサルタントを目指すきっかけになりました。
カフェで客単価が上がらない課題に直面した際、貴社に勤める先輩に相談したところ親身にアドバイスを頂き、問題を解決して客単価の向上に成功しました。
この経験を通じて、企業の課題解決に深く関与できるコンサルタントという職業に魅力を感じたとともに、貴社で働きたい気持ちが強まりました。
私も先輩と同じ貴社の一員として、多くの企業が直面する課題を根本から解決し、成功に導く役割を担いたいと考えています。

この例文で考えられる深掘り質問は以下の通りです。回答を考えておき、本番でも対応できるようにしましょう。

  • コンサルタントとして働く中で、あなたが活かしたい強みは何ですか?
  • 学生カフェの運営について、先輩にどんな相談をしましたか?

志望動機を書くときの注意点

志望動機を作成する際に注意すべき点を3つお伝えします。

  1. 履歴書では貴社で面接では御社
  2. 志望動機の長さは200~300文字程度
  3. 冗長表現は避ける

この注意点に気を付けないと、せっかく良い内容の志望動機でも印象が下がってしまいます。注意点を意識して、自身の魅力を最大限伝えましょう。

①履歴書では貴社で面接では御社

「貴社」と「御社」の意味はどちらも同じですが、書く場合と話す場合で使い分けが必要です。

「御社」は話し言葉なので面接や社内見学など話す場で使い、「貴社」は書き言葉なので履歴書や自己PRなどの文章で使用します。

ビジネスマナーとして常識なので間違えてしまうとマナーがないと思われかねませんので、貴社と御社の使い分けは十分に注意しましょう。

②志望動機の長さは200~300文字程度

1分程度の志望動機は、文字数にすると200~300文字でまとめるのが理想的です。長すぎると要点がぼやけて何が言いたいのかわからなくなり、逆に短すぎると熱意が伝わりづらいでしょう。

ただし、企業によっては志望動機の長さに指定がある場合もあるので、その際は指定に従って志望動機を作ってください

また、集団面接の場合は他の応募者の時間も考慮し、30秒から1分程度で簡潔に話せるように準備しておいてくださいね。

➂冗長表現は避ける

志望動機に回りくどい表現がないか、読み返してチェックしましょう。冗長な表現が含まれた文章は話が伝わりづらくなる上に、だらだらとした印象を与えますよ。

よくあるのが、結論から書かずに具体例から書いてしまうパターンです。

大学に入学してからは、サークルでゲーム開発に深く関わる機会が増えました。サークル活動を通じてゲームアプリの開発に携わる中で、ゲーム開発の楽しさと、その難しさの両方を味わうことができました。
私は、大学入学前まではゲーム開発に関する知識が全くと言っていいほどなく、最初はどこから手をつけて良いのかもわからない状態でした。しかし、少しずつ本を読み進めたり、サークルの仲間にアドバイスを求めたりして、少しずつ理解が深まりました。
その後、数ヶ月にわたる努力の末、ようやく初めてのゲームアプリを完成させることができ、その瞬間の感動は今でも鮮明に覚えています。この経験を通じて、私はゲーム開発に対する興味を一層深め、ゲーム開発のSEを志望しています。

具体例やエピソードから入るのではなく、最初に結論を述べ、その後に説明する形でシンプルにまとめるのがポイントですよ。

面接前に準備しておきたい志望動機の深掘り対策

面接に臨む前に、志望動機の深掘り質問に備えておきたい対策を2つ紹介します。

  • 自己分析シートの作成と活用
  • 企業ごとの質問パターンを分析

紹介する対策を行えば、より志望動機の深堀り対策を強められるのでぜひ実践してください。

自己分析シートの作成と活用

自己分析シートを作成し、自分自身を深く理解しましょう。企業に人柄を伝えるためには、まずは自分をしっかりと理解しておく必要があるからです。

自己分析を通じて自分の特性や強みを言葉で整理しておけば、面接でもスムーズに説明できます。

例えば自己分析には「ジョハリの窓」があります。他にも多種多様な自己分析の方法があるので、自分に合った方法で自己理解を深めましょう。

企業ごとの質問パターンを分析

面接ではテンプレートの質問に対する準備だけでなく、企業や業界ごとの独自の質問にも対応できるようにしておいてください。

就活サイトや体験談を調べれば「こういう質問があった」と情報を得られる可能性があります。

例えば旅行業界の場合「海外旅行者の増加について、自分自身の考えを教えてください」と質問される可能性があるでしょう。

事前に業界研究や企業研究を深めてしっかりと対策を行っておけば、予想外の質問にも落ち着いて答えられますよ。

志望動機の深堀りはしっかり対策しよう

志望動機の深掘り対策を徹底解説しました。志望動機は、自分自身の経験や価値観を通じて企業への志望度を伝える重要なツールです。

面接前にしっかりと自己分析を行い、深掘りされた質問に対応できるよう準備するのが、成功へのカギですよ。

本記事で紹介したポイントを意識し、企業が求める人材として評価されるため、しっかり深掘り対策をしましょう。

  • フェイスブック
  • X

まずは志望動機を作ってみる

    • 卒業年数
    • 学校
    • 名前
    • 連絡先

    No.1

    卒業年月日を選択してください

    2025年3月2026年3月2027年3月卒業済み

    No.2

    学校区分を選択してください

    大学大学院(博士)大学院(修士)短期大学専門学校海外大学

    No.2

    学校情報を入力してください

    学校名
    学部名
    学科名
    学校名
    学部名
    学科名

    No.3

    お名前を入力してください

    お名前
    フリガナ

    No.4

    連絡先を入力してください

    電話番号
    メールアドレス

    本利用規約には、株式会社C-mindが「https://shukatsu-magazine.com」上で提供するサービスにおける、本サービスを利用するお客様との間の基本的な事項が規定されております。本サービスの利用者におかれましては、必ず全文お読み下さいますようお願いいたします。

    個人情報保護方針」と 「サービス利用規約」を確認する

    編集部

    この記事を書いた人

    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。