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履歴書の電話番号欄の書き方を徹底解説|基本ルールと注意点も紹介

「履歴書の電話番号って、自宅と携帯どっちを書けばいいの?」「そもそもどこにどうやって書くのが正解?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

電話番号は企業との重要な連絡手段のひとつ。だからこそ、正しく・見やすく・丁寧に書くことが大切です。

本記事では、履歴書に記載する電話番号の選び方や書き方、注意点まで詳しく解説します。信頼感を与える書き方のコツとして、ぜひ参考にしてください。

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目次

履歴書に電話番号を書く重要性

履歴書に電話番号を記入するのは、ただの連絡手段ではありません。

企業が応募者とスムーズにやり取りするための重要な窓口であり、面接日程の調整や選考結果の通知といった大事な連絡が、この電話番号を通じて行われます。

だからこそ、正確に、そして丁寧に記入する必要があるのです。

就職活動はスピード感が大切な場面も多いため、いつでも連絡が取れるような番号を記入するのが基本です。

さらに、電話番号は履歴書の中でも特に目に留まりやすいため、書き方が雑だったり、読みづらい文字だったりすると、ビジネスマナーが不足していると判断されかねません。

履歴書に電話番号を書くのは「形式的なこと」ではなく、自分の信頼性をアピールするための大切なポイントです。小さなことだと思わず、正確で見やすい記入を心がけてください。

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履歴書の電話番号の選び方

結論としては、携帯電話の記載が無難です。理由は、就職活動中は外出も多く、携帯電話のほうが確実に自分で対応しやすいため。

とはいえ、常に誰かがいて確実に伝言してくれる環境であれば、固定電話の記載をしても良いでしょう。大切なのは、企業からの連絡に速やかに対応できる体制を整えることです。

むしろ、連絡がつきやすいかどうかのほうが大切です。つながりにくい状況がある場合は、緊急連絡先を別に記入しておいてください。

企業側が「すぐに連絡できる」と感じるかどうかが重要な判断基準といえるでしょう。小さなことに見えても、連絡体制の整備は信頼の第一歩です。

履歴書の電話番号の正しい書き方

履歴書に記入する電話番号は、ただ情報を伝えるためだけでなく、企業への印象にも関わります。

ここではカッコやハイフンの使い方、固定電話やFAXの扱いなど、正しい書き方のポイントをわかりやすく解説しています。

  1. カッコ( )がある場合はその位置に合わせて記入する
  2. カッコがない場合はハイフンで記載する
  3. 固定電話がない場合は「なし」と記入する
  4. FAXはあれば記載する

① カッコ( )がある場合はその位置に合わせて記入する

履歴書の電話番号欄にあらかじめカッコが印刷されている場合は、その形式に従って記入するのが基本です。

たとえば「()」と印刷されているレイアウトでは、カッコ内に市外局番を記載し、その後に続く番号も欄の構成に合わせて丁寧に書いてください。

こうした指定の書式に沿って書くことで、企業側に対する配慮や読みやすさへの意識が伝わります。

逆に、指示どおりに記入しないと、基本的なマナーが身についていないと判断される恐れもあるため注意が必要です。細かな部分にも気を配ることで、誠実さをアピールできるでしょう。

② カッコがない場合はハイフンで記載する

電話番号欄にカッコが設けられていない履歴書では、「090-1234-5678」のように、ハイフンを使って数字を区切って記入します。

数字が続けて書かれていると読みづらくなり、相手の負担になってしまう可能性があるでしょう。見やすさを意識して、適切な位置にハイフンを入れることが大切です。

ハイフンの位置は「市外局番-市内局番-加入者番号」が基本となるため、一般的なルールに従って統一しましょう。

採用担当者が複数の履歴書を見るなかで、読みやすさや配慮があると好印象を与えるきっかけになります。

③ 固定電話がない場合は「なし」と記入する

履歴書のフォームに固定電話欄があるにもかかわらず、何も書かれていないと「記入漏れ」と受け取られる可能性があります

自宅に固定電話を設置していない場合は、空欄のままにせず、はっきりと「なし」と記入しましょう。それだけで、企業側は意図的に記入していないと理解でき、疑念を抱くこともありません。

たとえ使っていない項目であっても、誠意ある対応を示すことが就職活動では評価されるポイントです。「なくても明記する」このひと手間が、丁寧な印象につながります。

④ FAXはあれば記載する

履歴書の中にFAX番号の記入欄がある場合、利用中であればその番号をしっかりと記入してください。家庭によってはFAXを持っていない場合も多く、その場合は「なし」と明記すれば問題ありません。

未記入のままだと、企業側が「書き忘れたのでは?」と疑問に感じる可能性があります。たとえ使わない項目でも、必要な情報がないことを示すのが誠実な対応です。

迷ったときは「使っていれば記入、なければ“なし”」と判断するのが無難でしょう。シンプルな対応の中に、配慮や丁寧さがにじみ出る部分でもあります。

履歴書に電話番号を書くときの基本ルール

電話番号を履歴書に記入する際は、正確さだけでなく、採用担当者がスムーズに連絡できるかどうかも意識することが大切です。

ここでは、見落とされがちな4つの基本ルールについてわかりやすく説明します。

  1. 一番連絡が取りやすい番号を記載する
  2. 電話番号欄が3行のときは2行目から記入する
  3. 「方呼出」は必要に応じて記入する
  4. つながりやすい時間帯も記載する

① 一番連絡が取りやすい番号を記載する

履歴書には、採用担当者が確実に連絡できるよう、もっともつながりやすい電話番号を記入してください。

たとえば、自宅よりも普段から使用している携帯電話のほうが対応しやすいという場合は、そちらを優先するのが適切です。

複数の携帯電話を持っている場合でも、通話に気づきやすい端末や、着信をすぐ確認できる番号を選びましょう。企業からの連絡にすぐ対応できる環境が整っていると、それだけで信頼感が生まれます。

また、番号の記載ミスや桁数不足がないかも忘れずに確認してください。些細な間違いが大きな機会損失につながることもあるため、慎重な記入が求められます。

② 電話番号欄が3行のときは2行目から記入する

履歴書の電話番号欄が3行に分かれている場合、1行目には「電話番号」などの見出しが印刷されていることがよくあります。そのため、実際の番号は2行目から書き始めるのが一般的です。

見出しのある行にうっかり記入してしまうと、欄の意図に沿っていないと見なされてしまう可能性があり、評価に影響するかもしれません。

記入位置がずれていると全体の見た目も悪くなり、丁寧さに欠ける印象を与えてしまいます。履歴書は書式のルールやフォーマットに忠実であることが大切です。

書き方ひとつにもしっかりと配慮し、正確さと見やすさの両立を意識しましょう。

③ 「方呼出」は必要に応じて記入する

履歴書に「方呼出(かたよびだし)」の欄が設けられている場合は、本人が連絡を取りづらい時間帯があるケースなどに、家族や同居人の名前を記載します。

もし、一人暮らしではない方で、日中に電話に出にくい職場や学業の都合があるときに補足情報として有効です。ただし、この欄は必ずしも記入が求められるわけではありません。

不要な場合は空欄でも問題ないため、自分の状況に応じて判断してください

企業側が連絡しやすいように配慮された履歴書は、細かな気配りが感じられ、応募者の人柄をポジティブに印象づけるきっかけになります。

④ つながりやすい時間帯も記載する

電話がつながりやすい時間帯を明示することで、採用担当者の手間を省き、連絡の行き違いを防げます。

たとえば「平日18時以降に連絡可能」や「午前中は対応不可」など、具体的に記載すると効果的です。

履歴書の本人希望欄や欄外の余白に記入するのが一般的で、特別なスペースがない場合でも、簡潔に書き添えるだけで十分でしょう。

特にアルバイトや授業、ゼミなどで日中の対応が難しい場合は、その事情を一言伝えるだけでも企業側に安心感を与えられます。連絡しやすさへの気配りは、相手への思いやりとして高く評価されるでしょう。

履歴書の電話番号欄における記入ポイント

履歴書の電話番号欄は、ただ数字を並べるだけでは不十分です。採用担当者がスムーズに連絡を取れるように、読みやすさや記載の正確さにも気を配る必要があります。

ここでは、意外と見落としやすい4つの記入ポイントを紹介しましょう。

  1. 履歴書の様式に合わせて記載方法を調整する
  2. 携帯を複数持っている場合は1つに絞る
  3. 視認性の高い書き方を心がける
  4. 記載後に誤りがないか再チェックする

① 履歴書の様式に合わせて記載方法を調整する

履歴書には複数の様式があり、それぞれ電話番号欄の構成や表記ルールが異なります。たとえば、あらかじめ「()」のようにカッコが印刷されている場合は、その形式に従って番号を記入してください。

また、行数が3つに分かれている場合には、見出しと記入欄を混同しないよう注意が必要です。様式に沿わない書き方をすると、形式に無頓着という印象を与えるかもしれません

用紙のルールを丁寧に読み取り、その意図に沿って正確に記載する姿勢は、就活生としての基本的な配慮ができることを示せます。

企業は細部への注意力も評価対象とするため、形式への対応力も大切な評価ポイントになるでしょう。

② 携帯を複数持っている場合は1つに絞る

近年では、仕事用とプライベート用に分けて携帯電話を使い分けている方も少なくありません。しかし、履歴書に記載する電話番号は1つに絞るのが基本です。

複数の番号を記載してしまうと、企業側がどちらに連絡すればいいのか迷ってしまい、かえって連絡の妨げになります。もっとも着信に気づきやすく、対応がスムーズにできる番号を選ぶことが重要です。

また、選んだ番号が日中でも問題なく通話できるかどうかも事前に確認しておくと安心でしょう。

情報は簡潔であるほど読みやすく、企業側の印象も良くなります。応募書類には必要最低限の情報を的確に盛り込みましょう。

③ 視認性の高い書き方を心がける

電話番号の記載では、正確さだけでなく読みやすさにも十分配慮することが重要です。「090-1234-5678」のように適切な位置にハイフンを入れることで、視認性が大きく向上します。

数字を詰めすぎて書くと、読み違いや見落としの原因になり、企業からの連絡が届かなくなるリスクも。さらに、文字サイズが小さすぎたり、筆圧が薄いと見づらくなるため注意が必要です。

特に手書きの履歴書では、丁寧で濃さのある字を意識し、見た人が一目で正しく読み取れる書き方を心がけてください。

④ 記載後に誤りがないか再チェックする

履歴書に記載した電話番号に誤りがあると、企業からの連絡が届かないという致命的な問題につながる恐れも。たった1桁の間違いでも、機会を逃してしまう可能性は十分にあります。

特に、「0」や「8」、「3」と「5」など、似た形の数字は注意して確認してください。記入が終わったら、他の応募書類とあわせて何度かチェックする習慣をつけましょう。

声に出して数字を読み上げながら照合するなど、見落としを防ぐ方法を取り入れるのも効果的。履歴書全体の完成度を高めるためにも、数字の正確性を最後まで確認し続ける姿勢が重要です。

履歴書に電話番号を記入する際の注意点

履歴書に電話番号を記入する際は、細かい部分にも注意が必要です。小さなミスでも、連絡が取れなくなる原因になったり、マナーを疑われたりする可能性があります。

ここでは、見落とされがちな注意点を4つに分けて紹介しています。

  1. きちんと電話番号を書いて空欄を避ける
  2. 会社から支給された携帯電話は記入しないようにする
  3. 「〃」ではなく「同上」と書く
  4. 本人が出られない可能性がある場合は補足説明を入れる

① きちんと電話番号を書いて空欄を避ける

履歴書の電話番号欄を空欄のままにしてしまうと、採用担当者に記入漏れと受け取られてしまう恐れも

たとえば固定電話を持っていない場合、単に空けておくのではなく「なし」と記載しておくことで、意図的な対応であることを伝えられます。

空欄があると、「うっかり忘れたのか」「何か事情があるのか」と読み手に無用な疑問を抱かせかねません。

小さな記述であっても、そのひと言が丁寧な印象を与え、誠実さをアピールするきっかけになります。

履歴書では「伝えるべきことは省略せず書く」ことが基本ですので、空欄を避け、正確で簡潔な記載を心がけてください。

② 会社から支給された携帯電話は記入しないようにする

アルバイト先やインターン先などで、会社から業務用に携帯電話を貸与されている人もいるかもしれませんが、その番号を履歴書に記載するのは避けてください。

就職活動に関するやり取りは、あくまで自分自身で管理できるプライベートの連絡先を使うのが常識です。

業務用の携帯は、契約期間の終了とともに使えなくなる可能性もあり、連絡手段としての信頼性に欠けます。

また、企業側としても個人に直接つながる番号の方がやりとりしやすく、情報の正確性が確保されやすくなるでしょう。

履歴書に記入する連絡先は、今後も継続して使えるものであることを前提に選んでください。

③ 「〃」ではなく「同上」と書く

履歴書で現住所と連絡先が同一の場合、「〃」という記号を使って簡略化したくなるかもしれませんが、これは正式な書類には不適切な表記です。

代わりに「同上」と記載するのが正しいマナーとされています。「〃」は略式の記号であり、公的な文書やビジネス文書にはふさわしくありません。

細かい違いに見えるかもしれませんが、このような表現の選び方一つひとつが、社会人としての基本的な常識や丁寧さを示す判断材料になります。

採用担当者は、履歴書の細部からも応募者の姿勢を読み取ろうとしています。適切な言葉を使い分けられるかどうかは、社会人としての信頼感にもつながりますよ。

④ 本人が出られない可能性がある場合は補足説明を入れる

授業中やアルバイトの時間帯など、電話に出られない時間がある人も多いでしょう。

そのような場合には、履歴書の「本人希望欄」や空白スペースを活用し、「平日18時以降に対応可能」や「日中は留守番電話になります」といった補足を記載することをおすすめします。

企業側も連絡可能な時間帯を事前に知ることができれば、無駄な連絡の手間を省けるだけでなく、スムーズなやり取りにもつながるでしょう。

また、こうした配慮ができること自体が、相手を思いやる社会人としてのマナーの表れです。小さな一言ですが、読み手の印象を大きく左右するポイントになるでしょう。

履歴書で電話番号を記入ミスしてしまった時の対処法

履歴書に記載する電話番号は、企業との連絡手段として非常に重要です。間違いがあると面接の機会を逃す可能性もあるため、正確な記入と適切な対処が求められるでしょう。

ここでは、記入ミスをしたときの基本的な対応方法を紹介します。

  1. 新しい用紙に始めから書き直す
  2. 二重線と訂正印で修正する
  3. 修正液や消せるペンの使用は避ける

① 新しい用紙に始めから書き直す

もっとも基本で確実な対処法は、間違いに気づいた時点で新しい履歴書に一から書き直すことです。

履歴書は、企業に自分をアピールする大切な第一印象のツールとなるため、修正の跡が残っていると雑な印象を与えかねません。

手間がかかるように感じても、文字が整っていてミスのない履歴書は、それだけで丁寧な人物という印象を与える武器になります。

少しの手間を惜しまず、最初から書き直す姿勢が、結果的に就活を有利に進めるポイントとなるでしょう。

② 二重線と訂正印で修正する

どうしても履歴書を今すぐに書き直せないという状況では、やむを得ず訂正対応を取ることもあります。その場合は、間違った部分にきちんと二重線を引き、その上に訂正印を押すのが正式な修正方法です。

ただし、この方法はあくまで最終手段と考えてください。修正が雑だと印象を損ねてしまいかねません。

訂正する箇所が少なく、なおかつ丁寧に処理できる自信がある場合のみに限り使いましょう。可能であれば、迷わず新しい用紙での書き直しを選ぶことが、より好印象につながります。

③ 修正液や消せるペンの使用は避ける

履歴書に記入する際は、修正液や消せるボールペンの使用は避けましょう。修正液は文字の見栄えを損ないやすく、書類全体の印象が悪くなる原因となります。

また、消せるボールペンは摩擦や熱などで文字が消えてしまう恐れがあり、信頼性に欠けると判断される可能性も。

正式な応募書類には、こうしたリスクを避けるためにも、黒のボールペンや万年筆など、信頼性と視認性の高い筆記具を選ぶことが基本です。

履歴書の緊急連絡先欄の書き方

履歴書における緊急連絡先の記入欄は、万が一の連絡時に備える大切な項目です。形式的に感じるかもしれませんが、内容次第で応募者の信頼感に影響することも。

ここでは、記載時に押さえておきたい3つのポイントを解説しましょう。

  1. 実家や兄弟の電話番号を記載する
  2. 現住所と同じ場合は「同上」と記入する
  3. 友人・知人の場合は信頼性を確認する

① 実家や兄弟の電話番号を記載する

履歴書における緊急連絡先には、実家や家族の電話番号を記入するのがもっとも一般的な対応です。

特に両親や兄弟といった、日中でも比較的連絡が取りやすく、事情を理解してくれる家族を選ぶのが安心でしょう。

固定電話がある家庭であれば、たとえ留守中であっても伝言を残しやすく、企業側にとっても利便性が高まります。

また、応募者との関係性が明確であるほど、採用担当者も必要な情報がスムーズに確認できるため、連絡先としての信頼性が高まるでしょう。

こうした点からも、連絡の確実性と安心感を考慮した相手を選ぶことが大切です。

② 現住所と同じ場合は「同上」と記入する

緊急連絡先が自身の現住所や電話番号と同一である場合は、改めて情報を繰り返し記入する必要はなく、「同上」と明記することで対応が可能です。

特に、履歴書の記入欄が限られているフォーマットでは、省略できる箇所はコンパクトにまとめた方が視認性も高まります

ただし、略式の記号である「〃」は正式な文書には不適切なため、きちんと「同上」と文字で記載してください。

読み手に誤解を与えない明確な表現が、正確な情報伝達と丁寧な印象につながります。細かな点にも注意を払うことで、履歴書全体の完成度が一段と高まるでしょう。

③ 友人・知人の場合は信頼性を確認する

家族以外の人物を緊急連絡先として記入する場合には、必ずその相手に事前の承諾を得ることが大前提

友人や知人でも、企業からの突然の連絡に冷静に対応できる信頼のおける人を選んでください。

加えて、「就活中で、あなたの連絡先を履歴書に書かせてもらった」と伝えておけば、相手も状況を理解しやすく、いざというときに慌てずに対応してもらえるでしょう。

関係性や対応力をしっかり見極めたうえで記入することで、企業側に対しても信頼感を損なうことなく安心して連絡してもらえる体制を整えられます。

履歴書の電話番号に関するよくある質問

履歴書に記載する電話番号については、就活生の間でさまざまな疑問が挙がりがちです。ここでは、代表的な質問とその答えをわかりやすくまとめました。

不安やミスを防ぐためにも、事前に確認しておくことが大切です。

  1. 電話番号が変わった場合の対処法は?
  2. 誤記に気づいた後に提出済みだった場合の対処法は?
  3. 海外の電話番号でも記入できる?
  4. 履歴書フォーマットに電話番号欄がない場合はどうする?

① 電話番号が変わった場合の対処法は?

電話番号を変更した場合は、なるべく早く企業に連絡してください。採用担当者との連絡手段が途切れると、面接や選考結果の通知が届かない恐れも。

対応方法としては、メールや電話で「番号が変わったこと」「新しい番号」「連絡が届かない可能性」などを簡潔に伝えるのが良いでしょう。

これから提出する履歴書には、必ず新しい番号を記載してください。誠実な対応を心がけることで、信頼感も得られるはずです。

② 誤記に気づいた後に提出済みだった場合の対処法は?

提出済みの履歴書に誤った電話番号を書いてしまったと気づいた場合も、すぐに連絡しましょう。たとえ些細な間違いであっても、企業側が連絡できなければ機会損失につながりかねません。

電話やメールで「記載ミスがあったこと」と「正しい電話番号」を丁寧に伝えましょう。

あわせて簡単なお詫びの言葉を添えると、誠意も伝わります。迅速かつ誠実な対応は、社会人としての評価にもつながるでしょう。

③ 海外の電話番号でも記入できる?

海外の電話番号を記入することは可能ですが、その際は国番号を含めて書く必要があります。たとえば、日本国外からの連絡を受ける場合は、「+81-90-1234-5678」のように記載してください。

ただし、企業側が国際電話に対応していないことも考えられます。そのため、メールアドレスや日本国内でつながる連絡先もあわせて記載しておくと安心です。

確実に連絡が取れる手段を複数提示しておくことが望ましいでしょう。

④ 履歴書フォーマットに電話番号欄がない場合はどうする?

履歴書のテンプレートによっては、電話番号専用の欄が設けられていない場合も。そのような場合は、住所欄の近くに追記するのが一般的です。

「電話:090-1234-5678」など、見やすく簡潔に書き添えてください。記載位置に迷ったときは、連絡先がすぐに見つかるような配置を意識することが大切です。

電話番号は企業との大事な接点なので、省略せず適切に記入しておきましょう。

履歴書の電話番号欄の正しい書き方を理解して印象ダウンを防ごう!

履歴書の電話番号は、企業との最初の接点となる大切な情報です。連絡が確実に取れる番号を正しい形式で記載することは、書類選考の印象にも関わります。

履歴書の電話番号には、様式に合った書き方や注意点が多数存在し、記入ミスを防ぐための知識が不可欠です。

携帯電話の選び方やカッコ・ハイフンの使い分け、「同上」表記など、細かなポイントも押さえておくと安心でしょう。

誤記があった場合の対応や、緊急連絡先の書き方なども含めて適切に記載することで、信頼感のある履歴書を仕上げられます。採用担当者にしっかりと届く情報を届けることが、選考通過への第一歩です。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。