インターン最後にある懇親会の目的とは|注意点も解説
インターンに参加すると、懇親会にも参加する機会が良くあります。就活生にとっては珍しい社員の方と一緒に食事をする機会。どのように振る舞えば良いのか不安がある人も多くいます。
そこで本記事では、懇親会での注意点や目的について解説します。これからインターンに参加する予定のある人はぜひ参考にしてくださいね。
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記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
詳しく見る懇親会とはインターンに参加した社員と学生のご飯会

懇親会とは、インターンが終わったら学生や社員が集まってご飯を食べたりお酒を飲んだりするイベントのことです。自由な時間が長く社員さんたちと一緒に話したりできるので楽しい時間でもあります。
就活の役に立つ情報を得られる機会にもなるため、参加する場合は目的をハッキリさせておくといいでしょう。懇親会でしか得られない経験はズバリ、社員の方と話せることです。
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企業がインターン後に懇親会を開く目的3つ
まずは、企業がインターン後に懇親会を開く目的を3つ解説します。食事も場所も時間も企業側が用意するため、企業にとってはどんなメリットがあるのかを確認しておきましょう。
- 学生と色んな会話をするため
- 学生の自然な姿を知るため
- 企業の良い印象を深めるため
①学生と色んな会話をするため
懇親会は学生さんと社員さんがゆっくり話せるため、それぞれの考えや疑問を直接伝えられます。例えば社員さんは、若い世代の新鮮な視点を知れます。
お互いの意見を交わすことで、会社はインターンのブラッシュアップにつなげられるかもしれません。学生同士の交流だけじゃなく、企業との絆も深められるでしょう。楽しみながら有意義な時間を過ごせるのが懇親会です。
懇親会は和やかな雰囲気だからこそ、キャリアの転機や職場の文化といった、公式な場では聞きにくい話を引き出せる機会です。実際、将来像を描くヒントを得られることも少なくありません。
表面的な質問にとどまらず、会社の「今後の方向性」や「若手社員が直面する課題」など一歩踏み込んだ質問もしてみましょう。会話を通じて社員側も学生の視点を知れるため、双方向の学びになるのです。
②学生の自然な姿を知るため
インターンの短期間では学生の実力はわかっても、人となりまでは把握しづらいです。そのため企業側は懇親会での学生がリラックスした姿を観察しています。
リラックスした雰囲気の中で直接会話できるため、学生の本当の姿がみられるでしょう。人づきあいの仕方とか、コミュ力の良し悪しなどです。
企業はインターン作業中の評価だけじゃわからない、リラックスした姿での人間性を懇親会で知ろうとしています。
懇親会では、周囲の話をどれだけ聞けているか、相手への気配りが自然に出ているかも観察されています。日常的な振る舞いがそのまま印象を左右するので、背伸びせずに普段の自分でいてくださいね。
また、相槌や聞く姿勢といった細かな所作に注目されることもあります。特別な発言をしなくても、自然体で誠実に応じることが信頼につながりますよ。
③企業の良い印象を深めるため
企業は、学生に対して「この会社は楽しい」と思わせるために懇親会を開催します。学生からしたら美味しいご飯を食べられて、またリラックスした状態で話せる機会を設けてくれた会社にはいい印象を残しやすいでしょう。
社員の方と話す機会を設けることでリアルな社内の雰囲気も知れるので、学生からするとより親近感を持てるきっかけにもなるのです。
企業は「ああ、あそこの社員は良い人ばかりだったなあ」という印象を残してもらい、就職先に選んでもらえる可能性も高めています。
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インターン後の懇親会に参加するメリット3つ

続いて、学生がインターン後の懇親会に参加するメリットを3つ紹介します。
- 自分の印象を残せる
- 企業の雰囲気を感じられる
- 就活の情報収集になる
①自分の印象を残せる
懇親会で社員さんたちと親しくなれば、将来的にその企業に入社した場合、少しは知っている状態の人たちと一緒に働けるでしょう。
また、自分をアピールする絶好の機会でもあります。経験や学んだことを話したり、自己PRをすれば、社員の印象に残れることも。名刺代わりの自己紹介を頑張りましょう。
②企業の雰囲気を感じられる
懇親会は社風を肌で感じられます。社員さんとの会話から、その会社の雰囲気や文化が見えてきます。仕事のスタイルや社内の人間関係など、有意義な情報が沢山手に入るでしょう。
公式の説明会とは違い、懇親会ならより深ぼった内容まで詳しく聞けます。こういった裏側の情報は就職先を決める上で役立つはずです。
自分に合う会社かどうかを判断するには、できるだけリアルな情報が欲しいもの。そういう意味で、社風を感じ取れる懇親会は貴重な機会だと言えますね。
懇親会では社員同士のやり取りや会話から、その企業の空気感を直に感じ取れます。説明会では見えにくい「人間関係の温度感」や「働き方のリアル」を垣間見ることができるのは大きなメリットです。
私たちも多くの相談を受けますが、内定先を選ぶ決め手になったのは懇親会での印象だったという声も少なくありません。日常の雰囲気を肌で確認できることは、納得感のある企業選びにつながりますよ。
③就活の情報収集になる
就活で大事なのは情報収集です。懇親会で得られる情報は調べても説明会に参加しても得られない情報になります。また企業についての情報だけでなく、自分のように就活をしている他の学生とも情報交換ができます。
他の学生がどんな志望動機や選考を経てきたかを聞けば、自分にも参考になります。仲良くなった学生や社員に積極的に声をかけて、情報を集めましょう。
懇親会では企業の最新の情報や、公式には出回らない裏側の情報が共有されることがあります。「表には出ない情報をどう次に活かすか」が大切であるため、その場限りで終わらせない工夫を意識しましょう。
また、他大学の学生と話すことで、自分の準備状況を客観的に把握できるのも大きなメリットです。情報を受け取るだけでなく、自分も積極的に発信することで入社前からの信頼関係づくりにつながりますよ。
インターンの後にある懇親会を就活に活かすポイント3つ
続いて、インターン後の懇親会を就活に活かすためのポイントを3つ解説します。
- 質問を用意していく
- 積極的に話しかける
- 名刺をもらう
①質問を用意していく
懇親会に備えて、事前に質問事項をリストアップしておくのがポイントです。社員さんに企業のビジョンや文化について聞けば、会社の方向性についても理解できます。最新の業界トレンドや課題を質問すれば、さらに深い議論が期待できますよ。
こうした質問を用意しておけば、情報収集がしっかりできるうえ、主体的に会話に参加できます。話の種も尽きなくなりますし、積極性をアピールできる良い機会です。
質問を事前に準備する際は、「他の場では聞きにくい内容」を用意しておきましょう。懇親会は距離感が近い分、社員のキャリアパスや入社後のリアルな働き方などを尋ねやすいですよ。
質問をしっかり用意している人ほど深堀って話を聞けるため、自然に会話が広がります。当日は、答えを引き出すだけでなく、会話のキャッチボールを意識してくださいね。
②積極的に話しかける
懇親会では、積極的に色んな人に話しかけましょう。自分から進んで社員の方々に話しかけることで、「この学生は熱心だ」と印象づけられます。
特に、学生に囲まれていない社員さんを狙うのがコツかもしれません。ややフリーな雰囲気の方が、会話を弾ませやすいためです。
「志望動機は?」「入社後の抱負は?」など、自分の熱意を伝えるような質問をすれば、企業からの評価も上がるはず。能動的な学生は企業から良い印象を持たれるでしょう。
懇親会で社員に話しかけるうえで大切なのは、相手の関心に寄り添った会話を展開することです。特に、社員が自然に話せるテーマを投げかけると会話が広がりやすいですよ。
また、懇親会は社員同士もリラックスしている時間であるため、普段の社内文化や人間関係などリアルな話を聞ける可能性が高くなります。真摯に耳を傾ける姿勢を示しましょう。
③名刺をもらう
社員さんと名刺を交換すれば、連絡を取り続けられます。後から質問をしたい時に、名刺を元に連絡してみても大丈夫です。
今後の自身の就職活動のためにも、色んな社員とのコネクションを作ることは魅力的です。懇親会に参加したからこそ社員との連絡手段を獲得できたとも思えるので、ぜひ聞いてみましょう。
インターンの後に懇親会に参加する時の注意点4つ

最後に、懇親会に参加する時の注意点を4つ紹介します。
- お酒を飲んで酔っぱらわない
- 学生同士で固まらない
- 立食形式でのマナーを守る
- TPOを考えた服装で行く
①お酒を飲んで酔っ払わない
懇親会でお酒が出る機会もあります。適度に飲めばリラックスできて雰囲気も盛り上がるでしょう。
ただし、酔っ払ってしまうのはいけません。はしゃぎ過ぎて企業の方々に嫌な印象を与えてしまうためです。あくまでも企業の用意してくれた節度のある場であることを理解しておきましょう。
お酒が苦手な人は無理に飲む必要はありません。インターンでの努力が無駄にならないように、適度に楽しむようにしてくださいね。
② 学生同士で固まらない
学生同士の会話だけで終わらせないようにしましょう。同じ立場の学生同士だと、話が盛り上がっても企業の情報は入ってきません。その企業ならではの情報を得るためには社員との会話が大事になります。
学生同士でも情報交換の場になりますが、せっかくなら社員さんに積極的に話しかけてみて下さい。インターン中にどんなことを話すか考えておくと、ダラダラと学生同士で時間を過ごしてしまったということが起きずらいですよ。
学生同士で固まると安心できますが、社員と交流した人ほどその後の面接で具体的な企業理解を示せていました。社員に積極的に近づくのは緊張しますが、話しかけた経験そのものが自信に変わりますよ。
また、懇親会で社員に積極的に話しかけた経験が、志望動機の裏付けになったという事例も少なくありません。勇気を出して会話を広げることで、選考で差をつける情報を得られる可能性が高まります。
③ 立食形式でのマナーを守る
立食形式であった場合は、マナーに注意しましょう。自分のお皿をその辺に置きっぱなしにせず、また他の人とぶつからないように気を付けましょう。
社員からは話さなくても、マナーを守って食事しているかは見ているだけで分かります。あまりにも悪いマナーであると、インターン中の印象が良くても人間性を疑われてしまうでしょう。
リラックスしすぎず、社員の人がいる場であることを常に考えてくださいね。
④ TPOを考えた服装で行く
懇親会の服装はどんな服装がいいのでしょうか。結論、スーツ指定がない場合はビジネスカジュアルで行くのが無難です。
ビジネスカジュアルはカジュアルすぎないけれどスーツほど硬くない服装のこと。女性はブラウススタイル、男性はシャツスタイルが基本です。
事前に会場の雰囲気や企業の文化を確認しておけば、ある程度服装のイメージが湧くので、そちらをチェックしておくのもおすすめですよ。
懇親会での服装は、場の空気を壊さず自分らしさを保つことが大切です。カジュアル過ぎる服装は「TPOを理解できていない」と見られやすいので注意しましょう。
また、清潔感や季節感への配慮があるかどうかも大切になります。たとえば、夏なら軽やかな素材、冬なら落ち着いた色合いを選ぶなど、小さな工夫が印象を高めるコツです。
「ビジネスマナーできた気になっていない?」
就活で意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。自分ではできていると思っていても、間違っていたり、そもそもマナーを知らず、印象が下がっているケースが多いです。
ビジネスマナーに不安がある場合は、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を受け取って、サクッと確認しておきましょう。
懇親会は不参加でも評価に影響しない
「インターンシップの懇親会、出る必要ある?」そう疑問に思う人も多いです。出席しないからといって評価に直接影響することはないでしょう。
ただし、懇親会を欠席すれば会社や社員との交流のチャンスを逃してしまいます。そうするとインターン経験が薄くなってしまいます。
懇親会に参加すれば、社風を肌で感じられるだけでなく、社員からアドバイスも貰えるでしょう。これらのメリットを理解した上で、それでも必要ないと思う場合は懇親会に出席する必要はないと言えるでしょう。
インターンの後の懇親会に参加して情報収集しよう
本記事では、インターンの後にある懇親会について、マナーやポイントを紹介しました。懇親会は自分の就活に役立つ情報を手に入れられるいい機会でもあります。
参加する予定のある方はぜひ本記事を参考に、意義のある時間を過ごしてきてくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。