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【就活必須】企業メール返信の書き方と遅れたときの対処法も紹介

「企業からメールが届いたけど、どう返信すればいいの?」就活中、そんな悩みに直面したことがある方も多いのではないでしょうか。

企業メールへの正しい返信は印象を大きく左右する大切なマナーです。タイミングや言葉遣いを間違えると、せっかくのチャンスを逃してしまうことも。

特に、返信が遅れてしまったときの対応には注意が必要です。

この記事では、企業メールの返信マナーや注意点、返信が遅れたときの対処法まで丁寧に解説しています。自信を持ってメール対応を行うために、ぜひ参考にしてください。

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目次

就活生が知っておくべき企業メール返信の基本マナー

企業から届いたメールに、どう返信すればよいか迷う方は多いのではないでしょうか。ここでは、返信に必要なマナーや基本ルールをテーマごとに分けて解説しています。

返信内容やタイミングによって印象は大きく変わるため、ポイントを押さえて適切な対応を目指しましょう。

  1. 企業からのメールには返信するのは基本
  2. 返信する際のベストなタイミング
  3. Re:を活用した件名のルール
  4. 署名・宛名の正しい書き方
  5. メール本文の基本構成

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① 企業からのメールには返信するのは基本

企業からメールを受け取ったとき、「これは返信すべきだろうか」と悩むことは少なくありません。就職活動では、企業からのメールには原則として返信を行うのがマナーです。

たとえ「受付完了のお知らせ」のような定型的な内容であっても、確認したことを伝えるだけで、丁寧で誠実な印象を与えられます。

返信が不要に見える場合でも、お礼や一言の返信を添えることで、他の応募者との差が生まれることも。返信を習慣づけることで、社会人としての基本的な対応力も自然と身に付きます。

② 返信する際のベストなタイミング

メールの返信タイミングに、不安を感じている方もいるかもしれません。基本的には、メールを受け取ってから24時間以内に返信するのが理想です。

特に面接や選考に関する内容の場合は、返信が遅れることで不利になる可能性もあります。どうしてもすぐに返せない状況であっても、ひとまず「受け取りました」といった一文を送るだけでも好印象です。

なお、深夜や早朝などの時間帯は避け、9時〜18時の間に送りましょう。返信のタイミングひとつで、社会人としての印象が左右されることを意識しておくと安心です。

③ Re:を活用した件名のルール

件名の扱いは意外と軽視されがちですが、非常に重要な要素です。企業から届いたメールに返信する際には、「Re:」を件名の先頭につけて、元の件名をそのまま残すのが基本

自分の判断で件名を変更してしまうと、やりとりの履歴が分かりにくくなり、相手の手間を増やしてしまいます。

返信が複数回に及ぶ場合は、日付や目的を加えて整理しても構いません。件名はメールの冒頭に表示される部分なので、ビジネスマナーとして正しい形で記載することが大切です。

④ 署名・宛名の正しい書き方

メールの最後に記載する署名や、本文の冒頭にある宛名にも気を配りましょう。宛名は「○○株式会社 人事部 ○○様」という順序で記載するのが基本です。

署名には、自分の氏名、学校名、学部、学年、連絡先(メールアドレス・電話番号)を入れてください。企業側が読みやすく、すぐに身元を確認できるように整えておくことがポイントです。

自動署名を設定している場合も、就活用には内容をカスタマイズするのがおすすめ。宛名や署名に誤りがあると、信頼を損ねる恐れがあるため、送信前に必ず確認しましょう。

⑤ メール本文の基本構成

メールの本文には、守るべき基本的な構成があります。まずは「お世話になっております」などのあいさつから始め、自分の所属と名前を伝えましょう

続けて、要件や用件を簡潔に記載し、最後に「よろしくお願いいたします」や「ご確認ください」などの締め言葉で結びます。

この流れを覚えておくと、どんな内容の返信でもスムーズに書けるでしょう。

慣れないうちはテンプレートを活用しても構いませんが、内容に応じて表現を調整することが、相手への気遣いにつながります。

就活メールの返信はどこまですればいいの?

基本的に企業からのメールには基本的に返信したほうが良いですが、すべてのやりとりを長く続ける必要はありません

たとえば「ご連絡ありがとうございました」といった企業側の返信に、さらに返事をする必要はないケースが多いです。やりとりの終わり方に迷ったときは、感謝の一言を添えて締めくくると印象が良くなります。

ただし「返信不要」などの案内がある場合は、それに従ってください。返信を重ねすぎると、かえって気配りに欠ける印象を与えかねませn。

やりとりがスムーズに進むことはもちろん大切ですが、適切なタイミングで終える判断力も求められています。丁寧さと配慮のバランスを意識して対応しましょう。

返信不要なメールの種類

就活中は多くの企業とメールをやりとりしますが、すべてに返信が必要なわけではありません。

ここでは、返事をしなくても問題ない代表的なメールの種類と、見極めのポイントを分かりやすく説明します。

  1. お祈りメール
  2. 送信専用アドレスからのメール
  3. 一斉送信メールからのメール
  4. 明らかに形式的な連絡メール

① お祈りメール

不採用通知、いわゆる「お祈りメール」に返信するかどうか迷う方も多いでしょう。基本的には返信の必要はありません。企業側は多くの応募者に一括で送っており、返信が前提とはされていません

ただし、強い関心を持っていた企業や丁寧な対応をしてくれた場合に限って、感謝の気持ちを一言添えて返信するのは印象が良くなることも。あくまで任意と考えてください。

② 送信専用アドレスからのメール

「このメールは送信専用です」と明記されているアドレスから届いたメールには、返信しても届きません。こうしたメールは情報通知専用で、一方的な連絡を目的としています。

返信が必要な場合は、文中に別の問い合わせ先が記載されていることが多いため、そちらを使うようにしましょう。

③ 一斉送信メールからのメール

説明会の案内や応募受付の通知など、複数の応募者に一括で送られるメールも基本的に返信不要です。「ご応募いただいた皆さまへ」などの表現があれば、一斉送信と判断して差し支えありません。

こうしたメールに返信しても混乱を招く可能性があります。返信の要否は本文内で指示されていることが多いので、しっかり確認してください。

④ 明らかに形式的な連絡メール

「エントリーを受け付けました」「マイページが更新されました」など、自動送信の連絡メールにも返信は不要です。

こういったメールは確認を促すために送られており、返信を前提にしていません。毎回返信していると、かえって対応すべき本来のメールを見逃すリスクもあります。

内容を確認したら、それで完了と考えて問題ありません。

企業メールに返信する際のポイント

企業から届いたメールに返信する際は、内容だけでなく細かな気配りが印象を大きく左右します。

ここでは、見落としがちな基本ポイントを5つの観点から整理しました。メールを送る前に、一度確認してみてください。

  1. 返信は24時間以内に行う
  2. 社名や担当者名を間違えないようにする
  3. 読みやすいレイアウトと改行を心がける
  4. 敬語表現や文体を統一する
  5. 企業の営業時間を意識して送る

① 返信は24時間以内に行う

企業からメールを受け取ったら、24時間以内に返信するのが基本です。それ以上遅れると「熱意が低い」と誤解されるかもしれません。

すぐに内容を確認できない場合でも、「メールを確認しました」など、ひと言だけでも返しておくと丁寧な印象を与えられます。

返信の早さはビジネスマナーの一部とされ、信頼につながりやすいため、時間を意識した対応を心がけましょう

② 社名や担当者名を間違えないようにする

社名や担当者名のミスは、信頼を損なう大きな要因になります。特に複数の企業とやり取りをしていると、テンプレートの使い回しなどで誤記が発生しやすいでしょう。

送信前には必ず宛名、社名、部署名までを含めて見直し、誤字脱字がないか丁寧に確認してください。また、「(株)」といった略称ではなく、正式名称で記載することが基本です。

たとえば「株式会社〇〇」や「人事部 〇〇様」といったように、相手に対する敬意を表す書き方が望ましいでしょう。

③ 読みやすいレイアウトと改行を心がける

いくら内容が丁寧でも、文章が詰まりすぎていたり、改行がなかったりするメールは読む側にとって大きな負担になります。読みやすさを意識するだけで、印象はぐっと良くなるものです。

基本的には3~4行ごとに改行を入れ、内容のまとまりごとに段落を分けましょう。段落の間に空行を入れると、視認性が高まり、相手もスムーズに読めます。

長文になりすぎる場合は要点を意識して簡潔にまとめつつ、適度なスペースを保つことが大切です。伝わるメールは、読みやすさへの気配りから生まれます。

④ 敬語表現や文体を統一する

文中で「です・ます調」と「である調」が混ざっていると、読みにくさや違和感が生まれます。文体は最初から最後まで統一しましょう。

また、敬語表現に自信がない場合は、よく使われる例文を事前に確認しておくと安心です。

たとえば「ご連絡いたします」と「ご連絡させていただきます」では、印象が変わることもあります。迷ったときは、声に出して読み返してみてください

⑤ 企業の営業時間を意識して送る

メールの内容だけでなく、「いつ送るか」も大切な要素です。深夜や早朝など、相手の業務時間外にメールを送るのは基本的に避けたほうが無難でしょう。

可能であれば、9時から18時のビジネスアワーに送信するのが理想です。もし時間の都合でどうしても送信が遅れる場合には、下書き保存や予約送信の機能を活用してみてください。

送信のタイミングまで配慮できると、相手に対して「気遣いのできる人」という印象を与えられるでしょう。こうした一つひとつの積み重ねが、企業との信頼関係を築くきっかけになります。

企業への返信メールが遅れた場合の対応方法

就活中は多忙な日々が続くため、企業からのメールへの返信が遅れてしまうことも。そんなときでも、丁寧に対応すれば印象を大きく損なわずに済みます。

ここでは、返信が遅れた場合の適切な対応を4つのポイントに分けて解説しています。

  1. まずは返信が遅れたことをお詫びする
  2. 遅れた理由を伝える
  3. 誠意を伝える
  4. 今後の姿勢をアピールする

① まずは返信が遅れたことをお詫びする

メールへの返信が遅れてしまったときは、第一に謝罪の気持ちを明確に伝えることが大切です。「ご連絡が遅くなり、誠に申し訳ございません」といった一文を、できる限りメールの冒頭に記載しましょう。

相手は「なぜ今になって返信が来たのか」と思っているかもしれません。その不安を払拭するためにも、まずは非を認め、丁寧にお詫びの意を示すことが信頼の回復につながります。

理由を説明する前に、しっかりと謝罪することで、誠実な姿勢が伝わりやすくなるでしょう。

② 遅れた理由を伝える

謝罪のあとには、どうして返信が遅れてしまったのか、その理由を簡潔に伝えましょう

たとえば「授業や課題が立て込んでおり、メールの確認が遅れました」や「体調を崩していたため、対応が遅くなりました」といった具体的な背景を述べると納得感が生まれます。

ただし、あくまで理由は簡潔にまとめ、くどくどと長く書くのは避けましょう。1~2行で要点を明確にするのがポイントです。

無理に言い訳をせず、素直な姿勢で事実を伝えることで、相手に不快感を与えることなく納得してもらいやすくなります。

③ 誠意を伝える

遅れた理由を説明したら、それで終わりではありません。ここで改めて、相手に対する誠意を込めた一言を加えましょう

「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ありませんでした」「今後このようなことがないよう注意いたします」といった文を入れることで、反省の気持ちと真摯な対応の姿勢が伝わります。

メールは文字だけのコミュニケーションだからこそ、こうした一文が相手の受け止め方に大きく影響するものです。

表面的な謝罪ではなく、「気遣いのある人だな」と思ってもらえるよう、心を込めた言葉を選ぶようにしてください

④ 今後の姿勢をアピールする

今回の遅れをきっかけに、今後はどのように対応するつもりかを明示することが大切です。

「今後はメールを確認する習慣を徹底し、迅速に返信できるよう努めます」といった具体的な改善の意志を述べることで、前向きな印象を与えられます。

メールの締めくくりには、「お手数をおかけいたしましたが、引き続きよろしくお願いいたします」といった丁寧な言葉を添えると、印象良く終えられるでしょう。

遅れたこと自体はマイナスかもしれませんが、その後の対応次第で信頼を取り戻すチャンスになります。最後まで誠実な姿勢を忘れずに対応してください。

【シーン別】企業メールへの返信例文

企業から届くメールにはさまざまなパターンがあり、その返信内容にもマナーや適切な表現が求められます。就活中のあなたが迷いやすいシーンごとの返信例文を紹介します。

文面の基本構成や注意点も踏まえて、場面に応じた好印象な返信を目指しましょう。

  1. 会社説明会の案内への返信例文
  2. 面接日程調整メールへの返信例文
  3. グループディスカッションの案内メールへの返信例文
  4. インターン応募後の企業メールへの返信例文
  5. 選考通過メールへの返信例文
  6. 内定通知メールへの返信例文
  7. 企業からの電話不在連絡メールへの返信例文
  8. 質問メールへの返信例文

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① 会社説明会の案内への返信例文

会社説明会の案内メールには、参加・不参加を明確に伝えることが大切です。特に返信が必要とされている場合は、早めに丁寧な返信をすることで好印象を与えられます。

《例文》

件名:Re: 会社説明会のご案内(○○大学 山田太郎)

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。○○大学経済学部4年の山田太郎と申します。

このたびは会社説明会のご案内をいただき、誠にありがとうございます。貴社の○○事業に以前から関心を持っており、実際の業務や社風について理解を深めたいと考えております。

ご案内いただいた○月○日(○)の説明会に参加させていただきます。当日は何卒よろしくお願いいたします。

取り急ぎ、参加のご連絡を申し上げます。

山田 太郎(やまだ たろう)
○○大学 経済学部 4年
メール:xxxx@example.com
電話:090-xxxx-xxxx

《解説》
この例文では、参加の意思をはっきりと伝えつつ、興味を示す一文を添えています。丁寧で簡潔な構成を心がけると、社会人としての基本的なマナーをアピールできます。

② 面接日程調整メールへの返信例文

面接日程の案内メールが届いた際には、返信を早めに行うことが基本です。日程を調整する場合でも、丁寧に希望日を伝えることで、印象のよいコミュニケーションにつながります。

《例文》

件名:Re: 面接日程のご連絡(○○大学 佐藤花子)

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。○○大学文学部4年の佐藤花子と申します。
このたびは面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。

ご提案いただいた日程のうち、○月○日(○)は大学の講義と重なってしまうため、参加が難しい状況です。

恐れ入りますが、以下の日程でご調整いただくことは可能でしょうか。

・○月○日(○) 午前中
・○月○日(○) 午後以降

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

佐藤 花子(さとう はなこ)
○○大学 文学部 4年
メール:xxxx@example.com
電話:080-xxxx-xxxx

《解説》
日程の調整をお願いする際は、代替案を複数提示すると親切です。事情を簡潔に伝えつつ、丁寧な言葉づかいを意識しましょう。

③ グループディスカッションの案内メールへの返信例文

グループディスカッションの案内メールには、参加の意思を明確に示しつつ、当日への意欲も一言添えると好印象です。ここでは、参加を承諾する丁寧な返信例文を紹介します。

《例文》

件名:Re: グループディスカッションのご案内(○○大学 高橋一樹)

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。○○大学法学部4年の高橋一樹と申します。
このたびはグループディスカッションのご案内をいただき、誠にありがとうございます。

○月○日(○)○時よりの開催とのこと、予定を確認させていただきましたところ、参加可能でございますので、ご連絡申し上げます。

以前、貴社の社員の方から伺った職場の雰囲気に魅力を感じており、今回のグループディスカッションを通じて、より理解を深めたいと考えております。

当日はどうぞよろしくお願いいたします。

高橋 一樹(たかはし かずき)
○○大学 法学部 4年
メール:xxxx@example.com
電話:080-xxxx-xxxx

《解説》
グループディスカッション参加の返信では、出席の可否に加え、企業への関心を一文加えると好印象を与えます。やる気と誠意を伝えるのがポイントです。

④ インターン応募後の企業メールへの返信例文

インターン応募後に企業から届く受付完了や選考連絡メールには、感謝の気持ちと今後の選考への意欲を込めた返信が求められます。ここでは、応募後の基本的な返信例文を紹介しましょう。

《例文》

件名:Re: インターンシップ応募受付(○○大学 石井美咲)

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。○○大学経営学部3年の石井美咲と申します。
このたびはインターンシップのご応募を受け付けていただき、誠にありがとうございます。

以前から貴社の○○事業に強く興味を持っており、実務を通して理解を深めたいと考えております。選考の機会をいただけること、大変光栄に存じます。

今後のご案内を心よりお待ちしております。何卒よろしくお願いいたします。

石井 美咲(いしい みさき)
○○大学 経営学部 3年
メール:xxxx@example.com
電話:080-xxxx-xxxx

《解説》
応募後の返信では、選考への意欲を具体的に示すことで好印象を与えます。件名や敬語表現も丁寧に整えるよう意識しましょう。

⑤ 選考通過メールへの返信例文

選考通過の連絡をいただいた際は、感謝の気持ちと次回選考への意欲を丁寧に伝えることが大切です。ここでは、グループ面接通過後の返信例を紹介します。

《例文》

件名:Re: 一次選考通過のご連絡(○○大学 中村翔)

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。○○大学法学部4年の中村翔と申します。
このたびは一次面接通過のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

貴社の社員の方々の誠実な対応に感銘を受け、改めて貴社で働きたいという気持ちが強まりました。

次回の二次面接に向けて、より一層準備を進めてまいります。
引き続き、何卒よろしくお願いいたします。

取り急ぎ、選考通過への御礼と次回面接への参加の意思をお伝え申し上げます。

中村 翔(なかむら しょう)
○○大学 法学部 4年
メール:xxxx@example.com
電話:080-xxxx-xxxx

《解説》
通過の連絡には感謝を明確にし、次への意欲を具体的に伝えるのがコツ。文量は簡潔に、内容は前向きにまとめると好印象です。

⑥ 内定通知メールへの返信例文

内定通知を受け取った際には、感謝の気持ちと今後の意思を丁寧に伝えることが重要です。ここでは、内定承諾の返信例文を紹介します。

《例文》

件名:Re: 選考結果のご連絡(○○大学 田中優衣)

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。○○大学国際学部4年の田中優衣と申します。
このたびは、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました。

面接や説明会を通じて感じた貴社の温かい社風と明確な理念に共感し、ぜひ貴社で働きたいと強く感じました。

つきましては、内定を謹んでお受けいたしますことをここにご連絡申し上げます。

入社までに社会人としての準備をしっかりと整え、貢献できるよう努めてまいります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

田中 優衣(たなか ゆい)
○○大学 国際学部 4年
メール:xxxx@example.com
電話:080-xxxx-xxxx

《解説》
内定承諾の返信では、企業への感謝と入社の意思を明確に伝えることが大切です。自分の気持ちを簡潔かつ誠実に表現しましょう。

⑦ 企業からの電話不在連絡メールへの返信例文

企業からの電話に出られなかった場合は、できるだけ早くメールで丁寧に返信しましょう。ここでは、留守中の電話連絡に対する基本的な返信例を紹介します。

《例文》

件名:お電話をいただきありがとうございました(○○大学 村上蓮)

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。○○大学経済学部4年の村上蓮と申します。

本日○時頃にお電話をいただいておりましたが、外出中で応答できず、大変失礼いたしました。
ご連絡いただき、誠にありがとうございます。

もし可能であれば、メールにてご用件をお知らせいただけますと幸いです。

あるいは、以下の時間帯であれば折り返しのお電話が可能ですので、ご都合の良い方法をお知らせいただけますと助かります。

・○月○日(○) 午前10時〜正午
・○月○日(○) 午後3時以降

お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

村上 蓮(むらかみ れん)
○○大学 経済学部 4年
メール:xxxx@example.com
電話:090-xxxx-xxxx

《解説》
不在だった理由を簡潔に伝えたうえで、代替の連絡手段や時間を提案すると丁寧です。焦らず落ち着いた文面を心がけましょう。

⑧ 質問メールへの返信例文

企業からの質問に対して返信する際は、できるだけ早く、明確かつ丁寧に答えることが求められます。ここでは、面接前の確認事項に関する質問への返信例を紹介します。

《例文》

件名:Re: オンライン面接についてのご質問(○○大学 山口真央)

○○株式会社
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。○○大学外国語学部4年の山口真央と申します。
このたびはご連絡いただき、誠にありがとうございます。

以下に、ご質問いただきました件についてご回答させていただきます。

・オンライン面接に使用する端末:ノートパソコン(カメラ・マイク内蔵)
・使用するインターネット環境:自宅Wi-Fi(光回線)
・面接当日の接続確認:前日までにテスト接続を予定しております

上記のとおりとなります。もし不足している情報や追加のご確認事項などがございましたら、お知らせいただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

山口 真央(やまぐち まお)
○○大学 外国語学部 4年
メール:xxxx@example.com
電話:080-xxxx-xxxx

《解説》
質問メールへの返信では、項目ごとに箇条書きを使うと読みやすくなります。誤解を避けるために、情報は具体的かつ簡潔に書きましょう。

企業からのメールに返信する際の注意点

企業への返信では、言葉づかいだけでなく文章の細かい部分にも配慮が求められます。特に就活中のメールは、印象を左右する大切な要素です。ここでは、返信時に注意すべきポイントを5つ紹介します。

  1. 誤字脱字に気をつける
  2. 絵文字や装飾文字の使用は避ける
  3. 返信内容が抽象的になりすぎないようにする
  4. 読み手に配慮した文体を意識する
  5. 自動署名の見直しも忘れずに行う

① 誤字脱字に気をつける

誤字や脱字のあるメールは、読んだ相手に「丁寧さが足りない」「確認していないのでは」といったマイナスの印象を与えてしまいます。

特に企業名や担当者の名前を誤って記載すると、失礼と受け取られかねません。返信メールを作成したら、一度は時間を置いて読み返すことをおすすめします。

内容を声に出して確認する音読も効果的で、誤りを見つけやすくなるでしょう。基本的なミスこそ、最初に気をつけたいポイントです。

② 絵文字や装飾文字の使用は避ける

就活のメールでは、LINEやSNSのような感覚で、絵文字や「!」を多用してしまうのはNGです。ビジネスの場では、感情を過度に表現する記号や装飾的な文字はふさわしくありません。

文章そのものに誠実さや丁寧さが感じられるよう、落ち着いた表現を心がけましょう。「お世話になっております」といった定型表現でも、真摯な気持ちが伝わるよう文脈を整えることが大切です。

③ 返信内容が抽象的になりすぎないようにする

「承知しました」「よろしくお願いいたします」だけでは、相手に十分な情報が伝わりません。特に日程調整や確認事項のあるメールでは、具体的な内容を書くことが必要です。

たとえば「〇月〇日14時にお伺いします」や「〇〇については、以下の通りです」といったように、明確でわかりやすい表現を意識してください。

相手の手間を減らし、スムーズなやりとりを実現するための姿勢が求められます。

④ 読み手に配慮した文体を意識する

どんなに丁寧でも、まわりくどい表現ばかりでは読みづらくなります。逆に簡潔すぎると冷たい印象を与えてしまうことも。

読み手が気持ちよく内容を理解できるよう、丁寧さとわかりやすさのバランスを意識してください。また、「です・ます調」で統一し、語尾が続かないように工夫すると、文体にリズムが生まれます。

メール全体に統一感があると、信頼感も高まりやすくなるでしょう。

⑤ 自動署名の見直しも忘れずに行う

スマートフォンやフリーメールを使うと、自動的に「〇〇から送信」といった署名が付く設定になっていることがあります。

このまま送信してしまうと、カジュアルすぎたり、公私の切り替えができていない印象を与えかねません。

署名は自分を紹介する大切な情報ですので、就活用の名前・大学名・連絡先など、必要な情報が適切に表示されているかを確認しましょう。

返信前の最終チェックとして、必ず目を通しておくべきポイントです。

就活メールを正しく返信するために大切なこと

企業とのやり取りにおいて、メール返信は就活生の印象を左右する重要なコミュニケーション手段です。

基本的なマナーや注意点、返信が必要かどうかの判断、返信が遅れた場合の対応までを押さえることで、企業との信頼関係を築きやすくなります。

さらに、実際のメール例文も参考にすることで、自分の言葉で適切に返信できる力が身につくでしょう。

返信のタイミングや内容はもちろん、細かな配慮まで行き届いたメール対応が、就活を成功へと導く一歩になります。

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