インターンシップの目標の立て方の徹底解説|目標を活かした志望動機の例文も紹介
インターンシップでは目標や目的をもって参加することが大切になります。
インターンシップの参加を考えるきっかけとして、「インターンシップに参加して、就活を有利に進めたいから」、「周りがみんな参加し始めているから」というものが多く挙げられるのではないでしょうか。
しかし、漠然と参加すると「気づいたら終わっていた……」ということになりかねません。せっかくの機会を無駄にするのはもったいないですよね。
そこで、今回はインターンで目標を設定することのメリット、目標設定の仕方や例文までご紹介していきます。
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インターンシップで目標を設定する意味とは?

インターンシップに初めて参加する場合、「目標は立てるべき……?」と迷う人もいますよね。
実は、インターンシップで目標を設定することは明確な意義があり、重要です。
この章では、インターンにおける目標設定がもたらす効果について、3つの観点から解説していきます。
- 学びの質を高めるため
- 自己成長がわかりやすくなるから
- 目的意識を持つことが評価されるから
① 学びの質を高めるため
インターンシップ前に目標設定しておくと、インターン中に力を入れるべきポイントが明確になり、結果的に学びの質が高まります。
しかし、目標がないとただ業務をこなすだけで終わってしまうことが少なくありません。
たとえば「チームでの業務の進め方を知りたい」と決めていれば、報告や相談の方法など、観察すべき行動がはっきりするでしょう。
こうした準備があると、「何となく終わった」と感じることも防げます。また、1~3日の短期インターンであっても、目標があれば限られた時間のなかでも多くを学べるはずです。
② 自己成長がわかりやすくなるから
目標を立てておくことで、インターン後の振り返りを行った際に、「自分がどれだけ成長したのか」、「目標に近づけたか」が分かりやすくなります。
また、就活のエントリーシートや面接でも活用しやすくなるでしょう。
たとえば「相手の立場に立って提案する力をつけたい」という目標を立てておくと、「実際に社員の方と関わるなかで、相手の業務課題を意識して意見を伝えた」など、具体的なエピソードとして整理しやすくなります。
③ 目的意識を持つことが評価されるから
企業はインターンを、学生の行動や意欲を観察する場ととらえていることが多いです。そのため、目標設定することによって、インターンシップで評価される学生になるための第一歩になります。
このとき、ただ「学びたい」と書くのではなく、「なぜその学びを得たいのか」を明確にすることで、企業側に主体的な姿勢が伝わります。
特に、自分なりの関心や目的をもって目標を設定している学生は、印象に残りやすいでしょう。
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企業がインターンシップの目標を重視する理由

「企業は学生が立てた目標から何をみているのか」と疑問に思う方も多いでしょう。
この章では、企業がインターンシップでの目標を重視する理由を、4つの視点からわかりやすく解説していきますね。
- 参加意欲・目的意識を確認するため
- ミスマッチを防ぐため
- プログラムへの理解度を測るため
- 志望度・業界理解を見極めるため
① 参加意欲・目的意識を確認するため
企業がインターンシップの目標を重視する理由のひとつは参加への本気度を見極めるためです。
企業側はどのような目標を立てているかを見て、「準備の度合い」や「主体的な姿勢」を読み取っています。
たとえば「社会人の働き方を知りたい」という目標よりも、「営業職の一日の流れや判断の基準を学びたい」といった具体的な内容のほうが、意欲的と受け取られやすいです。
このように、インターンシップでの目標は、自分の意欲を企業に伝えるにあたり大切になります。
② ミスマッチを防ぐため
インターンの目標は、企業と学生との相性を確かめる材料にもなります。これは特に、インターン選考などで企業がよく見ているポイントですね。
そもそも「学生がやりたいこと」と「企業が提供する体験」とが大きくズレていると、満足度の低いインターンになりかねません。
たとえば、インターンの選考で「マーケティングを経験したい」と伝えた学生に対し、その企業が技術職のプログラムしか実施していない場合、希望と現実に食い違いが生じてしまいます。
こうしたミスマッチを避けるためにも、インターンシップの目標は企業も注目しているわけですね。
③ プログラムへの理解度を測るため
企業は目標の内容から、学生がどの程度プログラムの内容や職種を理解しているかを見ています。浅い内容の目標は、準備不足と見なされる恐れもあるため注意が必要です。
たとえば「社員の働き方を体験したい」といった漠然とした表現ではなく、「OJTを通じて業務の進め方や改善提案の考え方を学びたい」といった具体性のある記述であれば、企業側にも好印象を与えられます。
インターンシップの目標の書き方に迷ったときは、事前に企業や職種の情報をしっかり調べておくことが大切です。
④ 志望度・業界理解を見極めるため
インターンシップで学生が立てた目標は、企業が志望度を見極める材料にもなります。
特にインターン選考などでは「どうしてこの職種なのか」「自社のどこに興味を持ったのか」といった点を評価するため、インターンの目標が注目されがちです。
どこにでも使い回せそうな目標は、関心が薄いと見なされるかもしれません。逆に事業内容や業界動向に触れた具体的な目標は、企業研究の努力や志望の強さが伝わりやすくなります。
インターンシップに期待することを明確にして、選考でも好印象につなげましょう。
インターンシップの目標の立て方|基本構成を解説

この章では、インターンシップの目標の書き方に不安を感じている方に向けて、3つの観点に分けて考え方の基本を解説します。
インターンシップの目標を立てるにあたり、何から考えればいいのか分からず、悩む人は多いのではないでしょうか。
思考の整理をするだけで、目的に沿った目標がぐっと立てやすくなるはずです。
- インターンシップで学びたいことは何かを明確にする
- 課題・弱みを整理する
- 成長したいことは何かを考える
① インターンシップで学びたいことは何かを明確にする
まずは、「自分が今、何に興味があるか」や「どんな仕事に触れてみたいか」といった気持ちから整理していきましょう。
たとえば、「人と話す仕事に興味がある」「どんな風に商品が売れていくのか知りたい」「社会人がどんな働き方をしているか見てみたい」など、ぼんやりした関心でもかまいません。
そこから、「なぜそう思ったのか」「それを知ることで自分にとってどんな意味があるのか」を少しずつ深掘りしていくことで、目標になっていきます。
また、「この企業を選んだ理由」も自然と伝わりやすくなります。他の参加者と似た内容になりがちな中で、自分らしさを出すには、まず学びたいことをはっきりさせることが大切です。
② 課題・弱みを整理する
また、目標を立てるときは、自分の課題や苦手なことにも目を向けてみてください。
まずは何でもいいので自分が苦手なことを見つけてみて、そこから「どう克服したいか」を考えてみましょう。すると、成長につながる具体的な目標が見えてくるはずです。
たとえば、「人前で話すと緊張する」「初対面の人と会話が続かない」といった、自分の弱みを言葉にすることが出発点になります。
漠然と「成長したい」と書くよりも、「何に対して、どうなりたいか」がはっきりしていれば、インターンシップの目標設定としてより評価されやすくなりますよ。
③ 成長したいことは何かを考える
「成長したいこと」と言われても、何から考えればよいか迷うかもしれませんが、まずは“憧れ”や“理想の姿”を思い浮かべてみましょう。
「将来こんな社会人になれたら素敵だな」といった、漠然としたもので構いません。そこから逆算して、「そのために必要な力は何か?」を考えると、自分なりの成長目標が見えてきます。
成長したい方向性が定まれば、インターンでの行動指針が明確になります。
さらに、こうした目標は面接での志望動機や、終了後の振り返りにも活かしやすくなりますよ。
インターンシップの目標例一覧
ここまで、インターシップの目標の立て方について説明しましたが、いざ目標を立てるとなると、明確なイメージが湧きづらいですよね。
そこで、この章ではインターンシップの目標設定に役立つ具体例を目的別に紹介します。自分の状況に合ったパターンを見つけることで、目標を立てやすくなるでしょう。
- 業界・企業理解を深める
- 職種や仕事内容を体験する
- 社会人としてのマナーやスキルを身につける
- 自己分析を深める
- 人脈を広げる・OB訪問に活かす
- 志望動機の解像度を上げる
① 業界・企業理解を深める
将来の進路がまだ定まっていない場合は、業界や企業についての理解を深めることを目標に設定するとよいでしょう。
たとえば、「このインターンを通して業界全体の仕組みや役割について知りたい」などの目標を立てると、体験の質が高まり、情報収集もしやすくなるはずです。
また、インターンシップの目標を企業に求められたときや、インターン選考で目標を伝えるときにも役立つでしょう。採用担当者にも、熱意が伝わりやすくなります。
② 職種や仕事内容を体験する
「具体的にどんな仕事をするのかを知りたい」という気持ちがある方は、職種理解を軸にした目標を設定してみてください。
たとえば、「営業職の業務フローを体験し、求められるスキルや適性を確認したい」という目標が適切です。
こうした目標は実務への関心や行動意欲が伝わりやすく、インターンシップ目標設定シートでも説得力のある内容になります。参加後の振り返りにも役立つでしょう。
③ 社会人としてのマナーやスキルを身につける
「インターンに不安がある」「社会経験がほとんどない」と感じている方は、マナーや基本スキルの習得を目標にすることをお勧めします。
たとえば、「電話応対やメールの書き方、報連相を正しく実践できるようにしたい」といった目標は、初めて参加する方でも立てやすいでしょう。
また、「最低限のビジネスマナーを身につけようとしている姿勢」が企業に伝わり、受け入れる側もサポートの方針を立てやすくなります。そのため、インターンシップの目標例としても評価されやすいです。
④ 自己分析を深める
「自分にどんな仕事が合っているのかわからない」という方は、自己分析を目的にすると目標を立てやすくなります。
たとえば、「業務を体験しながら自分の得意なことや苦手なことを整理したい」といった内容です。
インターンを通して得られる気づきは、就活時のエントリーシート作成や面接準備にも役立ちます。
また、インターンシップでの目標設定は、将来の選択肢を広げるきっかけにもなるでしょう。
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⑤ 人脈を広げる・OB訪問に活かす
短期インターンや座談会形式のプログラムでは、人との関わりを大切にした目標も有効です。
たとえば、「社員の方と積極的に会話し、キャリアの考え方や価値観を学びたい」といった目標は交流意欲をアピールできます。
こうした目標は、単なる“就業体験”にとどまらず、「学びを自ら取りにいく姿勢」や「他者から吸収しようとする意欲」を示せるため、企業側からは積極性や成長意欲があると評価されやすくなるでしょう。
⑥ 志望動機の解像度を上げる
本選考へのステップとしてインターンに参加する方には、「志望動機の精度を高めること」を目的にした目標が効果的です。
こうした目標は、単なる興味にとどまらず、実際の体験に基づいた志望理由を形成する姿勢を示せるため、企業側にも本気度が伝わりやすく好印象を与えられます。
たとえば、「現場の業務内容を体験し、企業理解を深めて志望理由を具体化したい」といった内容です。
そのため、志望動機の解像度を上げ、企業理解をアピールすることで、インターンシップの目標を本選考に活用しましょう。
よくあるインターンシップ目標の失敗例と改善ポイント

このセクションでは、よくある失敗例を紹介しながら、それぞれをどう改善すればよいかを具体的に解説していきます。
それぞれのポイントを理解して、目標を立てましょう。
- 抽象的な目標を立ててしまう
- 企業理解に繋がっていない
①抽象的な目標を立ててしまう
目標設定時には、達成基準や行動内容を具体的に記載する必要があります。
「成長したい」「視野を広げたい」などの目標は、一見前向きに聞こえるでしょう。しかし、企業側にとっては評価が難しいものです。
こうした抽象的な表現では、どのような行動を取るつもりなのか、どのように成長を測るのかが見えてきません。
「営業職のインターンで1日3件以上の顧客対応を経験し、会話の中で顧客ニーズを引き出せるようになる」といった目標であれば、行動と成果のイメージが明確になり、企業側も評価しやすくなります。
②企業理解に繋がっていない
インターンシップの目標を設定するうえでは、自己成長だけに焦点を当てるのではなく、企業に対する興味や理解もしっかり示しましょう。
企業がインターンで特に見ているのは、「どれだけ自社のことを知ろうとしてくれているか」「自社の業務に関心があるか」といった点です。
たとえば、「マーケティングの現場で、広告施策がどのように立案・実施されるのかを知りたい」という目標であれば、企業の事業内容や仕事の流れに関心を持っていることが伝わります。
企業研究を踏まえた目標は、ESや面接でも高評価につながるでしょう。
採用担当に刺さるインターンシップの目標とは?印象をよくするコツ

インターンに参加する人の多くは、「採用担当に好印象を与えるにはどんな目標を立てればいいのか」と疑問に感じるでしょう。
特に、ESや面接でインターンシップの目標を伝える際は、内容が曖昧だと採用担当の印象に残りません。
本章では、そんな悩みを抱える方に向けて、企業から評価されやすいインターンシップ目標の立て方を、4つの視点でお伝えします。
- 短期・長期インターンの違いを意識する
- インターンシップ目標シートを使う
- 自己成長と企業理解の両立を意識する
- 独自性を持たせて他学生と差別化する
①短期・長期インターンの違いを意識する
インターンシップの目標を考えるうえで、まず大切なのは「期間による目的の違い」を理解することです。
1~3日程度の短期インターンでは、職場の雰囲気や企業理解を深めることが中心になります。一方、1週間以上の長期インターンでは、業務への積極的な関与や自分なりの貢献が期待されるでしょう。
こうした前提を無視して目標を立ててしまうと、企業の期待とのズレが生じる恐れがあります。
たとえば短期なら、「社会人の働き方を観察し、自分の価値観を見直す」といった視点が必要です。逆に長期であれば、「業務の一部を担当し、振り返りを通じて改善を重ねる」など、実践的な行動が求められます。
目標を設定する際は、まずインターンの期間と企業の意図をきちんと把握しておくことが重要です。
②インターンシップ目標シートを使う
目標の立て方に迷ったときは、「インターンシップ目標シート」のようなテンプレートを活用すると便利です。
「何を目指すのか」「どう行動するのか」「成果をどう評価するのか」といった視点を整理することで、自分の意図がわかりやすくなります。
企業側から見ても、構造化された目標は理解しやすく、「計画的に取り組もうとしている」と判断されやすいでしょう。
また、こうしたシートはインターン終了後の振り返りや自己評価にも役立ちます。振り返りをすることで、自己成長が実感できます。さらに、次回のインターン参加時に活かせます。
③自己成長と企業理解の両立を意識する
インターンでは「成長したい」という想いが強くなりがちですが、自己成長だけでなく、企業への関心や貢献意欲も示しましょう。
採用担当が見ているのは、その学生が「企業をどう捉えているか」「実際に関わる姿勢があるか」です。
たとえば「実務を通じてマーケティングの現場を知り、自分の適性を見極めたい」という目標なら、成長と企業理解の両方が伝わることでしょう。
このように、個人の学びと企業側の期待を両立させる視点を持つことで、志望度の高さや理解度の深さが評価されやすくなります。
④独自性を持たせて他学生と差別化する
採用担当の目に留まるのは、その人らしさが感じられる目標であるため、他の人との差別化を図ることが必要です。しかし、インターンの目標は、ありきたりな内容になりかねません。
そこで、他の学生と差をつけるために、自分の経験や関心をもとに具体的な目標を立てることがポイントになります。
たとえば「地域活性に関心があり、地方企業の課題に触れたい」といった表現なら、その人独自の背景が伝わりやすくなることでしょう。
なぜその目標にしたのか、その理由が伝わるだけで、企業の印象は大きく変わります。内容の正しさ以上に、自分の視点を明確に持つことが差別化につながるのです。
インターンシップの目標を活かした志望動機の例文4選
インターンシップ選考で提出する志望動機をどう書けばいいか迷う人も多いでしょう。そんなときは、インターンへの目標を盛り込むことをおすすめします。
ここでは、インターンシップの目標をもとにした志望動機の例文を、目的別に紹介していきますね。以下のような目標に応じた例文を確認し、自分の考えを整理する参考にしてください。
- 業界・企業理解を深めたい
- 職種や仕事内容を体験したい
- 社会人としてのマナーやスキルを身につけたい
- 自分の課題を克服したい
また、志望動機がそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの志望動機テンプレを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。
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【関連記事】赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①業界・企業理解を深めたい
インターンシップを通じて「業界理解を深めたい」という目標を持つ学生に向けた志望動機の例文です。
業界への関心や企業選びの理由が明確に伝わる構成にしましょう。
私は将来、生活に密着した商品を扱う企業で、人々の暮らしをより良くする仕事に携わりたいと思っています。 その思いを深めるため、まずはインターンシップを通じて、実際の現場で業界や職種について理解を深めたいと考えています。 大学の授業内で小売業界の販売戦略について調べる機会があり、その際に貴社の事例を知り、生活者視点に立った丁寧な商品開発に強く惹かれました。 さらに、自宅近くの店舗に足を運んでみたところ、陳列や接客の細部にまで配慮がなされており、「商品づくり」と「売り場づくり」の一体感に感銘を受けました。 実際に社員の方々と関わる中で、貴社の考え方や仕事のやりがいを直接知り、自分の適性を見極めたいと考えています。将来的には、商品と消費者をつなぐ企画・販売の仕事に携わり、生活者の声を形にできる人材を目指したいです。 |
この例文は、インターン参加の目的を「業界理解」に置きながら、実体験や企業研究を具体的に盛り込んで説得力を高めています。
似た内容を書く場合は、単に「知りたい」と書くのではなく、「なぜ知りたいのか」「どこに関心を持ったのか」まで具体化するのがポイントです。
「上手く志望動機が書けない…書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずは無料で受け取れる志望動機のテンプレシートを使ってみましょう!1分でダウンロードでき、テンプレシートの質問に答えるだけで、好印象な志望動機を作成できますよ。
「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」そんな就活生の声に答えて、就活マガジンでは無料ES添削サービスである「赤ペンES」を運営しています。
第一志望である企業の選考に通過するためにも、まずは就活のプロにES添削を依頼してみましょう!LINE登録3分で満足が行くまで添削依頼ができますよ。
②職種や仕事内容を体験したい
インターンシップを通じて「職種理解」や「仕事内容のリアルな体験」を目的とする学生向けの志望動機例文です。
具体的なきっかけと将来像のつながりが見えるように構成しています。
私は将来、法人営業職として顧客の課題解決に携わりたいと考えています。 この目標を持ったきっかけは、大学のゼミ活動で地域企業と連携し、商品の販促企画を担当した経験です。 現場の担当者との打ち合わせを重ねる中で、企業が抱える課題やその解決プロセスの奥深さを知り、自らも提案を通じて関わりたいと思うようになりました。 貴社のインターンシップでは、実際の営業現場での業務や提案のプロセスを体験できると知り、自身の適性を確かめるとともに、法人営業への理解を深めたいと考えています。 インターンシップを通じて、企業との信頼関係をどう構築するのか、提案に至るまでにどのような準備が必要なのかを具体的に学び、今後のキャリア選択に活かしていきたいです。 |
営業職への志望理由と、インターンで得たい学びがつながっており、目的が明確な例文です。
「なぜその職種を体験したいのか」というきっかけと、体験を通じて何を得たいのかをセットで書くと説得力が高まります。
③社会人としてのマナーやスキルを身につけたい
社会人としての基本的なマナーや業務スキルを身につけたいと考えている方に向けた志望動機の例文を紹介します。
インターンシップを通じて得たい「スキル」を明確にし、企業との接点を丁寧に示す構成です。
私は、社会人として必要なマナーやビジネススキルを実践的に学ぶことを目標に、貴社のインターンシップに応募しました。 大学では学園祭の運営委員として広報を担当し、外部企業とのやり取りを経験しましたが、言葉遣いや対応方法に不安を感じる場面も多く、社会人としての基礎力の重要性を実感しました。 特に、電話応対やメール文の書き方、時間管理など、学生生活では経験できない業務を体験したいと考えています。学園祭の広報活動を通じて学んだ積極性や調整力を活かし、実務に積極的に関わっていきたいです。 貴社のインターンシップは、実際の業務に近い形での参加ができると伺い、社会人としての第一歩を踏み出すには最適な環境だと感じました。社員の方から直接フィードバックをいただける点にも大きな魅力を感じています。 インターンを通じて、社会人としての土台を築くと同時に、業界の理解を深め、今後のキャリア形成に役立てたいです。 |
学生時代の活動からビジネスマナーの必要性を実感した流れが自然で、志望動機と企業との接点が明確です。
マナーやスキルの習得を目標にする場合は、「なぜ必要だと感じたか」と「どのように学びたいか」の二点をしっかり押さえましょう。
④自分の課題を克服したい
自分の課題や弱点を乗り越えたいという目標を軸にした志望動機の例文をご紹介します。
自分の課題を明確に示した上で、それをインターンでどう克服したいのかを具体的に述べている点がポイントです。
私は、物事を俯瞰して捉える力を身につけたいという目標を持って、貴社のインターンシップに応募しました。 大学のゼミ活動では、プレゼン資料の細部にこだわりすぎて、全体の構成が伝わりにくいと指摘された経験があります。 その際、客観的な視点を持つことの重要性に気づき、他者からの意見を積極的に取り入れるよう意識してきましたが、今も課題意識を持っています。 実際の業務を通じてチームで動ける機会のある貴社で、全体像を見ながら自分の役割を果たすスキルを養えるよう努力したいと思い、貴社のインターンへの応募を決めました。 参加後は、自身の課題克服に向けて積極的にフィードバックを求め、得られた学びを今後の学生生活や将来のキャリア形成にも活かしていきたいです。 |
課題→行動→目的の流れを意識することで、説得力ある志望動機になります。
自らの成長に向き合う姿勢は、多くの企業で高く評価されるので参考にしてくださいね。
インターンシップの目標を設定して就活を有利に進めよう!
インターンシップに参加する際に目標を立てておくことは、就職活動を進めるうえで大きな意味をもちます。
単に「体験する」だけで終わらせず、自分なりの目的意識をもって臨むことで、学べる内容の質が大きく変わるでしょう。
また、企業側から、「目標が明確な学生は事前準備ができており、自ら考えて行動できる人物」だと評価されやすくなります。
目標を設定する際には、「何を学びたいのか」「自分の弱点は何で、どう克服したいのか」「どう成長したいのか」これらの3つの観点から考えてみてください。
インターンシップで目標を立てて、実りある活動にしましょう!
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。