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インターンシップの探し方!企業の選び方・注意点も解説

インターンシップは、実際に企業の雰囲気を知る絶好のチャンスです。通常、インターンシップは夏の8月と冬の2月に集中して行われ、多くの大学3年生が夏にインターンを行います。

この記事では、インターンシップを見つける方法・インターン先を選ぶ際の注意点、さらにはインターンを始める前にするべき準備について詳しく説明します。ぜひ、インターンを始める際のはじめの一歩として活用して下さい。

インターン先の探し方5つ

まず、インターン先を探すには何を使えば良いのでしょうか。インターン先の探し方には主に5つの方法が挙げられます。

  1. 就活サイト・アプリ
  2. インターン専門の求人サイト
  3. 大学のキャリアセンター
  4. 企業ホームページ
  5. 知人の紹介

これらの5つの方法ついて詳しく解説していきます。

①就職サイト・アプリ

インターンシップに参加したい職種や業界が決まっているなら、インターン専用のアプリや就職情報サイトを使うのがおすすめです。このようなアプリやサイトにはインターンシップに関する基本情報が豊富に掲載されており、様々な企業の短期インターンを簡単に比較できます。

しかし、これらのサイトやアプリは掲載している企業に偏りがあり、応募者が集中し競争が激しくなる傾向があります。せっかく応募したインターンに応募漏れして参加できないこともあります。応募する際には競争率の高さも考えるようにしましょう。

②インターン専門の求人サイト

インターンシップ専門の求人サイトには、Infraインターン、ゼロワンインターン、JEEKインターン、キャリアバイト、Wantedly Internなどがあります。これらの求人サイトでは、「業界」「給与条件」「勤務地」「業務内容」などの条件検索を用いて自分に合った長期インターン先を探せますよ。

しかし、これらのサイトは東京や大阪などの大都市圏の募集が中心であり、地方では募集が少なく、場合によっては全くない可能性もあります。地方でのインターンシップを探す際には、その地域に特化した求人サイトを使うようにしましょう。

③大学のキャリアセンター

大学のキャリアセンターや就職課でもインターンシップの情報を得られます。企業や団体が大学と連携している場合、学生専用のサイト内で情報が確認できます。

キャリアセンターでは、インターンシップに関する情報だけでなく、応募書類の作成支援面接の準備に関するアドバイスも受けられますよ。

学校主導で応募するタイプのインターンシップも存在しますが、一般的な就職情報サイトやアプリに比べて提供される情報の量は限られています。

④企業ホームページ

特定の分野や業界に関心がある、または希望する企業が既に決まっているなら、その企業の公式ウェブサイトを見るのもおすすめです。

就職情報サイトやアプリでは見つからないインターンシップの情報が掲載されていることもあります。

企業のウェブサイトを一つ一つ確認するのは手間がかかる作業ですが、SNSを活用して情報を提供している企業も多いので、興味のある企業をフォローしておくと良いでしょう。

⑤知人の紹介

すでに社会人になった先輩や、インターンシップをしている友人からの紹介を頼りにする方法もあります。実際に業界で働く人々との情報交換は、人脈作りやキャリア形成にも役立つでしょう。

また、教授や先輩といった上下関係のネットワークを通じて、企業や団体のインターンシップ情報も得られますよ。このような情報は、他から得る情報より、信頼性が高くなります。

理系の学生なら教授の推薦によるインターンシッププログラムを使うのも良いでしょう。これらのプログラムは、単位認定されたり、選考過程を省略できる場合もあります。

インターン先の選び方5つ

では、インターン先を選ぶ時はどのような基準を元に選ぶべきなのでしょうか。ここでは、インターン先を選ぶ際に大切な5つの基準について詳しく紹介しますね。

  1. 業界で選ぶ
  2. 職種で選ぶ
  3. 企業で選ぶ
  4. インターンの内容で選ぶ
  5. 条件で選ぶ

①業界で選ぶ

業界研究と自己分析をすでに行っており、関心のある業界が明確な場合、その条件に基づいてインターンシップを絞り込むことで、より効率的にインターン先を探せます。

希望する企業がインターンシップを提供していない場合は、同業他社のインターンシップに参加し、興味のある業界への理解を深めるようにしましょう。業界への理解を深めることで、就活を有利にすすめられます。

②職種で選ぶ

特定の職種に関心があるなら、その職種に合わせた条件で検索を行い、理想のインターン先を見つけましょう

さまざまな企業でインターンシップに参加することにより、その職種に対する理解を深め、自分にとって一番いい仕事が何かを明確にできます。

また、同じ職種での経験を積むことは、選考でも大きな武器となります。様々な企業を体験することで「なぜ他の企業ではなくこの企業で働きたいのか」という志望動機をより明確にできます。

③企業で選ぶ

志望する企業が決まっているならその企業のインターンシップに参加しましょう。実際にインターンシップに参加することで、その企業の社員の働き方や、仕事の進め方についてより詳しく知れますよ。企業の公式採用サイトやSNSのアカウントを頻繁にチェックし、インターンシップの機会を逃さないように気をつけましょう。

しかし、1つの企業に固執しすぎるのはよくありません。「この企業でなければダメ」という考えで、より自分にあった企業を見落とすこともあるので気をつけましょう。

④インターンの内容で選ぶ

自分が体験したいことや習得したい知識が定まっているなら、それを基準にプログラムを選定することがおすすめです。

例として、実際の仕事現場を見学したり、プロジェクト作業を通じて業務を体験できるインターンプログラムもあります。

インターンでやりたいことがはっきりしていなくても、興味を引くインターンを探しているうちに自然と自分のやりたいことが定まって来るので焦りすぎないようにしましょう。

⑤条件で選ぶ

業界や職種の選定に迷っている場合、インターンシップを選ぶ基準として期間や場所を基準にするのもおすすめです。

通勤しやすい立地を選ぶことで、長期インターンシップに気軽に参加でき、心理的な負担を軽減できます。

また、期間を基準に選ぶことで、自分のスケジュールに合わせやすく、学業との両立しながら様々な業界・職種の知識と経験を得られますよ。

勤務時間が固定されたインターンシップもあるので気をつけましょう。

インターン先を選ぶ際の注意点2つ

インターンを選ぶ際に注意すべき2つのポイントがあります。

  1. インターンに参加する目的をはっきりさせる
  2. インターンで学びたい内容をはっきりさせる

ここではこの2つのポイントについて詳しく解説していきます。

①インターンに参加する目的をはっきりさせる

インターンシップに参加する際は、志望する企業や業界が未定でも、インターンに参加する目的だけははっきりさせましょう。目的が不明確だと、インターンシップを経験しても何も得られず、時間が無駄になるからです。たとえば、社員と交流したい、仕事内容について詳しく知りたいといった目標が挙げられます。

インターンシップを通じて達成したい目標を明確にすることで、インターン期間中の行動も積極的になり、結果として自己成長に繋がりますよ。目標を明確にすることで、インターンシップの経験をより有意義なものにしましょう。

②インターンで学びたい内容をはっきりさせる

学びたいことを明確に定めることで、インターンシップでの経験が有意義なものになります。インターンシップから一つでも多くのことを学ぶために、どのような経験を積みたいのか、どのスキルを身につけたいかを具体的に決めておきましょう。

インターンシップと一括りに言っても、担当する業務や企業の状況によって、得られる経験は様々です。具体的な目標を設定することで、自分にとって価値あるインターンができるようにしましょう。

インターンに参加するための準備3つ

では、実際にインターンに参加したい企業が決まったら何をすべきなのでしょうか。ここでは、インターン前にやっておくべき3つのことを紹介します。

  1. 企業研究をする
  2. エントリーシート・履歴書を作成する
  3. 面接対策をする

①企業研究をする

インターンシップをする学生にとって、企業研究はただの準備作業ではありません。企業や業界の事前調査は、インターンシップに臨む上で欠かせないステップです。

単に企業の基本情報や事業内容を把握するだけでなく、社風やビジネスモデルに至るまで調べておくとより良いでしょう。綿密な企業リサーチをしておけばワークショップでも有利になります。

さらに、インターン先の企業だけでなく、その競合他社についても調査を行うことで、業界内での立ち位置や他社との差別化点が分かります。企業理解を深めることで、インターンシップを最大限生かしましょう。

②エントリーシート・履歴書を作成する

インターンを選考過程に含む企業に応募する場合、履歴書やエントリーシートの提出が必要です。エントリーシートの志望動機や自己PRを使って、企業は応募者に求める資質やスキルがあるか判断します。

企業によっては履歴書のフォーマットを指定する場合もありますが、特に指定がない場合は、市販の履歴書を使用しても構いません

③面接対策をする

インターンシップの選考に備えて、面接の準備をしっかりと行いましょう。

面接では、志望動機・自己PR・逆質問の3つの要素が特に重要です。志望動機では、単に働きたいという理由ではなく、インターンシップに参加することで何を学びたいのか、どのような経験を積みたいのかを明確に伝える必要があります。

自己PRでは、自己分析を通じて自身の長所と短所を理解し、それらを簡潔に分かりやすく伝えましょう。また、面接時間を意識した練習もおすすめですよ。

逆質問は、積極性や関心の高さをアピールするチャンスです。インターンシップの準備は念入りにするようにしましょう。

自分に合ったインターン先を探そう

この記事ではインターンシップを見つける方法と選ぶ際の重要ポイントについて紹介しました。

インターンシップは、実際に企業を訪問し、特定の業界や企業についての理解を深めるための良い機会です。

インターンシップを探す際には、自分の目標と方法をはっきりさせましょう。そうすれば、自分に合った企業も見つかります。

そして一番大切なのは、インターンシップを通じて得た経験を就活に生かすことです。今日紹介したポイントを活用して、インターン先を探してみてください。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。