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自己PRで「粘り強いこと」を長所として伝える方法|ポイントと例文も紹介

この記事では、自己PRで「粘り強さ」を長所として伝える方法を紹介しています。

「粘り強さ」を長所として伝える方法だけでなく、文章構成のポイントや注意点も解説しているので、内容を確認して好印象な自己PRの作成を目指しましょう。

人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

目次

「粘り強さ」は自己PRで長所としてアピールすべき!

就活では「粘り強さ」が企業にとって非常に魅力的な資質です。どんな困難にも立ち向かい、あきらめずに取り組む姿勢は、多くの職場で求められています。

しかし、「粘り強いなんて普通のことでは?」と感じてしまう人もいるかもしれません。ですが、実際には粘り強さこそが成果を出すための土台になっていることが多いのです。

たとえば、プロジェクト中にトラブルが起きたとき、原因を突き止めて解決に導ける人と、すぐに諦めてしまう人とでは、その後の結果に大きな差が生まれます。

企業は、あきらめずに前に進める人材を求めているのです。このように、粘り強さは十分にアピールする価値があります。

ただし、「私は粘り強いです」と一言だけで終わらせるのではなく、自分の経験を交えて話すことで、説得力が生まれます。行動や結果を通して粘り強さを示すことが、印象に残る自己PRにつながるでしょう。

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長所としての「粘り強さ」とは?

「粘り強い」とは、すぐにあきらめず、困難な状況でも地道に努力を続けられる姿勢を意味します。就活の場面では、たとえ苦しい状況でも目標に向かって行動を重ねられる人が評価されやすいでしょう。

たとえば、成果がなかなか出ない中でも準備を続けたり、何度も壁にぶつかりながら工夫を重ねて解決策を見つけ出すような人は、「粘り強い人」として見られやすくなります。

ただし、単に我慢するだけでは十分とは言えません。前に進むための工夫や改善を意識することが大切です。

また、「粘り強さ」は量より質も重視されます。長時間続けたというだけでは伝わりにくいため、取り組みの中で何を考え、どのように行動したかを示すことが重要です。

自己PRでこの長所を伝えるときは、「どんな場面で」「何を乗り越え」「どう成果につなげたか」まで具体的に話すようにしてください。その積み重ねが、あなたの魅力をより強く伝えることにつながります。

「粘り強さ」が長所になる人の特徴

「粘り強さ」をアピールするには、そう言える根拠となる行動や考え方を具体的に伝えることが大切です。

ここでは、粘り強い人に共通する4つの特徴を紹介します。

  1. 責任感があり最後までやり切ることができる
  2. 失敗から学び成長し続けることができる
  3. プレッシャーにも動じず安定して力を発揮できる
  4. ポジティブに物事に取り組むことができる

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①責任感があり最後までやり切ることができる

粘り強い人は、強い責任感を持ち、途中で投げ出すことなく物事をやり切る傾向があります。たとえば、難しい課題に直面しても工夫を重ねて取り組み続ける姿勢は、周囲の信頼を得る要素です。

計画を見直しながら進めたり、粘り強く挑戦し続けたりすることで、結果として成果にもつながるでしょう。こうした姿勢は職場でも高く評価されやすく、組織の中でも必要とされる存在になれるはずです。

②失敗から学び成長し続けることができる

粘り強い人は、一度の失敗で落ち込むのではなく、そこから何を学ぶかを考える姿勢が備わっています。

たとえば、「なぜ失敗したのか」「次にどう活かすか」といった視点で振り返りができるため、経験を次につなげる力が育つのです。

こうした継続的な改善意識がある人は、試行錯誤を繰り返しながら着実に成長するでしょう。就活でも、このような姿勢をエピソードとともに伝えることで、評価される場面が増えるはずです。

③プレッシャーにも動じず安定して力を発揮できる

プレッシャーに押しつぶされるのではなく、どうすれば乗り越えられるかを考えて行動できるのも、粘り強い人の特徴です。

たとえば、締切に追われたときや、成果を求められる場面でも、感情的にならずに冷静に対応できます。このような対応力は、どんな職場環境でも求められるものです。

メンタル面でも安定しているため、周囲への安心感にもつながるでしょう。

④ポジティブに物事に取り組むことができる

前向きな姿勢は、粘り強さを支える大きな力になります。たとえば、困難にぶつかっても「できる方法を考えよう」と切り替えて行動に移せる人は、途中であきらめることなく前進し続けられるでしょう。

さらに、ポジティブな考え方は周囲にもよい影響を与え、チームの雰囲気を明るく保つことにもつながります。

ただ前向きなだけでなく、その姿勢が行動を継続する原動力となる点が、粘り強さの特徴と言えるでしょう。

「粘り強さ」を長所として伝える3ステップ

就職活動において、「粘り強い」という長所は非常に有用です。

特に困難な状況に直面した際、どれだけ諦めずに取り組むかが評価のポイントとなるため、自己PRとして「粘り強さ」をアピールできると有利に働きます。

しかし、単に「粘り強い」と伝えるだけでは、相手にその価値が伝わりにくいのが現実です。具体的なアピール方法を知って、効果的に自分を売り込むためのステップを押さえましょう。

  1. ステップ①:自分の粘り強さを具体的に言語化する
  2. ステップ②:エピソードで粘り強さを証明する
  3. ステップ③:粘り強さを仕事にどう活かせるかを伝える

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ステップ①:自分の粘り強さを具体的に言語化する

まずは、「粘り強い」という長所を具体的に言語化することが第一歩です。このステップでは、自己認識を深めることが求められます。

単に「粘り強い」と表現するだけでは、具体的にどんな場面で発揮されたのか、相手に伝わりません。

そこで、自分がどのような場面で粘り強さを発揮したのか、具体的なシチュエーションを思い出し、その特徴を整理してみましょう。

例えば、課題に対して諦めずに取り組み続けたエピソードや、困難なプロジェクトを最後までやり遂げた経験など、

自分の実際の行動を振り返りながら「どのように粘り強さが発揮されたのか」を明確にしていきます。この段階で、抽象的な表現ではなく、具体的な行動を中心に説明できるようにしましょう。

ステップ②:エピソードで粘り強さを証明する

次に、「粘り強さ」を証明するためには、実際のエピソードが必要です。面接やエントリーシートで自己PRをする際、具体的なエピソードを交えて話すことで、説得力が増します。

このエピソードは、単なる結果を伝えるだけではなく、どのように粘り強さを発揮して成果に結びつけたのかを説明することが大切です。

エピソードの中で重要なのは、粘り強さがどのような困難を乗り越える原動力となったかを明確に伝えること。

また、そのエピソードから学んだことや成長した点を加えることで、より一層効果的にアピールすることができます。

例えば、長期間の試行錯誤を経て問題解決に成功した経験など、具体的な事例を紹介しましょう。

ステップ③:粘り強さを仕事にどう活かせるかを伝える

最後に、粘り強さが実際の仕事にどのように活かされるのかを伝えることが重要です。就職活動では、企業が求める「粘り強さ」が具体的にどのように役立つかを理解してアピールすることが大切。

単に「私は粘り強いです」と言うのではなく、どのような仕事環境でもその長所を活かし、企業に貢献できるかを説明する必要があります。

例えば、プロジェクトがうまく進まない時でも粘り強く取り組むことで、チームの目標達成に貢献できることを伝えることができます。

また、粘り強さが生きるのはプロジェクト管理だけでなく、対人関係や難しい課題への取り組みでも活かされる点を強調することが、企業に対する説得力を高めるのです。

粘り強いを長所としてアピールする際のポイント

就職活動では、自己PRとして「粘り強い」という長所を上手に伝えることが重要です。

この特徴を効果的にアピールするためには、単に「粘り強い」と言うだけでは不十分で、どのように伝えるかがポイントとなります。

具体的な行動や成果を交えて、柔らかい表現を使いながら、企業が求める人物像にマッチしていることを示しましょう。これらのポイントを押さえることで、より強力なアピールが可能となります。

  1. 具体的な行動や成果を交えて伝える
  2. 言い換え表現を活用して印象を柔らかくする
  3. 企業が求める人物像と一致していることを示す

① 具体的な行動や成果を交えて伝える

「粘り強い」をアピールする際、具体的な行動や成果を交えることが非常に重要です。

抽象的に「粘り強い」と言っても、相手にその実感を伝えるのは難しいため、具体的なエピソードを通じてアピールすることが必要。

例えば、どんな困難な状況に直面した際に、どうやってそれを乗り越えたのか、どれだけの努力をしたのか、そして最終的にどのような成果を上げたのかを説明しましょう。

その際、結果だけを強調するのではなく、どのように粘り強さを発揮したのかを具体的に伝えることがポイントです。

たとえば、困難なプロジェクトを期限内に完了させた経験や、チームで協力しながら問題を解決したエピソードなどが効果的。

具体的な行動や成果を交えることで、粘り強さがどのように役立ったのかが明確に伝わります。

② 言い換え表現を活用して印象を柔らかくする

「粘り強い」といった表現は、時に堅苦しく聞こえることがあります。そのため、言い換え表現をうまく活用することで、より柔らかく、親しみやすい印象を与えることができます。

例えば、「粘り強い」を「根気よく取り組む」「最後まで諦めない姿勢」「粘り強く努力する」などに言い換えることで、印象が柔らかくなります。

こうした言い換えを使うことにより、自己PRの表現にバリエーションが生まれ、相手にとってより受け入れやすくなるでしょう。

また、言い換え表現を使うことで、自分の長所を過度に誇張することなく、自然に伝えることができます。言葉の選び方一つで、相手に与える印象が大きく変わるため、注意して使うことが大切です。

③ 企業が求める人物像と一致していることを示す

「粘り強い」という長所を伝える際には、企業が求める人物像と自分の特性が一致していることを示すことが大切です。企業は、候補者が自社の文化や業務に適応できるかを見極めようとします。

そのため、自分の「粘り強い」性格が、企業が求める人物像にどのようにマッチするかを伝えることが求められるのです。

例えば、企業が「挑戦的な仕事に取り組み、問題解決を推進する人物」を求めている場合、「粘り強さ」を強調しつつ、それがどのように業務に活かされるかを具体的に説明します。

プロジェクトがうまくいかないときでも諦めずに改善策を見つけ出し、チームを導いて成果を上げたエピソードを交えると良いでしょう。

このように、企業の求める人物像と自分の粘り強さがどのように合致しているのかを伝えることが、効果的なアピールになります。

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粘り強い点を長所としてアピールする自己PR例文

「粘り強さ」を自己PRでどう表現すればよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここでは、具体的な場面に応じた自己PR例文を通じて、伝わりやすい表現のヒントを紹介します。

  1. 例文①:部活動の経験を通して粘り強さを伝える
  2. 例文②:困難な課題を乗り越えた経験で粘り強さを伝える
  3. 例文③:アルバイトで培った粘り強さを伝える

さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、3つの例文を本気で添削!自分の強みをどうアピールしたらいいか気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね。

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

例文①:部活動の経験を通して粘り強さを伝える

大学の部活動経験をもとに、自身の「粘り強さ」を長所としてアピールしている自己PRを添削しています。

強みをただ述べるだけでなく、「なぜそれが強みだといえるのか」「どのように発揮されたか」を筋道立てて伝えることが重要です。

部活動で発揮した粘り強さの自己PR
【結論】
私の長所は、どんな困難にも諦めずに取り組む粘り強さです。
添削コメント|この結論文は簡潔に「粘り強さ」という強みを明示しており、採用担当者が読み始めた段階で内容を理解しやすい構成になっています。抽象的な印象を与えることなく、導入で明確に強みを伝えられています。
【エピソード】
この粘り強さは、大学のテニスサークルでの練習や試合を通して養われました。私は初心者としてサークルに入り、最初は思うようにラリーが続かず、試合では何度も敗戦を経験しました。特に実力差のある先輩との練習試合では悔しい思いを何度も味わい、自分に足りない部分を明確に意識するようになりました。
添削コメント|ただ「敗戦を経験した」と述べるよりも、「誰との試合で」「どのような課題を感じたか」を明示することで、課題認識力と成長意欲が伝わりやすくなります。抽象的で伝わりにくい部分は具体的に説明することが大切です。
【エピソード詳細】
その後、「続ければ必ず上達する」と信じて、毎日の自主練習を欠かさず続けました。特に雨の日や授業後の遅い時間でも壁打ちや素振りを繰り返しフォームや体の使い方を改善しました。平日は講義後の夕方から約1時間、週末は午前中に2時間の自主練習を行い、ラリーの安定性向上を目指してフォーム修正に取り組みました。その努力の積み重ねが実を結び、半年後の学内大会では念願の初勝利を挙げることができました。さらに3年時には、安定したプレーと継続的な取り組み姿勢が評価され、後輩の技術指導も任されるようになりました。
添削コメント|努力の過程が曖昧で説得力がないため、頻度・時間・目的を具体化して粘り強い行動の根拠を補強しました。また、後輩の指導については、「任された」だけでなく「なぜ評価されたか」を記述することで、因果関係が明確にしました。
【成果】
諦めずに努力を積み重ねた経験から、「すぐに結果が出なくても、地道な継続が力になる」という実感を得ることができました。「結果がすぐに出なくても、継続することが成果につながる」という実体験を通じて、物事を途中で投げ出さずに最後まで取り組む姿勢が自分の強みであると自信を持てるようになりました。
添削コメント|実感を得るだけでなく、実体験から学んだことや得たことを伝え、自己理解の深さと成長が読み取れる文章にしました。行動→成果→学びを繰り返すことで、強みに再現性を持たせることができます。
【入社後】
この粘り強さを活かして、入社後も一つひとつの課題に対して誠実に取り組み、困難な場面でも逃げずに結果が出るまで挑戦し続けたいと考えています。ます。特に、業務で初めて扱う内容や予期しないトラブルに直面した際にも、地道な情報収集や相談を重ねながら解決策を模索し、最後までやり抜く力を発揮します。
添削コメント|「困難な場面でも逃げ出さず~」では、業務理解が浅い印象を与えかねません。「業務での具体的な場面」で「どのように粘り強さを発揮するか」を明確に伝えることで、企業で活かせる強みであることをアピールしています。

【NGポイント】
当初の文章では、努力や挫折の状況描写が足りておらず、「どう強みを発揮したのか、何をどれほど継続したのか」が伝わりにくかったです。また、入社後の活かし方も業務の解像度が低い印象でした。

【添削内容】
粘り強さを裏づける「行動の量や頻度」を明記し、エピソードに具体性を加えました。入社後の部分は、業務での具体的な場面と自身の経験を結びつけて、強みの活用法を伝えました。

【どう変わった?】
行動・成果・入社後の展望がつながり、自己PRに一貫性が生まれました。企業側も「どんな環境でも継続して結果を出せる人材」と評価しやすくなり、入社後の活躍が想像できる文章に仕上がったでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・行動の量と頻度を具体的に説明する
・成果に至るまでの流れを明確にする
・強みを活かした入社後の活躍像を示す

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例文②:困難な課題を乗り越えた経験で粘り強さを伝える

大学のゼミ活動で困難を乗り越えた経験をもとに、「粘り強さ」を長所としてアピールしている自己PRを添削しています。

自己PRでは、強みを裏付ける具体的な行動や結果を明確にすることが重要です。

困難な課題を乗り越えた粘り強さの自己PR
【結論】
私の長所は、困難な状況でも最後まであきらめずに取り組む粘り強さです。
添削コメント|この結論では、簡潔かつ「粘り強さ」伝えられています。自分の強みを一言で言い切り、読み手に強みを印象づけることが大切です。
【エピソード】
大学2年生のゼミ活動で、班ごとにテーマを決めてプレゼンを行う課題がありました。私たちの班は「地域活性化」をテーマに選びましたが、当初は意見がまとまらず、資料作成も遅れ気味でした。メンバーの意見が食い違い、話し合いが進まず資料作成が大幅に遅れるなど、発表準備が難航する状況が続きました。
添削コメント|「意見がまとまらなかった」理由が不明瞭であったため、「意見の食い違いが起こった」という原因を明らかにしました。当時の状況や課題を具体的に伝えることで、粘り強さを求められる背景が明確になり、説得力が高まります。
【エピソード詳細】
班のモチベーションが下がる中、私は現状を変えようと、自ら進んで方向性を提案し、資料のたたき台を作成しました。 チームの立て直しのため、全体の議論を整理し、情報収集から構成案の提示までを率先して行いました。 メンバーにも一人ひとり声をかけて意見を集め、何度も修正を重ねながら それぞれの意見を反映しながら構成を何度も練り直し、 全員が納得する発表内容をまとめあげました。
添削コメント|行動の流れが曖昧だった部分を、5W1Hを意識して具体的に書きました。「何のために、どのように行ったのか」行動の過程を明確にすることで、企業側もその行動から粘り強さを読み取ることができます。
【成果】
最終的にはゼミ内でも高評価を得て、 担当教員からも「最も一体感が感じられるプレゼンだった」とのお言葉をいただきました。
添削コメント|前項のエピソード詳細での結果がわかりやすくまとめられています。また、教員からのコメントという第三者視点を活かしており、成果に客観性があるため説得力がある内容です。
【入社後】
このように、一度決めた目標に対して粘り強く行動し続ける力を、仕事でも発揮し、困難な課題にも真摯に向き合いながら、着実に成果を出していきたいと考えています。ます。課題に直面しても途中で投げ出さず、状況を冷静に捉えて周囲と連携しながら、地道に結果を出す姿勢を活かして貢献していきたいと考えています。
添削コメント|「困難な課題にも真摯に向き合う」についてより具体化し、業務への姿勢や対処の仕方を加えました。業務にどう再現されるかを具体的に説明することで、企業側が入社後の働きぶりをイメージしやすくなります。

【NGポイント】
もともとの例文では、粘り強さが必要とされる「困難の度合い」や「行動の具体性」が曖昧で、採用担当者が判断材料に困る可能性がありました。また成果部分にも主観的な言い回しがあり、客観性に欠けていました。

【添削内容】
当時の状況や課題を具体化し、「なぜ粘り強さが求められたのか」を理解できるようにしました。また、行動面も「何をどうやったか」を明確にし、強みの説得力を高めました。

【どう変わった?】
粘り強さを証明するエピソードの根拠が明確になり、全体的に説得力が向上しました。採用側も学生の粘り強さを「職場でも再現可能な行動」として受け止めやすくなり、企業視点でも評価しやすい構成でしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・当時の状況や困難を説明する
・行動は5W1Hで伝える
・成果は客観的視点から伝える

例文③:アルバイトで培った粘り強さを伝える

アルバイトの経験をもとに、「粘り強さ」を長所としてアピールしている自己PRを添削しています。

粘り強さを伝える際は、精神論ではなく、課題に直面した際の工夫や行動を具体的に示すことが重要です。

アルバイトで培った粘り強さの自己PR
【結論】
私の長所は、目標達成のために粘り強く行動を続けられるところです。
添削コメント|この一文は結論として非常に良くまとまっています。「粘り強さ」という強みを明確かつ簡潔に伝えられており、面接官も強みを最初に把握できます。
【エピソード】
大学時代、飲食店のアルバイトで新メニューの売上向上を任された際、初めは思うような結果が出ず苦労しました。思うように売れず、なぜ売れないのか原因を探る段階から取り組む必要がありました。
添削コメント|「思うような結果が出ず苦労した」では、何がどう大変だったのか伝わりません。修正後は、売上面で課題があることを明記するとともに、「原因の特定を粘り強く深堀る必要があった」ことを伝え、問題解決の必要性を強調しています。
【エピソード詳細】
新メニューがなかなか売れず、何度も試食や接客の工夫を提案しては改善を重ねました。週ごとに販売数や接客方法の結果を振り返り、改善案を出しては実践し、効果検証を繰り返しました。具体的には、お客様の反応を観察しながら「おすすめポイントを簡潔に伝える」「試食を提供するタイミングを見直す」など工夫しました。それでも成果が出ない時期もありましたが、あきらめずに他のスタッフと意見を交換しながら改善を続けました。同僚と売上データを共有して一緒に分析し、時間帯別や客層別に接客方法を変える工夫を重ねました。
添削コメント|抽象的な「工夫を提案して改善を重ねた」「諦めずに改善を続けた」といった表現を、行動・時期・方法・協働の視点から具体化しました。5W1Hを意識し、どのように粘り強さを発揮したかを採用担当がイメージしやすくすることが重要です。
【成果】
その結果、新メニューは店内で一番の人気商品となり、3か月後には新メニューの売上が当初の2倍に増え、店舗全体の売上にも貢献することができました。
添削コメント|当初の課題が売上にあったのに対し、添削前の文章では売上と関連性が見られなかったため一貫性がなく、修正する必要がありました。添削後は、「新メニューの売上が当初の2倍に増えた」と数値データを用いて成果を示し、一貫性と説得力のある文章にしています。
【入社後】
このように、結果がすぐに出ない状況でも、粘り強く取り組む姿勢は、入社後も業務改善や課題解決の場面で活かしていきたいと考えております自ら課題を見つけて仮説を立て、改善を粘り強く繰り返す姿勢は、入社後の業務でも成果を上げるための行動として貢献できると考えております。
添削コメント|添削前の文章は、どんな強みを業務でどう活かすのかが曖昧な印象がありました。そこで、「仮説・検証・継続的改善」といった強みの内容を明記し、どう貢献するかを伝えることで、業務における強みの再現性を高めています。

【NGポイント】
抽象的な表現が多く、粘り強さがどのような行動で発揮されたかが伝わりづらい部分がありました。また、エピソードにおける当時の課題と行動、成果に一貫性がなく、全体的に説得力のない文章でした。

【添削内容】
課題に対してどう考え、どう工夫し、どんな改善の行動を取ったかという具体的な過程を伝えました。また、成果は数値データに基づいて伝え、主観ではなく客観的な根拠で証明しました。

【どう変わった?】
「粘り強さ」を発揮した具体的な行動が明確になり、再現性のある強みとして伝わる文章になりました。意識や行動だけでなく、成果も出せる人間として入社後の活躍がイメージできる内容になっているでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・粘り強さを示す行動の工夫や過程を伝える
・結果や評価を他者の視点や数値で裏付ける
・強みを入社後どう活かすか明確にする

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粘り強いを長所としてアピールする際の注意点

「粘り強い」は就活で効果的に使える長所ですが、伝え方によっては誤解されるおそれもあります。ここでは、自己PRで粘り強さを伝えるときに注意すべき3つのポイントを紹介します。

  1. 頑固な印象を与える言い回しは避ける
  2. 一般的すぎるエピソードは避ける
  3. 結論が曖昧で伝わりにくい構成は避ける

①頑固な印象を与える言い回しは避ける

粘り強さと頑固さは紙一重です。「自分の意見を変えませんでした」といった表現は、協調性に欠ける印象を与えかねません。

たとえば「自分の考えを持ちつつも、チームと話し合って柔軟に対応した」と伝えると、粘り強さと柔軟性の両方が伝わるでしょう。

目標達成のために粘る姿勢と、自分本位に意見を押し通す行動は違います。その違いを意識して言葉を選ぶことが大切です。

②一般的すぎるエピソードは避ける

「部活を引退まで頑張りました」「アルバイトを長く続けました」といった内容だけでは、印象に残りにくいでしょう。重要なのは、どんな課題があって、どのように向き合い、どう成長したかという点です。

たとえ身近な経験でも、自分なりの考えや行動が伝われば、説得力が増します。誰にでも言えそうな話ではなく、自分だからこそ語れる内容を意識してください。

③結論が曖昧で伝わりにくい構成は避ける

自己PRが分かりにくい理由のひとつに、話の構成が曖昧であることが挙げられます。「何が言いたいのか伝わらない」と感じさせてしまっては、本来の魅力も伝わりません。

PREP法(結論→理由→具体例→再結論)を意識すれば、論理的かつ明確に話を展開できます。たとえば「〇〇の経験から、粘り強さを身につけました」と始めれば、聞き手の理解もスムーズになるでしょう。

「粘り強さ」を長所として好印象を獲得しましょう!

粘り強いという長所は、就職活動において大いに活用できるポイントです。まず、粘り強さの意味やその特徴をしっかり理解することが重要。

責任感があり、失敗から学び、成長を続ける姿勢が粘り強い人の特徴です。これらの特性を具体的なエピソードを交えて自己PRすることで、面接官にその価値を伝えることができます。

また、言い換え表現を使って印象を柔らかくし、企業の求める人物像にマッチしていることを示すことが大切です。

自己PR例文を参考にしつつ、注意点にも気をつけて、粘り強さを効果的にアピールしましょう。これらを実践することで、就職活動における強力な武器となるはずです。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。