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エントリーシートの郵送方法|封筒の書き方や準備物を解説

この記事では、エントリーシートの郵送方法を徹底解説しています。

エントリーシートを郵送する際に使用する封筒の書き方や必要な準備、送付状のマナー、送る前の最終チェックまで丁寧に紹介しています。最後まで確認して細かい部分で減点されないためにしっかりと確認しておきましょう。

エントリーシートのお助けアイテム

エントリーシートの郵送に必要な準備

就活で企業へエントリーシートを郵送する際は、マナーや書類の扱い方が合否を左右することもあります。ここでは、郵送に必要な準備物をわかりやすく解説し、ミスを防ぐためのポイントも紹介します。

  1. 準備物①:封筒
  2. 準備物②:クリアファイル
  3. 準備物③:送付状(添え状)
  4. 準備物④:油性ボールペン・切手

「あなたはビジネスマナー分かっている?」

就活が始まると、面接や説明会など社会人と接する場面が増えていきます。

そこで意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。マナーを知らないだけで無意識のうちに印象が悪くなっているケースもあり、選考通過のためにも事前にしっかりと確認しておく必要があります。

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準備物①:封筒

封筒は、第一印象を左右する大切なアイテムです。基本的には「角形2号(A4サイズ対応)」の白無地封筒を使いましょう。

宛名や住所は縦書きが基本で、企業名や担当者名に誤りがないかを丁寧に確認してください。

左下に赤字で「応募書類在中」と記載することで、書類であることが一目で伝わります。封をするときはのり付けをして、封緘印を押すとさらに丁寧な印象を与えられるでしょう。

細かな部分まで配慮することが、誠実さの表れになります。

準備物②:クリアファイル

エントリーシートをそのまま封筒に入れると、配送中に折れたりヨレたりする恐れがあります。そこで、A4サイズの透明なクリアファイルに入れて保護するのが一般的です。

書類が複数ある場合は順序を整えてまとめておくと、受け取る相手も読みやすくなります。

派手な色や柄のファイルは避け、シンプルで清潔感のある無地のものを選んでください。見た目の整頓も、信頼感につながる要素のひとつです。

準備物③:送付状(添え状)

送付状は、単なる案内ではなく、あなたのビジネスマナーを示す大切な書類です。1枚添えるだけで、相手に対する配慮や丁寧さを印象づけられます。

宛先、日付、自分の大学名・氏名・連絡先を記載し、応募の旨と同封書類の内訳を簡潔に書きましょう。一般的にはパソコンで作成し、署名のみ手書きにすると自然です。

形式にとらわれすぎず、要点を押さえて読みやすく仕上げることが大切です。

準備物④:油性ボールペン・切手

記入には黒の油性ボールペンを使いましょう。水性ペンはにじむ可能性があるため避けてください。また、切手は郵送物の重さを量り、必要な料金分を正しく貼る必要があります。

料金不足で戻されると、応募のチャンスを逃すかもしれません。できるだけ郵便局の窓口で確認してから出すようにすると安心です。ちょっとした手間ですが、こうした配慮が信頼につながります。

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エントリーシートを郵送する封筒の正しい書き方

エントリーシートを郵送するとき、封筒の書き方にも気を配る必要があります。宛名や表記の間違いがあると、印象が悪くなるおそれがあります。ポイントを押さえて、丁寧に準備しましょう。

  1. 宛名の書き方
  2. 応募書類在中の書き方
  3. 差出人情報の書き方
  4. 日付の書き方
  5. 〆の書き方

① 宛名の書き方

封筒には、企業名と部署名を省略せずに正式名称で書くのが基本です。「株式会社〇〇 人事部 御中」といったように、部署まで正確に記載してください。

担当者名がわかっている場合は、「御中」ではなく「様」を使うのがマナーです。たとえば、「株式会社〇〇 新卒採用ご担当者様」などと書きます。

住所や郵便番号は、封筒の左上から縦書きで丁寧に記入しましょう。書き損じがあると印象を損ねるおそれがあるため、事前に下書きしておくと安心です。

② 応募書類在中の書き方

封筒の左下に「応募書類在中」と赤いペンやスタンプで明記すると、受け取る側が内容をひと目で確認できます。この一言があるだけで、処理の優先度が上がることもあるでしょう。

文字が薄い、または位置がずれていると意味が伝わりにくくなります。丁寧に、はっきりと記載してください。

③ 差出人情報の書き方

封筒裏面の左下には、自分の郵便番号・住所・氏名・大学名を縦書きで記載します。学部や学科まで書き添えると、より丁寧な印象になります。

これらの情報は、返送や企業側の書類管理にも役立つため、省略せずに明記してください。

略記や記入漏れは、だらしない印象を与えることがあります。下書きをしてから記入すると、文字のズレや誤字を防ぎやすくなります。丁寧で読みやすい字を心がけることが信頼感につながります。

④ 日付の書き方

封筒に日付を記入する場合は、封を閉じた中央あたりに書くのが一般的です。記載は必須ではありませんが、書いておくと書類の管理がしやすくなり、丁寧な印象も与えられるでしょう。

表記は「2025年5月7日」など、西暦または和暦で統一してください。文字は読みやすく、黒いボールペンなどを使うのが無難です。

記入しないことで不利になることはありませんが、丁寧な印象づけには有効です。

⑤ 〆の書き方

封筒をのりで封じた後、封じ目の中央に「〆」と書きましょう。これは封が未開封であることを示すマナーであり、社会人としての基本的な配慮を伝えるポイントにもなります。

「〆」は黒のボールペンなどでシンプルに書き入れてください。ホチキスやテープの使用は避けるのが原則です。細部まで丁寧に仕上げることで、書類全体の印象をより良くできます。

エントリーシートの郵送で同封する送付状の書き方

就活でエントリーシートを郵送する際、送付状の書き方は重要なポイントです。送付状は企業に対して自分をアピールするための最初のステップとなります。

エントリーシートと一緒に送付状を同封することで、受け取った企業に対してあなたの意欲や礼儀を示すことができます。ここでは、送付状を書く際に押さえておくべき基本的な書き方を紹介します。

書き方①:日付、宛名、氏名を記載する
書き方②:自己紹介と書類を送る目的を記載する
書き方③:結びの言葉を記載する

書き方①:日付、宛名、氏名を記載する

送付状の最初に記載すべき項目は「日付」「宛名」「氏名」です。

日付は送付状を書いた日付を正確に記入しましょう。宛名には、企業名や担当者の名前を正式に記載します。自分の名前も忘れずに記載することが重要です。

これらはビジネスマナーの基本であり、適切な書き方を守ることで、受け取った企業側に良い印象を与えることができます。

日付は「令和X年X月X日」のように記入します。宛名は企業名と担当者の役職、名前を正確に記入することが求められます。氏名は自分の名前をフルネームで書き、肩書きや役職は必要ありませんが、署名の前に「敬具」を付けて結びます。

書き方②:自己紹介と書類を送る目的を記載する

送付状の中で最も重要な部分は、自己紹介とエントリーシートを送る目的を簡潔に記載することです。

自己紹介では、自分の名前、大学名、学部・学科を簡単に紹介し、相手に自分を知ってもらうことが目的です。

また、エントリーシートを送る目的も必ず明記しましょう。「貴社の選考に応募させていただくため、エントリーシートをお送りいたします」といった形で、エントリーシートを送付する理由を明確に伝えることが大切です。

エントリーシートを送る目的を記載することで、受け取る側は、どの選考のために送られているのかを一目で理解できます。

例えば、「貴社の新卒採用の選考に応募させていただきます」と具体的に書くことで、伝えたい意図がより明確になります。この部分では、無駄に長くならないように注意しつつも、自己紹介と目的を簡潔に伝えましょう。

しっかりとした説明を加えることで、相手に対して好印象を与えることができ、エントリーシートの受け取りやすさにも繋がります。

書き方③:結びの言葉を記載する

送付状の最後に記載するべきは「結びの言葉」です。結びの言葉は、相手に対する感謝の気持ちを込めて記載することが大切です。

例えば、「ご多忙のところお手数ですが、何卒よろしくお願い申し上げます」などの表現が一般的です。結びの言葉は、ビジネスマナーの一部として重要な役割を果たします。

感謝の意を表現することで、相手に対して礼儀を尽くした印象を与えることができます。

結びの言葉をしっかりと記載した後、送付状の署名部分に自分の名前を記入し、「敬具」を添えて文を締めます。これにより、丁寧で礼儀正しい送付状が完成します。

エントリーシートを郵送する際の封筒への入れ方

エントリーシートを郵送する際は、書類が無事に企業に届くように、しっかりと準備を整えることが大切です。まず、送付状を最初に、その後にエントリーシートをクリアファイルへまとめましょう。

この順番にすることで、送付状が先に見やすく、エントリーシートが傷つかず整理された状態で届きます。

エントリーシート以外に他の書類(履歴書や職務経歴書など)がある場合は、送付状、エントリーシートの後に続けて入れるのがベストです。

このように準備することで、企業に対して誠実な印象を与えることができます。

エントリーシートの郵送に適した郵便の種類とは

エントリーシートを郵送する際は、基本的に一般郵便で問題ありません。
その理由は、企業から特別な指定がない限り、コストを抑えつつ確実に届けることができるからです。


例えば、提出期限にまだ余裕がある場合は一般郵便で十分対応できますし、万が一の郵送事故に備えて特定記録郵便や簡易書留を利用すれば、配達状況も確認できて安心です。

逆に、締切が迫っている場合や、早めに確実に届けたい場合には速達を選ぶと良いでしょう。
このように、状況に応じて送付方法を使い分けることで、エントリーシートを適切に郵送することができます。

エントリーシート郵送前に確認すべき注意点

エントリーシートを郵送する際は、単に書類を完成させるだけでなく、事前の確認がとても大切です。ちょっとした不備が選考に影響する可能性もあるため、注意すべきポイントを押さえておきましょう。

  1. 誤字脱字をチェックする
  2. 封筒と中身の一致を確認する
  3. 提出期限を確認する
  4. コピーの保存と送付記録を残す

① 誤字脱字をチェックする

どれだけ内容が良くても、誤字や脱字があると印象が悪くなります。特に企業名や担当者名のミスは、マイナス評価につながるかもしれません。

完成後は時間を空けてから読み返すと、見落としに気づきやすくなります。音読も有効ですし、第三者に確認してもらうのもおすすめです。

たった1文字のミスで評価が下がることもあるので、丁寧な見直しを心がけてください。

② 封筒と中身の一致を確認する

意外と多いのが、封筒に書かれた宛先と実際の中身が一致しないケースです。異なる企業宛の書類を入れてしまうと、それだけで不合格になるおそれもあります。

封入前に宛先と内容を必ず確認しましょう。必要書類がすべてそろっているかもチェックポイントです。封をする前に書類を広げて確認する習慣をつけておくと安心です。

③ 提出期限を確認する

提出期限を過ぎると、それだけで書類選考から外されてしまうことがあります。郵送には配達日数もかかるため、余裕を持って準備しましょう。

企業によっては「必着」か「消印有効」かが異なるため、指示をよく読んでください。どうしても間に合いそうにないときは、速達などを利用するのも1つの手段です。余裕をもった行動が大切です。

④ コピーの保存と送付記録を残す

トラブルに備えて、送付した書類のコピーは必ず保存しておきましょう。企業から問い合わせがあった際にも、すぐに確認できます。

また、送付した事実を証明するために、追跡番号や送付日時を記録しておくと安心です。簡易書留など追跡可能な方法で送ると、さらに安全性が高まります。

準備の一部として、しっかり対応しておきましょう。

エントリーシート郵送時の基本ルールを押さえよう

エントリーシートの郵送には、正確な封筒の書き方や送付状の準備、就活マナーの理解が欠かせません。

封筒は表裏それぞれに記載ルールがあり、「応募書類在中」の明記や差出人情報の記入、「〆」の書き方まで注意が必要です。

送付状は敬語表現を含む丁寧な文章で作成し、エントリーシートはクリアファイルにまとめて折らずに送るのが基本です。速達や書留など、適切な郵送方法の選択も重要です。

提出前には誤字脱字や宛名ミスがないか最終確認を行い、コピーの保存と送付記録を残すことも忘れないようにしましょう。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。