今から就活を始めたら遅すぎる?遅れた人がするべき対策を解説
就活のスタートが遅れてしまうことは、多くの学生に起こりうる問題です。
そのため本記事では、今から就活を始める方、特にスタートが遅れたと感じている人向けに、対処法を解説します。
就活のスタートが遅れてしまったと感じている方は、焦らずにこの記事をチェックしてみてください。適切な対応を取ることで、十分に間に合うかもしれません。
「今から就活を始める」遅れても大丈夫!
就職活動のスタートが遅れたからといって、内定をもらえるの可能性がなくなるわけではありません。
一般的な就活のタイミングは大学4年生の6月頃ですが、たとえこのスタートに遅れてしまったとしても、できることはまだ十分にあります。
大切なのは、自分のペースを周りと比べすぎないことです。焦って自分を過度に責める必要はありません。落ち着いて必要なことを選び取り、自分のスケジュールを立てて、着実に前に進んでいくことが重要です。
諦めることなく、自分の置かれた状況ややるべきことを整理していきましょう。
今から就活を始めた人に起こりうるリスクと対策

就活を始めるにあたっては、スタートが遅れた場合のリスクを理解しておくことが重要です。就活のスタートが遅れた際の主なリスクは、以下の2点です。
- 応募できる企業数が減る
- 周囲との比較からくる焦り
①応募できる企業数が減る
就活のスタートが遅れるリスクの中で最も大きいのは、応募可能な企業数が減ってしまうことです。
企業の中には採用活動を早期に始めるところがあり、就活がスタートしてから間に合わない可能性があります。また、インターンシップ参加を内定の条件としている企業もあるため、就活のスタートが遅れるとそのチャンスを逸してしまうことにもなりえます。
そのため、志望する業界や企業があれば、採用スケジュールを早めに確認し、動き出すようにしましょう。
②周囲との比較からくる焦り
就活のスタートが遅れることのもう一つの問題点として、周囲との比較があげられます。
周りの学生が自分よりも早く面接に合格したり内定を得たりしているのを見ると、自信を失ったり焦りを感じたりしてしまうことがあるのです。
しかし、就活においては、自分と他人を比較する必要はありません。
大切なのは、自分のペースで、できることを1つずつ着実に行っていくことです。これが、良い結果を得るためのポイントとなります。
今から就活を始める人が必ずすべき3つのこと

就活をいまから始める場合、以下の3つのポイントを意識して進めていくことが重要です。
- 選考対策を徹底的に行う
- 就活のイベントに参加する
- たくさんの企業に応募する
①選考対策を徹底的に行う
就活のスタートが遅れているのであれば、選考対策にきめ細かく取り組むことが重要です。
エントリーシートや面接への対策としては、基本的な質問への回答を練習し、模擬面接を通して対応力を高めていきましょう。
加えて、エントリーシートの添削や面接対策、企業研究など、自分一人で進めるのではなく、第三者にアドバイスしてもらうことで効率的に進められます。
大学のキャリアセンターや就職支援サービスなど、様々な組織で模擬面接の機会が設けられています。これらを活用し、選考対策を徹底的に行ってみてください。
②就活のイベントに参加する
就活を今から始める場合、就活イベントに積極的に参加することが重要です。
就活イベントに参加すれば、効率的に複数の企業の情報を収集できます。遅れを取り戻すためにも、このような機会を有効に活用するようにしてください。
既に興味のある企業はもちろん、これまで自分が知らなかった企業や業界についても話を聞くことで、新たな可能性が開けるかもしれません。
就活イベントとしては、インターンシップ、合同説明会、座談会などがありますが、これらに積極的に参加し、効率的な情報収集に努めましょう。
③たくさんの企業に応募する
できるだけ多くの企業に応募することも意識しましょう。
もちろん、自分に合った企業をじっくりと探すことも大切です。しかし、一般的な就活シーズンが過ぎると、応募可能な企業の数自体が減少してしまいます。
応募企業が少ないと、選考に落ち続け、最終的に受けられる企業がなくなってしまう可能性があります。
そのため、内定獲得の可能性を高めるには、可能な限り多くの企業に応募することが必要なのです。
今から就活を始める人でも応募できる企業の特徴とは|3つ紹介

就活のスタートが遅れたとしても、あきらめることはありません。実際、遅れても応募できる企業が存在します。ここでは、今からでもチャンスをつかめる企業の特徴について探ってみましょう。
- 中小企業を重点的に探す
- 通年採用をしている企業
- 大企業の子会社
①中小企業を重点的に探す
就職活動のスタートが遅れている場合は、大企業だけでなく中小企業にも目を向けることが重要です。
大企業の場合、応募者の競争率が高い傾向にありますが、就活のスタートが遅れている状況では、できるだけ競争率の低い企業を選ぶことが内定につながります。
特に成長段階にある中小企業は、新しい事業に積極的に取り組んでおり、頻繁に採用活動を行っていることも多くあります。
そのため、中小企業の説明会などに参加し、チャンスをできるだけ増やしてください。
②通年採用をしている企業
通年採用を行っている企業にも着目するようにしましょう。
通年採用を実施している企業であれば、就活が遅れていても問題なく応募できる可能性が高いです。
また、大手企業の中には、一次募集では十分に採用できないため、二次募集を行う企業もあります。そのため、そうした企業も有力な選択肢でしょう。
特に、自分の志望業界の企業については、常に募集の動向をチェックし続けることが重要です。
③大企業の子会社
大企業の子会社も有力な選択肢の一つとして検討することをおすすめします。
大企業の子会社は、知名度が低いことから、応募者の競争率が相対的に低い傾向にあります。それでも、大企業の傘下にあるため、経済的には安定していることが多いようです。
また、子会社では、大企業に準じた充実した福利厚生が整っていることが多く、安心して働ける環境が期待できます。
そのため、興味のある業界であれば、大企業の子会社にも積極的にトライしてみましょう。
今から就活を始めても間に合うので諦めず頑張ろう!
今から就活を遅れて始めることになったとしても、十分に内定をゲットできる可能性は残されています。焦らずに、まずは自分にできることを整理し、就活を進めていくことが重要です。
スタートが遅れたからといって、諦めることなく、前向きに取り組んでいけば、必ず結果が得られるはずです!
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。