【就活生必見】パンツスタイルのスーツを着こなす方法を紹介
就活でパンツスタイルのスーツを着ている女性は多くいます。しかし、「どうやって着たらパンツスーツを着こなせるの?」「TPOにあったパンツスーツの着方を知りたい」と考える学生もいるでしょう。
そこで本記事では、パンツスーツの魅力や適切な場面での着こなし方を紹介します。パンツスーツのコーディネートに困っている方は、この記事を参考にしてみてください。
パンツスタイルのスーツは動きやすくてかっこいい
パンツスタイルのスーツは、スラっとした見た目と動きやすさが魅力的です。活動的な印象を与えつつ、動きやすさも兼ね備えており、外出が多い日には特に便利になります。
スカートスーツと比べて動きやすく、また冬の寒さにも強いため、寒い季節の仕事にも適しています。加えて、パンツスタイルはフォーマルな場でもカジュアルな場でも柔軟に対応できるため、一着持っていると非常に便利です。
TPOに合わせたパンツスーツを着る場面
ここでは、TPOに合わせたパンツスーツを着る場面を紹介します。就活以外の場面についても解説しているのでぜひ参考にしてくださいね。
- 就活中は印象操作に用いる
- 葬式では着用しない
- 入学・卒業式は好みに合わせる
①就活中では印象操作に用いる
就職活動では、求める印象に合わせてスーツを選ぶことが重要です。パンツスーツは、面接官に対して積極的で活動的なイメージを与えられます。
一方でスカートスーツは、清潔感と柔らかさを印象づけ、事務職などの職種において好感を持たれることでしょう。面接にスーツ指定をされている場合でも、スカートスーツかパンツスーツかはどちらでも大丈夫な企業が多いので、与えたい印象によって変えてみて下さいね。
②葬式では着用しない
葬儀に参列する際は、パンツスーツを避けるのが賢明です。通常、正式な喪服としては黒の無地のワンピースやスーツが選ばれます。パンツスタイルがマナー違反とは一概に言えませんが、立場によっては不適切とされることもあるため、注意が必要です。
しかし、近年ではパンツスタイルの喪服も増えており、特に若い世代の間では受け入れられつつあります。不安な場合は葬式での着用は避けスカートスーツを着用するようにしましょう。
③入学・卒業式は好みに合わせる
入学式や卒業式などのフォーマルな場では、パンツスーツも選択肢に入ります。寒い時期には特に、スカートよりも暖かく快適です。
スカートタイプかパンツタイプかは、着用したいスタイルに沿って本人が決めて大丈夫です。式典などの場では色やインナーのデザインにもこだわることで、明るい印象を与えられるでしょう。
パンツスタイルスーツを着こなす4つのポイント
続いて、パンツスタイルスーツの着こなしポイントを4つ紹介します。
- 丈は短め
- センタープレスを維持する
- サイズは余裕を持たせる
- ジャケットがパンツにかかるようにする
①丈は短め
パンツスーツを選ぶ際は、丈感に注意しましょう。足の甲に裾が軽く触れる「ハーフクッション」が基準です。
ジャケットはジャストサイズが望ましく、袖は手が見える長さが理想的です。自分に合ったサイズを見つけるためには、専門店で実際に試着し、場合によっては裾上げをしてもらいましょう。また素材や色選びにも気を配ることで、シーンに合わせた印象を与えられます。
②センタープレスを維持する
パンツスーツのパンツにはセンタープレスが施されており、スタイルを整える上で重要な役割を果たします。アイロンで折り目をしっかりと付けることにより、足を長く見せる効果があり、ビジネスシーンでは清潔感ときちんとした印象を与えます。
センタープレスがないと、不潔でだらしない印象を与えかねないため、アイロンかけやクリーニングで常に折り目を保つよう心がけましょう。さらに、センタープレスは立っている時だけでなく、座った時にも折り目が維持されるようにすると綺麗に持続しやすいですよ。
③サイズは余裕を持たせる
パンツのサイズ選びは、見た目の印象に大きく影響します。ゆったりとしたサイズ感が、スリムでスッキリした外観を演出し、逆に小さすぎると太ももに横ジワが出てしまい、太く見える原因になります。
着用時に「パツパツ」になるサイズを避け、センタープレスが保たれる程度の余裕なサイズを洗濯することが重要です。また、ウエスト周りにも適度な余裕を持たせることで、長時間の着用でも快適さを保てるでしょう。
④ジャケットがパンツにかかるようにする
ジャケットの丈は、パンツとのバランスを考慮して選ぶ必要があります。特に股上が浅いパンツを着用する場合、ジャケットがパンツにかぶさるようにすると、すき間ができずにすっきりとした印象になります。
女性の場合は、筋肉量が男性に比べて少ないため、肩幅に合ったジャケットを選ぶのをおすすめします。ジャケットの袖丈は手首の骨が見える程度が理想的です。
【場面別】パンツスタイルスーツの選び方
最後に、場面別のパンツスタイルスーツの選び方を解説します。これからのシチュエーションに合わせて参考にしてくださいね。
- 就活ではシンプルなデザインのもの
- 入学・卒業式は好みのデザインのもの
- ビジネスシーンでは派手すぎないもの
①就活ではシンプルなデザインのもの
就活用のパンツスタイルスーツ選びでは、シンプルさが求められます。黒無地のスーツが一般的で、裾が広がりすぎていないデザインが好まれます。
業界や企業の雰囲気に合わせて選ぶことも大切ですが、基本的には控えめなスタイルが望ましいです。また、スーツの素材選びも重要で、季節に応じた快適な着心地のものを選ぶと良いでしょう。
②入学・卒業式は好みのデザインのもの
入学式や卒業式などのフォーマルな場では、華やかなパンツスタイルのスーツも適しています。ビジネス用のスーツよりも少し華やかなものを選び、インナーやアクセサリーで遊び心を加えると、式典にふさわしい装いになりますよ。
スーツの色合いも、明るい色や柔らかな色を選ぶことで、より華やかな印象を与えられます。式典は誰かに評価を受ける場ではありません。自分自身のイベントなので、自分の好みを踏まえて周りから見ても悪目立ちしないものを選んでくださいね。
③ビジネスシーンでは派手すぎないもの
ビジネスシーンでのパンツスーツは、職場のドレスコードに沿った落ち着いた色合いが基本です。紺や濃いグレー、ベージュなどが適しており、インナーはシャツを基本に、場に応じてカットソーやブラウスを使い分けると良いでしょう。
ジャケットとパンツの色を変えることも、スタイルに変化を加える一つの方法です。ビジネスシーンは就活ほど厳格な場面ではないので、好みに合わせてオシャレも楽しめます。靴やベルトの色などを統一することで、全体の印象を引き締められますよ。
パンツスタイルスーツはサイズと着心地で選ぼう
本記事では、パンツスタイルのスーツについて、着こなし方や選び方を解説しました。就活で着用するスーツに迷っている場合は、シンプルでサイズのフィットしたものを選んでくださいね。
またスーツは着る機会が少ないにも関わらず、着用する際は長時間着用する場面が多いので、着心地なども重要視して選ぶと良いでしょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。