HOME > 就活マガジン記事 > 販売職の志望動機は3ステップで簡単に書ける!例文から面接対策まで完全網羅

販売職の志望動機は3ステップで簡単に書ける!例文から面接対策まで完全網羅

販売職を目指しているものの、志望動機の書き方に悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。

販売職は未経験でも挑戦しやすい職種として知られていますが、それだけに多くの応募者が集まる傾向にあります。そのため、採用担当者の目に留まる、魅力的な志望動機を作ることが重要です。

本記事では、採用担当者に評価される志望動機のポイントや、未経験でも活かせる強み、面接官の心をつかむ志望動機の作り方を詳しく解説します。

さらに、実際に使える例文や面接対策についても紹介するので、販売職を目指す方はぜひ参考にしてください。

就活便利グッズをダウンロードしよう!

目次

販売職の志望動機で評価される3つのポイント

販売職の志望動機では、採用担当者に「この人と一緒に働きたい!」と思わせることが大切です。そのためには、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。

  1. 熱意が伝わる志望理由になっているか
  2. 企業への貢献につながる強みがあるか
  3. 入社後の成長やキャリアプランが明確か

①熱意が伝わる志望理由になっているか

採用担当者は、志望動機から応募者の熱意が感じられるかを特に重視しています。熱意は、企業が応募者の入社意欲・貢献意欲・成長意欲を判断するための重要な判断基準ですよ。

これらの意欲が高いことを示すには、「人と接するのが好き」「接客に興味がある」だけでは不十分です。業界研究や企業研究をしっかりと行って、「なぜ販売職なのか」「どうしてこの企業なのか」を具体的に伝えましょう。

特に、これまで働いたことの無い新卒生は、ポテンシャルが評価されます。「貴社だからこそ働きたい」という強い意志や貢献意欲を示すことで、採用担当者に前向きな印象を与えて他の応募者と差別化できますよ。

②企業への貢献につながる強みがあるか

企業は、志望動機を通じて、応募者が自分の強みを自社でどう役立てようと考えているかを知ろうとしています。

そのため単純に「貢献したい」と伝えるだけではなく、自分が企業にどのような価値をもたらせるのかを、経験やスキルと合わせて具体的に提示する必要がありますよ。

例えば、「接客経験を活かしてリピーターを増やした」経験をもとに、「傾聴力を発揮してお客様のニーズを引き出し、売上に貢献したい」のように伝えるとよいでしょう。

「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。

そんな方は就活マガジンが用意している強み診断をまずは受けてみましょう!3分であなたらしい強みが見つかり、就活にもっと自身を持って臨めるようになりますよ。

③入社後の成長やキャリアプランが明確か

企業は長期にわたって活躍してくれる人材を求めているため、入社後のキャリアプランを明確に持っている志望者は高く評価されます。

働く中でどのようなスキルを身につけ、どんな役割を担いたいのかを伝えることで、長く働く意思を示せますよ。

たとえば、「まずは販売の基礎を学び、ゆくゆくは店長としてチームをまとめたい」などの目標を伝えられると効果的です。成長する意欲が伝わると、企業も長く勤めてもらえそうだと安心できます。

さらに、目標を持つことでモチベーションも高まり、自身の成長にもつながりますよ。販売スキルを磨く、売上の分析やマーケティングの知識を学ぶなど、具体的な行動を考え実行して自身の市場価値を高めましょう。

販売職の志望動機を書くために必要な準備

志望動機を書く前にしっかりと準備をすることで、より説得力のある内容になります。他の応募者と差をつけるためには、具体的なエピソードや強みを盛り込むことが重要です。

以下の4つの準備を通して企業の求める人物像を理解し、自分の経験やスキルがどのように活かせるのかを整理すると、魅力的な志望動機を作れますよ。

  1. きっかけとなった出来事を振り返って志望動機を明確にする
  2. 業界研究・企業研究を徹底する
  3. 自己分析で自分の強みを把握する
  4. 企業が求める人材に合致する自分の強みを見つけ出す

①きっかけとなった出来事を振り返って志望動機を明確にする

まずは、販売職を志望することとなったなったきっかけを振り返ってみましょう。

たとえば、親切で丁寧な接客を受け、心地よい買い物体験をしたことが印象に残っている、またはアルバイトで販売の楽しさを知り、お客様と直接関わる仕事に魅力を感じたなどの経験が考えられます。

自分がなぜ販売職に興味を持ったのか、その原点を明確にすると、志望動機に説得力が生まれますよ。また、実体験を交えると面接官の共感を得やすく、印象に残りやすいのもメリットです。

まずは自分の過去を振り返り、販売職に興味を持った瞬間や、そのときの気持ちを整理してみましょう。

②業界研究・企業研究を徹底する

販売職といっても、業界や企業によって求められるスキルや働き方は大きく異なります。

そのため、事前に研究を行い、各企業の特徴や求められる人物像を把握することが大切です。企業の理念やビジョン、接客スタイルを調べて、その企業ならではの志望動機を作成してください。

さらに、業界研究や企業研究で得た知識は面接でも活用でき、熱意や本気度を伝える材料になります。もちろん入社後にも役立ちますので、しっかりと情報を集め、自分の市場価値を高めておきましょう。

③自己分析で自分の強みを把握する

志望動機を作成する前に自己分析をして、自分の強みや得意なことを明確にしましょう。自分の強みを理解しておくと、企業が欲している力に合致するものを適切にアピールできます。

「人と話すことが得意」「相手の話をじっくり聞ける」「状況に応じて柔軟に対応できる」など、自分の特徴を具体的に言語化してみてください

また、その強みが発揮された場面も詳しく振り返ってみましょう。大きなエピソードである必要はないので、思い当たるものをすべて書き出すことをおすすめします。

④企業が求める人材に合致する自分の強みを見つけ出す

企業に魅力を感じてもらうためには、企業の求める人物像と一致する自分の強みを見つけることが大切です。強みを活かしてどのように貢献できるのかを具体的に示すことで、魅力的な自己PRになります。

たとえば、お客様1人ひとりに寄り添った接客を大事にする企業であれば「傾聴力」や「コミュニケーション能力」、売上を追求する企業であれば「マーケティングを学んだ経験」などをアピールするとよいでしょう。

業界研究・企業研究で調べた企業が求める人物像と、自己分析を通して見つけた強みやエピソードを照らし合わせて、最もアピールできるものを見つけ出してください。

未経験でも活かせる強みと販売職で必要なスキル

販売職は未経験でも挑戦しやすい職種ですが、採用担当者にアピールできる強みを持っていると、選考を有利に進められます。

以下は、顧客満足度の向上と業務効率の改善に直結する、接客・販売業での成功に不可欠なスキルです。

  1. コミュニケーション能力
  2. 提案力
  3. 傾聴力
  4. 調整力
  5. 問題解決力
  6. 柔軟な対応力
  7. 業務処理能力

①コミュニケーション能力

販売職では、お客様との信頼関係を築くため、また社内でチームワークを築き円滑に業務を遂行するために、コミュニケーション能力が必要不可欠です。

たとえば初めて来店したお客様に対して、適度な距離感を保ちながらも親しみやすい接客ができると、リピーター獲得につながります。

これまでに「スムーズなコミュニケーションで相手の信頼を得た」エピソードがある方は、ぜひアピールしましょう。

コミュニケーション能力に自信がない方も、日頃から相手の気持ちを考えた会話を意識し、適切な言葉遣いや表情の使い方を学んでおくことをおすすめします。

②提案力

販売職では、お客様のニーズを理解し、最適な商品やサービスを紹介する提案力も欠かせません。

「何がほしいか分からない」というお客様も多く、会話の中で必要な情報を引き出す力が求められます。お客様自身も気付いていないニーズを汲み取り提案できると、より高い満足度を高められるでしょう。

この力を伸ばすためには、商品の知識を深めることはもちろん、普段から相手の話をよく聞き、本当に求めているものを考える習慣をつけることが大切です。

③傾聴力

販売職では、相手の話をしっかり聞き、的確な対応につなげる傾聴力が求められます。お客様の言葉を注意深く聞き、曖昧な希望を聞き取りながら適切な商品を提案できれば、満足度の高い接客につながるでしょう。

アルバイトや日常の会話の中で「相手の要望をうまく引き出せた」経験があれば、それを強みとしてアピールできますよ。

傾聴力を磨くためには、話しやすい雰囲気を作ることが重要です。普段から、自分ばかりが話し過ぎないように注意し、適切な相槌と笑顔を心がけましょう。

④調整力

個人の接客力だけではなくチームワークも必要な販売職では、周囲と連携してスムーズに業務を進めるための調整力も求められます。

例えば、学校のグループ活動やアルバイトなどで、メンバーの意見を調整しながら物事を円滑に進めた経験は強みとしてアピールできるでしょう。

調整力を高めるためには、普段から「周囲の状況をよく観察して必要な行動を考える」習慣を持つことが大切です。

⑤問題解決力

販売職では、クレームや課題に対応する問題解決力も必要です。

販売の現場では、思いがけないトラブルやお客様からのクレームに対応する場面が多々あります。そうした状況に冷静に対処し、適切な解決策を見出す力が求められます。

たとえば、「アルバイト先でクレームに適切に対応した」「課題を改善して売上向上した」などの経験があれば、魅力的なアピールポイントになるでしょう。

この力を身につけるためには、物事を多角的に分析し、柔軟な発想を養うことが重要です。

⑥柔軟な対応力

販売職では、様々な状況や多様なお客様への対応が必要です。マニュアル通りでは対処しきれないケースも多々あり、柔軟な対応力が求められます

たとえば、急なクレーム対応や品切れ時の代替案の提案など、状況に応じた最適な行動を取る必要があります。また、外国人のお客様や年配の方など、相手に合わせた対応を心がけることも重要です。

普段から「この状況にどう対応するか?」を考えるクセをつけることで、対応力が磨かれます。臨機応変な対応を心がけ、引き出しを増やしておきましょう。

⑦業務処理能力

販売職では、複数の業務を効率よく仕事をこなす業務処理能力も大切です。

販売の現場では、接客だけでなくレジ対応、品出し、発注管理など、さまざまな業務を並行して行う必要がありますよ。そのため、業務に優先順位を付け、限られた時間の中で効率よく仕事を進める能力が求められます。

たとえば、アルバイトでピーク時の接客とレジ業務を同時に対応した経験や、学校の課題や部活動を両立させたりした経験も、業務処理能力をアピールするエピソードになります。

この力をさらに高めるには、タスク管理やスケジュール管理を意識して行動するのが効果的です。日頃から何を優先すべきか考え、優先順位をつけて行動する習慣をつけましょう。 

販売職の志望動機で面接官の心をつかむ簡単3ステップ

面接では、「この人を採用したい!」と思わせる志望動機を伝えることが重要です。ここでは、面接官の心をつかむための簡単3ステップを紹介します。

  1. 志望した理由を簡潔に伝える
  2. 志望理由の裏付けとなる経験を述べる
  3. 入社後の展望を伝えて意欲を示す

「上手く志望動機が書けない…書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずは無料で受け取れる志望動機のテンプレシートを使ってみましょう!1分でダウンロードでき、テンプレシートの質問に答えるだけで、好印象な志望動機を作成できますよ。

ステップ1:志望した理由を簡潔に伝える

最初に、「なぜ販売職を志望したのか」を端的に伝えましょう。最初に明確な結論を示すことで、その後の話がスムーズに展開できますよ。

志望動機に限らず、ビジネスの場では「結論ファースト」で話すことが求められます。この構成で志望動機を伝えることで、論理的かつわかりやすく説明する力をアピールできますよ。

また、多くの志望動機に目を通す採用担当者の印象に残るには、「何を伝えたいのか」を明確にすることが大切です。最初に簡潔に結論を述べることで、強い印象を残せるメリットもあります。

ステップ2:志望理由の裏付けとなる経験を述べる

次に、志望理由の裏付けとなるきっかけを具体的に述べましょう。どのような出来事や体験がきっかけとなって販売職を志望するに至ったのか、明確に示すことが重要です。

過去の実体験を交えることで、志望理由に説得力が増します。自分の強みや適性を具体的にアピールできる部分でもあるので、厚みを持たせて書きましょう。

その経験がどのように自分を成長させ、何を得たのかを述べることも重要です。「毎日3時間取り組んだ」「前年の120%の集客率を達成した」のように、数字を用いて示すと努力の過程や成果をイメージしやすく効果的です。

ステップ3:入社後の展望を伝えて意欲を示す

最後に、「入社後にどのように活躍したいか」を伝えましょう。これを最後に述べることで、前向きな印象を残して志望動機を締めくくれます。

たとえば、「接客スキルを磨き、売上アップに貢献したい」「将来的には店舗運営にも携わりたい」など、企業でどのように成長し貢献したいのかを明確に伝えると良いでしょう。

入社後も成長し続けたいと伝えることで、長く働き続ける意思が伝わり、評価も上がるでしょう。未来のビジョンを明確に示して、貢献意欲を示してください。

【注意】接客や商品が好きな気持ちだけを述べる志望動機はNG

接客が好き、商品が好きという理由だけでは、他の応募者と差別化できません。企業は、単に人と話すのが好きな人ではなく、お客様に価値を提供し、売上や顧客満足度を向上させられる人材を求めています。

応募者が自社の商品に興味を持っているのは大前提です。商品が好きなだけでは、顧客としての視点にとどまり、売上向上につながる提案力や接客スキルをアピールできません。

そのため、接客や商品が好きなことが出発点だとしても、「お客様のニーズに合った提案するのが得意」「リピーターを増やすための工夫をしていきたい」などといった具体的な強みや意欲を伝える必要があります。

志望動機は好意を表現する場ではなく、仕事を通じて企業に価値をもたらす意欲や計画を伝える場です。

販売職の志望動機の例文5選

ここでは、販売経験の有無や応募者の状況に応じた5つの例文を紹介します。

  1. 販売経験がある場合の例文
  2. 販売未経験者の例文
  3. 新卒者の例文
  4. 異業種から転職する場合の例文
  5. 高校生のアルバイトの履歴書の例文

志望動機では、仕事を通じてどのように企業に価値を提供できるかを示す必要があります。例文を参考に、単なる好意表現ではなく、企業が求めるスキルや成長意欲を盛り込んだ志望動機を作成しましょう。

「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」そんな就活生の声に答えて、就活マガジンでは無料ES添削サービスである「赤ペンES」を運営しています。

第一志望である企業の選考に通過するためにも、まずは就活のプロにES添削を依頼してみましょう!LINE登録3分で満足が行くまで添削依頼ができますよ。

「赤ペンES」は就活相談実績のあるエージェントが無料でESを添削してくれるサービスです。以下の記事で赤ペンESを実際に使用してみた感想や添削の実例なども紹介しているので、登録に迷っている方はぜひ記事を参考にしてみてくださいね。

【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

①販売経験がある場合の例文

ここでは、アルバイトや前職などで販売の経験がある方の参考例文を紹介します。

私は、お客様に寄り添った提案を大切にできる環境で働きたいと考え、貴社を志望しました。

前職ではアパレルショップで4年間、販売員として勤務し、接客を通じてお客様のニーズを的確に把握して提案することにやりがいを感じていました。特に、ニーズを捉えた接客でリピーターが増えたときは、自分の接客が評価されたと実感し、大きな達成感を得られました。

貴社の店舗には以前から何度も訪れていますが、スタッフの方々がただ商品を販売するのではなく、お客様に寄り添ったコーディネートの提案をし、丁寧にアドバイスされている点に魅力を感じています。私もこれまでの経験と培ってきた培った提案力や傾聴力を活かし、ブランドの魅力を伝えながら、お客様が心から納得できる買い物体験を提供したいと考えています。

入社後は、接客スキルの向上を図るとともに、売上データを活用した販売戦略にも積極的に取り組み、将来的には店舗運営にも関わっていきたいと考えています。

②販売未経験者の例文

次に、販売職を経験したことのない方の参考例文を紹介します。

私はこれまで事務職として働いていましたが、お客様と直接関わる仕事がしたいと考え、販売職への転職を決意しました。

以前から人と接する仕事に興味があり、特に接客業に魅力を感じていました。人と話すことが好きで、相手の要望をくみ取りながらサポートすることにやりがいを感じます。貴社の店舗を訪れた際、スタッフの方が丁寧に商品を説明し、お客様の悩みに寄り添う接客をされているのを見て、自分もこうした環境で働きたいと思いました。

事務職で培ったコミュニケーション力や、相手の話をしっかり聞く力を活かし、お客様に信頼される販売員を目指す所存です。

入社後は、基本的な接客スキルを身につけ、一人でも多くのお客様に満足していただけるよう努力します。将来的には、より良い売場づくりや接客向上のためのアイデアを提案できる存在になりたいです。

③新卒者の例文

続いて、新卒者向けの例文を紹介します。参考にしてください。

私は人と接することが好きで、コミュニケーション力がお客様の満足度を左右する販売職に魅力とやりがいを感じ、貴社を志望しました。

私は大学時代、飲食店でのアルバイトを通じて接客の楽しさを学びました。お客様のニーズに応じて対応し、「また来るね」と言っていただけたときに接客のやりがいを感じました。そして、明確な目標を持って働きたいと思い、接客の質が数字になって見える販売職を選びました。

貴社は接客のクオリティに定評があり、スタッフの方々がお客様に寄り添った提案をしている点に魅力を感じると共に、私もそうありたいと思いました。

入社後は、アルバイトで培った傾聴力や提案力を活かし、先輩方から多くのことを学びながら接客スキルや商品知識を深め、お客様の満足度を高める販売員として成長したいと考えています。ゆくゆくは、売場作りや後輩指導にも携われるよう成長していきたいです。

④異業種から転職する場合の例文

ここでは、異業種から転職する場合の例文を紹介します。

私はこれまで営業職として、法人のお客様に向けた提案営業を行っていました。仕事をする中で、もっとお客様1人ひとりと直接関わるかたちで商品を提案したいという思いが強くなり、販売職への転職を決意しました。

私は、貴社がお客様との関係構築を大切にしている点に惹かれています。自社の利益を追求するための販売に終始しない、最適な提案でお客様の利益に寄り添う実直な接客スタイルに魅力を感じています。

入社後は、営業職で培ったヒアリング力や提案力を活かし、お客様の満足度を高める販売員を目指します。現場で接客スキルを磨いて、将来的には店舗運営にも関わり、より多くのお客様に貴社の商品やサービスの魅力を伝えていきたいと考えています。

⑤高校生のアルバイトの履歴書の例文

最後に、高校生のアルバイトの履歴書の参考例文を紹介します。

私は人と話すことが好きで、接客の仕事に興味を持っています。

貴社の店舗は明るく、お客様とのコミュニケーションを大切にされている点に魅力を感じています。

まだアルバイト経験はありませんが、学校行事でリーダーを務めた経験があり、周囲と協力して目標を達成する力には自信があります。

仕事を通じて接客の基本を学び、お客様に安心して買い物を楽しんでいただけるような接客ができるよう努力します。

販売職の面接対策!よく聞かれる質問と答え方のポイント

志望動機は、ESに書けば終わりではありません。書類選考を突破した先の面接でも、志望動機について述べる機会があります。

接客スキルやコミュニケーション能力が重視される販売職では、面接での受け答えは特に重要です。面接官は、応募者が現場で活躍できるかどうかを判断するために、さまざまな質問を通じて適性を見極めます。

よく聞かれる質問を事前に確認し、ポイントを押さえた回答を準備しておきましょう。

  1. 自己紹介をお願いします
  2. なぜ販売職を志望したのですか?
  3. あなたの強みは何ですか?
  4. 困難な顧客対応の経験はありますか?
  5. 当社の商品やサービスについてどう思いますか?

①自己紹介をお願いします

面接の冒頭で行われる自己紹介では、応募者の第一印象が決まります

販売職はお客様と直接関わる機会が多いため、面接官は応募者の話し方や表情、コミュニケーションの取り方をチェックするでしょう。

そのため、簡潔でわかりやすく、明るくハキハキとした話し方ができるかが評価のポイントです。

これまでの経験と販売職への意欲を、1分以内に収まる長さにまとめて明るくはっきりと伝えましょう。以下は、回答の一例です。

〇〇と申します。
前職では〇〇業界で〇年間勤務し、お客様との対応やチームワークを大切にしながら業務に取り組んできました。

人と関わる仕事にやりがいを感じており、接客を通じてお客様に喜ばれる販売職に挑戦したいと考えています。

本日はよろしくお願いいたします。

②なぜ販売職を志望したのですか?

この質問では、応募者の熱意や意欲、そして将来性を判断します。

「人と接するのが好きだから」といった抽象的な理由だけでは、他の応募者と差別化できません。販売職に興味を持ったきっかけや入社後のビジョンを、具体的に示しましょう。

また、自身の実体験で得た学びや思い描くキャリアパスと、企業の特徴や理念とを結びつけてアピールするのがポイントです。たとえば、以下のように伝えられると好印象です。

私は人と接することが好きで、お客様と直接関われる販売職に魅力を感じています。

前職では〇〇の仕事をしていましたが、お客様と接する機会が少なく、より直接的に関われるこの仕事に挑戦したいと考えました。

貴社のお客様に寄り添った接客に共感しており、私もその一員として貢献したいと思い、志望いたしました。

③あなたの強みは何ですか?

販売職では、接客スキルだけでなく、問題解決力や提案力などのスキルも求められます。
自分の強みを理解し、それを販売職でどのように活かせるのかを説明できるようにしておきましょう。

ただ強みを述べるだけでなく、実際の経験やエピソードを交えることで、より説得力のある回答になりますよ。さらに、以下のように数字を用いて実績を提示すると、より効果的です。

私の強みは傾聴力です。

前職では接客業をしており、お客様の話を丁寧に聞くことでニーズを的確に把握し、最適な提案を行うことを意識していました。その結果、リピーターのお客様が3割増え、売上向上にも貢献できました。

この傾聴力を活かし、お客様一人ひとりに寄り添った接客を心がけたいと考えています。

④困難な顧客対応の経験はありますか?

販売職では、多様なお客様やクレームへの対応力が求められます。この質問では、応募者にそのスキルがあるのか、対応経験がある場合はどのように問題を解決したのかを確認しています。

以下のように、感情的にならず、冷静に対応する力があることをアピールできると高評価を得られるでしょう。

以前、アルバイト先でクレーム対応を担当したことがあります。

お客様が購入した商品に不具合があり返品をご希望でしたが、返品の条件を満たしておらず、説明してもご納得いただけませんでした。しかし、その後お客様の話を丁寧に伺って謝罪した上で、代替案として別の商品との交換や割引対応を提案することでご納得いただき、「丁寧に対応してくれてありがとう」とお礼の言葉をいただいたことがあります。

この経験から、冷静に話を聞き、お客様の立場を考えながら対応することの大切さを学びました。

⑤当社の商品やサービスについてどう思いますか?

この質問では、応募者が事前に企業研究をしているかどうかを確認します。企業やブランドに対する関心が低いと、入社後の定着率が低くなる可能性があるため、面接官は応募者の熱意を見極めます。

以下のように、実際に店舗を訪れた経験や商品の魅力を具体的に述べることで、企業に対する理解度の高さをアピールできますよ。

貴社の商品は品質の高さにこだわり、お客様を第一に考えている点が魅力だと感じています。

また、実際に店舗を訪れた際には、スタッフの方が商品の特徴を丁寧に説明してお客様に最適なものを提案している姿が印象的でした。

貴社の一員と慣れた暁には、お客様に寄り添った接客を提供し、貴社のブランド価値を高めるお手伝いをしたいと考えています。

効果的な販売職の志望動機を練り上げよう

販売職は、お客様と直接関わりながら商品やサービスを提供する、やりがいのある仕事です。

志望動機を作成する際は、企業研究や自己分析をしっかり行い、「なぜ販売職なのか」「自分の強みをどう活かせるのか」「入社後にどう成長したいのか」を明確にすることが重要ですよ。

また、接客が好き、商品が好きといった理由だけでは説得力が弱いため、企業にどのように貢献できるのかを具体的に伝えましょう。

本記事を参考に、自分の経験や強みを活かした、魅力的な志望動機を作成してください。

  • フェイスブック
  • X

まずは志望動機を作ってみる

    • 卒業年数
    • 学校
    • 名前
    • 連絡先

    No.1

    卒業年月日を選択してください

    2026年3月2025年3月2027年3月2028年3月卒業済み

    例)
    現在、大学3年の場合は「2026年度3月」
    現在、大学4年の場合は「2025年度3月」
    現在、大学2年の場合は「2027年度3月」

    No.2

    学校区分を選択してください

    大学大学院(博士)大学院(修士)短期大学専門学校

    No.2

    学校情報を入力してください

    学校名
    学部名
    学科名
    学校名
    学部名
    学科名

    No.3

    お名前を入力してください

    お名前
    フリガナ

    No.4

    連絡先を入力してください

    電話番号
    メールアドレス

    本利用規約には、株式会社C-mindが「https://shukatsu-magazine.com」上で提供するサービスにおける、本サービスを利用するお客様との間の基本的な事項が規定されております。本サービスの利用者におかれましては、必ず全文お読み下さいますようお願いいたします。

    個人情報保護方針」と 「サービス利用規約」を確認する

    編集部

    この記事を書いた人

    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。