自己PRでマルチタスクスキルをアピールする際のポイント!例文も紹介
マルチタスクとは、複数のタスクを同時処理することを指します。企業では多くのタスクを抱えても、どの仕事もスムーズに進めなくてはならないので、社会人になるとマルチタスクをこなすことは避けられません。
本記事では、マルチタスクスキルをアピールする際のポイントや注意点について解説します。この記事を活用して、マルチタスクスキルをアピールしてくださいね。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
紙谷
新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。
自己PRでマルチタスクスキルはアピールできる!
マルチタスクをこなせる人材は、幅広い業界で必要とされています。
しかし、志望する企業が本当にマルチタスクスキルを求めているかどうか、またそのスキルを活かせる場面があるかを事前に確認することが大切ですよ。
ミスマッチを避けるためにも、詳しく求人情報の業務内容や歓迎されるスキルを確認しておくことをおすすめします。
社会人は1つだけの仕事をやっていれば良いのではなく、いくつかの仕事を効率良く整理して行う必要があります。
仕事で求められているマルチタスク能力は、業務を整理して効率的にこなしていくことです。一度に多くの物事をこなすことではないので認識に注意が必要ですよ。
自己PRでマルチタスクスキルをアピールする時のポイント3つ

マルチタスクスキルを自己PRでアピールする際のポイントを3つまとめました。それぞれ詳しく説明するので参考にしてくださいね。
- マルチタスクスキルを言い換える
- マルチタスクスキルが活かされたエピソードを伝える
- マルチタスクスキルを入社後どう活かすかを伝える
①マルチタスクスキルを自分の言葉で言い換える
面接官に自分の印象を与えるために、マルチタスクスキルを別の表現に変えてみましょう。
例えば、「どれだけ多くの仕事を任されても着実に計画を立てて冷静に対応できる」や「複数タスクがあっても実現性の高い計画を立てて実行できる」といった言い方があります。このように少し表現を変えるだけで、企業の担当者に強い印象を与えやすくなりますよ。
企業に興味を持ってもらえる自己PRを作成するには、まず自己分析を行い、その結果をキャッチコピーとして工夫して表現することが重要です。準備をしっかり行うことで、あなたの強みが最大限伝わる自己PRを作成しましょう。
②マルチタスクスキルが活かされた成功体験を伝える
自己PRでは、自分の強みが活かされたこれまでの経験を説明することが重要です。強みと経験に関係性がないと、内容に一貫性がなくなり、違和感のある自己PRになってしまいますよ。
面接官に伝わりやすい自己PRを作るためには、過去の経験を丁寧に振り返り、その中で強みが成功に繋がったエピソードを選ぶことが大切です。強みと経験が一致しているかどうか、しっかりとチェックしましょう。
マルチタスク経験が生かされた成功体験を伝えることで、信憑性が高まります。
強みと経験が一致していることで説得力が高まりますが、繋がりがないと逆効果になるので注意が必要ですよ。
③マルチタスクスキルを入社後にどう活かすかを伝える
自己PRでは、あなたの持つマルチタスクスキルが企業の業務でどのように活かせるかをイメージし、入社後の姿について説明することも重要です。
入社後の姿をイメージするためには、企業の業務内容理解が大事です。社員の方に話を聞いたり、ホームページを確認しましょう。
社員の方に自分のマルチタスクスキルは、どのように業務で活かせそうか聞いてみるのもおすすめですよ。
4step!自己PRでマルチタスクをアピールする方法

マルチタスクスキルを効果的にアピールするには以下4点に気をつけましょう。構成を変えるだけでわかりやすく企業に自己PRが変わりますよ。
- 結論を最初に伝える
- マルチタスクを具体的に説明する
- マルチタスクを活かしたエピソードを伝える
- 入社後にマルチタスク能力をどう活かすかを伝える
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STEP1|結論を最初に伝える
まず、あなたの強みを結論として伝えましょう。初めに結論を述べることで、面接官に話の全体像が伝わりやすくなりますし、話の理解もスムーズになります。
次に、PREP法を参考にして論理的に主張を展開しましょう。PREP法は、「結論 → 理由 → 具体例 → 結論」という順番で話を組み立てるフレームワークです。この方法を使うことで、あなたの強みをより効果的に伝えられるはずですよ。
このように、話の流れを明確にすることで、面接官に強い印象を与えられます。
STEP2|マルチタスクを具体的に説明する
自分の言葉で言い換えたりキャッチコピーを作ることで、マルチタスクの能力を具体的に表現しましょう。
そのためには、まず過去のマルチタスクスキルが活かされた経験を振り返り、適切な表現を選ぶことが重要です。具体的でわかりやすい言葉を使えば、面接官にもあなたのスキルが明確に伝わります。
STEP3|マルチタスクを活かしたエピソードを伝える
あなたの強みを述べた後、これまでにその能力が最も発揮された具体的なエピソードを説明してください。
単にマルチタスクが得意だと言うだけでは、信頼性が欠けます。強みが実際にどのように役立ったかを示すために、具体的な事例を挙げることが重要ですよ。
自分の成功事例を話すことに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、自分にとって有利なエピソードを企業に伝えることは、志望度を示すために重要なポイントです。
STEP4|入社後にマルチタスクスキルをどう活かすかを伝える
あなたのスキルが志望企業にどのように貢献できるかを伝え、自己PRを締めくくりましょう。これは面接官にとって最も知りたい部分となるため、熱意をしっかりと伝える内容にすることが重要です。
入社後にスキルを活かせることをアピールするには、求人情報の業務内容を詳細に確認することが必要ですよ。スキルを活用できる場面が見つからない場合、その仕事があなたに適していない可能性も考えられます。
自分の強みを最大限に発揮できる職場を見極めましょう。
自己PRでマルチタスクをアピールした例文2つ

ここまで自己PRでマルチタスクをアピールする際のポイントについて説明しました。しかし、実際自己PRを書き始めるのは難しいですよね。ここからは例文を紹介するので参考にしてくださいね。
- 文武両道
- アルバイト
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
例文①: 文武両道
ここではマルチタスクを文武両道をテーマにした例文を添削してみました。大学でもサークルや部活に入りつつ、単位を取ったエピソードをアピールできますよ。
【結論】私は、 |
添削コメント|自己PRの冒頭では、応募企業のニーズに合う自分の強みを簡潔に述べることが重要です。修正では、「実現性の高い計画」といった抽象的な表現を削り、より具体的かつマルチタスクが強みであるイメージを強めました。 |
【エピソード】高校時代、私は1時間ごとの計画を1ヶ月先まで立てることで、学業と部活動の両立を目指していました。しかし、 |
添削コメント|エピソード部分では、具体性を持たせて説得力を高めることが肝要です。少し砕けた表現になっていたので、表現を具体的にしつつビジネスシーンにふさわしい表現に変更しました。 |
【エピソード詳細】この状況を改善するため、 |
添削コメント|エピソード詳細部分では、自分の工夫やアプローチを明確に示すことが大切です。気を抜くと説明調になりやすいので読む側の読みやすさも意識して書くと好印象ですよ。 |
【成果】この方法により、 |
添削コメント|成果では強みの信憑性を出すためにより具体性が求められまます。修正前は抽象的なイメージになっていましたが、目標成績を維持した結果大会での成果と学業との両立が分かりやすく表現できています。 |
【入社後】私はこの計画力を活かし、業務の優先順位を |
添削コメント|「マルチタスクを効率的にこなしたい」だけでは抽象的で、入社後に強みをどのように生かすのか不明確でした。修正後はより具体的になり入社後の活躍イメージがより湧きやすくなっていますよ。 |
【NGポイント】全体的に抽象的な表現が多く、強みが応募企業のニーズと結びついていることが十分に伝わりませんでした。また、具体性に欠け、説得力が弱い点が見られました。例えば、「実現性の高い計画」といった曖昧な表現では、スキルの実際の内容が伝わりにくい状態でした。
【添削内容】結論部分では「実現性の高い計画」を「状況を的確に分析し、達成可能な計画」と修正し、具体性を高めました。エピソードや詳細では「見直し」「修正」などの行動を強調し、主体性を明確化。成果部分では、「目標を維持」「成果を上げる」などポジティブな表現を追加しました。入社後の展望には「柔軟性」「継続的な改善」といった意欲を強調しました。
【どう変わった?】添削後は具体性が向上し、行動内容や結果が明確に伝わる内容になりました。また、企業ニーズを意識した表現に変更することで、応募先の目標達成に貢献できる人材であることを示す自己PRとなりました。ポジティブで熱意を感じさせる表現を取り入れることで、より魅力的な印象を与える文章に仕上がりました。
・両立の具体例を盛り込む ・マルチタスクの背景にある工夫を伝える ・学業と部活動で得たスキルを企業への貢献に結びつける |
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例文②: アルバイト
ここでは、アルバイトの中でマルチタスクを発揮した例文を添削しています。アルバイトをしている学生は多く、マルチタスクを求められる機会も多いので注意点チェックが必要ですよ。
【結論】私は効率的に複数のタスクを |
添削コメント|結論部分では具体性を持たせつつ、能力がどのように発揮されたかを端的に示すと説得力が増します。「磨かれました」よりも「培われたものです」という表現で成果を強調しました。 |
【エピソード】以前、レストランでの勤務中に、 |
添削コメント|「少人数で」よりも「2名で」に変更することで、人数の少なさがより分かりやすくなります。読み手側が分かりやすいように具体的な数字やデータを用いると良いですよ。 |
【エピソード詳細】具体的には、料理の提供とレジ業務を並行して行い、お客様の待ち時間を減らすための工夫を重ねました。たとえば、次の注文をお客様が検討している間に片付け作業を進めるなど、 |
添削コメント|「無駄のない動き」では、抽象的であり強みが最大限にアピールできていません。お客様の状況に合わせてマルチタスク力を発揮するために、お客様の状況に応じて業務を整理して行動を決めていたとアピールすることでより好印象になっています。 |
【成果】これらの工夫により、お客様から「スムーズな対応で気持ちよかった」とお褒めの言葉をいただいたり、店舗全体の業務効率を上げることに成功しました。この経験を通して、 |
添削コメント|「同時進行のスキルや柔軟な対応力」をより具体的に表現しました。マルチタスクをアピールしているので、タスクという文言を用いて、タスクの同時進行と、状況に応じた柔軟な対応力をアピールし、よりぐ具体的な表現に変更しました。 |
【入社後】入社後は、このマルチタスクスキルを活かし、貴社の業務を円滑に進めるために貢献したいと考えています。常に周囲を観察し、 |
添削コメント|入社後のビジョンは「自分のスキルをどのように活かすか」を具体的に述べることで説得力が増します。「貢献したい」だけではなく、「業務の質の向上」も挙げ、より広範な影響を示しました。 |
【NGポイント】文章には具体性が不足しており、強みがどのように発揮されたかが明確でありませんでした。また、成果部分で数字や具体的なエビデンスがないため、説得力がやや欠けていました。入社後のビジョンについても、スキルの活用方法が抽象的で、具体的なイメージが湧きにくい状態でした。
【添削内容】結論部分では、「磨かれました」を「培われたものです」に変更することで、成果を強調し説得力を向上させました。エピソード部分では、「必要がありました」を「経験しました」に変更し、主体性を持った表現に修正しました。エピソード詳細では冗長な部分を整理し、具体例と成果を直接関連づけてスムーズな流れにしました。入社後のビジョンについては、「業務の質の向上」を加えることで、貢献の幅広さをアピールしました。
【どう変わった?】添削により、文章全体の具体性と明確さが向上しました。主体性を強調する表現に変更したことで、応募者が責任感を持って行動した点がより伝わるようになりました。また、成果部分で具体的な評価や顧客の声を取り入れたため、成功体験が明確になり信頼性が高まりました。入社後のビジョンを具体的に示したことで、企業が採用後の活躍をより鮮明にイメージできる内容になっています。
・複数の業務を同時進行した具体例を挙げる ・工夫やスキルを強調する ・成果や影響を具体的に示す |
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自己PRでマルチタスクスキルをアピールする際に注意するポイント

マルチタスクは、必ずしも業務効率化に直結するとは限りません。シングルタスクと比べると、集中力を維持しにくく、途中で中断することでミスが増え、生産性が低下する可能性があります。
そのため、自己PRの際には、この点が誤解されないように注意が必要ですよ。マルチタスク能力を長所としてアピールするためには、その能力を活かした具体的な成功事例を示すことが重要です。
自己PRでマルチタスクスキルをアピールしよう
今回はマルチタスクスキルのアピールポイントと例文を紹介しました。マルチタスクスキルはさまざまな職場で必要とされますので、この強みを生かせる場面は多岐にわたります。
企業の担当者に良い印象を与えるために、マルチタスクスキルのアピールの方法を工夫することが重要です。


まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。