冬インターン参加で内定獲得に近づこう!準備やメリットを解説
就活のインターンの中でも、特に冬のインターンは志望度の高い学生が多く集まり、内定に直結しやすい特徴にあります。そのため競争率も高く、参加する際にはしっかりとした準備が必須です。
本記事では、冬インターンに参加するための準備方法やメリットについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
冬インターンの開催時期は12月〜翌年2月前後
冬インターンに参加するには、9〜10月に募集がスタートするのが一般的です。この時期に企業のウェブサイトや適性検査などの情報を確認し、積極的に応募しましょう。
一方で、冬季インターンがスタートする前にしっかりと自己分析や企業研究を行い、選考対策を進めておくことも重要。冬のインターンで内定獲得に近づくには、早めの行動と戦略的な準備が不可欠となります。
冬インターンと夏インターンの違いとは
実は、夏インターンと冬インターンでは、大きく2つの違いがあります。時期によって目的や対策も異なるので、確認していきましょう。
- 冬インターンは短期集中型の場合が多い
- 冬インターンは選考に直結する場合が多い
①冬インターンは短期集中型の場合が多い
冬インターンは通常1日〜3日の短期である場合が多いと言えます。理由としては、企業の年末や学生の授業との兼ね合いから、短期間で行う方が両者にとって都合が良いためです。
対して、夏インターンは1日から1ヶ月に及ぶ長期まで様々な期間があります。夏休みは、学生の時間の融通がききやすいため、企業は長期インターンを積極的に開催することが多いのです。
したがって、冬インターンは短期間で集中的に経験を積み、夏インターンは長期間にわたりより深く濃い経験を積むために参加すると考えておきましょう。
②冬インターンは選考に直結する場合が多い
冬インターンは内定に直結する可能性が高いと言えます。理由としては、企業側に志望度の高い学生を早期獲得したいという狙いがあるためです。
対して、夏インターンでは就活が始まったばかりで企業の絞り込みが進んでいないため、企業説明が主体で選考への直接的な影響があまりない場合が多いと言えます。
したがって冬インターンに参加し、短期間で自分を上手にアピールできれば、内定へ近づける可能性が高まりやすいのです。
冬インターンに参加する3つのメリット
冬のインターンへ参加すると、以下の3つのメリットを享受できます。1つずつチェックしていきましょう。
- ライバルが比較的少ない
- 早期選考に進められる
- 選考対策を進められる
①ライバルが比較的少ない
冬インターンはライバルが比較的少ないため、企業にアピールする絶好の機会となります。夏の期間に早期選考を受けていた学生は、冬インターンには参加しない場合が多いため、採用確率が高まるのです。
希望の企業で夏のインターン・選考を受けられなかった場合でも、冬には選考通過する可能性が広がります。したがって、第1志望の企業に再度チャレンジする良い機会と言えるでしょう。
②早期選考に進められる
冬インターンに通過すると、企業によっては本選考での優遇措置がある場合もあります。冬インターンの参加者は業界や企業を絞り込んだ上で参加している場合が多く、志望度が高い場合が多いためです。
企業は早めに優秀な学生を確保したいと考えているため、本選考で優秀で志望度の高い学生を本選考で優遇するのです。
注意が必要なのは、募集要項に「選考とは関係ありません」とあっても、実際には選考に影響を与える場合もあること。インターンに参加する場合は、常に積極性をもち、社員の方にアピールを忘れないようにしましょう。
③選考対策を進められる
インターンに参加した経験は選考対策において強力な武器となります。実務に近い内容のワークショップや職業体験が多いため、企業の業務内容を理解し、相性を確認できるためです。
また、インターンを通して人脈を広げられるため、本選考において役立つ知識やノウハウを得ることも期待できますよ。
冬インターンに必要な4つの事前準備
冬のインターンに成功するために、自己分析やエントリーシート・Webテスト・面接の4つの事前準備が必要です。これらの対策をしっかり行い万全な状態で挑みましょう。
- 自己分析・業界・企業分析をする
- エントリーシートを書く
- WEBテストの対策をする
- 面接・グループディスカッション対策を行っておく
①自己分析・業界・企業研究をする
最初に、自己分析と業界・企業分析を徹底してください。自己分析を通じて、自分の長所・短所、価値観を把握しておき、自己PRで伝えたい強みや志望動機で伝えたい価値観を理解しておきましょう。
次に、志望する業界・企業研究を深めて魅力と課題を明確にします。自己分析と企業研究を徹底すれば、エントリーシートの作成や面接対策がよりスムーズになりますよ。
②エントリーシートを書く
書類選考突破の鍵は、採用担当者の注目を引くエントリーシートを作成することです。志望動機や自己PRなどを書く場合が多くありますが、どんな内容であってもできるだけ具体性を持たせることが重要。
また志望動機は、インターンの内容や企業理念、社風などから企業が求める人物像を把握した上で書くことで志望度の高さをアピールできますよ。
③WEBテストの対策をする
Webテストは、企業によって受験の必要性がない場合もありますが、実施される場合は必ず対策をしましょう。
テスト結果が基準点に満たなければ採用は難しいため、対策本や無料の模擬テストを利用して、テストの流れに慣れておき、本番への準備を整えましょう。
また、企業によって合格の基準点は異なるため、どの程度のレベルが求められているかの情報収集も重要となりますよ。
④面接・グループディスカッション対策を行っておく
面接対策では、想定される一般的な質問に対する回答は事前に準備しておきましょう。特に、志望動機や自己PRでは、エントリーシートに記載した内容との一貫性が求められます。
また、予測外の質問にも冷静に対応できるように準備し、身近な先輩やキャリアアドバイザーと練習を重ねておくとベスト。また、グループディスカッションの対策も並行して行っておくと安心でしょう。
冬インターンで内定獲得に近づくためのポイント
冬インターンで内定を勝ち取るためには、事前の目標設定と主体的な姿勢が必要不可欠です。以下の2つを意識して、冬のインターンを有意義に進めましょう。
- 事前に目標を立てておく
- 主体的に取り組んで志望度の高さをアピールする
①事前に目標を立てておく
冬インターンに参加する前には、具体的な目標を立てておきましょう。目標の例は以下のとおりです。
- グループワークでアイデアを最低3つ出す
- 社員の方に質問を必ずする
- グループワークの進行役に立候補する
具体的な目標を定めておき、それを達成するために行動すれば、積極的な姿勢をアピールできます。なんとなく漠然と参加するのではなく、明確な目標を持ち、その達成に向けて努力しましょう。
②主体的に取り組んで志望度の高さをアピールする
インターンでは、グループワークや個人ワークを通して、志望度の高さや適性、伸びしろがあるかなどを見られています。
ワークで高い評価を受けることももちろん高評価に繋がりますが、そこまでの過程も重要。主体的に取り組む姿勢を見せることで、好印象や高評価につながるでしょう。
最後まで主体性や熱意を持って取り組んでくださいね。
冬インターンに参加する際の2つの注意点
冬インターンに参加する際には、以下の2つの注意点をおさえておきましょう。
- 学業と両立させる
- 企業ごとにエントリー締切日を確認しておく
①学業と両立させる
冬インターンは、授業と両立できるように日程を調節する必要があります。面接時にいつ・どの程度の時間であれば参加できるかを伝えておきましょう。
企業側も学業専念を重視する傾向があり、調整をお願いすれば柔軟に対応してくれる場合も。計画的にスケジュールを立てて就活と学業を両立しましょう。
②企業ごとにエントリー締切日を確認しておく
インターンに応募する前に、応募予定企業のエントリー締切日の確認は必ずしておきましょう。締切日を守ることはもちろん、企業によってはエントリー順で選考を行う場合もあるため、余裕を持って早めに提出しておくのがベスト。
締め切りを忘れていて、出せなかった…という事態を避けるためにもカレンダーに記入しておくなど管理は徹底しましょう。
冬インターンを有効活用して内定獲得に繋げよう
冬インターンは内定獲得へ近づくための重要な機会です。業界・企業理解を深めつつ、自己分析を徹底し、エントリーシートや面接の対策も怠らず行いましょう。
また、冬インターンに参加する際には積極的に意欲を示し、志望度や成長力をアピールすることも重要。冬インターンで早期内定獲得を目指しましょう。