インターンシップは準備が必須!前日までにやるべきこと4つを紹介
近年、就活の早期化でインターンシップの参加を検討する人も多いですよね。インターンシップを成功させるには、事前準備が欠かせません。
この記事では、インターンシップの参加前にするべき準備を詳しく解説します。「いつから始めるべきか」「どのような準備が必要か」など詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
エントリーシートのお助けアイテム!
- 1ESをAIに丸投げ|LINEで完結
- 完全無料でESを簡単作成
- 2ESを添削|プロが無料添削
- キャリアアドバイザーが添削してくれる
- 3志望動機テンプレシート|簡単作成
- カンタンに志望動機が書ける!
- 4自己PR自動作成|テンプレ
- あなたの自己PRを代わりに作成
- 5企業・業界分析シート|徹底分析
- 企業比較や選考管理もできる
記事の監修者
人事担当役員 小林
1989年新潟県生まれ。大学在学中に人材系ベンチャー企業でインターンを経験し、ビジネスのやりがいに魅力を感じて大学を1年で中退。その後、同社で採用や人材マネジメントなどを経験し、2011年に株式会社C-mindの創業期に参画。訪問営業やコールセンター事業の責任者を務めたのち、2016年に人事部の立ち上げ、2018年にはリクルートスーツの無料レンタルサービスでもある「カリクル」の立ち上げにも携わる。現在は人事担当役員として、グループ全体の採用、人事評価制度の設計、人事戦略に従事している。
詳しく見るインターンシップ参加には事前準備が必要不可欠!

インターンシップ参加には、事前準備が必要不可欠。中でも、インターンシップにおけるグループディスカッションでは入念な準備をしましょう。
なぜなら、発言が的確であれば企業から好印象を受ける場合があるからです。またグループディスカッションでの積極的な発言は、自身をアピールすることにも繋がります。
しかし、そのためには入念な準備が欠かせません。企業が求める人材や価値観に合わせて、自身をアピールできるようにしましょう。
インターンシップ参加前にすべき準備4つ
インターンシップに参加する際には、企業研究や自己紹介の作成、ビジネスマナー、持ち物の確認など事前の準備が大切です。
そこで、ここではインターンシップ参加前にすべき4つの準備を詳しく解説します。
- 企業研究
- 自己紹介を作る
- ビジネスマナー
- 持ち物
準備の中でも、企業研究の深さがそのまま参加中の発言や質問の質に表れます。「競合との違い」や「最近のIR情報にどういう狙いがあるか」まで調べてきた学生は、やはり一目置かれますよ。
また、自己紹介は定型文ではなく、企業や職種に合わせて言い回しを調整しましょう。私たちも「この学生はちゃんと準備しているな」と感じるのは、本人の言葉で話せているときです。
インターンシップ準備①企業研究方法3つ
インターンシップ参加前にするべき準備の1つ目は、企業研究です。ここでは、インターンシップを成功させるための企業研究のポイントを3つに絞って詳しく解説します。
- 企業HPやニュースに目を通しておく
- 例年のインターンシップ内容を把握する
- 企業の場所(インターン実施場所)・交通機関を調べておく
①企業HPやニュースに目を通しておく
インターンシップ準備における企業研究方法の1つ目は、企業HPやニュースに目を通しておくことです。事業内容・経営方針・業界知識などを把握できますし、インターンシップ当日には積極的に発言しやすくなりますよ。
具体的には、まず企業の事業内容や経営方針の理解が必要です。また、業界知識も必要です。関連する時事問題がグループディスカッションのお題になることがあるため、最新の情報を把握しておくと役立つでしょう。
企業HPを見る際には、「中期経営計画」や「社長メッセージ」などにも目を通しておくといいですね。書かれている将来の展望や課題認識は、話題や志望動機に直結することが多いです。
また、企業に関するニュースをチェックする際は、「企業名+決算」「企業名+業界動向」といったワードで検索してみるのもおすすめです。
② 例年のインターンシップ内容を把握する
2つ目は、例年のインターンシップのプログラム内容を把握すること。インターンシップは、企業ごとに異なるプログラムが用意されているため、事前に内容を理解して準備しておくことが重要です。
そうすることで当日は慌てずに行動でき、採用担当者に良い印象を与えられますよ。例年のインターンシッププログラムは、公式サイトで確認したり、以前参加した先輩の経験を聞くなどして把握しましょう。
インターンシップのプログラム内容を事前に把握しているかは、当日の姿勢や発言に如実に表れます。内容を把握している学生は積極的に動ける印象を受けますよ。
過去の参加者の体験談を読む際には、「企業が何を重視しているか」「自分はどこで力を発揮できそうか」といった視点で読み取ると、準備の質がぐっと上がりますよ。
③企業の場所(インターン実施場所)・交通機関を調べておく
3つ目は、企業の場所(インターン実施場所)と交通機関を調べておくことです。
インターンシップ当日にいきなり遅刻をしてしまうことは、絶対に避けたいですよね。社会人としての礼儀として、インターンシップ初日は開始時刻の15分前までに到着することがマナーです。
交通機関や所要時間も確認し、自宅から会場までの移動をシミュレーションしておくと、当日はスムーズな行動ができますよ。
ただし、企業の場所とインターン実施場所が異なる場合があるので注意が必要です。
会場の場所や経路を事前に調べるのはもちろん大切ですが、他にも企業の受付フロアや入館手続きの有無まで確認しておくと、より安心です。
また、現地に到着した際に「近くに時間調整できるカフェがあるか」「最寄り駅の混雑状況はどうか」といった周辺環境のチェックも役に立ちますよ。
インターンシップ準備②自己紹介を作ろう
インターンシップ参加前にするべき準備の2つ目は、自己紹介を作ることです。自己紹介は、インターンシップに参加する上で、頻繁に求められます。
そのため、事前に用意しておくと、言葉に詰まることなく自分をアピールできますよ。具体的には、名前・あだ名・大学名・アルバイト・部活やサークル・趣味などを取り入れたオリジナルの自己紹介をしましょう。
インターンシップ初日から好印象を与えるためにも、自己紹介を事前に作成してくださいね。
自己紹介は、第一印象を大きく左右する大切なパートです。形式的な情報だけで終わるのではなく、自分らしさがにじむ一言があると印象に残りやすいですね。
私たちも初対面の学生の自己紹介から、その人の「雰囲気」や「会話力」をつかんでいます。初日の緊張を和らげるためにも、1回声に出してシミュレーションしておくと安心でしょう。
インターンシップ準備③前日に把握すべきビジネスマナー4つ
インターンシップ参加前にするべき準備の3つ目は、ビジネスマナーを把握することです。ここでは、挨拶・身だしなみ・言葉使い・報連相の4つの基本ポイントについて詳しく解説します。
- 挨拶
- 身だしなみ
- 言葉遣い
- 報連相
①挨拶
ビジネスマナーの1つ目は、挨拶です。挨拶は社会人としての基本マナーであり、インターンシップにおいても非常に重要。
挨拶ができない学生に好印象を抱く企業は少ないでしょう。最低限、基本的な挨拶は覚えておくべきです。ただし、単なる決まり文句を言うだけでなく、大きな声でハッキリとした挨拶をすることが大切ですよ。
相手に自分の存在をしっかりとアピールするためにも、挨拶は必ず行ってください。覚えた決まり文句を使いつつ、明るい声で自信を持って挨拶をしてくださいね。
挨拶は単なる礼儀ではなく、「その人の人柄や空気の読み方」がにじみ出る瞬間です。表情が固いまま棒読みで言われると、逆に印象が悪くなることもあります。
私たちも、挨拶の「声のトーン」「目線」「タイミング」に自然さがあるかを無意識に見ています。自分なりに自然で明るい挨拶ができる状態を作っておくと安心ですね。
②身だしなみ
ビジネスマナーの2つ目は、身だしなみです。 身だしなみは、その人の第一印象を大きく左右する重要なポイント。
清潔感がない服装や汚れ、シワがある服を着ていると、担当者から不潔やだらしないという印象を受け、評価が下がってしまう場合があります。
また服装だけでなく、爪の長さや髭の状態にも気をつけましょう。服装や爪の長さ、髭などに気を配り、不潔やだらしない印象を企業に与えることを避けてくださいね。
身だしなみは「清潔感があるかどうか」を判断する材料として、最初の数秒で見られています。特に爪や髭、靴の状態など細部にこそ、その人らしさが表れると感じます。
また、服装の選び方については「TPOをわきまえているか」も見ています。スーツの着こなしが崩れていたり、アクセサリーが目立ったりすると、それだけで評価が下がるケースもあります。
③言葉遣い
ビジネスマナーの3つ目は、言葉遣いです。挨拶がしっかりできていても、言葉選びが間違っていると悪い印象になりかねません。特に尊敬語と謙譲語の使い分けられない学生が多いため、注意して下さい。
尊敬語は相手を尊重するための言葉であり、謙譲語は自分が謙遜する際に使います。身内に対して敬語を使うことや、目上の人に謙譲語を使うなどの行為は避けましょう。
インターンシップでは、社会人としてのビジネスマナーが求められるため、正確な言葉遣いをすることが大切です。
言葉遣いの習熟度は、思っている以上にその人の印象に影響します。特に「謙譲語と尊敬語の誤用」は、日常会話ではあまり指摘されない分、企業側では目立ちやすいポイントなんです。
私たちも語尾や助詞の違和感から「この人はマナーが未成熟かも」と感じることがあります。事前に敬語について学び練習しておくと、本番でも自然な話し方になるでしょう。
④報連相
ビジネスマナーの4つ目は、報連相です。「報告」「連絡」「相談」の頭文字を取った「報連相」は、ビジネスにおけるコミュニケーションの基本を表す言葉です。
「報告」は進捗や成果を適切に伝え、「連絡」は情報の共有やコミュニケーションを円滑に行い、「相談」は問題や課題についてチームで協力し解決策を見つけるのに効果的ですよ。
これらの「報連相」を徹底することで、何らかのトラブルが起こった場合でも、スムーズに対応ができますよ。インターンシップ成功のためにも、「報連相」を心掛けましょう。
報連相ができるかどうかで、インターン中の評価が大きく変わることもあります。「報告」を怠ると、企業側は進捗が見えずに不安を感じますし、ミスが発覚した際の信頼にも影響します。
また、相談は一見ネガティブな行動と思われがちですが、早い段階で問題を共有してもらえると、私たちも対処しやすく、結果的に成長スピードが上がるケースが多いんです。
インターンシップ準備④持ち物
インターンシップ参加前にするべき準備の4つ目は、持ち物を確認することです。インターンシップには、必要な持ち物を事前に用意し、万全の態勢で臨むことが重要です。
当日の忘れ物を防ぐために、インターンシップ前日までに必要な持ち物をしっかりと準備しましょう。以下のアイテムを確認しておくことで、安心して業務に取り組むことができます。
- 受付表
- 学生証
- スマートフォン
- 筆記用具
- ノート
- クリアファイル
- 腕時計
- スケジュール帳
- ビジネスマナー書
- 印鑑
- 現金
また、場合によっては上記以外にも必要な持ち物があるかもしれないので、臨機応変に対応しましょう。持ち物の確認と柔軟な対応が、インターンシップ成功に繋がりますよ。
持ち物の準備で特に気をつけてほしいのは、「企業によって求められるものが違う」という点です。たとえば、PCの持参を求める企業もあれば、資料はすべて現地配布というケースもあります。
また、私たちもインターン当日にトラブルに遭遇することがあるので持ち物リストを前日に一度読み上げて、ひとつずつカバンに入れるくらいの慎重さがあると安心ですね。
インターン参加には目標を明確にしよう
インターンシップ参加前には、明確な目標を設定することが重要です。目標を持たないままの参加は、成果が得にくく、時間の無駄に繋がる可能性があります。
目標を持つことで、参加の意義が明確になり、成長の方向性も分かりやすくなります。目標の具体例として、企業・業界への理解を深めることや本選考を有利に進めるため、自分の適性を知ることなどが挙げられます。
自らの成長や選考に有利に進むために、インターンシップには明確な目標を持って参加しましょう。
インターンシップ準備に関するよくある質問
ここまで、インターンシップ準備に関するさまざまなポイントを紹介してきましたが、解決しきれない細かな疑問や不安がある方もいるでしょう。
そこで、ここではインターンシップ準備に関するよくある質問を3つ紹介します。
- いつからインターンシップに参加するべきでしょうか
- 参加前にどのような心得で参加したら良いでしょうか
Q1. いつからインターンシップに参加するべきでしょうか
インターンシップに参加する最適なタイミングは、大学3年生の夏です。特にインターンシップの募集が多い8月・2月の中でも、8月の時期が最適なタイミングと言えるでしょう。
理由として、就職活動が本格化する前の時期のインターンシップは、自分の適性や興味を見つける良い機会となるからです。
インターンシップの経験は就活において大いに役立つため、余裕を持って挑戦できる大学3年生の夏がベストな選択肢と言えるでしょう。
Q2. 参加前にどのような心得で参加したら良いでしょうか
インターンシップに参加する前に心得ておくべきことは、ビジネスマナーと目標の明確化です。基本的なビジネスマナーを守ることは、企業に好印象を与えることに繋がります。
特に敬語や報連相などは基本中の基本であり、徹底することが大切です。また、参加の目的をはっきりさせ、その目標を達成するために積極的に行動することは、インターンシップの成功に繋がりますよ。
インターンシップに参加する前に、基本的なビジネスマナーを理解し、目標を明確化しておきましょう。
インターンシップには準備万全で臨もう
インターンシップに参加する際は、十分な事前準備が不可欠。準備を怠ると、成長の機会を逃すだけでなく、相手に悪い印象を与える可能性があるからです。
特に企業研究や自己紹介の作成には時間がかかるため、参加が決まったらインターンシップの成功に向けて、迅速に準備を始めてくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。