【例文付き】自己PRで相手の立場に立って考える力をアピールするには?言い換えも紹介
自己PRを作成する際に、「相手の立場に立って考える力」のアピールは、多くの職種で非常に有効です。
ビジネスシーンで重要視されるコミュニケーション能力や問題解決力と深く関連しており、採用担当者に好印象を与えるでしょう。
しかし、相手の立場に立って考える力をアピールする自己PRの書き方を知らない人がほとんどです。
本記事では、「相手の立場に立って考える力」を自己PRで効果的にアピールする方法について、例文や言い換え表現を交えながら詳しく解説します。
具体的な構成例やエピソードの使い方も紹介しているので、説得力のある自己PRを作成しまょう。
記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
紙谷
新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。
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人事 鈴木
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記事の監修者
紙谷
新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。
「相手の立場に立って考える力」は自己PRに効果的?
「相手の立場に立って考える力」は、多くの職場で高く評価されるスキルです。
他者とのコミュニケーションやチームでの業務において、円滑な協力関係を築くために欠かせない能力といえるでしょう。
ここでは、「相手の立場に立って考える力」が自己PRにおいてどうに役立つのかを詳しく見ていきます。
①「相手の立場に立って考える力」は高く評価される
「相手の立場に立って考える力」は、採用担当者や面接官から非常に高く評価されるスキルの一つです。
なぜなら、仕事の場面で多様な立場の人々と協力し、円滑にコミュニケーションを取れるからです。
ここからは、「相手の立場に立って考える力」が高く評価される理由を解説していきますよ。
1.顧客のニーズを的確に把握することができるから
「相手の立場に立って考える力」を持っている人は、お客様の悩みを理解するのが早いと判断され、企業から必要とされる能力です。
なぜなら、お客様の悩みを理解できれば、必要としている商品を把握し、満足度の高い接客ができるからです。
たとえば、乾燥肌に悩んでいる人に、肌荒れ防止の美容品を勧めても嬉しい気持ちにはならないでしょう。「相手の立場に立って考える力」は、お客様のニーズを的確に把握できるスキルといえます。
接客以外の職業でも、たいていは顧客やクライアントが存在します。相手の気持ちに立って考えられるかどうかは、働くにあたってほぼ必須と言えるでしょう。
2.コミュニケーションが円滑だから
「相手の立場に立って考える力」は、社内外問わず、コミュニケーションを円滑に進める力とも直結します。
普段通り話していても、相手が何を伝えたいのかを瞬時に理解し、会話がスムーズに進むからです。
相手の立場を理解できない人は、失礼な言い回しをしたり会話が的を射ていなかったり、変なコミュニケーションを取ってしまいます。
何気ない会話でも、相手にストレスを与えずに進められると気に入られるでしょう。
どんな職種でも、誰ともかかわらずに仕事をするのは不可能です。逆に言えば、相手の気持ちを理解して対応ができる人は、どの企業でも重宝されると言えますよ。
3.異なる意見や立場にも柔軟に対応できるから
「相手の立場に立って考える力」は、異なる立場や意見を柔軟に受け入れ、適切な対応ができると判断されます。
人が集まるとさまざまな意見が飛び交い、会議が長引いてしまうのもよくありますよ。
そのため、企業は複数人をまとめられる人材を求めているのです。
②「相手の立場に立って考える力」が必要な主な職種
「相手の立場に立って考える力」が特に必要とされる職種があります。
下記の職種では、顧客や同僚、上司と適切にコミュニケーションを取り、業務を円滑に進める能力が求められます。
1.営業職
営業職では、顧客のニーズや課題を的確に理解し、それに応じた提案が求められます。
ニーズを理解しなければ、顧客や取引先との交渉は成立しないでしょう。
また、相手の立場に立って考える力があると、顧客との信頼関係を築きやすいのが魅力です。
営業職は、相手のニーズを理解して商品や企画を提案する必要があるので、「相手の立場に立って考える力」は必須といえます。
営業職は初対面の相手と喋りながら、臨機応変に相手の反応をくみ取る力が必要です。相手の立場に立って考えられる人の中でも、柔軟に動ける人が向いていますね。
2.接客・販売職
接客や販売では、顧客の要求や期待を察知し対応を取りましょう。
お客様の多くは、自分の悩みを解決するために買い物をしているため、顧客が求めているものを理解し、すぐに商品を提案するスキルが求められます。
サービスの質を高め、リピーターを増やすためにも「相手の立場に立って考える力」は必須です。
3.事務職
事務職でも、上司や他部署との連携を円滑にするために、相手の立場に立って考える力が必要です。
コミュニケーションを取っている段階で業務の優先順位を理解し、相手のニーズに応える形で効率的に仕事を進められます。
会社の仕事をうまく処理するためにも、事務職にも「相手の立場に立って考える力」は必須スキルといえるでしょう。
4.マーケティング職
マーケティングでは、ターゲットとなる顧客や市場のニーズを把握し、戦略を立てるスキルが求められます。
「相手の立場に立って考える力」があれば、効果的なマーケティング施策を展開しやすくなるでしょう。
マーケティング職でも「相手の立場に立って考える力」は必須といえるでしょう。
マーケティング職では、特定の個人というより、同じジャンルに属する集団の幅広いニーズを把握する必要があります。
相手の立場に立って考えられる人の中でも、さらに大勢の人のことを俯瞰的・客観的に見る力がある人に向いている職業と言えますね。
【3ステップ】「相手の立場に立って考える」の自己PRのおすすめ構成
自己PRで「相手の立場に立って考える力」をアピールする際は、次の3つのステップで構成すると、分かりやすく説得力のある内容になるでしょう。
①冒頭で自分の強みを結論から述べる
まず、自己PRの冒頭で、自分が持っている「相手の立場に立って考える力」の強みを結論から述べましょう。
最初に強みを明確に伝えれば、自分がどんな人かを面接官や採用担当者に印象を残しやすくなるでしょう。
冒頭で自分の強みを伝えられないと、何を言いたいのかがはっきりしない自己PRになってしまいます。
②具体的なエピソードを盛り込んで説得力をもたせる
次に、「相手の立場に立って考える力」の強みが発揮された具体的なエピソードを盛り込みましょう。
具体的な事例を提示できれば、あなたの強みが単なる抽象的なものではなく、実際に活かされているのが伝えられます。
冒頭の後にエピソードを盛り込めば、説得力が上がるため、小さな話でも良いので取り入れましょう。
「相手の立場に立って考えられる力」は、一見「あって当たり前の力では?」と思われることも少なくありません。
そこで、具体的な成果や客観的な評価に繋がった経験など、インパクトのあるエピソードを盛り込むことが重要です。
③入社後に強みを活かしてどう活躍できるかで締める
最後に、入社後に自分の強みをどうに活かしていけるかについて言及し、自己PRを締めくくりましょう。
具体的な目標や意気込みを示せれば、採用担当者に前向きな印象を与えます。
また、入社後に活躍をしているイメージが採用担当者に伝わりやすくなるため、必ずどう活躍できるかを盛り込みましょう。
「相手の立場に立って考える力」を効果的に伝えるためのポイント
自己PRで「相手の立場に立って考える力」を効果的に伝えるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。
以下のポイントを意識すれば、より説得力のある自己PRを作成できます。
①応募先企業の欲しい人物像にマッチしているか確認する
まず、応募先企業がどんな人物を求めているかを把握し、企業が求める人物像に自分の「相手の立場に立って考える力」が合致している内容をアピールしましょう。
しかし、企業によって求められるスキルは異なるため、事前のリサーチが求められます。
企業説明会やインターンシップなどを通して、応募先企業を知っておきましょう。
同じ「相手の立場に立って考えられる力」でも、一個人の気持ちを深くまで考えて共感できる力や、不特定多数の「誰か」の気持ちを察する力など、種類は多岐に渡ります。
志望企業ではどの力が求められているのかを調べつつ、その企業が本当に自分にマッチしているのかも考えてみてくださいね。
②周りに配慮した上で強みを発揮していることを伝える
「相手の立場に立って考える力」は、単に相手に合わせるだけではなく、周りに配慮しつつ自分の目標を達成する能力とも関連しています。
たとえば、携帯を必ずマナーモードにしたり机の上を綺麗にしたりと、さまざまな要因があります。
そのため、相手に配慮しながらも、業務において集中力を発揮して成果を出している仕事に対する姿勢をアピールしましょう。
③他の強みと掛け合わせ自分なりの言葉に言い換える
「相手の立場に立って考える力」に限らず、自己PRで複数の強みを組み合わせると、より多面的なアピールができます。
また、独自の言葉で自己PRを作成すれば、他の志願者たちと差別化を図れます。
他のスキルと組み合わせて「相手の立場に立って考える力」を自分なりの表現に言い換えてみましょう。
「相手の立場に立って考えられる」だけでは、その先の成果に繋がらないことも。考えた後の行動力や対応力、判断力など、別の力も一緒に主張してみてくださいね。
「相手の立場に立って考える力」の言い換え具体例
「相手の立場に立って考える力」を表現する際、状況や文脈に応じて、別の言い方をするのも効果的です。
ここでは、「相手の立場に立って考える力」から言い換え例を紹介します。
①人の気持ちを汲み取ることができる
「相手の立場に立って考える力」は、他者の感情や意図を敏感に感じ取る力として表現できます。
たとえば、顧客のニーズを理解して直接商品を提案する場では、どんな商品を求めているかを理解する必要があります。
そのため、エピソードに合わせて「人の気持ちを汲み取ることができる」の言い換えは効果的でしょう。
②相手の話を聞き理解することが得意
相手の意見や考えをしっかりと聞き、理解する姿勢は非常に大切な能力です。
「相手の話を聞き理解することが得意」と言い換えをすれば、相手の意図を尊重しながら、自分の役割を果たす姿勢をアピールできます。
リーダーシップがあるのも同時にアピールできるので、自己PRとして効果的な言い換えといえるでしょう。
仕事はチームで行うことも多いため、相手の話を理解する力は、コミュニケーションの1つとして必須です。伝え方を工夫しつつ、強くアピールしていきましょう。
③自分の考えや意見を押し付けない
他者の意見や立場を尊重しながら、柔軟に対応できる姿勢を強調すれば、チームワークや協調性をアピールできます。
就職した後は、自分の考えや意見を押し付けるような会議はできません。
そのため、他の意見をまとめて会議を円滑に進められる自己PRを作成するとよいでしょう。
【テーマ別】「相手の立場に立って考える力」の自己PRの例文8選
具体的に「相手の立場に立って考える力」をアピールするための自己PR例文をテーマ別に紹介します。アルバイトや部活動、学業など、自分の経験に合った例文を参考にしてみましょう。
また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、これらの例文を本気で添削!コツやNGポイントが分からない人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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①アルバイトをテーマにする場合
まず、アルバイトをテーマとし「相手の立場に立って考える力」をアピールする場合の自己PRの例文を紹介していきます。
アルバイトで得た経験を元にエピソードを交えて自己PRを作成しましょう。
例文1:お客様のニーズに合うサービスを提供した
アルバイトの経験を例にする場合は、特に意識していた仕事内容をエピソードとして話すと説得力があがります。
仕事内容に関しては、企業が求めている人物像に合う内容を取り入れると効果的ですよ。
【結論】私は |
添削コメント|「相手の立場に立って考える」のみではなく、その上で何ができるのかまで述べることで差をつけられます。結論部分では特に抽象的な表現を避け、書き出しから惹きつけられる文章を意識しましょう。 |
【エピソード】私が働いていた電気量販店では、お客様一人ひとりのニーズに応じたサービスを提供することが求められました。私は日々、お客様の声に耳を傾け、 |
添削コメント|エピソード部分では、単なる状況説明ではなく、行動や意識を具体的に述べましょう。ここでは「努力していました」よりも、「心がけていました」の方が主体的で行動に裏付けが感じられます。 |
【エピソード詳細】例えば、ある日、お客様から商品の使い方について詳しい説明を求められたことがありました。その際、私はできるだけ |
添削コメント|自分がどんな行動を取れる人物なのかを伝えるため、できるだけ「意識した」「努めた」の内容を具体的に言い換えています。行動力があることや、問題解決のためにどんな対処ができる人間なのかをアピールしました。 |
【成果】このような対応を続けることで、 |
添削コメント|「お客様からの感謝の言葉が増えた」「リピーターになったお客様もいたと聞いた」といった表現は、成果があったことは伝わりますが、少し曖昧で説得力に欠けます。ここではリピート率や1日あたりの接客件数などを提示することで、客観的な成果が出たことを強調しています。 |
【入社後】入社後は、この力を活かし、お客様やチームメンバーのニーズを正確に把握し、それに応じた行動を取ることで貢献したいです。相手の視点に立ちながら柔軟に動くことで、 |
添削コメント|入社後のビジョンでは、「貢献したい」だけでなく、「顧客満足度の向上」など、具体的な成果イメージを示すと説得力が増しますよ。読んだ側が「どのように貢献するのか」をイメージできる内容が理想です。 |
【NGポイント】自己PR全体が抽象的で、特にエピソード中の行動や成果がぼんやりとしていました。「相手の立場に立つ」力の具体性や、その力を使って何を実現したのかが曖昧で、他の応募者との差別化が難しい内容でした。
【添削内容】結論では、「相手の立場に立つ力」をどう活用できるかアピールする文章を追記しました。また、エピソード部分では採用担当者が想像しやすいよう具体的な行動を追記。成果部分にも具体的な数字を追加し、説得力を高めました。
【どう変わった?】添削後は、志望者の行動や成果が具体的になり、読んだ側に強みの内容が伝わりやすくなりました。特に成果部分でリピート率や接客件数を提示することで、客観的な評価が得られる内容に改善しました。
・自分が取った行動を具体的に書く ・成果に数字を入れることで印象的にする ・抽象的な表現をなるべく減らす |
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例文2:周りの気遣いをしながら業務をこなした
周りの気遣いをしながら業務をこなしたアピールは、自己PRとしても魅力的です。
下記例文にあるような、顧客に対してストレスを与えない工夫をしていると、企業はより魅力的に感じるでしょう。
【結論】私は相手の立場を考えながらチーム全体が成果を出せるよう行動することが得意です。この力はアルバイトで |
添削コメント|結論部分では、単なる「気を使った」という抽象的な表現を避け、「業務効率の向上」という具体的な成果に触れることで、スキルの実用性を強調しています。 |
【エピソード】アルバイト先では、多くのスタッフと協力しながら仕事を進める必要がありました。私は、 |
添削コメント|エピソード部分では、「意識しました」といった曖昧な表現を避けて行動を具体的に述べることで、就活生自身の姿勢を明確に伝えています。また、「働きやすい環境を作る」から「業務効率を高める」にフォーカスを移し、実用性を示しました。 |
【エピソード詳細】例えば、ピーク時には他のスタッフ |
添削コメント|具体的な行動を挙げることで自分がどのように状況を把握し、動いていたかを伝えています。また、「他のスタッフが困っている様子を見て~」ではなく、「動きや作業量を確認し不足を補う」とすることで、主体性もアピールしました。 |
【成果】その結果、スタッフ同士の連携が強まり、 |
添削コメント|成果は主観的に「~~と感じた」と伝えるだけではやや説得力に乏しくなります。そこで、具体的な数値を取り入れることで、就活生の主観のみではないことを裏付け、説得力を高めています。 |
【入社後】入社後は、この経験で身につけた相手の立場を考える力を活かし、チームメンバーとの協力を大切にしながら、目標達成に向けて貢献していきたいです。特に、周囲の状況を適切に把握し、目標達成に向けた効率的な行動を提案・実行することで、貴社の発展に貢献したいと考えています。 |
添削コメント|「貢献していきたい」だけではイマイチ意欲が伝わりにくいです。そのため、ここでは「効率的な行動の提案・実行」といった具体的なアクションを加えています。 |
【NGポイント】自己PR全体に具体性が不足しており、「相手の立場を考える力」がどのように発揮されたかが曖昧でした。特に、成果部分では「業務効率が上がった」という表現にとどまり、数値や具体的な事例が不足していました。
【添削内容】まずエピソード部分で当時の状況を具体的に説明し、「強みを使って何ができるのか」が印象に残るよう工夫しています。また、入社後のビジョンには「効率的な行動の提案・実行」を加え、具体性を持たせました。
【どう変わった?】「相手の立場を考える力」がどのように活かされ、どんな具体的な成果を生んだかが明確になりました。特に成果部分では数値を用いることで信頼性と説得力が向上しています。また、企業が学生を採用後どのように活躍するかをイメージしやすい内容になりました。
・結論やエピソードの前提は短くまとめる ・強みをどのように活かしたかを伝える ・抽象的な表現をなるべく減らす |
②サークル活動をテーマにする場合
サークル活動をテーマとする場合、人をまとめ上げる力をアピールできると効果的です。
ここからは、サークル活動をテーマとする自己PRの書き方を例文付きで解説していきます。
例文1:リーダーシップを発揮した
サークル活動でリーダーを務めたエピソードは、就職後に活かせるスキルが詰まっているため、魅力的な自己PRができます。
【結論】私 |
添削コメント|「相手の立場に立って考える」をさらに具体的に表現して、書き出しから活躍イメージができるように修正しています。 |
【エピソード】大学で所属していたライブイベントを企画するサークル活動では、企画チームのリーダーとして、メンバー全員が意見を出しやすい環境を整えました。 |
添削コメント|「意見を聞きながら計画を進める」という表現でも行動は伝わりますが、「意見を出しやすい環境を整え、方向性を調整した」といった自ら行動した内容を詳細に書くことでリーダーとしての主体性を強調しました。 |
【エピソード詳細】イベント準備中、あるメンバーが作業に悩んでいる様子だったため、 |
添削コメント|困っているメンバーに対して「問題を共有した」という解決策は具体的でなく、何をしたのかが曖昧でした。そこで、「問題の抽出→解決策の提示」とプロセスを明示することで、何をして解決まで持って行ったのかを分かりやすくまとめています。 また、メンバー間で意見が分かれた際の行動として「それぞれの意見を尊重する」だけでは具体的にどう解決したのかが分かりにくいです。「双方の可視化して話し合いを主導」とすることで、リーダーとしてサークル内の潤滑剤になっていたことを示しました。 |
【成果】その結果、 |
添削コメント|数字に置き換えられる部分はしっかりと数字に置き換えて、より就活生が適切な行動を取れた上での成果であることを印象づけています。また、「連携と成果を最大化できることを学んだ」と学びを具体化し、ビジネスの場でも活かせると思ってもらえる内容にしました。 |
【入社後】入社後は、この経験を活かし、 |
添削コメント|ただ「チームの連携を強化する」では、入社後どのように行動するかはイメージしづらいです。そのため、「メンバーの意見を丁寧にくみ取り、状況に応じた最適な役割分担を提案する」という具体的な行動を示しました。 |
【NGポイント】表現がありきたりな部分が多く、あまり他の就活生との差を付けられない自己PRになっていました。また、入社後にどのように強みを活かせるのかが見えづらいのが課題でした。
【添削内容】表現を工夫して、より「ビジネスの場でも再現できそうだ」と期待できる文章を追記しました。また、リーダーという立場を理解し主体的に動ける人物であることをアピールできるよう修正しています。
【どう変わった?】添削後は、「相手の立場に立つ力」が具体的な行動や成果に結びついており、リーダーの素質があることも明確に伝わるようになりました。採用後の役割を企業がイメージしやすくなり、魅力的な自己PRに仕上がっています。
・表現を工夫して差別化する ・強みをもとに入社後どう活躍できるのかを示す ・自分が持つ他の強みも同時にアピールする |
例文2:楽しい活動ができるように相手の立場になって考えた
相手の立場になって楽しい活動ができることは、リーダーシップだけではなく、部員が求めている内容について理解する力のアピールにもなります。
「自分がとった行動がどうなったか」まで書けると、より魅力的な自己PRとなるでしょう。
【結論】 |
添削コメント|結論部分は、「私の強みは~」から始め、文末は言い切りで締めましょう。「~と思います」を入れてしまうと、「自信が無いのかな」「本当に強みなのかな」と思われてしまいます。 |
【エピソード】私が所属していたサークルでは、100人規模の参加者が集まる大きなイベントを成功させるために、メンバー全員が協力して準備を進める必要がありました。私はリーダーとして、 |
添削コメント|イベントの規模を具体的に示すことで、自身の責任の重さを明確にしています。また、行動に関してもただ「工夫しました」と伝えるのではなく、「誰もが無理なく取り組める体制を整えることに注力」と具体性を強調し、よりフォーマルな表現にしています。 |
【エピソード詳細】例えば、タスクが多くなりそうな場面では、 |
添削コメント|「スケジュールを調整」「タスクを分配」といった単直な行動だけでなく、タスクの負担状況や各メンバーの得意分野といった具体的な観察ポイントを加えることで、取り組みの詳細と就活生自身の洞察力が伝わります。 |
【成果】その結果、イベントは無事成功し、参加者満足度アンケートで90%以上の高評価を得ました。実際にメンバーからは「負担が分散されて動きやすかった」という声をもらい |
添削コメント|イベント成功の指標として「満足度アンケートの高評価」を加え、定量的な裏付けを示しています。また、「士気向上」といったチームの変化にも触れることで、リーダーとしての影響力を強調しています。 |
【入社後】入社後は、この経験を活かして、 |
添削コメント|入社後に向けてのアピールがあっさり終わってしまうと意欲が伝わりづらいと思われてしまうことも。できるだけ詳細に書き、「活躍したい!」が伝わる表現を追記しています。 |
【NGポイント】結論部分では「~と思います」という曖昧な表現により、自信の欠如が感じられました。また、エピソードや成果が簡潔にまとめられすぎていて、責任感や行動の結果が十分に伝わりきっていませんね。
【添削内容】結論部分を断言口調に変更したほか、自分がリーダーとして行動する際、強みを活かしてどんなことに着目し、行動していたのかを追記しました。成果の部分では数値を追加し、就活生の強みを客観的にも評価できるようにしました。
【どう変わった?】エピソードの説明を省略せず具体的に書くことで、印象に残る自己PRになりました。また、入社後のビジョンに具体性を加えたことで、企業に採用後の貢献イメージを鮮明に伝える内容となり、全体的な説得力が向上しました。
・結論で「○○が強みだ」と言い切る ・行動説明は省略しすぎない ・入社後のビジョンや目標は明確に |
③部活動をテーマにする場合
部活動でのエピソードは、チームをまとめたり裏方業務をこなしたりと、魅力的な内容が詰まっています。
ここからは、部活動をテーマとし「相手の立場に立って考える力」をアピールする自己PRの例文を紹介しますよ。
例文1:チームメイトの気持ちを汲み取りアドバイスをした
部活動でチームメイトの気持ちを汲み取ったアドバイスをしたエピソードは、入社後に後輩ができた際に魅力的に映る内容です。
入社後にもある程度、社員と仲良くでき、後輩ができた際にも様子を見ながら業務をこなせるアピールになっています。
【結論】私は |
添削コメント|もとの文章では強みを簡潔な一言で述べていましたが、より目を引くために表現を一新しています。ここでは、以降に続くエピソードに繋がるような表現に言い換えました。 |
【エピソード】私は部活動で、チームメイトや後輩と一緒に練習や試合に取り組む中で、メンバーそれぞれの気持ちや状況 |
添削コメント|「メンバーそれぞれの気持ちや状況を考えることを意識して行動」という冗長な表現を、「配慮しながら行動」と簡潔にまとめました。この後のより具体的な行動に注目させるため、エピソードに対する期待感を高める言葉選びを意識するのがおすすめです。 |
【エピソード詳細】例えば、練習中にチームメイトがミスをして落ち込んでいる様子を見て、声をかけて |
添削コメント|「気持ちを切り替えるサポート」や「具体例を使った指導」という曖昧な表現を、「試合の成功体験を引き合いに出す」「練習の意図を説明する」といった具体的な行動に置き換えました。これにより、「相手の視点に立つ」強みに加え、気配りや実行力などの強みも強調できます。 |
【成果】その結果、チーム全体の雰囲気が良くなり、練習効率も |
添削コメント|「~と感じた」では「あくまで学生自身の主観であって、実際に効率が向上したのか分からない」と思われてしまうため、なるべく言い切る形にしましょう。 |
【入社後】入社後は、この経験を活かし、周囲の状況を的確に把握しながら、メンバーが力を発揮しやすい環境を構築します。また、チーム全体の連携を強化し、目標達成に向けた実行力を高めることで、貴社の成長に貢献したいと考えています。 |
添削コメント|結論やエピソードから分かる就活生自身の強みを、企業という異なる環境でも活かせることがしっかりと伝わる締めくくりになっていますね! |
【NGポイント】結論では簡潔に強みを述べていましたが、表現が平易で目を引くインパクトに欠けていました。また、エピソード部分では行動の具体性が不足し、「意識して行動」「サポートした」など抽象的な表現が目立ちました。
【添削内容】書き出しから工夫し、同じ強みを持つ就活生とも差別化できる文章にしています。また、相手の立場に立った結果どんな行動を取ったのかを詳細に書きました。
【どう変わった?】結論での表現が印象的になり、読み手に強みを強くアピールできる内容に改善されました。また成果には具体的な結果を盛り込み、「実際にどのような効果を生んだか」を示したことで、貢献度や影響力が伝わりやすくなりました。
・一文が長くなりすぎないように注意する ・強みの表現を工夫し、目を引く書き出しに ・エピソード中の行動は具体的に示す |
例文2:部員の気持ちを考えて行動した
部活動の気持ちを考えて行動したエピソードは、「相手の立場に立って考える力」が伝わる内容です。
主体性も同時に伝わるよう、自分がどんな行動をとったのか具体的に説明するのがコツですよ。
【結論】 |
添削コメント|「誰かの立場に立って考えられます」という表現は平易で具体性に欠けます。強みの具体的な結果(周囲の力を引き出す環境作り)を追加することで、読み手の関心を引きやすくしました。 |
【エピソード】部活動では、選手たちが練習や試合に集中できるよう、私はマネージャーとして |
添削コメント|「サポート役に徹しました」という表現は曖昧なため、「環境を整える」「チーム全体のパフォーマンス向上」など、明確な目標を示しました。また、観察や行動内容を具体的に述べることで、主体性も持っているという側面が伝わるようにしています。 |
【エピソード詳細】例えば、選手が練習中に |
添削コメント|どのように「体調が悪そうだ」と判断したのかが分かるように、具体的に言い換えています。また、メンバーのミスを減らす手助けをしたことについても言及し、観察力・伝える力など、他の強みも強調しました。 |
【成果】その結果、選手たちから「助かる」「練習に集中できる」と感謝の声をもらうことができ、ました。また、マネージャーを務めて以降、 |
添削コメント|成果部分では、主観的な「助かる」という感想だけでなく、「練習効率の向上」「勝率10%アップ」など定量的な結果を追加し、信頼性を高めています。 |
【入社後】入社後は、この経験を活かし、周囲の状況を把握しながら |
添削コメント|相手の立場に立って考えられることで、「メンバーとの信頼関係を構築できる」「力を発揮できる体制づくりに貢献できる」といった具体的かつ実用的な強みをアピールしました。 |
【NGポイント】結論部分が平易な表現になっていて、イマイチ目を引く書き出しになっていませんでした。また、エピソードの行動内容が曖昧で、「サポート役に徹した」という表現では主体性や影響力が伝わりませんでした。
【添削内容】結論では、「相手の立場に立って考える」の結果として「環境を整える力」を示し、強みを明確化しました。また、エピソード中の行動について、強みをどう活かしたかに着目しつつ具体的に示しています。
【どう変わった?】添削後は、エピソード中の具体的な行動や結果が明示されたことで、強みが印象に残りやすくなりました。また、入社後のビジョンに具体的な貢献内容を盛り込むなど、企業が採用後の姿をイメージしやすい内容に改善しています。
・自分の行動を具体的に述べる ・他の強みも合わせて強調する ・成果を数字で表現する |
④学業・研究をテーマにする場合
学業・研究をテーマにする場合、相手が求めている内容を理解し、話せるスキルをアピールできます。
ここからは、学業・研究をテーマにした例文を紹介していきます。
例文1:求められている内容を考えてディスカッションした
ディスカッションで全くテーマを知らない人でもわかりやすく説明するのは誰にでもできるスキルではありません。
就職後に求められるスキルでもあるため、以下の例文と同様にアピールすると効果的ですよ。
【結論】 |
添削コメント|結論部分で強みについて少し深く触れるのは効果的ですが、元の文章では、この先のエピソード内容に触れるだけになっており、やや重複している雰囲気になっています。ここでは強みの種類に言及しつつ、一言で簡潔に強みを述べましょう。 |
【エピソード】ゼミ活動では、ディスカッションや研究発表の際に、 |
添削コメント|「他のメンバー」をあえて「メンバー全員」と変更し、周囲の全ての人のことを考えられる視野の広さを強調しています。また、「わかりやすさを意識」を「内容の明確さと構成の工夫」と具体化することで、どのように工夫したのかが明確になり、説得力をつけました。 |
【エピソード詳細】例えば、ディスカッションでは専門用語を |
添削コメント|「誰にでも伝わりやすい言葉」や「スライドを簡潔にする」という表現を具体的な行動に変えました。行動の詳細を伝えないままだと、採用担当者に「例えば?」と聞かれることもあるため、なるべく具体的に書きましょう。 |
【成果】ゼミ内の研究発表では相手を意識した説明が評価され、優秀賞をいただきました。これを通じて、相手のことを考えて行動することが、結果につながることを実感しました。 |
添削コメント|「相手を意識した説明が評価され」という一文を加え、優秀賞を取った理由を明確にしました。これにより、他の要因ではなく、しっかりと強みが評価されたことが明確になります。 |
【入社後】入社後は、この経験を活かして、チームやお客様の状況を考えながら |
添削コメント|「状況を考えながら行動」とは例えばどんなことをするのかが分かるように、具体的な行動に修正しています。 |
【NGポイント】結論部分ではエピソードに触れすぎており、強みの簡潔な表現が不足していました。また、エピソード詳細や成果部分で具体例が不足し、行動と結果の因果関係が弱かったため、説得力が十分ではありませんでした。
【添削内容】結論を「相手のことを考えて行動する力」という明確な強みに修正し、エピソード部分では具体的な工夫や取り組みを明記しました。また、成果部分ではしっかりと強みが評価されていることを強調しました。
【どう変わった?】文章全体が簡潔で論理的になり、強みが一貫して伝わる内容に仕上がりました。具体例を追加したことで、行動と結果が結びつき、採用担当者に強みが明確に伝わる説得力が向上しています。
・結論部分では強みを一言で示す ・行動内容は具体例を使い、相手に状況をイメージさせる |
例文2:相手の立場に立って考えることの大切さを学んだ
ゼミの共同研究でリーダーを務めた際に強みを発揮したエピソードです。「相手の立場に立って考えられる力」がメインですが、リーダーシップや柔軟性など、エピソードから他の強みも見えてくる点に注目してみてくださいね。
【結論】私は |
添削コメント|「最適な行動を選択できる」という具体的な成果を含む表現で、内容の説得力を高めました。 |
【エピソード】ゼミ活動では共同研究を行い、リーダーとして研究をまとめ、 |
添削コメント|目標を掲げていたことを伝えるのは良いポイントですが、少し冗長になっていたため簡潔にまとめました。また、その後のエピソードに自然とつながるように、「意見を引き出し、役割分担を工夫した」ことを先に明示しています。 |
【エピソード詳細】例えば、意見が分かれたときには、 |
添削コメント|「双方の意見の利点を整理」という表現で、単なる調整ではなく、建設的な解決方法を模索したことを伝えました。また、「定期的に確認」という表現があることで、リーダーとしての継続的な取り組みを示していますね。 |
【成果】無事に研究発表を終えることができ、ゼミの先生から |
添削コメント|「褒められました」はくだけた表現になっているため、「高い評価をいただいた」と言いかえています。企業に提出するESや面接の話し方でも同様に、フォーマルな言い換えを意識しましょう。 |
【入社後】入社後は、この経験を活かして、チームメンバーやお客様の意見をしっかりと汲み取り、 |
添削コメント|「目標達成に向けて行動」を「プロジェクトの効率化や課題解決」に修正し、具体性を高めました。また、エピソードから伝わる「柔軟な対応とリーダーシップ」というフレーズを加え、他の強みの要素もアピールしています。 |
【NGポイント】結論では強みを裏付ける具体的な成果や要素が不足しており、エピソード部分は冗長な表現が目立ちました。また、エピソード詳細ではどんな取り組みをしたのかが不明瞭でした。
【添削内容】エピソードの冒頭で、役割分担やメンバー意見の引き出しという要点を先に書き、その後の詳細が自然と読めるように工夫しました。成果部分では、評価の内容を「褒められた」から「高い評価を得た」に修正し、よりフォーマルな表現を使用しています。
【どう変わった?】添削後は、結論での強みが具体化され、エピソードから成果への流れがスムーズになりました。リーダーシップや柔軟性といった他の資質も伝わり、採用担当者に好印象を与える構成になりました。
・文章の流れを確認して、読みやすさを意識する ・くだけた表現に気を付ける |
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「相手の立場に立って考える力」の自己PRのNG例文
自己PRで「相手の立場に立って考える力」を伝える際、避けるべき表現や注意点もあります。
ここでは、「相手の立場に立って考える力」を使った自己PRのNG例文とポイントを解説します。
①単に受け身なだけだと思われてしまう
相手の立場に立つことを強調しすぎると、自分の意見がなく、受け身な人だと思われてしまう可能性があります。
相手を尊重する姿勢と、自分の意見を持って行動するバランスを意識しましょう。
私は、他の人の意見やアドバイスを常に尊重し、指示されたことをきちんとこなすことが得意です。 グループでの作業やプロジェクトに参加した際も、周囲の意見をよく聞き、指示に従って確実にタスクを遂行しました。 問題が発生したときには、まず他のメンバーの意見を聞き、彼らがどうしたいかを重視して行動するようにしています。 また、サポートを必要としているメンバーがいれば、指示を受けてすぐに行動し、指示通りに問題を解決することを心掛けています。 これにより、メンバーとの信頼関係を築くことができました。 |
②具体的なエピソードに欠け説得力がない
「相手の立場に立って考える力」をアピールする際、具体的なエピソードが不足していると、説得力がありません。
単なる抽象的な言葉ではなく、具体的な行動や成果を交えて自己PRを作成しましょう。
私は常にチームワークを大切にしており、どんな状況でも周りと協力することが得意です。 どんなプロジェクトでも、みんなと一緒に取り組むことで、良い結果を出すことができました。 リーダーシップも発揮し、チームを成功に導いた経験が多くあります。私は人の話をよく聞き、その場にふさわしい判断を下すことができるので、チームの中で頼られる存在でした。 また、常に努力を惜しまず、最後まで粘り強く取り組むことが強みです。 これまでの経験から、多くのスキルを身につけました。 |
③再現性がなく就職後の仕事に活きない
自己PRの内容が一度きりの偶然の成功に依存している場合、再現性がなく、採用担当者に良い印象を与えません。
過去に「相手の立場に立って考える力」を活用してどんな成果を出したかを伝え、入社後の活躍につなげましょう。
私は、偶然のひらめきや運の良さで成果を上げることが得意です。 これまで、勉強やアルバイトでも、特に計画を立てずにその場の雰囲気や直感に従って行動することで、思いがけず良い結果を得ることが多くありました。 例えば、重要な試験でもほとんど勉強せずに直感的に問題を解いて合格しましたし、アルバイトでも計画を立てずに仕事に臨んでも上手くいきました。 このように、運やその時の勢いで成果を出すことができるので、どんな環境でも結果を出せると考えています。 |
「相手の立場に立って考える力」についてよくある質問
「相手の立場に立って考える力」に関するよくある質問をまとめました。
自己PRを作成する際の参考にしてください。
①「相手の立場に立って考えられる人」の特徴は?
「相手の立場に立って考えられる人」は、他者の意見や感情に対して敏感で、柔軟な対応ができる点が特徴です。
また、コミュニケーション能力が高く、チームの中で調整役を担うケースがほとんどです。
「周りの反応を気にしがち」「他人のために頑張りすぎる」などの、一見短所に見える特徴も、人のことを気にかけられる特徴の裏返しなこともあります。
繊細な人や、ストレスを敏感に感じてしまう人も、そのぶん相手の気持ちになって考えてあげられる可能性が高いですね。
②自己PRに使うエピソードが見つからないときはどうする?
自己PRで使うエピソードが見つからない場合は、過去の仕事や学生生活の中で、他者との関わりがあった場面を思い出してみましょう。
特に、何かを協力して成し遂げた経験や、相手をサポートした場面がないかを振り返ってください。
まとめ:相手の立場に立って考えたエピソードが鍵
「相手の立場に立って考える力」は、多くの職種で重要なスキルとして評価されます。
自己PRを作成する際には、具体的なエピソードや事例を用い、「相手の立場に立って考える力」をいかにして仕事に活かせるかが求められます。
正しくアピールできれば、採用担当者に好印象を与え、就職活動を有利に進められるでしょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。