【新卒必見】医療事務の志望動機の書き方を解説|例文も紹介
医療事務に興味があるけど、志望動機が書けなくて困っている…」という人も、多いのではないでしょうか。
この記事では、医療事務の志望動機の書き方や例文を紹介します。ぜひ本記事を参考に、志望動機を書いてみてくださいね。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
新卒で医療事務を目指す時の志望動機は大切!

医療事務は、未経験・無資格でも可能な職種のため、応募者が多く競争率が高めです。そのため、新卒の就職活動では、志望動機が重要な評価ポイントになります。
志望動機を書く時は「医療事務をやりたい理由」や、「医療事務の中でも、なぜその病院で働きたいのか」などを具体的にすると良いでしょう。
また、採用担当者に良い印象を与えるには、自分の長所や適性が、医療事務でどのように貢献できるかを伝えることが大切です。
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さらに、本記事の後半では実際に、医療事務を志望する際の志望動機を添削しています!
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医療事務に向いている人の特徴3選

ここでは、医療事務に向いている人の特徴を3選紹介します。
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①コミュニケーション能力が高い
医療事務は、患者さんと直接関わることが中心の仕事です。
医療事務は、患者さんやそのご家族だけでなく、院内スタッフ、医療機器メーカー担当者など、様々な人々と関わります。日々多くの人と話すため、コミュニケーション能力は必要不可欠です。
また、体調が優れない患者さんや高齢者には、思いやりの心を持って接することが求められます。そのため、人と関わることが苦手という方は、医療事務の仕事は難しいでしょう。
②正確かつ効率よく作業ができる
医療事務の仕事では、正確かつ効率よく作業することが求められます。医師と患者さんをつなぐ役割を担うため、些細なミスが重大な事故につながる恐れがあるのです。
特に混雑時には、スピード感を持って業務に取り組む必要があります。そのため、正確さと手際の良さ、柔軟な対応ができる人材が向いている職種と言えるでしょう。
また、パソコンを使って業務を行うことが多いため、パソコンスキルがあると良いでしょう。
③医療知識が豊富である
医療事務に向いているのは、医療知識が豊富な人です。医療事務は資格がなくても就けますが、病気や怪我、病名、処方薬などに関する基礎的な知識は最低限必要です。
医療知識を持っていたり、医療資格を持っている人は、就職活動時にアピールすると有利でしょう。
さらに重要なのが、常に新しい知識を吸収し続ける姿勢です。医療制度の変更があれば、その都度対応が必要になります。最新の情報を常に入手し、学び続ける努力が欠かせません。
【3STEP】医療事務の志望動機の書き方

ここでは、医療事務の志望動機の書き方を3ステップで紹介します。これを参考にして、志望動機を一度書いてみましょう。
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①医療事務に就職したい理由
まずは、医療事務に就職したい理由を端的に説明しましょう。結論から書き始めることで、採用側に読みにくさを感じさせず、ポイントを直接的に伝えられます。
結論を述べた後にその理由を続けることで、自然な流れの中で説得力のある文章になりますよ。
②志望病院に就職したい理由
次は、志望する病院に就職したい理由を書きましょう。
「過去に病院で世話になり、医療に携わりたいと考えるようになった」などという具体的なエピソードを挙げることで、働く意欲が高いことを伝えられますよ。
あらかじめ病院の経営理念や方針、求める人物像について調べ、自分が志望病院を選んだ理由やエピソードと絡めて、書いてみましょう。
③入職後の働き方
最後は、医療事務として入職後どのように働きたいのかを示しましょう。
将来のビジョンを明確に書くことで、採用担当者が入職後の姿を想像しやすくなります。
自分の強みや持っている資格などを、仕事でどのように活かし、貢献することができるのかを伝えましょう。
企業研究をして医療事務の志望動機を書こう

企業研究をすることによって、志望病院の経営理念や方針を理解ができるので、より良い志望理由が書けます。
特に医療事務では、診療科目の理解を重点的に行いましょう。大きな病院であればあるほど、診療科が多岐にわたるため、求められる素質が診療科ごとに異なる場合があります。
例えば、産科なら「新しい命の誕生に立ち会える喜びを感じられる」とアピールすることで、説得力のある志望動機を書けますよ。募集の診療科に合わせて、内容を吟味してみましょう。
【動機別】新卒・未経験でも伝わる!医療事務の志望動機例文8選
新卒や未経験から医療事務を目指す方の多くは、「志望動機をどう伝えるべきか」に悩んでいるのではないでしょうか。どんな思いや経験を軸にすればよいのか分からないですよね。
本章では、そんな不安を持つ方に向けて、新卒・未経験でも説得力が出る志望動機の例文を紹介します。
- 医療事務の方に助けられた経験がある
- 家族が病院でお世話になった経験がある
- 病院の理念に共感した
- 地域医療に貢献したい気持ちがある
- チームの一員として医療現場を支えたい
- 人と接することが好き
- 丁寧な対応で患者様に安心を届けたい
- 事務作業で正確性や几帳面さを活かしたい
さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、8つの例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
また、志望動機がそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの志望動機テンプレを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①医療事務の方に助けられた経験がある
今回添削したのは、医療事務の方に助けられた体験を軸にした医療事務の志望動機です。
助けてもらった場面と自身の学びを明示し、企業の独自制度と自身の経験を結び付けることを意識しましょう。
【結論】 私は、患者に寄り添いながら現場を支える医療事務として、 |
添削コメント|「安心感を提供したい」という想いだけでは、具体的な行動や貢献内容が伝わりにくいです。そこで、志望動機を事務手続きや案内業務といった実際の仕事に落とし込み、活躍のイメージが湧くように表現を工夫することで、説得力を高めました。 |
【根拠となるエピソード】 高校生の頃、家族が入院した際に、受付の医療事務の方が笑顔で丁寧に対応してくださり、 |
添削コメント|「不安な気持ちが和らいだ」といった自身の感情だけでは、「どのような行動がその安心感を生んだのか」が伝わりにくいため、具体的な支援行動とその結果に伝えることで、現実味と説得力のある文章にしました。 |
【エピソード詳細】 慣れない病院で戸惑っていた私に対し、その方は手続きだけでなく、診察の流れや面会時間の説明までわかりやすく教えてくれました。 |
添削コメント|「丁寧に接する姿」だけでは、事務の人が具体的にどんな行動をして、自分にどう寄り添ってくれたのかがわかりにくいです。そこで、同行や会計案内といった事務の方の具体的な行動に説明し、自分の心境に変化を与えた経験であることを印象づけました。 |
【企業を選んだ理由】 貴院は、患者様第一の姿勢を徹底されており、 |
添削コメント|「チーム全体での連携~共感した」では志望理由として浅い印象を与えるため、病院固有の電子カルテ体制に言及して関心の深さを示し、さらに自らの学習計画を加えることで、「なぜこの病院か」「どのように貢献するか」が具体的に伝わるように修正しました。 |
【入社後】 【入社後】入社後は、 |
添削コメント|誰もが行うような仕事をただ並べるだけでは強みが伝わりにくいため、レセプト作成など具体的なスキルに言い換え、さらに数値化しづらい思いやりも行動と成果につなげることで、志望意欲と適性をアピールしました。 |
【NGポイント】
「何がきっかけで志望したのか」が伝わりにくい内容でした。またその病院ならではの特徴への言及が少なく、患者への配慮やスキルも曖昧で、「入社後にどう活躍できるか」がイメージしにくい文章になっていました。
【添削内容】
「安心感を与えたい」という思いだけでなく、その根拠となる実体験を詳細に伝えました。また、その病院独自の体制や特徴に触れ、自身の学習計画も示すことで、熱意と適性の両面が伝わるようにしました。
【どう変わった?】
原体験をもとに志望の根拠を明確に提示したことで、病院への志望理由に説得力が生まれました。また、熱意と適性も示せたことで、「この人ならこう働いてくれそうだ」と具体的に想像しやすくなっています。
・結論やエピソードの前提は短くまとめる ・病院独自の体制や特徴に言及する ・抽象的な言葉は「何をしたか」具体的に伝える |
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②家族が病院でお世話になった経験がある
今回添削したのは、家族が病院でお世話になった経験を軸にした医療事務の志望動機です。
過去の体験の具体的な描写を伝えること、病院ならではの特徴や取り組みに触れることが重要となります。
【結論】 私は、患者さんやそのご家族に |
添削コメント|「安心感を与える」などのあいまいな言葉を、詳細な情報提供で不安を軽減するといった実際の行動に言い換えました。さらに病院独自のICT活用事例と結びつけることで、志望動機に説得力を持たせました。 |
【根拠となるエピソード】 幼少期、祖母が入院した際に受付で対応してくださった医療事務の方の、 |
添削コメント|もとの文章は印象だけ述べていたので、添削後は実際にどのような行動に対し感動を覚えたのかを明確に示しました。自分がどのような姿勢に関心・共感したのか、そしてどのような医療事務を目指そうと思ったのかが具体的に伝わる内容になっています。 |
【エピソード詳細】 祖母の入退院に家族全員が不安を抱える中、 |
添削コメント|志望動機のきっかけとなった経験を具体化するとともに、その経験から生まれた「安心を届けたい」という想いを医療事務としての実務(情報提供・寄り添う姿勢)に触れて具体的に伝えることで、志望動機に説得力を持たせました。 |
【企業を選んだ理由】 貴院は |
添削コメント|どの病院にも当てはまるような表現を見直し、数値や先進的な取り組みに言及することで、「なぜこの病院なのか」がより明確に伝わる内容に改善しました。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|資格の取得時期と業務上の改善目標を数値に基づいて具体的に示すことで、成長の見通しが明確になりました。配属後の活躍イメージが浮かびやすくなり、採用側にとっても評価しやすい内容となっています。 |
【NGポイント】
「なぜ貴院を志望するのか」が伝わりにくく、感想や印象を伝えているだけで内容が薄くなっていました。また、入社後の目標も学習意欲のみの提示で、将来の活躍像がイメージしづらい点も課題でした。
【添削内容】
電子カルテの導入実績など貴院ならではの情報を加えました。また、資格取得時期や入社後の具体的な目標を明示し、入社した後も再現性を持って活躍できる人間であることが伝わる内容にしました。
【どう変わった?】
志望理由と結論が一貫し、「どのように貢献できるか」が明確に伝わる内容になりました。具体的な行動と成果を数字で示すことで説得力と再現性が増し、入社後の活躍がイメージしやすくなっています。
・病院の魅力は体制や取り組みに触れる ・病院固有の実績データを盛り込む ・入社後目標は時期と数字で提示する |
③病院の理念に共感した
今回添削したのは、病院の理念への共感を軸にした医療事務の志望動機例文です。
理念への共感を軸にした志望動機では、共感の理由と自身の価値観との接点を明確に示すことが重要ですよ。
【結論】 私は、病院の理念に深く共感し、患者さまと医療スタッフを支える医療事務として貢献したいと考え、志望いたしました。 |
添削コメント|この例文では、冒頭の結論部分で「病院の理念に共感したこと」と「自分もその一員として貢献したいという思い」がしっかりと伝えられています。本例文のテーマである「病院の理念に共感した」ことを端的に示せているでしょう。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、祖母の入院に付き添う中で、受付の方が丁寧に対応してくださったことが印象に残り、 |
添削コメント|「興味を持ちました」とだけでは受け身な印象を与えるため、「制度を調べた」という能動的な行動を加えました。 これにより、志望理由に主体性と積極性が生まれ、医療事務への関心が一時的なものではなく、学びに発展していることが伝わります。 |
【エピソード詳細】 医療事務の方が不安を抱える家族に対して、温かく接し、手続きや説明を分かりやすく行ってくださった姿に、 |
添削コメント|感動や気づきで終わるのではなく、医療事務に必要なスキル(対人対応力・情報整理力)を高めるという行動目標に言及することで、成長意欲がはっきりと伝わる構成になっています。 経験→気づき→行動の流れが整理されたことで、志望動機の説得力が高まりました。 |
【企業を選んだ理由】 貴院の「すべての人にやさしい医療を」という理念は、 |
添削コメント|「安心して相談できる窓口を提供したい」という自身の価値観を明示することで、貴院の理念との繋がりがより明確になりました。 これにより、病院に対する理解と自分自身の志向がどう結びついているのかが伝わりやすくなり、説得力が高まっています。 |
【入社後】 入社後は、来院される方が安心して過ごせるよう思いやりを持って応対するとともに、 |
添削コメント|「正確で迅速」という表現を、医療事務管理士資格の取得や電子カルテ入力の標準化、保険請求エラーゼロなどの具体的な目標に言い換えたことで、入社後の行動の計画と目標が明確になり、本気度が伝わる内容になりました。 |
【NGポイント】
「興味を持ちました」や「安心と信頼を感じました」と根拠が伴っていない表現が多く、企業に志望度の高さが伝わりにくい状態でした。「正確で迅速」など行動の内容も曖昧で、説得力がない点が課題でした。
【添削内容】
「調べた・学んだ・目指した」といった主体的な行動や自分の価値観で補強することで、説得力を高めました。入社後の内容も資格等の具体的な目標を示すことで、志望意欲の裏付けました。
【どう変わった?】
「なぜそう思ったのか」「なぜこの病院なのか」「入社後にどう貢献するか」が明確かつ一貫した文章になり、企業側から見て「この人なら活躍できそう」と期待を持てる内容になりました。
・感情は行動や背景で裏付ける ・理念と自分の価値観の繋がりを言語化する ・入社後の展望は具体的な目標まで書く |
④地域医療に貢献したい気持ちがある
今回添削したのは、地域医療に貢献したい気持ちを軸にした医療事務の志望動機です。
ただ「地域に貢献したい」というのではなく、なぜその地域なのか、どのような役割で支えたいのかを伝えましょう。
【結論】 私は、地域医療に貢献できる医療事務として、 |
添削コメント|「安心して通える病院づくり」という表現は具体的な行動がわかりにくいので、「受付導線の最適化」や「分かりやすい情報提示」といった手段を盛り込むことで、どういった行動で貢献したいのか明確に伝わる文章にしました。 |
【根拠となるエピソード】 高校時代、祖母の通院に付き添った際、受付での |
添削コメント|「丁寧な対応」だけでは曖昧なため、「名前の聞き返し」「診療科への同行」といった詳細な経験を追加することで、体験にリアリティが生まれました。 また、配慮を受けた→感謝した→志望に至ったという感情の流れを明確にしました。 |
【エピソード詳細】 祖母は認知症を患っており毎回の通院に不安を感じていましたが、 |
添削コメント|「笑顔でゆっくり対応」といった雰囲気のみの表現を、「車椅子の準備」「待ち時間と受診手順の説明」といった具体的な行動や事実に言い換え、エピソードがより詳細に読み手に伝わるよう修正しました。 |
【企業を選んだ理由】 貴院が地域密着型の医療を大切にし、 |
添削コメント|「理念への共感」だけでは他院との差別化が難しいため、「地域包括ケア推進プロジェクト」や「待ち時間を平均15分短縮」という実際の取り組みや実績を挿入に言及しました。 これにより、なぜ貴院を志望するのかという理由が明確になっています。 |
【入社後】 入社後は基本的な医療知識や事務処理スキルを習得し |
添削コメント|「安心感を与える対応」などの抽象的な目標を、年次ごとの行動計画と成果目標(高齢者向け表示整備・受診継続率の向上)で示すことで、入社後に取り組む内容と組織への貢献が具体的にイメージできるようになりました。 |
【NGポイント】
入社後のビジョンにも年次ごとの計画がなく、何を目指しているのかが伝わりませんでした。 また、「地域医療に貢献したい」という想いが企業の具体的な施策と結びついておらず、志望理由の根拠が弱かったです。
【添削内容】
「地域包括ケア推進プロジェクト」や「待ち時間15分短縮」といった実績や施策に言及しました。入社後のビジョンは「1年目:基礎習得」「2年目:改善チーム参加」といった段階的な行動計画を示しました。
【どう変わった?】
「どのように活躍できるか」を想像しやすくなりました。 また、「地域医療に貢献したい」という動機が、企業の実際の取り組みと結びつき、志望動機の一貫性と熱意が伝わりやすくなりました。
・思いの根拠となる体験を詳細に示す ・実績や事例に言及し志望理由を補強する ・入社後の展望は具体的な目標を明示する |
⑤チームの一員として医療現場を支えたい
今回添削したのは、チームの一員として医療現場を支えたい思いを軸にした医療事務の志望動機です。
チームの連携を高める過程を具体的に説明し、入社後の定量的な目標まで示すことで調整力の再現性を伝えています。
【結論】 私は、チームの一員として患者様や医療スタッフを支える医療事務の仕事に |
添削コメント|「魅力を感じた」というよくある表現を、「調整力」という自身の強みと職務との繋がりが伝わる文章に修正しました。適性や貢献イメージが伝わりやすく、志望動機の説得力が高まるでしょう。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、サークル活動でイベント運営の会計係を担当し、チームの活動を裏方から支えたことで、 |
添削コメント|成果を5%削減など数値で示し、主観的な達成感を行動と数字で補強しました。裏方で貢献したことが成果に繋がったということを強調することで「チームの一員として支える」というテーマとの一貫性も保てていてます。 |
【エピソード詳細】 私が担当したのは、必要備品の管理や予算の調整、部員への連絡対応などの事務作業です。特に、メンバーからの急な変更依頼にも柔軟に対応することで、 |
添削コメント|具体的な人数120名・売上10%増を提示し、成果の大きさと影響範囲を示しました。また、自身の強みが調整力であることを明示することで原経験と志望動機のつながりを強化しました。 |
【企業を選んだ理由】 貴院ではチームワークを大切にした職場づくりをされており、患者様はもちろん、スタッフ同士の連携を重視する姿勢に共感しています。 |
添削コメント|病院の具体的な体制や施策(電子カルテ導入等)に言及し、自分がどういった場面で活躍・貢献できるかを伝えることで、その病院を選ぶ理由の根拠を補強しました。「なぜ貴院か」が明確になり、志望度の高さがより伝わる内容に改善されています。 |
【入社後】 入社後は、一つひとつの業務に丁寧に取り組み、 |
添削コメント|レセプト点検技能取得→ミスゼロ達成といった目標を設定することで入社後の計画を明確化しました。成長の見通しが立てることで、採用担当者側も就活生の将来像をイメージしやすくなります。 |
【NGポイント】
強みと業務の繋がりが見えづらく、適性や再現性が伝わりにくい内容でした。 また、病院独自の体制や事例に言及しておらず、「なぜこの病院か」が不明確でした。
【添削内容】
強みの根拠となる原体験は来場者数や削減率など数値で成果を具体化して説得力を高めました。また、企業の選定理由については、 電子カルテ導入などの施策に言及するとともに、自身の強みと結びつけました。
【どう変わった?】
強みである調整力が業務内容に一貫して結びつき、貢献の姿勢や活躍像が伝わる文章になりました。 数値に基づいて根拠を示せているため、信憑性や再現性が向上し、納得感のある志望動機になっています。
・成果と役割は具体的な数値で示す ・病院の特徴と自身の強みを結びつける ・入社後の目標は期限や数値を示す |
⑥人と接することが好き
今回添削したのは、人と接することが好きな人向けの医療事務の志望動機です。
本テーマの場合は「好き」だけで終わらせず、どのような対応を心がけてきたか、相手にどう影響を与えたかまで示しましょう。
【結論】 私は、 |
添削コメント|「好き」だけでは根拠がなく説得力がないため、傾聴力という具体的なスキルと支援の方向性を明示しました。結論では、その病院で何を実現したい、貢献したいから志望しているのかを示すことが大切です。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代に参加した地域の健康イベントで、 |
添削コメント|「多くあった」「丁寧に話を聞いた」などの漠然とした表現では具体的な内容が伝わりません。実際に自分が行った工夫や対応人数・満足度などを具体的に示し、 行動と成果の流れを明確にすることで、活動の再現性と説得力を高めました。 |
【エピソード詳細】 イベントでは、受付案内や記入補助を担当し、 |
添削コメント|「不安そうな~」といったやや主観寄りで曖昧な表現ではなく、「案内ロス10分短縮」などの事実に基づいた内容に修正しました。 また、自身の心境の変化を明記することで、医療事務の志望動機と経験のつながりが明確になりました。 |
【企業を選んだ理由】 貴院の |
添削コメント|「患者様一人ひとりに丁寧な対応」は他の病院でもいえる内容で企業独自の特徴に触れられていません。そこで、DXによる待ち時間短縮など病院の実績を示し、自身の関心を結び付けたことでその病院を選んだ理由に具体性と説得力が生まれました。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|漠然とした目標を資格取得や待ち時間短縮などの具体的な行動に言い換えることで、成長意欲と実行力が明確に伝わる文章になりました。 |
【NGポイント】
「人と接するのが好き」ことを伝えるだけでは、根拠が曖昧で説得力に欠けていました。 また、その病院を選ぶ理由も他の病院にも言える内容で差別化できておらず、志望意欲や本気度が伝わってきませんでした。
【添削内容】
強みを「傾聴力」「業務の円滑化」と定義するとともに、その強みが病院のDX施策等に貢献できることを示すことで、志望動機の説得力を向上させました。 また、具体的な成果は数値で示し、根拠を補強しました。
【どう変わった?】
数値と行動を通じて強みと貢献イメージが明確になり、再現性や成長性が伝わる内容になりました。 選社理由や入社後の目標にも一貫性が生まれ、納得感のある志望動機になっています。
・数値や具体的な行動で裏付ける ・病院の特徴と自身の経験を関連付ける ・入社後の目標は明確に示す |
⑦丁寧な対応で患者様に安心を届けたい
今回添削したのは、丁寧な対応で患者様に安心を届けたい人向けの医療事務の志望動機です。
「何を・どうすることで・どんな成果を得たいのか」その具体的な行動の内容を伝えることが大切ですよ。
【結論】私は、丁寧な対応を通じて |
添削コメント|「安心を届けたい」では具体的にどんな行動によってそれを実現したいのか伝わらないため、「正確な処理」と「温かな声掛け」という具体的な手段を示すことで、貢献イメージを明確に示しました。 医療現場でどう価値を発揮できるかが一読で伝わる内容です。 |
【根拠となるエピソード】 祖母の通院に付き添った際、 |
添削コメント|当時の状況や書類整理や待ち時間の説明といった具体的な支援行動を示すことで、「丁寧な対応」の中身が明確になり、志望動機に説得力が生まれました。 |
【エピソード詳細】 祖母は初診で不安そうでしたが、 |
添削コメント|大学での学びをより実務に直結する内容に言及することで、関心→行動の流れにおける説得力を高めました。意識の変化を明確にしたことで、志望理由から真剣さや成長意欲が伝わるようになりました。 |
【企業を選んだ理由】 貴院が |
添削コメント|「相談窓口の設置」など貴院独自の取り組みを取り上げることで、選社理由の具体性が増しました。 企業研究の深さと志望度の高さが自然に伝わる内容になっています。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|入社後の目標について事務処理能力と接遇面の工夫を示し、入社後の貢献イメージを明確にしました。 入社後の展望は、どう行動していくかを具体的に示すことで、採用担当が実務での活躍を想像しやすくなります。 |
【NGポイント】
「安心を届けたい」など感情のみ表現が多く、根拠がないため説得力がない印象でした。また、選社理由も他の病院にも言える内容で、病院独自の魅力に言及できていない点も志望度が低く見える原因でした。
【添削内容】
受付対応やロールプレイでの「伝え返し」技能、貴院独自の相談窓口など具体的な内容を示しました。 入社後の部分は、ダブルチェックやメモ対応など、どう行動していくか目標を詳細に伝えました。
【どう変わった?】
病院独自の取り組みに言及した上で活躍の意欲を伝えることで、志望度の高さが伝わる内容になりました。採用担当が入社後の活躍を想像しやすい志望動機です。
・気持ちや姿勢は行動や成果で裏付ける ・選社理由は病院独自の施策を取り上げる ・入社後の目標は具体的な行動方針を示す |
⑧事務作業で正確性や几帳面さを活かしたい
今回添削したのは、正確性や几帳面さを活かしたい人向けの医療事務の志望動機です。
几帳面さをアピールする例文では、「どのような作業に取り組み、何を工夫し、どう信頼されたか」の流れを意識しましょう。
【結論】 私は、几帳面な性格を活かし、正確な事務処理で医療現場を支える医療事務として働きたいと考えています。 |
添削コメント|「几帳面な性格」と「正確な事務処理」を結び付け、強みを業務で活かす姿勢を明確に伝えています。 志望動機が簡潔で、採用側が要点をすぐに把握できる文章です。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、学園祭の会計担当を務め、支出管理や予算調整など細かい作業に責任を持って取り組みました。 |
添削コメント|「数字のミス」という日本語がややわかりにくいため、「記録ミス」という原因を具体的に示しました。 |
【エピソード詳細】 例えば、備品購入の予算オーバーを防ぐため、全体の収支バランスを日々確認し、 |
添削コメント|「やりとりを記録に残す」だけでは具体的な内容が伝わらないため、Excelでの一覧化という自分が行った工夫と成果を明記し、几帳面さの根拠を補強しました。 |
【企業を選んだ理由】 貴院は地域に根差した医療を提供されており、 |
添削コメント|汎用的で伝わりづらかった安心感を、受付応対の丁寧さと地域との信頼関係という具体的な内容に言い換えたことで企業研究の深さを示せました。なぜこの病院を選ぶのかの理由を明確に示すことが大切です。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|添削前の文章は当たり前の内容に思われる可能性があったので、「業務の正確性を第一に受付や会計など日々の業務で几帳面さを発揮する」と基本的な姿勢+自分なりに意識・工夫することを示し、成長意欲を伝えています。 |
【NGポイント】
「安心感を与える」「正確性の大切さを学んだ」などの汎用的な表現が多く、本人の経験や志望の軸が伝わりにくい構成でした。 背景の具体性が乏しく、採用担当にも響きにくい恐れがありました。
【添削内容】
学園祭での会計ミスやExcelでの管理など、強みを裏付ける具体的な行動を加筆しました。 また、病院の特徴(受付対応・地域連携)と本人の経験を結びつけ、その病院を選ぶ理由を補強しました。
【どう変わった?】
エピソードに具体的な行動と背景が加わり、企業側が「現場で再現できる力」として評価しやすい内容になりました。 強みの根拠や成長意欲が伝わる文章になり、志望動機の説得力が向上しました。
・自分の強みを裏付ける行動を示す ・企業研究の内容を志望理由に反映させる ・汎用的な表現は避け自分の視点を示す |
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【NG例】医療事務の志望動機例文2つ

ここでは、医療事務の志望動機のNG例文を2つ紹介します。このような文章を書かないように、気をつけましょう。
①待遇のみを動機にする例文
私は、大学時代に病院の受付アルバイトをしていました。そこで医療事務の待遇の良さに惹かれ、この職を志すようになりました。 貴院は残業が少なく、有給も取りやすいと聞いています。そのため、入職後はこの働きやすい環境を活かし、モチベーション高く業務に取り組みたいと考えています。 また、待遇面での恵まれた条件のおかげで、落ち着いて業務に専念できると思います。貴院の他にはない素晴らしい待遇を活かして、ぜひ働きたいです。 |
上記の例文は、採用担当者に仕事内容より給与や待遇を優先する人だと思われがちです。志望動機では、待遇についてストレートに書かず、希望する働き方に近いことを示す文章を書きましょう。
②自己PRに終始する例文
私は、大学時代の学生サークルにて、様々なイベントの企画運営に携わってきました。そうした経験から、コミュニケーション能力と柔軟な対応力を身に付けることができました。 そのため入職後は、サークルの経験を生かし、スムーズな業務運営にも貢献します。また、患者さんとの対話を大切にし、一人ひとりに合わせた丁寧な対応をしていきます。 そして、私の持ち前のポジティブさと笑顔で患者さんを迎え入れ、医療現場に活気を与えられる存在になりたいと考えております。 |
志望動機と自己PRを混ぜてしまうと、どちらも同じような内容になり、分けた意味がなくなってしまいます。志望動機では、入職の決め手や入職後にやりたいことを伝えるようにしましょう。
ちなみに自己PRでは、自分が志望病院に対してどのように貢献できるかを示す必要があります。志望動機を区別して書くようにしましょう。
新卒で医療事務を目指す人は志望動機にこだわろう

医療事務の志望動機では、なぜこの仕事に就きたいのか、どのように貢献したいのかを明確に示すことが重要です。医療事務は他業界とは異なり、患者さんや医師など多くの人々と関わる必要があります。
また、業務を遂行する上で、常に命と健康を意識した姿勢が求められます。志望動機では自分の強みをアピールしつつ、医療事務を通して実現したい思いをしっかりと伝えましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。