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【自己PR】最後までやり遂げる力を伝える方法・活用できる例文を紹介

長所が最後までやり遂げる力だと分かっても、上手く自己PRできない方も多いのではないでしょうか。本記事では、自己PRで最後までやり遂げる力を伝える方法・例文を紹介します。

自己PRを作成する上で気をつけるべき点も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

【自己PR】最後までやり遂げる力を伝える良い点3つ

まずはじめに、自己PRで最後までやり遂げる力を伝える利点を3つ紹介します。

  1. ①継続した努力が評価される
  2. ②責任感あるリーダーシップを評価される
  3. ③目標達成に向けた忍耐力を評価される

①継続した努力が評価される

面接では、就活生が抱えた課題を乗り越えて目標を達成する力が重視されます。困難な状況でも諦めずに続ける姿勢は、企業にとって非常に価値のある資質だからです。

目標に向かって進む過程で、さまざまな障害が立ちはだかることもありますが、それを克服した経験は、強い継続力のある証拠となります。

また、会社に入ってからも、予期せぬ問題や環境の変化に直面することがあります。そうした時にも、挫けずに前進し続けることができる人は、企業にとって長期にわたって貴重な貢献をしてくれるでしょう。

②責任感あるリーダーシップを評価される

物事を成し遂げる力は、リーダーシップの重要な指標となります。リーダーに求められるのは、どんな困難があっても、チームを成功に導く強い責任感です。

目標達成のためには、障害を乗り越えることが不可欠であり、その過程で示されるリーダーシップは、非常に価値があると判断されるでしょう。

過去に目標を達成した経験は、その人が責任感を持ち、リーダーとしての資質を備えていることを示します。企業はリーダーシップを持つ人材を高く評価し、重要な役割を任せたいと考えていますよ。

目標達成に向けた忍耐力を評価される

採用担当者は忍耐力を高く評価し、入社後も困難な課題に直面したとき、諦めずに取り組む姿勢を持つ人材を求めています。

最後まで物事を成し遂げる力は、忍耐力のある人材の大切な証です。そのため、採用の場では、この力をアピールすることが、就活生の価値を高めることにつながるでしょう。

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さらに、本記事の後半では実際に、最後までやり遂げる力の自己PR例文を添削しています!

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【自己PR】最後までやり遂げる力を伝えるコツ2点

続いては、自己PRで最後までやり遂げる力を伝えるコツを2点紹介します。他の就活生と差をつけ、自分なりの自己PRをするためにもぜひ参考にしてくださいね。

  1. 具体的なエピソードを選定する
  2. 入社後にどう活かすかを具体的に述べる

「自己PRの作成法がよくわからない……」「やってみたけどうまく作成できない」と悩んでいる場合は、無料で受け取れる自己PRテンプレシートをダウンロードしてみましょう!ステップごとに答えを記入していくだけで、あなたらしい長所や強みを効果的にアピールする自己PRが作成できますよ。

① 具体的なエピソードを選定する

タイトル:実績に基づく継続力の証明

「最後までやり遂げる力がある」と自己アピールする際には、具体的なエピソードを添えることが大切です。ただ言葉で伝えるだけではなく、実際に達成した事例を示すことで、その力を信じてもらうことができます。選ぶエピソードは、詳細な質問にも答えられるほど内容が濃く、説得力のあるものが望ましいです。

採用担当者は、候補者が過去にどのような困難を乗り越えてきたのか、具体的な話を聞くことで、その人の継続力をより正確に評価することができるでしょう。ですから、面接では自分の経験を活かし、継続力のあるエピソードを効果的に伝えることが重要です。

② 入社後にどう活かすかを具体的に述べる

自己紹介の際は、入社後にどのように力を活かすかを具体的に示すことが大切です。

例えば、「高い目標に向かっても、決して諦めずに達成する」「困難な状況が訪れても、最後まで仕事を完遂する」といった表現を用いることで、採用担当者に強い印象を与えられます。

就活生が会社に入ってからどのように貢献するかを明確にすることで、採用担当者にポジティブなイメージを持ってもらえますよ。

【自分なりの自己PR】最後までやり遂げる力を言い換える表現

続いては、自分なりの自己PRを仕上げるために言い換える表現を紹介します。自分の特徴にしっかり合う言い換え表現を用いてください。

  1. 挑戦を続ける粘り強さ
  2. 完遂力
  3. 初志貫徹

①挑戦を続ける粘り強さ

諦めずに挑戦を続ける「粘り強さ」は、ビジネスシーンで非常に重要な資質とされていますよ。どんなに計画を立てても、仕事の世界では予期せぬことが起こります。顧客対応で困難に直面することもあるでしょう。

「粘り強さ」を持つことは、困難な状況にも屈しない強い意志を持っていることを示します。面接官には困難も乗り越えて成長できることが伝わり、就活生の評価を高めるでしょう。

②目標達成への完遂力

目標を達成するための力は、「完遂力」とも表現されます。この言葉は、どんな障害があっても目標を成し遂げるという強い意志を伝える力を持っていますよ。

仕事は計画通りに進まないことも多々ありますが、最終的には成果が重要です。どのような困難があろうとも、結果を出し続ける人材はあらゆる企業が求める宝ですよ。

「完遂力」を前面に出すことで、目標に対する達成意欲を強調し、その人の価値を高められます。

③揺るぎない初志貫徹

「初志貫徹」とは、始めたことを最後までやり遂げる強い意志を意味します。初めに抱いた思いを大切にし、どんな困難にも立ち向かう姿勢を示すものです。

仕事をする上では、初心を忘れずに謙虚さを保つことが重要。新しい情報を取り入れる柔軟性も必要ですが、それと同時に最初に定めた目標に対する忠実さも重要です。

挑戦を続け、初心を大切にする心はどの企業にとっても価値ある資質ですよ。

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【自己PR】最後までやり遂げる力を上手く伝えた例文3つ

ではここで、最後までやり遂げる力を上手く伝えた自己PR例文を3つ紹介します。ぜひお手本にして、周りの就活生と差をつけた自己PRにしてくださいね。

  1. 例文①アルバイトで培った粘り強さ
  2. 例文②部活で培った完遂力
  3. 例文③学業で初志貫徹を身につけた

さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、3つの例文を本気で添削!自分の強みをどうアピールしたらいいか気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね。

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

例文①アルバイトで培った粘り強さ

ここでは、アルバイトを通じて、目標達成に向けて粘り強く取り組む姿勢をアピールした自己PR例文を添削しています。

最後までやり遂げる力をアピールするには、「どんな場面で」「どう行動し」「どんな成果が出たか」を明確にすることが重要です。

アルバイトで培った粘り強さアピールする自己PR
【結論】
私は、一度決めたことは困難な状況でも目標に向けて粘り強く行動し続け、最後まで責任を持ってやり遂げる粘り強さ継続力があります。
添削コメント|もとの文章でも良いですが、「一度決めたことは」を「困難な状況でも目標に向けて行動し続ける」と置き換えることで、読み手が場面を具体的に想起しやすくなり、「やり遂げる力」がどんな場面で発揮されるのかが伝わります。
【エピソード】
この力は、大学時代に続けた飲食店のアルバイトで身につけました。繁忙期の人手不足や業務の厳しさから多くの同僚が辞める中、私は「やり切る」と決めて働き続けました。中でも年末年始の繁忙期には、通常の倍以上の業務量に直面しましたが、自ら勤務日数を増やし、店の運営を支える立場として行動しました。
添削コメント|「やり切ると決めて〜」は本人の意思表明にとどまり、行動や結果が不足しています。修正後は、具体的な状況(年末年始・業務量・勤務日数)についての情報を加え、どのように粘り強さを発揮したかをイメージできるようにしました。
【エピソード詳細
特に年末の繁忙期には1日10時間以上の勤務が続き、ミスも許されない状況でしたが、体調管理と業務の優先順位づけを徹底し、誰よりも多くのシフトを支えました。業務改善提案も行い、スタッフ全体の負担軽減にも貢献しました。加えて、ピーク時間帯の動線改善を提案し、スタッフの配置見直しによってレジ前の混雑を大幅に緩和しました。
添削コメント|「ミスも許されない状況」という表現は根拠に乏しいため削除し、代わりに自分が実際に行った工夫や提案内容を明確にしました。5W1Hに沿って「何を・どうしたか・どんな成果があったか」を伝えており、企業視点でも行動力・実行力を評価しやすくなります。
【成果】
結果として、1年後には店長から信頼を得て新人育成を任されるようになりました。責任を持って役割を全うし、やり遂げた経験は、私の強みとして自信を持っています。任された新人3名の定着率も向上し、私の「やり遂げる力」で業務の円滑化やチーム全体に貢献できました。
添削コメント|「自信を持っています」という表現では読み手に成果が伝わりにくい印象です。誰が見ても納得できる客観的な成果(新人定着・業務貢献)を補足することで、「やり遂げた結果」として説得力が増します。
【入社後】
入社後も困難な場面に直面しても粘り強く取り組み、最後まで責任を持ってやり遂げる姿勢で、チームと成果を生み出していきたいと考えています。周囲と連携しながら業務改善や課題解決に主体的に関わり、着実に成果を出すことで組織に貢献していきたいと考えています。
添削コメント|「チームと成果を〜」は日本語がやや不自然のため、削除しました。代わりに主体性・協働・改善提案といった実践的な働き方を示す文章に修正しています。エピソードで示した行動と内容が一貫しており、「入社後にどう活かせるか」も十分に伝わる内容でしょう。

【NGポイント】
行動や成果が読み手に伝わりづらい点がありました。また、努力や意志を伝えるだけで終わっている箇所が複数あり、客観的評価に繋がりにくい内容となっていたのが課題でした。

【添削内容】
抽象的な内容は具体的な状況・行動・成果に置き換え、「何をどうやり遂げたのか」を読み手が明確にイメージできるよう工夫しました。実際の行動を詳細に伝えることで説得力を補強しています。

【どう変わった?】
「やり遂げる力」を裏付ける具体的なエピソードと成果が明確になり、企業の現場でも活かせる再現性が伝わる構成に変わりました。精神論に終わらず、実践と結果の両方から強みが伝わる内容になったでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・行動の背景や状況を具体的に説明する
・結果や成果を数字や事実で根拠づける
・入社後に強みをどう活かすかまで明確に伝える

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例文②部活で培った完遂力

ここでは、部活動の経験をもとに、「最後までやり遂げる力」をアピールした自己PRの例文を添削しています。

読み手が「どのように完遂したか」を理解できるよう行動の過程を丁寧に描くことが重要です。

部活で培った完遂力をアピールする自己PR
【結論】
私は、粘り強く物事に取り組み、目標に向かって計画的に行動し、最後まで責任を持ってやり遂げる力があります。困難な状況でもあきらめず、着実に行動する姿勢を大切にしています。
添削コメント|「粘り強さ」ではやや曖昧な印象があるため、どういった行動で粘り強さを発揮するのかを言語化する必要があります。今回は「目標に向かって計画的に行動する力」と言い換え、強みの具体性と差別化を高めました。
【エピソード】
この力は、大学時代に所属していたバレーボール部の活動を通じて培われました。チームがなかなか勝てず、部員のモチベーションが低下していた時期がありました。特に3年生の時、主力選手が引退して新チームが連敗を重ねたことで、士気が大きく下がる場面に直面しました。
添削コメント|もとの文章では「モチベーション低下」とだけ述べており、エピソードの具体性に欠けていました。どのような状況で壁にぶつかったのかを「時期や原因」とともに具体的に述べることで、「やり遂げる力」を発揮した背景がより伝わります。
【エピソード詳細
私は副主将として「まずは自分が練習に本気で取り組もう」と決め、毎朝の自主練習を継続しました。加えて、ミーティングを開き、メンバー一人ひとりの課題を共有する場を設けるなど、雰囲気づくりにも注力しました。全員が主体的に練習に取り組めるよう、目標シートを作成し、毎週振り返りの時間を設けるなど、改善意識を習慣化しました。
添削コメント|「雰囲気づくりに注力した」という文章では何をしたのかイメージしにくいため、実際にどんな取り組みを行ったのかを具体的に書きましょう。5W1Hの視点を意識し、自主練や目標設定などの具体的な行動を伝えることで、主体性や計画性もアピールできます。
【成果】
その結果、徐々に練習の熱量が上がり、チーム全体の士気が改善。メンバーの意識も変化し、練習中の声掛けや連携が活発になりました。最終的には地区大会でベスト4入りを果たすことができ、やり抜くことの大切さを実感しました。
添削コメント|「士気が改善」では具体的な成果が伝わりません。成果を伝える際は、行動の結果として起こった変化を数値や事実に基づいて具体的に説明する必要があります。ここでは、チームの行動の変化や大会成績など、客観的事実を補足しました。
【入社後】
入社後も、この「途中で投げ出さず、やり遂げる力」目標を定め、地道に行動を積み重ねる力を活かして、どんな業務にも責任感を持ち、課題解決に粘り強く取り組んでまいります。
添削コメント|「途中で投げ出さない」ことは当たり前のことであると思われる可能性があるので、「目標を定め、地道に行動を積み重ねる力」と前向きな表現に言い換えました。強みがどのような行動として発揮されるかを再現性のある表現で補足することが重要です。

【NGポイント】
表現の抽象度が高く、「やり遂げる力」が実際どのように発揮されたのかが見えづらかったです。特に「モチベーションが低下」「雰囲気づくり」などの言葉は具体性に欠け、状況をイメージしにくい印象でした。

【添削内容】
抽象的な表現を削除し、代わりに具体的な行動の内容とその結果が伝わるよう修正しました。エピソードにも時期や背景を加え、事実に即した内容にすることで説得力を向上させました。

【どう変わった?】
修正後は、「やり遂げる力」が実際にどのような行動として表れていたのかが明確に伝わる内容になりました。入社後の活躍が想像しやすくなり、再現性のある強みとして評価されるでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・ネガティブな表現は避ける
・行動を5W1Hで具体化する
・結果は客観性のある数値や事実で示す

例文③学業で初志貫徹を身につけた

ここでは、「やり遂げる力」を大学での学業経験から伝える自己PRの例文を添削しています。

頑張った事実を並べるだけでなく、その行動の背景や工夫、そして成長をセットで伝えることが説得力のある文章にするために重要です。

学業で最後までやり遂げたことをアピールする自己PR
【結論】
私は、一度決めた目標に対して、困難があっても工夫を重ねながら粘り強く取り組み、最後までやり遂げる力を強みとしています。
添削コメント|もとの文章でも良いですが、「困難があっても工夫を重ねながら」と具体的な状況や自身の姿勢を加えることで、どのような場面で発揮される強みなのかが伝わる内容にしました。状況や取り組み方を補足することで説得力も向上します。
【エピソード】
この力は、大学でのゼミ研究を通じて培われました。私は3年次に環境問題を扱うゼミに参加し、数あるテーマの中でも「解決策が見えにくく、根気強い調査が求められる」とされていたプラスチックごみの削減策を自ら選びました。社会的な注目度が高い一方で、調査の難易度が高いことも覚悟のうえで取り組みました。
添削コメント|旧文は「ゼミに所属してテーマを選んだ」という事実だけで、主体性や挑戦性が伝わりにくい構成でした。改善後は「なぜそのテーマに挑んだのか」「取り組む前にどんな困難を予測していたのか」を明確にすることで、企業が評価する思考力・覚悟・目的意識がより鮮明に伝わる構成へと高めています。
【エピソード詳細
当初は参考資料が少なく、情報収集に苦労しましたが、自治体の取り組みに関するインタビューを行いました。市役所や図書館を何度も訪ね、自治体の環境課へ直接アポイントを取り、職員の方にヒアリングを行うなど、足を使った情報収集に注力しました。途中で方向性に悩む場面もありましたが、指導教員や仲間と議論を重ね、粘り強く研究を進めました。
添削コメント|元の文は行動が抽象的で、5W1Hの「どこで誰に何をどうしたか」が不明瞭でした。修正後は場所・相手・方法を明示し、強みが発揮された場面がより具体的に伝わるようにしています。
【成果】
その結果、学内のゼミ発表会で最優秀賞を受賞し、地域の取り組みに関する知見が評価されました。課題に直面しても諦めず、最後までやり抜く姿勢が実を結んだ経験でした。特に、行政への直接取材に基づいた実践的な提案内容が評価され、やり抜いた成果として自信につながりました。
添削コメント|「諦めず、やり抜いた経験でした」だけでは内容が抽象的で、成果と行動の関連が弱いため、どの行動が評価されたかを明示しました。こうすることで成果の客観性が企業側にも伝わりやすくなります。
【入社後】
入社後もこの粘り強さを活かし、どんな業務にも責任を持って取り組み、最後までやり遂げる姿勢で成果を出し続けていきたいと考えています。困難に直面しても情報を集め、周囲と連携しながら粘り強く業務を進めることで、課題解決と成果創出に貢献したいと考えています。
添削コメント|「最後までやり遂げる姿勢で成果を出す」では曖昧でどう貢献していくか具体性が不足しています。そこで、入社後の業務でどのように強みを発揮するのかを実務に沿って具体化しました。

【NGポイント】
全体的に「最後までやり遂げた」という主張だけが押し出され、具体的な根拠や実際にどう行動したかが伝わっていませんでした。また、成果や入社後の内容もやや曖昧で、強みとの関連が弱くなっていました。

【添削内容】
強みの根拠となる「行動の具体性」を高めるために、5W1Hの視点から詳細に説明しました。資料収集やインタビューの内容を明示し、読者が取り組みの状況を具体的にイメージできるようにしました。

【どう変わった?】
「どんな困難をどのように乗り越えたか」が明確になり、強みの説得力が高まりました。企業視点でも、「入社後に応用できそうな行動力」として評価されやすく、再現性のある強みとして印象に残るでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・抽象的な表現は具体化する
・成果は客観的に示す
・入社後の展望を実務に結びつける

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【自己PR】最後までやり遂げる力を伝える時に気をつけること

では最後に、自己PRで最後までやり遂げる力を伝える際に気をつけることを2つ紹介します。しっかりと把握して、伝わりやすい自己PRを作成しましょう。

  1. 具体的なエピソードを伝える
  2. 必ず結果が出た経験を伝える

①具体的なエピソードを伝える

自己PRでは、抽象的な表現を避け、具体的なエピソードを用いることが重要です。

たとえば、「学生時代にすべてをやり遂げた」という曖昧な主張ではなく、実際に克服した困難や達成した目標について詳細に語ることが求められます。

面接では、難易度の高い課題にどのように取り組み、どれだけの努力をして目標を達成したかを明確に伝えることが大切。挑戦を恐れず最後まで努力を続ける姿勢は、どの企業にとっても重要な資質です。

「自己分析のやり方がよくわからない……」「やってみたけどうまく行かない」と悩んでいる場合は、無料で受け取れる自己分析シートを活用してみましょう!ステップごとに答えを記入していくだけで、あなたらしい長所や強み、就活の軸が簡単に見つかりますよ。

②必ず結果が出た経験を伝える

自己PRでは、結果を伴う具体的な経験を用いることが重要です。例えば、「途中で諦めたけれど努力はした」というような話ではなく、実際に達成した目標や、困難を乗り越えた具体的な事例を挙げましょう。

面接では、目標を100%達成した経験や、評価された実績を明確に伝えることが大切ですよ。

【自己PR】最後までやり遂げる力を自分なりに伝えよう!

自己PRで「最後までやり遂げる力」をアピールする際は、他の就活生と異なるアピールを心がけましょう。多くの人が同じようにアピールしているため、差別化が必要なのです。

今回紹介したような言い換えを活用し、自分だけのアピールをしましょう。目標に向かってひたむきに努力し続ける姿勢を、新しい言葉で表現してみてください。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。