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【保存版】内定報告メール完全ガイド|送り方・例文・注意点

「内定が決まったけれど、誰にどのように報告すればいいのかわからない…」

お世話になった方々への感謝を伝えるためにも、丁寧な「内定報告メール」は欠かせません。とはいえ、宛先ごとの言い回しやマナーに悩む人も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、「内定報告メール」の送り方やマナー、注意点、さらに送る相手別の例文まで、すぐに使える形で完全ガイドします。

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目次

内定報告のメールは送るべき?

就活が終わり内定をもらったあと、「内定報告のメールって送ったほうがいいのかな」と悩む人は多いでしょう。義務ではないと聞けば、送らなくても問題ないのではと思うかもしれません。

ただ、実際には送っておいたほうが良いでしょう。理由はこれまでサポートしてくれた人へ感謝を伝える大切な機会になるからです。

たとえば、OB・OG訪問で親身に話をしてくれた先輩、ゼミで丁寧に指導してくれた教授、キャリアセンターで面接練習や書類の添削を手伝ってくれた職員など、就職活動中には多くの人の助けを受けてきたはず。

そういった人たちへ結果をしっかり報告するのは、社会人としての基本的なマナーでもあります。

また、感謝を込めた一通のメールが、今後のつながりや再会のきっかけになることもあるでしょう。就職後も信頼関係を築いていくために、内定報告のメールはぜひ送っておきたいところです。

内定報告メールは誰に送る?

内定報告メールは、感謝を伝えるだけでなく、これまで築いてきたつながりを維持するうえでも大切な役割を果たします。送るべき相手は意外と多く、うっかり忘れがちな人もいるかもしれません。

ここでは、報告すべき相手を具体的に整理して紹介します。

  1. OB・OG訪問でお世話になった方々
  2. ゼミの教授や大学の先生
  3. キャリアセンターや就職課の担当者
  4. インターンシップでお世話になった社員の方々
  5. アルバイト先の上司や職場の関係者
  6. エージェント・人材紹介会社の担当者
  7. 模擬面接・ES添削などでアドバイスをくれた先輩・知人

① OB・OG訪問でお世話になった方々

OB・OG訪問で得た情報やアドバイスは、志望動機や企業選びを深めるうえで大きな助けになったはずです。だからこそ、支えてくれた先輩に内定の報告をすることは、礼儀として欠かせません

たとえ少し時間が空いていても、誠実な気持ちで連絡すれば十分に伝わるでしょう。報告メールを通じて感謝の気持ちを届けるとともに、今後のご縁をつなぐきっかけにもなるかもしれません

② ゼミの教授や大学の先生

日ごろから研究や授業でお世話になっている先生にも、内定の報告はしておきたいところです。

教授からの紹介や推薦を受けていた場合はもちろんのこと、就活を応援してくれていたなら、結果を知らせることで安心してもらえるでしょう。

今後も卒業論文やゼミ活動で関わる機会がある場合は、より丁寧な連絡が望まれます。将来的に別の形で関わる可能性もあるため、社会人としての第一歩をしっかり伝えておきましょう。

③ キャリアセンターや就職課の担当者

キャリアセンターでは、履歴書の添削や面接練習など、実践的なサポートをしてくれます。たくさん相談に乗ってもらった担当者には、結果を伝えることで信頼関係をより深めることができるでしょう。

加えて、内定の報告内容は今後の学生支援の参考にもなるため、相手にとっても価値のある情報といえます。お礼の言葉を添えて、できるだけ早めに報告しておきましょう

④ インターンシップでお世話になった社員の方々

インターン先で直接指導してもらった社員には、選考結果に関係なく内定の報告をしておくと丁寧です。

特に業界や職種が近い場合、実体験を通じて得た気づきが就活に役立ったことを伝えれば、感謝の気持ちもより伝わりやすくなります。

ビジネスマナーに則った言葉遣いを意識して、短くても心のこもった内容にまとめるとよいでしょう。

⑤ アルバイト先の上司や職場の関係者

アルバイト先で学んだ責任感やコミュニケーション力は、就活の場でも自分らしさを語る材料になります。普段から指導してくれていた上司には、内定の報告をすると喜ばれるでしょう。

特別な書き方をする必要はありませんが、これまでのサポートへの感謝を添えて送るのがポイントです。長く働いた職場であればなおさら、社会人としての一報を届けるのが礼儀といえます。

⑥ エージェント・人材紹介会社の担当者

エージェントを通じて紹介された企業で内定が決まった場合、担当者への報告は必須です。面接の調整やフィードバック、アドバイスなど、選考の裏側で多くの支援をしてくれています。

感謝の気持ちを伝えるとともに、今後の転職やキャリア相談の際にもスムーズなやり取りができるようになります。メールは簡潔で問題ありませんが、社会人としてのマナーを忘れずに送りましょう。

⑦ 模擬面接・ES添削などでアドバイスをくれた先輩・知人

模擬面接やESの添削を手伝ってくれた人には、内定の報告と一緒に「ありがとう」の気持ちを伝えておくと丁寧でしょう。気軽に相談していた相手であっても、就活を支えてくれた大事な存在です。

結果を共有することで関係がより深まることもあるうえ、今後また何かの場面で助け合える可能性もあります。感謝の気持ちを言葉にして伝えることを大切にしてください。

内定報告メールを送るタイミング

内定の報告メールは、感謝の気持ちを伝える大切な手段です。送るタイミングを間違えると、誠意が伝わらなかったり、相手に不快感を与えたりする可能性もあります。

ここでは、報告メールを送る適切なタイミングを、状況別にわかりやすく紹介しています。

  1. 内定を承諾した直後に送る
  2. 内定式や入社手続きより前に送る
  3. お世話になった相手に順番に送る
  4. 休日や深夜に送るのは避ける

① 内定を承諾した直後に送る

内定を承諾したあとは、できるだけ早く報告メールを送りましょう。特に、就職活動で支えてくれた人たちは、結果を心待ちにしていることが多く、早めの連絡が信頼にもつながります。

たとえば、ゼミの教授や面接対策をしてくれた先輩などは、あなたの進路を気にかけているはずです。可能であれば、内定を承諾した当日中に送るのが理想でしょう。

誠実さや常識を示すためにも、スピーディーかつ丁寧な対応を心がけてください。

② 内定式や入社手続きより前に送る

内定報告メールは、企業との正式なやりとりが始まる前、つまり内定承諾から内定式までの間に送るのが適切です。

報告のタイミングがあまりに遅いと、相手に違和感を与えてしまいます。

たとえば、内定式が始まったあとや、入社書類を提出したあとに突然報告されると、「どうして今なのか?」と感じさせてしまうかもしれません。

迷った末に企業を決めた場合でも、決断に至るまでの経緯や気持ちを素直に伝えると、より好印象を与えられるでしょう。時間が経ちすぎる前に、区切りの良いタイミングで送るよう意識してください。

③ お世話になった相手に順番に送る

報告のメールを複数の相手に送る必要があるときは、誰に先に送るべきかを考えて順番に送りましょう

推薦状を書いてくれた教授や、何度も模擬面接に付き合ってくれた先輩など、特に親身になってサポートしてくれた方から優先的に連絡するのが丁寧です。

また、一斉送信ではなく、それぞれの相手との関係性に合わせて文面をカスタマイズすることも忘れないようにしてください。

形式ばかりにとらわれず、自分らしい言葉で感謝を伝えると、より心のこもった報告になります。メールを受け取った相手が「自分だけに届いた」と感じられる工夫が大切です。

④ 休日や深夜に送るのは避ける

どんなに早く伝えたい気持ちがあっても、相手に配慮のないタイミングで送信するのは避けるべきです。特に社会人に向けてのメールは、送信時間に気を配ることが信頼関係を築く第一歩になります。

たとえば、深夜や休日に突然メールが届くと、相手のプライベートに踏み込んでしまったような印象を与えかねません。

深夜にメールを書き終えたとしても、下書きに保存しておき、翌朝の業務時間帯に送信するのがマナーです。

こうした小さな気遣いの積み重ねが、ビジネスマナーを理解しているという評価にもつながります。配慮ある対応を意識してください。

内定報告メールの基本マナー

内定報告メールは、感謝の気持ちと社会人としての姿勢を伝える大切な手段です。丁寧でわかりやすい文章を心がけることで、印象をより良くできます。

ここでは、最低限守りたい内定報告メールのマナーを紹介しましょう。

  1. 件名は「内定のご報告」と一目で分かるようにする
  2. 冒頭で誰からのメールか明確に伝える
  3. 内定を得た企業名や職種を具体的に記載する
  4. 本文では感謝の気持ちを丁寧に伝える
  5. 今後の意気込みや目標を簡潔に添える
  6. 署名には大学名・学部・名前・連絡先を記載する
  7. 敬語や文法に注意し、誤字脱字を避ける
  8. 添付ファイルや長文はなるべく避ける

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① 件名は「内定のご報告」と一目で分かるようにする

件名は、メールを開くかどうかを左右する重要な要素です。「内定のご報告(〇〇大学 △△)」と明確に表記することで、内容と差出人がひと目で伝わりやすくなります

あいまいな件名ではスパムと誤解されて開封されない恐れもあるため、できるだけ分かりやすい表現を選びましょう。

また、他のメールに埋もれないよう簡潔かつ端的な言い回しにすることもポイントです。

② 冒頭で誰からのメールか明確に伝える

メールの本文が始まってすぐに自分が誰なのかを伝えることで、相手は安心して読み進められます。たとえば、「〇〇大学△△学部の□□と申します」と名乗ることで、相手の記憶にも残りやすくなるでしょう。

特に、大学関係者や企業の担当者など、多くの学生と関わっている方には、自分を思い出してもらうためにも丁寧で簡潔な自己紹介が不可欠です。メールの冒頭は、信頼感を築く第一歩でもあります。

③ 内定を得た企業名や職種を具体的に記載する

報告メールの中心は、どこから内定を得たかという事実の共有です。「このたび〇〇株式会社より営業職の内定をいただきました」と、企業名と職種の両方を明確に記載しましょう。

情報が曖昧だと相手に混乱を与えてしまう可能性がありますし、具体的に書くことで誠実さや正確性も伝わります

特に、複数企業を受けていたことを知っている相手には、どの企業に決まったのかをはっきり伝えることで納得感も得られるでしょう。

④ 本文では感謝の気持ちを丁寧に伝える

就職活動を通じてお世話になった方々への感謝は、心を込めて丁寧に伝えることが大切です。

たとえば、「面接練習でいただいたアドバイスが自信につながりました」など、具体的なエピソードを交えて伝えると、気持ちがより深く届きます。

形式的な言葉だけでなく、自分の言葉で素直な感謝を述べることで、相手にも温かい印象を与えるでしょう。感謝の気持ちは、何よりも大事にすべき要素です。

⑤ 今後の意気込みや目標を簡潔に添える

メールの最後には、社会人としての意気込みを簡潔に添えると、前向きな印象を与えられます

「今後は社会人としての自覚を持ち、責任感を持って仕事に取り組んでまいります」など、将来に向けた前向きな気持ちを示しましょう。

ただし、内容が長くなりすぎると本来の報告がぼやけてしまうため、簡潔にひと言添える程度で十分です。意欲や成長意識を表す文章を選ぶと効果的です。

⑥ 署名には大学名・学部・名前・連絡先を記載する

メールの最後には、署名をつけましょう。大学名・学部・名前・電話番号・メールアドレスといった基本情報を記載することで、相手がすぐに連絡を取れる状態になります。

署名はビジネスメールのマナーでもあり、丁寧な印象を与える要素のひとつです。読み手に安心感を与えるとともに、あなたの社会人としての配慮を伝える手段にもなります。

署名は、以下のように記入しましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

⑦ 敬語や文法に注意し、誤字脱字を避ける

メール本文の内容が丁寧でも、敬語の誤用や文法ミス、誤字脱字があると一気に信頼を失ってしまいます。読みやすく正確な文章に仕上げるためにも、送信前には必ず見直しを行いましょう

不安な場合は校正ツールを使ったり、第三者にチェックしてもらったりするのも有効です。社会人としての礼儀や誠意は、言葉遣いの正確さにも表れます。細かい部分まで気を配りましょう。

⑧ 添付ファイルや長文はなるべく避ける

内定報告メールに、資料や写真などの添付ファイルをつける必要はほとんどありません。むしろ、相手の手間や容量を奪ってしまうリスクがあるため、テキストのみで完結させるのが無難です。

また、文章が長くなりすぎると読み手の集中力を奪い、重要な部分が埋もれてしまいます。

報告と感謝を中心に、コンパクトかつ丁寧にまとめることで、読みやすく誠実なメールになるでしょう。簡潔さは、思いやりです。

【送る相手別】内定報告メールの例文10選

内定報告のメールは、相手に合わせた適切な文面が求められます。お世話になった立場や関係性に応じて、伝えるべき内容や表現も異なるため、迷う人も多いはずです。

ここでは、送る相手別に具体的なメール例文を紹介します。実際に使える文章を参考に、自分らしい感謝の気持ちを丁寧に伝えましょう。

  1. 企業の人事担当者へのメール例文
  2. OB・OGへのメール例文
  3. ゼミの教授へのメール例文
  4. 大学のキャリアセンター担当者へのメール例文
  5. インターン先の担当者へのメール例文
  6. アルバイト先の上司へのメール例文
  7. サークルの先輩へのメール例文
  8. 高校時代の恩師へのメール例文
  9. エージェント・人材紹介会社の担当者へのメール例文
  10. その他個人的に支えてくれた人へのメール例文

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① 企業の人事担当者へのメール例文

企業の人事担当者へ送る内定報告メールでは、まず選考を通じての感謝の気持ちを伝えることが大切です。あわせて、内定をいただけたことの喜びや、今後に向けた意気込みを簡潔にまとめましょう。

《例文》

件名:内定のご報告(○○大学・氏名)

○○株式会社
人事部 ○○様

お世話になっております。○○大学○○学部の○○です。
このたびは、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

貴社のインターンシップに参加させていただいた際、社員の方々の温かさや、風通しのよい社風に魅力を感じ、ここで働きたいという思いが一層強くなりました。

そのような企業から内定をいただけたこと、大変光栄に思っております。

今後は入社までの期間も、自分にできる準備を積み重ね、社会人としてスタートを切れるよう努めてまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《解説》
企業へのメールでは、簡潔ながらも「なぜこの企業に惹かれたか」というエピソードを入れると印象が良くなります。形式と感謝の両立がポイントです。

② OB・OGへのメール例文

OB・OG訪問でお世話になった先輩には、内定の報告とともに、就活中にいただいたアドバイスへの感謝を伝えることが大切です。今後の社会人生活への決意も添えると、丁寧な印象になります。

《例文》

件名:内定のご報告(○○大学・氏名)

○○様

お世話になっております。○○大学○○学部の○○です。
先日はOB訪問のお時間をいただき、誠にありがとうございました。

このたび、○○株式会社より内定をいただきましたことをご報告させていただきます。

訪問時にお話しいただいた仕事内容や社内の雰囲気についてのご経験談が、企業選びの大きな参考となりました。あの時のアドバイスがなければ、このようなご縁には繋がらなかったと思っております。

入社後は、一社会人として成長できるよう努力を重ねてまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《解説》
OB・OGへのメールでは、訪問時の会話内容に触れると丁寧な印象を与えます。形式だけでなく、自分らしい感謝の気持ちを言葉にすることがポイントです。

③ ゼミの教授へのメール例文

ゼミの教授への内定報告メールでは、これまでのご指導への感謝と、就職が決まったことのご報告を丁寧に伝えることが大切です。今後の研究や卒業論文への姿勢にも一言添えると誠意が伝わります。

《例文》

件名:内定のご報告(○○大学・氏名)

○○先生

お世話になっております。○○大学○○学部○○ゼミ所属の○○です。
このたび、○○株式会社より内定をいただきましたので、ご報告申し上げます。

就職活動中は、ゼミでのご指導や面接練習、履歴書の添削など、先生から多くのサポートをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。

先生のアドバイスがなければ、このような結果には繋がらなかったと思っております。

卒業までの間も、ゼミでの活動や卒業論文にしっかり取り組み、最後まで気を引き締めて過ごしてまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《解説》
教授へのメールでは、内定の報告に加えて「今後の学生生活への取り組み」も添えると丁寧です。感謝と姿勢の両方を伝えることが好印象に繋がります。

④ 大学のキャリアセンター担当者へのメール例文

キャリアセンターの担当者には、相談や面接対策などでお世話になることが多く、内定が決まった際には必ず報告メールを送りましょう。支援への感謝と、今後の目標を添えると好印象です。

《例文》

件名:内定のご報告(○○大学・氏名)

○○キャリアセンター ○○様

お世話になっております。○○大学○○学部の○○です。
このたび、○○株式会社より内定をいただきましたので、ご報告申し上げます。

就職活動中は、履歴書の添削や模擬面接など、親身にご対応いただき誠にありがとうございました。
特に、面接前日にいただいたアドバイスが自信につながり、落ち着いて臨むことができました。

就職先では、大学で学んだ知識や経験を活かして、即戦力となれるよう努めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
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《解説》
キャリアセンターへの報告では、支援内容に具体的に触れることで感謝の気持ちがより伝わります。丁寧かつ前向きな文面を意識しましょう。

⑤ インターン先の担当者へのメール例文

インターン先の担当者には、職場体験を通じて得た気づきや成長を踏まえた感謝の言葉を添えた内定報告が効果的です。実務経験が選考にどう活きたかを伝えることで、丁寧な印象を与えられます。

《例文》

件名:内定のご報告(○○大学・氏名)

○○株式会社
○○部 ○○様

お世話になっております。○○大学○○学部の○○です。
以前はインターンシップでお世話になり、誠にありがとうございました。

このたび、○○業界の○○株式会社より内定をいただきましたので、ご報告させていただきます。

インターンを通じて実務に触れた経験が、志望動機の明確化や面接での受け答えに大いに活かされました。特に○○様からいただいたご指導は、今でも心に残っており、大きな自信につながりました。

今後は、社会人として責任ある行動を心がけ、日々成長していけるよう努めてまいります。
今後ともご指導いただけますと幸いです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
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《解説》
インターン経験が選考にどう役立ったかを具体的に伝えると、説得力が増します。感謝と今後の姿勢をバランスよく表現するのがポイントです。

⑥ アルバイト先の上司へのメール例文

アルバイト先の上司には、日頃のサポートや勤務経験が就職活動にどう活きたかを踏まえ、感謝の気持ちを込めた報告をしましょう。長く関わった職場だからこそ、丁寧な言葉選びが大切です。

《例文》

件名:内定のご報告(○○大学・氏名)

○○店 店長 ○○様

お世話になっております。○○大学○○学部の○○です。
このたび、○○株式会社より内定をいただきましたので、ご報告させていただきます。

アルバイトでは、忙しい時間帯でも冷静に対応する力や、チームワークの大切さを学ばせていただきました。

その経験が、就職活動の中でも自己PRの軸となり、自信を持って選考に臨むことができました。
今後は社会人としてより一層成長できるよう努力を重ねてまいります。

これまでのご指導、本当にありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《解説》
実務を通じて得たスキルを具体的に伝えると、感謝と成長の両方が伝わります。日常的に接していた相手こそ、礼儀正しく丁寧に伝えましょう。

⑦ サークルの先輩へのメール例文

サークル活動でお世話になった先輩には、内定報告とともに、アドバイスや励ましへの感謝をしっかり伝えましょう。気負わず丁寧な言葉でまとめると、好印象につながります。

《例文》

件名:内定のご報告(○○大学・氏名)

○○先輩

お世話になっております。○○大学○○学部の○○です。
このたび、○○株式会社より内定をいただきましたので、ご報告いたします。

就職活動中には、面接や企業選びについてたくさんのアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。

特に、悩んでいた時にかけてくださった「焦らず自分に合った会社を見つければいいよ」という言葉が、大きな支えになりました。

今後は社会人として責任を持って行動し、先輩のように周りに頼られる存在を目指して頑張っていきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《解説》
親しい先輩には少しカジュアルでも構いませんが、礼儀は崩さず誠意を伝えることが大切です。印象に残った言葉などを添えると心がこもります

⑧ 高校時代の恩師へのメール例文

高校時代にお世話になった先生には、近況報告を兼ねた内定のご報告が喜ばれます。高校時代の思い出や、進学後の成長をふまえて感謝を伝えることで、より心のこもったメールになるでしょう。

《例文》

件名:内定のご報告(○○大学・氏名)

○○先生
ご無沙汰しております。○○高校○期卒業、現在○○大学○○学部に在学中の○○です。

このたび、○○株式会社より内定をいただきましたので、ささやかながらご報告させていただきます。

高校時代、先生にご指導いただいた「自分の言葉で伝える大切さ」は、大学生活でも就職活動でもずっと意識してきました。

面接でも、自分の考えをしっかり言葉にできたことが評価につながったと感じています。
まだまだ未熟ではありますが、社会に出て少しでも人の役に立てるよう努めてまいります。

お体に気をつけて、今後ともますますのご活躍をお祈り申し上げます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《解説》
高校時代の先生には、自分の成長を伝えるエピソードを入れることで気持ちが伝わります。時候の挨拶や労いの言葉も忘れずに添えましょう

⑨ エージェント・人材紹介会社の担当者へのメール例文

就職エージェントや人材紹介会社の担当者には、内定の報告と共に、サポートへの感謝を丁寧に伝えることが大切です。担当者との信頼関係を意識した文面にすることで、好印象を残せます。

《例文》

件名:内定のご報告(○○大学・氏名)

○○株式会社
○○様

お世話になっております。○○大学○○学部の○○です。

このたび、貴社よりご紹介いただいた○○株式会社より内定をいただきましたので、ご報告申し上げます。

履歴書の添削から面接対策、面談での親身なアドバイスなど、終始手厚いサポートをいただき心より感謝しております。

特に、面接直前にいただいたアドバイスが緊張を和らげ、自信を持って臨むことができました。
今後は社会人としての責任を自覚し、仕事に真摯に取り組んでまいります。

これまでのご支援、本当にありがとうございました。引き続きご指導いただけますと幸いです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
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《解説》
エージェントには「何が役立ったか」を明確に伝えると、丁寧な印象を与えられます。今後も付き合いが続く可能性を意識して、誠意を込めましょう。

⑩ その他個人的に支えてくれた人へのメール例文

家族や友人、相談に乗ってくれた知人など、就職活動を支えてくれた身近な人への内定報告メールでは、感謝の気持ちと報告の喜びを、素直な言葉で伝えることが大切です。

《例文》

件名:内定のご報告(○○大学・氏名)

○○さん

こんにちは、○○大学○○学部の○○です。
このたび、○○株式会社より内定をいただきましたので、ご報告させていただきます。

就活中は不安になることも多かったのですが、○○さんがいつも親身に話を聞いてくださったおかげで、前向きな気持ちを持ち続けることができました。

特に「焦らなくて大丈夫、自分のペースで頑張ればいいよ」という言葉に、何度も救われました。
内定をいただけたのは、○○さんの支えがあってこそだと思っています。

本当にありがとうございました。またゆっくりお会いして、お礼をお伝えできたらうれしいです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○○大学○○学部○○学科
氏名(フリガナ)
電話番号:090-1234-5678
メールアドレス:example@email.com
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

《解説》
身近な人には素直な気持ちとエピソードを交えて伝えると、温かみのある文面になります。かしこまりすぎず、相手との距離感に合った丁寧さを意識しましょう。

内定報告後のやりとりで気をつけたいこと

内定報告メールを送ったあとは、相手との信頼関係を保つためにも丁寧な対応が求められます

ここでは、報告後に注意すべき7つのポイントを紹介しています。

  1. 内定報告後も丁寧な言葉遣いを心がける
  2. 企業からの返信には速やかに対応する
  3. 内定先からの案内は必ず目を通す
  4. 返信期限がある連絡は優先して対応する
  5. SNSでの発信は慎重に行う
  6. 内定辞退を考えている場合は早めに伝える
  7. トラブルや変更があれば自己判断せず相談する

① 内定報告後も丁寧な言葉遣いを心がける

報告メールを送ったからといって、その後のやりとりで言葉遣いを崩してしまうのは避けるべきです。

少しでもくだけた表現を使ってしまうと、誠実さが伝わらず、相手に違和感を与えてしまうかもしれません。

たとえ返信がフランクだったとしても、社会人としてのマナーを守り、基本的な敬語や丁寧語を使い続けましょう。

公的な連絡であることを忘れず、LINEやSNSのような気軽さではなく、ビジネスメールの意識で対応することが重要です。

② 企業からの返信には速やかに対応する

企業からの返信が届いた際は、なるべく早く返事を送ることを心がけましょう。対応が遅れると、「連絡が取れない」「自己管理が甘い」といったマイナスの印象を持たれるおそれもあるでしょう。

特に、今後の手続きや入社準備に関わる内容であれば、スムーズなやりとりが信頼につながります

返信の際は簡単なあいさつやお礼の言葉も添えることで、相手に安心感と誠意を伝えることができるでしょう。

③ 内定先からの案内は必ず目を通す

メールを受信したらすぐに開封し、必要な情報を確認しましょう。

企業から届く案内メールには、入社手続きや今後のスケジュールなど大切な情報が含まれています。内容を見逃してしまうと、書類提出の遅延や説明会の欠席といったトラブルにつながる可能性があります。

不明点があれば早めに問い合わせることも重要です。社会人としての第一歩は、こうした基本的な確認作業から始まっています。

④ 返信期限がある連絡は優先して対応する

返信に締切がある場合は、他の予定よりも優先して対応するようにしてください。期限を過ぎてしまうと、相手に迷惑をかけるだけでなく、自分の評価を下げることにもつながります。

受け取った日時と期限を把握したうえで、早めに準備を進めましょう。たとえば、提出物が必要なときは時間に余裕を持って作業し、念のために提出確認の連絡を入れておくと、さらに安心です。

細かな気配りが信頼の礎になります。

⑤ SNSでの発信は慎重に行う

内定の報告をSNSに投稿すること自体は問題ありませんが、内容や表現には十分に注意しましょう

企業名を無断で公開したり、内定者同士の情報を不用意に発信したりすると、思わぬトラブルを招くことがあります。たとえば、非公開の採用情報が含まれていた場合、守秘義務違反となることも

企業関係者が見ている可能性を常に意識して、節度ある発信を心がけてください。軽率な言動が評価を損なうこともあるため注意が必要です。

⑥ 内定辞退を考えている場合は早めに伝える

もし、事情により内定を辞退する可能性が出てきた場合は、なるべく早めにその意思を伝えるようにしてください

連絡が遅れると、企業側はスケジュール調整や他の候補者への対応に支障をきたすことがあります。辞退の理由は簡潔かつ正直に説明し、感謝とお詫びの言葉を丁寧に伝えることで、誠意が伝わるでしょう。

気まずいからといって連絡を先延ばしにするのではなく、誠実な態度で対応することが大切です。

⑦ トラブルや変更があれば自己判断せず相談する

書類に誤りがあったときや、やむを得ず予定を変更したい場合などは、自分だけで判断せず、速やかに企業に相談しましょう

自己判断で勝手に進めてしまうと、意図しないトラブルや誤解を招く可能性があります。企業側も状況を理解してくれることが多いため、誠実に事情を説明すれば問題になることは少ないでしょう。

不安な点や疑問がある場合は早めに質問し、適切な対応につなげる姿勢が求められます

内定報告メールに関するよくある質問と回答(FAQ)

内定報告メールについては、「何を書けばいいのか」「失礼にならないか」など不安を感じる方も多いでしょう。ここでは、よくある疑問とその答えを分かりやすく紹介します。

  1. 内定報告メールでNGな内容とは?
  2. メールを送るタイミングを逃したら?
  3. 複数社から内定が出た場合の報告方法は?
  4. 返信がない場合は再送すべき?

① 内定報告メールでNGな内容とは?

内定報告メールでは、ビジネスの場にふさわしくない表現や、無意識に失礼にあたる情報の記載は避けましょう

たとえば「本命の会社に決まりました」といった他社と比較する表現や、「正直、迷いましたがこちらに決めました」といった企業評価につながる発言は、読み手に不快感を与える可能性があります。

また、文章が長すぎると要点が伝わりにくく、読む側の負担にもなってしまうことも

主語と述語のねじれや、言い回しの不明瞭さにも注意しながら、感謝の気持ちと内定の報告を中心に、簡潔かつわかりやすい文章を心がけてください。

② メールを送るタイミングを逃したら?

本来は内定が決まった当日、もしくは翌日までに送るのが理想ですが、何らかの理由でタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。

その場合でも、送らないままにするより、遅れてでも丁寧に連絡する方が誠意は伝わります。

メールの冒頭で「ご報告が遅くなり申し訳ありません」と一言添えることで、相手に不快感を与えずに気持ちを伝えることができるでしょう。

報告のタイミングにとらわれすぎず、感謝の気持ちや敬意を大切にした内容を意識することが、好印象につながるポイントです。

③ 複数社から内定が出た場合の報告方法は?

複数の企業から内定をもらった場合、どこに入社するかを決めたうえで、その会社名だけを報告するのが一般的です。報告相手にすべての企業名を伝える必要はありません。

「○○株式会社に入社することを決めました」とシンプルに伝えれば問題ありません

もし複数社の名前を出すと、「なぜこの企業を選んだのか」という説明が必要になることもあり、相手に余計な疑問を与えるおそれもあります。

報告メールでは、あくまで入社先と感謝の気持ちを伝えることに集中するとよいでしょう。

④ 返信がない場合は再送すべき?

メールを送ってから数日がたっても返信がないと、不安になるかもしれませんが、まずは3~5日程度様子を見ましょう。特に忙しい方や、メールが多い職場では見落とされることもあります。

1週間以上たっても反応がなければ、やさしい表現で再度連絡を入れるのがよい判断です。

たとえば「先日お送りしたご報告メールをご確認いただけておりますでしょうか」といった一文を添えると、催促になりにくく、丁寧な印象を保てます。相手の都合にも配慮した文面を意識してください。

内定報告のメールマナーを意識しよう!

内定が決まった後、報告メールを誰に・いつ・どのように送るべきかは、就活生にとって迷いやすいポイントです。

結論としては、お世話になった人への感謝を形にするためにも、内定報告メールは送ったほうが良いでしょう。

その際は、相手ごとの立場を意識しながら、件名・本文・署名まで丁寧に整えることが大切になります。また、送るタイミングやメールのマナー、やりとりの継続にも注意が必要でしょう。

このように、「内定報告 メール」は単なる通知ではなく、あなたの社会人としての第一歩を印象づける重要なツールです。誠実な姿勢で伝えられるよう、基本を押さえておきましょう。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。