【就活生必見】無断欠席を謝罪するメールと電話のマナー完全解説
「無断で説明会や面接を欠席してしまった…どう謝ればいいの?」 就活中、忙しさや体調不良でうっかり無断欠席してしまい、焦っている方も多いはずです。
適切な対応をしないと、企業からの信頼を失い、選考に悪影響を及ぼす可能性もあります。
そこで本記事では、無断欠席したときの正しい連絡方法、メールや電話での謝罪マナー、さらに状況別の例文まで詳しく解説していきます。
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無断欠席してしまったときに、まず取るべき行動とは?

就活中に説明会や面接を無断欠席してしまったとき、「どうすれば信頼を取り戻せるのか」と悩む人は多いはずです。焦って間違った対応をしてしまえば、選考に悪影響を及ぼすおそれもあります。
ここでは、無断欠席してしまった際にすぐに取るべき行動を、順を追って分かりやすく解説します。
- 無断欠席してしまったら、すぐに企業へ連絡する
- メールよりも電話で謝罪する
- 後で謝罪メールも送っておく
- 企業からの指示がある場合はそれに従う
① 無断欠席してしまったら、すぐに企業へ連絡する
無断で欠席してしまった場合は、気づいた時点でできるだけ早く企業へ連絡を入れることが大切です。時間が経つほど企業側の不信感は増し、「誠意が感じられない」と判断されるおそれがあります。
体調不良や家庭の急用などやむを得ない事情があっても、まずは無断での欠席そのものを謝罪するのが基本です。企業側としては、事前に一報があれば別の対応も可能だったかもしれません。
結果的に迷惑をかけてしまったことを認識し、反省の気持ちを込めて正直に事情を伝えるようにしましょう。
連絡の手段は電話でもメールでも構いませんが、第一報として素早く行動する姿勢が信頼回復の第一歩になります。
② メールよりも電話で謝罪する
謝罪の気持ちをきちんと伝えたい場合、メールよりも電話の方が圧倒的に効果的です。相手の反応を直接受け止めながら自分の気持ちを言葉で伝えることで、誠意がより感じられやすくなります。
声のトーンや言葉遣い、話し方ひとつでも反省の姿勢が伝わるため、文章だけでは補えないニュアンスを届けられるでしょう。
緊張してうまく話せないことが不安でも、その一生懸命な姿勢が相手の印象に残ることもあります。また、電話がつながらなかった場合は、留守番電話に謝罪の意を簡潔に残すようにしてください。
その際も、自分の名前と用件をはっきり伝えることで、誠実な対応として受け取られる可能性が高まります。
③ 後で謝罪メールも送っておく
電話での謝罪に加えて、メールでのフォローも忘れずに行いましょう。
電話では緊張して伝えきれなかったことも、文章なら落ち着いて整理できますし、企業側も内容を見返せるため、誤解や抜け漏れを防げます。
メールの文面では、まず無断欠席に対する謝罪を明確に伝え、その後に欠席理由や今後の対応意志を簡潔に述べると良いでしょう。
日程や自分の氏名、連絡先などを明記することで、相手がスムーズに対応できるよう配慮することも大切です。文体は丁寧かつ誠実さを意識し、長すぎず簡潔にまとめると印象が良くなります。
特に、就活中はマナーの積み重ねが信頼につながるため、メールでも誠意ある姿勢を忘れずに示してください。
④ 企業からの指示がある場合はそれに従う
無断欠席のあと、企業から「再度メールで事情を説明してください」や「別日程での面接をご案内します」といった具体的な連絡が届くことがあります。
このような場合は、自分の判断で勝手に行動するのではなく、企業側の指示に沿って冷静に対応することが重要です。
焦って謝罪メールを重ねて送ったり、勝手に面接希望日を提示したりすると、かえって企業の負担となり印象を悪くしてしまうかもしれません。
指示内容をきちんと読み取り、必要な対応を丁寧に行うことが、信頼回復への近道です。
不安なときは、相手の言葉を繰り返して確認したり、返信の中で「ご指示ありがとうございます」と感謝を示すと、より丁寧な印象になります。
誠実に受け止めたうえで、落ち着いた対応を心がけてください。
無断欠席は就活選考に影響する?

「たった一度の無断欠席で選考に響くのか」と不安になる人は多いかもしれません。実際には、参加予定だった内容や企業側の対応によって影響の大きさは変わってきます。
このセクションでは、状況ごとの違いや注意点を整理していきます。
- 大規模な説明会では影響が少ない場合もある
- 小規模な面接やインターンでは評価が下がる可能性がある
- 選考辞退と見なされ、今後の連絡が途絶えるリスクもある
① 大規模な説明会では影響が少ない場合もある
無断で欠席してしまっても、すべてのケースで選考に悪影響が出るとは限りません。
特に、参加者が多数集まるような大規模な企業説明会では、出欠のチェック自体が簡易的だったり、出席状況を厳密に確認していなかったりする場合もあります。
そのため、連絡なしで欠席しても企業側に把握されず、選考に影響しないケースも考えられるでしょう。しかしながら、それに安心して連絡を怠るのは避けたいところです。
たとえ欠席が目立たない場であっても、最低限のマナーとして、欠席の連絡を入れておくことが社会人としての信頼につながります。
企業の規模や説明会の形式にかかわらず、誠意ある対応を意識しておくと、他の場面でもプラスに働くかもしれません。
② 小規模な面接やインターンでは評価が下がる可能性がある
一方で、面接やインターンなど、少人数で実施される場では無断欠席の影響が大きくなります。
こうした場面では、1人の欠席が全体の進行や雰囲気に直接影響を及ぼすため、企業側の印象も悪化しやすくなるのが実情です。
特にインターンでは、事前に資料を用意したりスケジュールを調整したりと、多くの準備が必要な場合もあります。その中での無断欠席は、「連絡もできない人」というマイナス評価につながりかねません。
たとえ急な体調不良や家庭の事情であっても、欠席が決まった時点で必ず企業へ連絡することが求められます。
誠実な対応を重ねることで、多少のミスであっても信頼関係の回復につながる可能性は十分にあるでしょう。
③ 選考辞退と見なされ、今後の連絡が途絶えるリスクもある
無断欠席は、企業側に「この応募者は選考を辞退した」と受け取られてしまう可能性があります。一度そのように判断されると、その後の連絡が一切来なくなることもあり得るでしょう。
企業からすれば、意思表示のない状態では候補者として扱いづらく、連絡の優先順位も自然と下がってしまうでしょう。
特に、志望度が高い企業でこのような事態になると、挽回することが難しくなるおそれがあります。
たとえ急な体調不良やトラブルであっても、「欠席すること自体よりも、連絡がなかったこと」が評価を左右するポイントになるでしょう。
後悔しないためにも、欠席が確定した時点で速やかに電話やメールで事情を伝え、今後の対応についても丁寧に確認する姿勢が重要です。
無断欠席を謝罪するメールを送る際のポイント

無断欠席をしてしまったあとは、誠意ある謝罪メールを送ることが信頼回復の第一歩になります。失礼のない文章で、正確に気持ちを伝えることが大切です。
ここでは、メール作成時に押さえておきたいポイントを4つ紹介します。
- 無断欠席の理由は正直に伝える
- 言い訳せずに事実のみを伝える
- 次回の参加意思や改善の姿勢を明確にする
- ビジネスマナーを守った署名を記載する
① 無断欠席の理由は正直に伝える
謝罪メールで最も大切なのは、欠席に至った理由を正直に伝えることです。体調不良や急な家庭の事情など、自分の力ではどうしようもなかった場合は、そのまま素直に書いて問題ありません。
一見するとマイナスになりそうな理由であっても、事実を正直に伝え、虚偽の内容や曖昧な表現を避ける方が、結果的に誠意が伝わります。
企業側は、完璧な学生を求めているのではなく、責任をもって対応できる人物かどうかを見ています。短くてもかまわないので、相手に伝わる表現で、理由を簡潔かつ誠実に伝えるよう心がけてください。
② 言い訳せずに事実のみを伝える
謝罪の際には、自分の言葉で状況を説明することが求められますが、言い訳がましい内容にならないよう注意が必要です。
「忙しかった」「うっかり忘れていた」などの理由を感情的に並べてしまうと、相手に悪印象を与えかねません。なぜ無断欠席に至ったのか、その背景を事実だけでシンプルに伝えることが重要です。
また、責任の所在をぼかすような表現は避けましょう。自分の非を認めることで、誠実さや素直さを感じてもらえる可能性が高まります。無理に取り繕わず、冷静で丁寧な言葉選びを意識してください。
③ 次回の参加意思や改善の姿勢を明確にする
無断欠席というマイナスの行動を帳消しにすることはできませんが、今後に向けた姿勢を示すことで信頼回復につながる場合があります。
ただ謝罪するだけで終わるのではなく、「今後は必ず事前に連絡するよう努めます。」「再度参加の機会があれば、ぜひお願いしたいです。」といった前向きな言葉を添えてください。
企業側は、反省の言葉よりも次の行動に注目しています。意欲や改善の意思が伝わる一文があれば、相手にも真摯な気持ちが伝わるでしょう。
謝罪と同時に、再スタートへの意思表示を忘れないことが大切です。
④ ビジネスマナーを守った署名を記載する
メールの最後には、社会人としての基本である署名を丁寧に記載する必要があります。
大学名や学部・学科、名前、電話番号、メールアドレスなどを整理して記載することで、相手はすぐに誰からの連絡かを把握できるでしょう。
また、署名のフォーマットが整っていると、それだけで「細かい点にも気を配れる人だ」という印象を持ってもらえます。
署名は単なる情報ではなく、信頼感を演出する一部でもあるため、表現に気をつけるだけでなく、レイアウトや記載順にも注意し、読み手に負担をかけない構成に整えておきましょう。
【状況別】無断欠席の謝罪メール例文

「メールを送らなくてはならないことは理解できたけれど、自分でメールを作成することは不安……。」そう思っている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、状況ごとに謝罪メールの具体例を紹介します。正しい対応をとり、企業からの印象を少しでも改善するための参考にしてください。
- 会社説明会を無断欠席した場合の謝罪メール例文
- インターンを無断欠席した場合の謝罪メール例文
- 面接を無断欠席した場合の謝罪メール例文
- グループディスカッションを無断欠席した場合の謝罪メール例文
- 就活イベントを無断欠席した場合の謝罪メール例文
- 担当者名がわからないときの謝罪メール例文
- 当日キャンセルをメールで伝える場合の謝罪メール例文
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① 会社説明会を無断欠席した場合の謝罪メール例文
就活中の忙しさや体調不良で、つい会社説明会を無断欠席してしまった場合、誠実な対応が信頼回復のカギとなります。ここでは、説明会を欠席した際に送る謝罪メールの例文を紹介しましょう。
《例文》
件名:会社説明会欠席のお詫び(○○大学 氏名) 株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 このたびは、〇月〇日に開催された貴社の会社説明会を無断で欠席してしまい、誠に申し訳ございませんでした。 体調不良により、当日ご連絡もできないまま欠席してしまったことを深く反省しております。 本来であれば事前にご連絡を差し上げるべきところを、このような形となってしまったことをお詫び申し上げます。 今後はこのようなことがないよう、スケジュール管理と体調管理に十分気をつけてまいります。ご迷惑をおかけしたにもかかわらず大変恐縮ですが、今後も選考に参加させていただけますと幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。 ====================================== ○○大学 ○○学部 氏名(フルネーム) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ====================================== |
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《解説》
欠席の理由と反省の気持ちを率直に伝えることが大切です。メールの最後には連絡先を明記し、誠意ある姿勢を示しましょう。
② インターンを無断欠席した場合の謝罪メール例文
急な体調不良やスケジュール管理ミスでインターンを無断欠席してしまった場合、速やかに謝罪のメールを送ることが重要です。ここでは、大学生が使いやすい誠意ある謝罪メールの例文を紹介します。
《例文》
件名:インターン欠席のご連絡とお詫び(○○大学 氏名) 株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 このたびは、〇月〇日から参加予定でした貴社のインターンを無断で欠席してしまい、誠に申し訳ございませんでした。前夜から体調を崩し、当日は連絡ができないまま欠席することとなってしまいました。 事前にご連絡できなかった非礼を深く反省しております。貴社のご担当者様をはじめ、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。 今後はこのようなことがないよう、体調管理とスケジュールの徹底に努めてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。 ====================================== ○○大学 ○○学部 氏名(フルネーム) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ====================================== |
上記の【メールは自動作成シート】で作成したものです
《解説》
理由は簡潔かつ正直に伝え、謝罪と反省の意を丁寧に述べるのがポイントです。末尾の署名で相手の確認作業もスムーズになります。
③ 面接を無断欠席した場合の謝罪メール例文
就職活動中に面接を無断欠席してしまうと、企業への印象が大きく損なわれてしまいます。ここでは、誠意を伝えるための謝罪メールの例文を紹介しています。
《例文》
件名:面接欠席のご連絡とお詫び(○○大学 氏名) 株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 本日予定されておりました貴社の面接を、無断で欠席してしまい、大変申し訳ございませんでした。 朝方に体調を崩してしまい、ご連絡もできずに面接を欠席する形となってしまいました。 このたびのご迷惑につきまして、深く反省しております。貴社のご担当者様および関係者の皆様には、不快な思いをおかけし、誠に申し訳ございません。 今後はこのような事態を二度と起こさぬよう、体調管理と事前の連絡体制を徹底してまいります。可能であれば、今後もご縁をいただけますと幸いです。 ====================================== ○○大学 ○○学部 氏名(フルネーム) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ====================================== |
上記の【メールは自動作成シート】で作成したものです
《解説》
面接の無断欠席は、印象を大きく左右します。理由と謝罪を明確に伝えた上で、今後の対応への意欲も丁寧に添えるのがポイントです。
④ グループディスカッションを無断欠席した場合の謝罪メール例文
複数の学生が参加するグループディスカッションを無断欠席してしまった場合は、他の参加者にも影響を与えてしまうため、特に丁寧な謝罪が必要です。以下は、その際に使える例文です。
《例文》
件名:グループディスカッション欠席のお詫び(○○大学 氏名) 株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 このたび、〇月〇日に予定されておりました貴社のグループディスカッションに無断で欠席してしまい、誠に申し訳ございませんでした。 前日に家族の体調不良による急な対応が必要となり、連絡もできないまま当日を迎えてしまいました。 本来であればご連絡を差し上げるべきところ、このような形となってしまったことを深く反省しております。 貴社の関係者様だけでなく、当日ご一緒する予定だった学生の皆様にもご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。 今後はこのようなことがないよう、スケジュールの確認と連絡体制の徹底に努めてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。 ====================================== ○○大学 ○○学部 氏名(フルネーム) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ====================================== |
《解説》
グループ形式の選考では、他の学生への配慮も伝えることが大切です。自分の非を認めた上で、丁寧な謝罪を心がけましょう。
⑤ 就活イベントを無断欠席した場合の謝罪メール例文
合同説明会や業界研究セミナーなどの就活イベントを無断で欠席してしまった場合でも、誠意を込めて丁寧に謝罪のメールを送ることで信頼回復につながります。以下の例文を参考にしてみてください。
《例文》
件名:就活イベント欠席のお詫び(○○大学 氏名) 株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 このたび、〇月〇日に予定されておりました貴社主催の就活イベントを無断で欠席してしまい、誠に申し訳ございませんでした。 別の選考スケジュールとの重複に気づかず、当日もご連絡できないままご迷惑をおかけする形となってしまいました。 貴社をはじめ、イベント運営に関わる皆様、そしてご参加された他の学生の皆様にもご不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます。 今後はスケジュールの管理と確認を徹底し、同様の事態を二度と起こさぬよう努めてまいります。 何卒よろしくお願い申し上げます。 ====================================== ○○大学 ○○学部 氏名(フルネーム) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ====================================== |
《解説》
イベントの無断欠席は、多くの関係者に影響を与えます。欠席理由と反省を明確にし、再発防止への意識を言葉でしっかり伝えることが大切です。
⑥ 担当者名がわからないときの謝罪メール例文
説明会や面接を無断欠席してしまったものの、担当者名がわからない場合は、宛名を工夫しつつ誠意を込めた内容にすることが大切です。以下は、そのような場合に使える謝罪メールの例文です。
《例文》
件名:説明会欠席のお詫び(○○大学 氏名) 株式会社〇〇 採用ご担当者様 お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 このたび、〇月〇日に開催されました貴社の会社説明会を無断で欠席してしまい、誠に申し訳ございませんでした。 当日は電車の遅延と体調不良が重なり、ご連絡もできないままご迷惑をおかけしてしまいました。 事前に担当者様のお名前を把握できておらず、宛名をこのような形でお送りする非礼をどうかご容赦ください。 ご迷惑をおかけしたことを深く反省しており、今後はスケジュールや体調管理を徹底し、同じ過ちを繰り返さぬよう努めてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。 ====================================== ○○大学 ○○学部 氏名(フルネーム) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ====================================== |
《解説》
担当者名がわからない場合は「採用ご担当者様」と記載するのが一般的です。宛名の配慮を伝えたうえで、丁寧な謝罪を心がけましょう。
⑦ 当日キャンセルをメールで伝える場合の謝罪メール例文
やむを得ない事情で当日に欠席が決まった場合、できるだけ早くメールで謝罪と欠席の連絡をすることが大切になるでしょう。以下は、当日キャンセルの際に使える謝罪メールの例文です。
《例文》
件名:【急ぎのご連絡】本日の選考欠席について(○○大学 氏名) 株式会社〇〇 人事部 採用ご担当者様 お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 本日〇月〇日〇時より予定されていた面接につきまして、急な体調不良により参加が難しくなってしまいました。誠に申し訳ございません。 直前のご連絡となりましたこと、深くお詫び申し上げます。本来であれば事前にご連絡差し上げるべきところ、このようなタイミングとなってしまいご迷惑をおかけいたしました。 可能であれば別日程で再調整いただける機会をいただけますと幸いです。今後はこのようなことがないよう、体調管理に一層留意してまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。 ====================================== ○○大学 ○○学部 氏名(フルネーム) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ====================================== |
《解説》
当日キャンセルの連絡は「早く」「丁寧に」が基本です。欠席理由と謝罪、再調整の希望を簡潔にまとめて伝えましょう。
無断欠席を謝罪する電話をするときのマナー

無断で欠席してしまったあと、電話での謝罪が必要な場面は少なくありません。丁寧で誠実な対応が、相手に不快感を与えず印象を回復するカギになります。
ここでは、電話で謝罪する際に押さえておきたい基本マナーを紹介しています。
- 名前と所属を正確に伝える
- 謝罪の言葉は最初に明確に伝える
- 感情的にならず冷静に対応する姿勢を示す
① 名前と所属を正確に伝える
電話で謝罪をする際は、まず自分が誰なのかを相手に正確に伝えることが基本です。いきなり「申し訳ありません」と話し始めると、相手は誰からの電話かわからず戸惑ってしまう可能性があります。
「〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。本日はお電話にてご連絡させていただきました」と、落ち着いたトーンで名乗るよう心がけてください。
最初にしっかりと身元を明かすことで、誠意と礼儀が伝わりやすくなります。電話をかける前に、伝える内容を簡単にメモしておくとスムーズに話しやすくなり、不安や緊張も和らぐでしょう。
② 謝罪の言葉は最初に明確に伝える
名乗ったあとは、なるべく早く謝罪の言葉を相手に伝えてください。タイミングを逃すと、要点が伝わりにくくなってしまいます。
「このたびは無断で欠席してしまい、大変申し訳ございませんでした」と、まずは非を認めて丁寧な言葉で謝意を示しましょう。このとき、言い訳を重ねるのではなく、要点を簡潔にまとめることが大切です。
たとえ自分に事情があっても、最初にしっかりと謝罪の意を示すことで、相手の心証も大きく変わってきます。
相手の貴重な時間を使ってもらっていることを忘れず、配慮のある言葉選びを意識してください。
③ 感情的にならず冷静に対応する姿勢を示す
電話での謝罪は緊張する場面だからこそ、感情的になりすぎないよう冷静さを保つことが求められます。
焦りから早口になったり、語尾が強くなったりすると、相手に余計な誤解を与えてしまうかもしれません。落ち着いたトーンで丁寧に話すことで、相手も安心して話を聞いてくれるはずです。
うまく言葉が出てこないときでも、慌てず一呼吸おいて話せば、誠実な気持ちはきちんと伝わります。
感情を抑え、真剣な姿勢で向き合うことが、信頼回復への第一歩となるでしょう。丁寧な対応を心がけてください。
無断欠席の謝罪電話例文

無断で欠席してしまったあと、電話で謝罪するのは緊張するものです。しかし、直接声で誠意を伝えることは信頼回復につながります。ここでは、さまざまな状況に応じた謝罪電話の例文を紹介します。
- 企業からの連絡を無視してしまった場合の謝罪電話例文
- 日程を間違えて無断欠席してしまった場合の電話例文
- 体調不良が理由で無断欠席してしまった場合の電話例文
- 事情を説明したうえで復帰の意志を示す場合の電話例文
- 採用担当者以外が電話に出た場合の対応例文
- 電話がつながらなかった場合に残す留守電メッセージの例文
① 企業からの連絡を無視してしまった場合の謝罪電話例文
企業からの面接や説明会の連絡を確認したにもかかわらず、返信をせずに日が経ってしまった――そんな状況でも、誠意ある謝罪の電話対応で信頼を取り戻せる可能性はあります。
以下に、その例文を紹介しましょう。
《例文》
お忙しいところ失礼いたします。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 先日はご連絡をいただいていたにもかかわらず、ご返信ができておらず、大変申し訳ございませんでした。 実は、就職活動中に他の予定と重なってしまい、そのまま返信を失念しておりました。ご連絡いただいていたご対応に対し、誠意を欠いた行動となってしまったことを深く反省しております。 今後は二度とこのようなことがないよう、スケジュール管理とご連絡の確認を徹底いたします。 誠に申し訳ございませんでした。 |
《解説》
企業からの連絡を放置した場合は、謝罪の言葉を最初に明確に伝えることが重要です。言い訳ではなく反省を示す言葉選びを意識しましょう。
② 日程を間違えて無断欠席してしまった場合の電話例文
就活中は複数の企業とやり取りする中で、うっかり日程を勘違いしてしまうこともあります。無断欠席となった場合でも、誠意を込めて電話で謝罪しましょう。
《例文》
お忙しいところ失礼いたします。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 本日予定されておりました貴社の面接を無断で欠席してしまい、誠に申し訳ございません。 実は日程を明日と勘違いしており、確認不足のまま当日を迎えてしまいました。ご連絡もせずに欠席というご迷惑をおかけし、深く反省しております。 今後はこのようなことが二度とないよう、スケジュールの管理を徹底してまいります。 本日は大変失礼いたしました。 |
《解説》
日程の勘違いは正直に伝えた上で、管理不足を反省する姿勢が大切になるでしょう。責任を曖昧にせず、自分の過失を明確に伝えることが信頼回復の第一歩です。
③ 体調不良が理由で無断欠席してしまった場合の電話例文
急な体調不良により連絡ができず、無断欠席してしまった場合でも、後からの誠実な電話対応が印象を大きく左右します。以下に、体調不良による欠席時の電話例文を紹介しています。
《例文》
お忙しいところ失礼いたします。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 昨日の貴社の面接を無断で欠席してしまい、大変申し訳ございません。 当日の朝から体調を崩してしまい、ご連絡を差し上げることもできず、そのまま欠席という失礼をしてしまいました。 本来であれば早めにご連絡すべきところを、このような形になってしまったことを深く反省しております。 今後はこのようなご迷惑をおかけしないよう、体調管理と連絡体制を見直してまいります。 このたびは誠に申し訳ございませんでした。 |
《解説》
体調不良での欠席は仕方のないことでも、事後の丁寧な謝罪が重要です。連絡ができなかった事情と、今後の改善意識をセットで伝えましょう。
④ 事情を説明したうえで復帰の意志を示す場合の電話例文
やむを得ない理由で無断欠席してしまった場合でも、真摯な態度で事情を説明し、復帰の意志を伝えることで前向きな印象を与えることができます。以下は、その場面を想定した電話例文です。
《例文》
お忙しいところ恐れ入ります。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 先日は貴社の面接を無断で欠席してしまい、誠に申し訳ございませんでした。 実は当日、家族の緊急の事情が発生し、直前で外出できない状況となってしまいました。ご連絡もできず、大変失礼をいたしました。 本来であれば事前に対応すべきところを怠ってしまい、深く反省しております。 大変ご迷惑をおかけしましたが、もし可能であれば今後の選考に参加させていただきたく、改めてお願い申し上げます。何卒よろしくお願いいたします。 |
《解説》
復帰の意志を示す際は、まず事情と謝罪を丁寧に伝え、そのうえで希望を述べる順番が効果的です。強引ではなく謙虚な姿勢を意識しましょう。
⑤ 採用担当者以外が電話に出た場合の対応例文
電話で謝罪をしようとした際に、採用担当者以外が応対するケースはよくあります。そんなときも焦らず丁寧に用件を伝え、印象を損ねない対応が求められるでしょう。以下は、その例文です。
《例文》
(電話がつながり、他の社員が応答した場合) お忙しいところ恐れ入ります。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 先日、貴社の面接を無断で欠席してしまい、その件についてご担当の方にお詫びのお電話を差し上げました。 採用ご担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか? (不在の場合) かしこまりました。では、改めてこちらからご連絡させていただきます。 お忙しいところ、ご対応いただきありがとうございました。失礼いたします。 |
《解説》
担当者が不在でも、相手に敬意を払いながら落ち着いて対応することが大切です。要件を簡潔に伝え、折り返しの意思があることも明示しましょう。
⑥ 電話がつながらなかった場合に残す留守電メッセージの例文
電話で謝罪しようとしたものの相手が不在で留守番電話になった場合でも、丁寧なメッセージを残すことが誠意を伝える第一歩になります。以下は、その際に使える例文です。
《例文》
お世話になっております。○○大学○○学部の○○ ○○と申します。 本日は、○月○日に予定されていた貴社の面接を無断で欠席してしまった件について、謝罪のお電話を差し上げました。 突然の欠席となってしまい、ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。 また改めてご連絡させていただきますが、まずは取り急ぎ、謝罪の意をお伝えいたします。 お忙しい中、大変失礼いたしました。○○ ○○(氏名)でした。 |
《解説》
留守電では簡潔に名乗り、用件と謝罪の意を明確に伝えましょう。後ほど再度連絡する意思を添えることで、誠実な印象を残せます。
無断欠席の謝罪メールは誠意が大切!

無断欠席は就活において大きなマイナス要素になり得ますが、誠意を持って迅速に謝罪すれば、信頼を取り戻せる可能性があります。まずはすぐに企業へ連絡し、電話やメールで事情を説明しましょう。
その際は、言い訳を避け、事実を率直に伝えることが大切です。謝罪メールでは理由・反省・改善の意志を明確にし、ビジネスマナーを意識してください。
電話での謝罪や、状況に応じた例文も活用すれば、伝え方に自信が持てるはずです。無断欠席してしまった場合でも、適切な対応によって信頼回復の道は残されています。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。