リスケメールの書き方とマナーを徹底解説|メール例や電話の方が良いケースも紹介
「面接の日程変更って、メールで伝えても大丈夫かな…?」
就活中に体調不良や急な予定変更が重なることは珍しくありません。そんなときに頭をよぎるのが、「リスケの連絡、失礼にならないかな?」という不安です。
結論から言えば、面接のリスケはメールでもOK。ただし、内容や伝え方を間違えると、企業側に悪い印象を与えてしまう可能性もあります。
この記事では、面接リスケの基本マナーから、具体的なメールの書き方、ケース別の例文まで詳しく紹介します。
印象を下げず、むしろ信頼につなげる対応ができるよう、ポイントを押さえておきましょう。
「ビジネスメールの作成法がわからない…」「突然のメールに戸惑ってしまっている」と悩んでいる場合は、無料で受け取れるビジネスメール自動作成シートをダウンロードしてみましょう!シーン別に必要なメールのテンプレを選択し、必要情報を入力するだけでメールが完成しますよ。
面接日程はリスケしても問題ない?

面接の日程は、理由がしっかりしていれば変更してもまったく問題ありません。
体調不良、急な学業の予定、家庭の事情など、就活生にとって避けられない事情は少なくありません。そうした場面では、無理に出席しようとせず、きちんとリスケを申し出ることが大切です。
就職活動では誠実さが何よりも重視されるため、理由を明確に伝えたうえで丁寧に連絡すれば、かえって好印象を残すこともあるでしょう。
リスケを必要以上に不安に感じる必要はありません。落ち着いて、自分の状況を正直に伝えたうえで、丁寧に連絡するようにしてください。
リスケメールを正しく送るべき理由

面接の日程変更をお願いするのは、就活中に誰でも一度は経験する可能性があります。
とはいえ、企業との貴重な接点である面接のリスケは、伝え方やタイミングを誤ると、印象に大きく影響してしまいます。
ここでは、リスケメールを送る際に知っておくべき5つの重要なポイントを紹介します。正しく丁寧な対応を心がければ、リスケをチャンスに変えることも十分可能ですよ。
- 印象が悪くなるリスクがある
- 対応力を見られている
- マナー違反は減点対象になる
- 丁寧な対応で好印象につながる
- 今後の関係にも影響する
①印象が悪くなるリスクがある
面接のリスケをお願いすること自体はマイナスではありませんが、伝え方が雑だったり遅すぎたりすると、企業側に悪印象を与える恐れがあります。
たとえば、「急に予定が入ったので変更をお願いします」といった一方的な言い方では、相手の都合や手間を考慮していないと受け取られかねません。
就活では、メール一通の文面でも「この学生は信頼できるかどうか」を判断されることがあります。体調不良や家庭の事情といった正当な理由であっても、誠実なトーンと丁寧な言葉遣いを意識することが大切です。
リスケは失礼な行為ではなく、むしろ丁寧な対応をすることで信頼につなげるチャンスにもなり得ます。
②対応力を見られている
リスケを通して、企業はあなたの「対応力」を見ています。予定変更は社会人になってからも日常的に発生するものであり、そのときに冷静に状況を整理し、誠実に連絡できるかどうかは、ビジネスの基本でもあります。
たとえば、体調不良の際にすぐ連絡し、相手への配慮が感じられる文面で伝えられれば、それだけで「きちんとした対応ができる人だ」という印象を持ってもらえるでしょう。
学生にとってはただの面接日変更かもしれませんが、企業にとっては「この人を採用して一緒に働けるかどうか」を見極める材料の一つです。リスケのやりとりも、自己PRの一環と考えて丁寧に取り組みましょう。
③マナー違反は減点対象になる
就活中は「面接での受け答え」だけでなく、「それ以前の対応」も見られています。
リスケの連絡が面接直前になってしまったり、返信を放置したりすると、たとえ理由が正当でも「時間管理や連絡のマナーが甘い」と判断されてしまう可能性があります。
また、理由が曖昧なまま「どうしても外せない予定が入って…」などと濁すのもNGです。ビジネスの世界では、明確でわかりやすい説明が信頼の基本とされています。
学生のうちはまだ経験が浅いため、つい遠慮してしまうかもしれませんが、「相手に伝わる言葉で、誠実に説明すること」が評価されるポイントになります。
④丁寧な対応で好印象につながる
実は、リスケを丁寧に申し出ることで、かえって好印象につながることもあります。
たとえば「ご多用のところ大変恐縮ですが」や「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」といった一言を添えるだけで、あなたの人柄や配慮が伝わります。
企業側は「学生の礼儀正しさ」「気遣いの姿勢」に好感を持つことが多く、他の学生との差別化にもなり得ます。また、相手の手間を減らすよう、候補日を複数提示するなどの工夫もおすすめです。
「一方的なお願い」ではなく、「協力的な調整」ができる姿勢は、社会人としての素養があると受け取られるでしょう。リスケだからこそ、逆に信頼を勝ち取るチャンスにもなります。
⑤今後の関係にも影響する
就活において、企業との関係は「面接で終わり」ではありません。インターンや説明会で再会したり、選考が進んだ先でまた別の担当者とやりとりする場面もあります。
さらに、内定後もメールのやりとりやフォロー面談など、接点が続く可能性は十分にあるのです。だからこそ、リスケというたった一度のやりとりも、相手の記憶に残る大事な機会になります。
「あのとき丁寧に連絡してきた学生だ」と思ってもらえれば、後々の対応でもスムーズに信頼関係を築けるでしょう。
短期的な印象だけでなく、長期的なつながりを意識して、誠実なコミュニケーションを心がけることが大切です。
リスケはメールと電話どちらが適切か

一概にどちらが正解とは言いきれませんが、一般的にはメールでの連絡が主流です。
リスケの連絡をメールで行う最大のメリットは、文章として記録が残ることです。
一方で、当日の朝など緊急性が高い場合は、メールだけでなく電話での連絡も検討すべきです。メールではすぐに見てもらえるとは限らないため、直前の変更では対応が間に合わない可能性もあります。
いずれにしても、誠意を持った対応を心がけることが、企業との信頼関係を築く第一歩となるでしょう。
急なリスケをお願いするケースとは

面接直前にやむを得ない事情が発生したとき、「日程を変更しても大丈夫だろうか」と不安になる就活生は多いはずです。
ですが、きちんとした理由があり、丁寧に連絡すれば、企業側も柔軟に対応してくれることがほとんどです。
ここでは、学生が就活中によく直面する「急なリスケをお願いしても許容されやすいケース」を5つ紹介します。自分の状況と照らし合わせながら、適切な判断をしていきましょう。
- 体調不良で参加が難しい場合
- 学業や試験と重なった場合
- 家庭の事情が発生した場合
- 交通トラブルに巻き込まれた場合
- 他社選考とバッティングした場合
①体調不良で参加が難しい場合
面接当日や前日に体調を崩してしまうことは、誰にでも起こり得ることです。
熱や喉の痛み、吐き気などの症状がある場合は、無理をして面接に臨むのではなく、きちんと事情を説明してリスケをお願いしましょう。
特に、感染症の可能性がある場合は、他の方への影響を防ぐ意味でもリスケはむしろ適切な判断といえるでしょう。
その際は、「いつ頃回復見込みがあるのか」や「再調整の希望日」なども添えて伝えることで、スムーズに対応してもらいやすくなります。
②学業や試験と重なった場合
大学の授業や期末試験などと面接日が重なってしまうことも、就活期間中にはよくあることです。こうした場合、理由をきちんと伝えれば、企業側も学業優先の姿勢を理解してくれます。
特に試験は日程変更が難しく、学生にとっては出席必須の予定です。
たとえば「○月○日にゼミのプレゼン発表があるため、日程の再調整をお願いしたい」といった形で、具体的かつ簡潔に事情を伝えましょう。
就活と学業の両立は大変ですが、誠意をもって相談すれば、多くの企業が理解を示してくれるでしょう。
③家庭の事情が発生した場合
家庭の事情による面接リスケも、丁寧に伝えれば理解してもらえるケースの一つです。
ただし、「家庭の都合で」などと漠然とした言い方をするのではなく、伝えられる範囲で内容を少しだけ具体化することが大切です。
たとえば「家族の体調不良により通院に付き添う必要がある」「急きょ家庭内の用事で遠方に行かねばならない」といったように、状況を簡潔に伝えると誠実さが伝わります。
企業としても、学生のプライベートな事情に過度に踏み込むことはしませんので、無理に詳細まで語る必要はありません。
ただし、誠意を持った伝え方が信頼につながるため、「お忙しいところ申し訳ございませんが」といった一言を添えると、丁寧な印象になります。
④交通トラブルに巻き込まれた場合
就活での移動中に、電車の遅延や運休、急な事故渋滞などに巻き込まれることも十分あり得ます。
このような場合は、できるだけ早く企業に連絡し、現時点の状況と面接に間に合わない可能性がある旨を率直に伝えてください。
例えば「○○線が事故により運転見合わせとなっており、現在代替手段を検討中ですが、到着が間に合わない可能性がございます」と伝えるだけでも、誠実さが伝わります。
事後報告ではなく、可能な限り早めの連絡を入れることが重要です。どうしても面接に間に合わないと判断した場合は、謝罪とともにリスケの相談をしましょう。
⑤他社選考とバッティングした場合
就活が本格化してくると、複数の企業の面接や説明会が同時期に集中し、スケジュールのバッティングが避けられない場面も出てきます。
こうした場合でも、企業側にきちんと理由を伝えれば、日程の再調整に応じてもらえる可能性は高いです。
「他社の選考と重なってしまい、大変恐縮ですが日程の変更をご相談させていただけませんでしょうか」といったように、他社の存在を隠さず、丁寧な言い回しで相談することがポイントです。
さらに「貴社の選考も大変重視しております」といった一言を加えることで、選考に対する熱意が伝わりやすくなりますよ。
就活でのメールマナー

就職活動が始まると、企業との連絡は主にメールで行うことが多くなります。
とくに面接日程の調整や変更(リスケ)の連絡では、やり取りそのものが評価の対象になることもあります。
まだビジネスメールに慣れていない学生にとっては難しく感じるかもしれませんが、押さえるべきポイントは意外とシンプルです。ここでは、最低限おさえておきたい5つのマナーを整理して紹介します。
- 件名に要件と大学名・氏名を入れる
- 宛名は正式な部署名・担当者名にする
- 本文は簡潔に、誠実に書く
- 敬語や誤字脱字に注意する
- 送信は早め&営業時間内に行う
「あなたはビジネスマナーを分かっている?」
就活が始まると、面接や説明会など社会人と接する場面が増えていきます。
そこで意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。マナーを知らないだけで無意識のうちに印象が悪くなっているケースもあり、選考通過のためにも事前にしっかりと確認しておく必要があります。
就活マガジン編集部では、忙しい就活生のために、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を無料で配布しています。気になる方は無料ダウンロードしてみてくださいね。
\登録1分|人材会社の人事監修/
① 件名に要件と大学名・氏名を入れる
件名は、企業側がそのメールを開くかどうかを決める最初の判断材料です。
採用担当者は日々大量のメールを受け取っており、内容がわかりにくい件名や空白の件名では、重要な連絡でも見落とされてしまうおそれがあります。
たとえば「7月24日 面接日程変更のお願い(○○大学・氏名)」のように、要件と送り主がすぐに伝わる件名にすることが大切です。
形式的に感じるかもしれませんが、このひと手間が「ちゃんとしている学生だな」という安心感につながります。
② 宛名は正式な部署名・担当者名にする
宛名が曖昧だと、「誰に宛てたメールなのか」が分かりにくくなり、読む側にストレスを与えてしまうことがあります。
担当者の名前がわかっている場合は、「人事部 ○○様」などと正式な部署名と名前を添えましょう。名前がわからないときは、「人事部 採用ご担当者様」と記載すれば丁寧な印象になります。
また、「御中」と「様」の使い分けにも注意が必要です。部署のみのときは「御中」、個人名を含むときは「様」を使います。
このような小さなマナーの積み重ねが、就活において信頼感を得る鍵となります。
③ 本文は簡潔に、誠実に書く
メール本文では、自分の要望を伝えることが目的ですが、その伝え方にも配慮が必要です。
たとえば「お忙しいところ恐縮ですが、面接日程の再調整をお願いしたく、ご連絡させていただきました」のように、相手への気遣いを込めながら、簡潔に用件を伝えることが望まれます。
理由を書く際も「体調不良のため」や「大学の試験と重なってしまったため」など、誠実で端的な表現が好まれます。
無理に文章を長くする必要はありませんが、誠意が伝わるように心を込めて書くことが大切です。
④ 敬語や誤字脱字に注意する
社会人とやり取りするうえで、敬語の使い方は非常に重要です。「ご確認させていただきます」などの二重敬語は、丁寧に見えて実は誤りです。
また、誤字脱字があると、「確認不足=雑な印象」と受け取られてしまう可能性があります。送信前には、声に出して読んでみると不自然な箇所に気づきやすくなります。
一晩寝かせてから見直すと、より客観的に確認できます。文章の正確さや丁寧さは、そのまま就活生としての印象に直結する部分です。
⑤ 送信は早め&営業時間内に行う
メールの送信タイミングにも、配慮が求められます。たとえば深夜に送信すると、「夜遅くまで起きている=生活リズムが乱れている」といった印象を持たれる可能性もあります。
一般的には、企業の始業時間が過ぎた午前10時~午後5時くらいの間に送信するのがベストです。
また、リスケなどの連絡は遅れるほど対応が難しくなるため、気づいた時点ですぐに連絡を入れましょう。タイミングひとつで、誠実さや配慮がしっかり伝わるはずです。
リスケメールの書き方

就職活動中、どうしても面接日程の変更をお願いしなければならない場面は少なくありません。
体調不良や急な大学の予定、交通事情など、どんなに準備をしていても避けられない理由はあるものです。そんなときこそ、リスケメールを適切に送る力が求められます。
ここでは、基本の構成と注意点を押さえながら、リスケメールの正しい書き方を解説します。
- 件名は「日程変更のお願い」にする
- 冒頭で謝罪と要件を伝える
- 理由は簡潔に明かす
- 候補日を2~3提示する
- 署名に連絡先を忘れず記載する
① 件名は「日程変更のお願い」にする
メールの件名は、企業の担当者が内容をすぐに理解できるよう、簡潔かつ要点を押さえた表現にすることが大切です。
具体的には、「面接日程変更のお願い」や「〇月〇日の面接についてご相談」などが適しています。
人事の方は毎日多くのメールを受け取っているため、件名で内容が伝わらないと見逃されたり、確認が遅れたりする可能性もあります。
また、「【至急】」や「お願い」などのワードを適度に入れることで、相手に配慮した姿勢も示すことができます。内容をきちんと伝える件名は、丁寧さや誠実さの第一歩と言えるでしょう。
② 冒頭で謝罪と要件を伝える
本文の書き出しでは、まず日程変更のお願いをすることに対しての謝意をきちんと伝えることが重要です。
たとえば「突然のご連絡を失礼いたします」「ご多忙のところ恐れ入ります」など、相手の立場を意識した書き方を意識しましょう。
そのうえで、「〇月〇日に予定されていた面接の件でご相談があり、ご連絡いたしました」など、用件を端的に伝えます。
学生の立場であっても、社会人としてのマナーを意識した文章を書くことが、信頼につながります。
③ 理由は簡潔に明かす
リスケジュールの理由は、言い訳ではなく、簡潔で誠実な説明を心がけましょう。
「体調不良のため外出が難しい状況です」「大学の試験日程と重なってしまいました」など、相手が納得しやすい表現が望まれます。
詳細すぎる説明はかえって不自然な印象を与えることもあるため、あくまでシンプルかつ率直に伝えることが大切です。
特に就活では、丁寧な対応そのものが評価につながる場面も多いため、逃げずに説明する姿勢が大切です。
④ 候補日を2~3提示する
面接日程の再調整をお願いする際は、自分の都合だけでなく、相手の都合も考慮することが求められます。
そのため、再調整の候補日は2~3日を目安に、具体的な日時を記載するのがマナーです。たとえば「7月25日(木)の午後」「7月26日(金)の午前中」など、時間帯も明記しておくと親切でしょう。
また、複数案を出すことで企業側に選択肢を提供でき、スムーズな日程調整につながります。一方で、候補が多すぎると迷わせてしまう可能性もあるため、適度な数にとどめておくことがポイントです。
自分本位にならず、相手の手間を減らす工夫が信頼構築につながります。
⑤ 署名に連絡先を忘れず記載する
メールの末尾には、必ず署名を入れましょう。大学名、学部、学年、氏名、電話番号、メールアドレスなどを記載しておくことで、企業側がスムーズに連絡を取れる状態を整えられます。
とくに日程変更に関するやり取りでは、急な確認や調整が発生することもあるため、連絡先の明記は不可欠です。
署名欄は学生にとってはなじみが薄いかもしれませんが、ビジネスメールの基本として押さえておきたいポイントです。
自分の情報を正確に書き、相手が困らないようにする姿勢が、社会人としての丁寧さにつながっていくでしょう。
【ケース別】リスケメールの例文集

面接や説明会、OB訪問など、就活中にはさまざまな予定が重なることがあります。
やむを得ず日程変更をお願いする場面では、失礼のない表現で丁寧にメールを送ることが大切です。ここでは状況別に適切なリスケメールの文例を紹介します。
また、ビジネスメールがそもそも書けずに困っている人は、就活マガジン編集部が作成したメール自動作成シートを試してみてください!
ビジネスマナーを押さえたメールが【名前・大学名】などの簡単な基本情報を入れるだけで出来上がります。
「面接の日程調整・辞退・リスケ」など、就活で起きうるシーン全てに対応しており、企業からのメールへの返信も作成できるので、早く楽に質の高いメールの作成ができますよ。
「ビジネスメールの作成法がわからない…」「突然のメールに戸惑ってしまっている」と悩んでいる場合は、無料で受け取れるビジネスメール自動作成シートをダウンロードしてみましょう!シーン別に必要なメールのテンプレを選択し、必要情報を入力するだけでメールが完成しますよ。
①面接日程変更の例文
就活中、急な体調不良で面接のリスケをお願いする場面は誰にでも起こり得ます。ここでは、誠意を持って丁寧に伝えることを意識したメールの例文を紹介します。
《例文》
件名:面接日程変更のお願い(◯◯大学 氏名) 株式会社〇〇 人事部 ◯◯様 お世話になっております。◯◯大学◯◯学部◯年の◯◯と申します。 このたびは面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。 誠に恐縮ではございますが、昨日より体調を崩しており、予定しておりました◯月◯日(◯)の面接に万全の状態で臨むことが難しい状況です。 つきましては、大変勝手ながら面接日程の変更をご相談させていただけませんでしょうか。 ご多忙のところご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。可能であれば来週以降で再調整いただけますと幸いです。ご都合のよろしい日程をお知らせいただけますでしょうか。 何卒よろしくお願い申し上げます。 ◯◯大学◯◯学部 ◯年 ◯◯(氏名) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com |
上記の【メールは自動作成シート】で作成したものです
《解説》
体調不良などやむを得ない理由で面接をリスケする際は、謝罪とともに誠意を伝えることが大切です。「万全で臨みたい」という表現を入れると前向きな印象になります。丁寧さと配慮の姿勢を忘れないよう心がけましょう。
②説明会日程変更の例文
就活中の説明会に、やむを得ず参加できなくなった場合のメール例文をご紹介します。急な変更でも、丁寧な連絡を心がけることで印象を下げずに済みます。
《例文》
件名:会社説明会の日程変更のお願い(◯◯大学 氏名) 株式会社〇〇 人事部 ◯◯様 お世話になっております。◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。 このたびは、貴社の会社説明会にご案内いただき誠にありがとうございます。 大変申し訳ございませんが、当日大学のゼミ活動が急遽入ってしまい、予定していた〇月〇日の説明会に参加が難しくなってしまいました。 貴重なお時間をいただいたにもかかわらず、このようなお願いとなり誠に恐縮ではございますが、可能であれば別日程の説明会に参加させていただきたく存じます。 お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。 ◯◯大学◯◯学部 ◯年 ◯◯(氏名) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com |
上記の【メールは自動作成シート】で作成したものです
《解説》
大学の予定やゼミ活動など、学生ならではの理由で説明会の変更をお願いするケースは多く見られます。理由は簡潔かつ正直に伝え、代替案への意欲も添えると好印象につながります。
③OB訪問日程変更の例文
OB訪問の予定を変更する必要が出たとき、失礼にならないよう丁寧かつ簡潔なメールが求められます。今回は、体調不良を理由に日程変更をお願いするケースの例文をご紹介します。
《例文》
件名:OB訪問の日程変更のお願い(◯◯大学 氏名) 株式会社〇〇 ◯◯部 ◯◯様 お世話になっております。◯◯大学◯◯学部◯年の◯◯と申します。 先日はOB訪問の日程を快くご調整いただき、誠にありがとうございました。 大変恐縮なのですが、体調を崩してしまい、予定しておりました◯月◯日(◯)の訪問が難しい状況となってしまいました。 直前のご連絡となってしまい申し訳ございませんが、日程の変更をご相談させていただけますでしょうか。 ご迷惑をおかけしてしまい心苦しい限りですが、ご都合のよろしい日程を改めて教えていただけますと幸いです。 何卒よろしくお願い申し上げます。 ◯◯大学◯◯学部 ◯年 ◯◯(氏名) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com |
上記の【メールは自動作成シート】で作成したものです
《解説》
体調不良などやむを得ない理由でも、日程変更の連絡は丁寧に謝意と配慮を示すことが大切です。「申し訳ない」という気持ちと、「今後もお話を伺いたい」という前向きな姿勢を文中にしっかり盛り込みましょう。
④他社選考重複時の例文
就活中には、複数の企業の選考が同時に進行することがよくあります。ここでは、他社の面接と日程が重なってしまった際に送るリスケメールの例文をご紹介します。
《例文》
件名:面接日程変更のお願い(◯◯大学 氏名) 株式会社〇〇 人事部 ◯◯様 お世話になっております。◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。 先日は面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。 大変恐縮ではございますが、いただいた面接日程が、既に決定している他社の選考と重なってしまっております。 可能であれば、別日での調整をお願いしたく、ご相談させていただきました。 ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、以下の日程でご調整いただくことは可能でしょうか。 ・〇月〇日(〇)午後 ・〇月〇日(〇)午前 お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 ◯◯大学◯◯学部 ◯年 ◯◯(氏名) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com |
《解説》
他社選考との重複はよくあるケースなので、正直に伝えても問題ありません。
曖昧にせず、「他社選考と重なっているため」と明記することで誠実な印象を与えられます。可能日程を複数挙げるのも丁寧な対応としておすすめです。
⑤変更後お礼を伝える例文
面接日程のリスケジュールをお願いした後は、無事に調整していただいたことへの感謝をきちんと伝えることが大切です。
ここでは、変更後の面接に参加したあとに送るお礼メールの例文を紹介します。
《例文》
件名:本日の面接のお礼(〇〇大学 氏名) 株式会社〇〇 人事部 〇〇様 本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。 先日は日程変更のお願いにもかかわらず、快くご対応いただき、重ねて御礼申し上げます。 本日の面接を通じて、貴社の〇〇事業にかける想いや、社員の皆様の雰囲気を直接感じることができ、ますます貴社で働きたいという気持ちが強まりました。 特に、〇〇のエピソードは非常に印象的で、学生の立場では気づけなかった視点を学ばせていただきました。 引き続きご選考のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。 〇〇大学〇〇学部〇年 氏名 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxx@example.com |
《解説》
面接後すぐのお礼に加え、リスケへの感謝も忘れずに伝えるのがポイントです。企業の姿勢に感銘を受けた点を一言添えると、誠意が伝わりやすくなります。
電話でリスケした方が良いケース

面接の日程変更は、基本的にメールでの連絡で問題ありません。
ただし、緊急の事情があるときや、相手企業からの返信が得られない場合などには、電話で直接伝えるほうが誠実かつ確実です。
特に就活では、時間を守る意識や対応力が問われます。ここでは、電話で連絡すべき代表的なケースを5つ紹介します。自分の状況に応じて、最も適切な連絡手段を選びましょう。
- 前日・当日の連絡が必要なとき
- 急な体調不良やトラブルが起きたとき
- メールの返信がないとき
- 宛先や担当者が不明なとき
- 企業から電話対応を求められたとき
① 前日・当日の連絡が必要なとき
面接の前日や当日に急きょ予定変更が必要になった場合は、必ず電話で連絡するようにしてください。
なぜなら、メールはすぐに読まれるとは限らず、企業が面接準備を進めていた場合、その時間や労力を無駄にしてしまうことがあるからです。
特に当日の朝に体調不良になったり、身内の急病などが発生した場合は、なるべく早く電話で事情を説明する必要があります。
また、電話であればその場で代替日を相談でき、企業側の手間を減らすことにもつながりますよ。
② 急な体調不良やトラブルが起きたとき
急に熱が出てしまった、最寄りの電車が大幅に遅延しているなど、当日になって突発的なトラブルが起きたときには、電話で即座に連絡を取ることが重要です。
このようなときにメールだけで済ませてしまうと、相手の確認が遅れ、選考に影響が出てしまうおそれがあります。
就活では、トラブルそのものよりも「どう対応したか」が見られていることが多いため、早めの連絡と丁寧な言葉遣いを意識してください。
「体調が回復したら必ず改めて連絡します」など、前向きな姿勢も添えると、印象を悪くせずに済むでしょう。
③ メールの返信がないとき
面接のリスケ希望を丁寧にメールで送ったにもかかわらず、2日以上経っても企業から返答がない場合は、電話での確認を検討すべきです。
特に面接日が近づいている場合、相手がメールを見落としていたり、迷惑メールとして処理されている可能性も考えられます。
電話であれば、自分の名前や大学名、送信したメールの内容を簡潔に伝えることで、状況をすぐに理解してもらいやすくなります。
返信がないからといって何もしないままにしておくと、「約束を守れない学生」という印象を与えてしまうこともあるため、必ず自分からアクションを起こしましょう。
④ 宛先や担当者が不明なとき
企業によっては、採用ページに具体的な連絡先や担当者名が記載されていない場合があります。
そのようなときにメールを送っても、誰が確認するかわからず、リスケ希望がうまく伝わらないことがあります。
こうしたケースでは、代表電話にかけて「面接日程の件でお伺いしたいのですが」と伝え、担当部署につないでもらうのがスムーズです。
自分から調べて確認しようとする姿勢は、主体性や行動力として評価されるポイントになるでしょう。迷ったときこそ、直接の確認が効果的です。
⑤ 企業から電話対応を求められたとき
企業によっては、「面接日程の変更は電話でお願いします」などと案内している場合があります。このような場合は、必ずその指示に従いましょう。
メールで済ませようとすると、「案内をしっかり読んでいない」「ルールを守れない」といった印象を与えてしまい、評価を下げる原因になりかねません。
また、企業によっては電話対応を通じてマナーやコミュニケーション力を見ていることもあります。電話をかける前には、伝えたい内容をメモにまとめておくと安心です。
自分の名前、大学名、希望の変更内容を簡潔に整理しておけば、緊張していても落ち着いて話しやすくなります。相手の意図を尊重し、丁寧な対応を心がけてください。
リスケメールに関するよくある質問

就活中に面接日程を変更する場面は、誰にでも起こり得ます。しかし、どのタイミングで連絡すれば良いのか、理由はどこまで伝えるべきなのかなど、悩みやすいポイントも多いです。
ここでは、就活生からよく寄せられる疑問に答えるかたちで、面接リスケメールに関する基本的な考え方やマナーをわかりやすく解説していきます。
- 何日前までに送ればいい?
- 候補日がすぐに出せないときは?
- 2回目のリスケはしてもいい?
- テンプレを使い回しても平気?
- 企業からリスケ依頼が来た場合は?
- 理由は正直に話すべき?
① 何日前までに送ればいい?
面接日程を変更したいと感じたら、まず意識したいのは「できるだけ早く連絡すること」です。
基本的には、遅くとも前日までにリスケメールを送るのがマナーとされています。
たとえば午前中の面接であれば、前日の午前中までに連絡しておくと、相手もスケジュールを調整しやすくなります。
体調の変化など、やむを得ない理由であっても、「迷ったときにはすぐ連絡」を意識しましょう。
判断を後回しにすると、誠意を欠いた印象につながる場合もあるため、なるべく早い行動が信頼につながります。
② 候補日がすぐに出せないときは?
日程調整の依頼をする際、すぐに候補日が出せないと焦るかもしれませんが、その場合は正直にその旨を伝えて大丈夫です。大切なのは「調整中であることを相手にきちんと共有する姿勢」です。
たとえば、「現在、学業や他の選考との兼ね合いで日程を調整中のため、◯日までに改めてご連絡いたします」といった一文を添えることで、誠意ある対応として受け取られます。
何も伝えずに連絡を遅らせると、「本当に来る気があるのか?」と不信感を持たれてしまう可能性があります。
候補日がまだ確定していなくても、今できることを明確に伝えることが、良い印象を保つポイントです。
③ 2回目のリスケはしてもいい?
基本的には、面接のリスケは一度までにとどめておくのが無難です。2回目以降となると、「スケジュール管理ができていない」「志望度が低いのでは?」といった印象を持たれてしまうリスクが高まります。
とはいえ、どうしてもやむを得ない理由がある場合は、正直に状況を説明したうえで、丁寧にお詫びしながら再調整をお願いしましょう。
たとえば、「大学の試験日程が変更になってしまった」「家族の緊急な事情が発生した」など、社会的に理解されやすい理由であれば、相手も配慮してくれる可能性があります。
その際は、複数の候補日を提示するなど、できるだけ負担をかけない提案をするのがマナーです。
④ テンプレを使い回しても平気?
就活メールではテンプレートを使う場面が多いですが、そのまま使い回すのはNGです。特に企業名や担当者名が他社のままになっていると、「手抜き」「関心が薄い」といったマイナスの印象を持たれる原因になります。
テンプレートは、あくまで文章の「骨組み」として利用しましょう。そのうえで、自分の状況や相手企業に合わせて表現を少しずつ調整することが大切です。
「一文だけでも自分の言葉を加える」意識を持つと、受け取る側に誠実さが伝わりやすくなります。忙しい就活の中でも、こうした細かな気配りが他の学生との差を生むポイントになるでしょう。
⑤ 企業からリスケ依頼が来た場合は?
企業側から面接日程変更の連絡が来た場合は、柔軟に対応することが基本です。
提示された日程が問題なければ、快く了承するのがよいでしょう。もしどうしても予定が合わない場合には、「恐縮ですが、下記の日程はいかがでしょうか」と代替案を提示しても失礼にはなりません。
就活では、企業都合のスケジュール変更も珍しくありません。とくに選考が集中する時期には、面接官の調整や社内事情でリスケが発生することもあります。
焦らず、落ち着いて対応することが大切です。「企業の都合にも理解を示せる学生」として、プラスの印象を与えるチャンスにもなり得ます。
⑥ 理由は正直に話すべき?
リスケの理由は、簡潔かつ誠実に伝えることが大切です。体調不良や授業との兼ね合いなど、正直に伝えた方がかえって印象が良い場合も多くあります。
「私用のため」などあいまいな表現や、「寝坊」などのネガティブすぎる理由は避けた方が無難です。
企業は理由そのものよりも、「どのように対応したか」「誠意を持って伝えようとしているか」といった態度を重視しています。
嘘をついてしまうと、後々辻褄が合わなくなり、信頼を大きく損なう結果になりかねません。就活においては、誠実な対応がもっとも評価されやすい姿勢ですので、正直さを大切にしましょう。
リスケメールの対応はマナーを守り企業側への配慮も大切に!

面接や説明会の予定を変更したいとき、リスケメールの正しい送り方を知っていれば、印象を損ねることなく対応できます。
就活において日程調整は珍しいことではありませんが、対応が不適切だとマナー違反と受け取られ、評価を下げる恐れがあります。
とくに件名・本文・署名の書き方や送信タイミングには注意が必要です。また、急な変更時は電話の方が適しているケースもあります。
状況に応じた適切な手段を選び、誠実で丁寧な連絡を心がけましょう。リスケメールを正しく送ることは、あなたの対応力や社会人マナーを伝える絶好の機会となるはずです。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。