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履歴書で「自覚している性格」を書く方法|性格の見つけ方や伝え方のコツも紹介

この記事では、履歴書で「自覚している性格」の書き方を徹底解説しています。

履歴書で性格の提出を求める企業側の意図や理由、自分にピッタリくる性格の見つけ方も紹介しているので、性格をどのように書くべきかわからない人は必見の内容になっていますよ。

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目次

履歴書における「自覚している性格」とは?

就職活動の履歴書で「自覚している性格」を記入する欄に、何を書けばよいのか悩んでいませんか?

この項目は、ただの自己紹介ではなく、あなたが自分のことをどれだけ理解しているかを企業に伝える大切な要素です。

「自覚している性格」とは、自分の性格や考え方の特徴を理解し、言語化できている状態を指します。つまり、自分の長所や短所を客観的に把握できていることが前提です。

ただ「明るい性格です」と書くだけでは不十分で、その性格が実際にどんな場面で発揮され、どう役立ったのかまで説明すると、伝わり方が大きく変わります。

たとえば、「相手の話を丁寧に聞き、チーム全体の意見をまとめることができた」といったように、行動と成果が結びついているエピソードを添えると効果的です。

企業は、「自己理解がある=成長できる人材」として見ているため、取り繕わずに自分らしさを正直に表現することが大切でしょう。

過去の経験を振り返りながら、自分の言動に一貫性があった場面を思い出してみてください。それをベースに性格を説明すれば、説得力のある履歴書に仕上がります。

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履歴書で「自覚している性格」を問われる理由

履歴書に「自覚している性格」を記入する欄があると、何を書けばよいのか戸惑う方も多いでしょう。しかしこの項目は、単なる性格紹介ではなく、企業があなたの内面を知るための重要なポイントです。

ここでは、企業がこの質問を通じて見ている3つの視点を解説します。

  1. 自己分析できているかを見極めるため
  2. 企業との相性(社風や価値観)を判断するため
  3. 成長意欲があるかを確認するため

① 自己分析できているかを見極めるため

企業が「自覚している性格」を知りたがるのは、あなたが自分自身をどれだけ理解しているかを確認したいためです。

自己分析ができている人は、自分の強みや弱みを理解しており、仕事でも安定した力を発揮できる可能性が高いと見られます。

たとえば「慎重な性格ですが、急な対応が求められる場面では事前準備をしっかり行って乗り越えています」といったように、性格と行動を結びつけて説明できると説得力が増すでしょう。

反対に、ただ良さそうな言葉を並べただけでは、「この人は本当に自分を理解しているのか?」と疑問を持たれてしまうかもしれません。

性格を自分の経験と結びつけて語れることは、信頼できる人物像の提示にもつながります

② 企業との相性(社風や価値観)を判断するため

企業が「自覚している性格」を聞くもう一つの理由は、その性格が自社の風土や働き方に合っているかを確認するためです。

たとえば「指示がないと動けない」といった性格は、自主性が求められる職場ではミスマッチと判断されるかもしれません。

企業は、採用後に定着し、活躍してくれる人材を求めています。したがって、履歴書に書く性格も、その会社の価値観や業務スタイルに寄り添った内容にすることが大切です。

会社の理念や求める人物像を事前に調べたうえで、自分の性格と照らし合わせて表現してみてください。そうすることで、「この人とは一緒に働けそうだ」と思ってもらえる確率が高まります

③ 成長意欲があるかを確認するため

この項目からは、あなたに成長意欲があるかどうかも見られています

ただ「真面目な性格です」と書くのではなく、「集中力が続かないこともありますが、タイマーで区切って作業する工夫をしています」といったように、自分の課題に対して改善しようとしている姿勢を見せることが大切です。

企業は、完璧な人材よりも、変化や課題に前向きに対応できる人を評価します。自分の弱点を認識したうえで、どのように克服しようとしているのかを具体的に伝えると、「この人は伸びしろがある」と感じてもらえるでしょう。

過去の経験から何を学び、どのように行動したかを整理して書くことで、成長意欲をしっかりアピールできます。

「自覚している性格」を書くためは自己分析が必要

履歴書に「自覚している性格」を書こうとすると、何をどう伝えるべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。実はこの項目は、ただ性格を並べれば良いというものではありません。

企業が求めているのは、あなた自身が自分のことをどれくらい理解しているかという点です。自分の性格をしっかり伝えるためには、自己分析が欠かせません。

たとえば「真面目」や「明るい」といった言葉だけでは印象に残りづらく、他の応募者との差別化も難しいでしょう。

大切なのは、その性格が具体的にどんな場面で現れ、どのような行動や結果に結びついたのかを説明できるかどうかです。

過去を振り返れば、サークル活動やアルバイト、ゼミでの経験など、自分らしさが出ていた場面がいくつもあるはずです。

そうしたエピソードの中から、「なぜそう行動したのか」「どんな結果につながったのか」を掘り下げてみてください。

性格をただ言い表すだけでなく、自分の体験とセットで語ることで、読み手にとってもリアリティのある内容になります。時間はかかっても構いませんので、丁寧に振り返り、自分の強みを見つけてみましょう。

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自分の性格を見つける方法

履歴書に「自覚している性格」を書くためには、まず自分自身の性格をしっかり理解する必要があります。「自分の性格って何だろう?」と感じる方も多いかもしれません。

ここでは、自分の性格を見つけるための具体的な方法を4つ紹介します。

  1. 過去の経験や成功体験を振り返る
  2. 企業研究で求められる性格像を知る
  3. 適性検査や性格診断ツールを活用する
  4. 周囲の意見やフィードバックを活用する

① 過去の経験や成功体験を振り返る

自分の性格を知るには、これまでの経験を振り返ることが有効です。とくに、達成感を得た場面や、物事がうまくいったときの自分の行動に注目してみてください。

たとえば、「サークルでイベント運営をやり遂げた」「初対面の人ともすぐに打ち解けた」などの経験があるなら、それがあなたの性格を表している可能性があります。

大切なのは、なぜそのように行動したのかを考えることです。感情だけで振り返るのではなく、自分の思考や行動のパターンを整理することで、性格が明確になってきます。

② 企業研究で求められる性格像を知る

性格を考える際は、応募先企業との相性も意識することが大切です。企業の採用ページや社員インタビューなどをチェックし、どのような人物が活躍しているのかを調べてみてください。

「主体性がある人」「柔軟に対応できる人」など、企業によって重視する性格は異なります。

自分の性格と一致する点が見つかれば、履歴書にも自信を持って記載できます。逆に、求められる人物像と大きくずれている場合は、企業選びの見直しにも役立つでしょう。

③ 適性検査や性格診断ツールを活用する

自分の性格を言語化するのが難しいと感じる場合は、適性検査や診断ツールを使ってみるとよいでしょう。

無料で使えるサービスも多数あり、これらは自分では気づきにくい一面を客観的に教えてくれるため、参考材料として役立ちます。

ただし、診断結果をそのまま履歴書に書くのではなく、自分の経験とすり合わせて考えることが大切です。ツールはあくまで補助として使い、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

④ 周囲の意見やフィードバックを活用する

自分では当たり前と思っている行動が、他人には長所として映っていることがあります。友人や家族、ゼミの仲間などに「自分の性格についてどう思うか」を率直に聞いてみてください

「いつも落ち着いている」「誰にでも親切」など、意外な一面を指摘してくれるかもしれません。複数の人から似たような意見が集まれば、それはあなたの強みである可能性が高いです。

他者からの視点を取り入れることで、より客観的で説得力のある自己分析につながります。時間に余裕があるときに、ぜひ試してみてください。

「自覚している性格」で魅力を伝えるためのコツ

履歴書で自分の性格を伝えるときは、単に特徴を列挙するだけでは印象に残りません。相手に「この人と一緒に働きたい」と感じてもらうには、伝え方に工夫が必要です。

ここでは、魅力がより伝わる4つのポイントを紹介します。

  1. ポジティブな言葉で表現する
  2. 長所と短所をセットで説明する
  3. 数値や他者評価を取り入れる
  4. 企業が求める人物像と一致させる

① ポジティブな言葉で表現する

性格を表すときは、できるだけ前向きな言葉を選んでください。たとえば「飽きっぽい」より「好奇心旺盛」、「心配性」より「慎重に物事を進める」といったように、少し言い換えるだけで印象が大きく変わります。

自分の性格に優劣はありませんが、受け取る側の印象は伝え方に左右されます。誇張は避けるべきですが、ネガティブな要素も前向きに捉える工夫をすると、好印象を持たれやすくなるでしょう。

② 長所と短所をセットで説明する

自分の性格をアピールする際は、長所だけでなく短所にも触れておくと、より誠実な印象を与えられます

たとえば「計画的に行動する反面、柔軟さが不足していると感じており、最近は臨機応変な対応を意識しています」といった形です。

このように、自分の課題に気づき、改善に取り組む姿勢を示すことで、成長意欲のある人物だと伝わるでしょう。企業側も、完璧さよりも向上心を重視する傾向があります

③ 数値や他者評価を取り入れる

性格を裏付けるエピソードに具体性があると、説得力が増します。たとえば「カフェのアルバイトで、月間のお客様満足度アンケートで半年間トップ評価を維持した」といったように、数値や実績を交えると印象に残りやすくなります。

また、「周囲からは丁寧な対応をよく褒められる」といった他人の評価を補足するのも効果的です。客観的な視点を加えることで、自分では気づかなかった強みに気づくきっかけにもなるでしょう。

④ 企業が求める人物像と一致させる

履歴書に性格を書くときは、自分の特徴だけでなく、それが企業にどう役立つかを意識することが大切です。

たとえば、チームでの連携を重視する企業なら「協調性」、スピード感が求められる会社なら「行動力がある」など、求められる人物像と結びつけると好印象につながります。

企業研究をもとに、自分の性格と相手のニーズを照らし合わせてみてください。その一致点を意識して書くことで、採用担当者にもより響く自己PRになるはずです。

履歴書の「自覚している性格」の書き方4ステップ

履歴書に「自覚している性格」を書くときは、伝える順番がとても重要です。性格の特徴だけを並べるのではなく、読み手が理解しやすく、印象に残る構成を意識しましょう。

ここでは、誰でも実践しやすい4つのステップを紹介します。

  1. 結論から自覚している性格を伝える
  2. 根拠となる具体的なエピソードを述べる
  3. 長所の裏返しとなる短所も補足する
  4. 短所の克服に向けた努力をアピールする

① ステップ1:結論から自覚している性格を伝える

最初に、自分がどのような性格であるかを簡潔に伝えることが大切です。たとえば、「私は粘り強く物事に取り組む性格です」と明言することで、読み手はその後の内容を前提にしながら読み進めることができます。

こうした冒頭の一文があることで、文章全体の意図や方向性が明確になり、説得力が増すのです。結論を後回しにすると、何を伝えたいのかがわかりにくくなり、印象にも残りにくくなる恐れがあります。

内容を詰め込みすぎず、シンプルで伝わりやすい言い回しを心がけましょう

② ステップ2:根拠となる具体的なエピソードを述べる

性格を一言で伝えたら、その性格を裏づける実体験を添えることで信頼性が高まります

「ゼミの発表資料作成を担当し、期限内に完成させるため毎日計画的に作業を続けました」といったエピソードは、読み手にあなたの行動や努力を具体的にイメージさせる効果があるでしょう。

エピソードがあいまいだったり、実感のないものだったりすると説得力に欠けてしまいます。数字や期間、役割などを盛り込むと、さらに伝わりやすくなるでしょう。

抽象的な表現だけで終わらせず、行動に基づいた具体性を意識してください。

③ ステップ3:長所の裏返しとなる短所も補足する

魅力的な長所をアピールするだけでなく、その裏にある短所についても軽く触れておくと、バランスのとれた人物という印象を与えられます。

たとえば、「慎重な性格のため、決断に時間がかかることがあります」といった表現が考えられるでしょう。すべてをポジティブに語るより、あえて弱みを認めることで誠実さや自己理解の深さが伝わるのです。

ただし、履歴書はあくまで自分をアピールする場なので、短所はあまり強調せず、簡潔に触れる程度にとどめることが重要になるでしょう。主役はあくまで長所であることを忘れないでください

④ ステップ4:短所の克服に向けた努力をアピールする

短所を挙げたあとは、それをどのように克服しようとしているかを説明すると好印象につながります

「最近では、必要な情報をあらかじめ整理することで、スピーディーな判断ができるよう意識しています」といったように、日頃の工夫や改善への姿勢を示すことで、成長意欲の高さが伝わるでしょう。

単に短所を述べて終えるのではなく、前向きな取り組みを加えることで、ポジティブな印象に変えることが可能です。

採用担当者は、完璧な人よりも成長できる人材を求めていることを意識して記述するとよいでしょう。

【性格タイプ別】履歴書で使える「自覚している性格」の例文

どのような性格を書けばよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは履歴書に使いやすく、企業に好印象を与える「自覚している性格」の例文を、タイプ別に紹介します。自分に合った性格タイプを見つける参考にしてください。

  1. 例文1:思いやりがある性格
  2. 例文2:慎重に行動できる性格
  3. 例文3:チャレンジ精神がある性格
  4. 例文4:協調性がある性格
  5. 例文5:真面目に取り組む性格
  6. 例文6:素直に学ぶ姿勢がある性格
  7. 例文7:明るく前向きな性格
  8. 例文8:粘り強く努力する性格
  9. 例文9:向上心が強い性格
  10. 例文10:責任感がある性格

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例文1:思いやりがある性格

ここでは、誰かを思いやる気持ちを大切にしてきた経験を軸にした「思いやりがある性格」の例文を紹介しています。

人との関わりを丁寧にできる姿勢は、チームワークを重視する職場で高く評価される傾向があります。

《例文》

私の性格は、相手の立場に立って物事を考えることができる点です。

大学のサークル活動で新入生歓迎イベントの運営を担当した際、初めて参加する新入生が緊張している様子に気づき、自分から声をかけて積極的に話しかけました。

また、一人ひとりが安心して楽しめるよう、アンケートを実施して不安なことや期待していることを事前に把握し、企画に反映。

その結果、「とても楽しかった」「不安がなくなった」という声を多くもらい、後輩たちとの信頼関係も築くことができました。

相手の気持ちを考えながら行動することで、周囲の雰囲気を良くすることに貢献できると感じています。

《解説》
「思いやり」はエピソードの中で“行動に移した具体例”を入れると説得力が増します。「誰に対して」「どんな配慮をしたか」を明確に書くことがポイントです。

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例文2:慎重に行動できる性格

ここでは、物事に対して冷静に判断し、慎重に行動できる性格をアピールする例文を紹介します。リスクを最小限に抑えながら確実に物事を進められる姿勢は、多くの業種で重宝される素養です。

《例文》

私は、物事を進める際に慎重さを大切にしています。

大学のゼミでグループ発表を担当した際、私たちのチームは他の班よりもテーマが抽象的で、方向性を決めるのが難しい状態でした。

私はいきなり結論を出さず、まずはメンバー全員の意見を丁寧に聞きながら、過去の文献やデータを元に仮説を立てて進行する方法を提案。

また、発表前には内容に誤りがないか何度も確認し、他の友人にもアドバイスをもらって修正を加えました。

その結果、論理的かつバランスの取れた発表ができ、教授からも高評価をいただくことができました。慎重に進める姿勢は、ミスを防ぎながら成果につなげる力になると考えています。

《解説》
「慎重さ」をアピールする際は、“段階を踏んで進めた過程”や“確認作業を怠らなかった点”を具体的に描写すると、説得力が高まります。

例文3:チャレンジ精神がある性格

ここでは、現状に満足せず、自ら新しいことに挑戦してきた経験をもとにした「チャレンジ精神がある性格」の例文を紹介します。

困難なことにも前向きに取り組める姿勢は、多くの企業で歓迎されるでしょう。

《例文》

私は新しいことに挑戦することを楽しめる性格です。大学2年のとき、英語が苦手だった私があえて英語ディベートサークルに入ることを決意しました。

最初は専門用語が多く、議論についていくのがやっとでしたが、毎回の練習後に振り返りノートをつけたり、先輩に発音や表現のアドバイスを求めたりと、自主的に学ぶ姿勢を続けたのです。

その結果、半年後には大会に出場できるまでに成長し、自信を持って発言できるようになりました。

この経験を通じて、自ら壁を乗り越えることで得られる達成感や、行動することの大切さを学びました。これからも未知の環境を前向きに受け入れ、挑戦し続けたいと思っています。

《解説》
「チャレンジ精神」を伝えるときは、挑戦した内容だけでなく、どう乗り越えたか・何を得たかまで丁寧に書くと説得力が増します。

例文4:協調性がある性格

今回は、周囲と円滑なコミュニケーションをとりながら、チームで物事を進める「協調性がある性格」をアピールする例文を紹介します。組織で働くうえで非常に重視される資質のひとつです。

《例文》

私は、相手の意見を尊重しながら行動する協調性を大切にしています。大学の学園祭では、模擬店の運営チームに所属し、20人以上のメンバーと協力して準備を進めました。

意見の対立が起こった際には、全員の考えを整理しながら「なぜそれをやりたいのか」「他に代替案はないか」などを話し合い、双方が納得できる解決策を提案するよう心がけたのを覚えています。

その結果、トラブルなく当日を迎えることができ、来場者からも高い評価を得られました。

協力し合う中で成果を出す喜びを経験し、自分の強みは周囲との信頼関係を築きながら、チームで動けることだと実感しました。

《解説》
「協調性」を伝えるには、対立や課題にどう向き合ったかを描くとリアルさが出ます。聞く姿勢や調整力を具体的に示すのがコツです。

例文5:真面目に取り組む性格

ここでは、どんなことにも真摯に向き合い、コツコツと努力を重ねて成果を出す「真面目に取り組む性格」をアピールする例文を紹介します。継続力や信頼性を伝えたい方におすすめのテーマです。

《例文》

私は、物事に対して真面目にコツコツと取り組む性格です。

大学のゼミで年間研究レポートを担当した際、1万字を超えるボリュームがあり、締め切りまでのスケジュール管理が重要だったことがあります。

私は早めに着手し、毎週少しずつ進めるよう計画を立てました。疑問点は授業外でも先生に質問し、分からない部分を放置しない姿勢を大切にしました。

その結果、余裕を持って提出でき、内容の精度も高いと評価されたのです。また、提出期限直前に焦ることなく、他のゼミ生の相談にも乗ることができました。

日々の積み重ねを怠らず、責任感を持ってやりきる姿勢を、今後の仕事にも活かしていきたいと考えています。

《解説》
「真面目さ」を伝えるには、コツコツ続けた具体的な行動や継続力を示すと効果的です。計画性や責任感を自然に盛り込みましょう

例文6:素直に学ぶ姿勢がある性格

ここでは、「素直に学ぶ姿勢がある性格」をテーマにした例文を紹介します。吸収力の高さや成長意欲をアピールできるため、未経験でも前向きに取り組む人材であることを伝えたいときに効果的です。

《例文》

私は、人のアドバイスを素直に受け入れ、成長につなげることを大切にしています。

大学1年のとき、アルバイト先のカフェで接客を担当していたのですが、最初は緊張して声が小さくなってしまうことが多く、お客様から聞き返されることがありました。

そこで先輩に相談したところ、「最初の一言を意識的に明るく言うと良い」とアドバイスをもらい、素直に実践。

意識的に声のトーンや笑顔を心がけるようになってからは、お客様から「話しやすいね」と言われる機会が増え、指名で呼ばれることもありました。

周囲の意見を受け入れて行動を変えることで、自分自身の成長を実感できた経験です。

《解説》
「素直さ」は、アドバイスを受けてすぐに行動に移した経験を含めると、好印象を与えられるでしょう。改善前後の変化を具体的に書くのがポイントです。

例文7:明るく前向きな性格

ここでは、「明るく前向きな性格」をテーマにした例文を紹介します。周囲に良い影響を与える姿勢や、困難にも笑顔で取り組める人物像をアピールしたいときに効果的です。

《例文》

私は、どんな状況でも前向きに取り組む姿勢を大切にしています。大学のゼミ活動で、卒業研究のテーマが途中で変更になり、計画が一から見直しになったことがありました。

最初は戸惑いましたが、「今からできることに集中しよう」と気持ちを切り替え、スケジュールを立て直すことに。

また、メンバーのモチベーションが下がらないように、定期的に進捗を共有しながらポジティブな声かけを心がけました。

その結果、全員が協力的に取り組むことができ、最終発表では「柔軟に対応できた良い研究」と講評をいただきました。

どんな環境でも明るく行動することで、周囲にも良い影響を与えられると感じています。

《解説》
「明るさ」を伝える際は、困難な状況でも前向きに行動したエピソードを盛り込むと効果的です。周囲への影響も併せて示しましょう

例文8:粘り強く努力する性格

ここでは、「粘り強く努力する性格」をテーマにした例文を紹介します。目標に向かって継続的に取り組む姿勢は、業務の中でも成果を上げる力として高く評価されるでしょう。

《例文》

私は、目標に向かって粘り強く努力する性格です。大学ではTOEICのスコアアップを目指して勉強を始めたのですが、当初は思うように結果が出ず、何度も壁にぶつかりました。

それでも諦めずに、自分に合った勉強法を見つけるために毎回の模試結果を分析し、苦手なリスニングに特化した学習時間を増やすことにしたのです。

また、毎日30分は英語のニュースを聞く習慣を続けるなど、日々の積み重ねを意識しました。その結果、半年後には目標としていたスコアを達成することができ、自信にもつながりました。

コツコツと努力を重ねる姿勢は、今後の仕事でも活かしていきたいと考えています。

《解説》
「粘り強さ」を伝えるときは、途中でうまくいかなかった経験と、それをどう乗り越えたかの工夫をセットで書くと説得力が増します。

例文9:向上心が強い性格

ここでは、「向上心が強い性格」をテーマにした例文を紹介します。自ら課題を見つけ、成長のために努力できる姿勢は、多くの企業が求める重要な資質の一つです。

《例文》

私は常に現状に満足せず、より良くなるために行動する向上心を大切にしています。

大学ではプレゼンテーションが苦手だったため、自信を持って発表できるようになりたいと思い、あえて人前で話す機会の多いボランティア団体に参加しました。

最初はうまく話せず悔しい思いをしましたが、他のメンバーの発表を観察して構成や伝え方を研究し、自分の発表に活かすよう心がけました。

また、練習を重ねることで少しずつ話し方に自信が持てるようになり、最終的には司会も任されるようになったのです。

苦手を克服しようと努力する姿勢を今後の仕事にも活かし、常に成長を目指していきたいと考えています。

《解説》
「向上心」は、課題→行動→成果という流れで書くと説得力が高まります。改善への具体的な努力と変化をしっかり盛り込みましょう。

例文10:責任感がある性格

ここでは、「責任感がある性格」をテーマにした例文を紹介します。任された仕事に対して最後までやり遂げる姿勢は、どの職種でも求められる基本的な資質です。

《例文》

私は、任されたことには責任を持って最後まで取り組む性格です。大学の授業でグループワークの代表を任された際、メンバー間で意見がまとまらず、進行が滞ってしまったことがありました。

私は「自分がまとめ役としてこの状況を改善しよう」と考え、全員と個別に話す機会を設け、それぞれの考えを丁寧に聞き取ったうえで、全体の方向性を整理し直すことに。

また、資料作成の進捗管理も担当し、無理のないスケジュールを作ることで全員が協力的に動けるようになりました。

結果として、期限内に完成度の高い成果物を提出することができ、チームの達成感にもつながりました。今後も責任を持って物事に向き合う姿勢を大切にしたいです。

《解説》
「責任感」を伝えるには、自発的に動いたことや困難を乗り越えた過程を盛り込むと効果的です。任された理由や結果も入れると説得力が増します。

履歴書に書く「自覚している性格」の注意点

履歴書で性格を記入する際には、自分をよく見せようとするあまり、逆効果になる表現を使ってしまうことがあります。

ここでは、ありがちな落とし穴や気をつけたいポイントを5つにまとめて紹介しています。

  1. 業務に支障をきたすような短所は避ける
  2. 抽象的すぎる表現は避け、具体性を持たせる
  3. 他の項目と内容が重複しないようにする
  4. ネガティブな印象を与える表現は控える
  5. 嘘や盛った内容は避ける

① 業務に支障をきたすような短所は避ける

履歴書で短所を記述すること自体はマイナスではありませんが、選ぶ内容には慎重になる必要があります

たとえば「飽きっぽい」「責任を持ちたくない」といった性格は、業務に直接悪影響を与えるおそれがあり、評価を下げる要因になってしまうことも。

伝え方の工夫としては、「慎重すぎて即断が苦手」といったように、長所の一面として受け取れる表現に言い換えることが効果的です。どのような職場でも歓迎されるわけではない短所は避けるのが賢明でしょう。

② 抽象的すぎる表現は避け、具体性を持たせる

履歴書では「優しい」「真面目」「努力家」といった抽象的な言葉をそのまま使うと、個性が伝わりにくくなってしまいます。そのため、性格を表すエピソードや行動例を添えて書くことが大切です。

もし「責任感がある」という性格なら、「ゼミでチームリーダーを担当し、全員のスケジュールを調整しながら発表準備を進めました」といった具合に、日常の行動で裏付けましょう。

読む側に「なるほど」と納得してもらえるような具体性を意識してください。

③ 他の項目と内容が重複しないようにする

「自己PR」や「志望動機」と同じような内容を性格欄でも繰り返すと、応募書類全体が単調に見えてしまい、説得力が弱まるおそれがあります。それぞれの欄には別のテーマを割り当てるのが理想です。

たとえば、性格欄では普段の行動や価値観、自己PRでは成果やスキル、志望動機では企業との相性をアピールすると、読み手にとっても理解しやすくなります。意図的に内容を分ける意識を持ちましょう

④ ネガティブな印象を与える表現は控える

「自信がない」「引っ込み思案」といった言葉は、どれだけ正直でも選考においてはマイナスに働くことが多いです。

もし伝えたい内容にネガティブな面が含まれていたとしても、「慎重な性格で、事前準備を徹底しています」など、前向きな言い回しに変えて伝えるようにしましょう

表現の仕方ひとつで印象は大きく変わります。自分を過度に飾る必要はありませんが、ポジティブに受け取ってもらえる工夫は必要です。

⑤ 嘘や盛った内容は避ける

より良く見せたいからといって、事実と異なる性格を書いてしまうと、面接時に話がかみ合わなかったり、入社後にギャップを感じさせたりする原因になります。

「社交的です」と書いておきながら、実際は人前で話すのが苦手であるとすぐに見抜かれてしまうでしょう。履歴書に書く内容は、あくまで自分が自信を持って語れる範囲にとどめておくことが重要です。

自然体の自分を正直に伝えるほうが、信頼感や安心感を持ってもらいやすくなります。

「自覚している性格」を履歴書で好印象にアピールしよう!

履歴書における「自覚している性格」は、自己分析の成果を具体的に表す重要な要素です。採用担当者は、そこからあなたの人柄や企業との相性、さらには成長意欲までを見極めようとしています。

そのため、自分の性格を客観的に捉え、具体的なエピソードや他者からの評価を交えて伝えることが求められます。

き方の4ステップを押さえたうえで、ポジティブかつ具体的な表現を心がけましょう。

また、例文を参考にすることで、表現の幅も広がります。最後に大切なのは、正直で誠実な記述。嘘や過度な美化は信頼を損なうリスクがあります。

「自覚している性格 履歴書」の理解を深め、より魅力的な自己表現につなげてください。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。