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選考通過メールの返信で差がつく!書き方とメールのマナーも紹介

この記事では、選考通過のメールが企業から届いた際の返信の方法を解説しています。

実際に選考通過メールの作成法だけでなく、選考通過メールへの正しい返信マナーやメール例、返信を忘れていた場合の対処法まで紹介しています。

選考通過した際により好印象を目指したい方は必見の内容ですよ。

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目次

選考通過のメールに返信は必要?

選考通過メールを受け取ったとき、「返信すべきかどうか」で迷う就活生は少なくありません。

返信しなければマナー違反になるのではと不安に感じる人もいれば、返信しなくても大丈夫だろうと考える人もいるのではないでしょうか。

ここでは、選考通過メールに返信が必要かどうか、その理由も含めて分かりやすく解説しましょう。

就職活動では、企業とのやり取りそのものが評価対象になることがあります。

選考通過メールへの返信は必須でない場合もありますが、返信してお礼や意欲を伝えることで、誠実な印象を持ってもらいやすくなるのです。

特に、メールに「返信不要」と記載がないときは、返信しておくのが無難でしょう。

一方で、返信せずに次の選考へ進むと、「マナーを理解していない人だ」と受け取られるリスクもあります。数行の返信でも相手の印象は変わりますから、丁寧に対応しておいた方がよいでしょう。

このように、選考通過メールへの返信は、就活生としての姿勢を伝えるチャンスだと思ってください。返信の有無が評価に影響する場合もあるため、迷ったときは返信しておくのが賢明です。

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選考通過のメールに返信しなくても良いケース

就活中は、企業から届いたメールにすべて返信すべきかどうか迷うことがあるでしょう。ただ、実際には返信しなくても問題ないケースもあります。

ここでは、具体的にどのような場合に返信を省略できるのかを整理しました。

  1. 求人サイトなどの自動送信メールの場合
  2. 「返信不要」と記載されている場合
  3. 不合格通知の場合

① 求人サイトなどの自動送信メールの場合

リクナビやマイナビなどの求人サイト経由で届くメールの多くは自動送信です。

こうしたメールには「このメールには返信できません」といった記載があることも多く、返信しても相手に届かない場合があります

内容をしっかり確認した上で、自動送信とわかれば返信は不要です。確認作業だけにとどめて、効率的に対応してください。

② 「返信不要」と記載されている場合

メール本文に「返信不要」と明記されているときは、返信の必要はありません。企業が一括で連絡しているケースが多く、返信することでかえって混乱を招くこともあるでしょう。

ただし、どうしてもお礼を伝えたい場合には、短い文面で返信するのも問題ありません。あくまで状況に応じた判断が大切です。

③ 不合格通知の場合

不合格の連絡には、基本的に返信しなくて構いません。企業側は、選考結果を伝えることを目的としており、返信を想定していない場合がほとんどです。

ただ、丁寧な印象を残したい場合や、学びを得たいと思うときには「貴重なご機会をいただき、ありがとうございました」と一言添えて返信するのも良いでしょう。

返信しなかったからといって不利益になることはありませんので、安心してください。

選考通過のメールに返信する際のマナー

選考通過メールが届いたら、返信のマナーをきちんと押さえておくことが大切です。就職活動では、やり取りの一つひとつが印象に関わるため、丁寧な対応を心がけましょう。

ここでは、返信時に気をつけるべき基本的なマナーを紹介します。

  1. できるだけ早く返信する
  2. 返信の時間帯に配慮する
  3. 件名・宛名・署名などの基本マナーを守る
  4. ビジネス敬語を正しく使う

① できるだけ早く返信する

選考通過のメールが届いたら、できる限り早く返信することをおすすめします。

企業は複数の応募者と連絡を取りながらスケジュールを調整しているため、返信が遅れると相手に迷惑をかけてしまうかもしれません。

とくに面接日程が含まれている場合は、迅速な返答が信頼につながります。気づいたタイミングで返信を済ませておくと安心です。

② 返信の時間帯に配慮する

メールを送る時間帯も意外と見られています。深夜や早朝の送信は、場合によっては非常識と受け取られることがあるため、注意が必要です。

一般的には、9時から18時くらいの間に送るのが無難でしょう。夜に内容を整えておき、朝に送信する方法もおすすめです。

③ 件名・宛名・署名などの基本マナーを守る

ビジネスメールでは、形式を整えることが基本です。件名は「Re:」を残して内容がわかるようにし、宛名は「〇〇株式会社 人事部 〇〇様」と正式に記載してください。

文末には、大学名・学部・氏名・連絡先などを明記した署名を入れると丁寧です。基本ができているかどうかで、印象に差がつきます。

④ ビジネス敬語を正しく使う

文章では、正しい敬語を選ぶようにしましょう。「ご確認させていただきます」などの二重敬語や、「〜でよろしかったでしょうか」といったあいまいな表現は避けたほうが無難です。

「〜いただけますと幸いです」など、ビジネスシーンにふさわしい言い回しを意識してください。送信前に読み直して、言葉の使い方に問題がないか見直しておくと安心です。

選考通過した際の返信メールの書き方

選考通過メールを受け取ったら、印象の良い返信を書くことがとても大切です。基本的な書き方を押さえておけば、誰でも丁寧で伝わりやすいメールが作れます。

ここでは、返信文の基本構成を3つのステップで解説していきましょう。

  1. 結論を最初に書く
  2. 企業への感謝を伝える
  3. 次回の選考に対する意欲を伝える

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① 結論を最初に書く

ビジネスメールでは、結論から書く「先に要点を述べる構成」が基本です。採用担当者は多くのメールを処理しているため、冒頭で要件が明確になっていると非常に読みやすくなります。

たとえば、選考通過メールへの返信では「面接に参加いたします」や「ご提示いただいた日時で問題ございません」といった結論から始めましょう。

この一文があるだけで、相手に安心感を与えることができます。反対に、前置きばかりが続くと、要点をつかみにくくなってしまい、印象が悪くなる可能性もあるため注意が必要です。

読み手への配慮としても、まず結論を伝える習慣をつけておくと良いでしょう。

② 企業への感謝を伝える

選考を通過したという通知を受け取った際には、企業に対する感謝の気持ちをしっかりと言葉で伝えることが大切です。

「このたびは面接の機会をいただき、誠にありがとうございます」などの一文があると、読み手の印象がぐっと良くなります。

こうした感謝の言葉は、メール全体に丁寧さや誠意を感じさせる効果があり、結果として評価を高める一因になることもあるでしょう。

文章量が多くなくても構いません。短いながらも気持ちがこもっていれば、相手にはしっかり伝わります

マナーとしてはもちろん、人間関係を築く第一歩としても、感謝のひと言は忘れないようにしましょう。

③ 次回の選考に対する意欲を伝える

感謝の言葉のあとには、次の選考に対する前向きな姿勢を示すと、メールの内容がさらに好印象になります。

たとえば、「面接では貴社への理解を深めたうえで臨みたいと考えております」や「当日はこれまでの経験を活かし、誠実にお話させていただきます」といった表現が自然です。

こうした一文を加えることで、応募者としての本気度が伝わり、企業側も安心して選考を進められるでしょう。

内容は短くても構いませんが、熱意や誠実さが伝わるよう、自分の言葉で表現することがポイントです。定型文だけに頼らず、ほんの少しの個性を加えると、より印象に残る返信になります。

【パターン別】選考通過メールへの返信メールの例文

「どんな返信をすればいいかわからない」と感じている就活生は多いはずです。企業からの選考通過メールに対しては、内容や状況に応じた適切な返信が求められます。

ここでは、就活でよくあるシーンごとに使える例文を紹介しましょう。

  1. 書類選考通過時のお礼を述べる返信メール
  2. 面接日程を提案する返信メール
  3. 企業から提示された日程に了承する返信メール
  4. 日程変更をお願いする返信メール
  5. 選考を辞退する返信メール
  6. 面接当日に遅刻・キャンセルをする返信メール
  7. 返信が遅れた場合のフォロー返信メール
  8. Web面接のURL送付メールへの返信メール
  9. リクルーター経由の連絡に対する返信メール
  10. インターン経由での選考通過通知への返信メール

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① 書類選考通過時のお礼を述べる返信メール

書類選考を通過した際の返信では、感謝の気持ちをしっかり伝えることが大切になります。以下は、一般的な大学生が就活で使える、お礼を中心に構成した返信例です。

《例文》

件名:Re:【〇〇株式会社】書類選考結果のご連絡

〇〇株式会社
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

このたびは、書類選考通過のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。貴社の〇〇業務に関心を持ち、志望いたしましたので、選考通過のご連絡を頂戴し、大変嬉しく感じております。

大学では、ゼミでマーケティングを専攻しており、グループワークを通じて企画立案から発表までを経験いたしました。

貴社のインターンシップで学んだ姿勢を活かし、次の面接にも誠実に取り組みたいと考えております。

面接日程についてのご案内を心よりお待ちしております。

引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
――――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
電話:080-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com

《解説》

書類選考通過に対する「感謝」と「次の選考への意欲」が明確に伝わる例文です。自分の経験と志望理由を簡潔に盛り込みつつ、ビジネスメールの基本形式を守るよう心がけましょう。

② 面接日程を提案する返信メール

面接日程の調整を依頼された際には、相手の都合を考慮しつつ、複数の候補日を丁寧に提案することがポイント。以下はその場面で使える返信例です。

《例文》

件名:Re:【〇〇株式会社】一次面接日程のご連絡

〇〇株式会社
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

このたびは、一次面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。ぜひ面接の機会を頂戴したく、以下の日程でご調整いただくことは可能でしょうか。

・〇月〇日(火)10:00~15:00
・〇月〇日(水)終日
・〇月〇日(金)13:00~17:00

上記の中でご都合の良い日時がございましたら、ご指定いただけますと幸いです。

ご多用のところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
――――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
電話:080-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com

《解説》

この例文では、相手の都合に配慮しつつ、具体的な候補日を3つ挙げて提案しています。日付や時間帯の幅を持たせると、スムーズな調整につながります。

③ 企業から提示された日程に了承する返信メール

企業から面接日程を提示された際には、了承の意思をできるだけ早く、丁寧な言葉で伝えることが重要となります。以下はその場面で活用できる返信例です。

《例文》

件名:Re:【〇〇株式会社】一次面接日程のご連絡

〇〇株式会社
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

このたびは、一次面接の日程についてご連絡いただき、誠にありがとうございます。

ご提示いただきました〇月〇日(木)14:00よりの面接につきまして、問題なく出席可能でございますので、ご確認のほどよろしくお願いいたします。

面接の機会をいただけることを大変ありがたく思っております。

貴社の業務内容や社風について、より深く理解を深められるよう、準備をして臨みたいと考えております。

当日はどうぞよろしくお願い申し上げます。
――――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
電話:080-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com

《解説》

企業から提示された日時に問題がない場合は、すぐに了承の旨を伝えるのがマナーです。感謝と意欲を忘れずに添えることで、好印象を残せます。

④ 日程変更をお願いする返信メール

就職活動中は大学の授業やアルバイトと日程が重なってしまうこともあるため、面接の変更をお願いするケースは少なくありません。以下は丁寧に日程変更を依頼する例文です。

《例文》

件名:Re:【〇〇株式会社】一次面接日程のご連絡

〇〇株式会社
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

このたびは、一次面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。

大変恐縮ではございますが、ご提示いただいた〇月〇日(火)10:00〜の面接について、大学の授業と重なってしまうため、別日程でご調整いただくことは可能でしょうか。

以下に、私の都合の良い候補日を記載させていただきます。

・〇月〇日(水)13:00〜17:00
・〇月〇日(木)午前中
・〇月〇日(金)終日

ご多用のところ恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
――――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
電話:080-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com

《解説》

日程変更をお願いする際は、事情を簡潔に説明し、複数の候補日を提示することが大切です。丁寧な表現で誠意を伝えるよう心がけましょう。

⑤ 選考を辞退する返信メール

就職活動中には、自分の進路や他社との兼ね合いで選考を辞退する判断をすることもあります。丁寧で誠実な伝え方を心がけましょう

《例文》

件名:Re:【〇〇株式会社】一次面接のご案内

〇〇株式会社
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

このたびは、一次面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。

せっかくの機会をいただいたにもかかわらず大変恐縮ではございますが、慎重に検討を重ねた結果、他社での選考を優先することとなりましたため、今回の選考は辞退させていただきたくご連絡申し上げます。

貴社の事業内容や社風には非常に魅力を感じており、貴重な機会をいただいたことに心より感謝申し上げます。

ご多忙のところご調整いただいたにもかかわらず、このような形となり誠に申し訳ございません。

末筆ながら、貴社の今後のさらなるご発展をお祈り申し上げます。
――――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
電話:080-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com

《解説》

選考辞退の返信では、理由を簡潔に伝えたうえで感謝と謝意を示すことが大切です。企業側への敬意を忘れず、誠実な文章を心がけましょう。

⑥ 面接当日に遅刻・キャンセルをする返信メール

面接当日にやむを得ず遅刻やキャンセルをしなければならない場合は、できる限り早く、誠実な対応が求められます。以下はそのような場面で使える丁寧な返信例です。

《例文》

件名:Re:【〇〇株式会社】本日面接についてのご連絡

〇〇株式会社
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

本日14:00より予定しておりました一次面接について、ご連絡申し上げます。

大変申し訳ございませんが、朝から体調不良が続いており、医師の判断により本日の外出を控えるよう指示を受けたため、面接を欠席させていただきたく存じます。

ご迷惑をおかけし誠に恐縮ではございますが、可能であれば改めて日程をご調整いただけないか、ご検討いただけますと幸いです。

このたびは急なご連絡となり、誠に申し訳ございません。何卒よろしくお願い申し上げます。
――――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
電話:080-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com

《解説》

面接当日の遅刻・欠席は印象に直結するため、理由を明確に述べた上で、誠意を持って謝罪しましょう。再調整をお願いする際も丁寧な言葉を心がけてください。

⑦ 返信が遅れた場合のフォロー返信メール

忙しさや確認漏れにより、うっかり返信が遅れてしまうこともあります。そのような時は、謝罪と誠意をしっかり伝えることが大切となります。以下はフォローに使える例文です。

《例文》

件名:Re:【〇〇株式会社】書類選考通過のご連絡

〇〇株式会社
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

このたびは、書類選考通過のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

返信が遅くなり、大変申し訳ございません。メールを確認した後、学内の就職ガイダンスが続いていたため、すぐにご返信できませんでした。

選考を通過できたことを大変光栄に思っております。次の選考にも真摯に取り組んでまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

お手数をおかけいたしますが、面接日程等の詳細をご教示いただけますと幸いです。
――――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
電話:080-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com

《解説》

返信が遅れた場合は、まず誠実に謝罪し、理由を簡潔に説明しましょう。感謝と意欲をしっかり伝えることで、マイナス印象を最小限に抑えることができます。

⑧ Web面接のURL送付メールへの返信メール

Web面接のURLが企業から送られてきた際には、確認のうえ、きちんと受領した旨を伝える返信が求められます。

就活生としての丁寧さや対応力が試される場面でもあるため、落ち着いて返信文を作成しましょう。以下はその際に活用できる返信例です。

《例文》

件名:Re:【●月●日●時〜】一次面接のご案内(株式会社〇〇)

株式会社〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

このたびは一次面接のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

ご案内いただいたWeb面接のURLを確認いたしました。

当日は〇月〇日(〇)〇時より、指定のURLにアクセスさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

何か不明点などございましたら、お知らせいただけますと幸いです。
――――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
電話:080-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com

《解説》
Web面接のURLが届いたときの返信では、「受け取りました」「問題なく確認しました」と明示することが大切です。相手の案内に安心感を与える丁寧な表現を心がけましょう。

⑨ リクルーター経由の連絡に対する返信メール

リクルーターから選考通過の連絡が届いた場合も、企業の一員としてやり取りしている意識を持つことが大切です。感謝と確認の気持ちを丁寧に伝える返信を心がけましょう。

以下はリクルーター宛に返信する際の例文です。

《例文》

件名:Re:【株式会社〇〇】一次面接のご案内

株式会社〇〇
リクルーター 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

このたびは一次面接のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。

ご案内いただいた日程について、〇月〇日(〇)〇時で問題ございません。

当日は、貴社の業務や社風についてより理解を深める機会としたく、しっかり準備をして臨む所存です。

また、ご多忙の中、丁寧にご連絡いただきましたことにも、あらためて感謝申し上げます。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
――――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
電話:080-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com

《解説》
リクルーターへの返信は、通常の人事宛てメールと同じく丁寧に書くことが基本です。感謝+日程確認+意欲表明の3点を押さえると、印象が良くなります。

⑩ インターン経由での選考通過通知への返信メール

インターンシップを経験した企業から選考通過の連絡を受けた場合は、その経験を踏まえた前向きな気持ちや成長の実感を伝えると好印象です。以下はその経験について記載した返信例です。

《例文》

件名:Re:【株式会社〇〇】一次面接のご案内

株式会社〇〇
人事部 〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

このたびは、一次面接のご案内をいただき、誠にありがとうございます。

インターンシップでは貴社の業務や社員の方々の姿勢に触れ、多くの学びを得ることができました。今回、再び貴社での選考の機会をいただき、大変うれしく思っております。

ご案内いただいた〇月〇日(〇)の面接日程につきまして、問題ございません。

当日は、インターンで得た経験を活かし、より具体的に志望動機をお伝えできるよう準備を進めてまいります。何卒よろしくお願いいたします。
――――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇 〇〇
電話:080-xxxx-xxxx
メール:xxxx@example.com

《解説》
インターン経験がある場合は、そのときの感想や学びを簡潔に盛り込むと説得力が増します。実体験に基づいた意欲の表現がカギです。

選考通過へのメールの返信の注意点5つ

選考通過メールに返信する際は、文章の内容だけでなく書き方にも注意が必要です。マナーや形式が守られているかどうかは、企業に与える印象を左右します。

ここでは、返信時に気をつけたいポイントをわかりやすくまとめました。

  1. 誤字脱字・敬語のミスを避ける
  2. 本文の構成を意識する
  3. Re:件名のままで送信して問題ないか確認する
  4. 引用返信で元の本文を消さないようにする
  5. 無駄な装飾や顔文字の使用は避ける

① 誤字脱字・敬語のミスを避ける

メール文に誤字や脱字があると、細かい部分に配慮できていない印象を与えてしまう可能性もあるでしょう。特にビジネスシーンでは、些細なミスでもマイナス評価につながることがあります。

敬語についても注意が必要で、「ご確認させていただきます」などの二重敬語や、「おっしゃられる」といった過剰な敬語表現は避けましょう。

正しい敬語を使えているか不安な場合は、就活用のマナー集や信頼できるサイトで確認するのがおすすめです。送信前には必ず読み直し、誤りがないか落ち着いて見直す習慣をつけてください。

② 本文の構成を意識する

読みやすいメールを作成するためには、内容だけでなく全体の構成にも配慮が必要です。基本は「結論 → 感謝 → 意欲 → 締めくくり」という順序がベストとされています。

たとえば、面接日程の返信であれば、最初に「ご提示いただいた日程で問題ありません」と結論を述べ、その後に「面接の機会をいただき、ありがとうございます」と感謝を伝えましょう。

そして「当日は誠意をもって臨みます」といった意欲表現で締めると、まとまりのあるメールになります。構成を整えることで、読み手にストレスを与えず、内容も伝わりやすくなるでしょう。

③ Re:件名のままで送信して問題ないか確認する

企業から届いたメールに返信する場合、多くのケースでは件名の「Re:〇〇」のままで返信しても問題ありません。これはメールのやり取りの流れを保つためにも有効です。

ただし、全く別の内容について新たに連絡を取りたいときには、件名を変えて送るのが望ましいです。

もし、日程調整から選考辞退の連絡に変わる場合などは、「選考辞退のご連絡」などの件名にしましょう。

件名は、メールの内容を端的に表すものが理想です。件名を見ただけで用件がわかるように心がけてください。

④ 引用返信で元の本文を消さないようにする

返信メールを送る際は、企業から届いた元のメールを引用したまま残すのが一般的です。

特に複数の候補日を提示されたり、やりとりが何度も続く場合には、過去の内容が確認できると企業側も混乱せず対応できます。

誤って元の本文を削除してしまうと、「どの件についての返信なのか」が分かりにくくなるため注意が必要です。

パソコンやスマートフォンの設定によっては、自動で本文が消えてしまう場合もあるため、送信前に一度プレビュー表示で確認する習慣を持つと安心でしょう。

⑤ 無駄な装飾や顔文字の使用は避ける

ビジネスメールでは、文字の色を変えたり絵文字・顔文字を使用したりといった装飾は控えるべきです。

たとえ気軽な印象を与えようとしても、企業によってはマナー違反と受け取られる可能性があります。

特に初対面のやり取りでは、誠実さや信頼感が重要ですので、文面は極力シンプルかつ丁寧に保つことを意識しましょう。

また、「!」の連続使用や、語尾をカタカナにするなどのクセがある人は、知らず知らずのうちにくだけすぎた印象を与えてしまうかもしれません。

ビジネスの場にふさわしい書き方を常に意識することが大切です。

選考通過のメールへの返信を忘れたときの対処法

選考通過メールに返信しそびれたとき、「今から返信しても大丈夫だろうか」と不安になる人もいるかもしれません。しかし、丁寧に対応すれば悪い印象を与えずに済みます。

ここでは、返信を忘れた場合の対処法を3つのポイントで紹介します。

  1. できるだけ早く返信する
  2. 遅れたことを丁寧にお詫びする
  3. 選考意欲をしっかり伝える

① できるだけ早く返信する

返信が遅れていたことに気づいた時点で、できるだけ早く返信することが大切です。時間がたてばたつほど相手の印象は悪くなってしまいますが、何も連絡せずに放置するのはもっと良くありません。

「今から返信しても意味がないかも」と思わず、気づいたそのときにすぐ行動しましょう。迅速な対応と真摯な姿勢が、信頼回復につながります。遅れをカバーするには、スピードが何よりも重要です。

② 遅れたことを丁寧にお詫びする

返信の冒頭では、まず返信が遅くなってしまったことを素直に謝りましょう。たとえば「ご連絡が遅くなり、大変申し訳ございません」と一言添えるだけでも、あなたの誠意が伝わります。

遅れた理由は、必要最低限で簡潔に述べるのがポイントです。体調不良や多忙など、ありのままを簡単に説明し、言い訳にならないように気をつけてください。

誠実さを意識した文章を心がけると良いでしょう。

③ 選考意欲をしっかり伝える

たとえ返信が遅れてしまったとしても、次の選考に前向きに臨む意思があることを伝えれば、印象は大きく変わります

「ぜひ面接の機会をいただけますと幸いです」や「今後の選考にも前向きに取り組ませていただきます」といった表現が効果的です。

熱意のある言葉を最後に添えることで、返信の遅れによるマイナスイメージを払拭しやすくなります。前向きな姿勢を示すことが大切です。

選考に通過した場合はメールの返信に気をつけて好印象を目指そう!

選考通過メールを受け取ったら、返信の必要性やマナーを正しく理解し、適切な対応を取ることが重要です。たとえ返信が不要なケースであっても、自発的な返信によって印象が良くなることもあります。

早めの返信や敬語の使い方、メールの基本構成を押さえることで、社会人としての信頼感を高められるでしょう。

また、返信を忘れてしまった場合でも、誠意ある対応をすればリカバリーは可能。選考通過メールの返信対応は、単なる事務作業ではなく、あなたの人柄や姿勢が伝わる場面です。

しっかりとマナーを守ったうえで返信し、安心感を与える対応を心がけてください。

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