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【例文16選】履歴書の長所・短所の書き方|見つけ方や注意点も紹介

この記事では、履歴書の長所・短所欄の書き方を解説しています。

また、履歴書の長所・短所欄の書き方だけでなく、実際に企業が注目するポイントや長所や短所の選び方、注意点も紹介しています。内容を確認して好印象の獲得を目指しましょう!

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目次

企業が履歴書で長所・短所を確認する目的とは?

企業は、履歴書の長所や短所から応募者の人柄や考え方、そして自社との相性を読み取ろうとしています。単なる性格のアピールではなく、選考の判断材料として重視される部分です。

ここでは、企業が注目している3つの視点を紹介します。

  1. 応募者の人となりを知るため
  2. 客観的に自己分析ができているか確認するため
  3. 企業の雰囲気とマッチしているか見極めるため

①応募者の人柄を知るため

企業は、履歴書を通じて応募者がどのような人物なのかを見極めようとします。学歴やスキルではわからない部分を、長所や短所から知ろうとしているのです。

長所に「責任感がある」「周囲の話をよく聞く」といった表現を用いると、協調性や信頼感を感じさせます。一方で短所は、その人が課題にどう向き合っているかがにじみ出る重要な部分です。

無理に取り繕う必要はありません。自分らしさを素直に伝えることが、結果的に好印象につながるでしょう。

②客観的に自己分析ができているか確認するため

長所や短所を適切に表現できる人は、自分の性格や行動を客観視できていると評価されます。この自己分析力は、入社後の成長にもつながる重要な資質です。

たとえば「緊張しやすいが、事前に何度も練習して対策している」という内容であれば、自分の傾向を理解したうえで行動できる人物だと伝わります。

自分をよく知っている人ほど、変化に強く、環境にも柔軟に適応しやすいと判断されやすいでしょう。

③企業の雰囲気とマッチしているか見極めるため

企業は、自社の社風に合う人材を選びたいと考えているため、履歴書に記載された長所や短所から、職場との相性を見ています

スピード感を重視する企業であれば「変化に柔軟に対応できる」といった長所が歓迎されるでしょう。一方で、安定性を大切にする企業では「几帳面に物事を進められる」人が評価される傾向があります。

短所も含め、自分の特性がどのような職場にフィットするのかを意識しながら書くことが大切です。

履歴書に書く長所・短所の見つけ方

履歴書に長所や短所を書くとき、「自分のどこをアピールすればいいのかわからない」と悩む方は多いかもしれません。

明確な自覚があっても、それが就活にふさわしい内容かどうか判断がつかないこともあるでしょう。ここでは、自分の特徴を整理するための3つのヒントを紹介します。

  1. 家族や友人に客観的な意見を求める
  2. 逆の特徴から導き出す
  3. 過去の経験を振り返ってみる

①家族や友人に客観的な意見を求める

自分にとって当たり前の行動や考え方が、他人から見ると特徴的に映ることがあります。そんなときは、家族や友人に意見を聞いてみてください

もし、「いつも丁寧だよね」と言われたなら、それは「几帳面」「責任感がある」といった長所に結びつくでしょう。

一方で「悩みやすい性格だよね」と言われたなら、「慎重すぎる」といった短所として捉えられます。他者の視点は、自分では気づかない一面を見つける手がかりになるはずです。

②逆の特徴から導き出す

短所は裏を返せば長所になることがあります。自分の欠点ばかりが気になる場合は、見方を変えてみてください

たとえば、「心配性で行動が遅くなる」と感じているなら、それは「思慮深くて失敗が少ない」という良さとして捉えることもできるでしょう。

逆に、長所を過度に発揮した場合、短所に見えることも考えられます。もし「自主性がある」性格の場合、「協調性に欠ける」と見なされることもあるかもしれません。

このように、長所と短所を別の角度から見直すことで、履歴書に書ける内容が見つかるでしょう。

③過去の経験を振り返ってみる

自分の特性は、これまでの行動や経験の中に表れています。学生生活、アルバイト、サークル活動などを振り返ると、思いがけない気づきがあるかもしれません。

ゼミで進行役を務めた経験があるなら、「リーダーシップ」「調整力」が長所として考えられます。

また、課題の締め切り直前まで手をつけなかった経験があるなら、「計画性が課題」という短所に気づけるでしょう。実体験をもとにすると、説得力ある内容が自然と浮かび上がってきます

長所・短所と「強み・弱み」の違い

履歴書や面接でよく聞かれる「長所・短所」と「強み・弱み」は、意味が似ているように見えて実は異なる概念です。

この違いを理解していないと、内容に一貫性がなくなり、評価を下げる原因になってしまうかもしれません。

「長所・短所」は、主に性格的な傾向や日常の行動パターンを指す言葉です。「几帳面」「マイペース」「慎重」といった表現がこれに当たります。

日々の暮らしや人との関わりの中で自然に出る性格が中心となるでしょう。一方で「強み・弱み」は、能力やスキル、実績などに基づいた具体的な行動や成果を表しています。

たとえば「プレゼンテーション力がある」「優先順位をつけるのが苦手」など、ビジネスや活動の場で見える特性が該当します。

このように、長所と短所は内面的な性格、強みと弱みは外に現れる能力に関わるものです。履歴書では性格を問われるケースが多いため、自分の内面を丁寧に振り返って表現するようにしてください。

履歴書に長所・短所を書くときのポイント

履歴書で長所や短所を伝えるには、いくつかの大切なコツがあります。ただ性格を並べるだけでは、印象に残る履歴書にはなりません。

自分の強みや課題を、どのように仕事に活かすか、または乗り越えようとしているかを伝えることが重要です。ここでは、履歴書に長所と短所を書く際に押さえておくべき4つの視点を紹介します。

  1. 長所と短所に一貫性を持たせる
  2. 具体的なエピソードでイメージしやすくする
  3. 社会人として不適切な短所は避ける
  4. 短所には改善への取り組みを添える

①長所と短所に一貫性を持たせる

履歴書では、長所と短所の一貫性がとても重要です。長所と短所は、違和感のない表現を選ぶことで、信頼感も得やすくなるでしょう。

たとえば「計画性がある」と「衝動的」は対立する印象を与えてしまいます。採用担当者は「この人の本質はどちらなのか」と迷ってしまうでしょう。

一方で、「慎重な性格」と「行動に時間がかかる」といった組み合わせであれば、裏表の関係として自然です。

一貫性のある組み合わせであれば、性格に説得力が生まれ、あなたの人物像が伝わりやすくなります

②具体的なエピソードでイメージしやすくする

「真面目」「努力家」などの言葉は、多くの人が使っているため、それだけでは印象に残りません。大切なのは、その性格が実際にどう表れているのかを示すことです。

たとえば「責任感がある」なら、「ゼミの代表として発表準備を取りまとめ、無事に学会で発表できた」といった具体的な経験を添えると説得力が増します。

採用担当者があなたの姿をイメージできるようになり、評価につながる可能性が高まるでしょう。言葉だけでなく行動で示すことが鍵です。

③社会人として不適切な短所は避ける

短所を書くときは、正直であること以上に、内容の選び方に注意が必要です。「時間にルーズ」「ストレスに弱い」といった短所は、社会人としての適性を疑われてしまう恐れがあります。

もちろん、すべてを完璧に見せる必要はありません。しかし、短所があっても改善に努めていることが伝われば、前向きな印象を与えられます。

「優柔不断だが、選択肢を事前に整理するよう心がけている」など、工夫や努力を添えて説明することが大切です。選考で不利にならないよう、表現の仕方にも気を配ってください。

④短所には改善への取り組みを添える

短所をそのまま記載するだけでは、自己評価が低い印象を持たれてしまいます。大切なのは、その短所にどう向き合い、どのように改善しようとしているかを具体的に伝えることです。

もし「緊張しやすい」という短所がある場合、「本番前に入念な準備をして緊張を和らげるようにしている」といった努力を伝えることで、前向きな印象につながります。

短所は成長の途中にある一面であり、工夫や努力を見せるチャンスと考えるとよいでしょう。

履歴書に長所と短所を書く際の構成

履歴書の様式によって、長所や短所の書き方を工夫する必要があります。スペースに余裕があれば具体的なエピソードを加え、枠が小さい場合は端的にまとめることで、内容がより伝わりやすくなるでしょう。

ここでは、記入欄の大きさに応じた書き方のポイントを紹介します。

  1. 枠が広い場合:エピソードを盛り込む
  2. 枠が狭い場合:箇条書きで簡潔にまとめる

枠が広い場合:エピソードを盛り込む

記入欄に十分な余裕がある場合は、エピソードを交えて記載するのがおすすめです。性格だけを列挙するよりも、「そのように言える根拠」を伝えることで説得力が増します。

たとえば「責任感がある」と書く場合は、「アルバイトでリーダーを任され、忙しい時期でも最後までやり切った経験がある」といった具体的な出来事を添えるとよいでしょう。

短所についても、「慎重すぎる面があるが、事前に計画を立てて改善している」といった前向きな姿勢を示すことで好印象につながります。

相手に状況が伝わるよう、なるべく具体的な描写を心がけてください

枠が狭い場合:箇条書きで簡潔にまとめる

記入欄が狭い履歴書では、簡潔にまとめることが求められます。文章を長く書こうとせず、要点を箇条書きのように整理して伝えると、読み手にとってもわかりやすくなるでしょう。

「長所:几帳面で細かい部分にも配慮できる」「短所:慎重すぎて判断に時間がかかることがある」といったように、簡潔な言葉でまとめてください。

スペースに余裕がない場合は無理にエピソードを詰め込まず、内容に一貫性があることを重視しましょう。端的でもポイントを押さえていれば、十分に伝わります。

履歴書の長所の書き方例文8選

「長所をどう書けばいいのかわからない」「自己PRと何が違うの?」と感じている就活生も多いでしょう。ここでは、代表的な長所ごとの具体的な書き方例を紹介します。

履歴書にふさわしい表現や伝え方のコツを掴んでください。

  1. 責任感が強いのが長所の書き方
  2. 慎重さがあるのが長所の書き方
  3. おおらかさがあるのが長所の書き方
  4. 向上心があるのが長所の書き方
  5. 決断力があるのが長所の書き方
  6. 主張の強さがあるのが長所の書き方
  7. 粘り強さがあるのが長所の書き方
  8. 集中力があるのが長所の書き方

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

①責任感が強いのが長所の書き方

責任感のある性格を履歴書で伝えるときは、普段の行動だけでなく、具体的な経験を交えて伝えると説得力が増すでしょう。ここでは、大学生活の中でよくあるエピソードをもとにした例文を紹介します。

《例文》

私は、物事に対して最後までやり抜く責任感が強みです。大学2年のときに、ゼミ活動で学内発表会のチームリーダーを任されました。

メンバー全員の進捗を確認しながら、発表資料やプレゼンの練習も並行して行う必要があるため、想像以上に大変な役割です。

しかし、全員が納得できる仕上がりを目指して、毎週ミーティングを開き、遅れが出ているメンバーには声をかけてフォローするようにしました。

その結果、発表会では「チームワークが素晴らしい」と教員から高い評価をいただけ、この経験から目標に対して責任を持って行動する姿勢を身につけました。

《解説》
日常的な責任感ではなく、「何をしたか」「どう行動したか」が具体的に伝わるエピソードにすることで、内容にリアリティが出ます。

リーダー経験やグループ活動など、他人と関わる場面を選ぶのが効果的です。

②慎重さがあるのが長所の書き方

慎重な性格をアピールする場合は、「慎重=遅い」と誤解されないよう、丁寧さやミスの少なさにつながるポジティブな側面を伝えることが大切です。

《例文》

私の長所は、慎重に物事を進める姿勢です。大学でのグループワークでは、意見がまとまらずに一度計画が振り出しに戻ったことがありました。

その経験から、次回のプロジェクトでは進行管理役を引き受け、スケジュールや作業分担を事前に明確にすることを意識することに。

メンバー全員が迷わず動けるよう、課題のチェックリストも作成し、計画に沿って進んでいるかをこまめに確認しました。

その結果、プロジェクトは期限内に無事完了し、発表では「完成度が高い」と評価されました。慎重に準備を重ねることで、全体を円滑に進める力があると感じています。

《解説》
慎重さを「丁寧さ」「正確さ」などの強みに結びつけることがポイントです。準備や確認を重ねた経験があると、説得力が増します。

③おおらかさがあるのが長所の書き方

おおらかな性格を履歴書で伝えるときは、周囲との関係性や雰囲気を良くする効果を具体的なエピソードで示すと伝わりやすくなります。

《例文》

私はおおらかで、物事を前向きに受け止めることができます。

大学のゼミで意見がぶつかることが多かったグループに所属していた際、私は中立的な立場を取りつつ、全員の意見を肯定的に受け止めるよう意識しました。

特に議論が白熱して感情的になる場面では、「一度落ち着いて整理しよう」と提案し、場の空気を和らげるよう心がけるように。

その結果、メンバー同士が互いの考えを受け入れやすくなり、プロジェクトもスムーズに進行しました。

おおらかさを活かして、人間関係を円滑に保ちながらチーム全体の成果につなげられた経験だと感じています。

《解説》
おおらかさは「対人関係でどう活きたか」を描くことがポイントです。対立の場面で冷静さを保った経験があると、より説得力が増すでしょう。

④向上心があるのが長所の書き方

向上心をアピールするには、「なぜ努力しようと思ったのか」「どう行動に移したのか」を明確にすることで、意欲と継続力の両方を伝えることができます。

《例文》

私の長所は、常により良くなりたいという向上心を持って取り組む姿勢です。大学では英語力を高めたいと考え、1年次からTOEICの勉強を始めました。

最初は思うようにスコアが伸びず落ち込むこともありましたが、勉強法を見直し、毎日の学習時間を朝に固定するなど工夫を続けました。

また、授業だけでなくオンライン英会話も取り入れ、実践の場を増やすように。その結果、3年生の春には当初の目標である700点を達成でき、大きな達成感を得ました。

この経験から、自ら課題を見つけ、努力を継続する力が自分にはあると感じています。

《解説》
向上心は「目標に対してどう努力したか」がポイントです。結果よりもプロセスに焦点を当てると、継続力や主体性も自然に伝わります。

⑤決断力があるのが長所の書き方

決断力をアピールするには、「迷いを乗り越えて自ら決めた経験」と「その結果どうなったか」をセットで伝えると説得力が増します。

《例文》

私の強みは、状況に応じて素早く判断し行動に移せる決断力です。

大学2年のとき、ゼミのプレゼンテーマを決める話し合いで意見が割れ、話が進まない状態が続き、そこで私は、「まず少人数で候補を整理しよう」と提案し、自ら進行役を買って出ました。

その後、全体で再度話し合いを行い、最終的に全員が納得するテーマに決定することができました。あのとき、自分が動かなければ時間だけが過ぎていたかもしれません。

必要なときに即断し、周囲を巻き込んで前に進める行動力は、これからの仕事にも活かせると感じています。

《解説》
決断力は「迷っている場面で自ら動いた経験」を軸に書くと、主体性も伝わります。自分の判断がどのように周囲や結果に影響したかを明確にするのがコツです。

⑥主張の強さがあるのが長所の書き方

主張の強さを伝える際は、「一方的でないか」を意識しながら、自分の意見をどう伝え、どう受け入れられたかを明確にすることが重要です。

《例文》

私の長所は、自分の考えをしっかり持ち、それを相手に伝える力があることです。大学のグループワークでテーマ選定を行った際、私は「実際に現場で役立つ内容を提案すべき」と考えました。

他のメンバーは比較的無難なテーマを選ぼうとしていたため、私は具体的な根拠と事例を交えて自分の意見を伝えることに。

は戸惑いもありましたが、丁寧に話すうちに理解が深まり、最終的には私の提案が採用されました。結果として、発表では教員から高く評価され、チームの士気も上がりました。

相手を尊重しながらも、自分の意見をぶれずに伝える姿勢は、今後の仕事でも活かせると感じています。

《解説》
主張の強さをアピールする際は、「意見を押しつけていないこと」も明示すると好印象を与えます。根拠を示して納得を得た過程を書くのが効果的です。

⑦粘り強さがあるのが長所の書き方

粘り強さをアピールする場合は、「困難な状況にどう向き合ったか」「どのように乗り越えたか」を伝えることがポイントです。

《例文》

私の長所は、最後まであきらめずに取り組む粘り強さです。大学2年のとき、英語の必修科目で思うように成績が伸びず、最初の試験では合格点に届きませんでした。

しかし、そこで諦めず、先生にアドバイスをもらったうえで毎日1時間の復習時間を設け、リスニングや文法の基礎から見直すことに。

また、理解が浅かった部分は友人に質問しながら繰り返し学習を重ねました。こうした努力を続けた結果、次の試験では上位10%に入る成績を収めることができました。

壁にぶつかってもすぐには投げ出さず、地道に努力を続ける姿勢は、自分の強みだと感じています。

《解説》
粘り強さを伝えるには「苦手」「失敗」からのプロセスを描くことが大切です。小さな成果でも、積み重ねた行動を具体的に書くと伝わりやすくなります。

⑧集中力があるのが長所の書き方

集中力をアピールする際は、「どんな場面で集中力を発揮したのか」と「その集中がどのような成果に結びついたのか」を具体的に伝えることが大切です。

《例文》

私の長所は、一度決めたことに対して集中して取り組める力です。大学では、ゼミの研究発表に向けた資料づくりに携わったことがありました。

複雑なデータをもとに図やグラフを作成する必要があり、中には途中で投げ出したくなる場面も。しかし、集中して一気に作業を進めることで、短期間で質の高い資料を完成させることができました。

特に、1日3時間と時間を決めて取り組んだことで、効率よく作業が進み、発表当日には「データの見せ方がわかりやすい」と教員からも評価をいただきました。

このように、目的に向かって集中し続ける姿勢には自信があります。

《解説》
集中力を強みとして書く場合は、集中した「時間」や「工夫」も伝えると説得力が増します。努力と結果がセットになっている内容を意識してください。

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履歴書の短所の書き方例文8選

「短所を書いたらマイナス評価になるのでは」と不安を感じる方は多いはずです。ですが、短所は伝え方次第で自己理解や成長意欲を示せるポイントにもなるでしょう。

ここでは、履歴書にふさわしい伝え方を例文で具体的に紹介します。

  1. 抱え込みやすさを短所として伝える書き方
  2. 優柔不断なところを短所として伝える書き方
  3. マイペースなところを短所として伝える書き方
  4. 緊張しやすいのを短所として伝える書き方
  5. 負けず嫌いを短所として伝える書き方
  6. せっかちな性格を短所として伝える書き方
  7. 視野の狭さを短所として伝える書き方
  8. 面倒臭がりな性格を短所として伝える書き方

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①抱え込みやすさを短所として伝える書き方

「何でも自分でやろうとしすぎる」という短所は、責任感や真面目さと表裏一体です。ここでは、抱え込みやすさを前向きに伝える例文を紹介します。

《例文》

私の短所は、責任感が強すぎて物事を一人で抱え込みやすいところです。

大学のゼミ活動では、役割分担を決める際に「自分がやったほうが早い」と感じて、資料作成や連絡調整など複数のタスクを引き受けてしまいました。

その結果、準備が思うように進まず、他のメンバーにも迷惑をかけてしまった経験があります。この経験をきっかけに、現在では早めに相談したり、他の人にお願いすることを意識しています。

周囲と協力することの大切さを学んだ今は、チームでの成果を第一に考えた行動ができるようになりました。これからも、状況に応じた柔軟な対応を心がけていきたいです。

《解説》
短所を伝えるときは「改善に向けた行動」を必ず盛り込みましょう。反省と変化を具体的に示すことで、成長意欲のある人物像を描けます。

②優柔不断なところを短所として伝える書き方

選択や判断に時間がかかる「優柔不断」な性格は、短所として伝えにくいと感じる人も多いでしょう。ここでは、優柔不断な短所を工夫で前向きに変換した例文を紹介します。

《例文》

私の短所は、物事を決めるのに時間がかかってしまうところです。

大学のゼミで発表テーマを選ぶ際、複数の選択肢の中からなかなか1つに絞ることができず、メンバーを待たせてしまったことがありました。

その経験をきっかけに、今では「優先順位を決める」「事前に情報を整理する」といった工夫を心がけています。

最近では、選択の際にはまず仮決定をしてから、必要に応じて調整するスタイルを取るようになり、以前よりも判断スピードが上がりました。

今後も状況に応じた素早い判断力を養いながら、丁寧さとバランスを保って行動したいと考えています。

《解説》
優柔不断は「慎重さ」と紙一重です。改善の工夫や判断スピードの向上につながる取り組みを伝えると、前向きな印象になります。

③マイペースなところを短所として伝える書き方

「マイペース」は聞こえがやわらかい反面、協調性に欠ける印象を与えることも。ここでは、周囲との関わりの中で改善した例文を紹介します。

《例文》

私の短所は、マイペースなところです。

大学のグループワークでは、自分の進め方を優先しすぎてしまい、他のメンバーとの作業スピードが合わず、全体の進行に影響を与えてしまったことがあります。

その反省から、現在は作業前に進捗確認のタイミングを決めたり、タスクごとの期限を共有したりと、チームの動きを意識して行動するようになりました。

また、周囲の意見にもしっかり耳を傾けることで、よりスムーズに協力できるようになったと感じています。

今では、自分のペースを保ちつつ、全体とのバランスを考えながら動けるようになりました。

《解説》
マイペースという短所は、「協調性」との対比を用いると伝えやすくなります。改善の工夫やコミュニケーション力を加えると好印象です。

④緊張しやすいのを短所として伝える書き方

緊張しやすい性格はマイナスに見られがちですが、「準備や工夫で克服している」点を伝えれば、前向きな印象を与えられます。ここでは、事前準備で緊張を克服した例文を紹介します。

《例文》

私の短所は、人前に出ると緊張してしまうところです。大学でのプレゼン発表では、緊張のあまり声が震えてしまい、話の内容がうまく伝わらなかったことがありました。

その経験から、自分なりに克服する方法を考えるようになり、事前に原稿を何度も読み返して頭に入れたり、友人の前で繰り返し練習したりしています。

また、本番前に深呼吸をするなど、気持ちを落ち着ける工夫も取り入れました。こうした積み重ねにより、最近では堂々と発表できるようになり、「わかりやすかった」と言われることが増えてきています。

緊張しやすいからこそ、しっかり準備をする姿勢は今後も大切にしていきたいです。

《解説》
「緊張しやすさ」を伝えるときは、それをどう乗り越えているかが重要です。準備や工夫の具体例を入れると前向きに伝えられます

⑤負けず嫌いを短所として伝える書き方

負けず嫌いな性格は、粘り強さや向上心として評価されることもあるでしょう。ここでは、その強みを活かしつつ短所として上手に伝える例文を紹介します。

《例文》

私の短所は、負けず嫌いなところです。

ゼミ活動でプレゼンを担当した際、他のチームの発表が非常に完成度の高いもので、悔しさから必要以上に内容を詰め込み、かえって伝わりにくくなってしまったことがありました。

見返してやりたいという気持ちが強くなりすぎて、聞き手への配慮が欠けていたのかもしれません。このことを反省し、競争心を原動力にする一方で、冷静に目的を見極めることの大切さを学びました。

現在は、「誰のための発表か」を意識して内容を整理し、伝える順序やボリュームにも気を配るようにしています。負けず嫌いな性格を、より建設的な形で活かせるよう心がけるようになりました。

《解説》
負けず嫌いは「行き過ぎてしまった経験」から改善の工夫を示すと、説得力が増します。冷静さや目的意識とのバランスに触れるのがコツです。

⑥せっかちな性格を短所として伝える書き方

せっかちな性格はスピード感という強みもありますが、周囲への配慮が欠ける印象を与えることも。ここでは、せっかちな性格を理解して、考え方を変えた経験を交えた例文を紹介します。

《例文》

私の短所は、せっかちなところです。大学のグループワークでは、早く終わらせたいという気持ちが強く、他のメンバーの意見を最後まで聞かずに進めてしまったことがありました。

その結果、全員の認識にズレが生じてしまい、作業のやり直しが発生。この経験から、スピードだけでなく「納得して進めること」の重要性を学びました。

今では、まず相手の意見をしっかり聞き、その上で優先順位を共有しながら進行するようにしています。自分の特性を理解した上で、チーム全体の効率が上がるような進め方を心がけるようになりました。

《解説》
せっかちさは「スピード重視が裏目に出た経験」を示すと伝わりやすくなります。改善点として「相手を待つ工夫」や「共有の意識」を加えるのが効果的です。

⑦視野の狭さを短所として伝える書き方

視野の狭さは、自分の考えにとらわれてしまうことからくる短所です。ここでは、その気づきと改善に向けた取り組みを紹介する例文をお届けします。

《例文》

私の短所は、視野が狭くなりがちなところです。

大学のサークルでイベント企画を担当した際、自分のアイデアを形にすることばかりに集中してしまい、参加者の立場や運営メンバーの負担にまで目が届いていませんでした。

その結果、当日の準備が混乱し、スムーズな進行に支障をきたしてしまうことに。この経験をきっかけに、常に「他の立場だったらどう感じるか」という視点を意識するようになりました。

現在は、意見を出す前に一歩引いて周囲の意見や状況を確認し、多角的に物事を判断する習慣をつけています。今後も自分の考えにとらわれすぎず、広い視野を持って行動できるよう意識していきたいです。

《解説》
視野の狭さは「自分中心の行動」による失敗例と、それをどう改善したかをセットで伝えると効果的です。周囲の立場を意識した言葉選びが重要となります。

⑧面倒臭がりな性格を短所として伝える書き方

「面倒臭がり」はネガティブに聞こえがちですが、工夫や改善の姿勢を加えることで前向きな印象に変えることができます。ここでは、過去の経験から得た結果を伝える例文を紹介しましょう。

《例文》

私の短所は、面倒臭がりな一面があることです。特に細かい作業や繰り返しの手続きなどに対して「後でやろう」と思ってしまい、結果的に期限ギリギリになってしまうことが何度かありました。

大学の課題提出でもこの傾向があり、質の面で納得のいく仕上がりにできなかった経験があります。

このような失敗から、タスク管理アプリを使って締切を分割する、朝の時間を固定して取り組むなど、自分の性格に合った仕組みをつくることに取り組んでいます。

その結果、余裕を持って課題を終えられるようになり、内容にもより丁寧に向き合えるようになりました。今後も計画的に動けるよう、習慣化を意識していきたいです。

《解説》
面倒臭がりという短所は、習慣やツールでの改善策を具体的に示すことで印象が大きく変わります。「仕組み化」をキーワードに書くのがコツです。

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長所・短所を書くときの注意点

履歴書に長所や短所を書くとき、なんとなく思いついたことをそのまま記入していませんか。

内容が具体性に欠けていたり、企業の求める人物像とズレていたりすると、十分に魅力が伝わらないかもしれません。ここでは、長所・短所を書くうえで特に意識してほしいポイントを2つ紹介します。

  1. 業務内容に合った長所・短所を選ぶ
  2. 会社・職種に合わせて調整する

業務内容に合った長所・短所を選ぶ

長所や短所は、性格だけでなく「企業との相性」も見られています。だからこそ、応募先の業務や求める人物像に沿った内容を選ぶことが重要です。

協調性が重視される職種で「一人で黙々と作業するのが得意」といった内容をアピールしてしまうと、採用担当者に違和感を与えてしまうかもしれません。

企業研究をしっかり行い、自分の強みや課題がどのように活かせるかを意識しながら書きましょう。ただし、自分らしさを失わないことも忘れずに

会社・職種に合わせて調整する

企業のタイプや職種によって、長所・短所の伝え方を工夫することも重要です。

たとえば、ベンチャー企業の場合は、変化が激しいため、スピード感や柔軟性、主体性のある人材が求められる傾向があります。

一方で、大手の安定企業では、組織が大きくルールやプロセスを重視するため、安定性・協調性・継続力が重視されるでしょう。

また、職種によっても求められる人物像は異なります。営業職なら積極性のある人、事務・管理系だと正確性やサポート力、技術・開発職であれば論理性や探求心が求められるでしょう。

このように、企業や職種によって求める人物像はさまざまです。応募先に応じて、同じ長所でも言い回しを変えたり、選ぶ短所を調整することで、より説得力のある自己PRになります。

履歴書における長所・短所は一貫性を持たせよう!

履歴書に記載する長所・短所は、ただの自己紹介ではなく、企業があなたの人となりや社風との相性、自己分析力を判断する重要な材料です。そのため、見つけ方や書き方に工夫することを怠ってはいけません。

家族や友人の意見を聞いたり、自分の短所から長所を見出したりするなど、さまざまな視点で自分を振り返ることが有効です。

また、長所と短所に一貫性を持たせ、エピソードを交えて伝えることで説得力が増します

実際の例文を参考にしながら、履歴書のスペースに応じた構成を意識し、読みやすく工夫しましょう。企業が求める人物像を理解し、自分らしさを活かした内容に仕上げることが、選考突破の第一歩です。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。