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【例文付き】インターン経験をガクチカで魅力的に伝える書き方ガイド

「インターンの経験って、ガクチカでどう書けばいいんだろう…」

せっかく頑張ったのに、うまくまとめられず悩む学生は多いですよね。インターンは実践的な経験が得られる貴重な機会であり、企業もその成長過程や学びを重視しています。

そこで本記事では、採用担当者の目に留まる魅力的な書き方のポイントを、構成例や具体的な例文とともに詳しく解説します。

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目次

ガクチカでインターンをテーマにするメリット

就職活動で「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」のテーマにインターンを選ぶ学生は増えています。なぜなら、実践的な経験を通して自分の強みを明確に伝えられるからです。

ここでは、ガクチカでインターンを選ぶメリットを6つの観点からわかりやすく解説します。

  1. 社会人基礎力をアピールできる
  2. 実務経験を通じた成長を示せる
  3. 課題解決力や主体性を評価されやすい
  4. 他の学生との差別化が図れる
  5. 志望企業との相性を具体的に伝えられる
  6. 短期間でも成果や学びを表現できる

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①社会人基礎力をアピールできる

インターン経験をガクチカに選ぶ最大の強みは、社会人として求められる基礎力を「実体験を通じて」示せることです。

社会人基礎力とは、主体性や実行力、チームワーク力、課題発見力など、どの業界でも共通して必要とされる力のことを指します。

たとえば、クライアントとの打ち合わせで意見をまとめた経験は「調整力」を、限られた時間で成果を出した経験は「実行力」を示す材料になるでしょう。

具体的な行動をもとに、自分がどう考え、どう動いたかを語ることで、抽象的な「がんばりました」という表現に説得力が生まれます。

また、成果だけでなく失敗をどう克服したかを語ることで、柔軟な思考力や成長意欲を伝えることが可能です。社会人基礎力を裏付ける体験を具体的に表現するように意識しましょう。

②実務経験を通じた成長を示せる

ガクチカにインターンを選ぶことで、実務を通じた成長の過程を伝えることができます。

大学生活では学問的な知識が中心になりますが、インターンでは実際に企業の中で働くことで「知識をどう使うか」「結果を出すには何が必要か」を体感できます。

たとえば、営業のインターンで成果を上げるために先輩社員に積極的に質問したり、顧客対応の改善案を自ら提案した経験は、自発的な行動力と成長意欲の証拠になります。

ガクチカでは、「自分がどんな状況で」「何を意識して」「どう変わったのか」という3点を明確に伝えると、面接官にあなたの成長過程が具体的に伝わるでしょう。

実務を通して得た気づきや学びを中心に語ることが、説得力のある自己PRにつながります。

③課題解決力や主体性を評価されやすい

企業が就活生のガクチカで注目するのは、「どんな課題を見つけ、どんな行動を取ったか」という点です。

インターン経験を通して、自分で考え動いた過程を語ることで、主体性や課題解決力を効果的に伝えられます。

与えられた仕事をこなすだけでなく、自分で問題点を発見し、改善策を提案した経験があれば、それは大きな評価対象となります。

たとえば、マーケティング業務で顧客データの分析方法を改善し、結果として提案の質を高めた経験は、「自ら課題を発見して行動できる人材」として高く評価されます。

数字や成果を交えて説明すると、エピソードに具体性が生まれ信頼性が高まります。自分の役割を明確にし、どう工夫して結果を出したかを丁寧に語ることが、面接官の印象に残るポイントです。

④他の学生との差別化が図れる

インターンをガクチカに選ぶことは、他の学生との差別化につながります。ビジネス現場での挑戦は、行動力・思考力・責任感を裏づける貴重な経験であり、企業側からも評価されやすいのが特徴です。

また、志望業界に近いインターンでの経験を話すことで、「業界理解が深い学生」として印象づけることができます。

たとえば、広告業界を志望する学生がSNS運用インターンを通じてデータ分析や発信力を培ったと話せば、実践経験の裏付けが強いPRになります。

他の学生と似通った内容にならないように、「自分らしさ」を意識して構成することが重要です。

⑤志望企業との相性を具体的に伝えられる

インターンをテーマにしたガクチカは、志望企業との相性を示す強力な材料になります。

たとえば、IT企業のインターンでエンジニアチームに参加し、プロジェクトの一部を任された経験は、責任感と実務理解の深さを同時に伝えられます。

また、異業種でのインターン経験を志望職種と関連づけることで、「多角的な視点を持つ柔軟な人材」として評価されることもあります。

重要なのは、「インターンを通じて得た経験が志望企業でどう活かせるか」を明確に伝えることです。自分の学びを志望動機とつなげることで、説得力のある自己PRが完成します。

⑥短期間でも成果や学びを表現できる

短期インターンでも、ガクチカの題材として十分に活用できます。重要なのは期間の長さではなく、参加中にどんな課題に取り組み、どんな学びを得たかです。

1日や数日のインターンであっても、主体的に課題に向き合い、改善点を見つけた経験は立派なアピール材料になります。

たとえば、短期間のワーク型インターンでチームリーダーを務め、限られた時間で成果を出した経験は「判断力」や「責任感」を示せます。

また、企業担当者からのフィードバックをもとに自分の課題を見直したエピソードは、素直さや吸収力を印象づけるでしょう。

短期インターンは深い成果を出すことよりも、気づきと成長をどう活かしたかを語ることが重要です。

インターン経験をガクチカでアピールする際のポイント

ガクチカでインターン経験を効果的に伝えるためには、単に体験を並べるだけでなく、「どう考え、どう行動したか」を明確に示すことが大切です。

ここでは、採用担当者に伝わるガクチカの書き方を6つの視点から解説します。

  1. 企業が重視する評価基準を意識する
  2. 結果よりもプロセスを重視して書く
  3. 課題と行動をセットで具体的に表現する
  4. チームでの貢献や役割を明確にする
  5. インターンでの学びを将来の志望動機につなげる
  6. 自己PRとの違いを意識して差別化する

①企業が重視する評価基準を意識する

インターン経験をガクチカに書く際は、まず企業が学生に何を求めているのかを理解することが重要です。

多くの企業が重視しているのは、主体性・協調性・課題解決力・成長意欲といった「将来の伸びしろ」を示す要素です。

たとえば、「営業成果を2倍にした」という結果だけでなく、「どのような課題を見つけ、どう改善したのか」という過程を伝えると、企業が求める行動特性を明確にアピールできます。

また、自分のエピソードが応募企業の求める人物像と一致しているかを確認し、採用担当者が「この学生はうちに合いそうだ」と感じられる内容に整えることが大切です。

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②結果よりもプロセスを重視して書く

ガクチカでは「何を達成したか」よりも「どのように努力したか」が評価されます。なぜなら、就活ではまだ実務経験が浅いため、結果よりも再現性のある行動特性を見られるからです。

プロセスを丁寧に伝えることで、あなたの考え方や行動力がより具体的に伝わります。

たとえば、プロジェクトで成果を出したときは、「課題を発見→分析→改善策を実行→結果」という流れを整理して書くとわかりやすくなります。

うまくいかなかった経験でも、反省と学びを語ることで、成長意欲を印象づけることができます。結果に一喜一憂せず、「どう取り組んだか」を中心に描くことが、読み手に伝わるガクチカを書くコツです。

③課題と行動をセットで具体的に表現する

説得力のあるガクチカにするためには、「課題と行動」をセットで書くことが欠かせません。多くの学生は「頑張った」「工夫した」といった抽象的な表現にとどまりがちですが、それでは印象に残りません。

具体的な行動を言語化し、課題と対応を一対で説明することで、論理的でわかりやすい構成になります。

たとえば、「チーム内で意見が割れた課題に対して、全員が納得できる案を作るためにヒアリングを実施した」といった具体性のある表現が効果的です。

また、行動の結果として得られた気づきや成果もあわせて記載すると、物語性が生まれます。課題・行動・結果の流れを意識することで、読み手に伝わるガクチカになるでしょう。

④チームでの貢献や役割を明確にする

インターンではチームでの活動が多いため、自分の役割を明確に伝えることが重要です。「チームで成果を出した」と言うだけでは、あなたがどのように貢献したのかが伝わりません。

採用担当者は、あなたの行動がチームにどんな影響を与えたのかを知りたいと考えています。

たとえば、「自分がリーダーとして進捗管理を担当した」「メンバー間の意見調整を担った」「データ分析を通じて意思決定を支援した」など、具体的な役割を示すことが重要です。

さらに、チームでの経験を通じて何を学び、どのように成長したのかをまとめることで、協調性や責任感といった評価される要素を効果的にアピールできるでしょう。

⑤インターンでの学びを将来の志望動機につなげる

インターンで得た経験は、そのまま志望動機につなげることができます。ガクチカと志望動機の内容が一貫していると、納得してもらいやすいです。

企業は、「この学生は実体験を通して自社の業務理解を深めている」と感じると、前向きな評価をする傾向があります。

たとえば、インターンでマーケティング分析を経験した学生が、データを活用して課題解決する仕事に興味を持ち、志望企業でもその力を活かしたいと考える構成は自然です。

インターンでの学びを単なる経験で終わらせず、「この経験があったからこそこの企業を志望した」という流れで伝えることで、自己分析の深さと意欲を示せます。

⑥自己PRとの違いを意識して差別化する

ガクチカと自己PRは混同されやすいですが、目的が異なります。自己PRは「自分の強みを示す」ことが目的であり、ガクチカは「その強みがどのような経験で発揮されたか」を説明する場です。

この違いを理解して書くことで、内容に重複がなく、より明確なアピールができます。

たとえば、自己PRでは「課題解決力」を強調し、ガクチカでは「インターンでどのように課題を見つけ、改善を実行したか」を具体的に描くと効果的です。

ガクチカのエピソードは、自己PRの裏付けとして活用するのが理想です。両者のバランスを取ることで、あなたの強みがより立体的に伝わるでしょう。

インターンをテーマにしたガクチカの作り方ステップ

インターン経験をガクチカにまとめる際は、思いついた順ではなく、論理的な流れで整理することが大切です。

読み手があなたの行動と成長をスムーズに理解できるように、6つのステップで構成するとわかりやすくなります。ここでは、それぞれの段階で意識すべきポイントを具体的に紹介します。

  1. 結論|どんなインターンで何を学んだか
  2. 動機|参加を決めた理由と背景
  3. 目標設定|挑戦したテーマや課題
  4. 行動|課題解決に向けた具体的な取り組み
  5. 結果|成果や得られた評価
  6. 学び|今後に活かせるスキル・経験

①結論|どんなインターンで何を学んだか

最初に「どんなインターンに参加し、何を学んだのか」を簡潔に述べましょう。読み手が最初に知りたいのは、あなたの経験の全体像です。

たとえば、「営業系インターンで顧客対応の重要性を学んだ」や「IT企業でチーム開発を経験し、課題解決力を磨いた」といった一文で概要を示すと効果的です。

ここでは細かい説明を避け、要点をまとめることがポイントです。結論を先に伝えることで、内容全体が整理され、面接官もエピソードを理解しやすくなります。

ガクチカの冒頭で簡潔な結論を出すことで、後半のエピソードがより印象的になります。

②動機|参加を決めた理由と背景

次に、「なぜそのインターンに参加しようと思ったのか」を明確に説明します。動機がしっかりしていると、あなたの行動に一貫性が生まれます。

たとえば、「将来営業職に就きたいと思い、実践の場でスキルを試したかった」や「社会の仕組みを現場で体験したいと考えた」といった動機は自然です。

企業側は「なぜその行動を選んだのか」という意図を重視しているため、単なる好奇心ではなく、自分なりの目的意識を伝えましょう。

背景には、専攻分野・関心・課題意識などを絡めると説得力が増しますよ。

③目標設定|挑戦したテーマや課題

ガクチカで印象を残すためには、明確な目標や課題を設定することが大切です。「ただ頑張った」ではなく、「何を目指して、どんな壁にぶつかったか」を具体的に示しましょう。

たとえば、「顧客満足度を高めるために提案資料を改善した」や「チームの生産性を上げる仕組みを構築した」といった内容が好印象です。目標が明確だと、その後の行動や成果に一貫性が生まれます。

また、設定した目標が自分の成長につながるものだったかも振り返ると、深みのあるエピソードになります。目標は具体的かつ測定可能な形に落とし込むのが理想です。

④行動|課題解決に向けた具体的な取り組み

ここで重要なのは、行動の「量」ではなく「質」です。「自分なりに考えて工夫した点」や「壁を乗り越えるためにとった具体的な手段」を丁寧に説明すると、説得力が高まります。

たとえば、「課題分析のためにアンケートを作成し、データを基に改善案を提案した」「意見が分かれたチーム内で調整役として議論をまとめた」など、具体的な場面を話すとイメージが湧きやすいです。

失敗した経験も、そこからどう立て直したかを語れば、前向きな印象を与えることができます。単なる努力ではなく、行動の質を重視して伝えることが大切です。

⑤結果|成果や得られた評価

行動の結果、どのような成果や評価を得たのかを具体的に伝えましょう。成果は数値化できるものであれば理想的ですが、そうでなくても構いません。

たとえば、「自分の提案が採用されプロジェクトの効率が20%向上した」「チーム全員で最優秀インターン賞を受賞した」など、具体的な結果を入れると信頼性が高まります。

もし明確な成果がなくても、「課題を最後までやり遂げた」「顧客や社員から感謝された」などの経験も十分評価対象になります。

結果をただ述べるのではなく、その結果が自分の成長にどう影響したかまで掘り下げると、説得力のあるストーリーになります。

⑥学び|今後に活かせるスキル・経験

最後に、インターン経験を通じて得た学びをまとめましょう。企業が知りたいのは、「この経験が今後どのように活かされるのか」です。

たとえば、「チームで成果を出すためには相手の意見を尊重することが重要だと学んだ」や「目標を達成するには計画的に行動する習慣が必要だと気づいた」など、実践的な学びを示すと良いでしょう。

ここでのポイントは、学びを抽象的にせず、将来のキャリアや志望動機に結びつけることです。

「この経験を活かして御社でも主体的に挑戦したい」といった形で締めくくると、ポジティブで印象的な結論になります。学びの整理は、自己分析にもつながる重要な工程です。

インターン経験のガクチカを作る際の注意点

ガクチカでインターン経験を題材にする際は、正確性や説得力を意識することが大切です。小さな誤解や誇張があるだけでも、面接官からの信頼を失ってしまう可能性があります。

ここでは、インターン経験を魅力的かつ誠実に伝えるための6つの注意点を紹介します。

  1. 実績の誇張や事実と異なる表現を避ける
  2. 抽象的な表現を使わず具体的に書く
  3. 専門用語の多用を避ける
  4. インターン企業名の扱いに注意する
  5. 失敗談も成長に結びつけて表現する
  6. 本選考と重複しない内容にする

①実績の誇張や事実と異なる表現を避ける

ガクチカでは正直さが何より大切です。成果を大きく見せようとして誇張したり、事実と異なる表現を使ったりすると、面接時に深掘りされた際に矛盾が生じるおそれがあります。

誠実に書くことで、信頼感と説得力が高まります。たとえば「売上を大きく伸ばした」と言うよりも、「〇〇の工夫により顧客満足度が向上した」と具体的に書いたほうが印象が良いです。

評価されるのは結果そのものではなく、行動の背景や考え方です。正直な経験こそ、あなたの成長を最もリアルに伝える材料になります。

②抽象的な表現を使わず具体的に書く

「頑張った」「努力した」「工夫した」といった抽象的な言葉は、読み手に伝わりにくくなります。ガクチカでは、できるだけ「何を・どのように・どんな結果が出たのか」を具体的に表現しましょう。

たとえば、「顧客対応を改善した」ではなく、「顧客アンケートの分析から課題を特定し、対応マニュアルを作成した」と書くと、行動の具体性が伝わります。

数字や実例を加えると、さらに信頼性が高まります。具体的な描写を意識することで、あなたの考え方や努力のプロセスがより明確に伝わるでしょう。

③専門用語の多用を避ける

業界特有の専門用語を多用すると、採用担当者に意図が伝わりにくくなる場合があります。

特に異業種の面接官が読む場合、専門的な用語よりも「どんな行動をして、何を学んだのか」を平易な言葉で説明する方が伝わりやすいです。

たとえば「UI/UX改善の実施」と書くよりも、「利用者の声を反映してサイトの使いやすさを向上させた」と書く方が具体的で理解しやすいです。

シンプルで誰にでもわかる言葉を使うことで、内容がよりスムーズに伝わります。伝える力も社会人に求められる重要なスキルの一つです。

④インターン企業名の扱いに注意する

インターン先の企業名をそのまま出すかどうかは注意が必要です。

一般的に、企業名を公開しても問題はありませんが、守秘義務がある場合や企業から情報開示を控えるよう指示がある場合は、業界や業種のみにとどめる方が安全です。

たとえば、「大手通信会社のインターンで営業活動に参加した」といった書き方で十分伝わります。企業名よりも、自分の行動や成果に焦点を当てることが重要です。

適切な情報管理を意識できる学生は、社会人としての信頼感も得られやすいでしょう。

⑤失敗談も成長に結びつけて表現する

ガクチカで失敗談を書くのは悪いことではありません。むしろ、失敗を通して何を学び、どう成長したかを伝えられると高く評価されます。

たとえば、「最初は成果が出なかったが、上司の助言を受けて改善策を実行し、最終的に結果を出せた」といった内容はポジティブな印象を与えます。

失敗を恐れず挑戦した姿勢や、改善への行動力を強調することで、前向きさや成長意欲を伝えられます。結果よりも、そこに至るまでの過程と学びを中心に語ることがポイントです。

⑥本選考と重複しない内容にする

本選考で使用するガクチカで、その企業でのインターン経験を記載するのは避けた方が無難です。ガクチカは、別の角度から自分の強みを伝えるチャンスです。

企業が知らない自分の強みを伝えられると、新たな一面として面接官の印象に残りやすいです。

同じテーマでも切り口を変えることで、より多面的な人柄を示すことができます。採用担当者に「この人はさまざまな経験から学んでいる」と感じさせるようにしましょう。

インターン経験を使ったガクチカの例文

どんなインターン経験をガクチカで取り上げるべきか迷っている方も多いでしょう。ここでは、職種や形式別に具体的なガクチカ例文を紹介します。

業界ごとの特徴や表現の仕方を参考にすることで、自分の経験をより魅力的に伝えられるようになるでしょう。

  1. 営業インターンのガクチカ例文
  2. マーケティングインターンのガクチカ例文
  3. エンジニアインターンのガクチカ例文
  4. デザインインターンのガクチカ例文
  5. 事務職インターンのガクチカ例文
  6. 人事・採用インターンのガクチカ例文
  7. 企画・広報インターンのガクチカ例文
  8. 短期インターンのガクチカ例文
  9. 長期インターンのガクチカ例文
  10. オンラインインターンのガクチカ例文

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【関連記事】赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

①営業インターンのガクチカ例文

営業インターンは、学生のうちからビジネスの現場で成果を求められる貴重な経験です。ここでは、営業活動を通じて課題解決力やコミュニケーション能力を発揮したエピソードの例文を紹介します。

私は大学3年生の夏、IT企業の営業インターンに参加しました。新規顧客への電話提案が主な業務でしたが、最初は断られることが多く、自信を失っていました。

そこで、自分の提案内容を録音して聞き返し、話し方や伝え方を改善しました。また、上司や先輩からフィードバックをもらい、相手のニーズを掘り下げる質問を意識するようにしました。

その結果、徐々に商談につながる件数が増え、最終週にはチーム内でトップの成約率を達成しました。この経験から、粘り強く課題に取り組む姿勢と、相手の立場に立って考える大切さを学びました。

今後もこの経験を活かし、どんな状況でも改善を重ねて成果を出せる社会人を目指したいです。

営業インターンのガクチカでは「工夫した行動」と「成果の変化」を明確に伝えることが重要です。失敗から学んだ姿勢を描くことで、主体性や成長意欲を自然にアピールできます。

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②マーケティングインターンのガクチカ例文

マーケティングインターンでは、データ分析や企画提案などを通して考える力が求められます。ここでは、学生が実際に消費者目線で行動したエピソードの例文を紹介します。

私はベンチャー企業のマーケティングインターンに参加し、SNS広告の改善を担当しました。投稿の反応率が低かったため、ターゲット層の意見を聞くアンケートを実施し、内容と時間帯を見直しました。

その結果、平均クリック率が2倍に向上し、売上にも貢献できました。この経験から、数字に基づいた分析と仮説検証の大切さを学びました。

マーケティング系のガクチカでは「データに基づく工夫」や「検証プロセス」を具体的に示すと効果的です。成果の数値を入れることで説得力が増します。

➂エンジニアインターンのガクチカ例文

エンジニアインターンでは、チーム開発や問題解決の姿勢が評価されます。ここでは、初めての開発現場で学びを得た例文を紹介します。

私はシステム開発会社のエンジニアインターンに参加し、バグ修正のサポートを担当しました。最初は分からない点が多く苦労しましたが、先輩のコードを分析しながら仕組みを理解しました。

その結果、自分でエラー原因を特定できるようになり、開発への貢献度も高まりました。

エンジニア系のガクチカでは「自ら学ぶ姿勢」と「問題解決力」を伝えるのがポイントです。専門的すぎず、成長の過程を重視して書きましょう。

④デザインインターンのガクチカ例文

デザインインターンでは、感性だけでなく「目的意識を持った表現力」が問われます。ここでは、実践を通じて成長したエピソードを紹介します。

私は広告代理店のデザインインターンに参加し、SNSバナーの制作を担当しました。

初めは自分のデザインが採用されず悔しい思いをしましたが、先輩のアドバイスをもとに、ターゲット層の視点を意識してデザインを改善しました。

結果、再提出した案が採用され、フォロワー増加にもつながりました。

デザイン系では「主観ではなく目的を持った表現」が評価されます。工夫の背景と結果を明確に書くことで、プロ意識を伝えられます。

⑤事務職インターンのガクチカ例文

事務職インターンでは、正確性と効率性が重視されます。ここでは、改善意識を持って業務に取り組んだ例文を紹介します。

私は金融関連企業の事務インターンに参加し、データ入力と資料整理を担当しました。業務の中で同じ作業を繰り返していることに気づき、作業手順を見直すマニュアルを作成しました。

その結果、処理時間が20%短縮し、上司から高く評価されました。この経験を通して、地道な工夫がチーム全体の効率を上げることを学びました。

事務系のガクチカでは「小さな改善」や「効率化の工夫」を具体的に示すと良い印象を与えます。定量的な成果を盛り込むのがコツです。

⑥人事・採用インターンのガクチカ例文

人事・採用インターンでは、対人スキルやチームワークが問われます。ここでは、コミュニケーションを通じて成長したエピソードを紹介します。

私は人材企業の採用インターンに参加し、学生向けイベントの企画運営を担当しました。参加者の反応が思ったより少なかったため、チームで話し合い、内容をワークショップ形式に変更しました。

その結果、満足度が大幅に向上し、来場者数も増えました。この経験から、相手視点で考える大切さを実感しました。

人事・採用系のガクチカでは「相手の立場を考えた改善行動」がポイントです。チームでの協働と成果の流れを意識して書きましょう。

⑦企画・広報インターンのガクチカ例文

企画・広報インターンでは、情報発信力と分析力の両方が求められます。ここでは、発信内容を改善して成果を上げた例文を紹介します。

私は大学広報課のインターンとして、オープンキャンパスのSNS運用を担当しました。投稿内容が学生に届いていないと感じたため、アンケートでニーズを調査し、写真中心の投稿に変更しました。

その結果、投稿の閲覧数が3倍に増加しました。この経験から、情報を伝える際には「相手に合わせた工夫」が欠かせないことを学びました。

企画・広報系のガクチカでは「課題発見→改善→結果」の流れを明確にすることが重要です。相手目線での発想を入れると説得力が高まります。

⑧短期インターンのガクチカ例文

短期インターンでは、限られた時間の中での行動力や吸収力が評価されます。ここでは、短期間でも成長を示せる例文を紹介します。

私は3日間の短期インターンで、グループワークによる課題解決に取り組みました。時間が限られていたため、役割分担を明確にし、効率的に作業を進めました。

その結果、チーム発表で高評価を得ることができ、自分の判断力と協調性を伸ばせたと感じました。

短期インターンのガクチカでは「限られた時間の中での工夫」を意識して書きましょう。短期間でも成果と学びを両方伝えることが大切です。

⑨長期インターンのガクチカ例文

長期インターンでは、継続力と成長過程のストーリーが鍵となります。ここでは、時間をかけて成果を上げた例文を紹介します。

私は半年間、スタートアップ企業の営業インターンとして働きました。最初の頃は提案が通らず苦戦しましたが、顧客との信頼関係を築くために週1回の定期訪問を続けました。

相手の課題を丁寧にヒアリングし、課題に合った提案資料を作成することで、徐々に成果が出るようになりました。最終的には自分が担当した顧客の契約率を30%向上させることができました。

この経験から、地道な積み重ねが大きな成果につながることを実感しました。

長期インターンでは「努力の過程」と「結果の因果関係」を意識して書くことが重要です。具体的な数字を入れると、信頼性が高まります。

⑩オンラインインターンのガクチカ例文

オンラインインターンでは、自主性とコミュニケーションの工夫が求められます。ここでは、リモート環境で成果を出したエピソードを紹介します。

私はオンライン形式のマーケティングインターンに参加し、チームで新商品のプロモーション企画を行いました。

対面で話す機会が少なかったため、毎日の進捗共有ミーティングを提案し、情報の抜け漏れを防ぎました。その結果、企画の完成度が高まり、クライアントからも高い評価を得ることができました。

オンラインインターンのガクチカでは「環境に合わせた工夫」と「主体的な行動」を示すことが大切です。リモートならではの課題解決を意識して書きましょう。

ガクチカのインターンに関するよくある質問(FAQ)

ガクチカでインターンをテーマにする際、就活生が悩みやすい疑問をまとめました。ここでは、実際の選考で多く寄せられる質問に対して、具体的で実践的な回答を紹介します。

インターン経験がある人も、まだ経験が浅い人も、これを参考にすることで自信を持ってガクチカを作成できるでしょう。

  1. インターンで成果が出なかった場合はどう書けばいい?
  2. 複数のインターン経験がある場合はどれを選ぶべき?
  3. オンラインインターンでもガクチカとして使える?
  4. ガクチカのインターン経験はESと面接で同じ内容でも大丈夫?
  5. 他の学生と似た内容にならないためにはどうすればいい?
  6. ガクチカの文章量はどのくらいが最適?
  7. 企業研究とガクチカ作成はどのように関係している?
  8. インターン経験がない場合は何をガクチカにすればいい?
  9. インターンでの失敗談はマイナス評価になる?
  10. 留学やボランティアなど他の経験と組み合わせてもいい?

①インターンで成果が出なかった場合はどう書けばいい?

成果が出なかった場合でも、落ち込む必要はありません。企業が見たいのは「結果」よりも「過程」です。どんな課題に挑み、どう改善を試みたのかを中心に書くことで、成長意欲を伝えられます。

たとえば「成果は出せなかったが、チームの意見をまとめる難しさを学んだ」など、学びや成長に焦点を当てましょう。前向きな姿勢を見せることが、結果以上に評価されます。

②複数のインターン経験がある場合はどれを選ぶべき?

複数のインターンに参加している場合は、「最も成長できた経験」または「志望企業との関連性が高い経験」を選ぶのがおすすめです。

規模の大きさや期間の長さではなく、あなた自身の行動や学びの深さを重視してください。企業が求める人物像と関連する内容なら、短期インターンでも十分にアピールできます。

選ぶ段階で、「この経験を通してどんな力を伝えたいのか」を明確にすると、軸のあるガクチカになります。

③オンラインインターンでもガクチカとして使える?

もちろんオンラインインターンでも問題ありません。重要なのは「どんな環境で、どのように工夫して取り組んだか」です。

オンライン特有の課題(コミュニケーション不足や情報共有の難しさなど)にどう対応したかを書けば、主体性や柔軟性をアピールできます。

たとえば「オンライン会議の頻度を増やして情報共有を改善した」といった具体例を入れると説得力が増します。形式よりも内容重視で考えましょう。

④ガクチカのインターン経験はESと面接で同じ内容でも大丈夫?

同じ内容でも問題ありませんが、面接ではESの内容を「話し言葉」に変えて伝えることが大切です。また、ESでは書ききれなかった裏側の工夫やエピソードを補足できると、深みのある説明になります。

ESと面接で全く同じ言葉を繰り返すと暗記している印象を与えるため、自分の言葉で自然に話せるように練習しましょう。書類と口頭でストーリーの一貫性を保つことがポイントです。

⑤他の学生と似た内容にならないためにはどうすればいい?

ガクチカのテーマ自体は他の学生と似ることがありますが、差がつくのは「具体性」と「自分らしさ」です。同じインターン内容でも、課題への向き合い方や工夫の仕方は人それぞれ異なります。

自分だけの視点を加え、「なぜその行動を取ったのか」「どんな考え方を大切にしたのか」を深掘りすると、独自性が生まれます。経験よりも姿勢を重視することで、他の学生と差別化できます。

⑥ガクチカの文章量はどのくらいが最適?

エントリーシート(ES)で求められる文字数は企業によって異なりますが、基本的には400~600字程度が読みやすく、情報量としても適切です。

面接で話す場合は、1分程度で要点をまとめると良いでしょう。文章が長すぎると焦点がぼやけるため、「結論→行動→結果→学び」という流れで構成すると整理しやすくなります。

簡潔で一貫したストーリーを意識してください。

⑦企業研究とガクチカ作成はどのように関係している?

企業研究を行うことで、ガクチカに説得力が生まれます。企業が求める人物像や価値観を理解していれば、自分の経験のどこを強調すべきかが明確になります。

たとえば「チームワークを重視する企業」なら、協調性を示すエピソードを中心に書くのが効果的です。ガクチカは自分の経験を通して「企業にマッチする人物」であることを示す場でもあります。

事前の企業研究は欠かせません。

企業分析をやらなくては行けないのはわかっているけど、「やり方がわからない」「ちょっとめんどくさい」と感じている方は、企業・業界分析シートの活用がおすすめです。

やるべきことが明確になっており、シートの項目ごとに調査していけば企業分析が完了します!無料ダウンロードができるので、受け取っておいて損はありませんよ。

⑧インターン経験がない場合は何をガクチカにすればいい?

インターン経験がなくても、サークル活動、アルバイト、ボランティア、ゼミ研究などの経験を題材にできます。大切なのは、「自分がどう考え、どう行動したか」を軸に書くことです。

たとえば「アルバイトで売上向上のために施策を考えた」なども十分評価されます。経験の種類ではなく、行動の質と学びの深さを意識してください。

自分の努力や成長を具体的に伝えられれば、立派なガクチカになります。

⑨インターンでの失敗談はマイナス評価になる?

失敗談はマイナス評価にはなりません。むしろ、失敗をどう乗り越えたかを語れると、高評価につながります。採用担当者は「困難を前にどう行動したか」「そこから何を学んだか」に注目しています。

たとえば「資料作成でミスをしたが、原因を分析して再発防止策を作った」という内容は、責任感や成長意欲を伝えられます。失敗を正直に語る姿勢が、誠実さのアピールにもなります。

⑩留学やボランティアなど他の経験と組み合わせてもいい?

もちろん可能です。むしろ、複数の経験を関連づけて話すことで、あなたの人間性や行動の一貫性をより深く伝えられます。

たとえば「留学で培った行動力をインターンで活かした」「ボランティアで学んだチーム意識を実践した」といったつなげ方は効果的です。

複数の経験を組み合わせると、成長のストーリーに厚みが出て、説得力のあるガクチカになります。

ガクチカでインターン経験を活かして自分の強みを伝えよう

ガクチカでインターン経験をテーマにすることは、社会人基礎力や課題解決力、主体性をアピールできる最も効果的な方法のひとつです。

特に、実務経験を通じた成長や、チームでの貢献、志望企業との相性を具体的に伝えることで、他の学生との差別化につながります。

重要なのは、結果よりも「行動のプロセス」を中心に書き、課題にどう向き合い、どのように学んだかを具体的に示すことです。

最後に、誇張や抽象的な表現を避け、事実に基づいた具体的なエピソードで構成しましょう。インターンの経験は、あなたの成長や価値観を最もリアルに伝える材料です。

しっかりと整理し、面接官に「この学生と一緒に働きたい」と思わせるガクチカを作ることが成功への鍵です。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。