HOME > 就活マガジン記事 > 採用担当に刺さる!システムエンジニアの志望動機の書き方を例文と共に解説

採用担当に刺さる!システムエンジニアの志望動機の書き方を例文と共に解説

「システムエンジニアに興味があるけど、志望動機がうまく書けない…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

そんな方に向けて、本記事ではシステムエンジニアの志望動機の作成方法・理由別の例文を紹介します。文系の方も活用できる例文を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

就活便利グッズをダウンロードしよう!

人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

システムエンジニアに向いている方の特徴3選

まずはじめに、システムエンジニアに向いている方の特徴を3つ紹介します。

  1. ITへの興味・関心が強い人
  2. コミュニケーション力が高い人
  3. 論理的思考力がある人

「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と、自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。

そんな方はまず、就活マガジンが用意している強み診断をまずは受けてみましょう!3分であなたらしい強みが見つかり、就活にもっと自信を持って臨めるようになりますよ。

①ITへの興味・関心が強い人

IT分野への興味・関心が強い方は、システムエンジニアに向いています。

技術の進化は今も続いており、顧客の課題に応じた最適なシステムを設計するためには、常に最新の技術を取り入れる姿勢が求められます

また、新しい技術トレンドに敏感なエンジニアは、顧客に対して新たな選択肢を提案できるため、重宝されるでしょう。技術の吸収に対する積極性が不可欠な職種ですよ。

②コミュニケーション力が高い人

コミュニケーション能力が高い方は、システムエンジニアに向いています。異なる部署や顧客との円滑なやり取りが不可欠だからです。

システム開発は単なる技術作業にとどまらず、チーム間の連携が求められるため、コミュニケーションは重要。顧客のニーズを理解し、どのようなシステム機能が求められているかを把握するためにも、コミュニケーション力は必須です。

問題解決に必要な情報を集め、開発の進捗やシステムの機能を明確に伝えることが、システムエンジニアにとって重要なポイントとなりますよ。

③論理的思考力がある人

IT技術を基に、適切なサービスやシステムを作る論理的思考力は欠かせません。ただの技術知識ではなく、それをどのように応用し、どのような機能を持つシステムを開発できるかを具体的に構想する力が求められています。

さらに、構想を形にするためには、必要な作業期間を見積もり、顧客に納期を明示しながらプロジェクトを進行することが重要ですよ。

プロの目で変わる!赤ペンESで企業を惹きつける志望動機を作ろう

「志望動機に自信がない……」「これで本当に熱意が伝わる?」など、就活において志望動機の悩みは尽きないものですよね。

そんな人には、就活のプロがじっくりESを添削してくれる「赤ペンES」がおすすめです!

赤ペンESとは、年間2000人以上の就活生を合格に導くアドバイザーが、あなたのESをみっちり添削してくれるサービス。1つの回答にびっしり赤ペンが入るため、あなたの志望動機の強みも弱みもまるごと分かりますよ。

さらに、本記事の後半では実際システムエンジニアを志望する際の志望動機を添削しています!

「赤ペンESってどこまで添削してくれるの?」「まずは実際の添削例文を見たい」という方は、下のボタンをタップして添削内容を確認してみてくださいね。

システムエンジニアの志望動機を作成するコツ3つ

続いて、システムエンジニアの志望動機を作成するコツを3つ紹介します。

  1. 結論から書き始める
  2. 企業を選んだ背景を示す
  3. ITへの興味・関心を具体的に伝える

①結論から書き始める

システムエンジニアの志望動機を述べる際には、結論を先に明確にすることが大切です。このアプローチにより、採用担当者に対して自分の意図をより伝えやすくなります。

何千もの応募書類を目にする採用担当者にとって、理解しやすい構成の文章は、選考での成功率を高める要因となりますよ。

結論を先に述べることで、文章の構成がはっきりし、伝えたい内容が受け手に正確に届きますよ

②企業を選んだ背景を示す

システムエンジニアの志望動機を書く上で、企業を選んだ背景を述べることが重要です。その企業を志望する理由を明確にすることで、熱意を伝えられます。

他社との比較を通じて、その企業の強みを理解し、差別化した説明を行うことは、徹底した企業研究をしているという印象を与えるためにも必要ですよ。

就活を進める中で、「この企業、気になるけど、詳しいことがわからない…」と感じたことはありませんか?そんなときに活用してほしいのが、就活の視野を広げる「企業・業界分析シート」です。

①人気業界・注目企業の特徴や選考傾向をまとめてチェック
②志望動機や自己PRに活かせる具体的な情報が手に入る
③就活初心者でもすぐに使える、実践型フォーマット

「なんとなく調べる」から、「戦略的に準備する」就活へ。自信を持ってエントリーしたいあなたにぴったりの資料です。まずは無料ダウンロードで、効率よく企業研究を始めましょう!

③ITへの興味・関心を具体的に伝える

ITに対する熱意を明確に示すことは、将来性をアピールする上で重要です。特にエンジニア経験がない方は、興味を持った具体的な理由を述べることで、ポテンシャルの高さを強調できます。

既にシステムエンジニアとしての経験がある方は、実績を具体例とともに説明し、自身が関わったシステムがもたらした利益をアピールしましょう。

【アピールポイント別】システムエンジニア志望動機の例文集

IT業界を志す方の中には、「自分のどんな強みを志望動機として伝えるべきか」で悩む方も多いでしょう。特にシステムエンジニア職は業務範囲が広いため、自身の個性や経験をどこに結びつければよいか判断が難しいですよね。

本章では、システムエンジニアの志望動機を「アピールポイント別」に整理し、それぞれの強みが企業にどのように評価されるのかを、具体的な例文とともに紹介します。

  1. ITへの強い関心
  2. コミュニケーション能力
  3. 論理的思考力
  4. 問題解決力
  5. チームワーク
  6. 成長意欲の高さ
  7. 自主的な学習姿勢
  8. マネジメント経験・素質

さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、8つの例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

また、志望動機がそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの志望動機テンプレを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

志望動機が既に書けている人には、添削サービスである赤ペンESがオススメ!今回のように詳細な解説付きで、あなたの回答を添削します。

①ITへの強い関心

今回の例文は、ITへ強い関心を持ち、システムエンジニア職を志望する方に向けた志望動機です。

ITへの関心を軸に書く場合は、なぜSEという職種で関わりたいのかを明確にし、実践的な学習経験と結びつけて伝えましょう。

ITへの強い関心を示す志望動機
【結論】
私は、ITを通じて多くの人の生活を便利にする金融取引の安全性とユーザビリティを両立させ、社会インフラを支えるシステムを生み出すシステムエンジニアになりたいと考えています。
添削コメント|もともと漠然としていた動機を、金融インフラの改善という具体的なテーマに絞り込みました。「ITへの関心」を軸に据えたことで、企業側も貢献イメージをつかみやすくなっています。
【根拠となるエピソード】
中学生の頃、家族で使っていたパソコンが故障した際、自力で原因を調べて修理に挑戦した経験がありました。調べて直せたときの達成感と、家族が喜んでくれた姿が印象に残っています。大学2年次の学内ハッカソンでキャッシュレス決済の遅延課題を解決するプロトタイプをリーダーとして開発し最優秀賞を獲得した経験が、ITで社会課題を解く面白さを実感した原点です。
添削コメント|中学時代の個人的な体験は専門性の面で弱いため削除し、代わりに大学でのハッカソン受賞経験を盛り込みました。取り組みの成果と社会課題の解決を関連づけることで、根拠の信頼性や説得力を高めています。
【エピソード詳細】
それ以来、ITに関する情報を調べたり、プログラミングに挑戦したりすることが日常になりました。大学でも情報系の授業を積極的に履修し、Pythonを使った課題では、使いやすいUIを意識した家計簿アプリを開発しました。大学ではPythonとReactを用いて家計簿アプリを開発し、ユーザテスト30名で平均操作時間を25%短縮しUI設計の効果を実証しました。操作性を改善することで、利用者目線の設計の大切さも学びました。「技術は課題解決の手段であり利用者視点が価値を決める」と学びました。
添削コメント|成果を数値で示し、どのような工夫を行ったかも具体的に記載しました。ユーザテストで作業時間を25%短縮できたという定量的な結果を示したことで、行動と成果の関係が明確になり、採用担当者も再現性を判断しやすくなっています。
【企業を選んだ理由】
貴社は金融や物流など、日常生活に密着したシステム開発に強みを持ち、ユーザー視点を大切にされている点に魅力を感じました。決済基盤「SmartPay」や物流向けAI最適化システムなど生活インフラを支える実績に惹かれました。私の目指す姿と重なっており、自分の力を最も発揮できると感じています。大学で培ったUX設計と負荷分散技術を活かし、新規FinTechサービス開発に貢献できると確信しています。
添削コメント|他の企業にも当てはまるような内容から実際のプロジェクトに関する内容に変更し、動機に具体性を加えました。あわせて自身の強みを結びつけたことで、志望理由と貢献意欲を一貫して伝えられるようになっています。
【入社後】
入社後は、まず基礎技術をしっかり身につけ、3年間でJava・Kotlinを用いた高負荷システム開発に従事しAWS認定資格を取得することで、利用者にとって本当に使いやすいシステムを設計・開発できるエンジニアを目指します。
添削コメント|「基礎技術」といった曖昧な表現を避け、具体的なスキル名や取得予定の資格、学習スケジュールなどに置き換えました。キャリアプランの実現に向けた行動の具体性が増し、将来の見通しが分かりやすくなっています。

【NGポイント】
抽象的な言葉が多く、課題意識や成果が伝わりにくい状態でした。また、数字による裏付けが不足しており、取り組みの規模感が伝わらなかったこと、中学時代の私的な体験が専門性と結びつかず、動機の根拠としては説得力に欠けていました。

【添削内容】
金融インフラ改善という具体テーマを提示し、ハッカソン最優秀賞や操作時間25%短縮など数値で成果を示しました。企業実績に触れたうえで自身の強みを結合し、入社後計画も期間と資格で明確化しています。

【どう変わった?】
数値を用いた成果によって再現性が伝わりやすくなり、入社後にどのように活躍していくのかというイメージも具体的になったため、企業が評価基準に基づいて判断しやすい内容になっています。

【今回の志望動機のコツ】
・数値で成果を示し説得力と再現性を補強する
・企業事例と自分の強みを一文で結び付ける
・入社後目標は期間と指標を具体化する

「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」そんな就活生の声に答えて、就活マガジンでは無料ES添削サービスである「赤ペンES」を運営しています。

第一志望である企業の選考に通過するためにも、まずは就活のプロにES添削を依頼してみましょう!LINE登録3分で満足が行くまで添削依頼ができますよ。

②コミュニケーション能力

今回の例文は、コミュニケーション能力を強みに、システムエンジニア職を志望する方に向けた志望動機です。

コミュニケーション能力を軸に書く際は、単に「話すのが得意」ではなく、相手との信頼構築や業務遂行につながった具体的なエピソードを示しましょう。

コミュニケーション能力を示す志望動機
【結論】
私は、チームでの円滑なコミュニケーションを大切にしながらプロジェクトの進捗を左右する情報共有を率先して行い、成果につなげるコミュニケーション力を強みに、信頼されるシステムエンジニアを目指したいと考えています。
添削コメント|曖昧な言い回しを避け、行動と成果を直線的に示す形へ修正しました。テーマを際立たせたうえで、一文で「自分が提供できる価値」が伝わる結論にしています。
【根拠となるエピソード】
大学でグループ課題に取り組んだ際、メンバー間の意見の食い違いで作業が停滞した経験があります。その中で私は、全員の考えを丁寧に聞き出し、共通点を見つけて整理することで、議論を前向きに進める役割を担いました。そこで私は各メンバーに一対一でヒアリングを行い、意見や悩みをグループ化して、それぞれの解決策を2時間で再整理しました。
添削コメント|「聞き出す」「整理する」だけでは再現性が伝わりにくいため、具体的な手法・かけた時間・得られた成果物を明示しました。停滞した状況から立て直したプロセスが見えることで、即戦力としてのイメージがより強まりました。
【エピソード詳細】
具体的には、定期的な進捗共有の場を設け、個々の意見を図にまとめて可視化することで、誤解の防止と意思統一を図りました。その結果、納期内に高評価のプレゼンテーションを実現できました。その結果、学内審査で全15チーム中トップとなる95点(平均78点)を獲得しました。この経験から、相手の立場を尊重しながら調整していく力の大切さを学びました。
添削コメント|成果の評価基準が曖昧なままだと信頼性に欠けるため、点数や順位といった客観的な数値を加えて、第三者からの評価が明確に伝わるようにしました。誰が見ても分かりやすく、再現性のあるエピソードとして説得力が高まりました。
【企業を選んだ理由】
貴社は複数部門が連携しながら開発を進める体制を強みとされており、チーム内外との連携力が重要になると感じました。FinTech領域のAプロジェクトでエンジニアと営業が協働し3か月で新サービスをローンチした事例に共感しました。私の強みである対話力と調整力が活かせると考え、志望いたしました。
添削コメント|「連携力が重要」という点は他社にも当てはまるため、志望先の企業特有の事例を引用することで志望動機に具体性と説得力を持たせました。企業理解の深さや調査力も伝わり、他の応募者との差別化につながる内容になっています。
【入社後】
入社後は、周囲との信頼関係を築きながら、相手の意図を正しくくみ取り、プロジェクトを円滑に進められるエンジニアとして必要な要件をその都度定義しつつ、仕様ブレを最小化して開発時間15%削減に貢献できるエンジニアとして成長していきたいです。
添削コメント|意欲や考え方だけでは評価が難しいため、具体的な行動プロセスと数値目標を明記しました。入社後にどのような形で貢献できるかが伝わりやすくなり、将来性を客観的に判断しやすい内容になっています。

【NGポイント】
企業を選んだ理由が一般論にとどまっており、他社との差別化が十分ではありませんでした。また、エピソードの中でどのような手法を用いたのかが示されておらず、コミュニケーション能力の根拠も曖昧になっていました。

【添削内容】
企業を選んだ理由として志望先の企業独自のプロジェクトについて言及し、なぜ志望するのかが伝わる内容にしました。さらに過去エピソードのなかでどのような行動を取ったのか、具体的な方法や数値を追記しています。

【どう変わった?】
強みを発揮した手法や成果が数値で可視化されたことで、行動の再現性が高まりました。企業事例を取り上げたことで志望度の高さも感じられ、入社後のビジョンに関しても具体的な成果目標が設定されたため、説得力が大きく向上しています。

【今回の志望動機のコツ】
・エピソードに手法と数値を具体化して示す
・企業独自の事例で志望度と差別化を提示する
・入社後は数値目標と行動計画を結び付ける

③論理的思考力

今回の例文は、論理的思考力を強みに、システムエンジニア職を志望する方に向けた志望動機です。

論理的思考力を軸に書く場合は、「どのような課題をどのように整理し、どう解決に至ったか」のプロセスを具体的に伝えましょう。

論理的思考力を示す志望動機
【結論】
私は、論理的に物事を考え、順序立てて問題を解決していく力を活かし、システムエンジニアとして企業や社会の課題解決に貢献したい貴社が強みを持つFinTech領域で高トラフィック処理を最適化し、ユーザー体験を向上させたいと考えています。
添削コメント|「企業や社会」という抽象的な表現を、FinTech分野とUX向上という具体的なテーマに置き換えました。さらに、貴社の事業と私の論理的思考力が交わるポイントを示すことで、志望動機に独自性と即戦力としての説得力を持たせています。
【根拠となるエピソード】
大学のゼミ活動で、データ分析を用いて地域商店街の活性化施策を提案するプロジェクトに取り組みました。複数の課題を整理し、原因を分析する過程で、論理的に物事を組み立てる思考が重要であることを実感しました因果関係をフローチャート化して議論時間を五割短縮する成果を得ました
添削コメント|感想だけで終わっていた箇所を、実際の取り組み内容やプロセス、数値で示した成果に置き換えました。これにより、論理的思考力が「議論の効率向上」にどうつながったのかが明確になり、説得力が高まりました。
【エピソード詳細】
私は商店街の売上減少の原因を、来店客数やSNSの反応などのデータから分析し、曜日別・時間帯別の傾向を整理しました。その結果、平日昼間の集客力に課題があると判断し、地元学生とのコラボイベントを提案。この施策により、来場者数が週平均で30%増加しました。二週間で来場者が週平均三割増(650人→845人)となり、施策の継続に繋がりました。
添削コメント|成果に対して、対象となった母数や実施期間を明示することで、読み手に信頼感を与えるようにしました。さらに、提案内容が継続的に採用されている事実を加えたことで、再現性と取り組みのインパクトをより強く伝えられる構成になっています。
【企業を選んだ理由】
貴社は、業界問わず多様なシステム開発を手がけており、柔軟な発想と論理的な技術提案が求められる環境だと感じました決済プラットフォームFastPayなど、継続的に利用できる金融システムの開発が主な事業の1つであり、論理的設計力が求められる環境です。私の強みを活かせる場面が多いと考え、志望いたしました。
添削コメント|企業の特徴について、どの企業でもあてはまりそうな表現だったため、具体的なサービス名と環境的な特徴に置き換えました。これにより、企業研究の深さや、自身の強みとの一致点が明確になり、志望理由に説得力が生まれています。
【入社後】
入社後は、まず基本的な技術を確実に習得しながら、課題の本質を捉える視点と論理的な思考力を活かし、質の高いシステムを提案・実装できる要件定義から性能テストまで論点を構造化し、継続的に利用可能なシステムを提案・実装するエンジニアを目指してまいります。
添削コメント|漠然としていたキャリアビジョンを、工程や品質評価といった具体的な行動計画に落とし込みました。成長イメージが明確になり、採用側にも本人の計画性と実現性が伝わりやすくなっています。

【NGポイント】
エピソードの成果について期間や母数がなかったため強みが曖昧で、志望理由も具体的なサービスに触れていなかったため企業研究の浅さが目立ちました。入社後の貢献イメージも工程や品質の視点が欠け、将来像がぼやけていた点も課題です。

【添削内容】
エピソードの成果に数値的な表現を加え、強みを発揮した根拠を示しています。また「継続利用可能なシステム」と「設計力評価」の観点で企業の特徴と自身の強みを結びつけ、入社後は工程フェーズと品質指標を示した成長ロードマップを提示しました。

【どう変わった?】
数値を伴う成果と深い企業研究が評価ポイントとなり、入社後のキャリアビジョンも明確になっています。全体として強みに説得力が与えられただけでなく、志望動機と企業の特徴につながりが見え、納得感のある志望動機になっています。

【今回の志望動機のコツ】
・強みと事業を数値根拠で具体的に連結させる
・成果は期間・母数を併記し客観性を確保する
・入社後ビジョンを工程と品質指標で具体化する

④問題解決力

今回の例文は、問題解決力を強みに、システムエンジニア職を志望する方に向けた志望動機です。

問題解決力を軸に書く際は、課題の発見から行動、成果までの流れを明確に描き、再現性のある強みとしてアピールすることが重要ですよ。

問題解決力を示す志望動機
【結論】
私は、課題に直面した際に原因を突き止め、最適な方法を考えることにやりがいを感じるた最も達成感を得られるため問題解決力を活かせるシステムエンジニアを志望しています問題解決力を活かし顧客価値を創出できるシステムエンジニアとして貴社で成長したいと考えています
添削コメント|「やりがい」という抽象的な言葉を具体的に定義し、企業への貢献まで示すことで、「誰にどのような価値を提供できるか」を明確にしました。その結果、強みと企業との接点が強化されています。
【根拠となるエピソード】
大学時代、所属するゼミでプレゼン用の資料作成を任された際、PCの不具合で進捗が大幅に遅れた経験がありました使用していたPCのメモリ不足でデザインツールが頻繁にフリーズし、資料作成が計画より半日遅延した経験がありました
添削コメント|原因を「メモリ不足」と明確に示し、あわせて遅延時間を提示することで、課題発見の力とその影響の大きさが伝わるようにしました。これにより、読み手が当時の状況をイメージしやすくなっています。
【エピソード詳細】
原因を調べると、画像のデータ容量が大きすぎて動作が重くなっていることが分かりました。そこで、画像の圧縮やファイル形式の変更を行い全58枚の画像を平均80%圧縮しデータ容量を約1/5に削減、動作を軽くすることで無事に資料を仕上げ、ゼミ内でも「対応力が高い」と評価されました。予定より3時間早く提出でき、ゼミメンバーから「想定外のトラブルでも安心できた」と評価されました。この経験を通じて、問題の本質を見極めて適切に対応する力が自分の強みだと実感しました。課題の根本原因を定量的に分析し解決策を選択するプロセスが自身の強みであると確信しました。
添削コメント|対応策とその結果を数値で示すことで、「どの程度改善されたのか」が具体的に伝わるようにしました。また、他者からの評価も具体的に記載することで、取り組みの再現性とインパクトがより明確になっています。
【企業を選んだ理由】
貴社は幅広い業界のシステム開発を手がけており、複雑な課題にもチームで柔軟に対応されている点金融機関向け決済システムや公共交通インフラなど社会インフラを支える大規模案件に強みを持っており、課題分析から運用改善まで一貫してチームで推進する文化に魅力を感じました。
添削コメント|「幅広いシステム開発を手がけている」というややありきたりな表現を、具体的な業務領域やチーム体制に基づいた内容に修正し、なぜその企業を志望するのかが伝わりやすくなるよう工夫しました。
【入社後】
入社後は、常に目的を意識しながら状況に応じた最善策を提案できるエンジニアを課題の影響度・緊急度を定量評価し、クラウドネイティブ技術でパフォーマンス改善策を提案できるエンジニアとして貴社のプロジェクトに貢献したいと考えています。
添削コメント|姿勢を示すだけの記述から一歩踏み込み、実際の技術や行動レベルに落とし込むことで、入社後の成長イメージと貢献の方向性が伝わるようにしました。

【NGポイント】
強みを発揮したエピソードについて、具体的な事例が不足していたため、実際の行動規模や成果が伝わりにくい内容でした。また、企業を選んだ理由も「幅広い業界のシステム開発をしている」という表現に留まり、企業理解の深さが見えませんでした。

【添削内容】
エピソード中の課題発生の背景をメモリ不足と明示し、遅延時間や画像圧縮率など成果を数値化しました。企業を選んだ理由には決済システムなど企業独自の案件を盛り込み、企業の文化が自分の強みとマッチすることを示しました。

【どう変わった?】
強みを発揮したときの課題規模と具体的な成果が示され、強みである問題解決力に説得力が与えられました。また企業特有の事業との接点が示されたことで志望度の高さが伝わり、入社後の活躍イメージがより詳細に伝わっています。

【今回の志望動機のコツ】
・成果と課題規模を数値できちんと明示する
・企業特性と自分の強みを明確に結び付ける
・入社後の技術貢献を具体行動と数値で示す

⑤チームワーク

今回の例文は、チーム内での連携力を活かして、システムエンジニア職を志望する方に向けた志望動機です。

チームワークを軸に書く場合は、自分が果たした具体的な役割や周囲との関係性、成果への影響を明確に伝えましょう。

チームワークを示す志望動機
【結論】
私は、チームで協力しながら課題解決に取り組むことにやりがいを感じており、システムエンジニアとしてチームでの開発に携わりたいと考えています。 貴社のチーム開発における協働の文化に共感し、実務を通じて自分の強みであるチームワーク力を発揮したいと考えています。
添削コメント|「チームで開発に関わりたい」という思いは伝わりますが、それだけでは少し漠然とした印象になってしまいます。企業の特徴や取り組みと関連付けて伝えることで、より印象に残る志望動機になりました。
【根拠となるエピソード】
大学のゼミ活動では、複数人で1つの研究テーマに取り組む機会があり、仲間と意見を出し合いながら目標に向かって進める経験をしました。 私は特にチーム内の意見調整や役割分担を担当し、全員が納得する形でプロジェクトを進行させました。
添削コメント|単に「意見を出し合った」という表現だけでは、自分がどのようにチームに貢献したのかが具体的に伝わりにくくなってしまいます。自分の役割や取った行動を明確にすることで、協調性やリーダーシップをより説得力をもって伝えられます。
【エピソード詳細】
特に印象的だったのは、データ分析を用いたプレゼン大会への参加です。メンバー間で作業分担を行い、進捗を共有し合うことで、行うだけでなく、週1回の進捗共有の場を作って、進捗遅れがあれば都度メンバー間での作業分担をし直し、着実にデータを集めました。最終的には予定通りに資料を完成させ、優秀賞も受賞できました。この経験を通じて、1人では得られない達成感や、他者と協力することの大切さを実感しました。 情報共有と役割分担の重要性を学び、チームで成果を出すための具体的な方法を身につけました。
添削コメント|「進捗を共有しあう」だけでは強みを発揮したエピソードとしては弱かったため、どのように考えて行動し、チームでの成果を上げたのかをより詳細に追記しました。またこの経験からどう成長につなげたのかを具体的に述べ、行動力や学ぶ姿勢を強調しています。
【企業を選んだ理由】
貴社はチーム体制での開発を重視しており、部署間の連携にも力を入れている点に魅力を感じました特に各部門間の協力を必須としたプロジェクトの推進や、アジャイル開発の導入に積極的です。私のチーム志向の強みを活かし、貴社の開発現場に貢献したいと考えています。私もこの環境で、自身のチームワーク力を発揮したいと考えています。
添削コメント|その企業でしかできないことや特徴的な取り組みに触れることで、「なぜその企業を選んだのか」が明確になりました。なんとなく良さそう、というレベルから一歩踏み込んだ志望理由になるので、評価にもつながりますよ。
【入社後】
入社後は、周囲と積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を築きながら、チームの一員として着実に成長していきたいです。 貴社のプロジェクトに早期に参画し、積極的なコミュニケーションと情報共有を通じてチームの信頼を得ながら、実務経験を積み重ねていきたいと考えています。
添削コメント|意欲だけを伝えるのではなく、「どんな行動を取ろうとしているのか」まで示すことで、入社後に活躍する姿をイメージしてもらいやすくなりました。目標が具体的であるほど、企業側の期待値も高まりやすくなります。

【NGポイント】
エピソードでは自分の役割や具体的な行動が曖昧で、協力の重要性を感情的に語るだけに終始していました。入社後の抱負も意欲表明にとどまり、具体的な行動計画が不足していました。

【添削内容】
抽象的な表現を避け、自分の役割や具体的な行動を明確に示しました。経験から得た学びやスキルを具体的に述べ、感情的な表現を実務的な視点に変換しています。入社後の意欲表明も具体的な行動方針に刷新し、成長イメージを明確化しました。

【どう変わった?】
企業ごとの特色と自身の強みをつなげることで、「なぜこの企業なのか」が明確になり採用担当者の興味を引きやすくなっています。具体的な経験や学びの描写が加わったことで、即戦力としての期待を持ってもらえるでしょう。

【今回の志望動機のコツ】
・企業の特徴と志望動機を結びつける
・具体的な役割や行動を明示する
・感情表現を具体的な学びに置き換える

⑥成長意欲の高さ

今回の例文は、成長意欲の高さを強みに、システムエンジニア職を志望する方に向けた志望動機です。

成長意欲を軸に書く場合は、どのような行動でスキルや知識を高めてきたかを示し、それが志望職種にどう結びついているかを明確にすることが効果的ですよ。

成長意欲の高さを示す志望動機
【結論】
私は、技術の変化が早く、自ら学び続ける姿勢が求められる日々進化する技術を学習機会として捉え、自らの成長を加速できる環境で力を発揮したいと考え、システムエンジニアという職種に大きな魅力を感じ、志望いたしました。
添削コメント|汎用的な業界説明を削除し、自己成長に関する具体的な表現へと言い換えました。成長意欲を冒頭で示すことで、採用担当者に動機の核がしっかり伝わる構成にしています。
【根拠となるエピソード】
大学時代、ゼミ活動でプログラミングに初めて触れ、自分の手で仕組みを作り出す面白さを知ったことがPythonで開発したデータ分析ツールにより20時間の作業を5時間へ短縮できた達成感がシステムエンジニアを目指すきっかけとなりました。
添削コメント|「面白さ」といった抽象的な表現を削除し、成果や使用技術を明確に示しました。数字や技術名を加えることで、動機の裏付けに具体性と説得力を持たせています。
【エピソード詳細】
最初はエラーの修正すら苦労しましたが、自主的に書籍や動画で学び、教員や仲間に質問しながら改善を重ねました。Issue管理で原因を可視化し、アルゴリズムを1日1件ずつ最適化するPDCAを回しました。その結果、ゼミ内での発表では、私が担当したツールが「作業効率が大幅に向上した」と評価され、自信に繋がりました。
添削コメント|学習過程の説明が長くなっていた部分を、改善に向けたプロセスとして簡潔にまとめました。PDCAの実践を通じて行動力と成長の流れが明確になり、再現性のあるスキルとして企業にアピールできる内容にしています。
【企業を選んだ理由】
貴社は若手のうちから幅広いプロジェクトに参加できる環境が整っており、新人でもクラウドネイティブ開発を任せる「Tech Challenge制度」があり、自ら成長したいという意欲に応えてくれると感じたため、志望いたしました。
添削コメント|「若手もプロジェクトに参加できる環境」というややありきたりな特徴を、企業ならではの制度と結びつけて具体化しました。その企業でなければならない理由が明確になり、自分の成長ビジョンとも自然につながっています。
【入社後】
入社後は、先輩方から多くを学びつつ、生成AIやマイクロサービスをテーマに社内勉強会を主催し、仲間と切磋琢磨しながら新しい技術や知識を積極的に吸収し、将来的にはチームをリードできるエンジニアを目指してまいります。
添削コメント|これまでの受け身の表現を、自ら行動した内容へと修正しました。具体的な技術や勉強会の開催実績を示すことで、入社後の貢献のイメージが明確になり、成長意欲とリーダーシップがしっかり伝わる構成になっています。

【NGポイント】
抽象的な表現が多く、成果や学習プロセスを数値で示していなかったため、主体性や再現性が伝わりにくい状態でした。また企業独自の魅力との接点が薄く、入社後の貢献イメージが曖昧だった結果、成長意欲の高さが十分届いていませんでした。

【添削内容】
成果を具体的な数値で示し、PDCAの取り組みを描写しました。加えて企業独自の制度を明記して選社理由を差別化し、入社後に主導する勉強会など主体的な行動計画を盛り込みました。これにより成長軸と企業ニーズを一貫させています。

【どう変わった?】
数値と固有制度が加わったことで動機と成長意欲の裏付けが明確になり、応募者の自律性や将来のリーダー像を企業が具体的に想像しやすい文章へ改善しました。採用担当が即戦力ポテンシャルを評価しやすい構成に修正されています。

【今回の志望動機のコツ】
・成果は数値で示して説得力を強化する
・成長過程をPDCAなど手法で具体描写する
・企業制度と自身の成長軸を結び付ける

⑦自主的な学習姿勢

今回の例文は、主体的にITスキルの習得に取り組んできた経験をもとに、システムエンジニア職を志望する方に向けた志望動機です。

自主的な学習姿勢を軸に書く場合は、どのような目的で何を学び、どのような成果や変化があったかを具体的に伝えましょう。

自主的な学習姿勢を示す志望動機
【結論】
私は、自ら学び続ける姿勢を活かして、大学時代に培った「新技術を自主的に吸収し続ける習慣」を強みに、システムエンジニアとして価値あるサービスの提供に貢献したいと考えています。
添削コメント|「学び続ける姿勢」という漠然とした言い回しを、自分が実際に取り組んできた行動とつなげて表現し直しました。志望理由とスキルの関係がはっきりし、企業側にも「学びを継続できる人材」として伝わりやすくなっています。
【根拠となるエピソード】
きっかけは大学1年生のとき、身近な人がアプリを開発していた姿に影響を受け、自分もプログラミングに挑戦してみたいと思ったことです。そのアプリが日常を便利にしている様子に感銘を受け、翌日からオンライン教材でコードを書き始めました。
添削コメント|単なる「やってみたい」ではなく、実際に翌日に動き出したエピソードを入れることで、行動力の高さを具体的に伝えるようにしました。また、どのような場面で影響を受けたかも補足し、採用担当の方が行動の背景や再現性をイメージしやすくなるようにしています。
【エピソード詳細】
情報系の学部ではなかったため、授業では学べない内容を独学で習得する必要がありました。文系学部のため専門授業がなく、週20時間を自己学習に充てる計画を立て、図書館や動画サイトを活用し、基礎からコツコツ学び、最終的にはPythonを用いた簡単なWebアプリを自作しました。途中でエラーに何度もつまずきましたが、そのたびに原因を調べ、試行錯誤する中で、粘り強く学び続ける力が身についたと実感しています。
添削コメント|冗長だった前置きを削り、学習時間を数値で示すことで、課題から成果までの流れが明確になりました。努力の量と結果を定量的に伝えることで、抽象的な頑張りではなく、説得力のあるエピソードになっています。
【企業を選んだ理由】
貴社は未経験者にも丁寧な教育体制が整っており、貴社の研修制度『Tech Growth Academy』では現場エンジニアが最新フレームワークを少人数制で指導するため、自主的に学ぶ意欲をさらに成長につなげられる環境があると感じ、志望いたしました。
添削コメント|「教育体制」という一般的な表現を、具体的な制度名と中身に置き換えました。自身の学習意欲と企業の育成環境が結び付いていることが明確になり、「この企業でこそ成長できる」という理由がしっかり伝わる内容になっています。
【入社後】
入社後も日々技術の変化に目を向け、自ら学び成長し続ける姿勢を忘れず、チームの一員として信頼されるエンジニアを目指してまいります。コードレビューを主導し開発速度と品質を両立させ、チーム全体の生産性向上に貢献いたします。
添削コメント|「信頼される」というあいまいな言葉を避け、実際にどんな役割を担い、どんな成果を出したかを具体的に記載しました。数字と行動がセットで書かれているため、企業側も再現性や将来の活躍を想像しやすくなっています。

【NGポイント】
志望動機では自主的な学習姿勢が示されていたものの、学習量や成果があいまいで説得力に欠けていました。また、選社理由も抽象的で、入社後にどう貢献するのかが具体的に伝わらず、企業側は成長性や再現性を判断しにくい点も課題でした。

【添削内容】
学習時間や成果物を数値で明示し、すぐに行動を起こした点を加えることで主体性を強調しました。さらに、企業独自の研修制度と自身の学習意欲を結びつけ、入社後の具体的な取り組みも盛り込みました。

【どう変わった?】
努力量と成果が定量化され、選社理由も企業研究の深さが伝わる形へ進化しました。また、企業研究を踏まえた選社理由も加わり、成長ポテンシャルや早期活躍のイメージが採用担当に伝わりやすくなっています。

【今回の志望動機のコツ】
・自己学習量と成果を数値で示す
・選社理由に企業独自制度を織り込む
・入社後は貢献行動と成果指標を明確にする

⑧マネジメント経験・素質

今回の例文は、チームのまとめ役やリーダー的立場を経験したことを踏まえ、マネジメントの素質を活かしてシステムエンジニア職を志望する方に向けた志望動機です。

マネジメント経験や素質を軸に書く場合は、単なる役職名だけでなく、どのような場面でどのようにチームを導いたかを具体的に示すことが重要ですよ。

マネジメント経験・素質を示す志望動機
【結論】
私は、チーム全体の目標達成に向けて周囲と協力しながら、計画的に物事を進める力を活かし進捗を可視化して課題を先回りで解決するマネジメント力を強みに、システムエンジニアとしてプロジェクト全体の品質向上に貢献したいと考えています。
添削コメント|あいまいだった「計画的」という表現を外し、進捗を見える化し課題を先読みして対応したエピソードに差し替えました。また、品質向上につながる貢献点を結論に盛り込み、読み手が強みと具体的な効果をすぐ理解できる構成にしています。
【根拠となるエピソード】
大学のゼミ活動でプレゼン大会に出場した際、グループの進捗管理を任された経験が、マネジメントに興味を持つきっかけとなりましたタスクの優先度を整理しメンバーの意欲を引き出すマネジメントのやりがいを感じる契機となりました
添削コメント|単に「興味を持った」だけでは説得力が弱いため、タスク管理やメンバーの意欲向上といった具体的な行動を加えました。そのうえで得た気づきまで示すことで、エピソードの納得感が増し、テーマとのつながりも明確になっています。
【エピソード詳細】
メンバーの作業が遅れていたため、全体のスケジュール見直しや作業分担の調整を行いました。その結果、全員が期限内に準備を終え、本番では高評価を得ることができましたその結果、遅延ゼロで資料を完成させ、審査員から最優秀チーム賞を受賞しました。人と協力しながら最善の結果を出す経験を通じて、プロジェクト全体を見渡す視点と行動力の重要性を学びました。
添削コメント|成果を「遅延ゼロ」や「最優秀チーム賞」として具体的に示し、第三者からの評価も加えました。数値と実績があることで説得力が増し、面接官も印象に残りやすくなります。学びにつながる流れも明確になり、志望動機にしっかりと根拠が生まれました。
【企業を選んだ理由】
貴社は若手にも責任ある工程を任せ、チーム単位での開発を重視している点に魅力を感じました。主体性を大切にする社風の中で、自身の強みをさらに伸ばせると考えていますスクラム開発で若手がスプリント計画を主導する事例に触れ、自分のマネジメント力を現場で試しながら高められると確信しました
添削コメント|「主体性を大切にする社風」といった抽象的な表現を、実際のスクラム開発の事例に言い換えたことで、貴社を選んだ理由がより具体的に伝えられるようになりました。自身の特性と企業文化が結びつき、他の企業とは違う魅力が明確になっています。
【入社後】
入社後は、まずシステム開発の基礎を確実に身につけ、将来的にはプロジェクトリーダーとしてチームを牽引できる存在を目指します。
添削コメント|基礎を身につけてからリーダーを目指す段階的なキャリアパスが示されているため、成長の過程が具体的にイメージできます。企業が求める将来像とご本人のビジョンが一致しており、入社後の活躍も想像しやすい優れた締めくくりになっています。

【NGポイント】
数値や第三者からの評価が示されず、社風との接点も一般的な説明にとどまっていました。また、マネジメント力をアピールしているにもかかわらず、誰に対してどのような指示を出し、プロジェクト全体をどう動かしたのかが描かれていませんでした。

【添削内容】
成果を「遅延ゼロ」や「最優秀チーム賞」など数値と客観的評価で示しました。また、「なぜその企業なのか」を明確にするために、貴社のスクラム開発事例を選社理由に盛り込み、自分の強みと企業文化の親和性が伝わるよう工夫しました。

【どう変わった?】
具体的な数値や第三者の評価を通じて貢献度を想像しやすくなり、スクラム開発の事例と絡めることで、志望度の高さがより伝わるようになっています。その結果、実力だけでなく将来的なポテンシャルにも期待が持てる内容へと大きく改善されました。

【今回の志望動機のコツ】
・成果は数字と第三者評価で明確に示す
・企業独自の取り組みと強みを紐付ける
・曖昧な語句は行動と実績で補強する

「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」そんな就活生の声に答えて、就活マガジンでは無料ES添削サービスである「赤ペンES」を運営しています。

第一志望である企業の選考に通過するためにも、まずは就活のプロにES添削を依頼してみましょう!LINE登録3分で満足が行くまで添削依頼ができますよ。

システムエンジニアの志望動機のNGポイント2つ

最後に、システムエンジニアの志望動機に相応しくない点を2つ紹介します。

  1. 過去の体験に焦点を当てない
  2. 事業内容を理解していない

①過去の体験に焦点を当てない

システムエンジニアの志望動機では、過去の成功体験を書くより、これからどのように企業に貢献できるかを具体的に示すことが重要です。

過去の経験は、あくまで未来への貢献のための基盤として捉え、どのような実績を上げてきたか、何年の経験があるかを明確に伝えることで、自身の価値をアピールしましょう。

②事業内容を理解していない

志望動機を述べる際には、企業の事業内容に触れることが不可欠です。その企業が持つ独自の強みや魅力を理解し、それを踏まえた上でなぜそこで働きたいのかを明確にしてください。

他社との比較を行い、選んだ理由を具体的に示すことで、企業研究をしっかりと行っていることをアピールしましょう。志望度の高さを伝えるためにも重要です。

また、自分がどのように企業に貢献できるかを考え、それを伝えることも忘れないでください。

システムエンジニアの志望動機は熱意と関心を伝えよう

システムエンジニアを目指す際には、IT分野への熱意・関心を持つことが大切です。技術の進歩に対する熱意と、それを活かして企業にどのように貢献できるかを明確にしましょう。

システムエンジニアとして必要とされるスキルや資質を理解し、それをもとに企業の成長にどう影響を与えられるかを考え、志望動機に反映させてください。

  • フェイスブック
  • X

まずは志望動機を作ってみる

    • 卒業年数
    • 学校
    • 名前
    • 連絡先

    No.1

    卒業年月日を選択してください

    2026年3月2025年3月2027年3月2028年3月卒業済み

    例)
    現在、大学4年の場合は「2026年度3月」
    現在、大学3年の場合は「2027年度3月」
    現在、大学2年の場合は「2028年度3月」

    No.2

    学校区分を選択してください

    大学大学院(博士)大学院(修士)短期大学専門学校

    No.2

    学校情報を入力してください

    学校名
    学部名
    学科名
    学校名
    学部名
    学科名

    No.3

    お名前を入力してください

    お名前
    フリガナ

    No.4

    連絡先を入力してください

    電話番号
    メールアドレス

    本利用規約には、株式会社C-mindが「https://shukatsu-magazine.com」上で提供するサービスにおける、本サービスを利用するお客様との間の基本的な事項が規定されております。本サービスの利用者におかれましては、必ず全文お読み下さいますようお願いいたします。

    個人情報保護方針」と 「サービス利用規約」を確認する

    編集部

    この記事を書いた人

    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。