郵送とは?就活で使う書類の送り方とマナーを徹底解説
「郵送」という言葉を就活やビジネスの場でよく耳にしますよね。なんとなく使っているけれど、正確な意味や使い分けを理解していない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、郵送・発送・配送との違いや、就活での正しい書類の送り方、封筒の選び方や送付状の書き方まで、わかりやすく徹底解説します。
エントリーシートのお助けアイテム!
- 1ESをAIに丸投げ|LINEで完結
- 完全無料でESを簡単作成
- 2赤ペンESで添削依頼|無料
- 就活のプロが丁寧に添削してくれる
- 3志望動機テンプレシート|簡単作成
- カンタンに志望動機が書ける!
- 4自己PR自動作成|テンプレ
- あなたの自己PRを代わりに作成
- 5企業・業界分析シート|徹底分析
- 企業比較や選考管理もできる
郵送とは?意味をわかりやすく解説

「郵送」とは、郵便を使って相手に書類や物を送ることを指します。つまり、郵便局を通じて相手の住所へ封筒や書類、小包などを届ける方法のことです。
企業へ応募書類を送る場合や、証明書類を提出する際など、公式な手段として利用されることが多いです。
郵送を行う際は、封筒の宛名の書き方や切手の貼り方、封を閉じる方法など、細かなマナーにも注意が必要です。
たとえば、宛名の敬称を誤ったり、切手の金額が不足していたりすると、書類が相手に届かない可能性もあります。また、提出期限がある場合は、余裕をもって郵便局に持ち込むことが大切です。
郵送は、相手に対して誠実さや丁寧さを伝える手段でもあります。小さな心配りを忘れずに行動すれば、社会人としての印象も一段と良くなるでしょう。
「ビジネスマナーできた気になっていない?」
就活で意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。自分ではできていると思っていても、間違っていたり、そもそもマナーを知らず、印象が下がっているケースが多いです。
ビジネスマナーに不安がある場合は、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を受け取って、サクッと確認しておきましょう。
郵送・発送・配送の違いとは?使い分けを具体例で紹介

就活で書類を送るとき、「郵送」「発送」「配送」のどれを使えばよいか迷う人は多いでしょう。これらは似ているように見えて、実は意味や使う場面が異なります。
ここでは、それぞれの違いを具体的なシーンとあわせて紹介します。
- 発送との違い
- 配送との違い
① 発送との違い
「郵送」と「発送」はよく混同されますが、使い方には明確な違いがあります。郵送は主に郵便サービスを使って手紙や書類を送る場合に使う言葉です。
一方で発送は、郵便に限らず宅配便やメール便など、あらゆる方法で物を送る行為を指します。つまり、郵送は「郵便局を経由する送付」、発送は「より広い意味での出荷や送付」というイメージです。
たとえば企業が商品を発送する際は、ヤマト運輸や佐川急便などを利用しますが、履歴書を送るときは郵送が正しい表現となります。
この違いを知らずに「発送します」と言ってしまうと、ビジネスの場ではやや不自然に聞こえることもあります。
就活では言葉づかいが印象を左右するため、「書類は郵送で提出します」と明確に伝えるようにしましょう。
② 配送との違い
「配送」は「配達と送付」を合わせた言葉で、主に物流や商業の現場で使われます。送り手が物を出荷して、受け手に届くまでの流れ全体を意味します。
たとえばネット通販では「商品を配送します」と使われ、出荷から配達までの過程を含みます。一方、郵送は「個人が書類などを郵便で送る行為」に限定されます。
就活の文脈で「履歴書を配送します」と言うと、少し違和感があるでしょう。応募書類などは「郵送」で統一するのが自然です。
ただし、企業側の指定で「発送してください」と書かれている場合は、宅配便やレターパックを利用するケースもあります。
似ている3つの言葉ですが、それぞれの意味を正しく理解して使い分けることで、社会人としての正しい言葉づかいが身につきます。
就活で書類を郵送する理由とは

就職活動ではオンライン提出が主流になってきましたが、企業によっては今も郵送で書類を求めることがあります。
企業が郵送提出を求める理由は「ビジネスマナーの確認」と「書類の正式性」を重視しているからです。
そのため、署名や印字の有無、誤字脱字の有無など、細かな部分まで注意して確認されることがあります。
また、封筒の宛名書きや差出人の表記、切手の貼り方といった細部も、社会人としての基本的なマナーを確認するポイントです。
加えて、郵送書類は企業が正式な記録として保管しやすく、採用書類としての信頼性が高いという利点もあります。一方で、郵送はオンライン提出よりも時間や手間がかかります。
提出期限ギリギリに慌てて送るのではなく、少なくとも2〜3日前には投函できるようスケジュールを立てましょう。
ゆうパックとレターパックの郵送の違い

就活で企業に書類を郵送するとき、「ゆうパックとレターパックのどちらを使うべきか」と迷う方も多いでしょう。どちらも日本郵便のサービスですが、料金やサイズ、補償の有無などに明確な違いがあります。
ここでは、それぞれの特徴と使い分けのポイントを具体的に紹介し、安心して提出書類を送れるように解説します。
- ゆうパックの特徴と利用できる場面
- レターパックの特徴と利用できる場面
①ゆうパックの特徴と利用できる場面
ゆうパックは、日本郵便が提供する宅配便サービスの中でも信頼性が高い方法です。最大の特徴は「追跡・補償・時間指定」がそろっている点で、荷物の安全性を重視する場面にぴったりです。
特に、成績証明書や卒業見込証明書など、原本を企業に送付しなければならない場合に適しています。また、ゆうパックは対面での受け渡しが基本のため、確実に受け取られたことがわかる安心感があります。
さらに、配達時間を指定できるので、企業の営業時間内に届くよう調整できるのも便利です。荷物のサイズが大きくなっても対応できるため、分厚い封筒やファイル入りの書類を送るときにも安心でしょう。
②レターパックの特徴と利用できる場面
レターパックは、全国一律料金で利用できる手軽な郵送方法です。料金は「レターパックプラス(520円)」と「レターパックライト(370円)」の2種類があり、A4サイズ・4kgまでの荷物を送ることができます。
コストを抑えながら迅速に郵送できるため、就活で企業に履歴書やエントリーシートを提出する学生に多く利用されています。レターパックライトはポスト投函が可能で、郵便受けに配達されます。
外出する時間がないときでも、自宅からすぐに発送できるのが魅力です。一方のレターパックプラスは手渡し配達のため、相手の受け取りが確認できる安心感があります。
重要書類を送りたい場合や、確実に到着を確認したい場合はこちらを選ぶと良いでしょう。ただし、どちらのレターパックにも補償制度はありません。
万が一の紛失や破損には対応していないため、原本の送付には向きません。その代わり、コピー書類や応募書類など「再発行が可能なもの」を送るには非常に便利です。
書類を郵送する際の注意点

就職活動では、企業に提出書類を郵送する場面がよくあります。送付ミスや印象の低下を防ぐためには、封筒の選び方から宛名の書き方、料金確認まで細かな配慮が欠かせません。
ここでは、郵送時に押さえておくべき基本マナーと注意点を分かりやすく解説します。
- 適した封筒を選ぶ
- 宛名や敬称を使い分ける
- 送付状を添付する
- 料金や期限に注意する
- 郵送前にチェックする
①適した封筒を選ぶ
書類を郵送するときは、封筒の種類によって印象が大きく変わります。就活書類には、白または薄いクリーム色の角形2号封筒が最適です。
A4サイズの履歴書を折らずに入れられ、清潔感のある印象を与えます。無地のものを選び、窓付き封筒は避けてください。破れを防ぐため、やや厚めの封筒を選ぶと安心です。
封を閉じる際はのり付けをして「〆」マークを記入しましょう。こうした小さな気配りが、採用担当者からの信頼につながるでしょう。
②宛名や敬称を使い分ける
宛名の書き方は、相手への敬意を示す大切なマナーです。企業名の後には「御中」を、担当者名が分かる場合は「様」を使用します。
「株式会社〇〇様」と書くのは誤りで、「株式会社〇〇 御中」または「株式会社〇〇 人事部 〇〇様」と記載しましょう。住所は都道府県から省略せずに書き、郵便番号は枠に合わせて丁寧に記入します。
文字が曲がらないよう、定規を使って書くのもおすすめです。正確な宛名は、誠実さを伝える第一歩といえます。
③送付状を添付する
送付状(添え状)は、送付書類の内容と目的を伝えるビジネス文書です。「何を、なぜ送ったのか」を簡潔にまとめることで、相手に安心感を与えられます。
構成は、宛名・日付・差出人情報・本文・同封書類の一覧が基本です。本文では「貴社の採用募集に応募いたします」などの要件を述べ、最後に「ご査収のほどお願い申し上げます」と締めるのが一般的です。
用紙は履歴書と同じ白色を使い、誤字脱字がないか必ず確認してください。丁寧な送付状は、印象を良くする大切な一手です。
④料金や期限に注意する
郵送料を誤ると、書類が返送されたり遅れたりする恐れがあります。履歴書やエントリーシートを数枚入れた場合は、定形外郵便(100g以内で140円前後)が目安です。
厚みが3cmを超える場合は、ゆうパックやレターパックを利用する方が確実でしょう。速達を希望する際は、封筒の左上に赤線を引きます。
応募締切日までに届くよう、余裕を持って投函することが大切です。郵送手続きの小さな油断が、選考結果に影響することもあるため注意しましょう。
⑤郵送前にチェックする
投函前の最終確認は、ミスを防ぐ重要なステップです。宛名・切手・書類内容に誤りがないかもう一度見直しましょう。封入順は「送付状→履歴書→成績証明書などの証明書類」が基本です。
履歴書の日付や署名の書き忘れはよくあるミスなので注意してください。書類は折れや汚れがないようクリアファイルに入れ、封筒に丁寧に収めましょう。
最後に封をしっかり閉じ、郵便局の窓口で重さと料金を確認すれば安心です。小さな確認が、社会人としての信頼を築く第一歩です。
郵送の意味と正しい使い方を理解して、信頼される書類のやり取りをしよう!

郵送とは、手紙や書類、荷物などを郵便サービスを通じて相手に届ける方法を指します。発送や配送といった似た言葉との違いを理解することで、状況に応じた正しい使い分けが可能になります。
特に就職活動では、郵送での書類提出が「丁寧さ」や「信頼性」を示す手段となります。また、ゆうパックとレターパックの特徴を把握することで、目的に合った郵送方法を選べます。
さらに、封筒選びや宛名の書き方、送付状の添付、料金・期限の確認などの注意点を守ることが、ミスなく確実に届けるための鍵です。
正しい知識とマナーを持って郵送を行えば、相手に誠実な印象を与え、スムーズなやり取りが実現します。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。