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面接で「負けず嫌い」を短所として上手くアピールする方法を徹底解説!

「負けず嫌い」ってマイナスなイメージが強いですよね。就活や面接で短所として挙げるのも難しく感じる方が多いと思います。

しかし、その特徴をうまく表現できれば逆に好印象を与えることもできるんです。

本記事では、​​「負けず嫌い」を短所として伝える際のポイントや、魅力的にアピールするための工夫について具体的な方法を紹介します。

「負けず嫌い」な人に共通する特徴

「絶対に負けたくない…」

挑戦する場面で誰よりも成功したいと思うことは普通のことです。 

では負けず嫌いな人とそうでない人の差って一体なんなのでしょうか。

ここでは負けず嫌いな人に共通する特徴を、少し批判的な面も含めて解説します。

ですが、コインに表裏があるように、負けず嫌いな人ならではの強みもあることを忘れないでくださいね。

  1. 人の意見を聞き入れない
  2. 他人にも高いレベルを要求しがち
  3. 勝ち負けにこだわる

人の意見を聞き入れない

負けず嫌いな人は、常に誰かと自分を比較している傾向にあります。自分の方が正しいと思う気持ちも強く、他者の意見を受け入れることが難しいことも多いです。

しかし、一方で決断力が高いとも言い換えられます。自分たちが立てた計画に自信を持ち、周りを引き込みながら最後まで成し遂げる力は、誰よりも強いでしょう。

他人にも高いレベルを要求しがち

負けず嫌いな人は自分にも周りにも高い基準を求める特徴があります。

目標を達成するために自分が努力する分、周りにも同じだけの努力や成果を求たくなってしまうからです。

そのためチームやグループ内のメンバーに強く当たってしまうこともあり、全体の雰囲気を悪くしてしまうこともあります。

一方でチーム全体に高いレベルを求めるため、お互いに成長していけるような環境が整った時誰よりもチーム全体の戦闘力を高める可能性があるのです。

勝ち負けにこだわる

負けず嫌いな人は勝つことで自分の価値や能力を確認し、自己評価を高めたいと考える傾向があります。

他者よりも優れていたいと思う気持ちが強いからこそ、協力して活動することが苦手な場合もあるでしょう。

ですが、高いモチベーションを持って活動できるのも大きな特徴です。大きな目標の達成に挑戦することに関して右に出るものはいないでしょう。

「負けず嫌い」を言い換えてアピールしよう

「負けず嫌い」という言葉は時にネガティブに捉えられることもありますよね。

だからこそ言い換えて説明することで、良い側面を強調しながら説明できるようになりますよ。

ここでは「負けず嫌い」の言い換え方を3種類ご紹介します。自分の長所とあったものがあれば、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  1. 向上心が強い
  2. 責任感が強い
  3. 挑戦することが好き

向上心が強い

負けず嫌いな人の持つ、負けたくないという強い思いが向上心につながります

競争を通じて自分を高めようとすることはもちろん、チーム活動では周りを鼓舞する効果が期待できます。

言い換える際は、負けたくないという思いを隠すことなく話す方が、向上心が高いことを説明しやすいでしょう。

責任感が強い

負けず嫌いな人は、与えられた役割を責任感を持って全うする傾向にあります。なぜなら、役割を途中で放棄することは負けることとほぼ同じだからです。

しっかり役割を果たすことも勝利の一つだと説明すれば、負けず嫌いを責任感が強いに言い換えることもできるでしょう。

挑戦することが好き

負けず嫌いな人は、常に新しい物事に挑戦する傾向あります。というのも、負けず嫌いな人は現状維持に満足せず、誰かに先んじて成果を出すことに強い熱意を持っているからです。

ただ勝ち負けにこだわるだけでなく、より良い成果を出すことへの強い熱意がある点も大切にしながら言い換えると良いでしょう。

「負けず嫌い」を短所として上手く伝える方法

負けず嫌いを短所として伝えることは決して悪いことではありません。本記事をご覧になってきた皆さんなら、逆に大きなアピールポイントになることを知っていただけたのではないでしょうか。

ここでは、負けず嫌いの特徴と言い換え方を踏まえて、いかに上手く「負けず嫌い」を短所として伝えるかを解説します。次の3ステップを活かして、短所をアピールポイントに変えていきましょう。

  1. 「負けず嫌い」が短所だと認める
  2. 「負けず嫌い」をどのように改善しようとしているか伝える
  3. 「負けず嫌い」の良い面も大事にする

①「負けず嫌い」が短所だと認める

まずは「負けず嫌い」が短所だと認識していることをしっかり伝えましょう。

「負けず嫌い」がわかる具体例やエピソードを出しながら、「負けず嫌い」のどこが悪いのかについて深ぼっていけると良いでしょう。

これは後の「負けず嫌い」の良いところと対比になるので、特に重要になってきます。

特に負けず嫌いな人は自分の短所を認めたがらないと言われることも多いです。だからこそ、自己理解の一環としても「負けず嫌い」を短所だと認めることがとても大事になってきます。

②「負けず嫌い」をどのように改善しようとしているか伝える

次に「負けず嫌い」の悪いところをどう改善しようとしているかを説明していきましょう。

①で挙げた「負けず嫌い」の悪いところにもう一度触れながら、自分がそこからどう成長できたのかに注目していくと良いです。

また、改善のために努力したエピソードや具体例を加えることで、より説得力を持たせることができます。

特に協調性や柔軟性は、就活や面接でお相手が気にすることの多いテーマです。

自分の改善点を述べるときは、協調性と柔軟性をポイントの一つに入れると良いでしょう。

③これまでの学びをどう活かしていくかを伝える

最後に「負けず嫌い」の良い面にも触れていきましょう

これまで、「負けず嫌い」の悪い面ばかり触れてきました。しかし、負けず嫌いな人は「向上心」が強かったり、「責任感」が強かったりのような長所もたくさんあります。

また負けず嫌いな人は、その思いを適切に活かすことが出来れば、個人やチーム全体の成長にも貢献できますよね。

「負けず嫌い」の短所を話して終わりではなく、短所の良い面を業務でどう活かすかについて伝えれば、全体を通して良いイメージを面接官に残すことができますよ。

就活や面接で使える例文 3選【状況別】

ここからは実際に例文を見ながら、今まで解説してきたポイントをおさらいしましょう

使えそうな言い回しや言葉があれば、ぜひ使ってみてくださいね。

①テスト勉強

私の短所は「負けず嫌い」なところです。
特にテスト勉強中に、その性格が顕著に現れます。
過去にはどうしても他人に負けたくないという気持ちが強く、高校生の時の自分は理解が浅い問題や苦手分野に固執してしまうことがありました。
その結果、全体の学習計画が偏り、効率が悪くなってしまうこともよくありました。
この経験から、状況に応じて柔軟に対処することの重要性を学ぶことができました。
今では効率的な学習を心がけ、バランスよく全体を見渡すことを心がけています。
また周囲と協力しながら、結果を求めるだけでなくその過程を楽しみながら活動することが大事だと考えるようになりました。

②アルバイト

私の短所は「負けず嫌い」なところです。
昔働いていたアルバイト先では、成果を出すことにこだわっていました。
しかしその結果、同僚よりも良い結果を出そうとするばかり、時には人間関係が冷え込んでしまうこともありました。
学生時代のそういった経験から、チーム全体のペースや他人の立場を理解しながら、協力することの大切さを学びました。
目標に挑戦する闘争心は残したまま、チームで柔軟に連携していけることが自分の強みだと考えています。

③部活動・サークル

私の短所は「負けず嫌い」な性格です。部活動でバスケットボールに取り組んでいた際、試合に負けたり、自分のパフォーマンスが期待通りでなかったときに強く落ち込んでしまうことがありました。そのような時、チームメイトに対して厳しく接しすぎたり、自分自身に過剰なプレッシャーをかけてしまうこともありました。
しかし、長期的な視点に立った時、チームで協力することはとても大事な要素だと気づきました。
一時の勝負に囚われることなく、普段の活動から楽しく切磋琢磨していける環境を作っていくことが何よりも大事だとこの経験から考えるようになりました。
現在は、競争に勝ちたいという気持ちは大事にしながらも、冷静に状況を判断してチーム全体で前向きに取り組む姿勢を意識して取り組んでいます。

「負けず嫌い」を伝える時のNG表現

言い方次第で、相手の受け取り方が全然違うことってよくありますよね。

「負けず嫌い」を就活や面接の短所として使うことは良くても、伝え方次第で悪印象を与えてしまいます

以下では、「負けず嫌い」を伝える際のNG表現について説明していきます。

  1. 自虐的になりすぎる
  2. 他者を軽んじる
  3. 反省点を述べない

①自虐的になりすぎる

短所を聞かれても、自虐的になりすぎるのはNGです。

「負けず嫌い」の短所について知れば知るほど、猛省しながら伝えた方が良いのかも…と思われるかも知れません。ですが、面接官や採用官は皆さんの自信も見ています。

就活や面接で大事なのは、自分が「負けず嫌い」という短所を理解してそこから成長しているかどうかです。

少しの反省と、成長した自分への自信を持ちながら説明していきましょう。

②他者を軽んじる

具体例やエピソードで他者を軽んじる表現をするのはNGです。

面接官や採用官は応募者に協調性があるかどうかを重視しています。他者を軽んじる表現をしてしまうと、協調性がないと判断されかねません。

他者を軽んじるのではなく、その時自分がどう頑張ったかに視点を変えて話すようにしましょう。

③改善点を述べない

短所を聞かれた際は、必ずその短所から学んで活かしたことを述べるようにしましょう。

特に「負けず嫌い」は前章でお話しした通り、活かせるところが多い短所です。具体的なエピソードを織り交ぜながら改善点を伝えていくと良い印象に繋がります。

マイナスな印象のまま終わらないためにも、改善点を述べるように心がけましょう。

「負けず嫌い」という短所すらアピールポイントに変えよう

これまで、「負けず嫌い」という短所をいかに上手くアピールポイントにするかについて解説してきました。

「負けず嫌い」について説明する時に重要なのは、その特徴が自分の成長にどうつながっているかを伝えることです。

過去の経験やそこから学んだことを踏まえつつ、粘り強さや向上心を前向きに表現しましょう。

負けず嫌いな性格を自分の個性や強みとして上手にアピールすることができれば、一見伝えづらい自分の短所も自信を持って話せるようになると思います。

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    編集部

    この記事を書いた人

    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。