HOME > 就活マガジン記事 > 車で面接に行くのは基本NG?ダメな理由や許可のお願い方法を紹介

車で面接に行くのは基本NG?ダメな理由や許可のお願い方法を紹介

住んでいる地域によっては、公共交通機関が不便なため、車で面接に行けるのか気になりますよね。

とはいえ、車で面接会場に行くことはマナー違反と考えるのが一般常識です。

本記事ではまずなぜ車で面接に行ってはいけない理由を解説し、次にどうしても車で面接に行きたいのであればどうやってお願いしたらいいのか紹介します。

基本的には、できる限り公共交通機関を使い、時間に遅れないように面接会場まで辿り着いてくださいね。

 

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

詳しく見る

余程の事でない限り車で面接に行くのは基本的にNG

まず大前提として余程の事でない限り車で面接に行くのは基本的にNGです。

車だけでなく、バイクや自転車もよくありません。

駐車スペースの関係上と思われがちですが、そもそも常識的に面接には公共交通機関を利用して行くことになっているからです。

車で面接に行ってはいけない主な理由5選

ここでは、車で面接に行ってはいけない主な理由を5つ解説します。

  1. モラルに反するから
  2. 事故などのトラブルに巻き込まれるか可能性があるから
  3. 実際の通勤ルートの確認ができなくなるから
  4. マイカー通勤を許可していない企業だから
  5. 駐車スペースに限りがあるから

駐車スペースに問題があれば、近くのパーキングに停めればいいかと思う人もいますが、それも正当な理由にはなりませんので注意してください。

「ビジネスマナーできた気になっていない?」

就活で意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。自分ではできていると思っていても、間違っていたり、そもそもマナーを知らず、印象が下がっているケースが多いです。

ビジネスマナーに不安がある場合は、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を受け取って、サクッと確認しておきましょう。

モラルに反するから

「面接に車で行く=モラルに反している」とされているからです。

企業によっては、社員の車通勤の許可が必要なところがあります。

社員でさえ車通勤の許可が必要なのにもかかわらず、就活中の学生が面接に車で来ることは、社員からしても違和感を感じてしまうでしょう。

そのため、面接前からあまりよい印象を与えない行動は控えた方が無難です。

事故などのトラブルに巻き込まれる可能性があるから

車移動中に事故などのトラブルに巻き込まれてしまったら、面接に遅刻する可能性も考えられます。

また渋滞にはまって遅刻する可能性もゼロではありません。

面接会場に余裕をもって到着することで、面接前に気持ちを集中させて臨むことができるでしょう。

時間通りに運行する公共交通機関を利用した方がよいとされる理由はこうした観点があるからです。

車での移動は事故や他車のトラブルなど自分ではコントロールできない要因も多いです。特に慣れない道を走るときや土地勘のないエリアでは、思わぬリスクに巻き込まれることもあります。

また、事故に至らなくても渋滞で遅れると、面接直前に心が乱れてしまいやすいです。遅延しても他の交通手段を選びやすい公共交通機関を使うのをおすすめします。

実際の通勤ルートの確認ができなくなるから

遠方から通勤する際にはどのくらいの通勤時間がかかるのか、またはどのくらい交通費を支給しなければならないのか企業は確認しなければなりません。

もしもこのような場合に、実際の通勤ルートを確認せず、どのくらい時間がかかるか分かっていないとなると、質問されたときに困ります。

自宅から会社の最寄り駅までのルートをインターネットで確認することはできますが、工事や天候によっては通勤ルートを変更する必要もあるので面接前、もしくは当日きちんと自分で確認する必要がありますよ。

マイカー通勤を許可していない企業だから

志望する企業がマイカー通勤を許可していない場合、当然ながら面接に車で行くことは不可能です。

ここで気になるのが、近くのパーキングに停めれば問題ないかと思われますが、面接を受けに来た就活生が車から降りてきたところを志望する会社の社員が見ているかもしれません。

選考の評価をするのは採用担当の面接官だけでなく、志望する会社の社員全員だと思えば、自ら印象が悪くなることは避けるべきでしょう。

駐車スペースに限りがあるから

車で面接に行ってはいけない理由として、駐車スペースには限りがあるからです。

会社の仕事の移動手段として車の使用自体が禁止されているわけではないので、必要があれば車で移動することはよくあることでしょう。

そのため、社用車で外出している間は、専用の駐車スペースが空いているはずですが、少しだけであれば駐車しても大丈夫だろうと自分勝手な行動はしないようにしてくださいね。

場合によっては、違法駐車として警察に通報される可能性もあります。

駐車スペースの確保は盲点になりやすい部分です。特に都心部やオフィス街では来客用の駐車場自体が設けられていないケースも多く、到着してから慌てることになりかねません。

私たちも、面接官から「駐車に困って遅刻してきた応募者がいた」という話を耳にしました。公共交通機関を使えば駐車できない等のリスクは避けられますよ。

面接質問事例集100選|聞かれる質問を網羅して選考突破を目指そう

「面接がもうすぐあるけど、どんな質問が飛んでくるかわからない……」
「対策はしてるつもりだけど、いつも予想外の質問が飛んでくる……」

面接前の就活生が抱える悩みとして「どんな質問をされるのか分からない」という問題は大きいですよね。頻出質問以外が予想しきれず、面接で答えに詰まってしまった人もいるでしょう。

また、面接経験がほとんどない人は、質問を予想することも難しいはず。そこでオススメしたいのが、就活マガジンが独自に収集した「面接質問事例集100選」です!

400社以上の企業の面接内容を厳選し、特に聞かれやすい100の質問を分かりやすく紹介。自分の回答を記入する欄もあるため、事前に用意した回答を面接直前に見返すことも可能ですよ。

面接で特に失敗しやすいのが「予想外の質問に答えられなかったパターン」です。よくある質問内容を知っておくだけでも、心の準備ができますよ。

また、志望動機などの頻出質問も、企業によってはひねった聞き方をしてくることも。質問集では特殊な例も網羅しているため、気になる人はぜひダウンロードしてくださいね。

車で面接に行く許可が下りる場合とは?

ここでは、車で面接に行く許可が下りる場合について解説します。

  1. 企業説明に車(自家用車)利用許可が明記している場合
  2. 田舎で交通の便が悪い場合

車での面接が認められるのは、上記の場合のみです。

この2つに該当するのであれば、面接前に許可をもらって指示を仰ぐとよいでしょう。

企業説明に車(自家用車)利用許可が明記している場合

面接に関する企業説明に車(自家用車)の利用許可が明記されている場合は、車で面接に向かっても大丈夫です。

当日行ってから確認するのでも大丈夫と思いますが、事前にどの駐車スペースに停めればいいのか確認しておくと安心でしょう。

ただし、どんなことがあったとしても時間までに面接会場に間に合うように、余裕をもって出かけるようにしてください。

地方企業やアクセスの悪い会場では、車利用の可否が明記されている傾向にあります。企業があえて記載している場合は、車を利用してもマイナス評価につながることはないので安心してくださいね。

注意点すべきことは、駐車場の位置や入口がわかりづらく、会場まで想定以上に時間がかかるケースです。あらかじめ下見や地図アプリでの確認をしておくと安心ですよ。

田舎で交通の便が悪い場合

田舎のように車移動が当たり前の地域の場合や、交通の便が悪い場合は、事前に車で面接に行く許可をお願いするとよいでしょう。

その際には「〇時間に1本しかバスが通っておらず、できれば御社の面接には車で向かいたいと思っていますがよろしいでしょうか。」と具体的に話をして許可を得るようにしてください。

面接の質疑応答では、就職が決まった後に転居が可能かどうか聞かれるかもしれないので考えておくとよいでしょう。

地方での面接の場合、交通手段の選択肢が限られていることがあります。企業側は地域の特徴を理解しているので、しっかり事情を伝えれば柔軟に対応してくれることが多いですよ。

また、企業によってはタクシー利用や送迎を想定しているところもあるので、交通手段に関して不安がある場合は必ず確認しましょう。事前に確認しておくと、当日に焦らずに会場に向かうことができますよ。

面接へ車で行く場合に注意する3つのこと

ここまで何度も繰り返し解説してきた内容になりますが、面接へ車で行く場合に注意する3つのことについて改めて説明します。

  1. 企業に事前に許可をお願いする
  2. 指定された駐車スペースに置く
  3. 時間に余裕を持って出かける

企業に事前に許可をお願いする

面接に車で行く前に、志望する企業に電話かメールで許可をとっておきましょう。

以下は、車で面接に行くための許可のお伺いメールの参考例文です。

面接時の移動手段ついて(〇〇大学 〇〇 〇〇)
〇〇株式会社
採用担当〇〇様

お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇 〇〇と申します。

この度の〇月〇日〇時からの面接ですが、当日貴社に車でお伺いすることは可能でしょうか。
私の住んでいる地域は交通の便が非常に悪く、〇時間に1本しかバスが通っていないからです。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご返信いただけると幸いです。
ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします。
————————————-
〇〇大学〇〇学科
〇〇 〇〇
携帯電話:〇〇-〇〇-〇〇
e-mail:〇〇〇〇
————————————-

当日になってトラブルにならないようにするためだけでなく、きちんと確認をとってからお願いする謙虚な気持ちも伝えられます。

企業によっては駐車場を用意していない場合があるため、確認する際は「車で行ってよいか」だけでなく「駐車場の有無」や「近くのコインパーキングを利用してよいか」まで聞いておくと安心ですよ。

また、「電車やバスも調べたが難しかったので車を利用したい」のように理由を明確に示すことが大切です。理由が納得できるものであれば、企業側も柔軟に対応できます。

指定された駐車スペースに置く

車で面接に向かう許可が下りたら、次に指定された駐車スペースを案内されるので指示に従って停めるようにしましょう。

社員用の駐車スペースを利用しても良い場合もあれば、近くのパーキングを利用するように案内がある場合もあります。

その際には自分から、事前に近隣のコインパーキングを確認していることも伝えるようにしてください。

そうすることで、きちんとマナーを理解していることが企業側にも伝わります。

また、必ず面接には企業に伝えた車で行くようにすることも覚えておきましょう。

時間に余裕を持って出かける

最後に車で行く際には時間に余裕をもって出かけるようにしましょう。

渋滞状況を確認し、安全運転で向かうようにしてください。

自分が面接会場に着いてから、落ち着いて挑めるようにするためにも大事なことです。

車で面接に行くのはできる限り控えよう!

この記事のまとめとして、面接に車で行くのは基本的にNGです。

やむを得ない事情がない限り面接には公共交通機関を利用していくようにしてください。

どうしても車で面接に行くのであれば、事前に採用担当者に許可を取った上で行くようにしましょう。

その際は、理由とルートを説明し、時間に余裕をもって安全運転で向かうようにしてくださいね。

  • フェイスブック
  • X

まずは志望動機を作ってみる

    • 卒業年数
    • 学校
    • 名前
    • 連絡先

    No.1

    卒業年月日を選択してください

    2027年3月2026年3月2028年3月2029年3月卒業済み

    例)
    現在、大学3年の場合は「2027年度3月」
    現在、大学4年の場合は「2026年度3月」
    現在、大学2年の場合は「2028年度3月」
    現在、大学1年の場合は「2029年度3月」

    No.2

    学校区分を選択してください

    大学大学院(博士)大学院(修士)短期大学専門学校

    No.2

    学校情報を入力してください

    学校名
    学部名
    学科名
    学校名
    学部名
    学科名

    No.3

    お名前を入力してください

    お名前
    フリガナ

    No.4

    連絡先を入力してください

    電話番号
    メールアドレス

    本利用規約には、株式会社C-mindが「https://shukatsu-magazine.com」上で提供するサービスにおける、本サービスを利用するお客様との間の基本的な事項が規定されております。本サービスの利用者におかれましては、必ず全文お読み下さいますようお願いいたします。

    個人情報保護方針」と 「サービス利用規約」を確認する

    編集部

    この記事を書いた人

    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。