就活時におすすめの相談先|就活の悩みは1人で抱え込まないのが大事
就活中、相談する相手がいなくて一人で抱え込んでしまうことはよくあります。同時期に就活をしている学校の友達などにはなかなか悩みを打ち明けられないものですよね。
長い戦いとなる就活では、相談する相手を作っておくことをおすすめします。
本記事では、就活でおすすめの相談先や相談する際の注意点を紹介します。思いつめたら紙に書き出すだけでも構いません。とにかくため込みすぎないようにしましょう。
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就活中は相談相手を作るべき
就職活動は個人個人のペースが異なるものです。周りと比較して焦ることなく、自分自身の目標に専念することが何より大切になります。適切な企業が見つかる時期は人それぞれ異なるのです。
他人の進捗に一喜一憂するストレスは避けましょう。他社との比較ではなく自身の成長への意識を持つことで、就活を前向きに進められるはずです。
小さな成功を積み重ね、自信をつけて面接に臨むと、ポジティブさが伝わり魅力的な人材として評価されることでしょう。
就活で相談する3つのメリット
まずは就活で相談することによって得られるメリットを3つ解説します。
- 情報収集になる
- 考えを整理できる
- 不安を発散できる
①情報収集になる
就活は周りと比べてしまうため、相談しないで1人で行う人もいますが、必要な情報を集めるためには相談をすることをおすすめします。
自分1人では集められる情報量にも限界があり、自分の中にため込みすぎてしまう原因にもなるでしょう。
相手の選考状況を知りたくなかったり、自分の選考状態を教えたくない場合でも、初期の情報をインプットする時期などだけ相談相手を作っておくと良いですよ。
②考えを整理できる
就活で他人に相談することのメリット2つ目は、自分の考えを整理できることです。
1人で抱え込んで就活を進めていると、情報にあふれて考えを整理できない状態になってしまいます。他者の意見を取り入れることで気づく軸などにも気づけなくなってしまうのです。
真剣に取り組んでいるからこそ、様々な人の手を借りて情報を整理して効率の良い就活を行いましょう。
③不安を発散できる
人に相談したくないという思いがありつつも、言葉で不安を吐き出してみると思ったよりも不安が無くなるものです。
就活がストレスだからこそ、色んな人に相談して自分の心を軽くするべきなのです。1人で抱え込んでいると、そこまで不安に感じる必要のないことも過度に焦りを感じてしまうこともあります。
同年代の人が嫌であれば学校の先生や家族など、身近にいる人全員を頼ってくださいね。
就活中に相談できる相手13種類
続いて、就活中におすすめの相談先を13種類紹介します。
- 家族
- 友人
- サークルやバイトの先輩
- OB・OG
- 大学のキャリアセンター
- 教授
- 就活エージェント
- 逆求人サイト
- オープンチャット
- SNS
- 就活塾
- 就活カフェ
- 経営者
①家族
就職活動での悩みを家族に打ち明けることは、心の支えになります。家族は当人のことを何よりも理解しており、親身になって話を聞いてくれるはずです。
もし就活経験のある兄弟姉妹がいれば、参考になる経験談も聞けるでしょう。家族は些細な変化に気づきやすく、あなたの本当の気持ちを理解してくれる存在です。
就活で落ち込んだ時は、家族に寄り添ってもらい、労いの言葉をかけてもらうことで、前を向いて頑張れますよ。
②友人
就活仲間との相談は、リラックスした環境で気軽に意見交換ができる利点があります。特に同じ立場の就活生同士であれば、お互いの経験を共有しながら新たな視点を得られるでしょう。
友人からは自分では気づかない弱点を指摘されることもあり、改善のきっかけとなります。ただし、友人の意見のみに振り回されすぎないよう注意が必要です。
友人とは年齢も価値観も近いため、就職活動における不安や悩みを打ち明けやすいです。ストレス発散の機会にもなり、励まし合いながら乗り越えていける良き理解者でもありますよ。
③サークルやバイトの先輩
サークルやアルバイト先の先輩は、就活の先達として貴重なアドバイスを提供してくれます。先輩は最新の就活事情に通じているため、現実的で実践的な助言が期待できるのです。
同じ業界や企業を目指す場合には、その分野に特化した情報も得られます。先輩の経験談は、自身の就活戦略を立てる際に大いに参考になりますよ。
先輩は最近まで就活生だった身近な存在です。つまり、あなたと同じ目線に立った、分かりやすいアドバイスが期待できます。また、失敗談なども赤裸々に聞けるでしょう。
気後れせずに質問し、先輩の生の経験から学びを得ましょう。
④OB・OG
OB・OGからのアドバイスは、実際に業界や企業で働く人々の生の声ですので、非常に参考になります。
OB・OGは業界の内情や企業の実態に精通しており、就活生にはない視点を提供してくれます。ただし、一人のOB・OGの意見のみに依存するのは避け、幅広い意見を聞くことが賢明です。
OB・OGからは会社の本音や、企業文化・将来性など、公開されている情報以上の貴重な話が聞けるかもしれません。機会があれば、ぜひ率直な質問をして、今後の就活に役立ててください。
⑤大学のキャリアセンター
大学のキャリアセンターは、就活において信頼できる相談相手です。専門スタッフが一人ひとりに合わせたアドバイスを行ってくれます。
就職に関するセミナーや企業説明会なども定期的に開催されており、有益な情報が得られます。自身のキャリアプランを考える上で、キャリアセンターの活用は有効な手段となるでしょう。
またキャリアセンターでは、履歴書やエントリーシートの書き方から面接対策まで、就活に関するあらゆるサポートを受けられます。利用者に合わせた細かい指導が期待できますので、積極的に相談しに行きましょう。
⑥教授
ゼミの担当教授や信頼できる大学教員も、最適な就職相談相手の一人です。教授陣は学生一人ひとりの学業や研究に精通しているため、その知見を活かしたキャリアアドバイスが期待できます。
特に専攻分野に関連する業界への進路を考えている場合、教授の専門的見識は大きな助けとなるでしょう。教員の人脈を生かして業界関係者と出会う機会も得られるかもしれません。
教授には学術的な見地からだけでなく、長年の経験に裏付けされた的確なアドバイスが期待できますよ。
⑦就職エージェント
仕事探しの際、専門的なキャリアカウンセリングを受けられるのが就職エージェントです。カウンセラーは一人ひとりの適正や希望に合わせて、最適な企業情報を提示してくれます。
また、履歴書の添削や面接の対策も行ってくれるので、準備に役立ちます。多くのエージェントが無料で相談に応じているため、積極的に活用するといいでしょう。
さらにエージェントは企業との太いパイプを持っているため、非公開の求人情報にもアクセスできる強みがあります。自分一人で探すよりも、視野が広がり、企業にも出合えることでしょう。
⑧逆求人サイト
逆求人サイトとは、学生自身が希望条件を登録すると、マッチした企業から応募が来るサービスです。中にはキャリアアドバイザーによる相談対応もされているものもあり、そこで相談するのもおすすめです。
また逆求人サイトを利用することで、自分の希望とマッチした企業からアプローチを受けられるメリットがあります。
自身に合う企業に出会うためには、自分の条件を適切に設定する必要があるので、登録する際には素直に自分の情報を登録してくださいね。
⑨オープンチャット
LINEのオープンチャットを利用すれば、匿名で就職活動の相談ができます。同じ境遇の就活生や先輩、時には企業の人事担当者も参加していることがあり、様々な視点からアドバイスが得られます。
ただし、間違った情報も含まれる可能性はあるので、注意が必要です。場所を選ばずにスマホで質問でき、安心して本音を言えますが、誹謗中傷などのトラブルにも注意してください。
情報の信頼性については自分で確かめる習慣をつけるようにしましょう。
⑩SNS
近年、TwitterやInstagramなどで就活生が活動するのが一般的になってきました。こうしたSNSでは、同じ立場の就活生同士で経験談やアドバイスを共有できます。
同じ悩みを抱える仲間と出会えば、互いに励まし合うことができるでしょう。ただし、投稿内容には個人的な見解も含まれているため、情報の取捨選択が重要です。
SNSの大きな利点は、全国に就活仲間がいることです。しかし、誹謗中傷や炎上リスクにも注意が必要です。安全に利用できるよう、ルールを守って活用しましょう。
⑪就活塾
就職活動の専門家に教わる就活塾も相談先の選択肢の1つです。塾のキャリアコンサルタントから具体的なフィードバックを受けられるので、自身の長所や課題が分かりやすくなります。
また、履歴書の書き方や面接対策、業界研究など、就活で必要なスキルを体系的に学べるでしょう。しかし費用がかかるため、自分に合ったプログラムを選ぶ必要があります。
就活塾のメリットは、プロの指導を受けられる点にあります。費用がかかりますが本気で就職活動に取り組むなら、値打ちのあるサービスと言えるでしょう。
⑫就活カフェ
就活カフェでは、リラックスした雰囲気の中で就活の相談に乗ってもらえます。カフェだからこそ気軽に立ち寄れ、ストレスなく情報交換できるメリットがあります。
時にはセミナーやワークショップも開催されていて、実践的なスキルアップの機会にもなります。ただし、参加者によって経験値や知識に開きがあり、得られる情報の質が異なる点は注意が必要です。
就活カフェのいいところは、気軽に立ち寄れるリラックスした空間が得られることです。コーヒーを飲みながらフラットな関係で話ができ、就活の不安や悩みも打ち明けやすいでしょう。
一方で、相談にのってくれる人の経験値にはバラつきがあるので、情報の鵜呑みは避けたほうがいいかもしれません。
⑬経営者
経営者から就職相談を受けることで、ビジネスの現場で求められる力や考え方を直接学べます。特に志望業界の経営者であれば、その業界の実情をよく知る立場から、深い理解を得られるはずです。
経営者の意見は、単に就活だけでなく、将来的なキャリア形成の参考にもなるでしょう。一方で、経営者とのつながりを持つのは容易ではないため、相談相手を探すハードルが高い傾向にあります。
就活の相談をする時の4つの準備
続いて、相談をする時にするべき準備を4つ紹介します。相談する時間を有意義な時間にするためにも、参考にしてくださいね。
- 相談内容を明確にする
- 相談内容に合わせて相手を選ぶ
- 調べて分かることは調べていく
- 自分の考えをまとめる
①相談内容を明確にする
就活の相談をする際は、まず自分の相談内容を具体的に明確化することが重要です。
漠然とした質問をするよりも、例えば「○○という業界について知りたい」「履歴書の書き方を教えてほしい」など、具体的な質問事項を用意した方が、相手も答えやすくなり、より有益なアドバイスを得やすくなるはずです。
明確な質問をすることで、相談する時間を有効に使え、的確な情報を得られるでしょう。
②相談内容に合わせて相手を選ぶ
適切な相談相手を選ぶことも大切なポイントです。例えば、ある業界の専門知識が必要な場合は、その業界で働く人やOB・OG・就職エージェントに相談するのが良いでしょう。
また、就活に対する心構えや精神面でのサポートが必要なら、家族や友人・大学のキャリアセンタースタッフなどが適切な相手となります。その人の経験や知識・自分との関係性を踏まえ、うまく相談相手を選びましょう。
③調べて分かることは調べていく
相談する前に、自分でも調べられることは事前にリサーチしておくことが大切です。インターネットや本、大学のキャリアセンターなどを使って、基礎的な情報は集めておきましょう。
また事前に調べる過程で新たな疑問が浮かぶ場合もあるでしょう。このような下準備をすることで、限られた相談時間をより深い内容や個別具体的な質問に費やせるようになりますよ。
④自分の考えをまとめる
就職活動に臨む際、自己理解を深めることが不可欠となります。自身の長所や短所・志向性・目標などを明確にしておけば、適切なアドバイスを受けやすくなるでしょう。
相談する前に、自分自身について理解し、キャリアに対する考えを整理しましょう。アドバイザーは状況を深く把握でき、具体的で的確な提案ができるようになります。
自己分析を怠ると、ただ漠然とした助言しか得られません。有効な相談にするためにも、自己理解を深めることが大切なのです。
就活相談をする時の3つの注意点
最後に、就活相談をする時に気を付けたい注意点を3つ紹介します。
- 情報を鵜呑みにしすぎない
- 自分の考えを整理する
- 最後の決断は自分でする
①情報を鵜呑みにしすぎない
就活相談では、様々な立場の人からアドバイスを受けます。しかし、そうした情報を無条件に受け入れるのは危険です。
家族や友人といった身近な人は、あなたの幸せを願って親身になってくれますが、必ずしも就活の専門家ではありません。一方、就活エージェントや先輩社員の意見は、その人個人の経験に基づくものです。
つまり、情報源によって内容が大きく異なるのが現状なのです。大切なのは、様々な視点から情報を収集し、最終的には自分で総合的に判断することですよ。
②自分の考えを整理する
就活相談を繰り返すうちに、様々な情報を得て、自分の考えが変化することもあるでしょう。そのため、定期的に自己分析を行い、キャリアについての考えを見直すことが重要です。
自分自身の長所や短所、適性や関心事は何か、しっかりと把握しましょう。そうすることで、自分に合ったキャリアプランを立てやすくなります。
自己分析を欠かせば、漠然とした目標しか描けず、具体的な進路選択が難しくなってしまいます。就職活動を有意義なものにするためにも、時折時間を設け、自分自身を冷静に見つめ直すことが不可欠なのです。
③最後の決断は自分でする
就職活動の過程で、様々な助言や情報を得られます。しかし、それらはあくまでも参考にすぎません。
最終的な進路選択は、自分自身で判断し、決めなければなりません。他人の意見に惑わされることなく、自分の人生観や価値観に基づいて進路を決定しましょう。
自分で決断することには重い責任が伴いますが、それが自己実現へと繋がります。自分の直感と納得感を大切にし、自信を持って一歩を踏み出すことが何より大切なのです。
就職活動は長い人生の通過点に過ぎません。その先の自分自身の人生を、しっかりと見据えて進路を決めましょう。
就活相談をして1人で抱え込みすぎないようにしよう
本記事では、就活に置いて相談することのメリットと、おすすめの相談相手について解説しました。人によりアドバイスの種類や寄り添い方は異なり、時には不安に感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし1人で不安を抱え込むよりは、複数人で悩みを共有した方がはるかに心が軽くなるでしょう。周りの人々はあなたの就活を邪魔しようとしていません。抱え込みすぎずに相談相手を見つけて下さいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。