【例文20選】新卒就活の志望動機の書き方!人事の見るポイント・好印象のコツも解説
新卒の就活における志望動機は、採用担当者に自分をアピールする最も重要な要素の1つです。
しかし、新卒就活では、アルバイト等でしか志望動機を書く機会がなく、初めての経験であるため「志望動機の正しい書き方がわからない」などの疑問を抱いている方も多いでしょう。
企業側が志望動機を通じて確認したいポイントを押さえ、適切な構成を作れば、他の応募者との差をつけられます。
本記事では、志望動機の書き方や例文を通じて、効果的な志望動機の作成方法を解説します。ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
就活便利グッズをダウンロードしよう!
- 1志望動機テンプレシート|簡単作成
- カンタンに志望動機が書ける!
- 2ESをAIに丸投げ|LINEで完結
- 完全無料でESを簡単作成
- 3AI強み診断|自己分析
- AIがあなたの強みを診断!
新卒の志望動機で採用担当者がチェックする3つのポイント

新卒の志望動機を書く際には、採用担当者から見られる部分を理解し、適切な文章を執筆してください。
ここでは、志望動機で採用担当者がチェックする重要なポイントについて詳しく説明します。
- 自社の志望度は本当に高いのか
- 業務内容や業務文化を本当に理解しているのか
- モチベーションや活躍可能性は高いのか
①自社の志望度は本当に高いのか
企業は、応募者が本当に自社に興味を持っているかを確認しています。
ある程度完成された志望動機が書けても、志望度が低いと判断されてしまうと「内定を出しても入社してくれるのか」などの不安を生んでしまいますよ。
そのため、志望動機では具体的な理由や自社でしか実現できない魅力について触れ、強い志望度をアピールする内容が必要な項目の1つです。
表面的な理由ではなく、企業独自の強みや特徴に触れると、志望度の高い文章が書けるでしょう。
②業務内容や企業文化を本当に理解しているのか
採用担当者は、応募者が企業の業務内容や企業文化を正確に理解しているかを見ます。
なぜなら、志望者が仕事内容を理解していないまま入社し「思っていた内容と違う」などの理由で辞められるのを避けたいからです。
そのため、志望動機では事前に調査した企業の業務内容や、企業の考え方に共感するポイントを具体的に書き、理解度の深さを伝える内容と取り入れましょう。
③モチベーションや活躍可能性は高いのか
企業は、入社後にどれだけのモチベーションで働けるか、どう活躍できるかを重要視しています。
採用しても、仕事に対するモチベーションが無かったり、求めているスキルが使えないと採用した意味がなくなってしまいます。
そのため、志望動機に明確な仕事に対するモチベーションや、習得しているスキルが書かれていないと、採用する候補に入りません。
自分の経験やスキルを踏まえて、具体的に企業にどう貢献できるかを示す志望動機を作成し、好印象を与えられるようにましょう。
新卒就活の志望動機の作り方【構成フレームワーク】

次に、新卒向け志望動機の具体的な作成方法について紹介します。
以下のフレームワークを活用し、論理的かつわかりやすい志望動機を作成しましょう。
- 結論(志望理由)
- 背景(エピソード)
- 今後の展望
①結論(志望理由)
志望動機の最初に、結論として「なぜこの企業を志望するのか」を明確に伝えましょう。
以下の項目を参考にして、志望している理由を簡潔に書くことがおすすめです。
1. なぜその業界を志望しているのか
まず、なぜ志望してる業界を選んだのかを説明しましょう。
志望動機の最初に、業界を志望している理由に触れれば、何を伝えたいかが明確になるため、後に記述する理由などが理解しやすい文章が完成します。
後に、業界の特徴や自分が業界に対して感じた魅力について触れると、説得力のある志望理由になるでしょう。
2. なぜその企業を志望しているのか
次に、なぜその企業で働きたいのかを具体的に述べましょう。
企業に対する志望理由がないと、他の企業でも良いと判断されてしまい、良い印象を生みません。
そのため、他の企業と比較して、応募先の企業独自の強みや魅力を明確に説明する内容が求められます。
志望動機の中に、御社で働きたい意志が伝わるような文章を作成しましょう。
②背景(エピソード)
志望動機に説得力を持たせるためには、具体的な経験やエピソードを交える内容が有効です。
エピソードを取り入れれば、自分が志望する業界や企業に対してどれだけ熱意を持っているかを伝えられます。
以下の項目を参考に、志望動機に背景(エピソード)を取り入れるようにしましょう。
具体的なエピソード
過去に経験・学んだ内容を踏まえて、志望先の企業の仕事にどう生かせるかを具体的に書きましょう。
数字や事実を盛り込めれば、信憑性が高まり、より具体的なイメージを採用担当者に伝えられます。
具体的なエピソードでは、志望理由やどう貢献できるかをエピソードとして取り入れるようにしましょう。
③今後の展望
最後に、入社後の目標や展望を述べ、志望動機を締めくくりましょう。
企業にとっては、長期的に活躍できる人材かどうかを見極める重要なポイントです。
以下の項目を参考に、入社後の目標や展望を取り入れた志望動機を作成してください。
1. 入社後に志望企業で実現したいこと
入社後に具体的なキャリアを実現したいのか、自分のキャリアビジョンと照らし合わせて説明しましょう。
志望動機に入社後に実現したい内容が含まれていない場合、長期的なキャリアが期待できないと判断される恐れがあります。
そのため、企業の目標や方向性に合致した具体的な目標を提示し、入社後に貢献したい意志を伝えましょう。
2. 将来的な目標
さらに、将来の長期的な目標についても触れましょう。
入社後の成長やキャリアプランをしっかりと描ければ、採用担当者に長く活躍できる人材であるとアピールできます。
多くの企業は、長期的に活躍してくれる人材を求めているため、志望動機で長期的な目標を掲げるのも効果的です。
志望動機を書く前に確認しておくべき3つのこと

志望動機で失敗しないために、確認しておくべきポイントがいくつかあります。
以下3つのポイントを事前に押さえておけば、より効果的な志望動機を作成できるでしょう。
- 志望企業が求めている人物像を知っておく
- 業務内容について説明会やOBOG訪問で把握しておく
- 入社後の展望を明確にしておく
①志望企業が求める人物像を知っておく
同じ業界に居ても、企業ごと目標や人柄に違いがあるため、求める人物像も同様に変化します。
業界で求められるスキルを持っていたとしても、理想の人物像とかけ離れていると不合格になる恐れもありますよ。
そのため、志望企業が理想としている人材をしっかりと理解し、志望動機を書かなければ採用されません。
求人情報や企業のホームページ、面接官の話などから情報を集めましょう。
②業務内容について説明会やOBOG訪問で把握しておく
企業の業務内容については、事前に詳しく理解しておく必要があります。
志望している企業についての知識が浅いと、本気で志望しているかが判断できないため、採用されません。
説明会やOBOG訪問を活用し、業務の詳細や雰囲気、働く上でのリアルな情報を収集するために行動しましょう。
③入社後の展望を明確にしておく
入社後にどうキャリアを描くか、将来の展望が明確になれば、魅力的な志望動機が完成します。
結論や志望理由を述べても、入社してからやりたい仕事が明確になっていないと、事業を理解していないだけではなく、収入目的と判断される可能性があります。
そのため、入社後のキャリアパスと企業の目標をリンクさせた形でアピールしましょう。
新卒就活の履歴書・ESの志望動機の例文20選

ここからは、実際の志望動機の例文を業界別、職種別、魅力ポイント別に紹介します。
自分の状況に合った例文を参考にしつつ、オリジナリティを加えて志望動機を作成しましょう。
- 業界別の志望動機例文10選
- 職種別の志望動機例文5選
- 魅力ポイント別の志望動機例文5選
①業界別の志望動機例文10選
まず、業界別の志望動機例文を10パターン紹介していきます。
自分が志望している業界があれば、参考にしながら作成を進めてください。
- 広告業界の場合
- 商社業界の場合
- 不動産業界の場合
- IT魚介の場合
- 金融業界の場合
- コンサルティング業界の場合
- 食品業界の場合
- 化粧品業界の場合
- 人材業界の場合
- アパレル業界の場合
1.広告業界の場合
広告業界での志望動機では、クリエイティビティやマーケティングへの関心、業界の成長性などを強調すると良いでしょう。
私は、創造的なアイデアで人々の心を動かす広告に強い魅力を感じ、広告業界を志望いたします。 大学でマーケティングとコミュニケーションを学ぶ中で、消費者心理と市場動向の理解が重要であると実感しました。 広告は情報を伝えるだけでなく、人々の価値観に影響を与え、社会を豊かにする力があると考えています。 貴社での経験を通じて、クライアントと消費者を繋ぐ広告を創り上げ、社会に貢献したいです。 |
2.商社業界の場合
商社ではグローバルな視点やビジネスのダイナミズムが求められため、国際的なビジネス展開に興味がある意志を示すと良いでしょう。
私は、世界を舞台にビジネスを展開する商社業界に強い魅力を感じ、志望いたします。 大学時代、海外留学や国際貿易の研究を通じて、異なる文化や市場でのビジネスの多様性とダイナミズムに触れました。 商社はグローバルなネットワークを活かし、国際的な課題を解決する役割を果たしていると考えています。 私も、貴社の多様な事業を通じて、世界各地の経済発展に貢献し、グローバルなビジネスリーダーとして成長したいです。 |
3.不動産業界の場合
不動産業界での志望動機では、都市開発や地域貢献への関心、顧客のニーズに応えるための提案力をアピールしましょう。
具体的なプロジェクトに触れ、自分がどう貢献できるかを述べる内容が求められます。
私は、都市開発を通じて人々の生活と街の未来を創造する不動産業界に強い関心を抱き、志望いたします。 特に、都心の再開発プロジェクトが都市の活性化に与える影響に魅力を感じています。 大学では都市計画や建築の講義を通じ、人口増加や環境問題に対応する都市の持続可能な発展について学びました。 貴社の大規模プロジェクトに参加し、街づくりに貢献しながら、未来の都市を創造する一翼を担いたいと考えております。 |
4.IT業界の場合
IT業界では技術革新に対する関心や、プログラミングスキルのアピールが鍵です。
業界の成長性や自分の技術的な強みを踏まえ、どう貢献できるかを具体的に説明しましょう。
私は、プログラミングスキルを活かして革新的なソリューションを提供するIT業界に大きな魅力を感じ、志望いたします。 大学では、複数のプログラミング言語を習得し、ウェブアプリケーションの開発やデータ解析のプロジェクトに取り組みました。 特に、PythonやJavaを用いたシステム開発に強い興味があり、効率的でユーザーにとって使いやすいサービスを創り出すことに喜びを感じています。 貴社での実務経験を通じて、自身のスキルをさらに磨き、次世代のITサービスを支えるエンジニアとして貢献したいと考えています。 |
5.金融業界の場合
金融業界での志望動機では、金融市場への興味や数字を扱う能力を強調しましょう。
私は、数字を用いた分析力を活かし、金融業界で価値を創造したいと考え、志望いたします。 大学で経済学を専攻し、統計学やファイナンスの講義を通じて、データ分析や数理的アプローチの重要性を学びました。 特に、膨大なデータから市場の動向やリスクを見極め、最適な意思決定を行うプロセスに魅力を感じています。 貴社のグローバルなフィールドで、データに基づいた提案を行い、顧客と市場の双方に貢献できる金融のプロフェッショナルとして成長したいです。 |
6.コンサルティング業界の場合
コンサルティング業界での志望動機では、課題解決能力や論理的思考力をアピールしましょう。
過去の経験を通じて、どう問題を解決してきたかを具体的に述べると良いでしょう。
私は、課題解決能力を活かして企業の成長を支援するコンサルティング業界に強い関心を抱き、志望いたします。 大学時代、複雑な問題を分析し、論理的に解決策を導くためのプロジェクトに取り組んだ経験があります。 特に、多角的な視点から現状を把握し、クライアントに最適な戦略を提案するプロセスに魅力を感じています。 貴社での実務を通じて、多様な業界での課題解決に挑み、企業の発展に貢献するコンサルタントとして成長したいと考えています。 |
7.食品業界の場合
食品業界での志望動機では、安全性や品質管理への関心、または健康志向に対する理解を示すと良いでしょう。
また、特定のブランドや商品に対する興味を具体的に述べる内容も効果的です。
私は、人々の健康を支える食品業界に強い興味を抱き、志望いたします。 大学では栄養学や健康に関する講義を通じ、食生活が人々の心身に与える影響の大きさを学びました。 特に、健康志向が高まる中で、消費者にとって安全で栄養バランスの取れた食品を提供することが重要だと感じています。 貴社の製品がそのニーズに応え、豊かな食生活をサポートしている点に共感し、私もその一翼を担い、消費者の健康を守る食品づくりに貢献したいと考えています。 |
8.化粧品業界の場合
化粧品業界では、トレンドへの敏感さや美容に対する情熱が求められます。
自分の美容に対するこだわりや、ブランドに対する共感を伝えれば、強い志望動機をアピールできるでしょう。
私は、常に変化する美容トレンドに敏感であり、その知識を活かせる化粧品業界に強い魅力を感じ、志望いたします。大学時代、美容に関する情報を収集し、SNSや雑誌での最新トレンドを日々チェックしてきました。特に、消費者のニーズや市場の変化に素早く対応することがブランドの成功につながると考えています。貴社の革新的な製品開発とマーケティング戦略に共感し、私のトレンド感覚を活かしながら、消費者に支持される魅力的な商品づくりに貢献したいと考えています。 |
9.人材業界の場合
人材業界での志望動機では、人との関わりやコミュニケーションスキルを強調すると良いでしょう。
また、人材業界の社会的貢献性に触れつつ、自分の経験を通じてどう企業に貢献できるかを説明できれば、通過率の高い志望動機を作成できます。
私は、コミュニケーションスキルを活かして人と企業をつなぐ人材業界に強い魅力を感じ、志望いたします。 大学時代、ゼミやインターンシップで培った対話力を通じて、相手のニーズを正確に理解し、最適な提案を行うことができました。 人材業界では、求職者と企業双方の期待に応えるマッチングが重要であり、私の強みである対話力と信頼関係を築く力が役立つと考えています。 貴社での経験を通じて、より多くの人々のキャリアに貢献したいと考えています。 |
10.アパレル業界の場合
アパレル業界は、ファッションに対する強い関心やトレンドへの敏感さが鍵です。
また、自分のセンスや創造力をどう活かしていくかをアピールすると効果的ですよ。
私は、ファッションが自己表現の一つであり、日常に彩りを与える力があると信じ、アパレル業界を志望いたします。 学生時代からファッションに強い関心を持ち、トレンドを追いながらも自分らしさを大切にするスタイルを探求してきました。 貴社は品質とデザインの両方にこだわり、常に新しい価値を提供し続けている点に共感しています。 私も、貴社の一員として、消費者にとって特別な一着を提案し、ブランドの魅力を広める役割を果たしたいと考えています。 |
②職種別の志望動機例文5選
続いて、職種の志望動機の例文を紹介していきます。
下記に記載されていない職種でも、参考にできる例文になってるため、ぜひ一度目を通してみてください。
- 営業職の場合
- 事務系職の場合
- エンジニア・IT職の場合
- マーケティング職の場合
- 研究職の場合
1.営業職の場合
営業職では、コミュニケーション能力や目標達成に対する意欲が求められます。
過去の経験を通じて培った交渉力やプレゼンテーションスキルを具体的に述べましょう。
私は、目標を達成するために全力を尽くすことに大きなやりがいを感じ、営業職を志望いたします。 大学時代、部活動でリーダーとしてチームの目標を設定し、メンバーと協力して達成に向けて取り組んだ経験があります。 この経験から、常に成果を追求し、困難に直面しても粘り強く解決策を模索する姿勢を身につけました。 営業職では、自らの努力が結果に直結するため、私の強みを最大限に活かせると確信しています。 貴社での営業活動を通じて、成長し続けながら高い目標を達成したいと考えています。 |
2.事務系職の場合
事務系職では、細やかな作業への対応力や、効率的な仕事の進め方が求められます。
正確さやスピード感を持って仕事に取り組む姿勢をアピールするのが効果的です。
私は、正確さと効率性を重視し、業務を円滑に進めることにやりがいを感じ、事務系職を志望いたします。 大学時代、複数のプロジェクトやアルバイトを両立し、優先順位を考慮しながら効率よく業務を進める力を磨きました。 特に、タスク管理やスケジュール調整を工夫することで、常に期限内に高い品質で仕事を完遂できることに自信を持っています。 貴社での事務業務においても、効率的な業務遂行とチームサポートを通じて、組織全体の生産性向上に貢献したいと考えています。 |
3.エンジニア・IT職の場合
エンジニアやIT職では、技術的なスキルや専門知識が重視されます。
プログラミング経験やプロジェクトでの実績を基に、どう技術力を発揮できるかを述べましょう。
私は、技術的な知識とスキルを活かし、社会に貢献できるエンジニア・IT職に強い興味を抱き、志望いたします。 大学でプログラミングやシステム開発を学び、特にJavaやPythonを用いたアプリケーション開発に注力してきました。 個人プロジェクトでは、データベース構築やAPIの実装を行い、効率的なシステムを作り上げる経験を積みました。 貴社では、その技術力をさらに深めると同時に、チームでの開発経験を通じて、より高度なシステム設計や運用に貢献したいと考えています |
4.マーケティング職の場合
マーケティング職では、分析力や戦略的思考が重要視される職業です。
過去のマーケティング経験やデータ分析に基づいた戦略立案の成功事例を交え、アピールすると良いでしょう。
私は、データに基づく分析力を活かして、消費者ニーズに応じた戦略を立案するマーケティング職に強い関心を持ち、志望いたします。 大学ではマーケティングリサーチを専攻し、データ解析や消費者行動の研究に取り組んできました。 特に、統計データや市場調査の結果をもとに、顧客のインサイトを引き出し、それを反映させた施策を提案する力には自信があります。 貴社のマーケティングチームで、これまで培った分析力を活かし、効果的なプロモーションや商品戦略に貢献したいと考えています。 |
5.研究職の場合
研究職では、専門知識や探求心が求められます。
過去に行った研究経験や、今後の研究に対する意欲を具体的に伝え、強い志望動機をしめしましょう。
私は、過去に行った研究経験を活かして、新しい知見を生み出す研究職に大きな魅力を感じ、志望いたします。 大学では、○○に関する研究に従事し、データ収集から仮説検証、論文執筆まで一連のプロセスを経験しました。 特に、問題解決のために複数のアプローチを試みながら、データ解析を駆使して仮説を検証する過程に強い興味を持っています。 貴社の研究開発チームで、私の専門知識と経験をさらに深めながら、科学的発見や技術革新に貢献したいと考えています。 |
③魅力ポイント別の志望動機例文5選
最後に、企業に感じた魅力を志望動機に取り込んだ例文を紹介していきます。
以下の例文を参考に、インターンシップや説明会を通して魅力に感じた内容を志望動機に取り入れましょう。
- OBや社員など人に魅力を感じた場合
- 事業・プロダクションに魅力を感じた場合
- 社風に魅力を感じた場合
- 企業理念に魅力を感じた場合
- 勤務地に魅力を感じた場合
1.OBや社員など人に魅力を感じた場合
OBや現役社員との交流から企業に興味を持った場合、その経験を志望動機に取り入れれば、企業の文化や人間関係に対する理解を示せるでしょう。
私が貴社を志望した理由の一つは、貴社の社員の方々の姿勢に強く感銘を受けたことです。 大学のOB訪問や説明会でお会いした社員の方々は、仕事に対する情熱とプロフェッショナル意識が高く、常に挑戦を続ける姿が印象的でした。 特に、困難な状況でもチームで協力し、前向きに解決策を見出す姿勢に深く共感しました。 私もその一員として、学んだ知識と情熱を活かし、チームの一員として貢献しながら成長していきたいと強く感じています。 貴社でのキャリアを通じて、共に目標を達成し、さらなる成長を遂げたいです。 |
2.事業・プロダクトに魅力を感じた場合
企業の事業やプロダクトに魅力を感じた場合、特定の事業や製品に対する関心と、どう貢献したいかを述べましょう。
私は、貴社の事業とプロダクトに強い魅力を感じ、志望いたします。 特に、○○という製品が市場に提供する価値に感銘を受け、消費者のニーズに応えながら常に革新を続ける姿勢に共感しています。 大学で学んだマーケティングや製品開発の知識を活かし、貴社のプロダクトをさらに成長させ、より多くの人々にその魅力を伝える役割を担いたいです。 また、貴社の事業が社会に与える影響や持続可能な発展への取り組みにも強く共感しており、貴社の一員として共に新しい価値を創り出すことに貢献したいと考えています。 |
3.社風に魅力を感じた場合
企業の社風に魅力を感じた場合、自分の価値観や働き方の理想と合致する部分を強調できれば、強い志望度をアピールできます。
私は、貴社の社風に強い魅力を感じ、志望いたします。貴社の説明会やOB訪問を通じて、社員の皆様が自由な発想を尊重し、挑戦を歓迎する環境であることを知りました。 このような風通しの良い社風の中で、個々の意見が尊重され、若手社員も積極的に意見を発信できることに大きな魅力を感じています。 私もその一員として、積極的に学び、成長しながら新しい挑戦を続けたいと考えています。 また、貴社のチームワークを重視する姿勢にも共感しており、貴社で共に目標を達成し、より良い成果を生み出していきたいです。 |
4.企業理念に魅力を感じた場合
企業理念に共感することは、志望動機の重要な要素です。
企業のビジョンや使命に対して自分がどう共感し、実現するためにどう企業に貢献したいかを具体的に述べましょう。
私は、貴社の企業理念に強い共感を覚え、志望いたします。 貴社が掲げる「○○」という理念は、社会に貢献しながら持続可能な発展を目指す姿勢を明確に示しており、私自身が大切にしている価値観と一致しています。 大学で学んだ○○分野の知識を通じて、社会課題の解決に貢献したいという思いが強まり、そのような志を持つ貴社で働くことに大きな意義を感じています。 貴社の理念を体現するプロジェクトに携わり、社会にインパクトを与える一翼を担いたいと考えています。 |
5.勤務地に魅力を感じた場合
勤務地に魅力を感じた場合、同じ地域に住むことで得られる利便性や、自分の生活スタイルに合っている点をアピールしましょう。
私は、貴社の勤務地に大きな魅力を感じ、志望いたします。 ○○市は、近年急速に発展しており、ビジネス環境が整っているだけでなく、文化的な多様性や生活の質も高い地域です。 このようなダイナミックな環境で働くことは、私にとって大きな刺激と成長の機会になると感じています。 さらに、貴社の事業活動が地域経済に貢献している点に共感しており、私もこの地で仕事を通じて地域社会の発展に寄与したいと思っています。 勤務地の魅力を最大限に活かし、貴社でのキャリアを積み重ねていきたいと考えています。 |
好印象な志望動機を書くにあたっての注意点

好印象な志望動機を作成するための注意点について解説します。
以下ののポイントを押されば、より魅力的な志望動機が作成できるでしょう。
- 結論からわかりやすく構成する
- 記入欄・指定文字数の8割以上は書く
- 話し言葉と書き言葉を使い分ける
- 誤字脱字を必ずチェックする
①結論から分かりやすく構成する
志望動機は、結論から先に述べる「逆ピラミッド型」で構成すると、採用担当者にとって理解しやすい内容にできます。
結論が先決して頭に入れば、後から説明する志望理由やエピソードが理解しやすくなるからです。
一方、エピソードや志望理由を最初に長々と書いてしまうと、何を伝えたいかが明確に伝わりません。
そのため、志望動機は結論を簡潔に述べ、わかりやすい構成にしましょう。
②記入欄・指定文字数の8割以上は書く
履歴書やエントリーシートの志望動機欄には、必ず指定文字数の8割以上を書くようにしましょう。
空欄が多いと、本当に自社を企業しているのかと採用担当者が疑問を抱いてしまうため、志望動機は指定文字数の8割以上を埋めるのが基本です。
本当に熱意があれば、業界や企業について理解を深め、内容の濃い志望動機を作成してください。
③話し言葉と書き言葉を使い分ける
ESと面接では、適切な言葉遣いを使い分けることが重要です。
ESでは書き言葉を用い、論理的かつ簡潔に自身の思いを伝えましょう。一方、面接では話し言葉を活用し、自然な対話を心がけます。
言葉遣いの違いを意識し、状況に応じた適切な表現を選ぶことで、自己アピールの効果を最大限に高められるでしょう。
④誤字脱字を必ずチェックする
誤字脱字は、採用担当者に悪い印象を与える原因です。
志望動機の中に誤字脱字があると、熱量が伝わりきらず、本当に志望していないと判断される恐れがあります。
そのため、志望動機を必ず何度もチェックし、完璧な状態で提出できるように心がけましょう。
就活の志望動機が思いつかないときの対処法

志望動機がなかなか思い浮かばない場合、いくつかの方法で突破口を見つけられますよ。
ここからは、就活で明確な志望動機が思いつかないときの対処法について解説します。
- 企業の魅力を再度整理して確認する
- 自分史を書いて経験やモチベーションを振り返る
①企業の魅力を再度整理して確認する
まず、企業の魅力をもう一度整理し、自分にとってなぜ応募先の企業が特別なのかを考えてみましょう。
事業内容や企業理念、サービスなど企業の特徴を再確認できれば、志望した時の考えを再度認識できます。
一度魅力に感じた企業なら、何がきっかけになったかを思い出しやすいため、再度見返しましょう。
②自分史を書いて経験やモチベーションを振り返る
自分史を作成し、今までの経験や成長を振り返れば、自分の価値観や強みが見えてきます。
たとえば、学生時代に英検を獲得していたり部活で大会に出場したりと、気づいていないだけで実績にできる経歴はあります。
そのため、志望動機で自分の売り方について迷っている方は、学生時代の自分を振り返り、アピールできるポイントを探しましょう。
志望動機と自己PRをまとめて書くにはどうすればいい?

志望動機と自己PRをまとめて書く場合は、自己PRで伝えたい強みを軸に、志望理由に絡めて説明しましょう。
以下の項目を参考に、自己PRと志望動機をまとめて書いてください。
- 志望動機と自己PRはアピールする内容が違う
- 同じ欄が指定されている場合には両方を盛り込もう
①志望動機と自己PRはアピールする内容が違う
志望動機と自己PRは、似ていますがアピールする内容に違いがあります。
志望動機は「なぜこの企業を選んだのか」、自己PRは「自分が企業にどう貢献できるか」が中心です。
また、志望動機と自己PRをまとめて作成できれば、一貫性のあるアピールができるため、説得力のあるPRができるでしょう。
②同じ欄が指定されている場合には両方を盛り込もう
企業によっては、志望動機と自己PRを一つの欄に書くように求められる場合があります。
この場合、どちらかを端的に書くのではなく、バランスよく盛り込んだ内容にしましょう。
志望理由を述べた後に、自己PRで強みを補強する形で書くと、説得力のある志望動機ができます。
新卒の志望動機は企業が求めている人物像の分析が大事

新卒の就活における志望動機の作成は、企業が求めている人物像を理解し、理想に合った形で自分をアピールしましょう。
企業研究を徹底し、志望理由を明確にした上で、論理的かつ具体的な内容を盛り込むと、通過率を上げられます。
志望動機を書く際は、志望する企業を分析を繰り返し、自分ができる限りのアピールをしてくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。