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就活にリュックは不向き?面接で避けたい理由と対処法

就活にリュックで行っても大丈夫なのかと迷う学生は少なくありません。移動しやすく収納力もあるリュックですが、面接の場ではマイナス評価につながることもあります。

この記事では、リュックが不向きとされる理由や使えるケース、選び方や対処法を解説します。さらに、就活にふさわしいバッグの選択肢やおすすめのビジネスリュックも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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目次

就活でリュックはOK?NG?

就活で、リュックを使ってよいのか迷う学生は少なくありません。結論として「完全にNGではない」ですが、選び方や使い方によって印象が変わります

リュックが許されるかどうかは、場面や企業文化に左右されます。説明会や移動が多い日には便利でも、面接本番では「カジュアル過ぎる」と思われる場合もあるのです。

そのため学生は「利便性」と「印象」のバランスを意識することが大切でしょう。落ち着いた色や自立するデザインのリュックであれば、清潔感を損なわず自然に使用できます。

つまりリュックの可否を決めるのはアイテムそのものではなく、場面に合った選び方と扱い方だといえるでしょう。

就活でリュックが不向きとされる理由

就活でリュックを使うのは便利に感じるかもしれませんが、企業によってはマイナス評価につながることがあります。ここでは、リュックが不向きとされる代表的な理由を紹介しています。

  1. スーツにシワがつき清潔感を損なうため
  2. カジュアルで軽い印象を与えるため
  3. 自立しないため置き場所に困るため
  4. 大きすぎて圧迫感や場違いな印象を与えるため
  5. 「準備不足」と見られる可能性があるため

①スーツにシワがつき清潔感を損なうため

リュックを背負うと肩や背中に強い圧力がかかり、生地に負担がかかってシワが寄りやすくなります。特に、黒や紺のスーツは光の加減でシワが目立ちやすく、清潔感に欠ける印象を与えがちです。

シワが増えると「身だしなみに気を配れていない」という評価につながる可能性もあります。面接や説明会では第一印象が大切なため、この小さな見た目の乱れが合否を左右することさえあるでしょう。

②カジュアルで軽い印象を与えるため

リュックは、動きやすく収納力もあり学生生活では便利ですが、フォーマルな就活の場では「学生らしさが抜けていない」「真剣さに欠ける」といった印象を持たれることがあります。

特に、年配の面接官や伝統的な業界では、ビジネスバッグが常識とされていることも多いため注意が必要です。

面接官によっては「社会人としての準備不足」と受け取られる可能性も否定できず、せっかくの努力が見た目で損なわれてしまうリスクがあります。

③自立しないため置き場所に困るため

一般的なリュックは床に置くと倒れやすく、だらしなく見えてしまうことがあります。さらにバランスを崩して中の書類が折れたり、荷物が散乱してしまう恐れも少なくありません。

面接や説明会では一挙手一投足が評価対象になるため、バッグを置いたときの見え方ひとつでも印象を左右します。

安定感のないリュックは「配慮に欠ける」「落ち着きがない」というイメージを持たれる可能性があるため、注意が必要です。

④大きすぎて圧迫感や場違いな印象を与えるため

容量の大きなリュックは通学や旅行には便利ですが、就活の場では「荷物が多すぎる」「場に合っていない」と感じさせてしまいます

特に、狭い面接会場や説明会では、隣の人に圧迫感を与えるほか、スペースを取ってしまうことでマナー違反と受け取られることもあります。

また、必要以上に大きなカバンを持つことは「無駄が多い」「準備不足」といった印象につながりかねず、細かい部分で評価を下げる要因になる可能性があるでしょう。

⑤「準備不足」と見られる可能性があるため

就活でリュックを使っていると、面接官から「ビジネスバッグを用意していないのは準備不足ではないか」と思われるリスクがあります。

たとえ中身を整理していても、第一印象の段階で「基礎的なマナーを理解していない」と判断される場合もあります。

特に、厳格な企業文化を持つ業界では、形式的な部分が重視されやすいため要注意です。結果的に「準備不足」という評価は、志望度や誠意の低さと結びつけられてしまうこともあるでしょう。

リュックが許容される業界・職種とは

就活では、リュックが好ましくないとされる場合もありますが、すべての業界で否定されるわけではありません。

実用性や自由な社風を大切にする企業では、リュックが自然に受け入れられることも多いでしょう。ここでは、リュックが使いやすい業界や職種を紹介します。

  1. IT・ベンチャー業界
  2. クリエイティブ業界
  3. 広告・デザイン業界
  4. メーカーや研究職など移動の多い職種
  5. 外資系企業
  6. 私服勤務が認められている企業

①IT・ベンチャー業界

ITやベンチャー業界は、効率とスピードを重視する文化が強く、実用性のあるリュックは自然に受け入れられる傾向があります

社員もカジュアルな服装で働くことが多く、黒や紺のシンプルなリュックならほとんど違和感はありません。

ノートパソコンやガジェット類を持ち歩く機会が多い点からも、収納力のあるリュックは理にかなっています。

ただし、派手な色や過度な装飾があるものは「学生っぽさ」を残してしまうため、無難なビジネス仕様を選んでおくと安心です。

②クリエイティブ業界

デザインや出版、映像関連などのクリエイティブ職は、個性を尊重する風土が強い業界です。そのため、バッグの選択にも比較的自由度があり、リュックでの参加も自然に受け入れられます

ポートフォリオやサンプル、資料などを持ち運ぶ必要があるため、容量が大きく機能性に優れたリュックは特に便利です。

ただし「自由だから何でもいい」というわけではなく、汚れていたりヨレていたりすると信頼性を損なう恐れがあります。清潔感を保ちつつ、自分らしさを表現できる程度のデザイン性を意識すると良いでしょう。

③広告・デザイン業界

広告やデザイン系の企業も、柔軟でオープンな社風を持つケースが多く、リュック使用への抵抗は少ないのが特徴です。

資料やノートパソコンを常に持ち歩く必要がある就活生にとって、リュックは利便性の高い選択肢でしょう。

ただし、この業界は取引先やクライアントとの打ち合わせが多く、その場ではフォーマルさが求められる場合があります。

したがって、状況に応じてリュックとビジネスバッグを使い分ける柔軟さを持つことが望ましいでしょう。

④メーカーや研究職など移動の多い職種

メーカーや研究職では出張や現場への移動が多く、両手を自由に使えるリュックは非常に実用的です。書類だけでなくツールや機材を持ち運ぶ場面でも役立ち、就活中に使用しても違和感は少ないでしょう。

特に、研究職は合理性を重視する傾向があるため、シンプルで機能性に優れたリュックならむしろ好印象につながることもあります。

ただし、ビジネスの場であることを忘れず、落ち着いた色合いと清潔感のあるビジネス仕様を選ぶことが重要です。

⑤外資系企業

外資系企業は、合理性と実用性を大切にする文化が強く、リュックの利用にも比較的寛容です。特に、整理しやすく機能性に優れたバッグは、むしろ効率的だと評価されることもあります。

また、海外拠点との交流が多い職場では、カジュアルなビジネススタイルが一般的な場合もあり、リュックが自然に馴染むでしょう。

ただし、すべての外資系企業が同じではなく、金融やコンサルなど一部の業種ではフォーマルさが重視されます。事前に企業研究をして、職種や本社文化を確認したうえで判断すると安心です。

⑥私服勤務が認められている企業

私服勤務が認められている企業では、社員自身がリュックを日常的に使っているケースが多いため、就活生が持参しても違和感はありません。

通勤時の快適さや実用性が重視される環境では、むしろ自然な選択肢と言えるでしょう。しかし、就活という場では最低限の清潔感が求められます。

無地でシンプルなデザインを選び、スポーティーすぎるものや派手な色は避けてください。企業文化に合わせつつ、信頼感を損なわないバランスを意識することが大切です。

就活でも使えるリュックの選び方

就活でリュックを使うとき、選び方を誤るとカジュアルすぎる印象を与えてしまいます。逆に、適切なポイントを押さえれば機能的で清潔感のあるスタイルに見せることができるでしょう。

ここでは、就活に適したリュック選びの基準を紹介します。

  1. 落ち着いた色でシンプルなデザインを選ぶ
  2. A4サイズの書類が収納できるサイズ感を選ぶ
  3. 自立する設計で床に置いても安定するものを選ぶ
  4. 防水や通気性など機能性を備えたものを選ぶ

①落ち着いた色でシンプルなデザインを選ぶ

就活用のリュックは、黒やネイビーのような落ち着いた色が基本です。柄物や大きなロゴ入りはカジュアルに見えやすく、誠実さを欠く印象につながることがあります。

特に、就活では第一印象が重要なため、派手さよりも無難さを優先するのが正解です。無地で余計な装飾のないものを選べばスーツとの相性が良く、全体的に落ち着いた雰囲気を演出できます。

シンプルさは「清潔感」や「誠実さ」を表現する近道であり、面接官に不快感を与えないための大切な工夫になるでしょう。

②A4サイズの書類が収納できるサイズ感を選ぶ

就活では、企業から受け取る資料やエントリーシートを持ち歩く場面が多く、A4がしっかり収まるサイズは必須条件です。

小さなバッグに無理やり書類を入れると折れたり曲がったりして、だらしない印象を与えてしまいます。

また、就活ではノートパソコンやタブレットを持ち歩く機会も増えるため、A4書類と一緒に収納できる容量があると安心です。

荷物がすっきり収まるリュックは見た目もスマートで、余裕を持って活動できるでしょう。

③自立する設計で床に置いても安定するものを選ぶ

説明会や面接では、バッグを床に置くシーンが多々あります。その際、リュックが倒れてしまうと周囲にだらしない印象を与えるうえ、荷物がこぼれ出てしまうリスクもあるでしょう。

自立する設計のリュックなら見た目が整い、会場でも落ち着いた雰囲気を保てるため安心です。さらに、底に補強が施されているタイプは型崩れしにくく、長期間きれいに使い続けられる点でも優秀でしょう。

外見と機能の両方を意識した選び方が、就活での信頼感につながります

④防水や通気性など機能性を備えたものを選ぶ

雨の日や暑い季節でも快適に使えるように、防水性や通気性を備えたリュックを選ぶのがおすすめです。

大事な書類やパソコンを水濡れから守れるだけでなく、背中の蒸れを軽減できれば長時間の移動もストレスなく過ごせます。

また、小物や筆記用具を整理できるポケットが複数あるタイプなら、必要なものをすぐに取り出せて行動も効率的になるでしょう。

リュックは見た目だけでなく実用性も評価されるため、機能性を意識して選ぶことが成功のポイントです。

就活で避けたほうがよいリュックの特徴

就活にリュックを使うこと自体は問題ありませんが、選び方を間違えると面接官に悪い印象を与えることがあります。

見た目の清潔感や落ち着きは信頼感につながるため、避けるべき特徴を知っておくことが大切です。ここでは、就活で控えたほうがよいリュックのポイントを整理しました。

  1. 派手な色やロゴ入りのもの
  2. カジュアルすぎるアウトドアリュック
  3. 型崩れしやすいもの
  4. 大きすぎて荷物がパンパンに見えるリュック
  5. 素材が安っぽく光沢のあるリュック

①派手な色やロゴ入りのもの

鮮やかな色や大きなロゴが入ったリュックは、学生らしさやカジュアルさが目立ちやすいです。就活では誠実さや落ち着きが重視されるため、派手さは評価を下げる原因になります。

特に、面接ではスーツとの調和が求められるので、黒や紺などの落ち着いた色が無難でしょう。デザインの主張が強いリュックは避け、シンプルで無地のものを選ぶと安心です。

②カジュアルすぎるアウトドアリュック

登山や旅行用の多機能アウトドアリュックは便利ですが、就活には適していません。ポケットやベルトが多いとラフな印象が強まり、スーツ姿と合わないからです。

担当者から「普段使いをそのまま持ってきたのでは」と思われる恐れもあります。私生活用との兼用を考えるより、就活専用に落ち着いたデザインを選んだほうが安心できるでしょう。

③型崩れしやすいもの

柔らかい素材のリュックは荷物を入れると形が崩れやすく、全体的にだらしなく見えてしまいます。就活では細部の印象も評価に影響するため、型崩れは避けたいところです。

特に、パソコンや書類を入れるとシルエットが安定せず、きちんと感が失われてしまうでしょう。底や側面がしっかり補強されているリュックなら、清潔感と安定感を保てます

④大きすぎて荷物がパンパンに見えるリュック

大きなリュックは収納力があるものの、就活では不向きな場合が多いです。荷物が少なくても不格好に見え、詰め込みすぎるとパンパンに膨らんで悪印象になりかねません。

特に、面接の場では存在感が強すぎて、違和感を与えるでしょう。必要な書類やパソコンが余裕をもって収まる程度のサイズを選び、見た目をすっきりさせてください。

⑤素材が安っぽく光沢のあるリュック

テカテカした合皮や安価なナイロン素材は、カジュアル感や安っぽさを強調してしまいます。就活では第一印象が重要なため、素材選びは慎重に考えるべきです。

マットな質感や落ち着いた風合いのリュックを選べば、スーツとの相性も良く、信頼感を与えられるでしょう。

さらに、安っぽい素材は型崩れしやすいため、長期間の使用にも向きません。質感にこだわることが印象アップにつながります。

リュックしかない場合の対処法

就活を始めるときに、手元にリュックしかない学生も少なくありません。その場合でも、工夫をすれば悪い印象を避けられます。ここでは、リュックしかないときに意識したい対処法を紹介しましょう。

  1. シンプルな無地のリュックを選ぶ
  2. スーツや服装との色合いを統一する
  3. 可能であれば家族や先輩にバッグを借りる
  4. 短期的な利用と割り切り、内定後はビジネスバッグを準備する

①シンプルな無地のリュックを選ぶ

柄物や派手な装飾のあるリュックはカジュアル感が強く、面接官に学生気分が抜けていないと見られるかもしれません。そのため、デザインはシンプルなものを選ぶことが大切です。

特に、黒や紺の無地で落ち着いた色なら、スーツに合わせても違和感は少ないでしょう。さらに余計なベルトや飾りがないタイプなら清潔感も伝わります。

もし複数持っている場合は、この条件に合うものを優先してください。

②スーツや服装との色合いを統一する

リュックは就活では例外的な存在なので、服装と色合いをそろえることが重要です。たとえば、黒のスーツに黒のリュックを合わせれば、全体に統一感が出ます。

一方で、茶色や明るい色のリュックを合わせると浮いてしまい、スーツのフォーマルさを損ねるでしょう。第一印象は、数秒で決まるといわれています。

色をそろえることで違和感をなくし、相手に安心感を与えてください

③可能であれば家族や先輩にバッグを借りる

どうしても手持ちのリュックが就活にふさわしくない場合は、家族や先輩からバッグを借りるのも有効です。新しく購入する余裕がなくても、実際に就活で使っていたバッグなら安心して使えます。

また、借りることで周囲からの協力も得られ、準備への意識も高まるでしょう。短期間の説明会や面接なら、この方法はもっとも手軽な解決策といえます。

④短期的な利用と割り切り、内定後はビジネスバッグを準備する

リュックを使うのは一時的な対応と考え、内定後はビジネスバッグを用意するのが安心です。

社会人になると、取引先への訪問や社内での会議などフォーマルな場面が増えるため、ビジネスバッグは必須となります。

就活中は「限られた期間だから仕方がない」と割り切り、内定後に備えて少しずつ準備を進めてください。そうすれば印象も良くなり、自信を持って社会人生活を始められるでしょう。

就活でリュックを使うときの注意点

就活でやむを得ずリュックを使う場合でも、扱い方次第で印象は大きく変わります。社会人としての礼儀を意識し、小さな所作に気を配ることが大切です。

ここでは、リュックを使う際に注意すべきポイントを紹介します。

  1. 面接会場に入る前にリュックを背中から下ろす
  2. リュックは椅子の横に置き、倒れないようにする
  3. 中身を整理し内容量に余裕を持たせる
  4. ショルダーベルトの長さを適切に調整する

①面接会場に入る前にリュックを背中から下ろす

リュックを背負ったまま会場に入ると、カジュアルで気配りが足りない印象を与えるおそれがあります。ドアを開ける前に、必ず下ろして手に持つようにしてください

これは、ビジネスバッグを持つのと同じ姿勢を示せる方法です。細かな配慮は、面接官に好印象を与える材料になります。

第一印象は短い時間で決まるといわれているため、この習慣が評価に直結する可能性も高いでしょう。

②リュックは椅子の横に置き、倒れないようにする

面接中に、リュックを机の上や膝の上に置くのはマナー違反です。正しい置き方は椅子の横、足元に立てて置くことです。

ただし形によっては自立しにくいため、椅子の脚や壁に寄せて倒れないよう工夫してください。音を立てずに動かせば、場の雰囲気を乱さずに済みます。

周囲に気を配れる態度は、落ち着いた人物だと評価されるきっかけになるはずです。

③中身を整理し内容量に余裕を持たせる

リュックがパンパンに膨らんでいると、だらしない印象を持たれやすいものです。持ち物は必要最小限に絞り、ポケットも整理しておきましょう。余裕があれば形がきれいに保たれ、清潔感が伝わります。

さらに、必要な物がすぐに取り出せる状態にしておけば、説明会や面接で慌てることもありません。整理整頓ができているかどうかは、社会人として信頼できる人かどうかを判断する要素になるでしょう。

④ショルダーベルトの長さを適切に調整する

ショルダーベルトが長すぎるとカジュアルさが強まり、短すぎると不自然で落ち着かない姿勢になります。スーツに合わせる際は、背中にすっきり収まる長さに調整してください。

左右のバランスが崩れないことも大切です。見た目が整うだけでなく、姿勢が良くなり自信を持って歩けるようになります。小さな工夫ですが、全体の雰囲気を引き締める効果は大きいでしょう。

入社後も使えるおすすめのビジネスリュック

就活用に買うリュックは一時的なものではなく、入社後にも使えるものを選ぶと無駄がありません。ここでは、社会人としても長く活用できるリュックの特徴を紹介します。

  1. 社会人になっても使えるシンプルデザイン
  2. 収納力と機能性を兼ね備えたリュック
  3. 男女問わず使いやすい定番ブランドのリュック

①社会人になっても使えるシンプルデザイン

ビジネスの場では、落ち着いた印象を与えるシンプルなデザインが基本です。派手な装飾や大きなロゴがあるリュックは学生らしさが出てしまい、社会人としては不向きでしょう。

そのため、無地で黒やネイビーといった定番色を選んでください。シンプルなものはスーツにも私服にも合わせやすく、長期間活躍します。

結果として就活の場だけでなく、通勤や出張でも違和感なく使えるため、コストパフォーマンスも高いといえるでしょう。

②収納力と機能性を兼ね備えたリュック

就活中は書類や筆記用具、ノートパソコンなど荷物が多くなりがちです。入社後も業務用PCや資料を持ち歩くことが増えるため、収納力があるリュックは重宝します

特に、ノートパソコン用のクッションポケットや、書類を折らずに収納できる仕切りがあると便利でしょう。さらに撥水加工や軽量素材のものなら、雨の日や長時間の移動でも安心です。

荷物を整理しやすいリュックを選ぶことで、就活や仕事に集中できる環境が整います

③男女問わず使いやすい定番ブランドのリュック

長く使うことを考えると、信頼できるブランドを選ぶことも大切です。男女問わず人気のある定番ブランドはデザインが洗練されており、耐久性にも優れています。

ビジネス用に特化したリュックなら、肩への負担を軽減する構造や収納の工夫が備わっている場合が多いです。また、周囲から「きちんと選んでいる」と思われやすい点もメリットでしょう。

結果的に、就活から社会人生活まで安心して長く使えるアイテムになります。

リュック以外の就活バッグの選択肢

就活ではリュックを使うか迷う学生も多いですが、面接や説明会ではよりフォーマルな印象を与えるバッグを選んだほうが安心です。

ここではリュック以外の代表的な就活バッグを紹介し、それぞれの特徴やメリットを解説します。

  1. 定番の手提げタイプのビジネスバッグ
  2. 肩掛け可能な2WAY・3WAYバッグ
  3. 女性に人気のトートタイプのバッグ

①定番の手提げタイプのビジネスバッグ

就活バッグの定番といえば、手提げタイプのビジネスバッグです。もっともフォーマルで信頼感のある印象を与えられるため、企業訪問や面接で安心して使えます。

特に、黒色でシンプルなデザインのものはスーツと調和し、清潔感も演出できるでしょう。収納面でもA4サイズの書類や履歴書を折らずに持ち運べる点が魅力です。

重さを感じやすい一面はありますが、移動時間の短い就活では大きな不便にはなりません。結果として、第一印象を重視したい学生に最適な選択肢といえるでしょう。

②肩掛け可能な2WAY・3WAYバッグ

移動が多く荷物がかさみがちな学生には、肩掛けできる2WAY・3WAYバッグが向いています。手提げとしても使え、必要に応じてショルダーやリュックとして持てるため、状況に合わせて柔軟に対応できます。

合同説明会やインターンなどで資料が増える場面でも、重さを分散できる点は大きな利点です。

ただし、デザインによってはカジュアルに見えてしまうため、落ち着いた色合いで装飾の少ないものを選ぶことが大切でしょう。

機能性とフォーマルさを兼ね備えたバッグなら、快適さと印象の良さを両立できます。

③女性に人気のトートタイプのバッグ

女性の学生には、トートバッグも人気のある選択肢です。大きめの開口部で荷物を出し入れしやすく、収納力も十分にあるため、就活に必要な書類や小物を整理しやすいでしょう。

シンプルで洗練されたデザインを選べば、ビジネスシーンにふさわしい落ち着いた印象を与えられます。一方で、肩にかけたときにずり落ちやすい点は注意が必要です。

持ち手の長さや安定感を確認して選んでください。結果的に、機能性と見た目のバランスを求める女性にとって便利な選択肢となるでしょう。

就活用リュックに関するよくある質問

就活でリュックを使ってよいのか迷う学生は少なくありません。ここでは、会社訪問やインターンなど具体的な場面を想定し、よくある疑問に答えていきます。

状況ごとの注意点を知っておけば、不安を減らして自信を持って就活に臨めるでしょう。

  1. リュックで会社訪問やOB訪問に行っても大丈夫?
  2. インターンシップではリュックを使っても問題ない?
  3. 夏の就活でリュックを使うときの注意点はある?

①リュックで会社訪問やOB訪問に行っても大丈夫?

会社訪問やOB訪問では、リュックは避けたほうが安心です。なぜなら、採用担当者や先輩社員に最初の印象を与える場面では、ビジネスバッグのほうが社会人らしいと見られやすいから。

特に、金融や商社などフォーマルさを重視する業界では、リュックは学生らしさが残ると受け止められるでしょう。

ただし、体調や荷物の関係でどうしても必要な場合は、黒や紺など無地で落ち着いたデザインを選び、建物に入るときは手で持つなど工夫してください。

大切なのは「失礼な印象を与えない工夫」ができているかどうかです。

②インターンシップではリュックを使っても問題ない?

インターンシップでは、リュックを持つ学生も多く見られます。移動のしやすさや荷物の持ち運びを考えると、実用的で便利だからです。とはいえ、デザインに注意する必要があります。

派手な色やカジュアルすぎるものは避け、黒やグレーなど落ち着いたカラーを選ぶと無難でしょう。

企業によっては服装規定が緩く社風も柔らかい場合がありますが、最低限の清潔感と社会人らしさは意識してください。

その結果、場に合った印象を保つことができれば、リュックの使用が大きな問題になることはありません

③ 夏の就活でリュックを使うときの注意点はある?

夏の就活には、特有の注意点があります。まず、背中が蒸れてスーツに汗染みがつきやすいため、通気性の良い素材やメッシュ加工の背面パッドを備えたリュックを選んでください。

軽量設計で、肩に負担がかかりにくいタイプも快適です。また、汗で汚れやすいので定期的に拭き取ることも欠かせません。会場に入ったら床に直置きせず、椅子の横に立てかけるなど配慮してください。

こうした工夫を意識すれば、暑い時期でも清潔感を保ちながら快適に就活を進められるでしょう。

就活でリュックを使うときに押さえておきたいポイント

就活でリュックは完全にNGではありませんが、選び方や使い方を誤ると「清潔感に欠ける」「準備不足」といったマイナス印象につながる可能性があります。

その一方で、ITやベンチャーなどの業界では許容されやすく、機能性を重視したビジネスリュックなら実用的に使えるでしょう。

リュックを選ぶ際は落ち着いた色や自立するデザインを選び、派手さや安っぽさを避けることが重要です。

リュックしかない場合でも工夫次第で十分対応可能なので、自分の状況や志望業界に合わせて最適なバッグ選びを心がけてください。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。