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【例文4選】携帯ショップの志望動機の書き方|向いている人やNG例も紹介

「携帯ショップの志望動機って、何を書けば印象が良くなるの…?」

店舗での接客や提案業務を担う携帯ショップの仕事は、コミュニケーション力や柔軟な対応力が問われる職種です。だからこそ、志望動機では「なぜこの仕事に魅力を感じたのか」「自分の強みがどう活かせるのか」を的確に伝えることが大切です。

そこで本記事では、携帯ショップの志望動機の書き方や構成のポイントを、例文とNG例を交えてわかりやすく解説します。

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人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

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吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

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目次

携帯ショップとは?

携帯ショップは、スマートフォンや携帯電話を取り扱う販売店で、ただ端末を売るだけの場所ではありません。

お客さまのライフスタイルやニーズに合わせて、最適な通信サービスを提案することが求められます。

とくに就活生の多くは「販売職」と聞くと、単純にモノを売る仕事を想像しがちですが、実際には提案力やヒアリング力、契約の説明やトラブル対応など、幅広いスキルが必要になります。

こうした実務を通じて、社会人としての基礎力や応用力を磨けるのも特徴でしょう。さらに、お客さまと直接向き合いながら信頼関係を築く経験は、どの職種にも応用できる強みとなります。

販売という言葉にとらわれず、実態をよく理解することで、志望動機にも深みが生まれるはずです。

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さらに、本記事の後半では実際携帯ショップを志望する際の志望動機を添削しています!

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携帯ショップでの主な仕事内容

携帯ショップの仕事は、ただ携帯電話を販売するだけではありません。お客さま対応から店舗の管理まで幅広く、働く中で多くのスキルが身につく職業です。

ここでは、代表的な業務内容をわかりやすく紹介します。

  1. 商品の販売
  2. ユーザーサポート
  3. イベントやキャンペーンの企画・運営
  4. 在庫管理や店内ディスプレイなどの事務作業
  5. 携帯教室のインストラクター

① 商品の販売

販売はお客さまのニーズに合った機種やプランを提案し、納得して契約してもらえるよう営業する携帯ショップの中心的な業務です

料金プランや端末スペックを丁寧に比較説明し、お客様が最適な選択をできるようにサポートする力が必要です。

ただ商品を売るのではなく、会話の中から本当に必要とされているものを見極めることで、提案力や信頼関係の構築力が鍛えられるでしょう。

その一方で、知識が浅いまま対応してしまうと誤解を生む可能性もあるため、常に情報をアップデートする姿勢が欠かせません。

② ユーザーサポート

ユーザーサポートは、スマートフォンの使い方がわからないといったお客さまの不安や疑問に応える仕事です。たとえば「ネットに接続できない」「アプリの操作がわからない」といった相談に対応します。

ここでは、専門用語ばかりを使うと混乱を招くため、相手に合わせた言葉選びをするなど工夫する必要があります。

こうしたサポートを続けることで、お客さまとの信頼関係が深め、店舗へのリピート率の向上につなげることも仕事の一つです。

③ イベントやキャンペーンの企画・運営

新機種の発売時期やシーズンに合わせて、店頭イベントやキャンペーンを実施することも大切な業務の一つです。

こうした企画には、お客さまの関心を集めるアイデア力や、チームで準備を進める協調性が欠かせません。

企画を立てる段階では、ターゲットとなる世代や地域性を意識して施策を考えます。当日の運営では、スタッフ同士で連携を取りながらスムーズに進行することが大切です。

④ 在庫管理や店内ディスプレイなどの事務作業

店頭業務の裏側では、在庫のチェックや事務処理、売り場づくりといった目立たない作業も数多くあります。たとえばアクセサリや端末の在庫確認、申込書類の整理、季節ごとのディスプレイ変更などです。

このような業務は一見地味に見えるかもしれませんが、店舗運営を支える重要な役割を担っています。

特に在庫管理では、正確さと丁寧さが求められ、ミスを防ぐための意識が自然と身につくようになるでしょう。

⑤ 携帯教室のインストラクター

高齢者を中心にスマートフォンの使い方をレクチャーする携帯教室も携帯ショップの重要な業務です。

インストラクターとして、基本的な操作から便利なアプリの紹介まで、さまざまな内容をわかりやすく伝えることが求められます。

ここでは、相手の理解度に応じて説明を調整したり、質問しやすい雰囲気を作ったりする工夫が大切です。

プレゼン力や場の空気を読む力が自然と鍛えられるため、自分の成長を実感しやすい業務といえるでしょう。

携帯ショップで働くことで得られるスキル

携帯ショップの仕事を通して、社会人として必要なスキルをバランスよく身につけることができます。

ここでは、携帯ショップの選考で強みとしてアピールできる代表的なスキルを3つ紹介します。

  1. 説明力・コミュニケーションスキル
  2. 接客・販売スキル
  3. 携帯・通信に関する専門スキル

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① 説明力・コミュニケーションスキル

携帯ショップでは、料金プランや機種の違いなどをお客さまにわかりやすく伝える力が求められます。ただ説明するのではなく、相手の理解度や関心に合わせて言葉を選ぶことが大切です。

実際の現場では年代もニーズもさまざまなお客さまと接するため、自然と柔軟な対応力も身についていきます。

たとえば、高齢の方に操作方法を案内する際には、専門用語を避けてやさしく伝える工夫が必要です。

② 接客・販売スキル

接客や販売のスキルもアピールできる強みといえます。

携帯ショップでは、商品を紹介するだけでなく、生活スタイルや使い方をしっかり聞き取ったうえで提案する姿勢が必要だからです。

積極バイトの経験から、笑顔や声のトーン、タイミングよい相づちなどアピールすると良いでしょう。

これらは業務を問わず「人と接する力」として、携帯ショップでのキャリアに活かせる強みです。

③ 携帯・通信に関する専門スキル

携帯ショップでの勤務経験がある場合、スマートフォンの機能や料金プランなどの知識をアピールするのも良いでしょう。

こうした知識は、お客さまへの提案に必要不可欠です。しかし、制度の変更や新機種の情報など、常に新しい内容に触れるため、入社後の知識のアップデートもする必要があります。

選考では、今の知識だけでなく、新しい知識を吸収する姿勢も一緒にアピールできると良いでしょう。

企業が携帯ショップで志望動機を聞く理由

携帯ショップの面接では、志望動機を聞かれることがほとんどですが、答える際は質問の意図に沿った答え方をする必要があります。

そこで、ここでは携帯ショップが志望動機を尋ねる意図を具体的に解説します。

  1. 本当に入社意欲があるかを見極めるため
  2. 長期的に働く意思があるかを確認するため
  3. 企業や業務との適性を判断するため

① 本当に入社意欲があるかを見極めるため

企業が志望動機を重視するのは、応募者に本気で働く気持ちがあるかどうかを確かめるためです。動機が曖昧だと、入社後すぐに辞めてしまうおそれを感じてしまいます。

そのため、事前に企業の特徴や仕事の内容をしっかり調べておき、自分の考えや興味とどうつながるのかを伝えることが大切です。

本気で入社したいという気持ちが伝われば、採用担当者の印象も良くなり、選考を有利に進められるでしょう。

② 長期的に働く意思があるかを確認するため

携帯ショップの仕事には、覚えることが多くあります。業務をひと通りこなせるようになるまでにある程度の時間が必要です。だからこそ企業は、すぐに辞めず長く働けるかどうかを重視します

「スキルを身につけて将来に活かしたい」「安定した職場で長く働きたい」といった内容が志望動機にあると、継続的に働く気持ちがあると判断されやすくなります。

反対に「とりあえず応募した」と思わせてしまうような動機では、当然印象が悪くなる可能性が高いでしょう。

③ 企業や業務との適性を判断するため

志望動機は、応募者と企業の相性を知る手がかりになります。携帯ショップでは、人と接することや、トラブルに対応する柔軟さが必要です。

「話すのが得意」「相手の立場で考えることを意識している」といった強みを志望動機に盛り込めば、適性があると判断されやすいでしょう。

逆に、仕事内容をあまり理解していないまま面接を受けると、ミスマッチと思われる可能性があります。

携帯ショップに向いている人の特徴

携帯ショップで働くうえで、自分が向いているか不安に思う人もいるかもしれません。

ここでは、実際の現場で活躍しているスタッフに多く見られる特徴を4つ紹介します。

  1. 初対面でもスムーズに会話できる
  2. 難しい内容をわかりやすく伝えられる
  3. トラブル時に冷静に対応できる柔軟性がある
  4. 相手のニーズに合わせた提案ができる

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① 初対面でもスムーズに会話できる

携帯ショップでは、初対面のお客さまと会話する機会がほとんどです。そのため、人見知りせず自然に話しかけられる人は活躍しやすいでしょう。

雑談を交えて緊張をほぐしたり、明るい表情で接したりすることで、安心感を与えることができます。とはいえ、話すのが得意でなくても、接客を重ねるうちに少しずつ慣れていく人も多くいます。

完璧を求める必要はありませんが、人と関わることを前向きに楽しめる方にとっては、ぴったりの環境といえるでしょう。

② 難しい内容をわかりやすく伝えられる

料金プランやスマホの機能など、複雑な内容をわかりやすく伝える力はとても重要です。お客さまの中には、専門用語や数字に抵抗を感じる方も少なくありません。

そのため、たとえ話を使ったり言い換えたりしながら説明する力が求められます。

もし説明力に自信がなくても、学ぶ意欲があれば、相手の反応を見ながら日々工夫を重ねていくことで少しずつ身につくようになっていきますよ。

③ トラブル時に冷静に対応できる柔軟性がある

契約の行き違いや端末の不具合など、予期せぬトラブルが起こる場面もあります。そうしたときに感情的にならず、落ち着いて話を聞き、冷静に対応できる人は信頼されやすいです。

一人で抱え込まず、周囲と連携して対処できる体制も整っているため、状況に応じて臨機応変に動ける人や、変化に柔軟に対応できる人は、特に向いているでしょう。

④ 相手のニーズに合わせた提案ができる

ただ商品を案内するだけでなく、「この人に合うプランは何か」を考えて提案できる力が求められます。

ヒアリングを通じて相手の生活スタイルや目的を理解し、最適な選択肢を示すことで、満足度の高い接客につながるのです。

大切なのは、相手の立場に立って考える姿勢です。思いやりと観察力を持って人と接することができる方には、とても適した仕事といえます。

携帯ショップの志望動機の例文

志望動機を書くとき、「どんな表現なら伝わるのか」と悩む方は多いはずです。

ここでは例文を通じて、伝わる志望動機の書き方を紹介しています。

  1. 理念や企業文化に共感した例文
  2. 接客・販売の経験を活かした例文
  3. スマートフォンや通信業界への関心を示す例文
  4. 入社後のビジョンを具体的に伝える例文

さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、4つの例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

また、志望動機がそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの志望動機テンプレを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

志望動機が既に書けている人には、添削サービスである赤ペンESがオススメ!今回のように詳細な解説付きで、あなたの回答を添削します。

①理念や企業文化に共感した例文

ここでは、「理念や企業文化に共感した」ことを志望理由とした志望動機例文を添削しています。

理念への共感だけでなく、自分の経験とどのように重なったかをセットで書くことで説得力が増します。エピソードを交えて具体的に展開しましょう。

「理念や企業文化に共感した」
【結論】
私は、お客様一人ひとりに寄り添った丁寧な接客を通じて、生活をより豊かにするお手伝いができる点に通信サービスを通じて人々の生活に安心と便利さを提供できる点に魅力を感じ、貴社を志望いたしました。
添削コメント|「生活をより豊かにする」という表現は抽象的で業界問わず使えてしまい、評価者に刺さりません。通信インフラを通じた価値提供という携帯ショップならではの具体的な軸に変えることで、志望動機の明確さと独自性が高まりました。
【根拠となるエピソード】
大学時代、アルバイトで家電量販店の販売スタッフとして接客業を経験した際に、「ありがとう」という言葉の重みを実感しました。接客の中で、お客様にとって最適な提案ができたときに初めて心からの感謝をいただけることを学びました。
添削コメント|「ありがとうの重みの実感」ではあまり携帯ショップとの繋がりが見えにくなってしまいます。「最適な提案」→「感謝」という具体的なプロセスに置き換えることで、学びの深さやその経験での貢献度が伝わるようにしました。
【エピソード詳細】
初めは商品の説明に精一杯でしたが、お客様の話をしっかり聞き、ニーズに合った提案を心がけるよう努力しました。その結果、ある高齢のお客様から「あなたに相談してよかった」と言われた経験があり、人との信頼関係が生まれる接客の仕事にやりがいを感じました。通信契約に不安を持っていた高齢のお客様から「不安がなくなった」と笑顔で言っていただき、自分の提案が人の安心につながることを実感しました。
添削コメント|元の文章では、志望理由との結びつきや携帯ショップでどう再現できるかが見えません。そこで、具体的な顧客層(高齢者)や課題(契約への不安)を盛り込むことで、携帯ショップで求められる能力とのつながりが生まれ、納得感のあるエピソードにしました。
【志望先を選んだ理由】
貴社の「人と人をつなぐ」という理念に強く共感しました。通信機器は今や生活に欠かせないものであり、それを扱う携帯ショップは多くの人の生活を支える重要な場であると考えています。中でも貴社は、顧客満足度向上に向けた継続的な取り組みや、スタッフ一人ひとりが価値提供にこだわる企業文化に魅力を感じました。
添削コメント|「通信機器は欠かせない」という文は業界全体に言える内容で、企業選びの理由になりません。「理念に共感した」だけでなく、社風や取り組みへの理解を補足することで「なぜこの企業か」を明確にしています。
【入社後】
入社後は、接客スキルをさらに磨き、どんなお客様にも安心してご利用いただけるような提案ができるスタッフを目指します。将来的には新人教育などにも関わり、店舗全体のサービス向上に貢献したいと考えています。お客様との応対データを活用し、店舗オペレーションの改善や顧客満足の分析など、より戦略的な役割にも挑戦したいと考えています。
添削コメント|「新人教育に関わって貢献したい」は抽象的で、職種理解や将来の貢献度を十分に伝えられません。修正後は顧客対応データの活用やオペレーション改善といった実務的視点を加えることで、成長意欲と職務理解の深さが示されました。

【NGポイント】
使いまわせるような表現が見られ、他業界・他職種の志望動機としても成立してしまう点が問題でした。特に「ありがとうの重み」や「生活を豊かにしたい」といった表現は印象がぼやけやすく、採用側から見ると本気度が伝わりませんでした。

【添削内容】
企業理念と携帯ショップならではの役割を結びつけるように修正し、抽象語を具体化しました。また、エピソードでは実際の顧客層や課題設定に触れ、単なる感情的な経験談から、能力と適性を伝える内容へと改善しました。

【どう変わった?】
企業が見ている「職種理解」「価値提供」「再現性」の3点が明確に伝わるようになり、企業理念と自身の経験を結びつけた志望動機として、説得力と独自性が増しました。他候補との差別化もでき、面接でも深掘りしやすい内容に仕上がっています。

【今回の志望動機のコツ】
・使いまわせる表現を避け独自性を持たせる
・企業理念と自分の経験を結び付ける
・将来像は職種理解に基づいて書く

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②接客・販売の経験を活かした例文

ここでは、接客・販売の経験をアピールポイントとした志望動機例文を添削しています。

接客経験をそのまま語るだけでなく、どんな力が身についたかを明確にし、仕事への適性としてつなげるのがポイントです。

「自分の接客経験を活かしたい」
【結論】
人と接する仕事にやりがいを感じ、接客の経験を活かせるお客様に寄り添い最適な提案ができる接客を通じて、生活を支える携帯電話の販売に貢献したいと考えたため、志望しました。
添削コメント|元の表現は志望動機として汎用性が高く、差別化に弱い印象でした。携帯ショップの業務内容である「生活インフラとしての携帯の提案」に触れることで、志望理由が職種と密接に結びつき、選考通過率を高める表現に改善しました。
【根拠となるエピソード】
大学時代にアパレルショップでアルバイトを経験し、接客を通してお客様の課題を解決することに喜びを感じました。
添削コメント|このエピソードは就活生が共感しやすく、接客業への親和性が伝わりやすいため、非常に効果的です。業種が異なっていても「課題解決型の接客」という要素が携帯販売にも応用可能であり、テーマに合致しています。
【エピソード詳細】
アルバイトでは、来店されたお客様のニーズを丁寧に聞き取り、ライフスタイルに合った商品を提案することを心がけていました。季節や用途に応じた商品を提案するよう意識していました。
最初は商品の知識不足で提案に自信が持てませんでしたが、自主的にカタログや売れ筋商品を調べることで、次第にお客様から「あなたに相談してよかった」と言っていただける機会が増え、自信につながりました。接客の合間に商品情報をノートにまとめたり、先輩の接客を観察するなどの工夫を重ねた結果、リピーターの方に声をかけていただくまでになりました。
添削コメント|抽象的な「ライフスタイルに合った」よりも、「季節・用途」など具体例を用いたことで説得力が増しています。また、努力の過程を「ノートにまとめる」「先輩を観察する」など行動ベースで記述したことで、成長意欲と再現性が伝わる構成になっています。
【企業を選んだ理由】
携帯電話は日々の生活に欠かせないツールであり、その選び方に迷う方も多いと感じています。インフラであり、特に高齢の方や機種変更に不安を持つお客様には丁寧な対応が求められます。だからこそ、お客様一人ひとりの生活に寄り添い、最適な機種やプランを提案できる携帯ショップの仕事に魅力を感じました。貴店は来店予約制や説明サポートの強化に注力されており、一人ひとりに向き合える体制が整っている点に魅力を感じました。
添削コメント|「なぜ携帯ショップか」だけでなく、「なぜその企業か」を明示することが高評価の鍵です。企業の施策(来店予約制など)に言及することで、企業研究の深さと志望度の高さを裏づける文章に仕上げました。
【入社後】
入社後は、商品知識を深めるとともに、お客様の立場に立った丁寧な接客を心がけ、信頼される販売員を目指します。お客様のニーズを的確にくみ取る力と商品知識の両方を磨き、機種やプランを不安なく選んでいただけるような接客を徹底していきたいと考えております。
添削コメント|「信頼される販売員」では抽象的な印象が強いため、「機種やプランを不安なく選んでいただける接客」といった職務に即した表現を加えることで、具体的な活躍イメージと行動目標を明示できました。

【NGポイント】
表現が抽象的で、携帯ショップならではの業務や顧客層への理解が伝わっていなかった点が問題でした。特に結論部分と企業選びの理由では、他業界でも通用するような汎用的な表現が目立っており、説得力が弱まりやすい構成でした。

【添削内容】
抽象表現を避け、携帯ショップ特有の業務(プラン提案・高齢者対応など)や企業の取り組みに触れるよう調整しました。接客経験の再現性を高めるため、行動ベースの描写や成果の明示も行い、アピール力を底上げしました。

【どう変わった?】
企業が求める「接客スキル」と「共感力」を的確に押さえた内容となり、より具体的な業務理解と志望度の高さが伝わる例文に変化しました。結果として、書類選考や面接で好印象を与えられる志望動機に仕上がっています。

【今回の志望動機のコツ】
・携帯ショップならではの特徴に言及する
・接客経験の中でどう工夫していたのか示す
・職務に即した表現を用いる

③スマートフォンや通信業界への関心を示す例文

ここでは、スマートフォンや通信業界への関心を軸とした志望動機例文を添削しています。

「なぜその分野に関心を持ったのか」「その興味がどのように仕事に活かせるのか」を明確に伝えることがポイントです。

「スマホ・通信業界に関心がある」
【結論】
人と接する仕事がしたいという思いと、スマートフォンを通じて生活を支える仕事に魅力を感じたため通信機器の操作や設定を通じてお客様の不安を解消し、安心して使える環境を提供できることにやりがいを感じたため志望しました。
添削コメント|「生活を支える仕事に魅力」は抽象的であり、読み手に伝わりにくい印象を与えます。携帯ショップの業務に直結する“お客様の不安を解消すること”に主語を置き換えることで、業務理解と志望理由の具体性が向上しています。
【根拠となるエピソード】
大学時代、祖母のスマートフォンの操作を手伝った経験から、誰かの「わからない」を「できる」に変える喜びを知りました、丁寧に関わることで不安を取り除き、安心して使ってもらえることの大切さを学びました
添削コメント|「できるに変える喜び」という表現を、より携帯販売職に必要な姿勢(不安解消・安心提供)を強調する表現に置き換えたことで、職種との結びつきを強化しています。
【エピソード詳細】
祖母が初めてスマートフォンを購入する際、私が機種の選定から操作説明までを担当しました。専門用語を使わずに丁寧に説明することを意識し、不安を取り除くよう努めた結果操作画面を見せながら「このマークを押せば写真が撮れるよ」と視覚的に伝える工夫を重ね、使い慣れてもらえるように根気強くサポートしました。「分かりやすくて助かった」と感謝の言葉をもらいました。この経験を通じて、相手の立場に立って分かりやすく伝える力が、自分の強みであると実感しました。
添削コメント|「専門用語を使わずに〜」という一般的な説明を、視覚的・行動的にどう工夫したかという具体描写に置き換えました。これにより、接客業で求められる「伝える力」の再現性と実践力が伝わりやすくなります。
【志望先を選んだ理由】
貴店は、スタッフ一人ひとりの接客力を大切にし、地域に密着した店舗運営をされている点に魅力を感じました。単なる販売ではなく、信頼される相談相手としての接客に共感しています。 特に、初心者にも分かりやすい案内や、親身なヒアリングを重視する接客方針に共感し、自分の強みを活かせると感じました。
添削コメント|単なる共感で終わっていた後半文を、志望先の「接客方針」と自己の経験を結びつけることで、「なぜこの店舗なのか」が具体的に伝わる内容にしました。他店との差別化にも有効です。
【入社後】
入社後は、幅広い知識と接客スキルを磨き、お客様に安心して相談いただけるスタッフを目指します。将来的には、店舗運営にも関わり、貢献できる人材になりたいと考えています。 将来的には、スタッフの教育や新人のサポートにも関わり、店舗全体の接客品質向上に貢献したいと考えています。
添削コメント|「貢献できる人材」では理想像として曖昧ななため、店舗内での役割や成長後の貢献イメージを明確に描きました。「教育・サポート」という実際に期待される業務範囲に落とし込んでいます。

【NGポイント】
エピソードや企業理解に関して、抽象的・一般的な表現が目立ち、志望動機としての説得力が弱い印象でした。意図は伝わっても面接官に響きにくく、他の就活生との差別化も難しいものになっていました。

【添削内容】
説明不足な箇所を補い、実際のエピソードに基づいた具体的な行動や発言、相手からの反応などを取り入れました。また志望先選びの理由についても、自分の経験と店舗の特徴を結びつけた表現に変更し、説得力を高める構成に修正しました。

【どう変わった?】
経験の中での行動や工夫が明確になり、通信やスマートフォンに対する関心が納得できる形で伝わるようになりました。「接客適性がある」「成長後のビジョンが描けている」と判断されやすくなり、高評価が見込める内容です。

【今回の志望動機のコツ】
・エピソードと職種との結びつきを意識する
・他の志望者と差別化できる表現を選ぶ
・志望先の特徴と自分の価値観を結びつける

④入社後のビジョンを具体的に伝える例文

ここでは、入社後のビジョンをより強調した志望動機例文を添削しています。

目指す姿やキャリアステップを具体的に示すと、意欲と適性が伝わりやすくなります。経験をもとにした展望を持たせると説得力が増すでしょう。

「段階を踏んで成長したい」
【結論】
私は、お客様に最適な提案を行い、信頼される販売員に通信サービスを通じて人々の生活を支えるという役割に魅力を感じ、なかでも現場でお客様と直接向き合える携帯ショップを志望しました。
添削コメント|「信頼される販売員に魅力を感じて携帯ショップを志望した」は動機の背景が説明されておらず、抽象的で評価が低くなりがちです。添削後は、通信業界全体への関心と販売職への適性を一文に収め、志望動機の核を明確にしました。
【根拠となるエピソード】
大学時代、オープンキャンパスの学生スタッフとして、多様な来場者のニーズに応じて案内した経験があります相手の立場に立って説明内容を工夫することで、安心して話してもらえる関係を築いた経験があります
添削コメント|「多様なニーズに応じた案内」では曖昧で、読み手に販売員としてのエピソードの具体的な価値が伝わりません。「相手に寄り添って信頼を得た経験」と明確にすることで、携帯ショップで必要なヒアリング力・対応力の根拠となる要素を浮き彫りにできています。
【エピソード詳細】
高校生や保護者からの質問に対し、一人ひとりの関心に合わせて学部や学生生活について丁寧に説明しました。その結果、「安心して受験できそう」といった声をいただくことが多く相手の不安を和らげる対応を意識するようになり人に信頼されることの喜びを感じました。この経験から、コミュニケーションを通じて相手の課題を解決する仕事に強く惹かれるようになりました相手の話に耳を傾けながらニーズをくみ取り、それに合った提案をする仕事に魅力を感じるようになりました
添削コメント|「安心して受験できそうと言われた」では成果としての説得力が弱く、また「課題解決に惹かれた」という感情表現も抽象的です。より職種に直結する能力(ヒアリング力・提案力)にフォーカスし、携帯ショップでの実務に活かせる経験としての説得力を高めました。
【企業を選んだ理由】
貴社は、多様な料金プランやサービスを扱う中で最新の通信サービスや端末に関する知識を常に更新しながら、スタッフの提案力を重視しており、自分の成長がそのままお客様満足につながる点に魅力を感じましたお客様の状況に応じた最適な提案を行う姿勢に共感しました
添削コメント|「多様なプラン」は業界全体に言える内容であり、志望企業への志望度があまり伝わりません。改善案では、最新の知識・提案力といった貴社ならではの特徴に絞って志望理由を明示しています。
【入社後】
入社後は、日々の接客を通じて専門知識とヒアリング力を高め、どのようなお客様にも的確な提案ができる販売員を目指します。将来的には、スタッフの育成や店舗運営にも携わり地域に選ばれる店舗づくりに貢献したいと考えています。まず新人スタッフの育成に携わり、自分が学んだ提案の工夫や接客の姿勢を伝える立場になりたいと考えています。さらに、店舗全体の売上やサービス向上を意識した運営にも関わり、地域で信頼される店舗づくりに貢献したいです。
添削コメント|元の文章をさらに詳しく、「新人育成→店舗運営」と段階を追って書くことで、現実的なプランと成長意欲を示しました。また、携帯ショップという現場中心の仕事では、実践力と後輩指導力が評価されやすいことも踏まえています。

【NGポイント】
「なぜ携帯ショップなのか」「なぜその企業なのか」といった核心部分が弱く、携帯ショップならではの業務内容との関連性が見えにくかったです。また、具体性に欠けていたことでキャリアプランの印象もやや弱くなっていました。

【添削内容】
一つひとつの表現を具体的に置き換え、販売職とのつながりが伝わるように修正しました。企業理解や職種適性を明示できるよう、抽象表現は避け、経験や意欲の内容を接客業に直結するかたちで書き換えています。

【どう変わった?】
自分の経験が携帯ショップの業務にどう活かせるのか、そして企業の求める人物像とどう重なるかが明確になりました。企業視点で見た際にも、育成しやすく、店舗運営に貢献する将来性のある人材として映る内容になったでしょう。

【今回の志望動機のコツ】
・販売職への適性をアピールする
・志望動機の背景を明確に示す
・段階を踏んで入社後の目標を示す

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携帯ショップの志望動機のNG例

志望動機は選考で重視されるポイントのひとつですが、伝え方によってはマイナスの印象を与えてしまう場合も。ここでは、避けるべき代表的なNG例を3つ紹介します。

  1. 給与や待遇など条件面にフォーカスした内容
  2. どの企業にも使いまわせる抽象的な内容
  3. 携帯ショップを選んだ理由が明確でない内容

① 給与や待遇など条件面にフォーカスした内容

「安定して働けそう」「福利厚生が充実している」といった志望理由は一見納得感がありますが、条件だけに着目しているように見えると、意欲が伝わりません。

企業側は「この仕事を通じて何をしたいのか」「どう成長したいのか」を知りたいと考えています。

条件は理由の一部にとどめ、仕事への関心を中心に据えるよう心がけてください。

② どの企業にも使いまわせる抽象的な内容

「人と関わる仕事がしたい」「接客が好き」といった内容は、どの業界でも使えるため、携帯ショップを選んだ理由としては弱く感じられます。

面接官からは「ほかの業種でもいいのでは?」と思われてしまう可能性があるでしょう。

そうならないためには、自分の経験に基づく具体的なエピソードや、携帯ショップならではの魅力を含めて説明することが大切です。企業ごとの特徴に触れることで、本気度もより伝わりやすくなります。

③ 携帯ショップを選んだ理由が明確でない内容

「なんとなく接客が向いていそう」「たまたま求人を見かけた」など、動機があいまいなままでは、志望理由としては不十分です。

このような内容では、早期離職を懸念されてしまうおそれもあります。携帯ショップでは、商品知識を活かしながら、お客さまの生活に合ったサービスを提案する役割が必要です。

その点に魅力を感じた理由や、自分の経験とどうつながっているかを具体的に示すことで、説得力のある動機になります。

携帯ショップの志望動機の書き方をマスターして好印象を目指そう!

携帯ショップで働く魅力や適性、そして求められるスキルを知ることは、志望動機を考えるうえでとても重要です。

志望動機を重視するのは、入社意欲や長期的な働く姿勢、適性を見極めるためでもあります。そのため、自分の経験や価値観を具体的に結びつけた志望動機を伝えることがカギになるのです。

携帯ショップへの理解を深め、適切な自己アピールをすることで、内定獲得を目指しましょう。

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まずは志望動機を作ってみる

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    2027年3月2026年3月2028年3月2029年3月卒業済み

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    現在、大学3年の場合は「2027年度3月」
    現在、大学4年の場合は「2026年度3月」
    現在、大学2年の場合は「2028年度3月」
    現在、大学1年の場合は「2029年度3月」

    No.2

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    大学大学院(博士)大学院(修士)短期大学専門学校

    No.2

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    編集部

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。