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【例文8選】養護教諭の志望動機の書き方|ポイントとNG例文も紹介

「養護教諭になりたいけれど、志望動機にどう書けば説得力が出るのか分からない…」

教室とは異なる保健室という空間で、子どもたちの心身両面をサポートする養護教諭。その役割はケガや病気の応急対応だけにとどまらず、学校全体の健康づくりにも深くかかわります。

しかし、志望動機を書く際には「なぜ自分がこの仕事に向いているのか」を明確に示さなければ、採用担当者に響きません。

そこで本記事では、養護教諭の志望動機の書き方や注意点を、例文付きで丁寧に解説します。自分の想いや適性をどう表現するか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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養護教諭とは?

養護教諭とは、学校の保健室を拠点に、生徒の心と体の健康を支える教員のことです。

一般には「保健室の先生」と呼ばれ、ケガや体調不良への対応だけでなく、健康診断の実施や保健指導、感染症対策、メンタルケアなど幅広い役割を担います。

この職に就くには、「養護教諭免許状」が必要で、看護師や保健師資格を併せ持つ人も多くいます

医療知識に加え、観察力や判断力、コミュニケーション力なども求められる、教育と医療の両面にまたがる専門職です。

志望動機に活かそう!養護教諭に求められるスキル

養護教諭は、児童や生徒の健康を守る役割を担う専門職です。そのためには、医療に関する知識だけでなく、人との関わり方や状況を見極める力も欠かせません。

ここでは、養護教諭に必要とされる5つのスキルについて具体的に解説します。

  1. 観察力
  2. 包容力
  3. 傾聴力
  4. 判断力
  5. 医学知識

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① 観察力

養護教諭にとって観察力は基本であり、極めて重要なスキルです。

子どもたちは体調不良や心の不調をうまく言葉にできないことが多く、表情や姿勢、声のトーンなど、些細な変化を察知する力が求められます

この力は、経験だけでなく日頃の意識づけによって磨かれるものです。「いつもと違うところはないか」と常に気にかける視点を持ち続けることが大切ですよ。

たとえば、普段元気な生徒が急に無口になったり、よく遊ぶ子が静かにしていたりする場合、早めに気づいて声をかけることで、大きな問題を未然に防げることもあります。

② 包容力

包容力とは、子どもの不安や戸惑いを否定せずに受け止め、心を寄せる力です。生徒の悩みは家庭環境や年齢によってさまざまで、本人にも理由がわからないこともあります。

大切なのは、「あなたの気持ちを受け止めている」と態度で示すことです。保健室で泣いている生徒に問い詰めるのではなく、まず寄り添う姿勢が信頼感につながります。

甘やかすのではなく、背景を理解したうえで必要な支え方を選び、時に厳しさの中にも「信じている」という気持ちが伝わる関わりを意識しましょう。

③ 傾聴力

傾聴力は、相手の言葉や表情から気持ちを汲み取る力です。特にメンタル面の不調を抱えた生徒にとって、「話を聴いてもらえる」ことは大きな支えになります。

うなずきやあいづち、相手の目を見るなど、基本的な対応を丁寧に行うことで信頼関係が築かれます。ときには沈黙を受け入れることも重要です。

無理に話を引き出そうとせず、相手のペースを尊重することで、安心して話せる関係が育ちます。

④ 判断力

養護教諭には、急な体調不良やケガへの迅速かつ的確な判断力が求められます。たとえば、一見軽い腹痛に見えても、重大な疾患の兆候かもしれません。

状況に応じて、保護者への連絡や受診の判断、安静にするかどうかを即座に見極める必要があります。

判断力は経験に加え、事例学習やシミュレーションで磨かれるため、日頃から「最短で正しい判断にたどり着く力」を意識して行動することが大切です。

⑤ 医学知識

養護教諭に求められる医学知識は、けがや風邪だけでなく、感染症や慢性疾患、メンタルヘルスなど多岐にわたります。

特にアレルギーや発達障害など、医療と教育の両面からの理解が不可欠です。大切なのは、知識を暗記することではなく、必要な情報を調べ、正しく活用する力ですよ。

特に、流行感染症などの対応では、自治体の指針や最新情報に基づいた判断が求められます。常に学びを続け、知識をアップデートする姿勢が、信頼に繋がるでしょう。

養護教諭の志望動機の書き方

養護教諭の志望動機は、「子どもが好き」や「健康に関わる仕事がしたい」といった理由だけでは不十分です。

採用担当者に「この人と一緒に働きたい」と思わせるためには、動機を明確に伝えることが大切です。ここでは、志望動機を書くうえで押さえておくべき3つのポイントを解説します。

  1. 志望理由を結論から書く
  2. 動機のきっかけを伝える
  3. 将来のビジョンを示す

① 志望理由を結論から書く

志望動機を書くうえで最も重要なのは、冒頭で「なぜ養護教諭を目指すのか」を明確に伝えることです。

採用担当者は多数の応募書類に目を通すため、出だしが曖昧だと印象に残りません。

そのため、「私は養護教諭として、子どもたちの健康と安心を支える存在になりたいと考えています」など、最初に結論を端的に述べましょう。

多くの学生が「きっかけ」から書き始めますが、それでは主張が伝わりにくくなります。最初に結論を述べ、その後で背景や体験を補足する構成が、伝わりやすく説得力も高まりますよ。

② 動機のきっかけを伝える

志望理由に説得力を持たせるには、「なぜそう思うようになったのか」という原体験を具体的に示すことが大切です。

たとえば「小学生の頃に支えてくれた養護教諭の先生の存在がきっかけだった」といった実体験を交えてみましょう。

ポイントは、「自分にしか書けない内容」を意識することです。「子どもが好きだから」「人の役に立ちたい」など抽象的な動機だけでは他の応募者との差別化ができません。

エピソードは1つに絞り、志望動機と直結する内容に絞って簡潔にまとめることで、印象に残りやすくなります。

③ 将来のビジョンを示す

志望動機の締めくくりでは、養護教諭としての将来像や成長意欲を具体的に伝えることが大切です。

たとえば「心理面の支援にも対応できるよう、カウンセリングの技術を磨きたい」など、学び続ける姿勢があると前向きな印象を与えられます。

また、「安心して頼られる存在になりたい」「医療知識を日々更新し、冷静な判断力を身につけたい」など、自分の理想像を具体的に描くことで、文章に深みが出るでしょう。

「がんばります」といった抽象的な表現ではなく、学びたい分野や今後の目標を明確にすることで、将来性のある人材として評価されやすくなります。

養護教諭の志望動機を書くときの4つのポイント

養護教諭としての志望動機を作成する際は、単なる憧れや印象ではなく、明確な理由と意欲を伝えることが大切です。

採用担当者に納得してもらうには、しっかりと準備し、自分自身を見つめ直すことが求められます。ここでは、説得力のある志望動機を作るために押さえておきたい4つのポイントを紹介します。

  1. 自分が養護教諭に向いているかを考える
  2. 働きたい学校や関わりたい業務を決める
  3. 実際の仕事内容を調べて理解を深める
  4. 志望動機を伝えてアドバイスをもらう

① 自分が養護教諭に向いているかを考える

志望動機を書く前に、自分に養護教諭としての適性があるかを見極めておく必要があります。なぜなら、合っていない職業を選ぶと、やりがいや熱意を維持できなくなる恐れがあるからです。

たとえば、人の話を丁寧に聞ける、相手の気持ちに寄り添える、落ち着いた対応ができるといった特徴は、養護教諭に向いている資質といえるでしょう。

これらの点について、自分の経験やエピソードを振り返りながら考えてみてください。

そうすることで、自分の強みやこの仕事に向かう思いを明確にでき、自然と説得力のある動機づけにつながるはずです。

② 働きたい学校や関わりたい業務を決める

志望動機を考えるときは、自分がどのような学校で、どのような業務に携わりたいかを具体的に描くことが大切です。

たとえば、「子どもの健康を守りたい」というだけでは、印象に残りにくいでしょう。

小学校か中学・高校か、都市部か地方か、公立か私立かといった希望を整理し、自分が貢献したい環境を言葉にしてみてください。

また、健康相談や応急処置にとどまらず、心のケアや保健指導、学校行事への関わりなどにも関心があることを伝えると、仕事への理解度をアピールできます。

具体性を持って志望動機を書くことで、「現場を理解している」と評価されやすくなりますよ。

③ 実際の仕事内容を調べて理解を深める

養護教諭の業務は、保健室の管理や応急処置にとどまらず、心の健康支援や保健指導、学校全体の健康づくりに関わる企画運営など、多岐にわたります。

そのため、あらかじめ仕事内容をしっかり調べておくことが欠かせません。調査不足のままでは、実態とずれた内容になり、志望動機の信ぴょう性が薄れてしまうおそれがあります。

現役の養護教諭の話を聞いたり、学校見学やインターンシップを通じて実際の職場を体験したりすることで、より具体的な視点を得られるでしょう。

現場をよく知ったうえで、自分がどのように貢献したいかを考えてみてください。

④ 志望動機を伝えてアドバイスをもらう

作成した志望動機は、自分ひとりで完結させず、必ず第三者に読んでもらいましょう。自分では気づかない表現の違和感や、伝わりにくい部分を客観的に見てもらえるからです。

大学のキャリアセンターやゼミの教員、教育実習でお世話になった先生など、教育現場に詳しい人からの意見はとても参考になります。

他者の視点を取り入れることで、文章がより明確になり、自分の思いや考えを適切に表現できるでしょう。

アドバイスを受けたあとは、改善点を反映して何度か書き直すつもりで取り組んでください。

【志望理由別】養護教諭の志望動機の例文

養護教諭を目指す理由は人それぞれ異なり、あなた自身の思いをどう表現するかが大切です。ここでは多様な視点からの志望動機を例文とともに紹介します。

  1. 子どもの健康を守りたいから
  2. 心と体の両面で支えたいから
  3. 自分の体験がきっかけだから
  4. 子どもと関わる仕事がしたいから
  5. 安心できる学校生活を届けたいから
  6. 子どもの人生に寄り添いたいから
  7. 教育を通じて貢献したいから
  8. 集中できる学習環境を整えたいから

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①子どもの健康を守りたいから

子どもの健康管理を志望理由にする場合、きっかけとなった出来事や、養護教諭としてどのように関わっていきたいのかを具体的に伝えることがポイントです。

《例文》

私は大学の保健委員を務めていた際に、クラスメイトの体調不良にいち早く気づき、保健室に連れて行った経験があります。

そのとき、周囲の大人が子どもの変化に気づくことの大切さを実感しました。特に小中学生は自分の体調をうまく言葉にできないことも多いため、日々の観察や声かけが重要だと感じました。

私は養護教諭として、子どもたちの小さな変化にも気づける存在になり、体調不良の早期発見・対応を通して健康を守りたいと考えています。

また、健康について子どもたちが自ら考える力を育てる保健指導にも力を入れたいです。

《解説》
自分の経験をもとに、子どもの健康を守る意欲が具体的に伝わる内容に仕上げましょう。観察力や声かけなど、日常的な支援に注目すると説得力が増します。

②心と体の両面で支えたいから

心と体の両面から子どもを支える志望動機では、精神的なケアの重要性に気づいた体験をベースに構成するのが効果的です。

《例文》

大学でボランティアとして子ども食堂に参加した際、風邪気味の子どもが一人でご飯を食べている姿を見て、体の不調だけでなく心のケアも大切だと感じました。

その子は家でもあまり話す相手がいないようで、食事中に話しかけると少しずつ笑顔を見せてくれるようになりました。

この経験から、子どもたちは体調だけでなく心の状態にも敏感に反応すること、そして安心できる存在がそばにいるだけで回復に向かう力があることを学びました。

私は養護教諭として、保健室を「心と体の両方が休まる場所」にしたいと思っています。子どもが安心して話せる環境をつくり、心身ともに支えられるよう努めていきたいです。

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《解説》
体調面だけでなく、心のサポートがなぜ必要かを自分の体験から伝えると説得力が出ます。エピソードに具体的な子どもの様子を入れるのがポイントです。

③自分の体験がきっかけだから

自分の体験をもとにした志望動機では、その出来事がどのように将来の目標に結びついたかを丁寧に伝えることが大切です。

《例文》

私は中学生のときに体調を崩しやすく、よく保健室にお世話になっていました。

そのとき、養護教諭の先生が親身になって話を聞いてくれたことで、気持ちが落ち着き、学校に通うことへの不安が和らいだことを今でも覚えています。

その経験があったからこそ、私も誰かの支えになれるような存在になりたいと思うようになりました。大学では保育園のボランティア活動に参加し、子どもたちの心と体の変化に気づく視点を養いました。

将来は、子どもたちが安心して頼れる保健室をつくり、体のケアはもちろん、心の不安にも寄り添える養護教諭を目指したいと考えています。

《解説》
体験に基づいた志望動機は、エピソードの感情面とそこから得た学びを丁寧に書くのがポイントです。原体験と現在の行動がつながっていることを意識しましょう。

④子どもと関わる仕事がしたいから

子どもと関わる仕事に魅力を感じたきっかけや、そこから養護教諭を志すまでの過程を丁寧に描くことで、自然な志望動機が伝わります。

《例文》

私は大学の児童クラブでのボランティア活動を通じて、子どもと関わる楽しさと責任の大きさを実感しました。

ある日、落ち込んでいる子どもに声をかけて一緒に遊んだところ、少しずつ笑顔が戻っていく様子を見て、心のつながりの大切さを感じました。

その経験から、子どもたちの心と体のサポートができる職業に就きたいと思うようになりました。

養護教諭は、けがや体調不良に対応するだけでなく、日々の小さな変化にも気づいて寄り添える存在だと思っています。

私は子どもたちが安心して頼れる場所をつくり、健やかな学校生活を支えられる養護教諭を目指したいと考えています。

《解説》
子どもと関わった具体的な場面を入れることで説得力が増します。体験を通じて「なぜ養護教諭なのか」に自然につなげる構成を意識しましょう。

⑤安心できる学校生活を届けたいから

安心できる学校生活を支えたいという思いを伝えるには、過去に見聞きした不安や孤独を感じる子どもの姿をきっかけとして描くと効果的です。

《例文》

私が中学生のとき、クラスメイトが学校に来られなくなったことがありました。

あとから保健室でその子と再会したとき、養護教諭の先生がそっと寄り添い、少しずつ学校に戻る手助けをしていた姿がとても印象に残っています。

私自身も高校時代に悩みを抱えて保健室で話を聞いてもらった経験があり、その安心感に救われました。

このような体験から、心身の不調を抱える子どもたちが安心して通える学校を支える養護教諭の役割に魅力を感じました。

子どもたちが自分らしく過ごせるよう、温かく見守りながら、安心できる居場所をつくっていきたいと思っています。

《解説》
「安心感」を感じた場面を具体的に描写し、なぜそれが志望動機につながったのかを自然に展開することが大切です。自分の気持ちの変化にも触れるとより伝わりやすくなります。

⑥子どもの人生に寄り添いたいから

子どもの長い人生に寄り添いたいという志望動機では、成長の過程に関わる意義や、そのきっかけとなった経験を描くことが重要です。

《例文》

私は大学の地域活動で、小学生の学習支援ボランティアに参加していました。

最初は無口だった子が、通い続けるうちに少しずつ話してくれるようになり、「先生、今日はね」と笑顔で話しかけてくれたときのことを今でも覚えています。

この経験から、子どもの信頼を得るには時間がかかるけれど、その分関係が築けたときの喜びが大きいと感じました。

養護教諭は、日々の健康管理に加えて、子どもの悩みや不安にも気づき、寄り添うことができる立場です。

私は、子どもたちの成長を長期的に支えられる存在として、一人ひとりの人生に寄り添えるような養護教諭を目指したいと考えています。

《解説》
継続的な関わりを通して信頼関係が生まれた経験を書くことで、「寄り添いたい」という想いに説得力が増します。子どもの変化を丁寧に描きましょう。

⑦教育を通じて貢献したいから

教育の現場で自分にできる支援を考える中で、養護教諭という立場に魅力を感じた体験を中心に構成すると、説得力のある志望動機になります。

《例文》

私は大学の授業で学校保健について学ぶ中で、教育は勉強だけでなく、子どもの心と体の成長を支えることが重要だと知りました。

その後、小学校での教育実習を経験し、子どもが風邪気味で集中できずにいた場面に立ち会いました。

授業後、その子が保健室で休んだことで少し元気を取り戻し、笑顔で帰っていく姿を見て、養護教諭の役割の大切さを実感しました。

私は将来、教育の一端を担う存在として、子どもたちの健康を守り、心の不安にも寄り添うことで、学びの環境を支えていきたいと考えています。

養護教諭として、子どもたちの健やかな成長に貢献したいです。

《解説》
教育実習などの経験を通して気づいた「支援のかたち」を具体的に書くことで、養護教諭という選択に自然な流れが生まれます。行動の背景も忘れずに伝えましょう。

⑧集中できる学習環境を整えたいから

子どもたちが安心して学べる環境づくりに貢献したいという想いを込めるには、実際に学習の妨げとなる場面を目にした経験をもとに構成すると効果的です。

《例文》

私は大学時代、小学校での見学実習に参加した際、体調不良を我慢しながら授業を受けている児童の姿を見て衝撃を受けました。

その子は頭が痛いと言い出せず、授業に集中できていない様子でしたが、養護教諭の先生が声をかけて保健室で休ませたことで、午後の授業には笑顔を見せていました。

この出来事から、健康面の不調が学習意欲にも大きく影響することを実感しました。私は、子どもたちが安心して学べるように、体調の変化に気づいて素早く対応できる養護教諭になりたいと考えています。

保健室を通して、子どもたちの「学ぶ力」をそっと支えていける存在を目指します。

《解説》
学習に集中できない子どもの姿を具体的に描くことで、環境整備の必要性が伝わりやすくなります。観察力や気づきの視点を盛り込むのがポイントです。

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養護教諭の志望動機のNG例文を4つ紹介

「志望動機はあるけれど、自信がない…」「これってマイナス評価にならない?」と不安を感じている方も多いでしょう。ここでは、養護教諭を目指す上で避けるべきNGな志望動機のパターンを解説します。

失敗例を知ることで、説得力のある志望動機作成に役立ててください。

  1. 待遇や福利厚生を主な志望理由にしている場合
  2. 将来像や意欲が語られていない場合
  3. 他職種でも通用する汎用的な志望動機になっている場合
  4. 主観的すぎて説得力に欠ける内容になっている場合

①待遇や福利厚生を主な志望理由にしている場合

ここでは、「待遇が良さそうだから」といった理由が前面に出すぎてしまう例文を紹介します。志望動機には、自分の思いや経験に基づく理由を優先的に述べることが重要です。

《例文》

大学での教育実習を通して、子どもたちと関わる中で、健康や心のケアが重要であると強く感じました。

特に、体調が悪いのに保健室に行くのをためらう児童に対し、安心して声をかけられる存在になりたいと考えるようになりました。

もともと人と話すことが好きで、周囲からも相談されることが多かったこともあり、養護教諭という仕事に強く惹かれるようになりました。

学校という日常の中で、子どもたちの心と体を支えられる存在として寄り添いたいと思い、志望いたしました。

《解説》
待遇や勤務条件ではなく、実習での経験や自分の性格と仕事の相性を中心に述べると、説得力が増します。共感できる具体的なエピソードを入れると効果的です。

②将来像や意欲が語られていない場合

ここでは、将来どのような養護教諭になりたいのか、またどんな意欲を持っているのかをしっかりと伝える例文を紹介します。

単なる「なりたい」だけでなく、なった後のビジョンを具体的に描くことが大切です。

《例文》

小学生の頃に、体調不良で保健室に行った際、養護教諭の先生がとても親身になって話を聞いてくれた経験が印象に残っています。

私も誰かにとって、あのときの先生のような安心できる存在になりたいと思い、養護教諭を志すようになりました。

大学で保健に関する知識を学ぶ中で、子どもの体だけでなく心のサポートも必要だと感じ、相談しやすい環境づくりに力を入れたいと考えるようになりました。

将来は、保健室が子どもたちにとって心の拠り所になるよう、信頼される養護教諭を目指して努力していきたいです。

《解説》
将来どのような養護教諭になりたいのかを具体的に書くと、意欲や熱意が伝わります。過去の体験から学んだことと、将来像をセットで書くのがポイントです。

③他職種でも通用する汎用的な志望動機になっている場合

ここでは、「人の役に立ちたい」といった抽象的な表現だけで終わらず、養護教諭という職業ならではの理由や経験を盛り込んだ例文を紹介します。

《例文》

私はもともと人の話を聞くのが好きで、友人から相談を受けることが多くありました。大学での学びを通じて、子どもの健康や心のケアに関わる養護教諭という職に関心を持つようになりました。

特に、小学校でのボランティア活動で、保健室の先生が子ども一人ひとりに丁寧に寄り添っている姿を見て、強く憧れを抱きました。

ただ役に立ちたいというだけでなく、学校生活の中で子どもが安心して過ごせる環境づくりに貢献したいという思いから、養護教諭を目指しています。

《解説》
「人の役に立ちたい」という抽象的な表現に留まらず、養護教諭を選んだ理由や具体的なエピソードを入れることで、志望動機に説得力が生まれます。

④主観的すぎて説得力に欠ける内容になっている場合

ここでは、「直感的に向いている気がする」「なんとなく好きだから」といった主観だけに頼らず、根拠を交えて構成された例文を紹介します。

《例文》

大学での実習を通して、保健室が子どもたちにとって単なる体調管理の場ではなく、心のよりどころにもなっていることを実感しました。

中でも、悩みを抱えた児童にやさしく接する養護教諭の姿を見て、私もこのような存在になりたいと強く思いました。

私自身、学生時代に体調を崩しやすく、保健室で先生に支えられた経験があり、そのときの安心感が今でも心に残っています。

その経験から、子どもたちの体だけでなく心のケアにも力を入れたいと考え、養護教諭を目指すようになりました。

《解説》
「なんとなくなりたい」ではなく、実体験や他者との関わりを通して志望に至った過程を明確にすることで、説得力のある動機になります。

養護教諭になるための志望動機の書き方を理解しておこう!

養護教諭としての志望動機を書くには、まず仕事内容と求められる資質を理解することが前提です。

観察力や包容力、傾聴力といったスキルをどう発揮できるかを意識しながら、動機のきっかけや将来の目標を明確に表現しましょう。

自分の体験を活かしつつ、どのように子どもの健康や心を支えたいのかを具体的に伝えることが鍵です。また、NG例のように動機が浅くならないよう注意しましょう。

これまでの経験や強みをしっかり整理し、それが養護教諭にどう活かせるかを伝えることが、内定に近づくポイントです。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。