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【SPIができない人必見】言語・非言語問題を解くコツや対策方法も

SPIとは、能力検査と性格検査を組み合わせた試験で、あなたの働く能力を見極めるものです。

SPIの能力検査では、国語や数学の基礎知識がチェックされます。中学レベルといわれても、試験対策をしっかりしないと高得点は望めません。ですので、本記事では、SPIの対策方法や高得点を取るコツを詳しく解説します。SPIで悩んでいる方は、ぜひこの内容を参考にしてみてくださいね。

SPIが苦手な人の3つの特徴

SPIが苦手な人には、以下の3つの特徴があります。

  1. 試験内容や受験方法を理解していない
  2. 時間配分を考慮していない
  3. 問題を解き慣れていない

以下では、SPIが苦手な人の特徴を詳しく説明します。SPIが苦手な人は、試験に対する理解が不十分であり、それが得点が伸びない原因になっているのです。

①試験内容や受検方法を理解していない

SPIテストの準備で最も大切なのは、試験の内容や受験方法を事前に理解することです。しかし、得点が伸びない人の中にはこれができていない人がいます。試験内容を把握していなければ、対策を立てられません。また、受験方法を知らないと当日焦ってしまいますからね。

まず、SPIはほとんどがパソコンで行われる試験で、中高生レベルの国語や数学の基礎知識が問われます

試験の仕組みや出題内容を理解しておくことで、落ち着いて対策に取り組めるはずです。さらに、過去問や対策本を活用して、実践的な準備をしていくことをおすすめします。

②時間配分を考慮していない

時間配分を意識していない人も点数が伸びません。能力検査であれば、1問あたりの解答時間は長くて1分程度。

つまり、長文読解問題や推論問題に時間を取られてしまうと、他の簡単な問題ができなくなってしまうのです。だからこそ、難しい問題に時間をかけるよりも、まずは暗記問題や公式を使えば解ける問題を短時間で正解することが大切です。

もし、分からない問題がある場合は、その問題は諦めて次の問題に進むといいでしょう。

③問題を解き慣れていない

SPIの能力検査は中高生レベルの国語や数学が出題されますが、これらの基礎的な問題でも、実際に何度も解いていないと時間内に正解するのは難しいのが実情。SPIは問題数が多いため、解き慣れていないと制限時間内に全問正解するのは厳しいのです。

そのため、過去問や対策問題集を使って、繰り返し演習を重ねることが大切です。定番の問題形式やテクニックを身につけ、答案用紙への記入方法にも慣れておくと良いでしょう。

【能力検査】SPI言語問題の解き方のコツ

SPIは、能力検査と性格検査の2つから成り立っています。ここでは、言語問題の解き方のコツを解説します。言語問題が苦手な方は、以下のポイントを参考にしてください。

  1. 暗記系問題をスムーズに進める
  2. 長文問題は、先に設問を確認する
  3. 並べ替え問題は解ける部分から取り組む

これらのコツを掴めば、SPIの言語問題もスムーズに解けるようになるでしょう。

①暗記系問題をスムーズに進める

SPIにおいて、暗記問題の出来が合格を左右します。熟語やことわざの意味に関する問題は暗記しておけば確実に正解できます。

熟語問題では、読み方よりも意味を押さえておくのがコツです。熟語の成り立ちを問われる問題は、意味から連想して答えることができます。このように暗記力を発揮できる問題は、素早く解答を出すことが重要です。

もし暗記系の問題で悩んでしまったら、時間をかけずにスムーズに次の問題に進むことをおすすめします。なぜなら、暗記問題に時間を使いすぎると、長文問題など他の重要な問題が解けなくなってしまうからです。

②長文問題は先に設問を確認する

SPIの長文問題では、まず設問をしっかりとチェックすることがポイントです。設問の意図を事前に把握しておけば、長文を読み進める際に答えが見つかりやすくなります。

さらに、長文問題では二語の関係や語句の意味・用法などの出題が多いので、そういった問題形式への対策も重要です。これらの問題を繰り返し解いて、定型的な問題パターンを身につけておくと効率的に正解できますよ。

③並べ替え問題は解ける部分から取り組む

SPIの並べ替え問題では、まずはよくわかる部分から着手していくようにしましょう。この問題形式は、分かりやすい部分から順に並び替えていけば、時間内に完成できる可能性が高いためです。

また、並べ替える文の前後の関係を推測できれば、スムーズにつなぎ合わせられます。逆に、分からない部分については最後に回すようにしましょう。最初から完璧を目指して順番通りに並べ替えようと思い込まないことが重要ですね。

焦らずにコツコツと、できるところから手をつけていけば、確実に得点につながるはずです。

【能力検査】SPI非言語問題の解き方のコツ

次に非言語問題の解き方のコツを解説します。数学が苦手な方でも、コツを意識すれば非言語問題で高得点を目指せます。

  1. 公式は暗記しよう
  2. 推論は時間をかけて解こう
  3. 暗算に慣れる

①公式は暗記しよう

非言語問題の鍵は、公式や数式の暗記にあります。料金計算や速度・時間・距離の問題、組み合わせの問題など、数式さえ知っていれば中学レベルの問題も簡単に解けるのです。非言語問題でも、過去問題の典型的な問題形式を暗記しておけば有利になります。

つまり、言語問題が苦手な人も、少なくとも数学的な公式や数式の暗記だけはしっかりとやっておくべきなのです。コツコツ学習を重ねることで、非言語問題への対策も確実に進められます。

他の対策と合わせて、公式や数式の暗記にも力を入れましょう。手間ではありますが、きっと成果に結びつくはずです。

②推論は時間をかけて解こう

特に難易度の高い推論問題に丁寧に取り組むことは重要です。推論問題は最も解きにくいとされているため、他の問題よりも十分な時間をかけるようにしましょう。

コツは図表を書き起こして、問題の内容を視覚化することで、正答率を高められます。特に登場人物が多い複雑な推論問題では、図表を作成しないと整理が付きにくいでしょう。

一方で、暗記問題は見るだけで即答できるよう準備しておく必要があります。これにより、推論問題に時間をかけられるようになります

③暗算に慣れる

SPIの対策において、暗算力の習得は欠かせません。問題を素早く正確に解答するためには、筆算に頼らず、頭の中で手際よく計算できるようになることが重要です。特に、四則演算の暗算力が鍵を握っています。 

苦手意識がある人は、まずは基本中の基本である九九や一桁同士の足し算を徹底的に練習しましょう。確実に小学生レベルの計算力を身につけることが、高得点につながるはずです。

余計な時間をかけずに、素早く正確に解答できるよう、暗算力の向上に取り組むようにしないと、難易度の高い非言語問題に時間を取られてしまいます。

【徹底解説】SPIが苦手な人向けの4つのアプローチ

SPIに苦手意識がある方には、以下の4つの方法が役立ちます。これらの対策は、受験の1か月前までに着実に行っておくことが重要です。

  1. 受験前の準備を重点的に行う
  2. 暗記問題は早めに対策する
  3. 参考書を繰り返し解く
  4. 模擬試験で本番の雰囲気を体験する

これから、SPIに苦手意識を持つ方向けの対策方法を詳しく解説していきます。

①受検前の準備を重点的に行う

SPIに合格するための鍵は、受験に向けた入念な準備にあります。まず、パソコン操作に慣れておくことが重要です。実際に試験会場で何度か受検することで、操作に慣れていきますよ。

また、参考書などを活用して、問題形式に対する理解を深めることも欠かせません。1冊の参考書を徹底的に読み込むだけでも、SPIの問題傾向をつかむことができます。

②暗記問題は早めに対策する

SPIの対策で外せないのが、暗記問題の対策を早めに取り組むことです。言語問題では語彙や熟語の意味が頻出するので、これらを事前に徹底的に暗記しておくことがポイントです。

また、非言語の問題でも、よく出る公式や数式を事前に暗記しておくと大きな得点源になります。言語、非言語問わず、これらの暗記問題をしっかりとマスターしておけば、確実に得点につながるはずです。

③参考書を繰り返し解く

参考書は何度も繰り返し解くようにしましょう。同じ参考書を繰り返し解くことで、暗記系の問題対策にもなりますし、出題形式にも慣れていけるはずです。

ただし、参考書の選び方も大切です。SPIに不安がある人は、簡単な問題が多めの参考書を選ぶのがいいでしょう。難しすぎると挫折感を感じてしまい、続けられなくなってしまいます。

できるだけ気楽に取り組めるよう、自分のレベルに合った参考書を選んで、じっくりとこなしていくようにして下さい。何度も繰り返し演習することで、確実に力がついていくはずです。

④模擬試験で本番の雰囲気を体験する

模擬試験で本番さながらの経験を積むことは重要です。適切な時間配分の感覚が養えますし、適切な時間配分はSPIでよい点数に直結します。

また模試の結果をよく見れば、自分の弱点分野が明らかになります。得意分野に時間をかけるよりも、むしろ苦手分野の対策に時間を割くほうが勉強効率が高いです。本番前は弱点分野の補強に集中しましょう。

SPIの合格ラインは7割で大丈夫

SPIの試験は全問正解はせずとも、7割以上の正解率があれば安心できます。多くの企業ではSPIの合格ラインが7割とされているからです。

ただし、志望者が殺到する大手やホワイト企業の場合は、ハードルが少し高くなります。そういった企業に合格したいのなら、8割から9割の正解率を目標にしましょう

SPIは対策次第で簡単に乗り越えられる

就活でSPIの足切りを突破するには、7割以上の正解率を目指すことが大切です。

SPIの対策をしっかりと行えば、7割以上の正解率は十分に取れるはず。過去問を徹底的に解いて、出題パターンを把握するのがコツです。さらに、得意分野と苦手分野を把握して効率的な学習計画を立てるともっと良いでしょう。

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