日揮ホールディングスの平均年収はどれくらい?|企業研究に役立つ情報も
日揮ホールディングスは、プラント建設などを手掛ける日本の企業です。建設やエンジニアリングの分野でグローバルに活躍しています。
就活生の皆さんは「日揮ホールディングスって、実際どんな会社なんだろう?年収や初任給はどれくらい? 」と、気になることばかりではないでしょうか。
そこで今回は、日揮ホールディングスの年収や初任給、売上高について詳しく解説していきます。競合となる企業情報も紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
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日揮ホールディングスの平均年収は844万円
日揮ホールディングスの平均年収は844万円です。ここでは、日揮ホールディングスの平均年収について、有価証券報告書をもとに詳しく見ていきましょう。
参考までに、国税庁が発表した「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、2022年度の給与所得者の平均給与は458万円でした。
日揮ホールディングスの平均年収は、この数字と比べてみると、大きく上回っていることが分かりますね。
日揮ホールディングスの初任給
日揮ホールディングスの公式サイトによると、最終学歴別の初任給は以下の通りです。
総合職 | 初任給 |
高専(本科) | 211,000円 |
学士 | 240,000円 |
修士 | 270,000円 |
博士 | 300,000円 |
準総合職 | 初任給 |
専門 | 187,000円 |
大卒 | 200,000円 |
日揮ホールディングスの初任給は、学歴や職種によって異なってきます。
上の表を見てみると、総合職の場合では、高専卒は約21万円、博士課程修了であれば約30万円と、約10万円もの差があることが分かります。
なお、これらの基本給に加えて、時間外労働手当や通勤交通費などの諸手当も支給されます。昇給は年に1回(7月)、賞与は年に2回(7月と12月)あります。
日揮ホールディングスの募集要項
では、日揮ホールディングスの募集要項を見ていきましょう。
勤務時間 | 9:00~18:00 フレックスタイム制 コアタイム 10:00~15:00(標準労働時間1日8時間) |
休日・休暇 | 休日:完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、創立記念日 休暇:年次有給休暇、リフレッシュ休暇、慶弔休暇など |
諸手当 | 時間外勤務手当、資格手当、通勤手当など |
勤務地 | 横浜本社 海外事務所、海外現地法人、国内・海外建設工事現場への出張・駐在あり ※技術研究所(大洗)配属については、転勤あり ※メンテナンス職はグループ会社を含む国内事務所・出張所への転勤あり |
福利厚生や教育体制が充実している点も、日揮ホールディングスの魅力です。休日休暇も多く設定されているため、社員にとって働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
※募集要項は年によって変更される可能性があります。最新情報は必ずご自身で確認するようにしてください。
日揮ホールディングスの企業情報

ここでは、日揮ホールディングスの企業情報を以下の3つに整理して紹介します。
- 日揮ホールディングスの事業内容
- 日揮ホールディングスの売り上げ・実績
- 日揮ホールディングスの基本理念
①日揮ホールディングスの事業内容
日揮ホールディングスは、石油精製プラントや石油化学・化学プラント、LNGプラント、天然ガス処理プラントなど、様々な製造設備の建設を行っています。
世界80カ国以上で、2万件を超えるプロジェクトに携わってきた実績があります。
事業の具体例としては、石油精製やLNG、ガス処理、石油化学プラントといったハイドロカーボン分野をはじめ、医薬、ケミカル、非鉄金属など、幅広い分野を網羅しています。
②日揮ホールディングスの売り上げ・実績
日揮ホールディングスの売上高や実績は以下の通りです。
決算年月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 |
売上高(百万円) | 433,970 | 428,401 | 606,890 |
経常利益(百万円) | 25,506 | 30,028 | 50,560 |
上の表を見ると、日揮ホールディングスの売上高と経常利益は、2023年に大きく伸びていることが分かります。
日揮グループは世界規模で事業を展開しているため、特定の事業や国での業績が落ち込んだとしても、他の事業や国でカバーできることが強みです。
③日揮ホールディングスの基本理念
日揮グループは、「JGC’s Purpose and Values」を企業理念として掲げています。
その中で、グループ全体で共有すべき価値観として「すべての人を尊重すること」を定めています。
「Purpose:存在意義」としては「Enhancing planetary health」を掲げています。これは、「“人と地球”の健康は密接につながっており、その両方を追求していくことで、より豊かな未来を創造していく」という思いが込められています。
また、「Values:価値観」としては、「挑戦」「創造」「結集」「完遂」という4つの力と、「尊重」「誠実」という2つの誓いを持って行動することを目指しています。
日揮ホールディングスの競合企業3社

最後に、日揮ホールディングスの競合企業を3つピックアップし、基本情報を業界研究もかねて確認していきましょう。
- 千代田化工建設
- 栗田工業
- 東洋エンジニアリング
①千代田化工建設
千代田化工建設は、三菱石油から独立して設立された総合エンジニアリング企業です。石油や天然ガスといったエネルギー分野をはじめ、化学・石油化学、医薬品、環境など、幅広い分野で事業を展開しています。
特徴的な取り組みとして、「プロジェクト・ライフサイクル・エンジニアリング」があります。これは、プロセスプラントや社会インフラ整備において、事業計画の段階から設計・調達・建設、さらには運転・保守までを一貫してサポートするサービスです。
売上高(百万円) | 430,163 |
従業員数(人) | 1,624 |
平均年間給与(万円) | 893 |
平均年齢(歳) | 41.8 |
平均勤続年数(年) | 12.2 |
②栗田工業
栗田工業は、水処理装置や水処理薬品の製造・開発を行う企業です。
特に、超純水製造装置や排水処理装置といった水処理装置の製造では、業界トップクラスのシェアを誇ります。
その他、ボイラー水や冷却水に用いる水処理薬品や、ダイオキシン処理薬品・除去システムなども手掛けています。
売上高(百万円) | 344,608 |
従業員数(人) | 1,624 |
平均年間給与(万円) | 912 |
平均年齢(歳) | 43.2 |
平均勤続年数(年) | 17.6 |
③東洋エンジニアリング
東洋エンジニアリングは、1961年に設立された総合エンジニアリング会社です。
石油精製や石油化学、肥料製造、船上プラント(FPSO)、発電所、鉄道など、様々な分野における大規模プラントやインフラ設備の設計・購買・建設を一括して請け負う「EPC契約」事業を展開しています。
売上高(百万円) | 192,908 |
従業員数(人) | 974 |
平均年間給与(万円) | 855 |
平均年齢(歳) | 43.4 |
平均勤続年数(年) | 16.6 |
日揮ホールディングスを調べて企業研究を進めよう
今回は、日揮ホールディングスの年収や売上高を中心に解説しました。
日揮ホールディングスの平均年収は816万円と、日本の平均年収を大きく上回っています。
充実した諸手当や働きやすい環境も魅力的です。
企業研究を進める際には、公式サイトだけでなく、有価証券報告書なども参考にすると、より深く企業を理解することができます。ぜひ、今回紹介した内容を、皆さんの就活に役立てて下さいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。