全日空の年収や初任給を紹介!事業内容や他社との比較まで
誰もが憧れる航空業界で働くとなると、気になるのは仕事内容や待遇ですよね。
特に、国内大手の航空会社であるANA(全日空)の年収や労働環境は、多くの人が気になるポイントではないでしょうか?
この記事では、ANAの仕事内容、年収や初任給、労働環境を競合他社と比較して解説していきます!
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全日空の平均年収は691万
全日空の平均年収は691万円となっており、令和4年度の全国平均年収である458万円と比べると、かなり高い水準であることが分かります(参照:民間給与実態統計調査)。
平均年収(万円) | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 勤続平均年数(年) |
691 | 253 | 45.5 | 3.5 |
全日空の初任給
全日空では、職種や最終学歴によって初任給が異なります。
最も給与が高いのは、大学院卒のグローバルスタッフ職で、その額は262,077円です。
グローバルスタッフ職 | 大卒・高等専門学校(専攻科)卒 | 249,557円 |
院卒 | 262,077円 | |
客室乗務職 | 短大卒 | 202,319円 |
大卒・高等専門学校(専攻科)卒 | 210,221円 | |
院卒 | 213,521円 | |
運航乗務職 | 大卒・高等専門学校(専攻科)卒 | 244,346円 |
院卒 | 253,004円 | |
エキスパートスタッフ職 | 短大卒 | 208,632円 |
大卒・高等専門学校(専攻科)卒 | 222,312円 | |
院卒 | 228,092円 |
全日空の募集要項
今回は、グローバルスタッフ職の募集要項を参考に、具体的な労働条件を見ていきましょう。
勤務時間は、原則として1日8時間・週40時間勤務で、部署によってはフレックスタイム制も利用できます。休日は年間121日と、しっかり休める環境が整っていますね。
応募資格 | 【新卒I】 ・2024年4月から2025年3月までの間に①、②の何れかに該当する方 ①4年制大学または大学院の文系学部、理系学部(全学部)を卒業または修了見込みの方 ②高等専門学校専攻科を卒業または卒業見込みの方 【新卒II】 ・2021年4月から2024年3月までの間に①、②の何れかに該当する方 ①4年制大学または大学院の文系学部、理系学部(全学部)を卒業または修了された方。(見込みの方) ②高等専門学校専攻科を卒業された方。(見込みの方) ※卒業後 3 年以内で、 エントリー時に他社に就業されていない方がご応募頂けます。 |
勤務地・ベース | 国内外事業所 |
諸手当 | 家族手当、住宅手当など |
昇給・賞与 | 昇給:年1回 (4月) 賞与:年2回(夏・冬)2023年度実績 |
通勤補助費 | 当社規程により支給 |
勤務 | 原則、1日8時間/週40時間 常日勤部門 9:00~18:00 フレックスタイム制度あり(適用部署限定) 変則勤務部門 各職場に応じたシフト勤務(変形労働時間制) 1ヵ月を平均して週40時間以内で設定。 |
休日・休暇 | 土・日・祝日・年末年始(年間121日)、年次有給休暇・夏季特別休暇・結婚休暇・介護休暇など 変則勤務部門では振替休日 |
教育・研修 | 階層別研修、昇格時研修、海外実務研修、自己啓発プログラム(オープンセミナー・通信教育・E-learning)、専門教育あり |
また、全日空では、階層別研修や海外研修など、社員の成長をサポートする制度が充実していて、スキルアップを目指せる環境が魅力的ですね。
全日空の企業情報3つ

ここでは、全日空について、より具体的に理解できるように、以下の3つの項目に分けて解説していきます。
- 全日空の事業展開
- 全日空の企業業績
- の企全日空業理念
①全日空の事業内容
全日空は、国内線・国際線を問わず、世界中の人々を空の旅で繋いでいる航空会社です。
航空輸送事業をメインに、国内線旅客事業、国際線旅客事業、貨物郵便事業など、様々な事業を展開しています。その他にも、情報通信や商社、ビル管理など、幅広い分野に進出していますよ。
ANAは、世界トップクラスの航空会社として、日本の空の安全を守っている会社だと言えるでしょう。
引用元:全日空 事業概要
②全日空の売り上げ・実績
航空業界は、コロナ禍において、特に大きな影響を受けた業界の一つです。
全日空もその例外ではなく、2021年、2022年は、残念ながら赤字決算となってしまいました。
売上高(百万円) | 営業利益(百万円) | 経常利益(百万円) | |
2023年3月 | 1,707,484 | 120,030 | 111,810 |
2022年3月 | 1,020,343 | △173,127 | △184,935 |
2021年3月 | 728,683 | △464,774 | △451,335 |
2020年3月 | 1,974,216 | 60,806 | 59,358 |
しかし、2023年には見事に黒字化を果たし、コロナ禍以前の水準にまで業績を回復させています。旅行需要の回復とともに、全日空の業績も順調に推移しており、今後の更なる成長が期待できます。
③全日空の企業理念
全日空は、「安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で 夢にあふれる未来に貢献します」という基本理念を掲げています。
安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で 夢にあふれる未来に貢献します |
「安全」は、航空会社にとって最も重要なことです。その上で、お客様との「信頼」を大切にしながら、夢のある未来を創造していきたいという、ANAの強い想いが込められた理念だと言えるでしょう。
全日空の競合企業3社を紹介

今回は、全日空の競合として、以下の3つの企業をピックアップしました。
①日本航空
日本航空(JAL)は、全日空と並ぶ、日本を代表する航空会社です。
国内線・国際線ともに、ANAに次ぐ旅客数を誇り、多くの人々に利用されています。
売上高(百万円) | 1,375,589 |
従業員数(人) | 12,969 |
平均年間給与(万円) | 847 |
平均年齢(歳) | 40.8 |
平均勤続年数(年) | 15.9 |
平均年収は847万円と、ANAと比べて150万円以上も高くなっています。待遇面でも魅力的な会社と言えるでしょう。
②パスコ
パスコは、航空測量という少し特殊な分野で事業を展開している会社です。飛行機やドローンを使って測量を行い、そのデータをもとに地図作成などを行っています。
ANA(全日空)のような旅客輸送は行っていませんが、空間情報という分野で社会に貢献している会社です。
売上高(百万円) | 62,016 |
従業員数(人) | 2819 |
平均年間給与(万円) | 524 |
平均年齢(歳) | 43.5 |
平均勤続年数(年) | 11.8 |
海外部門もあり、グローバルに活躍したいという方に魅力的な会社と言えるでしょう。
③アジア航測
アジア航測も、パスコと同様に、航空測量を事業としている会社です。航空測量という分野において、国内トップクラスのシェアを誇っています。
独自の技術力にも定評があり、世界初の測量技術を開発した実績もありますよ。
売上高(千円) | 37,304,148 |
従業員数(人) | 1,636 |
平均年間給与(万円) | 793 |
平均年齢(歳) | 44.75 |
平均勤続年数(年) | 13.11 |
平均年収は793万円と高く、平均年齢や勤続年数も長いことから、働きやすい環境が整っていることがうかがえます。
全日空の情報を集めて業界理解を深めよう
この記事では、全日空の年収や初任給、事業内容、労働環境など、様々な情報を紹介してきました。
ANAの平均年収は691万円、初任給は職種や学歴によって異なりますが、18万6,319円~24万2,004円となっています。
今回の内容を参考に、自分に合った働き方や職種を考えながら、企業研究を進めていきましょう。
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この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。