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【例文付き】インターンシップ選考に通る自己PRのポイントを解説!

インターンシップの選考を通過するために重要な要素の1つとして、「自己PR」挙げられます。

しかし実際に自己PRを作成しようとすると、「何を書けば良い?」「ポイントはあるの?」と多くのことが気になるものですよね。

そこで本記事では、インターンシップ選考における自己PR作成のポイントや注意点を解説します。

自己PRのOK例文とNG例文も紹介しているので、ぜひ選考対策にお役立てください。

人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

目次

インターンシップの自己PRで企業が評価するポイント4つ

インターンシップの自己PRを作成するにあたってはまず、企業がどんなところを見ているのか把握しておくことが大切です。

ここでは、インターンシップの自己PRで企業が評価するポイントを以下の4点に整理して解説します。

  1. 人柄・価値観
  2. 基本的なスキル・能力
  3. 参加への熱意
  4. コミュニケーション能力

①人柄・価値観

インターン選考の自己PRで企業が見ているポイントとしてまず挙げられるのが、応募者の人柄や価値観です。

どんなに優秀な学生でも、インターンシップに対して真摯に取り組んでくれない場合は「入社しても同じかもしれない」と判断する可能性があります。

また、応募者の人柄や価値観が自社とマッチしているかどうかも重要なポイントだと言えるでしょう。

インターンは自社の社風や価値観と合う人材を見つける貴重な機会でもあり、自己PRでそれを見分けようとしていると感がられます。

②基本的なスキル・能力

インターン選考の自己PRで見極めようとしているポイントとしては、応募者が持つスキルや能力も挙げられます

インターンを実施する目的は、あくまでも最終的に「自社で活躍してくれる人材」を見つけ出すことであるためです。

スキルや能力のチェックにおいても、自社とのマッチングは重要な判断要素になります。

応募先の企業の求める人物像や能力を確認し、自分がマッチしていることを示すように自己PRを作成しましょう。

③参加への熱意

参加への熱意も、インターンの選考結果を左右する大きなポイントの1つです。インターンへの参加意欲は、自社に対する志望度の高さにもつながります。

どんなに優秀な人材であっても、参加への熱意が感じられないようでは「志望度が低いのでは……?」と思われてしまう可能性があります。

「なぜその業界なのか」「なぜその企業なのか」に着目し、参加への熱意が感じられる自己PRに仕上げることが理想でしょう。

④コミュニケーション能力

インターン選考の自己PRで企業が評価しているポイントには、コミュニケーション能力も入ると考えられます。

ここで言っているコミュニケーション能力とは、社会人として周囲の人と協力・強調して仕事を進める能力のことです。

仕事は一人でするものでは原則としてなく、価値観や気が合わない人ともときには協力して進めていく姿勢が求められます。

自己PRがきちんと相手のことを考えて作り上げられているか、分かりやすい表現で構成されているのかをチェックするようにしましょう。

内定を獲得した就活生のインターン選考時の強みランキング【TOP10】

ここでは実際に内定を獲得して就活を終えた先輩就活生がインターン選考の自己PRでアピールしていた強みをアンケート調査しました。

インターン選考に望む際に「どのような強みが良いのか?」悩んでいる方は多いと思いますが、実際に内定を獲得している先輩たちがアピールしていた強みを参考にして、自身の自己PR作成に役立ててみてくださいね。

  1. 強みランキングTOP10
  2. ランキング外の強み一覧

強みランキング TOP10

実際に一番多かった強みは「行動力」でした。確かに早期からインターンに参加している場合は、その時点で「行動力」が強みとアピールすることで一貫性や納得感もありますよね。

2位は協調性、3位は責任感と続きました。この2つに関してはインターン選考だけではなく、就活が始まってからも多くの就活生が主張する強みですね。この2つの強みをアピールする場合は、インターンとして採用された後にどのように活躍する想定なのかを伝えると好印象になりやすいですよ。

ランキング強み件数(目安)
1位行動力13人
2位協調性8人
3位責任感6人
4位継続力/粘り強さ6人
5位主体性4人
6位柔軟性3人
7位リーダーシップ3人
8位向上心2人
9位調整力/企画力/実行力2人
10位好奇心2人

・調査対象:「Caricuru公式LINE」への登録者
・調査方法:Web上でのアンケート
・調査期間:2025年6月16日~2025年6月22日
・有効回答数:79名

あくまで強みのランキングではあるので、自分らしい強みを見つけるために強み診断を行ってみるのもおすすめです。就活マガジン編集部では、強み診断も用意しているので、自分にしっくりくる強みが見つからない場合は診断してみてください。

「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と、自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。

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ランキングの強み一覧

ここでは、ランキング外ではあったものの、他にもアピールされていた強みを一覧にしています。

アピールしていた強みが多いものが良さそうに見えますが、他がアピールしていない強みということは差別化できているということでもあります。

自分に合いそうな強みがあるか探してみてくださいね。

強み回答人数
調整力2人
吸収力1人
朝が早い1人
場づくりの力1人
明るさ1人
客観力1人
挑戦力1人
主体性1人
企画力1人
実行力1人
周りを巻き込む主体性1人
チャレンジ力1人
努力1人
向上心1人
諦めないでやり遂げること1人
論理的思考力1人
聴く力1人
課題発見力1人
物事を遂行する力1人
継続性1人
計画力とコツコツ努力できるところ1人
思考力1人
適応力1人
計画性1人
傾聴力1人
調和力1人

一番大切なことは、あなたらしい強みを自己PRとして伝えられているかどうかです。

他の人がアピールしていないけど「自分の強みはこれだ!」と思うものを自身を持って自己PRしましょう!

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さらに、本記事の後半では実際に、インターンシップを志望する際の自己PR例文を添削しています!

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インターンシップにおける自己PRの書き方4つ

ここでは、インターンシップにおける自己PRの書き方として以下の4点を紹介します。

  1. 自分の強みを理解する
  2. インターンで求められるスキルを調べる
  3. 自己PRに記載する強みを選ぶ
  4. 自己PRを書く

①自分の強みを理解する

自己PRを書くにあたってはまず、自分の強みを理解することから始めます。学生時代には、自分の強みを深く考えることはあまりないケースがほとんどです。

「自分には強みなんてない」と思っている人でも、これまでの人生の中で無意識に強みを発揮している場面があったと考えられます。

これまでの人生で印象的だったことや特に頑張ったことを書き出し、そこで自分が取った行動やその理由を書き出してみましょう。

そしてその行動から得られたことや現在の自分に役立っていることを整理すると、自分の強みに気づけるはずです。

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②インターンで求められるスキルを調べる

自分の強みを理解したら、次にインターンで求められるスキルについて調べてみます

インターンで行われるプログラムを確認し、どのようなスキルが必要なのか考えてみましょう。

また、業界研究や企業研究を行い、インターンを実施する企業が求める人物像について把握することも大切です。

求められるスキルがどうしてもわからない場合は、OB・OG訪問をしたり企業説明会に参加したりして話を聞いてみることもおすすめでしょう。

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③自己PRに記載する強みを選ぶ

インターンで求められるスキルを把握したうえで、自己PRに記載する強みを選択することが大切です。

自分の強いであれば原則何を取り入れても問題はありませんが、企業側が求める人材だと判断してもらうには、条件に合った強みを選ぶ必要があります。

相手目線になって物事を考える習慣を持つことは、仕事においても重要な姿勢です。

最初に書き出した自分の強みの中から、インターンで求められるものを選択するのが基本でしょう。

④自己PRを書く

テーマにする自分の強身を選定したら、最後に自己PRを作成していきます。文章は思うままに書くのではなく、基本を守って記述することが大切です。

これまで文章を書いたことがない方は、どのように自己PRを書くべきかあまりピンとこないものでしょう。

そこで次の項目では、自己PRを書く際の基本構成を紹介します。

誰でも分かりやすく論理的な文章を書くための基本構成ですので、あわせて確認するようにしてみてください。

インターンシップの自己PRにおける基本構成3つ

ここでは、インターンシップの自己PRにおける基本構成を以下の3段階に分けて紹介します。

  1. 結論(アピールポイント)
  2. 結論の根拠(エピソード)
  3. インターンでやりたいこと

①結論(アピールポイント)

自己PRを作成するにあたってはまず、結論である自分のアピールポイントを端的に伝えます

ビジネス文書や業務上の報告などでは、結論を最初に伝えることが基本であるためです。

結論が後回しになっていると、読み手・聞き手目線では何を伝えたいのか分かりにくくなってしまいます。

エントリーシートで結論が最初に書かれていないと最悪の場合の場合読んでもらえないことも考えられることから、十分に注意すべきでしょう。

②結論の根拠(エピソード)

結論である自分の強みを最初に述べたら、次のその根拠となるエピソードを盛り込みます

エピソードを盛り込むことで結論である強みの具体性が増し、自己PRの説得力が高まるためです。

また自分だけのエピソードを盛り込むことで、自然に他の応募者の自己PRとの差別化を図ることも期待できます。

「なぜ強みを自覚するようになったのか」に注目し、自分らしいエピソードを盛り込むようにしましょう。

③インターンでやりたいこと

インターンシップの自己PRは、インターンシップでやりたいことを書いて終えるのが基本ですよ。

インターンの自己PRでは、強みや人柄・価値観だけでなく参加意欲の高さもしっかりと伝える必要があるためです。

「業務内容の理解」や「失敗しても結果を出す」など、やる気が伝わるような内容・伝え方を選択することが大切でしょう。

やりたいことについては長々と記述する必要はありません。1~2文程度で端的にまとめてくださいね。

インターンシップの自己PR作成におけるポイント3つ

ここでは、インターンシップの自己PR作成におけるポイントとして以下の3点を紹介します。

  1. 能力・人柄が伝わるよう意識する
  2. 簡潔さ・分かりやすさを大切にする
  3. 根拠を具体的に述べる

①能力・人柄が伝わるよう意識する

インターンシップの選考においては、自分の能力や人柄が伝わるように自己PRを作成することが大切です。

インターンシップはあくまでも採用活動の一部であり、参加することだけでなく企業に自分をアピールすることが大切ですよ。

自分が必要な人材であることをアピールするためには、応募先の企業が求める人物像に合わせて作成することも重要でしょう。

企業研究をしっかりと行ったうえで、「ぜひ一緒に働きたい」と思ってもらえるような自己PRに練り上げてください。

②簡潔さ・分かりやすさを大切にする

自己PRを作成するにあたっては、簡潔さや分かりやすさを大切にすることも大切です。

インターンシップを運営する担当者は多忙であり、応募者全員の書類を限られた時間でチェックしなくてはいけません。

読んですぐに内容を把握できないような読みづらい文章の場合、評価されることは難しいと考えるべきです。

専門用語や難解な言葉はできるだけ使わず、「誰でも読んで理解できる文章」を目指して記述するようにしましょう。

③根拠を具体的に述べる

自己PRを作成するうえでは、強みだと考える根拠を具体的に述べることも重要です。

どんなに自分の強みを熱心に伝えようとしても、客観的な根拠が提示されていなければ説得力が生まれません。

エピソードの内容からどんなことを考えてどのように成長したのかを、できるだけ丁寧に伝えることが求められるでしょう。

エピソードの内容が重要になることから、作成前の自己分析は徹底して行う必要があります。

インターンシップの自己PR作成時の注意点3つ

ここでは、インターンシップの自己PR作成時の注意点として以下の3ポイントを紹介します。

  1. 強み・エピソードは1つに絞る
  2. 8割以上は埋める
  3. 誤字脱字に気を付ける

①強み・エピソードは1つに絞る

自己PRの作成にあたって、強みとエピソードは基本的に1つに絞ることをおすすめします。

強みやエピソードが複数あると内容をまとめることが難しく、最も伝えたいことが上手に伝わらない可能性があるためです。

アピールしようとつい欲張ってしまう気持ちは分かりますが、簡潔さや分かりやすさを重視する姿勢を崩さないようにしましょう。

ただし面接ではほかのエピソードも深掘りして聞かれる可能性があることから、複数の話を用意しておくことは重要なポイントです。

②8割以上は埋める

自己PRをエントリーシートやその他の書類に記載する場合、文字数制限の8割程度は埋めるようにすべきです。

文字数があまりに少ないと、「やる気がない」「参加意欲が低い」などマイナス評価につながる可能性があります。

文字数が多い方が良い文章とは限りませんが、印象を悪くしては損でしかないことから8割以上は埋めるようにしましょう。

ただしいたずらに文字数を稼ごうとするのではなく、あくまでも簡潔さを重視したうえで情報を盛り込んでいく姿勢が求められます。

③誤字脱字に気を付ける

自己PRを書類に記述する場合、誤字脱字には十分にご注意ください。誤字脱字が目立つと、参加意欲が低いとみなされる恐れがあります。

誤字脱字があった時点で不合格になるとまでは考えにくいのですが、マイナス評価につながる要素はできるだけ避けた方が無難です。

自己PRを最後まで書き終えたら、少し時間をおいて頭から読み返してみることをおすすめします。

見直しをすることも考えて、自己PRの作成はスケジュールに余裕を持って行うようにしましょう。

インターンシップの自己PR例文

ここまで、インターンの自己PRで気を付けるべきことをまとめました。しかし、今までの経験をもとに自分だけの自己PRを作成するのは簡単ではないですよね。

「自分の強みをどう表現すればよいかわからない」「経験をどのように伝えたら効果的なんだろう?」と悩む方も多いと思います。

そこで本章では、13個の強み別自己PR例文を紹介します。アルバイトやサークル活動といった経験を軸に作成しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

  1. 向上心
  2. 計画性
  3. リーダーシップ
  4. コミュニケーション能力
  5. 協調性
  6. 行動力
  7. 忍耐力
  8. 探求心
  9. 誠実さ
  10. 柔軟性
  11. チャレンジ精神
  12. 責任感
  13. 傾聴力

さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、13個の例文を本気で添削!自分の強みをどうアピールしたらいいか気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね。

また、自己PRがそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの自動作成ツールを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

自己PRが既に書けている人には、添削サービスである赤ペンESがオススメ!今回のように詳細な解説付きで、あなたの回答を添削します。

①向上心

大学のゼミ活動をもとに向上心をアピールする例文を添削しました。

向上心にもとづいてどのような行動を取ってきたのかを明記しましょう。今回は、普段からPDCAを習慣づけていたことをアピールしています。

向上心の自己PR
【結論】
私の強みは、常に成長を意識する向上心です。一度の成功に満足せず、より良い結果を求めて工夫や努力を続ける姿勢を大切にしています。成果を振り返って改善点を見つけ、具体的な工夫を実行することで自己成長につなげてきました。
添削コメント|行動が伝わらなかった改善前の文章を修正し、「振り返り→改善→実行」という形で行動してきたことを明示しました。向上心がただの性格ではなく、業務改善に活かせる強みであると伝わります。
【エピソード】
大学のゼミ活動では、発表資料のクオリティを高めるため、先輩や教授からのフィードバックをもとに改善に取り組んできました。発表後の振り返りを欠かさず、次回に活かすことを徹底しました。 の際にフィードバックの内容を記録し、反映するプロセスを継続してきました。
添削コメント|「次回に活かすことを徹底」としか書かれておらず、具体的な行動が伝わらなかった部分を削除しました。「フィードバック内容を記録し反映する」という行動プロセスを追加し、改善に向けたPDCA習慣があることがアピールされています。
【エピソード詳細】
印象に残っているのは、経済政策のプレゼンです。初回のリハーサルでは説明が難解だと指摘されたため、専門用語の言い換えや図表の挿入を提案し、聞き手の理解を優先した構成にしました。翌週の発表では高評価を受けたのです。 その結果、教授からは「具体的で説得力がある」と評価され、改善の成果を実感できたのです。
添削コメント|評価内容や評価者が明記されていなかった文章を削除しました。改善後の文章では教授からの実際の言葉を引用し、説得力を高めています。評価者や言葉を引用することで、信憑性が高まります。
【成果】
この経験を通じて、常に現状に満足せず改善点を洗い流し、次に活かす力が身につきました。また、向上心を持って取り組めば、チーム全体の成果にもつながることを実感しました。さらに、自分の提案がチームの成果に貢献することを経験し、周囲に良い影響を与えることにやりがいを感じています。
添削コメント|改善前の文章は主観的で、評価者に伝わりづらい表現でした。修正後は「自分の提案が成果に貢献した」という客観的事実を軸に、「周囲への影響」まで触れることで、チームワークを高められる能力もアピールしています。
【入社後】
貴社のインターンシップでも現状維持にとどまらず、自ら課題を見つけて改善を重ねたいと考えています。与えられた業務を着実にこなすだけでなく、自分にできる工夫を積極的に実行し、成長につなげていきます。改善点を探し、チーム全体の成果につながる工夫を自ら考えて提案・実行していきます。
添削コメント|「成長につなげていく」というざっくりとした表現を削除し、「改善点を探し、自主的に工夫を行う」という行動が伝わる言い回しに変更しました。企業が期待する「自走力のある人材」としてアピールできています。

【NGポイント】
元の文章では、「向上心」という強みからどのように行動し、成果に繋げたのかが不明確でした。また、評価者や評価内容が明かされていないために、信頼性が欠けていた部分がありました。

【添削内容】
行動のプロセスを明示して、どのように状況を改善したのか明確にしました。「振り返り→改善→実行」のサイクルや、教授からの評価コメントなどを追加し、行動と結果の因果が伝わるよう修正しています。

【どう変わった?】
「向上心」を持つ応募者の実行力や改善力が明確に伝わる構成になり、企業側が「この人なら現場で改善を続けて成果を出せそうだ」とイメージしやすい文章になりました。

【今回の自己PRのコツ】
・向上心にもとづいて取ってきた行動を明記する
・PDCAの習慣を強調する
・自走力があることをアピールする

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②計画性

飲食のアルバイト経験をもとに計画性をアピールする例文を添削しました。

アルバイト中に行ったスケジューリングやタスク管理の工夫を述べ、成果を実際の数値でアピールしている点がポイントです。

計画性の自己PR
【結論】
私の強みは計画性です。目標から逆算し、限られた時間やリソースの中でも最善の結果を出す工夫をしてきました。、ゴールまでの道筋を正確に設計できます。チームで取り組む際にも、無理のない進行計画を組み立てられます。
添削コメント|改善後は「ゴールまでの道筋を正確に設計できる」という文言を追加し、「計画性」という言葉を言い換えてインパクトを持たせました。チームでの進行計画も立てられることをアピールしています。
【エピソード】
飲食店でのアルバイトで、期間限定イベントの運営チームに参加した際、売上目標の達成に向けた準備と進行の計画を任されました。私はチーム内のスケジュール調整や準備業務の進行管理を担当しました。
添削コメント|「任されました」という表現は受け身であるのに加えて、「準備と進行計画」では役割が曖昧です。修正後は「スケジュール調整」「準備業務の進行管理」など具体的な役割を明示し、説得力を持たせました。
【エピソード詳細】
私はイベント当日までのスケジュールを逆算し、必要な準備項目と期限をリスト化しました。その上で、各タスクを「いつ・誰が・どのように行うか」を一覧にした表を作成し、メンバー全員と共有しました。さらに、週に1度の進捗確認ミーティングも実施し、全員の足並みがそろうよう工夫しました。遅れが出た場合は原因を明確にした上で、対応策を全員で検討したのです。
添削コメント|改善前は「リスト化した」「ミーティングを行った」とだけ述べられており、具体的にどのようなリストなのか、ミーティングでは何を話し合ったのかが伝わりません。改善後はそれらを明記し、「計画性」の説得力を高めています。
【成果】
その結果、準備は予定通りに完了し、イベント期間中の売上が通常より増えました。通常の1.5倍を記録しました。また、期間中に活用した一覧表が評価され、通常営業に戻った後も引き続き利用することになったのです。
添削コメント|「売り上げが通常より増えた」とだけ述べられていた部分を添削し、「通常売上の1.5倍」と定量的な数値で伝え、信憑性を高めています。また、「一覧表が通常時にも使われるようになった」という成果も追加し、よりインパクトを強めました。
【入社後】
インターンでも、事前準備と進行管理を丁寧に行い、与えられた業務に責任を持って取り組みます。チームの目標達成に貢献できるよう、計画性を活かして行動します。複数人で取り組む課題においても、タスク分担やスケジュール設計を通じて、円滑な進行に貢献します。
添削コメント|「計画性を活かして行動」という表現は漠然としています。改善後は「どのような業務で、どのように強みを発揮するのか」を具体化して説明し、インターンシップでも再現可能なスキルであることを明示しています。

【NGポイント】
元の文章では担当した役割やミーティング内容、成果がざっくりとしか示されておらず、「計画性」が十分にアピールできていませんでした。また、受け身表現が目立つ部分もありました。

【添削内容】
計画性を支える行動や工夫(進行表の作成・進捗会議の提案など)を加筆し、詳細な内容に修正しました。また、応募者の提案が通常時も使用されるようになったと記し、成果の説得力を補強しています。

【どう変わった?】
「計画性」という強みが、具体的な行動・工夫・結果として一貫して表現されたため、実務での再現性をイメージしやすくなりました。グループでも進捗管理を通じての貢献が期待されるでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・担当した役割を詳細に明記する
・自分の提案が常用されたことをアピールする
・成果は具体的数値で伝える

③リーダーシップ

学園祭の経験をもとにリーダーシップをアピールする例文を添削しました。

行動力とチーム統率力をアピールし、リーダーとしてチーム内でどのような役割を果たしたのか明記しています。

リーダーシップの自己PR
【結論】
私の強みはリーダーシップです。周囲を巻き込み、目標に向かって主体的に行動できます。
添削コメント|シンプルで的確に強みを表現しており、主体性や巻き込み力といった能力が明確に伝わっています。
【エピソード】
大学のサークルで学園祭の出し物を担当し、企画リーダーとしてメンバー10名をまとめました。例年と異なる新しい企画を実施することになり、準備の進め方や役割分担に戸惑うメンバーも多くいました。
添削コメント|「リーダーとして10名をまとめた」という定量的な記述が入っており、リーダーシップのスケール感が読み手に伝わりやすくなっています。
【エピソード詳細】
私はまず全体のスケジュールを可視化し、各工程に責任者を割り振りました。また、週に1度のミーティングを設け、準備状況を共有するとともに、困っている人をフォローする体制を作りました。各自の進捗を共有し、作業の遅れが出た際は私が中心となって追加対応メンバーを募りました。負担を分散させることで、課題の早期解決を図ったのです。
添削コメント|改善前の文章は「フォローする体制を作った」としか述べられておらず、リーダーシップをどのように発揮したのかが伝わりません。改善後は具体的な手段を明記することで、リーダーシップの実践性が伝わる内容になりました。
【成果】
その結果企画は成功し、来場者アンケートでも高評価を得ました。では、「企画内容が他のブースよりも印象に残った」「スタッフの連携がよく、楽しめた」といったコメントが寄せられました。チーム全員が協力し合えたことに達成感を感じ、「あのチームでまた何かやりたい」と言ってもらえました。リーダーとしてチームの力を最大化できたとに手応えを感じました。
添削コメント|「高評価を得た」とだけ書かれていた部分を修正し、改善後は第三者の声(アンケートコメント)を引用しました。客観性を持たせることで、企業に対して説得力を持って強みをアピールできます。
【入社後】
インターンシップでも、周囲と協力しながら全体を見渡しつつメンバーの力を引き出します。主体的に行動し、チームの成果に貢献していきたいと考えています。
添削コメント|「周囲と協力」だけでは受動的な印象が強く、リーダーシップの要素がぼやけていました。改善後は「周囲の力を引き出す」という表現を加えることで、リーダーとしての主体性がより明確になります。

【NGポイント】
もともとの文章は、リーダーとしての素質や行動をアピールできていない部分が多く、どのようにリーダーシップを発揮したのかが曖昧でした。成果の表現もざっくりとしており、信憑性に欠けています。

【添削内容】
具体性に欠ける表現や曖昧な成果を削除し、「対応メンバーの募集」や「アンケートコメントの引用」など、リーダーとしての実際の行動や成果がイメージできる内容を加えました。

【どう変わった?】
リーダーシップの中でも「計画力」「調整力」「巻き込み力」といった多面的な力が伝わる構成となりました。第三者からのコメントを引用したことで、企画の成功が客観的に伝わるようになりました。

【今回の自己PRのコツ】
・リーダーとしてどんな行動を取ったのか伝える
・第三者の評価で成果を客観的に示す
・インターンで主体的に行動することを示す

④コミュニケーション能力

地域イベントでのボランティア経験をもとに、コミュニケーション能力をアピールする例文を添削しました。

どのような人々と関わってきたかを明示し、多様な人々と効果的なコミュニケーションを取れることをアピールしましょう。

コミュニケーション能力の自己PR
【結論】
私の強みはコミュニケーション能力です。立場や年齢の異なる相手とも、円滑に関係を築けます。
添削コメント|強みである「コミュニケーション能力」を端的に表現できています。「立場や年齢の異なる相手」という表現により、社会人とも柔軟に関われる姿勢が伝わります。
【エピソード】
私は大学の地域連携プログラムの一環で、地域の子ども向けイベントにボランティアスタッフとして参加したことがあります。その際、多様な関係者と連携しながら自治体職員や保護者、地域ボランティアの方々とこまめに情報共有しながら意見を調整し、企画運営を行いました。当初は、地域の保護者や自治体職員、他大学の学生との意見のすり合わせに苦労しました。
添削コメント|「多様な関係者と連携」という表現は抽象的で伝わりづらく、相手の属性や関係性が不明瞭でした。改善後は、どのような相手とどのように関わったかを明示し、コミュニケーションを実践した場面を詳細に伝えています。
【エピソード詳細】
私は、相手の話をじっくり聞き、誤解が生じた部分はその場で確認・調整することを意識しました。各担当者との打ち合わせの際、意見が対立しそうな場面では一歩引いて、全体の意図を整理し直しました。そして、それぞれの優先事項をメモにまとめて共有することで、互いの認識をすり合わせたのです。
添削コメント|もとの文章では「確認・調整を意識した」としか述べられておらず、行動の中身が見えづらかったです。改善後は、「誰に・何を・どのように」働きかけたかを整理し、コミュニケーション能力だけでなく傾聴力と調整力を発揮したことが明確に伝わるようにしました。
【成果】
結果として、参加者から「また来年も来たい」との声を多数いただいたのです。また、自治体からも「来年度もぜひ協力してほしい」と継続的な依頼を受けました。
添削コメント|第三者からのポジティブな反応が明記されており、客観的な評価が伝わります。「継続的な依頼」という内容により、信頼を構築できたことを強調できています。
【入社後】
貴社のインターンでも、多様な価値観を受け入れながら信頼関係を築き、相手の立場や背景を尊重しながら意見の橋渡し役となることを意識し、チーム全体の成果に貢献してまいります。
添削コメント|「多様な価値観を受け入れながら」というざっくりとした表現を削除し、「橋渡し役」としての役割を明確にしました。自身の強みが現場でどう活きるかを伝えることが、インターン選考突破の鍵です。

【NGポイント】
対話能力をアピールしようとしつつも、「誰に・どう関わったのか」がわかりにくい箇所がありました。「多様な関係者と連携した」などの言葉は、実際の行動や工夫が伝わりづらいです。

【添削内容】
コミュニケーションを取った相手(保護者・自治体職員など)や行動(優先順位の整理・情報共有)を加えることで、学生がどのように周囲と関係を築いたかが明確になるよう修正しました。

【どう変わった?】
相手視点に立って関係構築を進める姿勢や、冷静に状況を整理する力が強調されました。実際の職場で求められる「意見の橋渡し役」としてのイメージが浮かびやすくなり、説得力が増しました。

【今回の自己PRのコツ】
・どのような相手と関わったか詳細に伝える
・自分の行動に焦点を当てて説明する
・再現性が伝わる表現で書く

⑤協調性

大学の実行委員会の経験をもとに、協調性をアピールする例文を添削しました。

協調性を伝える際は、チームの中でとった行動や工夫、成果につなげたプロセスまで言語化することがポイントです。

協調性の自己PR
【結論】
私の強みは、チームの調和を意識して行動できる協調性です。目立つ役割にこだわらず、自分が前に出るべき時と支えるべき時を見極め、全体の進行や雰囲気に気を配ることで、チームの力を最大限に引き出せます。
添削コメント|「目立たないこと」は一見控えめで美徳のようですが、企業にとっては「消極的」と捉えられる恐れもあります。今回は「状況に応じた柔軟な立ち回り」ができることを伝え、協調性の中に判断力と主体性も含めるよう修正しました。
【エピソード】
大学の学園祭で、実行委員の一員として企画運営に携わりました。準備の段階で進捗に大きな差が生まれ、雰囲気が悪くなる場面がありました。班ごとの準備の進み具合に差が出て、遅れた班内に不満や焦りが広がった場面がありました。
添削コメント|改善前の文章は課題の発生状況が曖昧でした。改善後は「遅れた班内に不満や焦りが広がった」と明記し、当時の状況がイメージできるように修正しました。
【エピソード詳細】
私は、進みが遅れていた班に声をかけ、遅れていた班に「何が課題になっているのか」を詳細に聞き出し、「困っているところはないか?」と相談し合える空気づくりを意識しました。その結果、協力体制が生まれ、作業を分担し合い、遅れた場合は助け合える空気が生み出され、各チームの進捗にバランスが取れるようになりました。
添削コメント|「班に声をかけた」「協力体制が生まれた」という表現はざっくりとしていて、詳細が伝わりません。改善後は声掛けの内容、どのような空気を作れたのかまで具体的に述べ、チームで協力し合える体制を築いたことを強調しました。
【成果】
最終的に大きな遅延はなく、当日の運営もスムーズに進行しました。メンバーからは「話しやすい雰囲気を作ってくれて助かった」と感謝され、裏方として貢献できたと実感しました。運営終了後、委員長から「班同士の協力が成功の鍵だった」と評価され、全体の成果につながったと感じています。
添削コメント|「委員長」という第三者からの具体的な評価を盛り込むことで信頼性を高めました。インターン選考では、「客観的に見て説得力がある成果か」が評価基準となります。
【入社後】
インターンにおいても、全体を見渡しながら周囲と連携し、チーム全体が最大限の力を発揮できるよう貢献したいと考えています。
添削コメント|大学時代に発揮した強みを、職場環境にも適用しようとする意志が伝わります。「協調性」を企業内でどう活かすかを具体的に述べている点で、評価される文章になっているでしょう。

【NGポイント】
もとの例文では消極的な表現や詳細が伝わらない部分が目立ち、協調性がどう発揮されたのか伝わりづらくなっていました。また、成果部分も曖昧で、客観性に欠けていた点も課題でした。

【添削内容】
行動の背景・きっかけ・具体的な工夫に焦点を当て、「どのように」協調性を発揮したのかが伝わるよう修正しました。さらに成果は「委員長からの評価」を取り入れ、評価の信頼性を強化するようにしました。

【どう変わった?】
単に「協調性のある性格」なのではなく、「チーム状況を把握し、主体的に動ける力」として伝わる自己PRに進化しました。「配慮、調整力、実行力」を兼ね備えた人物像として伝わる内容になっています。

【今回の自己PRのコツ】
・協調性を行動と結果で裏付ける
・厳しい状況の中で自分が果たした成果を伝える
・他者からの評価で信頼性を高める

⑥行動力

留学経験をもとに、協調性をアピールする例文を添削しました。

「自分の行動が周囲にどう影響したか」まで詳細に示し、行動力を裏付けましょう。

行動力の自己PR
【結論】
私は、状況に応じて主体的に動く行動力を強みとしています。困難な場面でも、まず自分が動くことで周囲の空気を変えることを大切にしています。自ら行動することで周囲の雰囲気を前向きに変え、集団全体の動きを活性化できます。
添削コメント|「空気を変える」といった表現だけでは効果が伝わりにくいため、周囲への影響力を補いました。結論部分では「何ができるのか」を明確かつわかりやすく伝えることが、読み手の関心を引く上で重要です。
【エピソード】
大学2年時に語学研修でオーストラリアに1ヶ月滞在した際、クラスで現地学生との交流がうまく進んでいない状況がありました。日本人学生と現地学生の間に会話がほとんどなく、交流の機会が極端に少ない状況でした。多くの日本人学生が発言をためらっている中で、私は「自分から話しかけないと何も始まらない」と考え、積極的に現地学生へ声をかけました。
添削コメント|「うまく進んでいない」という表現では、課題の深刻さや当時の状況が伝わらず、説得力がありません。「会話がなく、交流の機会が少ない」とより詳細な内容を示すことで、強みを発揮した状況を明確に伝えられます。
【エピソード詳細】
授業後に話すだけでなく、週末に現地のイベントや食事に誘い、自然な交流のきっかけをつくりました。は関心のある話題を選んで話しかけ、週末にはフリーマーケットに誘うなどして、交流を深めていきました。その姿勢が評価され、結果として現地学生との距離が縮まり、他の日本人学生にも交流の輪が広がり、最終的にはクラス全体で文化交流イベントを開催できたのです。
添削コメント|「イベントや食事に誘う」だけではその行動の効果が伝わりにくいため、内容を具体化しました。また「その姿勢が評価された」ではなく、行動の変化として現地学生との距離感の変化を記述し、因果関係を明確にしました。
【成果】
クラスメイトや教員からは「日米の学生の架け橋となってくれた」と言っていただけました。自分の行動が周囲の積極性を引き出すきっかけになったと実感しました。当初発言が少なかった日本人学生も積極的に話しかけるようになり、クラス全体の学習意欲が高まりました。
添削コメント|成果は「実感した」など主観的な表現ではなく、他者の行動の変化や定量的変化を伝えることが重要です。今回は「他の学生の行動の変化」に焦点を当て、行動力が周囲に影響を与えたことを伝えました。
【入社後】
貴社のインターンシップでも、必要とされる場面で一歩踏み出す行動力を発揮します。そして、周囲と連携して成果を上げることに貢献したいです。チーム内の雰囲気や課題をいち早く察知し、主体的に周囲へ働きかけることで、協働による成果を最大化したいです。
添削コメント|「成果を上げることに貢献」はどの強みにも使えてしまう表現です。行動力の強みとしての再現性を伝えるために、「課題を察知し、自ら動く」という姿勢を強調しました。

【NGポイント】
元の文章では「行動力」の具体性が弱かったのが課題でした。「空気を変える」「うまく進んでいない」などの表現は、読み手に実態が伝わりにくく、説得力に欠けていました。

【添削内容】
行動の前提条件・具体的な内容・結果の変化を一貫性を持って伝えられるよう、表現を明確化しました。「現地学生との距離感」「周囲の行動変化」などに焦点を当て、納得感のある内容にしています。

【どう変わった?】
曖昧だった表現が具体的な状況・行動・成果に置き換えられたことで、企業側が「この学生なら現場でも動けそう」と想像しやすくなりました。チームに働きかけて現場を活性化することが伝わる自己PRです。

【今回の自己PRのコツ】
・行動力を発揮した背景を明記する
・結果として何が変化したかを示す
・周囲に与えた影響を論理的につなげる

⑦忍耐力

資格試験勉強をもとに、忍耐力をアピールする例文を添削しました。

「ただ闇雲に耐え抜いた」と主張するのではなく、継続するためのプロセスや工夫を通じて説得力を持たせましょう。

忍耐力の自己PR
【結論】
私の強みは、長期的な目標に対して地道な努力を積み重ねる「忍耐力」です。
添削コメント|強みである「忍耐力」を簡潔に表現できており、内容の方向性をすぐに理解できます。「地道な努力」などの言葉を使うことで、企業が求める継続力や粘り強さが伝わります。
【エピソード】
私は大学2年時に、将来の選択肢を広げるため、日商簿記2級の取得を目標に掲げました。独学での学習だったため、途中で何度も壁にぶつかりましたが、最後まであきらめずに勉強を継続しました。ぶつかりました。しかし、理解が追いつかない単元には都度立ち返り、自分なりのノートを作成して体系的に整理するなど、日々工夫を凝らしながら勉強を継続しました。
添削コメント|「最後まであきらめなかった」という表現は主観的で、行動の中身が見えづらく評価されにくいです。改善文では「オリジナルノートを作成して体系的に整理」などの具体的な行動内容を示すことで、どのように強みを発揮したのかが明確になります。
【エピソード詳細】
特に苦戦したのは工業簿記の分野で、問題演習では何度も不正解を重ね、自信を失いかけたこともありました。した。計算問題でミスが続いた際には、間違えた問題だけを集めた「ミスノート」を作り、傾向分析と再演習を繰り返すことで理解を深めました。それでも毎日2時間の勉強を習慣化し、理解が追いつかない部分はSNSの学習コミュニティで質問しながら克服しました。
添削コメント|「自信を失いかけた」といった感情的な言葉だけでは行動の過程が伝わりません。改善後は「ミスノートの作成」「傾向分析と再演習」といった対策内容を示しました。粘り強さを発揮したプロセスが明確に伝わる構成になっています。
【成果】
その結果、初回の受験で合格でき、継続的な努力が結果に結びつくという自信を得ました。ました。勉強時間や手法を自ら調整しながら成果を出せたことは、自分の成長実感にもつながり、今後の挑戦にも活かせるという確信を得たのです。
添削コメント|「自信を得た」だけでは成果の説得力に欠けます。改善後では「勉強時間や手法の工夫による成長の実感」「今後への応用可能性」に言及しており、ビジネススキルとしての再現性もアピールしています
【入社後】
貴社のインターンにおいても、初めての業務や困難な課題に直面しても粘り強く取り組み、周囲と連携しながら成果を出す姿勢を大切にしてまいります。業務の進め方や用語が分からない場面でも、1つずつ理解を積み上げ、地道にキャッチアップしながら貢献できるよう努めます。
添削コメント|困難な状況に直面しても着実に業務をこなしていく、という姿勢を追加しました。企業側が業務適応力や粘り強さをイメージしやすいようにしています。

【NGポイント】
「粘り強く取り組んだ」という主張が何によって裏付けられているのかが不明瞭でした。「最後まであきらめずに継続した」などの言葉に根拠がなく、説得力に欠けていたのが課題でした。

【添削内容】
どのように困難に向き合ったかが明確になるよう修正しました。「ノートでの振り返り」や「ミスの傾向分析」など、粘り強さを行動で示すことで、説得力を高めました。

【どう変わった?】
「忍耐力」という強みが、闇雲に努力を続けた姿勢としてではなく、戦略的・継続的に結果を出した姿として伝わる文章になりました。「自走力」や「課題解決力」としても評価しやすくなっています。

【今回の自己PRのコツ】
・忍耐力を発揮した過程を伝える
・結果は説得力を持たせて伝える
・志望先の業務と強みを繋げる

⑧探求心

大学時代の経験をもとに、探求心をアピールする例文を添削しました。

自分の探求心をアピールするには、「興味がある」という気持ちだけでなく、実際にどのような行動を取ったのかを具体的に示すことが重要です。

探求心の自己PR
【結論】
私の強みは、疑問を持ったことを納得いくまで深掘りする「探求心」です。
添削コメント|強みを端的にかつ的確に表現できており、「何をアピールしたいのか」が瞬時に把握できます。
【エピソード】
私は、大学の講義で学んだ環境問題に強く関心を持ち、自主的に関連する社会課題について調べるようになりました。そこで扱われた内容をきっかけに、特に気になったテーマを自分なりに調べる習慣が身につきました。
添削コメント|「自主的に調べるようになった」では、何をどのように調べたのかがわかりづらいです。「講義内容で気になったテーマを自分なりに調べた」として、探求心のエピソードを効果的に伝えています。
【エピソード詳細】
特に海洋プラスチック問題に興味を持ち、授業だけでは知識が足りないと感じたため、もっと深く知りたいという思いから、自分で国内外の論文やニュースを読み漁りました。さらに、地元で開催されたイベントに参加し、現場の取り組みを理解しました。そのうえで、海岸清掃ボランティアにも参加し、現場の方々に活動の課題や工夫について直接インタビューを行いました。
添削コメント|「授業だけでは足りないと感じたため」では探求心の発揮としては弱いため、「深く知りたい」という動機付けと、「直接インタビューを行った」という能動的な行動を伝えました。誰が・何を・どこで行ったのかが伝わる内容にすることが大切です。
【成果】
その結果、レポートでは、現地取材で得た知見を交えた考察が評価され、教授から「独自の視点を持っていて説得力がある」とコメントをいただきました。また、ディスカッションでも積極的に発言し、周囲の意見を引き出しました。 個別に調べた情報をもとに、レポート発表時には他の学生から質問を受けることも多く、自分の視点が他者の学びにもつながったと感じました。
添削コメント|「ディスカッションで発言」は探求心との関連性があまりないため、代わりに「自分の視点が他者の学びにもつながった」という言葉を加えることで、強みと成果の関連性を高めました。
【入社後】
貴社のインターンでは、新たな知識や業界情報に積極的に触れ、背景や理由を深く理解しながら行動することで、業務の背景や目的を深く理解しながら、情報を自分の中で整理します。そこから最適な行動を導き出し、企業や社会に貢献できる存在を目指します。探求心を活かして、常により良い結果を追い求めていきたいと考えています。
添削コメント|「新たな知識に触れる」は意欲は感じられるものの、「探求心をどう実務で活かすか」が不明確でした。インターンでの行動を「情報整理と最適な行動の選択」で示し、業務への結びつきが明確になるよう修正しました。

【NGポイント】
行動や考え方が曖昧で、探求心という強みがどう発揮されていたかが明確に伝わってきませんでした。また、成果の一部が強みからずれており、アピールの軸がぶれている印象でした。

【添削内容】
具体的な行動(海岸清掃ボランティア、インタビューなど)を示し、説得力を持たせました。成果部分では、探求心の結果として他者に良い影響を与えたという流れを明確化しています。

【どう変わった?】
探求心という強みが、「興味を持ったこと」ではなく「行動と成果を伴う能力」として企業に伝わる文章になりました。情報収集、応用までを一貫してできる人材として再現性が伝わるでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・行動の内容を詳細に示す
・強みを発揮した行動と成果を明記する
・探求心が業務で活かせることを伝える

⑨誠実さ

飲食店のアルバイトの経験をもとに、誠実さをアピールする例文を添削しました。

インターンで「誠実さ」をアピールする際には、誠実な行動がどのような結果を生んだかまで伝えることがポイントです。

誠実さの自己PR
【結論】
私の強みは、目の前のことに真摯に向き合う「誠実さ」です。
添削コメント|強みを端的に伝えており、冒頭から読み手にテーマ性を伝える役割を果たしています。「誠実さ」というキーワードが明確に示されている点がポイントです。
【エピソード】
大学1年生から続けている飲食店のアルバイトでは、常にお客様第一を心がけてきました。特に新人の頃は慣れない仕事が多く、何度も失敗を繰り返しましたが、業務に不慣れな時期にはミスもありましたが、その都度誠実に反省し、改善を積み重ねてきました。
添削コメント|「何度も失敗を繰り返しました」は誠実さを伝えるにはネガティブな表現です。失敗の事実は認めつつも「不慣れな時期にはミスもあった」と表現を和らげ、誠実に向き合った姿勢を際立たせるよう改善しました。
【エピソード詳細】
たとえば、配膳ミスをしてしまった際にはすぐに謝罪し、料理の提供までの待ち時間を説明したうえで、自らの判断で店長に相談しながら追加対応を提案しました。今後は同じ失敗を繰り返さないよう、確認作業のチェックリストを自作し、後輩にも共有するようになりました。
添削コメント|ミス後の事後対応を自らの判断でしたことにすると、「報連相ができないのではないか」思われる危険性があります。同じ失敗を繰り返さないために「チェックリスト作成」という行動に自然につなげることで、誠実な姿勢と行動力の両立が伝わるようにしました。
【成果】
その結果、「丁寧で安定した対応が信頼できる」と評価され、お客様からのアンケートで「対応が丁寧で信頼できるスタッフ」として名前を挙げていただき、店舗全体の接客品質の向上にも貢献できました。
添削コメント|誰からの言葉か示されていなかった評価を削除し、「アンケートで名前を挙げられた」と変更しました。お客様から高評価を頂いたというエピソードで信憑性を高めています。
【入社後】
インターンにおいても、与えられた業務を正確に、確認や報告を怠らず、細部まで丁寧に対応することで、誠実に取り組み、信頼される行動を重ねてまいります。
添削コメント|「与えられた業務を正確に」は印象が弱いため、誠実さを発揮する行動である「確認や報告を怠らず、細部まで丁寧な対応」と言い換えました。インターンでどう誠実さを活かすかイメージを持たせる文章にしています。

【NGポイント】
過去の失敗を過剰に描写していたため、誠実さではなく失敗経験の強調になっていました。また、「対応が信頼できる」という評価の証拠が不明瞭で、信憑性に欠けていました。

【添削内容】
ネガティブな表現は控えつつ、誠実に反省・行動した点を伝える表現に調整しました。成果の部分では「お客様アンケート」という事実に基づいた他者評価へと置き換え、客観性を高めています。

【どう変わった?】
誠実さという強みが、「具体的な行動と周囲の評価に裏づけられた」強みとして伝わる内容になりました。企業側も、職場での再現性を想像しやすい内容となっているでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・ネガティブな言い回しを避ける
・失敗を繰り返さない工夫を述べる
・成果に客観性をもたせて信憑性を高める

⑩柔軟性

大学のゼミ活動の経験をもとに、柔軟性をアピールする例文を添削しました。

単なる「聞き役」ではなく、状況や相手の考えにどう応じ、皆が納得できるようにどのような結論を出したかを示すことが大切です。

柔軟性の自己PR
【結論】
私は、状況や相手の意見に応じて考えを変えられる「柔軟性」が強みです。
添削コメント|結論として自身の強みを簡潔に述べられています。インターンで重視される協調性や対応力に通じる表現であり、評価しやすい導入になっています。
【エピソード】
大学のゼミ活動で、地域商店街の活性化をテーマにしたグループ研究を行った際に、メンバーとの意見の対立を柔軟に乗り越えた経験があります。意見の異なるメンバーと協力しながら、企画内容を再構成し、全員が納得できる提案に導いた経験があります。
添削コメント|「柔軟に乗り越えた」は表現がざっくりとしており、読み手にイメージが伝わりません。改善後は「意見の異なるメンバーと協力し、企画内容を再構成」「全員が納得できる提案に導く」などの詳細な情報を伝え、柔軟性を発揮した過程を明確にしました。
【エピソード詳細】
私はSNSを活用した策を提案しましたが、他のメンバーは対面イベントを重視していました。そこで私は相手の意見をじっくり聞く姿勢に切り替えました。相手の考えの背景を知るため、なぜその方法を提案したのか、ヒアリングを行いました。そのうえで「SNSとイベントを組み合わせれば、相乗効果が生まれるのでは」と提案をし、全員が納得できる方向にまとめられました。
添削コメント|「相手の意見をじっくり聞く姿勢に切り替えた」では行動が曖昧です。改善後は「相手の考えの背景を知るため」「なぜその方法を提案したのかヒアリングした」という具体的な行動を提示することで、柔軟に相手の立場を理解しようした経験が明確になりました。
【成果】
最終発表では、商店街の方々から「現実的で実行できそう」と高評価をいただき、ゼミ内でも最も完成度の高いチームとして評価されました。担当教員からも「現実性と工夫が両立している」と講評を受け、ゼミ内で最も完成度の高い提案とされたのです。
添削コメント|「ゼミ内で評価された」とあるものの、誰が評価したのかが曖昧でした。企業は客観的な根拠を重視するため、「担当教員による講評」を加えることで、評価の信頼性と説得力を高めました。
【入社後】
インターンでも、自分の意見に固執せず、周囲の意見を柔軟に取り入れながら、最善の行動が取れるよう努めていきたいと考えています。自分の意見にこだわりすぎることなく、状況に応じた最適な判断をし、周囲と協力して成果を生み出せるよう努めたいと考えています。
添削コメント|「固執せず」だけでは否定的な印象を与える可能性があるため削除しました。改善後は「判断力」や「周囲との協力」を強調しつつ、前向きに柔軟性を活かす意欲が伝わる表現へ修正しています。

【NGポイント】
元の表現では「じっくり聞く姿勢に変えた」「柔軟に乗り越えた」などの詳細な行動が伝わらない表現が多く、実際にどう行動したのかが見えにくかったです。成果部分は、誰からの評価なのか不明でした。

【添削内容】
「考え方の背景を知るためにヒアリングをした」と目的と行動の一貫した流れを示しました。また、成果については「誰から評価されたか」を明示することで、客観性と説得力を両立させています。

【どう変わった?】
企業側が重視する「行動を通じて柔軟に成果を出す力」がはっきり伝わるようになりました。柔軟性を表す表現が具体化され、インターンで強みを発揮するイメージが強化されました。

【今回の自己PRのコツ】
・成果では評価者を明記する
・どのような成果を出したか詳細に書く
・柔軟性を前向きに活かす表現を用いる

⑪チャレンジ精神

英会話学習の経験をもとに、柔軟性をアピールする例文を添削しました。

英語に苦手意識を持ちながらも、オンライン英会話や留学生との交流に主体的に取り組んだエピソードを通して、チャレンジ精神を伝えています。

チャレンジ精神の自己PR
【結論】
私は新しいことに積極的に挑戦し、自ら成長機会をつかみにいく未知の課題にも自ら一歩踏み出して取り組むチャレンジ精神があります。
添削コメント|「自ら成長機会をつかみにいく」という表現は漠然としており、「実際にどんな行動を取れる人物か」が伝わりづらいです。改善後は「未知の課題にも自ら一歩踏み出す」とすることで、主体性と行動力が強調され、チャレンジ精神の中身が伝わるようになっています。
【エピソード】
大学2年次、語学力を高めたいと思い、英語がほとんど話せない状態から英語に苦手意識がある中で短期のオンライン英会話に挑戦しました。初めは外国人講師の言葉が理解できず、会話が続かないことが多くありました。最初は言葉がうまく聞き取れず、沈黙が続くこともありましたが、諦めずに続けました。
添削コメント|「英語がほとんど話せない状態」は能力不足の印象が強く、読んだ側にマイナスな先入観を与えるリスクがあります。「苦手意識がある中で挑戦」という表現にすることで、あくまで“チャレンジの姿勢”が主題であることを強調しています。
【エピソード詳細】
しかし、授業外でも自習や復習を欠かさず、毎日話す時間を確保することで、徐々に言いたいことを伝えられるようになりました。また、オンライン英会話だけでなく、学内の留学生と積極的に交流するなど、実践の場も自ら作り出しました。学内の国際交流イベントに参加して英語を使う機会を増やすなど、実践的な場を自ら探して行動に移しました。
添削コメント|「実践の場を作る」という曖昧な表現は行動の具体性が乏しかったため、何をしたのかを明示する形に修正しました。企業は「どのように困難を乗り越えたか」を重視しているため、ここでは「国際交流イベントに参加」という詳細を伝えています。
【成果】
3ヶ月後には英語での日常会話に自信がつき、大学の国際交流イベントでは司会も任されるようになりました。初めての挑戦でしたが、自ら壁を越える経験が大きな自信につながりました。ました。英語を実践的に使う機会を増やしたことで、積極的に話す姿勢が評価され、司会という役割を任されるまでになったのです。
添削コメント|「壁を越える経験が自信につながった」では成果の具体性が薄いため、何を評価されてどのような役割を得たかを明示しました。成果の客観性とエピソードとの繋がりを強化しています。
【入社後】
インターンシップでも未知の業務や新しい環境に対して前向きに取り組み、柔軟に吸収しながら成果を出す姿勢で未経験の業務にも主体的に挑戦し、自ら学ぶ姿勢で課題に取り組むチャレンジ精神を活かし、貢献したいと考えています。
添削コメント|「柔軟に吸収しながら成果を出す姿勢」では再現性ある強みとしては弱いため、チャレンジ精神の核である「未体験の業務にも主体的に挑戦すること」を軸に修正しました。インターン先でも自ら動き成果につなげられる人材であることを伝えています。

【NGポイント】
強みであるチャレンジ精神を伝える意図はわかるものの、困難への取り組みが「苦労した」描写に比重が偏っており、行動力やチャレンジ精神のポジティブさが伝わりにくくなっていた点が課題でした。

【添削内容】
各段落でネガティブな表現を具体的で前向きな表現に置き換えました。また、読者が「どんな行動を取ったのか」「どんな成果があったのか」を明確にイメージできるように調整しました。

【どう変わった?】
チャレンジ精神という強みが「自ら行動を起こす姿勢」として明確に表現され、インターン先でも再現できる能力として伝わるようになりました。実践性のある強みが伝わる文章となっています。

【今回の自己PRのコツ】
・強みの根拠を具体化する
・ネガティブな表現は前向きな言葉に言い換える
・評価された事実を明確に提示する

⑫責任感

地域イベントでのボランティア経験をもとに、責任感をアピールする例文を添削しました。

状況が変化しても責任を果たそうとする姿勢を示すことで、企業に責任感が伝わる自己PRになっています。

責任感の自己PR
【結論】
私は、与えられた役割に最後まで責任を持って取り組む姿勢を大切にしています。
添削コメント|結論の文章は端的かつ明確に「責任感」という強みを伝えており、読者が最初に強みを把握できる内容になっています。
【エピソード】
大学2年の夏、地域の子ども向けイベントでのボランティアに参加した際、準備から運営までの責任を担う経験をしました。しました。事前準備から当日の現場対応まで、複数の役割を自主的に引き受けたことで、計画性と実行力を持って任務をやり遂げる力が身に付いたのです。
添削コメント|「準備から運営まで」という表現だけでは具体的な内容がやや伝わりにくく、読んだ側がどんな経験だったのかイメージしづらいです。改善文では、どのような役割を担い、どのような姿勢で取り組んだのかを明示し、責任感を裏づける内容にしています。
【エピソード詳細】
イベントでは、私は工作ブースの運営を任され、当日の企画立案や必要な材料の調達、当日の運営補助まで幅広く担当しました。前日には急遽スタッフの欠席が判明しましたが、子どもたちに楽しい思い出を届けたい」という想いから責任者として自分が動かなければ準備が進まないという状況を受け止め、全体の運営が円滑に進むよう尽力したのです。
添削コメント|「楽しい思い出を届けたい」という動機は善意の印象は与えますが、責任感には直結していない印象があるため修正しました。改善後は「自分が動かなければ」という責任感に基づく行動を強調し、責任感と行動力の両立が伝わる表現にしています。
【成果】
結果として、ブースには多くの子どもたちが訪れ、「楽しかった!」という声を多数いただくことができました。運営スタッフからは「限られた人員の中でも安定した運営ができていた」と評価され、責任感を持つことの重要性を実感しました。
添削コメント|「楽しかった」という来場者の主観的な感想は、成果として弱いため削除しました。代わりに、運営スタッフからの具体的な評価を用いることで、行動の結果がどう評価されたのかを客観的に伝えられています。
【入社後】
インターンにおいても、任された業務に対して真摯に取り組み、状況に応じて柔軟に動く姿勢で途中で役割や状況が変わっても責任を持って最後までやり遂げる意識を持ち、チームに貢献したいと考えています。
添削コメント|「柔軟に動く姿勢」という言葉では、責任感があまり伝わらない印象です。改善後は「途中で状況が変わってもやり遂げる」という姿勢に言い換えることで、インターン中でも一貫して責任感を発揮できることをアピールしました。

【NGポイント】
「責任感」を示したい意図は伝わるものの、「楽しい思い出を届けたい」などの表現では、具体性やビジネス的な価値に欠けるため、強みをアピールするには根拠が弱い印象がありました。

【添削内容】
感情的・情緒的な表現を削除し、代わりに第三者からの評価や当事者意識を示す表現を加えることで、責任感を裏づけ、説得力を持たせています。また、役割や行動を具体化し、根拠を補強しました。

【どう変わった?】
業務に対して主体的に取り組む姿勢や、トラブル発生時の対応力が明確になり、「責任感がある人物」という印象をより強く残せる内容になりました。「任せた業務を着実に遂行できる」人材であることが伝わります。

【今回の自己PRのコツ】
・担った役割を詳細に伝える
・第三者からの評価で裏付ける
・一貫した強みを伝える

⑬傾聴力

サークル経験をもとに、傾聴力をアピールする例文を添削しました。

単に「話を聞ける」だけでなく、相手の意図をくみ取り、周囲を動かす力として伝える工夫を加えました。

傾聴力の自己PR
【結論】
私の強みは、相手の意見や気持ちを受け止める「傾聴力」です。相手の話を丁寧に聞き、適切な対応をすることで、状況や相手の意図を深く理解しながら会話を進めることで、信頼関係を築けます。
添削コメント|「丁寧に聞く」「適切な対応」は漠然としており、読み手に強みが伝わりづらいため、「相手を理解しながら会話を進める」といった行動ベースの表現へと修正しました。
【エピソード】
大学では音楽系サークルに所属し、部内のイベント運営を担当しており、いました。その中でも新入生歓迎ライブの際には、サークルメンバー全員の意見をまとめる役割を担いました。
添削コメント|修正前の文章では「イベント運営を担当していた」としか書かれておらず、どのイベントでどんな役割を果たしたのかが不明確でした。新入生歓迎ライブについて触れることで、エピソード詳細につながる文章にしました。
【エピソード詳細】
企画案が多数出る中で意見が対立する場面もありましたが、私はまず一人ひとりの意見にしっかり耳を傾け、何を大事にしたいのかを引き出すことに注力しました。その上で提案を整理し、全員が納得できる形に落とし込みました。話を聞く中で、各メンバーが優先したい要素や譲れないポイントをメモし、重なり合う部分を抽出することで合意形成につなげました。
添削コメント|「共通点を見つけて提案を整理」という部分を「各メンバーが優先したい要素や譲れないポイントをメモ」と具体的に示し、どのように合意形成を図ったのかを詳細に説明しています。
【成果】
結果として、全員の意見を反映したライブ構成が完成し、当日は例年以上の集客と満足度を達成できました。メンバーからも「丁寧に話を聞いてくれて嬉しかった」と感謝の言葉をもらいました。さらに、ライブ後にはメンバー全員から「全員の意見がちゃんと反映されていてよかった」との声が上がり、後輩から「今後も企画をお願いしたい」と頼られるようになったのです。
添削コメント|修正前の「メンバーからの感謝の言葉」だけでは成果の裏付けが弱いため、修正後は「周囲の反応や信頼の獲得」という客観性ある成果に言い換えています。
【入社後】
インターンにおいても、社員の方々や他の参加者の意見を尊重しながら適切に行動し、相手の意図や背景をくみ取る姿勢を大切にし、周囲との信頼関係を築く一助となりたいと考えています。
添削コメント|一般的な表現だったため、「傾聴力」をどう活かすかを具体的に伝える表現へと変更しました。「相手の意図や背景をくみ取る姿勢」という表現で、傾聴力をアピールしています。

【NGポイント】
傾聴力という強みが単なる「丁寧に話を聞く人」という範囲にとどまっていました。また、成果や行動に具体性がなく、就活生本人の貢献が伝わりにくい構成となっています。

【添削内容】
傾聴の姿勢が「相手の本音を引き出し、行動につなげる力」であることが伝わるよう修正しました。エピソード詳細では、誰に・何を・どうしたかを明示することで、行動によって裏付けられた強みにしています。

【どう変わった?】
傾聴力が「聞き役」にとどまらず、周囲をまとめ、合意形成を促す主体的な力として表現されました。「対人関係を円滑にする人材」としての活躍がイメージしやすい内容となっています。

【今回の自己PRのコツ】
・強みが伝わる行動を明示する
・相手に与えた影響を明確に言語化する
・企業が働く姿を想像しやすい表現にする

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インターンシップの選考で自己PRを求められたら、自分の人柄や強み、コミュニケーション能力などをアピールすることが大切です。

特に、学生時代の経験や課外活動での具体的なエピソードを交えることで、より説得力のある自己PRとなります。

事前にポイントを把握しておき、インターンシップの運営担当者が魅力に感じるような自己PRを作り上げましょう

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まずは志望動機を作ってみる

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    編集部

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。