KDDIの平均年収と初任給を紹介!事業内容や他社との比較も
KDDIは、大手通信サービスの1つであるauを運営している通信会社です。日本の通信業界の大手として知られており、就活生の中にも興味を持っている方が多いでしょう。
本記事では、KDDIで働く社員の年収や初任給、事業内容などを詳しく解説します。ライバル企業との比較もしているので、ぜひ参考にしてください。
業界研究のお助けツール
- 1ESをAIに丸投げ|LINEで完結
- 完全無料でESを簡単作成
- 2AI強み診断|自己分析
- AIがあなたの強みを診断!
- 3志望動機テンプレシート|簡単作成
- カンタンに志望動機が書ける!
KDDIの平均年収は943万
KDDIの従業員の平均年収は943万円です。これは一般的な日本の平均給与458万円の2倍以上で、かなりの高水準と言えます(参照元:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」)。
従業員数(連結) | 61,288名 |
平均年齢 | 42.2歳 |
平均勤続年数 | 16.7年 |
平均年間給与 | 986万円 |
従業員数は61,288名と非常に大規模です。平均年齢は42.5歳、平均勤続年数は17.4年となっており、長く働き続けられる環境が整っていると考えられます。
KDDIの初任給
KDDIの初任給は、学歴に関係なく280,000円です。
初任給 |
---|
280,000円〜 |
KDDIは卒業学位による初任給の差を設けていないので、大卒も院卒も、同じスタートラインに立てます。
ただし、高度なスキル・専門性を所有し、入社後の業務において専門性の発揮が期待できる場合は、初任給が個別に設定される点も押さえておきましょう。情報技術の専門知識を活かしたい方は要チェックです。
KDDIの募集要項
KDDIの新卒採用の募集要項を紹介します。特徴的なのは、既卒者も応募可能で、就業経験も問わないことです。大学や専攻、国籍、性別も関係なく、多様な人材を求めているのがわかります。
募集要件 | KDDI新卒採用の特徴 1. 既卒者の方も応募可能です 2. 就業経験は問いません 3. 大学・専攻・国籍・性別等、一切問いません ご入社までにTOEICスコア600点の取得を目指していただきます。 ※選考結果に影響ございません。 |
募集要項 | KDDIでは、2つのコース採用を行っています。 ・OPENコース<初期配属領域を確約しない> ご自身の専門分野に関わらず、 KDDIの幅広い事業領域・技術領域で経験を積み成長したい方 ・WILLコース<初期配属領域を確約> ご自身の専門分野を活かし、 当該専門分野で経験を積み成長したい方 ※WILLコース選択された方は、OPENコースとの併願が可能です。 |
応募資格 | 2025年3月までに大学、大学院、高専を卒業(見込み)もしくは修了(見込み)の方 ※高専専攻科卒業(見込み)の方は、入社までに独立行政法人 大学評価・学位授与機構より学士の学位を得ることが必須 ※既卒者も応募可。就業経験は問わない |
昇給 | 年1回(10月) |
賞与 | 年2回(6月、12月) |
諸手当 | 時間外勤務手当、休日勤務手当、深夜勤務手当、通勤手当など |
勤務地 | 全国各事業所(海外勤務あり) |
勤務時間 | 9:00~17:30(うち1時間休憩) 所属部門により、フレックスタイム制勤務(コアタイムなし)、裁量労働制勤務、変形労働制勤務、交替勤務あり |
休日 | 完全週休2日制(土日祝・年末年始) ※部署/業務性質によってはこの限りではない |
休暇・休職 | 年次有給休暇上限20日 ※新卒入社初年度15日 特別休暇(弔事、結婚、出産、子の看護など) 育児・介護休職 など |
採用コースは「OPENコース」と「WILLコース」の2つに分かれており、幅広く経験を積みたい人も、専門分野を極めたい人も、自分に合ったコースを選べるのが特徴です。
勤務時間も柔軟で、フレックスタイムや裁量労働制など、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるでしょう。
自分に合っている職業が分からず不安な方は、LINE登録をしてまずは適職診断を行いましょう!完全無料で利用でき、LINEですべて完結するので、3分でサクッとあなたに合う仕事が見つかりますよ。
KDDIの企業情報3つ

ここからはKDDIの事業内容、売上・実績、基本理念の3つについて紹介します。
- KDDIの事業内容
- KDDIの売り上げ・実績
- KDDIの基本理念
①KDDIの事業内容
KDDIは、固定電話、携帯電話、インターネットサービスと、通信のあらゆる分野で活躍している日本の大手企業です。
「au」ブランドで携帯電話事業を展開しているのはもちろん、家庭向けのインターネットサービス「ひかりone」も手がけています。
固定通信、移動体通信、さらにはグローバル通信まですべてを扱っており、「オールラウンダー」なこの強みを活かして、様々なサービスを生み出しているのです。
最近では、個人向けの「パーソナル」と法人向けの「ビジネス」に分けてサービスを提供しています。
➁KDDIの売り上げ・実績
KDDIの最近の売り上げ・業績は以下の通りです。2024年3月期の連結売上高は、5兆7,540億を超えました。
2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | |
---|---|---|---|---|
売上高 | 5兆3,125億9,900万円 | 5兆4,467億800万円 | 5兆6,717億6,200万円 | 5兆7,540億4,700万円 |
営業利益 | 1兆373億9,500万円 | 1兆605億9,200万円 | 1兆773億9,300万円 | 9,615億8,400万円 |
税引前 当期利益 | 1兆380億5,600万円 | 1兆644億9,700万円 | 1兆795億2,300万円 | 9,927億2,500万円 |
2021年から2024年までの3年間を見ても、右肩上がりで、順調に業績を伸ばしていることがわかります。IT技術の発展と通信分野における需要拡大が影響していると考えられるでしょう。
③KDDIの基本理念
KDDIの企業理念は「全従業員の物心両面の幸福を追求する」です。働く人の幸せを大切にしていることがわかります(引用元:KDDI「企業理念」)。
「お客さまの期待を超える感動をお届けする」ことも重視しており、社会貢献への姿勢も読み取れるでしょう。社会全体のためにも頑張ろうという姿勢が見えますね。
また、KDDIには「社是」があり、経営方針が示されています。ここには、世の中のために働こうという思いが込められているのです。
社是 |
---|
「心を高める」 ~動機善なりや、私心なかりしか~ |
KDDIの競合企業3社

ここからはKDDIの競合企業を3社紹介します。競合他社との差別化や比較をする際の参考にしてください。
- ソフトバンク
- NTT
- 楽天
自分に合っている職業が分からず不安な方は、LINE登録をしてまずは適職診断を行いましょう!完全無料で利用でき、LINEですべて完結するので、3分でサクッとあなたに合う仕事が見つかりますよ。
①ソフトバンク
ソフトバンクは、通信やネットショッピングなど、様々な分野で活躍する企業です。幅広い事業を手がけていることが強みで、国内でもトップクラスの顧客基盤を持っています。
売上収益 | 6兆840億200万円 |
従業員数(連結) | 55,400名 |
平均年齢 | 41.3歳 |
平均勤続年数 | 14.1年 |
平均年間給与 | 810万円 |
2023年3月期の売上は約6兆840億円と、過去5年間で最高額を達成しました。従業員数は約55,000人で、平均年齢は40.8歳です。平均年収は804万円で、非常に高い水準と言えるでしょう。
ライバル企業のKDDIと比べると、売上利益はソフトバンクの方が多いものの、平均年収はKDDIの方が上回っているようです。
②NTT
NTTは、日本最大の通信グループを束ねる持ち株会社です。電気通信事業を軸に、不動産や金融など多岐にわたる分野でグループ会社を展開しています。
通信サービス「ドコモ」を運営で有名です。快適な通信エリアの提供に力を入れています。
売上収益 | 13兆3,745億6,900万円 |
従業員数(連結) | 33万8,467名 |
平均年齢 | 41.9歳 |
平均勤続年数 | 16.5年 |
平均年間給与 | 1023万円 |
2023年3月期の売上は約13兆3,745億円と驚異的な数字です。従業員数も33万人以上と非常に規模が大きいのがわかりますね。
平均年齢は41.9歳、平均勤続年数は16.8年です。気になる平均年収は971万円と、かなり高い水準と言ええます。
ライバルのKDDIと比べると、年齢や勤続年数、年収は似ていますが、売上や従業員数では大きな差があるようです。
③楽天
楽天は、ネットショッピングや旅行サービス、金融など、実にさまざまな分野で事業を展開している企業グループです。
最近では、第4の携帯キャリアとしても注目を集めていますね。わかりやすい料金プランや、楽天ポイントの貯まりやすさなどが強みです。
売上収益 | 2兆713億1,500万円 |
従業員数(連結) | 30,830名 |
平均年齢 | 34.4歳 |
平均勤続年数 | 5.1年 |
平均年間給与 | 794万円 |
2023年の売上は約2兆713億円で、従業員数は30,830人となっています。平均年齢は34.4歳とかなり若く、平均勤続年数は4.7年と短いです。平均年収は797万円で比較的高水準と言えるでしょう。
大手キャリアのKDDIと比べると、年齢や勤続年数に大きな差があります。年収も楽天の方が150万円ほど低いようですが、若い社員が多いことが影響しているのかもしれませんね。
KDDIの企業分析を就活に活かそう
今回紹介した、KDDIや競合他社の情報をもとに通信業界の分析や企業研究を深めて、就活を進めましょう。年収だけでなく、勤続年数や企業の業績を見ることも大切です。
また、競合との違いを比較し、自分がなりたい将来像がその企業で実現できるのかをしっかり考えましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。