アダストリアの平均年収と初任給を紹介!事業内容や他社との比較も
アダストリアは、雑貨や衣料品のブランドを多数展開している会社です。アダストリアに興味がある人の中には、従業員の平均年収や初任給などが気になる方も多いでしょう。
この記事では、アダストリアで働く人たちの年収や初任給、募集要項などについて詳しく紹介していきます。同じ業界の競合企業の情報も載せているので、比較しながら参考にしてくださいね。
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アダストリアの平均年収は442万
アダストリアの社員の平均年収は442万円です。この金額には賞与や住宅手当、帰省手当などの福利厚生も含まれています。
従業員数(連結) | 6,603名 |
平均年齢 | 33.2歳 |
平均勤続年数 | 8.9年 |
平均年間給与 | 442万円 |
従業員の平均年齢は33.2歳と若く、平均勤続年数は8.9年と短めです。若い社員が多く、比較的流動性が高い職場環境がうかがえます。
正社員は6,603人、臨時雇用者は6,448人と、柔軟な雇用形態が特徴でしょう。
アダストリアの初任給
アダストリアの初任給は、学歴と職種によって異なります。大学院・学部卒は、総合職なら月26万円、エリア総合職で25万円、地域限定職だと23万5000円です。
雇用区分 | 初任給 | |
大学院・学部卒 | 総合職 | 260,000円 |
エリア総合職 | 250,000円 | |
地域限定職 | 235,000円 | |
短期大学・専門学校卒 | 総合職 | 245,000円 |
エリア総合職 | 235,000円 | |
地域限定職 | 220,000円 |
短大・専門学校卒の場合も、総合職は24万5000円、エリア総合職は23万5000円、地域限定職は22万円と、職種ごとに設定されています。
また、アダストリアで特徴的なのは、入社時期を4月か9月から選べることです。それぞれの時期で採用人数が違うので、採用HPでよく確認してくださいね。
アダストリアの募集要項
アダストリアの新卒募集要項をチェックしましょう。2025年3月卒業予定の方が対象で、約200名を募集しています。
応募資格 | ・2025年3月に卒業見込み、もしくは2024年4月~2025年2月卒業 ・正社員としての就業経験なし ・全学部学科が対象 |
募集人数 | 約200名 |
雇用区分 | ・総合職(キャリア制限なしで全国転勤あり) ・エリア総合職(キャリア制限ありで特定エリアで転勤あり) ・地域限定職(キャリア制限ありで転勤なし) |
賞与・昇給 | ・賞与は年2回(6月と12月) ・昇給は年1回(4月) |
勤務地 | 東京本部や全国の各店舗 |
諸手当 | 残業手当・転勤者向け一時金や住宅補助手当・通勤手当・前払い退職金制度など |
休日休暇 | 年間休日110日、季節休暇9日、教育・介護・育児・慶弔休暇あり、年次有給は初年度10日 |
雇用形態は、全国転勤ありの総合職、特定エリア限定のエリア総合職、転勤なしの地域限定の3種類です。自分のライフスタイルに合わせて選べるのが魅力でしょう。
賞与は年2回、昇給は年1回あり、残業手当や住宅補助などの手当も充実しています。
入社後は店舗スタッフからスタートし、店長やEC担当、マネージャー、さらには経営企画までキャリアアップの可能性があるのが特徴です。自分の成長に合わせてステップアップできる環境が整っているでしょう。
アダストリアの企業情報
ここからはアダストリアの事業内容、売上・実績、基本理念の3つについて紹介します。
- アダストリアの事業内容
- アダストリアの売り上げ・実績
- アダストリアの基本理念
①アダストリアの事業内容
アダストリアは、アパレルや雑貨のブランドを幅広く展開している会社です。複合店やアウトレット、駅ナカの店舗、さらにはECサイトまで、様々な形態で商品を提供しています。
アダストリアのすごいところは、ブランドの企画開発から始まり、生産、物流、マーケティング、そして販売まで、全てを自社で担当していることです。つまり、アパレル業界の全てを経験できる環境が整っていると言えるでしょう。
日本全国に店舗を展開しているので、地方出身の方も安心して働けるのも強みですね。
(引用元:会社概要・会社沿革 | 企業情報 | 株式会社アダストリア)
②アダストリアの売り上げ・実績
アダストリアの売り上げ・実績について紹介します。2024年2月期の有価証券報告書によると、売上高は2,755億円、営業利益は180億円でした(引用元:アダストリア「2024年2月期有価証券報告書」)。
2020年度からの右肩上がりの成長が続いています。店舗数に関しては、国内店舗数は若干減少したものの、海外では22店舗も増加しており、グローバル展開に力を入れていると考えられるでしょう。
最近では、メタバースファッションとのコラボレーションや、水戸芸術館のグッズプロデュースなども行い、従来のアパレル事業の枠を超えた事業展開をしています。
③アダストリアの基本理念
アダストリアの企業理念は「なくてはならぬ人となれ、なくてはならぬ企業であれ」です。この理念には、社会に欠かせない存在になりたいという強い思いが込められています。
また、創業当初から「どんな時代でも時代を生きるお客様の生活にワクワクを提供する」という目標を掲げ、アパレルだけでなく、インテリアやカフェ、アウトドア用品、文具、化粧品、ウェルネス分野にまで事業を広げていますよ。
アダストリアの競合企業
ここからはアダストリアの競合企業を3社紹介します。競合他社との差別化や比較をする際の参考にしてください。
- ファーストリテイリング
- ユナイテッドアローズ
- ライトオン
①ファーストリテイリング
ファーストリテイリングは、ファーストファッションで有名なユニクロやGUの親会社です。2022年9月から2023年8月までの売上高は、2兆7,665億円で非常に規模の大きい会社とわかりますね(参照元:株式会社ファーストリテイリング「2024年8月期有価証券報告書」)。
平均年収は1,147万円と、アパレル業界ではトップクラスです。社員の平均年齢は38.8歳と若めで、平均勤続年数は約5年となっています。短いの勤続年数は、キャリアアップの機会が多いことを示しているでしょう。
ファーストリテイリングは、ユニクロ事業だけでも世界に2,434店舗を展開している強みがあります。グローバルな環境で働きたい人は、ファーストリテイリングについて詳しく調べてくださいね。
②ユナイテッドアローズ
ユナイテッドアローズもアパレル業界で有名な企業です。2023年の売上高は1,301億円と、アパレル業界では安定した実績を誇っています(参照元:第34期有価証券報告書)。
平均年収は405万円で、国税庁の調査による2022年の一般的な給与所得者の平均458万円を下回る結果でした(参照元:国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」)。社員の平均年齢は35.1歳で、企業全体で年齢が若い人が多いと言えるでしょう。
ユナイテッドアローズは、BEAUTY&YOUTHやgreen label relaxingなど、合計14ものブランドを展開しています。多様なニーズに応えられる、アパレル業界の大手企業と言えるでしょう。
③ライトオン
ライトオンは、年齢や性別を超えた幅広い客層に、ジーンズを中心としたカジュアルアイテムを販売するアパレル企業です(参照元:株式会社ライトオン「会社概要」)。
2023年の売上高は496億円で、平均年収は381万円とやや事業規模が少ない印象があります(引用元:第44期有価証券報告書)。
平均年齢は34.8歳と若めで、若手が中心となって活躍できる職場と言えるでしょう。また、ライトオンは、駅ビルやショッピングモールなど、アクセスの良い場所に多くの店舗を展開しているのが強みですよ。
アダストリアの企業分析を就活に活かそう
今回紹介した、アダストリアの情報をもとに企業分析を深めましょう。年収だけでなく、福利厚生や事業内容、企業理念などを見ることも大切ですよ。
また、競合との違いを比較し、自分がなりたい将来像がその企業で実現できるのかをしっかり考えましょう。