日本テレビの平均年収や企業研究!競合テレビ局との比較も解説
日本テレビは数多くの人気テレビ番組を制作し、放送しているテレビ局です。いくつかのテレビ放送局の中でも、特に大手である日本テレビに就職を希望する学生はきっと多いでしょう。
この記事では、日本テレビの平均年収と初任給について解説します。さらに、競合する他のテレビ局との比較も行うので、参考にしてくださいね。
日本テレビの平均年収は1358万
日本テレビの平均年収は、1358万円です。
この数字は、国税庁が行った令和4年度の民間給与実態統計調査によると、全国平均年収の約3倍にあたる458万円を大きく上回っています。この高水準の給与からも、日本テレビの給与水準の高さがうかがえますね。
さらに、日本テレビの従業員数は201人で、平均年齢は48.2歳、平均勤続年数は16.3年です。
(引用元:民間給与実態統計調査 有価証券報告書)
日本テレビの初任給
初任給は2024年度に一律で300,000円です。
これは産労総合研究所の2023年度調査で示された大学卒新入社員の平均初任給である218,324円よりも高額ですよ。さらに、日本テレビでは定期昇給と年4回の賞与も支給されます。
(引用元:2023年度 決定初任給調査)
日本テレビの募集要項
日本テレビの募集要項を以下の表にまとめました。
募集部門 | ①コンテンツ制作/報道部門 ②メディアビジネス/コーポレート部門 ③ITエンジニア/放送エンジニア部門 |
給与・手当 | 月給:300,000円(職務手当 60,000円を含む) 退職金制度、慶弔見舞金制度など各種福利厚生制度 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金 加入、通勤手当、時間外割増手当、休日割増手当、深夜割増手当、教育支援手当、クォーターインセンティブなど |
契約期間 | 契約期間の定めなし(定年60歳) 試用期間8か月(条件は本採用時と同じ) |
終業時刻・休日等 | 【就業時刻】9:30~18:30(フレックスタイム制) 完全週休2日制 (原則 土・日 ※部署により異なる) 祝日、年末年始休日、年次有給休暇、慶弔休暇 プール休暇制度(失効年次有給休暇積立制度) 育児/介護支援制度(母性保護休暇、産前産後休暇・育児休業、妊娠中/育児時短勤務制度、看護・介護時短制度、子の看護休暇/介護休暇、看護・介護休業) パートナーシップ制度 |
福利厚生 | 日テレジョイセレクト(カフェテリアプランポイント制度) 社員食堂、カフェレストラン、診療所(内科・耳鼻科・歯科) 財形貯蓄制度 など |
勤務地 | 本社(東京都港区東新橋1-6-1)、関西中部支社、横浜、千葉、さいたま、海外支局 など |
テレビの労働環境は整っています。多くの好条件があり、ホワイト企業と言われるにふさわしい環境が整備されています。各部署の職務内容や応募条件については、引用元の詳細な記述をご確認ください。
日本テレビの企業研究
日本テレビについて以下の3つに分けて解説していきます。
- 日本テレビの事業
- 日本テレビの業績
- 日本テレビの企業理念
①日本テレビの事業
日本テレビは、一般放送事業やメディア事業、その他の放送関連事業を行っています。テレビ番組の制作や販売はもちろん、映画やイベントなど多岐にわたるメディア事業を展開しています。
現代では、テレビ放送に加え、複数のプラットフォームで番組を届けるためのマーケティングや配信技術も重要な事業となっています。さらに、e-sportsやVtuberなどのオンラインコンテンツにも力を入れ、時代の変化に対応した新しい事業にも挑戦しています。
参考元:日本テレビ
②日本テレビの業績
日本テレビの売上高・経常利益は以下の表のようになっています。
売上高(百万円) | 経常利益(百万円) | |
2023年3月 | 413,979 | 51,775 |
2022年3月 | 406,395 | 64,838 |
2021年3月 | 391,395 | 42,944 |
2020年3月 | 426,599 | 49,206 |
2019年3月 | 424,945 | 57,398 |
売上高は500,000百万円前後、経常利益は50,000百万円前後を安定して推移しています。
③日本テレビの企業理念
日本テレビの経営理念は、以下のものです。
「正しく速やかな報道、質の高い映像・情報の提供と、テレビという枠を超えた多彩な文化の創造により、国民生活を豊かなものにする」 |
テレビを通じて、生活を豊かにしていくという思いが強く伝わるものになっています。
日本テレビの競合比較
日本テレビを理解する際、競合についても深く知ることが大切です。ここからは、以下の3つのテレビ局の解説をしていきます。
- TBS
- フジテレビ
- テレビ朝日
①TBS
TBSは、『日本レコード大賞』や『日曜劇場』など、多くの人気番組を手がける大手テレビ局です。1953年に初めて放送を開始した日本テレビに次ぎ、2年後に放送をスタートさせ、国内で2番目に長い歴史を誇りますよ。
採用の面では、初任給に関しては日本テレビとは異なり、日本テレビが30万円であるのに対し、TBSは約29万円となっています。
②フジテレビ
フジテレビは、『めざましテレビ』や『ノンストップ』など、多くの番組を制作しています。視聴者にとっては日常の一部となっています。
このテレビ局の平均年収は、他のテレビ局と比べても最も高く、1580万円ですよ。また、1日の就業時間は計8時間で、休憩1時間が含まれています。働きやすい環境が魅力です。
フジテレビの採用ページでは、社員のインタビューやセミナー動画をご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
③テレビ朝日
人気の歌番組『ミュージックステーション』を制作・放送しているテレビ朝日は、日本テレビと競合するテレビ局です。
この会社は当初、映画製作会社東宝の関連会社として設立され、教育番組に特化していました。しかし時が経つにつれて、現在ではさまざまなジャンルの番組を取り扱うようになりました。
初任給は他の3社と比べて25万円台でやや低いですが、年収で考えると大きな差はありませんので、給与水準は高いと言えるでしょう。
日本テレビの企業研究を深めよう
テレビ業界では給与水準が高く、良好な労働環境が整っていますので、就活生の間で人気があります。特に日本テレビは多くの人気番組を制作、放送している有名なテレビ局です。
この記事を参考にして、日本テレビについての理解を深めてみてください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。