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【例文10選】建設業界の志望動機の書き方|業界の基礎知識や大手企業に特化した例文も紹介

「建設業界に興味はあるけど、志望動機がうまく書けない」
「企業や職種ごとで志望動機の違いをどうアピールすればいいかわからない」

そんな悩みを抱える就活生のために、この記事では建設業界の志望動機の書き方の基本構成や実際の例文を用いて徹底解説しています。

まずは志望動機を書くうえで必要になる建設業界の構造や基礎知識を説明し、その後に志望動機の基本的な書き方と、実際の志望動機例を紹介しています。

志望動機の例文は、スーパーゼネコン(大林組、鹿島建設など)や職種を例に、志望動機例を実際に添削しながらしているので、先に例文を見て好印象な志望動機のイメージを膨らませることもできますよ。

\先に例文から見たい方はボタンをタップ/

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人事担当役員 小林

記事の監修者

人事担当役員 小林

1989年新潟県生まれ。大学在学中に人材系ベンチャー企業でインターンを経験し、ビジネスのやりがいに魅力を感じて大学を1年で中退。その後、同社で採用や人材マネジメントなどを経験し、2011年に株式会社C-mindの創業期に参画。訪問営業やコールセンター事業の責任者を務めたのち、2016年に人事部の立ち上げ、2018年にはリクルートスーツの無料レンタルサービスでもある「カリクル」の立ち上げにも携わる。現在は人事担当役員として、グループ全体の採用、人事評価制度の設計、人事戦略に従事している。

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人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

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吉田

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吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

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目次

建設業界の基礎知識

建設業界の志望動機を作成する前に、まずは建設業界の基礎知識を知っておきましょう。特に建設業界は業界の構造が複雑に入り組んでいるため、業界構造の理解なしに好印象な志望動機は作成できません

まずは、基本的な建設業界の知識から、業界全体の構造まで図解でしっかりと解説していきます。業界の知識だけでなく、業界全体の構造まで理解して志望動機を作成できるようにしっかりと理解しておきましょう。

  1. 建設業界の概要
  2. 建設業界の構造
  3. 建設業界が抱える課題とトレンド
  4. 建設業界で描けるキャリアパス

①建設業界の概要

建設業界は住宅・ビル・商業施設などの建築物や、道路・橋梁・ダム・上下水道などの社会インフラを企画・設計・施工する業界のことを指し、大きく「建設」と「土木」の2つの業種に分かれています。

建設住宅・ビル・商業施設の企画・設計・施工
土木道路・橋梁・ダム・上下水道の企画・設計・施工

建設投資額は近年70兆円台で推移し、公共投資と民間投資の両輪で需要が支えられています。内訳は、民間が約6割、政府が約4割、分野別では建築が約3分の2、土木が約3分の1を占める構造が一般的です。

事業者は中小を中心に約数十万社、就業者は約480万人規模にのぼり、地域経済や雇用への波及が大きいのが特徴となっています。

高度成長期に整備された社会インフラの更新需要、都市再開発、防災・減災といった政策的需要が継続しており、BIM/CIM、ドローン、建機の自動化などデジタル技術の導入も広がりつつありますよ。

②建設業界の構造

上記の画像は建設業界の構造を図解したものになります。

建設業界はゼネコン(元請)とサブコン(下請)に分かれており、発注者からゼネコンが工事一式を請け負い全体の計画立案・工程管理・品質管理・案件管理・予算管理などの施工管理を統括します。

しかし、実際にゼネコンは工事を行わず、専門工事はサブコンが下請として担当します。サブコンは電気・空調・衛生・消防設備工事など各分野の専門工事業者で、一次下請・二次下請・三次下請と多層的な下請け構造になっています。

ゼネコン大規模工事を元請として受注し、工事全体を統括する総合建設会社
サブコン電気・設備・内装など特定分野を専門に請け負う下請の専門工事会社

このため建設業界全体は「殿様と家来」に例えられるような縦系列の関係とも言われ、ゼネコン(元請)とサブコン(下請)が協力して建設プロジェクトを完成させる体制が築かれています。

また、冒頭の図にもあったように建設業界には「スーパーゼネコン」と呼ばれる大手5社(鹿島建設・清水建設・大成建設・竹中工務店・大林組)があります。いずれも1兆円を超える規模を誇り、国内外で大型プロジェクトを担う日本を代表するゼネコンです。

スーパーゼネコン売上高志望動機の例文
鹿島建設約2兆9,118億円例文を見る
清水建設約1兆9,443億円例文を見る
大成建設約2兆1,542億円例文を見る
竹中工務店約1兆6,001億円例文を見る
大林組約2兆6,201億円例文を見る
引用:鹿島建設 IR清水建設 IR大成建設 IR竹中工務店 IR大林組 IR

③建設業界の課題と将来性

建設業界が直面している最大の課題は人手不足と高齢化です。日本全体で問題となっている少子高齢化で働き手の母数が減少しており、建設業界の現場を支えてきた熟練技能者の大量退職も迫っています。

また、建設業界では以下の表にもあるように、人手不足や高齢化の他にも様々な課題を抱えています。

建設業界の課題背景
人手不足・高齢化若手が少なく、熟練者の大量退職が迫っている
長時間労働・週休2日未浸透工期や下請け構造の影響で労働時間が長い
生産性の低さ・デジタル化の遅れ紙中心の業務が残り、効率化が進んでいない
契約慣行(手持ち工事の増加傾向)短工期・低価格受注の慣行が続き、負担が大きい

このような課題を受け、若手人材の確保のために業界では働き方改革と処遇改善が進められており、完全週休2日制の導入、残業削減、賃金水準の見直しなど、若手が安心して働ける環境づくりに取り組んでいます。

また、建設DX(デジタル化)の推進も大きな流れです。国土交通省の「i-Construction」政策を背景に、BIM/CIMによる3D設計モデル、ドローン測量、自動施工機械といった技術が広がり、省人化と効率化を支える手段となっています。

また、人手不足を補うために外国人労働者の受け入れ拡大や、脱炭素・スマート建設といった新しい取り組みも加速中なので、狙い目の業界ですよ。

④建設業界で描けるキャリアパス

建設業界では、経験年数や資格取得に応じて明確なステップアップを描けるのが特徴です。

入社後は現場で基礎を学び、小規模業務を経験したのち、中堅期には中規模工事の統括や後輩の育成を担います。

10年以上のキャリアを積むと、所長やプロジェクトマネージャーとして複数現場を統括するほか、設計や施工のスペシャリストとして専門性を高める道も開け、企業によってはマネジメント職と専門職のコースを選択でき、志向に応じた成長が可能です。

また、職種横断の経験や海外プロジェクトへの参加など、キャリアの幅を広げる機会も豊富にあります。

キャリアパスのイメージ

キャリア業務内容推定年収
入社〜5年目施工管理補助、設計補助、現場での基礎業務習得、小規模業務の担当330〜400万円
5〜10年目中規模工事の現場監督、工程・品質・安全管理、後輩指導400〜450万円
10年〜所長・プロジェクトマネージャーとして複数現場を統括、または高度専門職として活躍500〜700万円

建設業界のキャリアパスを理解しておくことで、「入社後にどのように成長し、どのように活躍したいのか」がより明確な志望動機を作成することができます

入社することがゴールではなく、入社した後にどのような活躍やキャリアビジョンを描いているのかも採用担当者は見ています。入社すること自体がゴールになっていると抽象的な志望動機になってしまい、志望度の高さがうまく伝わらないものになってしまいますよ。

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未経験でも大丈夫?建設業界の主な職種と求められるスキル

建設業界を志望するうえで欠かせないのが、職種ごとの役割や求められるスキルを理解することです。

業界全体の特徴を知っていても、実際に自分がどの仕事に携わりたいのかが曖昧なままでは、志望動機を作る際に説得力が欠けてしまいます。

建設業界には営業・設計・施工管理・工事現場・事務といった多様な職種が存在し、それぞれで求められる適性や強みは大きく異なります。

ここでは未経験の方でもイメージしやすいように代表的な職種と必要なスキルを整理しているので、職種ごとの特徴を理解して働き方のイメージを具体的に描けるようなりましょう

  1. 営業
  2. 設計
  3. 施工管理
  4. 工事現場
  5. 事務

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①営業

建設業界の営業職では、コミュニケーション能力と技術的な知識を組み合わせた総合的なスキルが求められます。

求められるスキル概要
顧客との関係構築長期的な信頼関係を築き、
継続的な取引を目指す
プロジェクト提案顧客ニーズにあわせた
建設プロジェクトを提案
見積もり作成プロジェクトの費用を
適切に見積もる
契約交渉契約内容を調整し合意を得る
建築基準法の理解法律に基づいた
提案を行うための知識
建設資材の知識資材の特性や用途を把握する。
効率的な提案につながる
施工プロセスの把握工期や技術的要件の理解が必要

長期的なキャリア形成には、「建設業界特有の商習慣や専門用語の習得」「技術的な知識の向上」が必要です。研修プログラムを通じて、未経験者がスキルを段階的に習得できる環境を整えている企業も多くありますよ。

②設計

設計職は未経験者の採用枠が多く、建設業界の人手不足を背景に積極的な育成環境が整っている傾向にあります。設計職で求められるスキルの一例を、以下の表にまとめました。

求められるスキル概要
CADソフトの操作技術設計図の作成や修正を
効率的に行う技術
空間認知能力建物の形状や内部空間を
立体的にイメージする力
コミュニケーション能力チームやクライアントとの
調整・意見交換を
円滑に進めるスキル

入社後は座学研修とOJTを組み合わせた教育プログラムが提供され、3か月から半年かけて実践力を養います。設計補助から徐々に責任ある業務へとステップアップしながら、専門知識やスキルの習得が可能ですよ。

給与水準は業界平均よりも高く、未経験でも月給25万円以上からスタートできる企業が増加しています。一級建築士などの建設関係の資格取得により、さらなるキャリアアップを目指せるのが大きな魅力です。

③施工管理

施工管理は、未経験者でも必要なスキルを習得できる環境の整っている企業が増加しています。工事現場全体の進行を円滑に進める職種であり、以下のような総合的なスキルが必要です。

求められるスキル概要
コミュニケーション能力作業員や協力会社との
連携を円滑に行う
リーダーシップチームをまとめ、
目標達成に導く
スケジュール管理能力工期や進捗を把握し、
計画通りに進める
危機管理能力突発的なトラブルや遅延に
冷静に対応する
臨機応変な判断力現場の状況に応じて
柔軟に対応する
安全管理能力現場での事故やトラブルを
未然に防ぐ
Microsoft OfficeWordやExcelで報告書や
工程表を作成する技術

施工管理者は建築施工管理技士などの資格取得やスキル向上を通じて、現場代理人や工事部長などへのキャリアアップを目指せますよ。

④工事現場

建設現場では体力と持久力にくわえて、高い安全意識と技術的なスキルが必要不可欠です。

求められる
スキル
概要
高い身体能力資材の運搬や
長時間の立ち仕事を行う体力
作業技能資材の積み下ろし、足場の組み立て、
地面の掘削、コンクリート打設など
安全基準の
理解と遵守
OSHAなどの基準を守り、
安全な作業を実施
工具・重機の
操作スキル
ハンマーやドリルなどの工具や、
クレーンやブルドーザーなどの
重機の操作
柔軟な判断力天候の変化や資材遅延など
予期せぬトラブルに対応する

建設現場での経験を積むには、基本的な安全教育からはじまり、各種工具の使用方法や施工技術まで段階的に習得していきましょう。

⑤事務

建設業界の事務職は人手不足を背景に未経験者の採用枠が多く、2025年の新卒採用でも積極的な募集が行われています。建設業界の事務職では、以下のスキルが必要です。

求められるスキル概要
コミュニケーション力他部門や現場との情報共有を
円滑に行う
データ入力能力Excelなどで正確かつ迅速に
情報を記録・管理する技術
計算能力予算管理や工程表作成で必要
組織力契約書などの書類や情報を
効率よく整理し管理する
時間管理能力複数の業務を期限内に処理する

未経験者は最初の3年間を基礎スキル習得期間として位置づけ、先輩社員の指導のもとで段階的に実務経験を積み上げていきます。日々の業務記録を丁寧に残し、確実にこなして着実にスキルアップを図りましょう。

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さらに、本記事の後半では実際建設業界を志望する際の志望動機を添削しています!

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好印象を与える建設業界の志望動機の基本構成

建設業界の志望動機は、限られた文字数の中で「なぜ建設業界なのか」「なぜこの企業なのか」「入社後どう活躍したいのか」をバランスよく伝えることが大切です。しかし、型を意識せずに書いてしまうと、エピソードだけが長くなったり、企業を志望する理由が弱かったりと、全体がチグハグになりがちです。

そこでまずは、志望動機の基本構成(型)を押さえることが欠かせません。そのうえで、それぞれのパートを端的にまとめることで、採用担当者に志望度やマッチ度が伝わりやすくなるのです。

ここからは志望動機を組み立てる4つの基本構成を紹介します。以下の流れを意識すれば、無駄なく説得力のある志望動機を完成させられるでしょう。

  1. 書きはじめは結論から
  2. 志すきっかけとなったエピソードを述べる
  3. 志望企業を選んだ理由を明確にする
  4. 入社後どのように活躍したいかを述べる

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①書きはじめは結論から

志望動機を作成するときは、まず 「なぜその業界・企業を志望したのか」 を志望動機の最初で完結に伝えましょう。最初に志望動機をまとめて完結に伝えることで、志望理由がスムーズに伝わり、読み手も読みやすい文章になります。

採用担当者は日々数多くの応募書類に目を通しており、結論が見えにくくダラダラとした文章は読み飛ばされやすく、他の応募者に埋もれてしまう可能性があります。逆に、冒頭で端的に「自分はなぜ御社を志望するのか」を伝えられる学生は、多くの志望動機の中でも目を引き、印象に残りやすいでしょう。

また、志望動機の書き出しで用いる表現にも注意が必要です。「社会に貢献したい」「成長したい」などどの企業にも当てはまる表現は志望度が低いと判断される可能性があります。企業の具体的な事業内容や活動などに触れつつ、志望理由を伝えると完結で志望度の高さが伝わる志望動機に近づきますよ。

冒頭で結論を端的に伝えられるということは、志望動機をしっかり整理できている証拠でもあります。 そのため「この学生は自分の意思を明確に持っている」と受け取られやすく、志望度の高さがストレートに伝わるんです。特に建設業界のように将来像を重視する業界では、抽象的な言葉より具体的なビジョンが効果的でしょう。

ただし、意欲を示そうとして志望動機の冒頭から情報を盛り込みすぎると、かえって焦点がぼやけてしまいます。その結果「熱意はあるが整理しきれていない」という印象になることもありますよね。主張はシンプルに、補足は後の段落で展開する。そんな意識を持つとより伝わりやすくなりますよ。

②志すきっかけとなったエピソードを述べる

次に、志望動機の裏付けとなる 具体的なエピソードを述べましょう。過去の自身の実体験を交えて話すことで、志望動機に説得力と厚みが生まれます。

実際に、志望動機で伝えるエピソードは大きな実績や特別な成果である必要はなく、学生時代の学業やゼミ・研究、アルバイト、部活動、ボランティアなど、自分が時間や力を注いできた経験を振り返るのがおすすめです。

大切なのは、活動の中で得た気づきや学びであり、それを建設業界で活躍するために必要な能力や資質 と結びつけられているかが好印象な志望動機を作成する上での鍵になります。

入社後に活躍することから逆算して経験から得た学びを言語化する意識を持つと、志望動機全体に一貫性が生まれ、説得力の高い志望動機に近づきますよ。

エピソードは特別な出来事でなくても構いません。大切なのは「その経験から何を学び、どう志望動機に繋がったか」を一貫性をもって語れるかどうかです。 私たちも内容より、その人らしさや思考の流れを見ていますよ。

また、エピソードを語るときは「事実」と「解釈」をセットにすると伝わりやすいです。例えば「○○の経験を通じて△△に気づいた」と示せば説得力が増します。無理に盛る必要はなく、等身大の体験を志望動機に絡めて伝えるかが鍵になるでしょう。

③志望企業を選んだ理由を明確にする

志望動機では、なぜその企業を選んだのかを明確に伝えることが何より重要です。ここが曖昧だと「他の企業でも良いのでは?」と受け取られ、志望度が低いと判断されてしまう恐れがあります。

採用担当者は選考の中で「この学生は本当に自社に入りたいのか」を見極めているため、志望企業を選んだ理由を具体的に語れるかどうかが大きなポイントになります。

その際には、企業の独自の強みや特徴的な取り組みを具体的に挙げることが効果的です。企業の事業内容や過去の実績など、その企業独自の要素に触れ、そこに自身のこれまでの経験で培ったスキルや学びが活かせることを伝えましょう。

また、さらに他の就活生に差をつけたい場合は、情報収集の方法も工夫しましょう。企業の公式サイトや採用ページに載っている情報だけでなく、実際の現場見学や、OB・OG訪問でそこでしか聞けない業務内容や雰囲気を調査するのです。

このように、自分自身が収集した情報や実際に体感した出来事を交えて志望動機を作成することで、熱意が伝わる志望動機の作成ができますよ。

志望動機で最も重視されるのは、「なぜこの会社でなければならないのか」を明確に示すことです。そのためには、志望先が他社と一線を画す強みや特徴を正しく理解し、それを自分の経験や将来像と結びつけることが重要になります。

採用担当者や面接官は「他社でも通用する志望動機」ではなく、その会社だからこそ実現できる志望動機を求めています。HPの情報をなぞるだけでは不十分で、説明会や社員の声といった一次情報を取り入れ、自分なりの体験と重ね合わせることで差別化された志望動機が生まれるんですよ。

④入社後どのように活躍したいかを述べる

志望動機の締めくくりでは、入社後にどのように貢献できるのかを明確に示すことが大切です。結論部分で具体的な貢献イメージを語ることで、採用担当者の記憶に残りやすくなり、強い印象を与えることができます。

志望動機の締めの一文は単なるまとめではなく、自分の経験から得たスキルや気づきをどう活かし、企業にどのように貢献できるのかを伝える機会です。

ポイントは、企業の成長や社会への貢献と、自身のキャリアプランを自然につなげることです。志望動機の締めくくりでは、自身の実現したいことはもちろんあると思いますが、そこに企業側のメリットや事業・業務内容とに合った内容になっているかの確認が重要です。

一方通行の志望動機にならないように、企業と自身のマッチ度を意識して志望動機の最後を締めくくりましょう。

最後にどう活躍したいかを語ると、単なる希望ではなく具体的な未来像として伝わります。入社後のイメージが描けている人は「即戦力候補」として期待値が高まりやすいんですよ。

特に「学びをどう活かすか」「企業にどう還元できるか」を意識すると効果的です。抽象的な理想論ではなく、自分の強みと業界の課題を結びつけると説得力が増すでしょう。

5つの質問で見つかる!あなただけの志望動機で差別化を目指そう

AIが生成する機械的な志望動機では、もう企業は振り向きません。人事担当者が本当に求めているのは、あなたの生の体験とリアルな想いです。

就活マガジン編集部では、独自に魅力的な志望動機が作成できるテンプレシートを無料で配布しています。実際のテンプレシートでは、5つの質問に回答しながら進めていくことで、表面的な浅い志望動機ではなく、あなたの人生経験から生まれた独自のストーリーを引き出します。

「なぜその会社でなければならないのか」の答えは、機械的な文章生成ではなくあなたの心の中にあります。テンプレートに沿って書き進め採用担当者の記憶に残る、血の通った説得力のある文章を作り上げましょう。

建設業界の志望動機に使える!志望動機の構成部分ごとのフレーズ集

ここでは、志望動機の基本構成の部分ごとに活用できるフレーズ集をまとめています。

志望動機を作成していると、「アピールしたいエピソードは決まっているけど、最初に何を伝えれば分からない」「エピソードは決まっているけど、入社後のイメージが決まっていない」など、志望動機の中でも不安を感じる箇所もありますよね。

以下のフレーズ一覧では、「結論」「エピソード」「なぜ志望先の企業なのか」「入社後の活躍イメージ」の4つの構成部分に分けてフレーズを紹介しています。自身の志望動機で自信がなく、抽象的になっている箇所のフレーズを確認して、修正に役立ててみて下さい。

  1. 結論
  2. エピソード
  3. なぜ志望先の企業なのか
  4. 入社後の活躍イメージ

結論

志望動機の冒頭では、まず自分の結論を簡潔に伝えることが大切です。ただ、簡潔すぎると抽象的な書き出しになってしまうので具体性をどのように盛り込むかに注意しながらフレーズを確認してみてください。

  • 私は、人々の生活基盤を支える社会インフラの整備に携わりたいという思いから、建設業界を志望しております。
  • 社会の発展に欠かせない建設事業に関わり、安心して暮らせる環境づくりに貢献したいと考えております。
  • 都市開発やインフラ整備を通じて、持続可能な社会の実現に寄与したいという思いから、建設業界を志望いたしました。
  • 世界中で暮らしを支える建設事業に携わることで、多くの人々の生活をより良くしたいと考えております。
  • 学んできた土木工学の知識を社会に活かす場として、建設業界が最も自分の志向に合致していると感じております。
  • 人々が安心して暮らせる街づくりを支える建設業界で、社会の安全基盤を築く一員になりたいと考えております。
  • 自然災害が多い日本において、復旧・復興を支える建設業の役割に魅力を感じ、その一翼を担いたいと志望しております。
  • 地域に根差した建設事業を通じて、人々の暮らしを支えるとともに、故郷の発展に寄与したいと考えております。
  • ICTや新工法を活用しながら効率的かつ環境に配慮した建設事業に携わり、未来の社会基盤づくりに挑戦したいと考えております。
  • 形として長く残る建設物に関わることで、多くの人々に価値を提供できる仕事に誇りを持って取り組みたいと考えております。

エピソード

志望動機の説得力を上げるためには自分の経験や学びを具体的に伝える必要があります。エピソードは特別なものである必要はありませんが、入社後に仕事で活かせる学びや経験を伝えているかに注意してフレーズを確認してみてください。

  • 大学での土木工学の研究を通じて、社会基盤整備の重要性を実感しました。
  • サークル活動でイベント会場の設営を担当し、人が安心して集える環境をつくる難しさとやりがいを知りました。
  • ボランティアとして災害復旧活動に参加し、建設の力が人々の生活を支えることを体感しました。
  • 海外留学中に都市インフラの差を目の当たりにし、日本の技術力の高さと社会的意義を強く感じました。
  • インターンシップで施工現場を訪問し、多くの人の協働によって大規模なプロジェクトが進む姿に感銘を受けました。
  • 卒業研究で耐震設計に取り組み、建物が人命を守る仕組みを学びました。
  • 地元の再開発事業を見て、建設が地域の活性化に直結することを実感しました。
  • 学生時代に携わった橋梁設計の課題で、社会に残る構造物を生み出す喜びを感じました。
  • 公共事業に関する講義で、社会インフラが長期的に人々を支える仕組みに深く興味を持ちました。

なぜ志望先の企業なのか

志望動機では「その企業でなくてはならない理由」が具体的に示せているかがもっとも重要な要素です。自身の志望動機が他の企業でも当てはまる抽象的なものになっていないか確認するためにフレーズを参考にしてみてくださいね。

  • 貴社は社会インフラ整備に豊富な実績を持ち、生活基盤を支える事業に携われると感じ志望しました。
  • 安全・品質を最優先に取り組む企業姿勢に共感し、信頼性の高い建設を行う御社で働きたいと考えております。
  • 海外事業にも積極的で、グローバルに活躍できる環境に魅力を感じました。
  • 持続可能性を重視したプロジェクトを推進しており、社会課題解決に直結した事業に貢献したいと考えています。
  • 技術開発に注力しており、新しい工法やICTの導入を進める姿勢に共感しました。
  • 災害復旧・防災インフラに強みを持ち、社会を守る使命感を持って働ける点に魅力を感じました。
  • 地域密着型の事業展開を行っており、故郷の発展に直接寄与できると考えております。
  • 大規模プロジェクトから身近な生活インフラまで幅広く手掛ける点に惹かれました。
  • 社員一人ひとりが誇りを持って働く社風に触れ、自身もその一員として挑戦したいと思いました。
  • 「人と社会をつなぐ建設」を掲げる理念に共感し、長期的に社会に価値を残す仕事ができると感じました。

志望動機を他の就活生と差別化して、魅力的なものにするためには「なぜその企業なのか?」を明確にしておく必要があります。

そのためここでは、建設業界の志望動機を差別化するためのフレーズを紹介しましたが、フレーズだけでは特定の企業の志望動機のイメージが湧かない場合もありますよね。

そのため記事の後半では、企業ごと(鹿島建設、大林組、清水建設…)に差別化された志望動機の作り方をより詳しく紹介しているので、企業ごとに差別化された志望動機の作成に不安を感じている場合は先に確認してみてくださいね!

入社後のイメージ

志望動機の締めくくりでは、企業側のメリットも考え自身の経験やスキルが入社後に会社のためになることを伝えましょう。志望度の高さをアピールするだけだと、企業側のメリットを忘れてしまうケースがあるので、自身の志望動機が一方通行の志望動機になっていないかをフレーズを見ながら確認してみてください。

  • 学んだ土木工学の知識を活かし、社会基盤を支えるプロジェクトに積極的に取り組みたいです。
  • 現場での安全管理を徹底し、人々が安心して利用できる環境づくりに貢献したいです。
  • 持続可能な社会の実現を目指し、環境に配慮した建設事業に携わりたいと考えています。
  • 海外プロジェクトにも挑戦し、グローバルな視点から建設事業に貢献していきたいです。
  • ICTやBIMなど新技術を積極的に学び、施工効率化に貢献したいと考えています。
  • 災害復旧や防災インフラ整備に携わり、人々の命と暮らしを守る仕事を担いたいです。
  • 地域に根差した街づくりを推進し、住民が誇りを持てる環境整備に尽力したいです。
  • 大規模な都市開発に参画し、未来の都市像を形にしていきたいと考えています。
  • 長期的に社会に残る建設物を手掛け、多くの人々に価値を提供できる技術者を目指したいです。
  • チームの一員として円滑な協力体制を築き、プロジェクトを成功に導ける人材になりたいです。

【大手5社を例に紹介!】行きたい企業に特化した建設業界の志望動機の作り方

実際に志望動機を書き進めると悩んでしまうのが、「なぜその会社なのか?」を具体的に説明できないことですよね。「なんとなく会社が有名だから…」がメインの志望動機なので、そこから先でどうやって他の企業と差別化するかが難しいのです

ここでは実際にスーパーゼネコンである「鹿島建設」「清水建設」「大成建設」「竹中工務店」「大林組」に特化した志望動機を徹底解説していきます。気になる企業の志望動機の作り方から確認してみてくださいね。

  1. 鹿島建設|志望動機の作り方と例文
  2. 清水建設|志望動機の作り方と例文
  3. 大成建設|志望動機の作り方と例文
  4. 竹中工務店|志望動機の作り方と例文
  5. 大林組|志望動機の作り方と例文

①鹿島建設|志望動機の作り方と例文

鹿島建設は1840年創業、スーパーゼネコンの中でも特に「業界のパイオニア」として知られる企業です。業界随一の研究開発力と「100年をつくる会社」という理念を掲げ、日本初の超高層ビルや東京駅丸の内駅舎の復原など、数多くの歴史的建築や都市開発を手がけてきました。

国内外に拠点を広げ、ダム・空港・高速道路といった大規模インフラからオフィスビルや商業施設まで幅広く事業を展開しています。

また、規模の大きさだけでなく、研究開発にも積極的に投資しており、省エネ技術や耐震工法、ICT施工などをリードする存在です。こうした姿勢は、単に建物をつくるだけでなく「社会の基盤を長期的に支える」という視点に根差しています。

このような背景から、鹿島建設が競合と大きく差別化できる独自のポイントは以下になります。

鹿島建設|独自のポイント

  • 日本初の超高層ビル建設や東京駅復原など、技術的挑戦を重ねてきたパイオニア精神
  • 業界随一の技術研究所を持ち、研究開発力で新しい価値を生み出せる点
  • 「100年をつくる会社」という理念のもと、社会インフラを長期的視野で支える姿勢
  • 国内最大級の事業規模を活かし、スケールの大きな都市開発・インフラ整備に携われる点
  • 国内外でランドマークを手掛け、歴史に残る仕事ができる可能性

今まで鹿島建設の特徴や独自の事業に関して説明してきました。さらにこれらの「志望企業にしかない特徴」を志望動機に盛り込むと、「他社ではなくこの企業でなければいけない」ことをアピールでき、より熱意の伝わる文章になります。

とはいえ、鹿島建設の独自のポイントを「どう盛り込めばいいのか?」がすんなり分かったら苦労しませんよね。そこで、実際にこれらの特徴を入れた志望動機の例文を、添削形式で紹介していきます。盛り込み方も合わせて解説していくので、ぜひ参考にしてください

↓鹿島建設の志望動機の実際の添削例↓

鹿島建設の志望動機
【結論】
私は、人々の生活を支える建設業界で社会に貢献したいと考え、志望いたしました。街や暮らしを形づくる仕事に携わることに大きなやりがいを感じています。特に日本初の超高層ビル建設や東京駅復原を実現してきた鹿島建設で、挑戦的な社会基盤づくりに携わりたいと考えています。
添削コメント|「やりがい」という抽象語は説得力に欠けるため削除し、鹿島建設特有の実績を盛り込みました。鹿島建設ならではの独自性を志望動機の結論段階で打ち出すと、競合との差別化が明確になり、採用担当者の目を惹きつけることができます。
【根拠となるエピソード】
大学時代、地域のまちづくりを学ぶ授業で、建物やインフラが人々の生活に欠かせない存在であることを実感しました。
添削コメント|授業経験を通じて業界の必要性を理解した点は具体性があり好印象です。自身の体験を根拠にできているため説得力を保てています。
【エピソード詳細】
実際に街を歩いて調査を行った際、建物や道路が整備されていることで安心して暮らせる環境が生まれていると感じ交通や生活動線が円滑になり、人々の行動が活発化している様子を観察し、建設業の大切さを理解しました。
添削コメント|「安心して暮らせる」は抽象的で弱いため削除し、観察した具体的な事象に着目しました。志望度の高さをここからアピールしていくので、できる限り具体的なエピソードの言及して気づきを伝えましょう。
【なぜ鹿島建設なのか?】
建設業界は規模が大きく、社会に与える影響も幅広いため、自分の力を発揮できると考えています。鹿島建設は業界随一の技術研究所を持ち、「100年をつくる会社」という理念のもとで長期的に社会を支えています。また国内最大級の事業規模を活かし国内外で数多くのランドマークを築いてきた点に魅力を感じています。
添削コメント|ここでは、建設業界の全体に当てはまる志望動機ではなく、鹿島建設独自のポイントを盛り込んで志望動機を作成しましょう。ここでは、鹿島建設の「100年を作る会社」という理念と、業界随意位置の技術研究所に言及して、鹿島建設でしかできない事業規模に魅了を感じていることを伝えています。
【入社後の活躍イメージ】
入社後は現場で経験を積み、確実に成果を出しながら社会基盤を支える一員として成長していきたいです。
添削コメント|入社後の姿が簡潔に示されており好印象です。経験を積みつつ成果を出すという表現は、現実的で主体性を伝える要素になっています。

【NGポイント】
結論部分がそもそも抽象的で、どの企業でも使える表現が多く、鹿島建設でなくてはならないという説得力が弱くなっていました。建設業界の特徴に触れるばかりで、鹿島建設独自の取り組みに言及できていなかった点も課題ですね。

今回の添削のポイント(差別化を意識した部分)
今回の添削では、まず鹿島建設独自の実績である「日本初の超高層ビル建設」や「東京駅の復原」を冒頭に取り入れ、結論段階で競合との差別化を意識しました。さらに、「100年をつくる会社」という理念や、業界随一の技術研究所といった企業の独自性を盛り込み、他社にはない強みを明確に示しました。

どう変わったか?
改善後の文章では、結論部分から鹿島建設らしさを打ち出し、冒頭から「なぜ鹿島建設なのか?」が伝わる内容になりました。また、志望理由では鹿島建設の理念や研究力、実績を強調し、鹿島建設でなくてはならない理由が明確になっており、志望度の高さをアピールできる内容になっています。

また、添削後の志望動機の全文も紹介しています。「添削後はどんな志望動機になるの?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

鹿島建設用の志望動機サンプル
私は、人々の生活を支える建設業界で社会に貢献したいと考え、志望いたしました。特に日本初の超高層ビル建設や東京駅復原を実現してきた鹿島建設で、挑戦的な社会基盤づくりに携わりたいと考えています。

大学時代、地域のまちづくりを学ぶ授業で、建物やインフラが人々の生活に欠かせない存在であることを実感しました。

実際に街を歩いて調査を行った際、建物や道路が整備されていることで交通や生活動線が円滑になり、人々の行動が活発化している様子を観察し、建設業の大切さを理解しました。

鹿島建設は業界随一の技術研究所を持ち、「100年をつくる会社」という理念のもとで長期的に社会を支えています。また国内最大級の事業規模を活かし国内外で数多くのランドマークを築いてきた点に魅力を感じています。

入社後は現場で経験を積み、確実に成果を出しながら社会基盤を支える一員として成長していきたいです。

「まだ鹿島建設の志望動機のイメージが固まっていないな…」と感じたら、自動でAIが志望動機を作成してくれる「AI ES」で志望動機のたたき台を作ってみるのがおすすめです。志望動機をゼロから書くよりも具体的な志望動機の例文を見ることで、作り方のイメージが湧きやすくなりますよ。

一方で、「志望動機が形にはなったけど、鹿島建設の志望動機の内容を第三者の目でチェックしてほしい」と思ったときは、「赤ペンES」という無料の添削サービスを利用してみましょう。第三者に見てもらうことで、伝わりやすい志望動機になっているかの確認と、自身では気づけない改善点が見つかり、志望動機のクオリティーの底上げにも繋がりますよ。

②清水建設|志望動機の作り方と例文

清水建設は1804年に大工棟梁・清水喜助によって創業され、200年以上の歴史を誇る老舗ゼネコンです。「論語と算盤」を経営理念に掲げ、誠実さと経済合理性を両立させる姿勢を大切にしてきました。

病院・学校・寺社仏閣といった人々の生活に直結する建築分野に強みを持ち、環境配慮型の建築や再生可能エネルギーの導入など、先進的な取り組みにも積極的です。さらに、都市開発やインフラ整備といった大規模案件から中小規模まで幅広く対応し、堅実で信頼感ある施工管理を続けてきました。

こうした背景から、清水建設が競合と差別化できる独自ポイントは以下になります。

清水建設|独自のポイント

  • 「論語と算盤」を掲げ、誠実さと経済合理性を両立させる社風
  • 病院・学校・寺社建築など、人々の生活に直結する建築に強み
  • 環境配慮型の建築や再エネ分野への積極的取り組み
  • 200年以上の歴史に基づいた堅実で信頼感のある事業姿勢
  • 中小規模から大規模まで幅広く対応するきめ細かいプロジェクト運営力

今まで清水建設の特徴や独自の事業に関して説明してきました。さらに「清水建設にしかない特徴」を志望動機に盛り込むと、「他社ではなく清水建設でなければいけない」ことをアピールでき、より熱意の伝わる志望動機になります。

とはいえ、清水建設の独自のポイントを「どう盛り込めばいいのか?」がすんなり分かったら苦労しませんよね。そこで、実際にこれらの特徴を入れた志望動機の例文を、添削形式で紹介していきます。盛り込み方も合わせて解説していくので、ぜひ参考にしてください。

↓清水建設の志望動機の添削例文を見る↓

清水建設の志望動機
【結論】
私は、人々の生活基盤を支える建設業界で、安全で快適な環境をつくり続けたいと考え貴社を志望いたしました。社会に残り続ける建物やインフラを形にする仕事に強く魅力を感じております特に災害に強い街づくりや環境配慮型の建築や再生可能エネルギーの導入など、先進的な取り組みに強い魅力を感じています。
添削コメント|「魅力を感じております」という抽象的表現は弱いため、清水建設が取り組んでいる環境配慮型の建築や再生可能エネルギーの導入などの取り組みを具体的に言及して、冒頭から清水建設ではなくではならない志望動機になっています。
【根拠となるエピソード】
きっかけは、幼少期に近所で橋の工事を見学した体験です。重機が動き、多くの人が協力しながら巨大な構造物が少しずつ完成していく様子を見て地域の人々が橋の完成を心待ちにし、完成時には生活が便利になって喜んでいた姿を見て、建設の仕事に憧れを抱きました。
添削コメント|工事の情景描写は表現が冗長で伝わりづらいため、地域住民の生活改善という社会的意義に修正しました。採用担当者に「なぜ憧れたのか」が一目で理解される内容になっています。
【エピソード詳細】
大学時代には、学園祭の模擬店舗づくりで仲間と協力して企画から施工までを行いました。限られた時間と予算の中で、強度や安全性を意識しながら形にしていく過程を経験し、完成後に利用者から喜ばれる瞬間に大きなやりがいを感じました利用者が安全に楽しめるように工夫した点が高く評価され、設計段階から利用者目線を考える重要性を学びました。この経験から「人の役に立つ空間をつくる喜び」を実感しました。
添削コメント|「やりがい」だけでは抽象的だったため、「利用者目線を学んだ」という成長要素に文章を変更しました。経験から得た学びを提示することで、清水建設の実務にもつながる力をアピールできています。
【なぜ清水建設なのか?】
清水建設は「子どもたちに誇れるしごとを。」という理念のもと、伝統的建築物の保存から最先端の超高層ビルまで幅広く手がけています。その姿勢に共感し、自分もその一員として貢献したいと考えております特に東京駅丸の内駅舎の復原など歴史的建築を守る姿勢と、環境配慮型の先進技術を両立させている点に強く惹かれ、自分の経験を活かしながら未来の建築にも挑戦したいと考えております。
添削コメント|単なる「共感」表現では浅いため、清水建設独自の事例や技術に触れました。清水建設が取り組んでいる歴史的建造物を守る活動や環境配慮型の先進技術に対して、自身の過去の経験への取り組み方を絡めることで志望度の高さをアピールしています。
【入社後】
入社後は、現場の安全管理や品質の確保に携わりつつ、学んだ知識と経験を活かして成長していきたいです。そして、将来的には人々が安心して暮らせる街づくりに主体的に関わっていきたいと考えています特に清水建設が推進する環境負荷低減型の建築や耐震技術の発展に取り組み、人々の暮らしに寄り添い続ける人材を目指したいと考えております。
添削コメント|「安心して暮らせる街づくり」だけではありきたりな表現だったため、環境負荷低減や耐震技術といった具体的なテーマに置き換えました。また、最後に清水建設が大切にしている人々の暮らしに寄り添い続ける姿勢を大切に考えていることを示して志望度の高さや企業とのマッチ度が高い人材であることをアピールしています。

【NGポイント】
当初の文章では「魅力を感じた」「やりがいを得た」といった抽象的な感情表現が多用されていました。さらに、企業選びの理由も「共感した」という言葉で終わっており、他社との差別化ができていませんでしたね。結果として、独自性や説得力に欠ける志望動機となっていました。

【添削内容】
抽象的な感情表現を具体的な学びや行動に関する内容に変更し、説得力を高めました。また、清水建設ならではの事例(東京駅丸の内駅舎の復原や環境配慮型建築など)を加えることで、志望理由に独自性を持たせました。入社後についても、成長の方向性を具体的に示す形に修正しています。

【どう変わった?】
添削後の文章は、清水建設に特化した志望動機に仕上がり、企業の特徴と自分の経験が自然につながる内容となりました。採用担当者が「この学生は清水建設だからこそ志望している」と理解できる構成になり、差別化と説得力の両方を備えた志望動機へと改善されています。

また、添削後の志望動機の全文も紹介しています。「添削後はどんな志望動機になるの?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

清水建設の志望動機サンプル
私は、人々の生活基盤を支える建設業界で、安全で快適な環境をつくり続けたいと考え志望いたしました。特に災害に強い街づくりや環境配慮型の建築や再生可能エネルギーの導入など、先進的な取り組みに強い魅力を感じています。

きっかけは、幼少期に近所で橋の工事を見学した体験です。地域の人々が橋の完成を心待ちにし、完成時には生活が便利になって喜んでいた姿を見て、建設の仕事に憧れを抱きました。

大学時代には、学園祭の模擬店舗づくりで仲間と協力して企画から施工までを行いました。限られた時間と予算の中で、強度や安全性を意識しながら形にしていく過程を経験し、利用者が安全に楽しめるように工夫した点が高く評価され、設計段階から利用者目線を考える重要性を学びました。この経験から「人の役に立つ空間をつくる喜び」を実感しました。

清水建設は「子どもたちに誇れるしごとを。」という理念のもと、伝統的建築物の保存から最先端の超高層ビルまで幅広く手がけています。特に東京駅丸の内駅舎の復原など歴史的建築を守る姿勢と、環境配慮型の先進技術を両立させている点に強く惹かれ、自分の経験を活かしながら未来の建築にも挑戦したいと考えております。

入社後は、現場の安全管理や品質の確保に携わりつつ、学んだ知識と経験を活かして成長していきたいです。特に清水建設が推進する環境負荷低減型の建築や耐震技術の発展に取り組み、人々の暮らしに寄り添い続ける人材を目指したいと考えております。

「まだ清水建設の志望動機のイメージが固まっていないな…」と感じたら、自動でAIが志望動機を作成してくれる「AI ES」で志望動機のたたき台を作ってみるのがおすすめです。志望動機をゼロから書くよりも具体的な志望動機の例文を見ることで、作り方のイメージが湧きやすくなりますよ。

一方で、「志望動機が形にはなったけど、清水建設の志望動機の内容を第三者の目でチェックしてほしい」と思ったときは、「赤ペンES」という無料の添削サービスを利用してみましょう。第三者に見てもらうことで、伝わりやすい志望動機になっているかの確認と、自身では気づけない改善点が見つかり、志望動機のクオリティーの底上げにも繋がりますよ。

③大成建設|志望動機の作り方と例文

大成建設は1873年に設立され、150年近い歴史を持つ日本を代表するゼネコンです。社員一人ひとりが主体となって運営に関わる「社員の会社」という文化を特徴としており、現場力と組織力の両方を強みとしています。

国内外でダム・海底トンネル・空港といった国際的大規模土木事業に強みを発揮し、都市開発や社会インフラ整備に数多く携わってきました。また、建築分野ではスタジアムや商業空間といった「人が集う場」の創造に強みがあり、防災・耐震技術の導入や災害復旧への貢献でも高い評価を得ています。さらに、浄化・リサイクルといった環境技術を応用し、持続可能な社会づくりにも積極的です。

こうした特徴から、大成建設が競合と差別化できる独自ポイントは以下になります。

大成建設|独自のポイント

  • 社員主体で運営される「社員の会社」という文化
  • ダム・海底トンネル・空港など、国際的大規模土木に強み
  • 環境技術(浄化・リサイクル等)を駆使して社会課題解決に貢献
  • スタジアムやスポーツ施設など、人が集う空間づくりに実績
  • 災害復旧や防災分野での先進的な取り組み

今まで大成建設の特徴や独自の事業に関して説明してきました。さらにこれらの「大成建設にしかない特徴」を志望動機に盛り込むと、「他社ではなく大成建設でなければいけない」ことをアピールでき、より熱意の伝わる文章になります。

とはいえ、大成建設の独自のポイントを「どう盛り込めばいいのか?」がすんなり分かったら苦労しませんよね。そこで、実際にこれらの特徴を入れた志望動機の例文を、添削形式で紹介していきます。盛り込み方も合わせて解説していくので、ぜひ参考にしてください

↓大成建設の志望動機の添削例文を見る↓

大成建設の志望動機
【結論】
私は人々の生活を支える基盤をつくり、社会に長く残るものを形にする建設業界で働きたいと考えています。特に街の発展や安心できる環境づくりに携わることができる点に強く魅力を感じています災害に強い建物や人が集える空間づくりに携わることで、多くの人の暮らしを支えられる点に魅力を感じています。
添削コメント|「安心できる環境づくり」は抽象的で評価が下がりやすい表現です。具体的に「災害に強い建物」や「人が集える空間」と置き換えることで、建設業界に即した説得力が生まれます。
【根拠となるエピソード】
この思いの原点は、幼少期に地元で新しい橋が完成したときの体験です。地域の人々が集まり、完成を喜ぶ姿を目の当たりにし、建設が人の暮らしを大きく変える力を持つことを実感しました。
添削コメント|幼少期の体験を素直に語れており好印象です。企業側は学生らしさや動機の原点を重視するため、建設の意義に気づいた場面としてわかりやすい強みになっています。
【エピソード詳細】
その後も、大学時代には地域の街づくりに関するゼミ活動に参加し、住民の声を反映させながら計画を立てる経験をしました。そこで「人が安心して暮らすための環境を整える建設の役割」交通の利便性や景観の保全を両立させる街づくりにおける建設の役割がいかに重要かを学び、建設業界で働く意欲が一層強まりました。
添削コメント|「安心して暮らす環境」という表現は曖昧です。交通や景観といった具体的要素に置き換えることで、ゼミ活動の経験の具体性が上がり、気づきや学びをよりわかりやすく変更しています。
【なぜ大成建設なのか?
貴社は幅広い分野で実績を積み重ねており、都市づくりや社会基盤の整備にも深く関わっています。その姿勢に魅力を感じ、安心できる環境を形にする力を身につけたいと思いました。大成建設は都市再開発や大規模インフラの分野で先進的な取り組みを続けており、社会を支える根幹づくりに挑戦できる点に強く惹かれています。その実績を学びの場とし、社会に還元できる力を磨きたいと考えています。
添削コメント|汎用的でどの建設会社にも通じる志望動機ではなく、大成建設ならではの都市再開発やインフラ分野での取り組みに触れることで大成建設でなくてはならない理由を明確にしています。
【入社後】
入社後はまず現場で経験を積み、計画から完成までの流れを理解し、将来的には人々の暮らしを豊かにするプロジェクトを主導できる存在を目指します。社会に誇れる建設を残すことで、地域と未来を支えたいです特に防災や環境配慮といった観点を重視し、将来の世代にも安心して受け継がれる都市や施設を形にしていきたいです。
添削コメント|「社会に誇れる建設」は抽象的で弱いため、防災や環境といった具体的な観点を盛り込みました。企業は入社後の活躍イメージを重視するため、長期的視点を明確に示すことが高評価につながります。

【NGポイント】
全体的に「安心できる環境づくり」や「社会に誇れる建設」といった抽象表現が多く、具体性に欠けていました。また、企業選びの理由も汎用的で、どの企業にも通じる内容になっていましたね。

【添削内容】
抽象的な表現のなっていた部分を「災害に強い建物」「交通の利便性」「景観の保全」など具体的な表現に置き換えました。さらに「大成建設の都市再開発や大規模インフラ」という独自の強みを盛り込み、大成建設でなくてはならない理由を明確にしています。

【どう変わった?】
建設業界らしい実務に直結するイメージが表現され、企業独自の強みとの結び付きも示せる内容になりました。結果として、企業が評価しやすい具体性と志望度の高さが伝わる志望動機に改善されたと言えるでしょう。

また、添削後の志望動機の全文も紹介しています。「添削後はどんな志望動機になるの?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

大成建設の志望動機サンプル
私は人々の生活を支える基盤をつくり、社会に長く残るものを形にする建設業界で働きたいと考えています。特に街の発展や災害に強い建物や人が集える空間づくりに携わることで、多くの人の暮らしを支えられる点に魅力を感じています。

この思いの原点は、幼少期に地元で新しい橋が完成したときの体験です。地域の人々が集まり、完成を喜ぶ姿を目の当たりにし、建設が人の暮らしを大きく変える力を持つことを実感しました。

その後も、大学時代には地域の街づくりに関するゼミ活動に参加し、住民の声を反映させながら計画を立てる経験をしました。そこで交通の利便性や景観の保全を両立させる街づくりにおける建設の役割がいかに重要かを学び、建設業界で働く意欲が一層強まりました。

建設は都市再開発や大規模インフラの分野で先進的な取り組みを続けており、社会を支える根幹づくりに挑戦できる点に強く惹かれています。その実績を学びの場とし、社会に還元できる力を磨きたいと考えています。

入社後はまず現場で経験を積み、計画から完成までの流れを理解し、将来的には人々の暮らしを豊かにするプロジェクトを主導できる存在を目指します。特に防災や環境配慮といった観点を重視し、将来の世代にも安心して受け継がれる都市や施設を形にしていきたいです。

「まだ大成建設の志望動機のイメージが固まっていないな…」と感じたら、自動でAIが志望動機を作成してくれる「AI ES」で志望動機のたたき台を作ってみるのがおすすめです。志望動機をゼロから書くよりも具体的な志望動機の例文を見ることで、作り方のイメージが湧きやすくなりますよ。

一方で、「志望動機が形にはなったけど、大成建設の志望動機の内容を第三者の目でチェックしてほしい」と思ったときは、「赤ペンES」という無料の添削サービスを利用してみましょう。第三者に見てもらうことで、伝わりやすい志望動機になっているかの確認と、自身では気づけない改善点が見つかり、志望動機のクオリティーの底上げにも繋がりますよ。

④竹中工務店|志望動機の作り方と例文

竹中工務店は1610年創業、400年以上の歴史を持つ日本最古級の建設会社です。伝統を大切にしつつも革新を続けてきた姿勢から、国内外で高い評価を得ています。

理念として掲げる「人間を幸せにする建築」を体現し、美術館やホール、劇場など文化・芸術に関わる建築を多数手掛けてきました。また、超高層ビルや商業施設といった都市のランドマークを数多く実現し、デザイン性と機能性を兼ね備えた建築を創出しています。さらに、近年はZEB(ゼロエネルギービル)など環境配慮型建築にも積極的に取り組み、サステナブルな都市づくりに貢献しています。

これらの特徴を踏まえると、竹中工務店が競合と差別化できる独自のポイントは以下になります。

竹中工務店|独自のポイント

  • 「人間を幸せにする建築」を理念に、デザイン性・意匠性に優れた建築を多数創出
  • 美術館やホールなど文化・芸術分野の建築実績が豊富
  • 技術とデザインを融合させ、機能美を追求する建築姿勢
  • ZEB(ゼロエネルギービル)など環境技術を先進的に導入
  • 民間建築の実績が特に豊富で、都市のランドマークを数多く手掛けている

今まで竹中工務店の特徴や独自の事業に関して説明してきました。さらにこれらの「竹中工務店にしかない特徴」を志望動機に盛り込むと、「他社ではなく竹中工務店でなければいけない」ことをアピールでき、より熱意の伝わる文章になります。

とはいえ、竹中工務店の独自のポイント「どう盛り込めばいいのか?」がすんなり分かったら苦労しませんよね。そこで、実際にこれらの特徴を入れた志望動機の例文を、添削形式で紹介していきます。盛り込み方も合わせて解説していくので、ぜひ参考にしてください

↓竹中工務店の志望動機の添削例文を見る↓

竹中工務店の志望動機
【結論】
私は、人々が安心して集える空間をつくり、街の魅力を高める建設業界で働きたいと考えています。その中でも竹中工務店の事業に関心を持っています。 特に竹中工務店が手がけてきた文化施設や公共施設のように、人々が長く利用し地域に根付く建物づくりに強く惹かれています。
添削コメント|「事業に関心がある」だけでは他社にも言える曖昧な表現です。竹中工務店の文化施設や公共施設など具体的事業に言及し、志望の軸を明確にしました。
【根拠となるエピソード】
大学時代に地域の商店街活性化プロジェクトに参加し、人が集まりやすい場づくりの大切さを学びました。建物や広場といった空間が、人の交流や地域の元気につながることを実感しました。 例えば空き店舗を活用して交流スペースを整備した際、来訪者が増え地域の雰囲気が明るくなったことから、空間が人々の交流を生む力を具体的に感じました。
添削コメント|「実感しました」という表現だけでは弱いため、交流スペース整備の行動と効果を追記。就活生の行動と成果が具体化され、説得力が増しました。
【エピソード詳細】
具体的には、地元の方にヒアリングを行い、憩いの場やイベントを開けるスペースの必要性を知りました。小さな工夫でも人の動きや雰囲気が変わる様子を目にし、建築や街づくりの持つ力に強く惹かれるようになりました。 利用者の声を反映して椅子や掲示板を設置したところ、人が自然と集まり会話が生まれた経験から、建築や街づくりの工夫が地域の活性化に直結することを学びました。
添削コメント|「惹かれるようになった」という感情的な表現を椅子や掲示板設置を設置した具体的な行動と成果に表現を変更しています。何をしたのかが具体的でないと志望動機の根拠が弱まってしまうので、わかりやすい説明になっているかを意識しましょう。
【なぜ竹中工務店なのか?】
貴社はオフィスや商業施設だけでなく、文化や教育に関わる建物にも携わっており、多様なプロジェクトを手がけています。そうした取り組みを通じて、社会に幅広い影響を与えられる点に魅力を感じています。 特に博物館や学校など、人々の学びや交流の場を支える実績に強く共感しており、自らもその一員として地域と社会に価値を提供したいと考えています。
添削コメント|「魅力を感じる」では他の企業でも当てはまる志望動機になってしまうので、竹中工務店特有の建築事例を絡めて伝えています。ここでは、竹中工務店の独自のポイントを盛り込み、竹中工務店でなくてはならない理由を明確に伝える意識を持ちましょう。
【入社後】
入社後は現場経験を積み、利用者の安全性と快適性を意識した建物づくりに携わりたいです。そして将来的には、多くの人に愛される街づくりの一翼を担いたいと考えています。 将来的には、文化施設や公共空間の建設に携わり、誰もが安心して集える場を創出することで街づくりに貢献したいと考えています。
添削コメント|「一翼を担いたい」は抽象的で弱いため、竹中工務店の強みと結び付けて締めくくりの文章を変更しています。

【NGポイント】
元の例文は「関心を持っています」「惹かれるようになりました」といった抽象的な感情表現が多用されていて、竹中工務店でなくてはならない理由が差別化されていませんでした。そのため、なぜ竹中工務店を志望するのかが伝わりにくく、企業視点では他社との差別化が不足してしまっていました。

【添削内容】
抽象的な表現を削り、竹中工務店の文化施設や公共施設など具体的な建築事例を明確に伝える文章に変更しました。また、個人の経験部分も単なる感情表現ではなく「空き店舗を交流スペースに改修」「椅子や掲示板の設置」などの行動と成果を明確にし具体性を上げました。

【どう変わった?】
竹中工務店の文化・芸術施設を含む「デザイン性の高い建築」への取り組みと自身の経験とのつながりを明確に伝える志望動機になりました。志望動機全体で抽象的な表現が多用されていた部分も具体的に表現することで志望度の高さも明確になっています。

また、添削後の志望動機の全文も紹介しています。「添削後はどんな志望動機になるの?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

竹中工務店の志望動機サンプル
私は、人々が安心して集える空間をつくり、街の魅力を高める建設業界で働きたいと考えています。特に竹中工務店が手がけてきた文化施設や公共施設のように、人々が長く利用し地域に根付く建物づくりに強く惹かれています。

大学時代に地域の商店街活性化プロジェクトに参加し、人が集まりやすい場づくりの大切さを学びました。例えば空き店舗を活用して交流スペースを整備した際、来訪者が増え地域の雰囲気が明るくなったことから、空間が人々の交流を生む力を具体的に感じました。

具体的には、地元の方にヒアリングを行い、憩いの場やイベントを開けるスペースの必要性を知りました。利用者の声を反映して椅子や掲示板を設置したところ、人が自然と集まり会話が生まれた経験から、建築や街づくりの工夫が地域の活性化に直結することを学びました。

貴社はオフィスや商業施設だけでなく、文化や教育に関わる建物にも携わっており、多様なプロジェクトを手がけています。特に博物館や学校など、人々の学びや交流の場を支える実績に強く共感しており、自らもその一員として地域と社会に価値を提供したいと考えています。

入社後は現場経験を積み、利用者の安全性と快適性を意識した建物づくりに携わりたいです。将来的には、文化施設や公共空間の建設に携わり、誰もが安心して集える場を創出することで街づくりに貢献したいと考えています。

「まだ竹中工務店の志望動機のイメージが固まっていないな…」と感じたら、自動でAIが志望動機を作成してくれる「AI ES」で志望動機のたたき台を作ってみるのがおすすめです。志望動機をゼロから書くよりも具体的な志望動機の例文を見ることで、作り方のイメージが湧きやすくなりますよ。

一方で、「志望動機が形にはなったけど、竹中工務店の志望動機の内容を第三者の目でチェックしてほしい」と思ったときは、「赤ペンES」という無料の添削サービスを利用してみましょう。第三者に見てもらうことで、伝わりやすい志望動機になっているかの確認と、自身では気づけない改善点が見つかり、志望動機のクオリティーの底上げにも繋がりますよ。

⑤大林組|志望動機の作り方と例文

大林組は1892年に設立され、国内外で幅広く事業を展開する大手建設会社です。鉄道・高速道路・橋梁・空港などの大規模インフラから、超高層ビルや都市再開発まで多岐にわたる建設を手掛け、社会基盤づくりに貢献してきました。

海外事業への展開を早くから推進し、特にアジアを中心に豊富な国際的実績を築いてきました。また、「技術立社」を掲げ、耐震・環境・ICT施工などの分野で研究開発に積極投資し、先進技術を取り入れた建築をリードしています。さらに、環境配慮型建築や再生可能エネルギーの活用にも注力し、持続可能な社会の実現を支える取り組みを強化しています。

こうした特徴から、大林組が競合と差別化できる独自のポイントは以下になります。

大林組|独自のポイント

  • アジアを中心に海外事業展開を早くから推進し、国際的な実績が豊富
  • 環境配慮型の建築や再生可能エネルギーへの取り組みに注力
  • 超高層ビルや特殊構造物など難易度の高い建設への挑戦姿勢
  • 鉄道や高速道路など大規模インフラ整備に強み
  • 「技術立社」を掲げ、研究開発や新工法への積極投資

今まで大林組の特徴や独自の事業に関して説明してきました。さらにこれらの「大林組にしかない特徴」を志望動機に盛り込むと、「他社ではなく大林組でなければいけない」ことをアピールでき、より熱意の伝わる文章になります。

とはいえ、大林組独自のポイントを「どう盛り込めばいいのか?」がすんなり分かったら苦労しませんよね。そこで、実際にこれらの特徴を入れた志望動機の例文を、添削形式で紹介していきます。盛り込み方も合わせて解説していくので、ぜひ参考にしてください

↓大林組の志望動機の添削例文を見る↓

大林組の志望動機
【結論】
私は建設業界で社会の基盤を形にする仕事に携わり、人々の暮らしを支える存在になりたいと考えています。安心して生活できる環境をつくり出す点に魅力を感じ都市や地域に不可欠な道路や建物を支え、社会に具体的な価値を提供できる点に強い関心を抱き、志望いたしました。
添削コメント|「安心して生活できる環境に魅力」は抽象的で弱い印象を与えてしまうので、「道路や建物を支える」など具体化し、建設業界志望の説得力を高めました。
【根拠となるエピソード】
私が建設業界を志望する背景には、学生時代に地域のまちづくりイベントへ参加した経験があります。街並みや施設の整備によって人々の交流が生まれ、生活がより豊かになる場面を目の当たりにしたことがきっかけです利用しづらかった広場に新しい設備が整ったことで、子どもから高齢者まで多くの住民が自然と集まり交流している姿を目にしたことがきっかけです。
添削コメント|「生活が豊かになる」などの抽象的で伝わりにくい表現をさけ、広場の変化と住民の行動を具体的に伝え、エピソードの説得力と臨場感を強めました。
【エピソード詳細】
大学時代、地域活性化をテーマにしたプロジェクトで広場の利用促進に携わりました。地元住民と意見を交わしながら設計案をまとめたことで、人々が安心して集まり、笑顔で過ごせる空間づくりに大きな意義を感じました以前は閑散としていた場所が、イベント後には利用者で賑わい、住民同士の会話が自然に生まれる空間へと変わったことに手応えを感じました。この経験から、目に見える形で社会に貢献できる建設業界に強い関心を持つようになりました。
添削コメント|「安心して集まり、笑顔で過ごせる」は感情的な表現に寄りすぎていたため、実際に閑散としていた活性化して賑わい出した具体的な変化を示し、行動に対しての成果を明確に伝えています。
【なぜ大林組なのか?】
その中でも貴社は、国内外で幅広いプロジェクトを手がけ、環境と調和した建築にも積極的に取り組んでいます都市開発やインフラ整備において長年にわたり先進的な取り組みを進めています。人々の暮らしを支えるだけでなく、未来を見据えた建物をつくる姿勢に共感し、自分もその一員として挑戦したいと考えました地域社会に長く残る建築物を数多く生み出してきた実績に惹かれ、自分もその一端を担いたいと考えました。
添削コメント|ここでは大林組独自のポイントである「海外展開の先駆性」に興味を持っている点をアピールしています。大林組の志望動機で他の企業と差別化をする際には、今回の用に海外展開の先駆性など独自のポイントに惹かれていることを伝えましょう。
【入社後】
入社後は、現場での経験を積みながら安全性と品質を大切にし、地域社会に長く愛される建築物を手がけていきたいです。そして将来的には、環境にも配慮したプロジェクトを推進し、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えていますさらに、災害への備えや地域の利便性向上に資するプロジェクトにも関わり、人々の生活を長期的に支える存在となりたいです。
添削コメント|「環境配慮」「持続可能社会」は抽象的な表現になるため「災害への備え」「利便性向上」と具体化し、入社後の貢献像が鮮明になりました。

【NGポイント】
全体的に「安心」「豊か」「魅力」といった抽象的な表現が多く、志望動機に説得力が不足していました。特に企業を選んだ理由や入社後の部分は、他社にも当てはまる表現で差別化できていませんでした。

【添削内容】
抽象的な表現になっている部分を具体的な行動や成果に変更することで説得力を高めました。また、企業を選んだ理由では「都市開発」「インフラ整備」など大林組らしい特徴を盛り込み、入社後の目標では「災害対策」「利便性向上」といった具体性を追加しました。

【どう変わった?】
改善後の例文は、学生の経験と建設業界での志望理由が自然につながり、企業理解も深まった内容になりました。大林組を選ぶ理由が具体化されたため独自性が増し、大林組の「海外展開の先駆性」という独自のポイントも押さえたない内容になっています。

また、添削後の志望動機の全文も紹介しています。「添削後はどんな志望動機になるの?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

大林組の志望動機サンプル
私は建設業界で社会の基盤を形にする仕事に携わり、人々の暮らしを支える存在になりたいと考えています。都市や地域に不可欠な道路や建物を支え、社会に具体的な価値を提供できる点に強い関心を抱き、志望いたしました。

私が建設業界を志望する背景には、学生時代に地域のまちづくりイベントへ参加した経験があります。街並みや施設の整備によって人々の交流が生まれ、利用しづらかった広場に新しい設備が整ったことで、子どもから高齢者まで多くの住民が自然と集まり交流している姿を目にしたことがきっかけです。

大学時代、地域活性化をテーマにしたプロジェクトで広場の利用促進に携わりました。地元住民と意見を交わしながら設計案をまとめたことで、以前は閑散としていた場所が、イベント後には利用者で賑わい、住民同士の会話が自然に生まれる空間へと変わったことに手応えを感じました。この経験から、目に見える形で社会に貢献できる建設業界に強い関心を持つようになりました。

その中でも貴社は、国内外で幅広いプロジェクトを手がけ、都市開発やインフラ整備において長年にわたり先進的な取り組みを進めています。人々の暮らしを支えるだけでなく、地域社会に長く残る建築物を数多く生み出してきた実績に惹かれ、自分もその一端を担いたいと考えました。

入社後は、現場での経験を積みながら安全性と品質を大切にし、地域社会に長く愛される建築物を手がけていきたいです。さらに、災害への備えや地域の利便性向上に資するプロジェクトにも関わり、人々の生活を長期的に支える存在となりたいです。

「まだ大林組の志望動機のイメージが固まっていないな…」と感じたら、自動でAIが志望動機を作成してくれる「AI ES」で志望動機のたたき台を作ってみるのがおすすめです。志望動機をゼロから書くよりも具体的な志望動機の例文を見ることで、作り方のイメージが湧きやすくなりますよ。

一方で、「志望動機が形にはなったけど、大林組の志望動機の内容を第三者の目でチェックしてほしい」と思ったときは、「赤ペンES」という無料の添削サービスを利用してみましょう。第三者に見てもらうことで、伝わりやすい志望動機になっているかの確認と、自身では気づけない改善点が見つかり、志望動機のクオリティーの底上げにも繋がりますよ。

志望動機の提出前にチェックリストでセルフチェック!

建設業界の志望動機を書き上げたあとにすぐ提出してしまうのは危険です。大手企業の選考では、応募人数が多く倍率が高いので、ほんの小さなミスが選考落ちにつながります。

だからこそ、一度立ち止まって自分の志望動機のセルフチェックをすることが欠かせません。

チェック項目
◻︎事業や業務内容に言及しているか
◻︎自分の経験と企業側のメリットが具体的に結びついているか
◻︎指定文字数を守れているか
◻︎企業ごとに特化した内容に調整できているか
◻︎ですます調で統一しているか
◻︎誤字脱字はないか
◻︎「社会に貢献したい」「成長したい」など抽象的な理由になっていないか

実際にチェックリストを確認してみて、「まだ建設業界の志望動機のイメージが固まっていないな…」と感じたら、まずは自動でAIが志望動機を作成してくれる「AI ES」で志望動機のたたき台を作ってみるのがおすすめです。志望動機をゼロから書くよりも具体的な志望動機の例文を見ることで、作り方のイメージが湧きやすくなりますよ。

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【職種別】建設業界の志望動機の参考になる5つの例文

建設業界の志望動機の参考例を、5つの職種別に紹介します。自分が希望している職種の例文を参考に、魅力的で好印象な志望動機を作りましょう。

さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、5つの例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

  1. 営業
  2. 設計
  3. 施工管理
  4. 工事現場
  5. 事務

また、志望動機がそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの志望動機テンプレを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

志望動機が既に書けている人には、添削サービスである赤ペンESがオススメ!今回のように詳細な解説付きで、あなたの回答を添削します。

「赤ペンES」は就活相談実績のあるエージェントが無料でESを添削してくれるサービスです。以下の記事で赤ペンESを実際に使用してみた感想や添削の実例なども紹介しているので、登録に迷っている方はぜひ記事を参考にしてみてくださいね。

【関連記事】赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

①営業

建設業界の営業を志望する例文を添削しました。

業界特性に触れつつ、自分の経験と企業の特徴をどう結びつけるかが大切です。抽象的な表現を避け、説得力のある具体性を意識しましょう。

営業の志望動機
【結論】
私は、人と人をつなぐ社会インフラを支える建設業界の中で、多くの人と関わりながらプロジェクトを成功に導く営業職に魅力を感じ、貴社を志望いたしました。
添削コメント|「人と人をつなぐ」という表現では、抽象的でイメージがしずらいです。そこで、建設業界らしさを「社会インフラを支える」というワードで示し、さらに営業職ならではの内容に言及して、志望理由を強化しました。
【根拠となるエピソード】
大学時代、営業のインターンシップでクライアントへのヒアリング及び調整担当になったとき、意見調整の難しさを実感しました。この経験により営業職に関心を持つきっかけとなりました。営業職が多くの関係者をまとめる重要な役割を担うことを知り、自身のインターンの経験を生かした仕事をしたいと考えるようになりました。
添削コメント|ただ「営業職に関心を持った」では弱いため、営業職が担う役割に紐づけ、「なぜ営業職なのか」を明確にしました。エピソードの意図と志望先の職種とを自然にリンクさせています。
【エピソード詳細】
複数のクライアント先との会議でプロジェクトの進め方を巡って意見の対立が起きた際、各々の意見を丁寧に聞き、納得できる案を提案しました。その結果、スムーズに議論が進み、感謝の言葉をいただきました。予定通りにスケジュールを進められ、実際にプロジェクト実行後は売上目標の1.5倍を上回る成功を収めました。
添削コメント|「感謝された」という感想ベースではなく、「スケジュール通り進行し、売上目標を超えた」という具体成果を示すことで、実績としての説得力を高めました。行動だけでなく成果まできちんと伝えることが重要です。
【企業を選んだ理由】
貴社は地域に根ざし、施主や協力会社との密な連携を重視しています。人と人とのつながりを大切にする貴社でこそ、自身の強みを生かせると考えています。に貴社の地域密着型の公共施設プロジェクトに惹かれ、信頼を基盤とした営業活動で地域貢献に携わりたいと考えています。
添削コメント|「人と人とのつながり」ではぼやけてしまうため、貴社の特徴である「地域密着型公共施設プロジェクト」に具体的に触れることで志望理由に納得感を持たせました。「その会社でなければならない理由」を明示することが大切です。
【入社後】
入社後は、現場とお客様の橋渡し役として信頼関係の構築に努め、貴社のさらなる発展に貢献してまいります。
添削コメント|「現場と顧客の橋渡し役として信頼関係を築く」という意識が表現されており、営業職の基本姿勢と明確な将来像が伝わる文章になっています。

【NGポイント】
もとの例文では、「人と人とのつながり」など抽象的な表現が多く、営業職ならではの志望理由としては説得力に欠けていました。

【添削内容】
抽象的な表現を削除し、「社会インフラ支える」「地域密着型プロジェクト」といった具体的な要素を追加しました。また、エピソードの成果も「売上目標達成」という定量的表現に置き換えています。

【どう変わった?】
建設業界の営業職に対する理解と、それに自分の経験がどのように結びつくかを具体的に示せるようになりました。結果的に、「なぜこの職種なのか」という視点がクリアになりました。

【今回の志望動機のコツ】
・職種の特徴を具体化する
・成果は定量的に表現する
・企業選びの根拠を明示する

また、添削後の志望動機の全文も紹介しています。「添削後はどんな志望動機になるの?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

建設業界の営業職の志望動機
私は、社会インフラを支える建設業界の中で、多くの人と関わりながらプロジェクトを成功に導く営業職に魅力を感じ、貴社を志望いたしました。

大学時代、営業のインターンシップでクライアントへのヒアリング及び調整担当になったとき、意見調整の難しさを実感しました。この経験により営業職が多くの関係者をまとめる重要な役割を担うことを知り、自身のインターンの経験を生かした仕事をしたいと考えるようになりました。

複数のクライアント先との会議でプロジェクトの進め方を巡って意見の対立が起きた際、各々の意見を丁寧に聞き、納得できる案を提案しました。その結果、スムーズに議論が進み、予定通りにスケジュールを進められ、実際にプロジェクト実行後は売上目標の1.5倍を上回る成功を収めました。

貴社は地域に根ざし、施主や協力会社との密な連携を重視しています。特に貴社の地域密着型の公共施設プロジェクトに惹かれ、信頼を基盤とした営業活動で地域貢献に携わりたいと考えています。

入社後は、現場とお客様の橋渡し役として信頼関係の構築に努め、貴社のさらなる発展に貢献してまいります。

「上手く志望動機が書けない…書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずは無料で受け取れる志望動機のテンプレシートを使ってみましょう!1分でダウンロードでき、テンプレシートの質問に答えるだけで、好印象な志望動機を作成できますよ。

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②設計

建設業界の設計を志望する例文を添削しました。

今回の例文では、設計に対する興味のきっかけや具体的な努力、企業選びの理由を明確にすることを意識しています。

設計の志望動機
【結論】
私は、人々の暮らしを支える建築物の設計に携わりたいと考え社会に長く貢献できる公共施設や住まいづくりに取り組みたいと考え、貴社を志望いたしました。
添削コメント|冒頭は志望動機の要点を簡潔かつ具体的に伝えることが重要です。「人々の暮らし」という漠然とした表現では弱いため、公共施設や住まいなど対象を絞りました。
【根拠となるエピソード】
幼少期に自宅の建て替えを経験し、設計士の方が家族の希望を丁寧に形にしていく姿を間近に見ました。この経験が、建設業界に興味を持つきっかけとなりました。を通じて、設計士という職業に憧れを抱くようになりました。
添削コメント|志望動機に直結するエピソードは職種まで絞り込むことが大切です。「建設業界に興味」では広すぎるため、設計士に憧れたことを明確に伝えています。
【エピソード詳細】
大学では建築とは異なる学部に所属していましたが、設計への興味を諦めきれず、深めるため、独学で建築関連の知識を学び、建築模型制作やCADソフトの操作にも取り組みました。基礎学習に挑戦しました。課外活動では地域施設の設計コンペに参加し、優秀賞を頂きました。
添削コメント|行動内容は曖昧にせず、具体的な学びや挑戦を明記すると説得力が高まるでしょう。ここでは、「地域施設の設計コンペで優秀賞を頂いた」といった情報を加え、成果を明確にアピールしています。
【企業を選んだ理由】
貴社は、地域密着型でありながら多彩なプロジェクトに挑戦している点に魅力を感じました。デザイン性と機能性を兼ね備えた設計に感銘を受け、自分もこうした環境で成長したいと強く思いました。地域特性を活かし、利便性に配慮した設計に共感し、自らも携わりたいと感じました。
添削コメント|「感銘を受けた」だけでは抽象的なので、「地域特性を生かす」や「利便性に配慮した設計」など具体的な魅力を明示し、企業研究の深さが伝わる内容に改善しました。
【入社後】
入社後は、基礎を学びながら設計アシスタント業務に励み、将来的にはお客様の理想を形にできる設計士を目指します。地域に根差した建築物の設計に主体的に関わります。将来的にはプロジェクト全体をリードできる設計士を目指して努力していきます。
添削コメント|「理想を形に」という抽象的な表現を避け、設計士としてどう成長したいかを具体的に描くと、キャリアビジョンがより鮮明になります。地域に貢献する姿勢と、将来プロジェクトをリードする意欲を明示しました。

【NGポイント】
もともとの例文では「人々の暮らし」など、抽象的な表現が目立っていたため、設計職を志望する動機に説得力が不足していました。

【添削内容】
「公共施設」「地域特性」などの業界特有のワードを活用し、説得力を高めています。また、独学の内容や課外活動の具体的成果を補足することで、行動力と熱意を明確にアピールしています。

【どう変わった?】
添削後は、志望動機からキャリアビジョンまで一貫性が生まれました。企業側から見ても、志望度の高さと将来性が伝わる内容になっています。

【今回の志望動機のコツ】
・学生時代の成果をアピールする
・興味のきっかけを伝える
・なぜその企業を選んだのか述べる

また、添削後の志望動機の全文も紹介しています。「添削後はどんな志望動機になるの?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

建設業界の設計職の志望動機
私は、社会に長く貢献できる公共施設や住まいづくりに取り組みたいと考え、貴社を志望いたしました。

幼少期に自宅の建て替えを経験し、設計士の方が家族の希望を丁寧に形にしていく姿を間近に見ました。この経験を通じて、設計士という職業に憧れを抱くようになりました。

大学では建築とは異なる学部に所属していましたが、設計への興味を深めるため、独学で建築関連の知識を学び、建築模型制作やCADソフトの基礎学習に挑戦しました。課外活動では地域施設の設計コンペに参加し、優秀賞を頂きました。

貴社は、地域密着型でありながら多彩なプロジェクトに挑戦している点に魅力を感じました。地域特性を活かし、利便性に配慮した設計に共感し、自らも携わりたいと感じました。

入社後は、基礎を学びながら設計アシスタント業務に励み、地域に根差した建築物の設計に主体的に関わります。将来的にはプロジェクト全体をリードできる設計士を目指して努力していきます。

③施工管理

建設業界の施工管理を志望する例文を添削しました。

建設業界志望の中でも、特に「施工管理」に焦点を当てるため、具体的な管理業務への理解を意識することが重要です。

施工管理の志望動機
【結論】
私は「モノづくりの現場を支え、多くの人々の生活基盤をつくる仕事」に携わりたいと考え、建設業界を志望しました。中でも施工管理職として、チームの中心となり現場をまとめる役割に工程や品質、安全面を管理し、チームを円滑に動かす役割に魅力を感じています。
添削コメント|施工管理の志望理由に「チームの中心」という抽象表現を使うと、業務の解像度が低いと捉えられ説得力が弱くなります。そこで、施工管理の実務で求められる「工程・品質・安全管理」という具体的な要素を盛り込み、職種テーマに合った説明へと改善しました。
【根拠となるエピソード】
大学時代、学園祭実行委員としてイベント運営に携わった経験があります。目標に向けて多くのメンバーと連携しながら形を作り上げる過程に複数部署と調整しながら、イベントを成功に導く過程にやりがいを感じました。
添削コメント|「目標に向けて形を作り上げる」という表現は抽象的で意図が伝わりづらいため、「複数部署と調整して成功に導く」という具体的な行動描写に置き換えました。
【エピソード詳細】
私はステージ企画のリーダーとして、出演者・機材担当・広報などの調整を担いました。初めは認識違いや連絡漏れが重なりましたが当初は連携不足による進捗遅れも発生しましたが、週ごとの進捗会議を導入し、スムーズな運営を実現したのです。
添削コメント|「認識違いや連絡漏れ」という初歩的なミスの羅列では企業側にマイナス印象を与えてしまいます。そこで、課題を「連携不足による進捗遅れ」という表現に整理し、改善策と成功体験をセットで示しました。
【企業を選んだ理由】
貴社は、地域に根差したインフラ整備に強みを持ち、若手にも早期から現場を任せています。未経験からでも、責任感を持って現場管理に挑戦できる環境が整っている点に実践を通じて施工管理のスキルを早期に高められる環境に魅力を感じています。
添削コメント|「未経験でも」という消極的な表現ではなく、「実践を通じて成長できる」という前向きな言い回しに変更しました。志望動機の段階で主体性を強く打ち出すことで、建設業界に挑戦する熱意がより伝わる構成にしています。
【入社後】
入社後は、まずは施工管理業務を着実に習得し、円滑な現場運営に貢献していきたいです。将来的には、より大規模なプロジェクトも任されるような存在を目指し、技術とマネジメント力を磨いていきます。現場経験を積み重ねながら、工程管理能力やリーダーシップを高めていきます。
添削コメント|「技術とマネジメント力」では幅が広く、印象がぼやけてしまいます。施工管理職における具体的な成長ビジョン(工程管理能力・リーダーシップ)に絞ることで、読み手にとってイメージしやすいように改善しました。

【NGポイント】
志望動機全体において、職種に必要な具体的スキルや業務理解が弱く、抽象表現が多かったため、説得力が欠けている印象でした。

【添削内容】
抽象的な言葉をできる限り具体化し、施工管理の主要業務である工程・品質・安全管理に関連付けた表現へと変更しました。また、成長意欲を積極的にアピールする文面に修正しています。

【どう変わった?】
職種理解が深まり、入社後の成長イメージまで一貫して描けている志望動機になりました。企業側から見ても「現場で着実に成果を出せる人材」として前向きな評価に繋がるでしょう。

【今回の志望動機のコツ】
・成長意欲を前向きに示す
・職種の特徴と自身の経験を繋げる
・施工管理の特徴を意識する

また、添削後の志望動機の全文も紹介しています。「添削後はどんな志望動機になるの?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

建設業界の施工管理職の志望動機
私は「モノづくりの現場を支え、多くの人々の生活基盤をつくる仕事」に携わりたいと考え、建設業界を志望しました。中でも施工管理職として、工程や品質、安全面を管理し、チームを円滑に動かす役割に魅力を感じています。

大学時代、学園祭実行委員としてイベント運営に携わった経験があります。複数部署と調整しながら、イベントを成功に導く過程にやりがいを感じました。

私はステージ企画のリーダーとして、出演者・機材担当・広報などの調整を担いました。当初は連携不足による進捗遅れも発生しましたが、週ごとの進捗会議を導入し、スムーズな運営を実現したのです。

貴社は、地域に根差したインフラ整備に強みを持ち、若手にも早期から現場を任せています。実践を通じて施工管理のスキルを早期に高められる環境に魅力を感じています。

入社後は、まずは施工管理業務を着実に習得し、円滑な現場運営に貢献していきたいです。将来的には、より大規模なプロジェクトも任されるような存在を目指し、現場経験を積み重ねながら、工程管理能力やリーダーシップを高めていきます。

④工事現場

建設業界の工場現場を志望する例文を添削しました。

志望動機を作成する際には、なりたい将来像を見据えて志望理由を書くことが重要です。

工場現場の志望動機
【結論】
私は、人々の生活を支える建設業界に携わり、安心できる社会基盤づくりに貢献したい公共施設や交通インフラの整備など、生活を支える構造物の建設・整備に携わりたいと考え、貴社を志望しました。
添削コメント|「安心できる社会基盤づくり」は抽象的で、企業担当者に意図が正確に伝わりにくいため、具体例を示して説得力を高めました。志望動機では必ず、何をどのように支えたいかを明確にすることが重要です。
【根拠となるエピソード】
大学時代、サークル活動で地域の清掃ボランティアに参加した経験から、人の暮らしを支える仕事に魅力を感じるようになりました目に見える形で地域に貢献する仕事に携わりたいと考えるようになりました。
添削コメント|「人の暮らしを支える」という表現は曖昧で他業界でも同様のことが言えるため、具体的に「目に見える形で地域に貢献」と言い換えました。エピソードは志望動機とのつながりを自然に示すことが大切です。
【エピソード詳細】
特に、街の景観を守る活動に関わった際、人々の役に立てる喜びを実感しました。この経験を通して、自らも形あるものを築き上げ、多くの人の安心を支える存在になりたいと考えました公共施設や道路などのインフラ整備に携わり、街と多くの人の暮らしを支える仕事に強い憧れを抱きました。
添削コメント|清掃ボランティアと「形あるものを築き上げる」ことを直接結びつけるには無理があり、違和感を与える恐れがありました。そこで「公共施設や道路などのインフラ整備に携わり暮らしを支えたい」というニュアンスに調整し、自然な流れに整えました。
【企業を選んだ理由】
貴社は公共工事から民間施設まで幅広く手掛け、地域に根ざした建設を続けています。現場の一員として、責任を持って形に残る仕事に携われる環境に大きな魅力を感じ地域密着型でありながら多様なプロジェクトに携われる点に強く魅力を感じ、志望いたしました。
添削コメント|「形に残る仕事」という表現だけでは他社との差別化ができず、説得力が弱くなります。企業独自の特徴(地域密着+幅広い案件)を押さえて、納得感のある志望理由に高めました。
【入社後】
入社後は、まず現場での安全管理や工程管理を着実に学び、工事を円滑に進める力を養いたいです。そして将来的には、より多くのプロジェクトを任され、地域の発展に貢献できる技術者を目指して努力してまいります。
添削コメント|この段落は、目標が明確であり、かつ現実的な成長プランが書かれています。企業担当者は「入社後にどう成長するか」を重視するため、将来像を明確にすることが重要です。

【NGポイント】
もとの文章では企業側が応募者の志望意図をイメージしづらい内容になっていました。また、建設業界特有の魅力や志望理由が弱く、他業界でも使い回せる印象を与えてしまっています。

【添削内容】
地域社会や公共施設といった具体的な貢献対象を明示しました。また、企業を選んだ理由についても、多様なプロジェクトに携われるという差別化ポイントを加えています。

【どう変わった?】
改善後は、具体的な行動や将来像が明確になり、企業側が「将来活躍できる人材である」とイメージできる志望動機になりました。

【今回の志望動機のコツ】
・企業の事業内容に触れる
・ボランティア経験から得た学びを伝える
・入社後の展望を述べる

また、添削後の志望動機の全文も紹介しています。「添削後はどんな志望動機になるの?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

建設業界の工事現場職の志望動機
私は、公共施設や交通インフラの整備など、生活を支える構造物の建設・整備に携わりたいと考え、貴社を志望しました。

大学時代、サークル活動で地域の清掃ボランティアに参加した経験から、目に見える形で地域に貢献する仕事に携わりたいと考えるようになりました。

特に、街の景観を守る活動に関わった際、人々の役に立てる喜びを実感しました。この経験を通して、公共施設や道路などのインフラ整備に携わり、街と多くの人の暮らしを支える仕事に強い憧れを抱きました。

貴社は公共工事から民間施設まで幅広く手掛け、地域に根ざした建設を続けています。地域密着型でありながら多様なプロジェクトに携われる点に強く魅力を感じ、志望いたしました。

入社後は、まず現場での安全管理や工程管理を着実に学び、工事を円滑に進める力を養いたいです。そして将来的には、より多くのプロジェクトを任され、地域の発展に貢献できる技術者を目指して努力してまいります。

⑤事務

建設業界の事務を志望する例文を添削しました。

応募者自身の志望意欲と企業との接点をわかりやすく示すことが大切です。

事務の志望動機
【結論】
私は建設業界の基盤を支える事務職として、円滑な業務運営に貢献したいと考え建設現場を支える事務の重要性に魅力を感じ、幅広い業務を通じて組織運営に貢献したいと考え、事務職を志望いたしました。
添削コメント|結論部分は簡潔ですが「円滑な業務運営」では抽象的すぎて印象が弱くなっていました。そこで「建設現場を支える事務の重要性に魅力を感じた」と具体的な対象を示すことで、建設業界を志望する理由がより明確になりました。
【根拠となるエピソード】
大学時代、サークル活動で会計係を務め、運営を裏方で支える重要性を実感しました。表舞台に立つ機会は少ないものの、円滑な進行のためには活動のスケジュール調整や予算管理を確実に進めるためには、正確かつ迅速な事務作業が不可欠だと強く感じました。
添削コメント|エピソードは題材として適切ですが、「円滑な進行」という表現が曖昧でした。より具体的に「スケジュール調整や予算管理」を挙げることで、裏方業務の重要性が伝わりやすくなりました。
【エピソード詳細】
私は、予算管理や費用精算を担当し、ダブルチェック体制を提案しました。その結果、予算超過や支払い遅延といったトラブルがゼロになり、運営全体の信頼向上に寄与できました60%減り、準備が円滑に進みました。
添削コメント|エピソード詳細は論理展開として自然ですが、「トラブルゼロ」「信頼向上」と成果を盛りすぎてしまい現実味が低下していました。「予算管理ミスが60%減った」と事実に即した内容を伝えることで、信頼性と説得力のある文章になりました。
【企業を選んだ理由】
貴社は地域インフラを支えており、現場と管理部門が一体となって成長している点に魅力を感じます特に、各部門が連携しながら地域社会に貢献している姿勢に惹かれました。事務職として現場の皆様を支え、プロジェクト成功に貢献したいと考えています。
添削コメント|「各部門が連携し地域に貢献」という具体的な企業の特徴を示すことで、企業理解の深さをアピールするとともに、志望先とのマッチング度が高まる内容になっています。
【入社後】
入社後は、事務作業の正確さに加え、関係部署との連携や業務効率化にも取り組みます。将来的には、現場の負担軽減に貢献できるような提案ができる事務職を目指します業務マニュアル作成や資料共有の改善提案を通じ、現場支援に貢献できる事務職を目指します。
添削コメント|入社後ビジョンでは方向性は適切でしたが、「負担軽減できるような提案」ではイメージが漠然としていました。具体例として「マニュアル作成」や「資料共有システム改善」を示すことで、入社後の行動イメージがぐっと鮮明になりました。

【NGポイント】
全体的に漠然とした表現の言葉が多く、具体的な内容が伝わりずらくなっていました。また成果を盛りすぎた箇所があり、現実味に欠ける印象を与えていた部分も課題でした。

【添削内容】
具体的な行動や成果を強調するよう修正しました。また企業選びの理由についても、具体的な事業に言及する形へと変えています。これにより志望動機全体の説得力が増しました。

【どう変わった?】
志望理由やエピソードに一貫性が生まれ、読み手に納得感を与える内容へ改善されました。企業側から見ても、「なぜ建設業界の事務なのか」「なぜ当社なのか」という疑問にしっかり答えられています。

【今回の志望動機のコツ】
・入社後にしたいことを明確に伝える
・成果は誇張せず事実ベースで述べる
志望理由は企業の特徴と結びつける

また、添削後の志望動機の全文も紹介しています。「添削後はどんな志望動機になるの?」と気になっている人はぜひ参考にしてみてください。

建設業界の事務職の志望動機
私は建設現場を支える事務の重要性に魅力を感じ、幅広い業務を通じて組織運営に貢献したいと考え、事務職を志望いたしました。

大学時代、サークル活動で会計係を務め、運営を裏方で支える重要性を実感しました。表舞台に立つ機会は少ないものの、活動のスケジュール調整や予算管理を確実に進めるためには、正確かつ迅速な事務作業が不可欠だと強く感じました。

私は、予算管理や費用精算を担当し、ダブルチェック体制を提案しました。その結果、予算超過や支払い遅延といったトラブルが60%減り、準備が円滑に進みました。

貴社は地域インフラを支えており、現場と管理部門が一体となって成長している点に魅力を感じます。特に、各部門が連携しながら地域社会に貢献している姿勢に惹かれました事務職として現場の皆様を支え、プロジェクト成功に貢献したいと考えています。

入社後は、事務作業の正確さに加え、関係部署との連携や業務効率化にも取り組みます。将来的には、業務マニュアル作成や資料共有の改善提案を通じ、現場支援に貢献できる事務職を目指します。

建設業界の志望動機を書く際の注意点4つ

建設業界の志望動機を書くときの4つの注意点は、以下のとおりです。

志望動機を書くときの注意点をあらかじめ押さえておき、採用担当者にネガティブな印象を与えないようにしましょう。

  1. 具体性がなく抽象的な志望動機はNG
  2. 建設業界・企業に特化した志望動機にする
  3. 志望動機には顧客視点も取り入れる
  4. 福利厚生だけを理由にしない

①具体性がなく抽象的な志望動機はNG

志望動機には、実体験や数値を盛り込み、説得力を持たせましょう。「建設に興味があります」「やりがいを感じます」といった曖昧な表現では印象が薄くなってしまいます。

「毎日○時間の練習」「達成率98%」「3か月連続表彰」など、定量的に表現できる箇所には数値を用いることを意識してください。

できあがった志望動機は必ず読み返し、努力の大きさや取り組んできた規模をより伝わりやすく具体的にできないか考えてみましょう。

②建設業界・企業に特化した志望動機にする

志望動機では、他業界でも通用する表現を避けましょう。繰り返しになりますが、志望動機では「貴社だから働きたい」と伝えることが重要です。

「社会貢献する」という表現は他業界でも使えるだけでははなく、ほかの応募者との差別化も困難です。もう一歩踏み込み、「建設業界だからこそできる社会貢献」について言及しましょう。

業界研究・企業研究を徹底的に行い、志望企業ならではの魅力を見つけ出してください。

③志望動機には顧客視点も取り入れる

建設業界の志望動機では、顧客視点に立った具体的な価値提供や貢献意欲を明確に示す必要があります。建設の仕事では、独りよがりな仕事が評価されることはありません。

たとえば、「こんな建築物を作ってみたい」などの自分の創作意欲を満たしたいという志望動機は評価されにくいでしょう。

建設業界の仕事の先にいるエンドユーザーを意識し、顧客視点での価値創造や、顧客との円滑なコミュニケーション、信頼関係構築などに言及できると好印象です。

④福利厚生だけを理由にしない

志望動機では、福利厚生を中心に据えることはおすすめしません。福利厚生のみを志望動機とすると、仕事への意欲が低いと判断される可能性が高まります。

「待遇が良ければどこでもいいのでは?」と受け取られかねないため、業務への興味や企業理念への共感、自分の経験やスキルが伝わる志望動機を目指しましょう。

福利厚生を志望動機に含める場合は、補足的な要素に止めてください。

建設業界の志望動機でNGとなる例文

建設業界の志望動機でNGとなる例文の一例は、以下のとおりです。

私は安定した収入を得られる仕事を探していました。建設業界は景気の波に強く、給与水準も高いと聞いています。また、大手建設会社は福利厚生も充実していて、長く働き続けられる環境が整っていると考えています。

じつは、最初は金融業界を志望していたのですが、なかなか内定が得られませんでした。そこで、残された選択肢を検討した結果、建設業界なら自分でもやっていけるのではないかと考えるようになりました。とくに貴社は知名度も高く、社会的な信用もあるのでよい選択だと思います。

現時点で具体的なキャリアプランは決めていませんが、とりあえず入社してから考えていきたいと思います。若いうちはさまざまな経験を積んで、自分にあった仕事を見つけていければと考えているところです。安定した会社で、焦らずにじっくりと成長していきたいと思います。

上記は極端な例ですが、まず建設業務の価値や意義への言及がなく、待遇面のみに注目している点が大きな問題です。

そして、「他業界で内定が得られなかったため」という消極的な選択理由を明かしているのはマイナスな印象を与えてしまいます。

さらにキャリアプランが不明確で、「入社後に考える」という安易な姿勢を示しているのもNGです。入社後の具体的なビジョンを持っているとアピールすべきであり、計画性の欠如は採用側に不安を与える要因となりますよ。

建設業界の採用担当者の目に留まる志望動機を作成しよう!

建設業界の志望動機は、自身の経験と実績から得られた具体的なエピソードを通じて、深い理解と情熱を伝えるのが大切です。

建設業界は、建築分野では住宅やオフィスビルを通じて人々の暮らしに直接貢献できるのが大きな魅力ですよ。志望動機では、建設業界特有の魅力や社会貢献性を具体的に述べ、なぜ働きたいのかを明確に示してください。

環境配慮型建築への取り組みなど企業独自の強みと、自身の価値観を結びつけたアピールで採用担当者に好印象を与えましょう。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。